JP4907501B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、動力伝達装置に関するものである。
従来、この種の動力伝達装置としては、変速機とトランスファとを仕切る隔壁を備え、隔壁のうち潤滑油に浸漬する下部と、潤滑油に浸漬しない上部とにそれぞれ潤滑オイル戻し孔を設けたものが提案されている。
この動力伝達装置では、変速機室とトランスファ室とのオイルレベルが均一である通常時には、隔壁の下側に設けた潤滑オイル戻し孔によってトランスファ室側に流れた潤滑オイルを変速機室側へ戻し、トランスファ室側に潤滑オイルが片寄る急加減速時や登降坂走行時には、隔壁の上部に設けた潤滑オイル戻し孔からも潤滑オイルを変速機室側に戻すことで変速機室とトランスファ室とのオイルレベルの均一化を図るものとしている。
実開昭59−112098号公報
しかしながら、こうした動力伝達装置では、隔壁の上下に孔を単に設けるだけであり、トランスファ室から変速機室への潤滑オイルの戻り易さについては何ら考慮されていない。
本発明の動力伝達装置は、ケース内を第1部分と第2部分とに仕切る仕切り壁を備える動力伝達装置において、第1部分と第2部分との潤滑油レベルの均一化をより速やかに図ることができる構造を簡易に確保することを目的の1つとし、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、内燃機関からの動力を駆動軸に伝達可能な伝達機構と、該伝達機構を収容するとともに、該伝達機構の構成要素の少なくとも一部を潤滑するための潤滑油を貯留可能なケースと、該ケースを第1部分と第2部分とに仕切る仕切り壁と、を備える動力伝達装置であって、前記仕切り壁は、前記第1部分と前記第2部分とを連通するとともに少なくとも一部が前記潤滑油に浸漬した第1開口と、該第1開口よりも上部で前記第1部分と前記第2部分とを連通するとともに、前記第2部分に面する孔の径が前記第1部分に面する孔の径に比して大きい第2開口とを備えることを要旨とする。
本発明の動力伝達装置では、ケースを第1部分と第2部分とに仕切る仕切り壁に、第1部分と第2部分とを連通するとともに少なくとも一部が潤滑油に浸漬した第1開口を設けるから、第1部分と第2部分との潤滑油レベルの均一化を図ることができる。また、この仕切り壁には、第1開口よりも上部で第1部分と第2部分とを連通するとともに第2部分に面する孔の径が第1部分に面する孔の径に比して大きな第2開口を設けたから、例えば、動力伝達装置に車両の急加速や急減速,急旋回などによる加速度重力や登降坂走行時の重力が作用することにより、潤滑油の大半が第2部分に移動したような場合であっても、第1開口と第2開口との両方から潤滑油を第1部分に戻すことができ、第1部分と第2部分との潤滑油レベルの均一化を速やかに図ることができる。しかも、第2開口は第2部分に面する孔の径が第1部分に面する孔の径に比して大きく設定されているので、潤滑油を第1部分に戻しやすい。
なお、第2開口の第2部分に面する孔の径を第1部分に面する孔の径に比して大きく設定するだけだから、第1部分と第2部分との潤滑油レベルの均一化をより速やかに図ることができる構造を簡易に確保することができる。
また、前記第2開口は、前記第1開口よりも上部位置であって通常状態において前記潤滑油に浸漬されない位置に形成することもできる。
こうすれば、通常状態では第2開口は潤滑油に浸漬されない箇所に形成するから、動力伝達装置に比較的小さな外力が作用した場合における、潤滑油の第1部分から第2部分への移動を抑制できる。
ここで、外力とは、車両の加減速時に作用する加速度重力や旋回時に作用する旋回加速度、登坂路走行時に作用する重力等を意味する。
また、通常状態とは、こうした外力が動力伝達装置に作用しておらず、潤滑油の油面が安定している状態を意味する。
また、前記第2開口は、前記第1部分に面する孔の径が前記第1開口の前記第1部分に面する孔の径以上に形成することもできる。
こうすれば、動力伝達装置に外力が作用して潤滑油が第2部分に移動したあと、第1部分へ戻すときに、第2開口から戻しやすいものとなる。
また、前記第2開口は、テーパ状に形成することもできる。
こうすれば、潤滑油を第2部分から第1部分に戻す際の抵抗を小さくすることができる。この結果、第1部分と第2部分との潤滑油レベルの均一化をより速やかに図ることができる。
また、前記第2開口は、前記第2部分に面する孔が前記第1部分に面する孔よりも上方となるように形成することもできる。
こうすれば、潤滑油が第1部分から第2部分に移動するのを抑制できるとともに、第2部分から第1部分に戻す際には戻り易くすることができる。
また、前記仕切り壁は、前記第2開口が形成された部分において前記第1部分側および/または前記第2部分側に突出する突出部を有する構造とすることもできる。
こうすれば、仕切り壁の強度の低下を抑制しながら、第2開口のうち第2部分に面する孔の径をより大きく形成することができる。
また、前記突出部は、前記仕切り壁とは別体に形成することもできる。
こうすれば、仕切り壁の製造性を向上できる。
また、前記仕切り壁は、前記第2開口の上部に前記第1部分側に突出する庇部を有する構造とすることもできる。
こうすれば、潤滑油が第1部分から第2部分に移動するのを抑制できる。
前記仕切り壁は、上端が自由端となっており、前記庇部は、該自由端に形成することもできる。
こうすれば、潤滑油が第1部分から第2部分に移動するのを抑制できるとともに、第2部分から第1部分に戻る際には、庇部の上部を潤滑油が乗り越えて、潤滑油の戻り性能の悪化を抑制できる。
前記第2開口は、前記第2部分側から前記第1部分側にプレスにより打ち抜くことにより形成することもできる。
こうすれば、第2部分に面する孔の径が第1部分に面する孔の径よりも大きい形状を簡易に形成することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、変速機の概略構成図である。
変速機1の変速機ケース11内には伝達機構6を収納したギヤ室R1が形成されている。
変速機ケース11内には、クラッチ2に接続された入力軸3と平行状にカウンター軸4が設けられ、入力軸3と同軸状に駆動軸5が設けられて、入力軸3およびカウンター軸4および駆動軸5の外周には、各変速段を構成する複数の駆動ギヤおよび被駆動ギヤと、駆動ギヤおよび被駆動ギヤを選択的に固定するための同期装置が設けられて、伝達機構6が構成されている。
また、変速機ケース11の図示右端側には、アダプタープレート13を介してエキステンションケース12が接続されており、このエキステンションケース12内は、駆動軸5端部に相対軸方向移動が可能にスプライン接続される図示しないスリーブヨークを支持するエキステンションブッシュや、駆動軸5上に設けられる図示しないスピードメータギヤなどが収容されるエキステンション室R2となっている。
なお、図中7は、伝達機構6の同期装置を選択的に操作できるストライキングロッドであり、ストライキングロッド7の右端はソケット8に接続され、ソケット8内には、操作レバー9の下端の球9aが連結されている。なお、図中10は、ソケット8を支持するソケット支持部材である。
このような変速機1において、変速機ケース11内およびエキステンションケース12内には潤滑油が貯留されており、潤滑油で伝達機構6を潤滑することができるものである。
図2は、第1実施例のアダプタープレート13の一部を拡大して示すものである。
アダプタープレート13の、潤滑油Oより上方の部分には、エキステンション室R2側へ突出部13aが一体状に突出形成されている。
このアダプタープレート13の潤滑油Oに浸漬された下部部位には、ギヤ室R1とエキステンション室R2を連通させる第1開口14が横方向に貫通形成されている。
また、アダプタープレート13の前記突出部13aの部分には、ギヤ室R1とエキステンション室R2を連通させる第2開口15が横方向に形成されている。この第2開口15は、ギヤ室R1側に開口された小径孔15aと、この小径孔15aの図示右端側からエキステンション室R2側へ拡径したテーパ状の大径孔15bで構成されている。
なお、第1開口14の径寸法aよりも第2開口15の小径孔15aの径寸法bは大径に設定されており、また、この小径孔15aの径寸法bよりも大径孔15bの径寸法cは、より大径に形成されている。
なお、本例では、突出部13aはエキステンション室R2側に突出形成したものを例示しているが、ギヤ室R1側に突出形成させても良く、また、ギヤ室R1側およびエキステンション室R2側の両側に突出形成させても良い。
このようにギヤ室R1側に突出部13aを突出形成させることにより、後述するギヤ室R1からエキステンション室R2側への潤滑油Oの移動を抑制することもできる。
このような第1開口14と第2開口15を形成したアダプタープレート13の作用を説明する。
潤滑油Oに浸漬された下部部位に第1開口14が貫通形成されているため、ギヤ室R1とエキステンション室R2の潤滑油Oのレベルの均一化を図ることができる。
また、第1開口14よりも大径の第2開口15が、潤滑油Oのレベルよりも上方に形成されているため、例えば変速機1に車両の急加速や急減速,急旋回などによる加速度重力や登降坂走行時の重力が作用して、潤滑油Oの油面が図2中の符号OSで示すように傾くと、潤滑油Oの大半がエキステンション室R2側に移動するが、そのような場合でも、第1開口14と第2開口15の両方から潤滑油をギヤ室R1側に戻すことができ、ギヤ室R1とエキステンション室R2との潤滑油Oのレベルの均一化を速やかに図ることができるものとなる。
しかも、第2開口15はエキステンション室R2側に面する大径孔15bの径がギヤ室R1側に面する小径孔15aの径に比して大きく設定されているので、潤滑油Oをギヤ室R1側に戻しやすいものとなる。
このようにアダプタープレート13に第1開口14と第2開口15を備えた簡単な構造により、ギヤ室R1とエキステンション室R2との潤滑油Oのレベルの均一化をより速やかに図ることができる。
なお、第2開口15は、通常は潤滑油Oに浸漬されない上方位置に形成されているため、比較的小さな外力が変速機1に作用した場合における潤滑油Oのギヤ室R1からエキステンション室R2への移動を抑制することができるものである。
なお、外力とは、車両の加減速時に作用する加速度重力や、旋回時に作用する旋回加速度,登坂路走行時に作用する重力等である。
なお、小径孔15aは第1開口14よりも大径に形成されているため、外力が作用して潤滑油がエキステンション室R2に移動したあとギヤ室R1へ戻す時に、第2開口15から潤滑油を戻しやすいものとなる。
また、大径部15bはテーパ状に形成されているため、エキステンション室R2からギヤ室R1へ潤滑油を戻す際の抵抗が小さくなり、潤滑油を戻しやすいものとなる。
なお、アダプタープレート13には突出部13aが形成されているため、アダプタープレート13の強度の低下を抑制しながら、第2開口15の大径孔15bの径寸法を大きく形成することができるものである。
なお、図3は、第1実施例のアダプタープレート13の変更例を示すものである。
図3では、アダプタープレート13に突出部を設けず、ギヤ室R1側からエキステンション室R2側へ拡径したテーパ状の第2開口15を形成したものであり、この第2開口15のギヤ室R1側の径寸法bは、第1開口14の径寸法aよりも大径に設定されている。
このようなアダプタープレート13においても、車両の急加速や急減速,急旋回等で潤滑油Oの油面がOSの位置に傾いたような場合に、潤滑油がエキステンション室R2側に移動した場合でも、速やかに大径の第2開口15および第1開口14を通し、ギヤ室R1側に潤滑油を戻すことができて、ギヤ室R1とエキステンション室R2との潤滑油レベルを速やかに均一にすることができるものである。
なお、図4は、第1実施例のアダプタープレート13の更なる変更例を示すものである。
図4では、アダプタープレート13に突出部13aを一体形成し、この突出部13aに第2開口15を形成したものであり、第2開口15は、ギヤ室R1側に面する小径孔15aが、ギヤ室R1側からエキステンション室R2側に向かって上傾して形成されており、小径孔15aの上端から大径孔15bがエキステンション室R2側に向かって拡径したテーパ状に形成されたものであり、図4では、小径孔15aのギヤ室R1側の中心線に対して大径孔15bのエキステンション室R2側の中心線が上方位置になるように形成されている。
このような形状にすれば、潤滑油Oがギヤ室R1側からエキステンション室R2側へ移動するのを抑制できるとともに、エキステンション室R2からギヤ室R1に戻す際に、潤滑油が戻りやすくなり、速やかにギヤ室R1とエキステンション室R2との潤滑油レベルの均一化を図ることができるものとなる。
さらに図5では、第1実施例のアダプタープレート13の更に異なる変形例を示す。
図5では、アダプタープレート13に一体化されている突出部13aに形成されている第2開口15が、ギヤ室R1側が小径で、徐々にエキステンション室R2側に向かって上傾しながら拡径したテーパ状に形成されている。
このような形状の第2開口15を設けた場合においても、潤滑油Oがギヤ室R1からエキステンション室R2側に移動するのを抑制できるとともに、エキステンション室R2側からギヤ室R1側に潤滑油Oを戻す際に、潤滑油が戻りやすくなり、速やかにギヤ室R1とエキステンション室R2との潤滑油レベルの均一化を図ることができるものとなる。
次に、第2実施例のアダプタープレートを図6に示す。
図6に示すアダプタープレートは、第1実施例のアダプタープレート13のエキステンション室R2側に別体のプレート16を取付け固定したものであり、プレート16には、第1開口14と整合する開口16aが形成されており、また、プレート16の上部部位には、アダプタープレート13に形成した小径孔15aと連通するエキステンション室R2側へ拡径したテーパ状の大径孔15bが形成されている。この大径孔15bは、プレート16にエキステンション室R2側へ拡径状に突出させた突出部16bの内周に形成されたものである。
このように、大径孔15bをアダプタープレート13とは別体のプレート16に形成することにより、アダプタープレート13には小径孔15aだけを形成すれば良いから、アダプタープレート13の強度低下を抑制することができるとともに加工が容易なものとなる。
このような構成において、変速機1に外力が作用しておらず、潤滑油Oの油面が安定している通常状態では、第1開口14は潤滑油O内に浸漬されており、小径孔15aと大径孔15bで構成される第2開口15は、通常状態では潤滑油に浸漬されない位置に形成されており、第1開口14の径寸法aに対し小径孔15aの径寸法bは大に設定されており、また、大径孔15bの径寸法cは小径孔15aの径寸法bよりも大に設定されている。
このような構成においても、変速機1に重力や外力が作用して潤滑油Oがエキステンション室R2側に移動したような場合であっても、第1開口14と第2開口15の両方から潤滑油をギヤ室R1側に速やかに戻すことができるものであり、ギヤ室R1とエキステンション室R2との潤滑油のレベルの均一化を速やかに図ることができるものとなる。
また、プレート16を用いて大径孔15bを形成できるため、アダプタープレートの製造性が向上できる。即ち、プレート16で強度を確保できて、アダプタープレート13の肉厚を薄くして軽量化することができるものである。
次に、図7にアダプタープレート13の第3実施例を示す。
図7に示すアダプタープレート13は金属板で形成されており、第1開口14の上方に、プレスで打ち抜きして第2開口15が形成されており、この第2開口15はエキステンション室R2側が拡径したテーパ状に形成されている。第2開口15は、プレス機により打ち抜き形成されるものであり、このプレスによる打ち抜き時に形成されるダレによりテーパ状に形成されるものである。プレス機で打ち抜くだけで拡径したテーパ状をなす第2開口15を得ることができるから、製造性が向上する。
このようなアダプタープレート13の構造では、金属板をプレスで打ち抜き及び曲げ形成して容易にアダプタープレート13を形成させることができるものとなる。しかも、ギヤ室R1側に突出する庇部13bが形成されているため、潤滑油Oがギヤ室R1側からエキステンション室R2側に移動するのを良好に庇部13bで抑制することができものとなる。
また、庇部13bの上方には隙間Sが形成されるため、エキステンション室R2側からギヤ室R1側に潤滑油Oが戻る際には、庇部13bの上部を潤滑油が乗り越えて、潤滑油Oの戻り性能の悪化を抑制でき、早急にギヤ室R1に大量の潤滑油を戻すことができるものとなる。
その他、第2開口15は、ギヤ室R1側が小径でエキステンション室R2側が拡径した大径に形成されているため、ギヤ室R1側に潤滑油が戻りやすいものとなる。
第1,2,3実施例では、仕切り壁として変速機ケース11とエキステンションケース12とを接続するアダプタープレート13について説明したが、仕切り壁としては、これに限らず、例えば、車両の急加速や急減速,急旋回などによる加速度重力や登降坂走行時の重力の作用によるオイルの偏りを防止するために変速機ケースの底部に設けるバッフルプレートであっても構わない。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
変速機の概略構成図である。 変速機内の第1実施例のアダプタープレート(仕切り壁)の拡大縦断面構成図である。 第1実施例のアダプタープレート(仕切り壁)の変形例を示す拡大縦断面構成図である。 第1実施例のアダプタープレート(仕切り壁)のさらに異なる変形例を示す縦断面拡大構成図である。 第1実施例のアダプタープレート(仕切り壁)のさらに異なる変形例を示す縦断面拡大構成図である。 第2実施例のアダプタープレート(仕切り壁)の縦断面拡大構成図である。 第3実施例のアダプタープレート(仕切り壁)の縦断面拡大構成図である。
符号の説明
1 変速機(動力伝達装置)
3 入力軸
5 駆動軸
6 伝達機構
11 変速機ケース
12 エキステンションケース
13 アダプタープレート(仕切り壁)
13a 突出部
13b 庇部
14 第1開口
15 第2開口
15a 小径孔
15b 大径孔
16 プレート
16a 開口
16b 突出部
O 潤滑油
R1 ギヤ室(第1部分)
R2 エキステンション室(第2部分)
S 隙間

Claims (10)

  1. 内燃機関からの動力を駆動軸に伝達可能な伝達機構と、
    該伝達機構を収容するとともに、該伝達機構の構成要素の少なくとも一部を潤滑するための潤滑油を貯留可能なケースと、
    該ケースを第1部分と第2部分とに仕切る仕切り壁と、
    を備える動力伝達装置であって、
    前記仕切り壁は、
    前記第1部分と前記第2部分とを連通するとともに、少なくとも一部が前記潤滑油に浸漬した第1開口と、
    該第1開口よりも上部で前記第1部分と前記第2部分とを連通するとともに、前記第2部分に面する孔の径が前記第1部分に面する孔の径に比して大きい第2開口と、
    を備える動力伝達装置。
  2. 前記第2開口は、前記第1開口よりも上部位置であって通常状態において前記潤滑油に浸漬されない位置に形成されてなる請求項1記載の動力伝達装置。
  3. 前記第2開口は、前記第1部分に面する孔の径が前記第1開口の前記第1部分に面する孔の径以上に形成されてなる請求項1または2記載の動力伝達装置。
  4. 前記第2開口は、テーパ状に形成されてなる請求項3記載の動力伝達装置。
  5. 前記第2開口は、前記第2部分に面する孔が前記第1部分に面する孔よりも上方に形成されてなる請求項1ないし4いずれか記載の動力伝達装置。
  6. 前記仕切り壁は、前記第2開口が形成された部分において前記第1部分側および/または前記第2部分側に突出する突出部を有する請求項1ないし5いずれか記載の動力伝達装置。
  7. 前記突出部は、前記仕切り壁とは別体に形成されてなる請求項6記載の動力伝達装置。
  8. 前記仕切り壁は、前記第2開口の上部に前記第1部分側に突出する庇部を有する請求項1ないし7いずれか記載の動力伝達装置。
  9. 前記仕切り壁は、上端が自由端となっており、前記庇部は、該自由端に形成されてなる請求項8記載の動力伝達装置。
  10. 前記第2開口は、前記第2部分側から前記第1部分側にプレスにより打ち抜くことにより形成されてなる請求項1ないし9いずれか記載の動力伝達装置。
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