JPS6039575Y2 - 変速機のリバ−スアイドルギャ支持装置 - Google Patents

変速機のリバ−スアイドルギャ支持装置

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JPS6039575Y2
JPS6039575Y2 JP14371080U JP14371080U JPS6039575Y2 JP S6039575 Y2 JPS6039575 Y2 JP S6039575Y2 JP 14371080 U JP14371080 U JP 14371080U JP 14371080 U JP14371080 U JP 14371080U JP S6039575 Y2 JPS6039575 Y2 JP S6039575Y2
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JP
Japan
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idle gear
reverse idle
gear shaft
transmission case
reverse
Prior art date
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Expired
Application number
JP14371080U
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English (en)
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JPS5765261U (ja
Inventor
勝 福入
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、変速機のリバースアイドルギヤ支持装置に関
する。
一般に、自動車の変速機では、チェンジレバーをリバー
ス位置に切換えると、第5図および第6図に示すように
、リバースギヤa(入力ギヤ)は、リバースアイドルギ
ヤbを介して、出力ギヤCに噛合するように構成されて
いる。
これは、チェンジレバーを第1速位置、第2速位置など
の前進位置にした場合と、リバース位置にした場合とで
、出力ギヤCが固定された出力軸dの回転方向を変える
必要があるからである。
このリバースアイドルギヤbを支持する従来の装置では
、第4図に示すように、リバースアイドルギヤbを回転
自在かつ軸方向Fに摺動自在に支承した中実のリバース
アイドルギヤシャフトeが一端部に取付部fを有し、該
取付部fが取付ホルトgにて変速機ケースhに固定され
る一方、軸方向Fのエア抜き用溝kを削設した他端部が
変速機ケースhの軸受凹部mに嵌着されている。
また、変速機ケースhには、その内部に生じるガスを大
気中に放出するブリーザnが設けられ、該ブリーザnよ
り、飛散オイルが前記ガスとともに流出しないようにバ
ッフル板Oが取付けられていた。
このような従来構造では、リバースアイドルギヤシャフ
トeが中実で重量があるため、十分な取付強度を必要と
するとともに、ブリーザnやバッフル板Oを別途に設け
なければならないため、組立が面倒で、コスト高になる
という欠点がある。
また、リバースアイドルギヤシャフトeは、軸受凹部m
への嵌挿を容易にするのにエア抜き用溝kを必要とする
ため、加工工数が多くなるという欠点もある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、リバースア
イドルギヤシャフトに中空室を設けるとともに、該リバ
ースアイドルギヤシャフトを変速機ケースに固定する取
付ボルト自体にブリーザを設けることにより、上記従来
の欠点を解消した変速機のリバースアイドルギヤ支持装
置を提供することを目的とする。
以下、本考案の構成を、実施例について、図面に沿って
説明する。
第1図および第2図において、リバースアイドルギヤ1
は、リバースアイドルギヤシャフト2に回動自在に、か
つ軸方向Fに摺動自在に支持され、リバースアイドルギ
ヤ1の凹部1aに係合する図示しないシフトフォークに
より、リバースアイドルギヤ1を軸方向Fに摺動自在に
摺動させる。
リバースアイドルギヤシャフト2は、円筒状のシャフト
部3と、該シャフト部3の一端部に固着された取付部4
とを有する。
5は取付ボルトで、変速機ケース6から内方に突設され
た突出部7の下端面にリバースアイドルギヤシャフト2
の取付部4の上端面を合致させて変速機ケース6にリバ
ースアイドルギヤシャフト2の一端部が固定されている
この取付ボルト5には、ブリーザ通路8が貫通して形成
され、該ブリーザ通路8が、リバースアイドルギヤシャ
フト2のシャフト部3の中空室9に連通している。
上記突出部7はクラッチハウジング17の側壁17aに
近接して形成されている。
10はブリーザで、取付ボルト5の上端部、すなわちブ
リーザ通路8の下流開口端部に嵌着されている。
このブリーザ10には開口11.11が開設されている
また、リバースアイドルギヤシャフト2の他端部は、変
速機ケース6から内方に突設された軸受部12の貫通孔
13に嵌合されている。
リバースアイドルギヤシャフト2のシャフト部3は、両
端に開口部14.15を有するとともに、リバースアイ
ドルギヤ1が摺動する範囲内において、半径方向の潤滑
孔16,16を備えている。
なお、17はクラッチハウジング、18はシール用ワッ
シャである。
上記のように構成すれば、変速機ケース6内に生ずるガ
スは、リバースアイドルギヤシャフト2のシャフト部3
の開口部14.15より、中空室9内に流入し、ブリー
ザ通路8、ブリーザ10の開口11,11を通じて大気
中に開放される(第1図矢符A参照)。
一方、変速機の歯車(図示せず)によって飛散されたオ
イルは開口部14がケース6の側壁17aの近傍にある
ため、この開口部14から中空室9へはほとんど流入せ
ず、開口部14から流入するが、この流入した飛散オイ
ルは、その自重のために、中空室9の底面を流通し、一
部は潤滑孔16を通じてシャフト部3とリバースアイド
ルギヤ1との摺動面に供給され、残部は他方の開口部1
4を通じて、変速機ケース6内に戻される(第1図矢符
B参照)。
上記実施例では、リバースアイドルギヤシャフト2のシ
ャフト部3の両端に、開口部14.15を形成している
が、第3図に示すように、シャフト部3の一端、すなわ
ち軸受部12にて支承されている端部の開口部15を閉
塞して中空室9の開口部を1つだけとし、リバースアイ
ドルギヤシャフト2のシャフト3、特に端部の強度を向
上させることもできる。
この場合、飛散オイルは中空室9にはほとんど流入しな
い。
本考案は、上記のように、リバースアイドルギヤシャフ
トに、変速機ケース内部と連通ずる開口部を有する中空
室を設けたため、軽量化が図れ、該リバースアイドルギ
ヤシャフトの取付部を固定する取付ボルトに、前記中空
室に連通ずるブリーザ通路を設け、さらに該取付ボルト
の上端部にブリーザを取付け、前記中空室を通じてブリ
ーザより大気中にガスを開放するようにしたため、ブリ
ーザを従来のように別途設ける必要がない。
また、リバースアイドルギヤシャフトの取付部を変速機
ケースの側壁に近接させて設けるとともに、リバースア
イドルギヤシャフトの中空室と変速機ケース内部とを連
通ずる開口部を上記側壁部のリバースアイドルギヤシャ
フトに設けることにより、バッフル板を別途設ける必要
がない。
さらに、リバースアイドルギヤシャフトの端部を支承す
る軸受部に貫通孔を設け、該貫通孔に前記リバースアイ
ドルギヤシャフトの端部を嵌挿するようにすれば、従来
のように、エア抜き用溝を設ける必要がなくなり、加工
工数が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施態様を例示するもの
で、第1図は変速機のリバースアイドルギヤ支持装置の
縦断面図、第2図は第1図のn−■線に沿う断面図、第
3図は他の実施例の縦断面図、第4図は従来例の縦断面
図、第5図および第6図はそれぞれリバースギヤ(入力
ギヤ)、リバースアイドルギヤおよび出力ギヤの関係を
示す説明図である。 1・・・・・・リバースアイドルギヤ、1a・・・・・
・凹部、2・・・・・・リバースアイドルギヤシャフト
、3・・・・・・シャフト部、4・・・・・・取付部、
5・・・・・・取付ボルト、6・・・・・・変速機ケー
ス、7・・・・・・突出部、8・・・・・・ブリーザ通
路、9・・・・・・中空室、10・・・・・・ブリーザ
、11・・・・・・開口、12・・・・・・軸受部、1
3・・・・・・貫通孔、14.15・・・・・・開口部
、16・・・・・・潤滑孔、17・・・・・・クラッチ
ハウジング、17a・・・・・・側壁、18・・・・・
・ワッシャ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) リバースアイドルギヤを軸方向に移動させて
    該リバースアイドルギヤを変速機のリバース用入力ギヤ
    と出力ギヤとに噛合させるように構成された変速機のリ
    バースアイドルギヤ支持装置において、前記リバースア
    イドルギヤを回動自在にかつ軸方向に摺動自在に支持す
    るリバースアイドルギヤシャフトに変速機ケース内部と
    連通ずる開口部を有する中空室が形成され、前記リバー
    スアイドルギヤシャフトの一端部が変速機ケースに形成
    した軸受部にて支持され、他端部に設けた取付部が変速
    機ケースに取付ボルトにて固定され、さらに、該取付ボ
    ルトにリバースアイドルギヤシャフトの中空室を大気に
    開放するブリーザ通路が設けられ、該ブリーザ通路に連
    通ずるブリーザを前記取付ボルトの上端部に取付けたこ
    とを特徴とするリバースアイドルギヤ支持装置。
  2. (2)取付ボルトは変速機ケースの側壁に近接させて設
    けるとともに、リバースアイドルギヤシャフトの中空室
    と変速機ケース内部とを連通ずる開口部を上記側壁側の
    リバースアイドルギヤシャフトに設けた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の変速機のリバースアイドルギヤ支
    持装置。
JP14371080U 1980-10-07 1980-10-07 変速機のリバ−スアイドルギャ支持装置 Expired JPS6039575Y2 (ja)

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JP14371080U JPS6039575Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07 変速機のリバ−スアイドルギャ支持装置

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JP14371080U JPS6039575Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07 変速機のリバ−スアイドルギャ支持装置

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JPS5765261U JPS5765261U (ja) 1982-04-19
JPS6039575Y2 true JPS6039575Y2 (ja) 1985-11-27

Family

ID=29503449

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JP14371080U Expired JPS6039575Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07 変速機のリバ−スアイドルギャ支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR19980039001A (ko) * 1996-11-27 1998-08-17 김영귀 자동차용 수동변속기의 압력 조절장치
JP5867822B2 (ja) * 2012-03-19 2016-02-24 スズキ株式会社 変速機のリバースアイドラ軸支持構造
KR102607243B1 (ko) * 2022-01-03 2023-11-29 주식회사 현대케피코 기어박스

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