JP4906654B2 - ルアー - Google Patents

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本発明は、魚類の釣り用のジグヘッドを装着したルアーに関する。
従来、魚類の釣りに用いるルアーとして、ソフトベイト(ソフトスイムベイト)と呼ばれるルアーがある。ソフトベイト型のルアーは、魚に似せた軟質材料のルアー本体と釣針とを一体にしたものが一般的である。また、ソフトベイト型のルアーは、ジグヘッドをインサートして固定したものもある。ジグヘッドは、錘と釣針とを一体にしたものである。
例えば、下記特許文献1の図1−5には、ルアー本体にリング状部材を介して釣針を連結したルアーが記載されている。下記特許文献2の図2には、錘に釣針を連結したジグヘッドを装着したルアーが記載されている。下記特許文献3の図1−2には、錘に釣針の一端を埋設したジグヘッドが記載されている。
以下、図面を参照しながら、従来例についてより具体的に説明する。図8は、従来のソフトベイト型のルアーの一例を示す側面図である。ルアー本体100に、釣糸係止部101が設けられている。また、ルアー本体100から釣針102が突出している。さらに、リング103を介して、別の釣針104が遊動可能に取り付けられている。本図の構成において、ジグヘッドを用いることもできる。この場合は、釣糸係止部101と釣り針102とがルアー本体100内部の錘(図示せず)を介して一体になっていることになる。
軟質材料で形成したルアー本体100は、水中を揺れ動いて魚らしい動きをするので、魚が食い付き易くなる。また、図8の構成では、釣糸係止部101がルアー本体100の上部にあり、水中での姿勢を一定に保ち易い。
特開2002−65114号公報 特開2002−136247号公報 特開2006−67885号公報
しかしながら、前記のような従来のルアーは、下記のような問題があった。
(1)ルアー本体から釣針がはみ出しているため、釣針が水中の木、岩、水底等の障害物に引っ掛かり易かった。このため、障害物のある場所、すなわち大型魚が潜んでいる可能性の高い場所へは、正確にルアーを投入することが困難となる場合があった。
(2)釣針はルアー本体に直接固定されているので、ルアー本体全体に動きがあると、この動きは釣針にも直接作用する。したがって、釣針が魚に引っ掛かった後も、魚が暴れると、ルアー本体側の動きが釣針に直接作用し、釣針が外れ易かった。この問題は、ルアー本体が大きい場合や、ジグヘッドを装着した場合には、ルアーの重量が大きくなるので、一層生じ易くなる。
(3)ジグヘッドを装着したルアーでは、ジグヘッドをルアー本体にインサートして固定している。このため、ジグヘッドの着脱ができなかった。したがって、ルアー本体が破損すると、ジグヘッドに破損がなくても、完成品のルアーを新たに購入する必要があった。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、水中の障害物への引っ掛かりを防止し、魚から外れにくいルアーを提供し、あわせてジグヘッドの着脱を可能にしたルアーを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の第1のルアーは、錘部に釣針を取り付けたジグヘッドをルアー本体に装着したルアーであって、前記釣針は、前記錘部から独立した動きをすることができ、前記釣針の動きは、前記ジグヘッドを側面側から見たときに、前記釣針が前記釣針の前記錘部への取付け部の周りを回転する動きであり、前記釣針の針先は、前記回転により、前記ルアー本体からはみ出す方向に移動可能であり、前記ルアー本体を側面側から見たときの上下面に、前記ルアー本体の外部に開口したスリットを形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記釣針の先端部を収納しており、他方のスリットから前記釣針の一部をはみ出させており、前記ルアー本体は、前記錘部を装着する中空部と、前記釣針を貫通させる貫通路とを形成しており、前記ルアー本体のうち少なくとも、前記上下面のスリット、中空部及び前記貫通路を形成した部分を含む範囲は、軟質材料で形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記中空部及び前記貫通路とつながっていることを特徴とする。
本発明の第2のルアーは、錘部に釣針を取り付けたジグヘッドをルアー本体に装着したルアーであって、前記釣針は、前記錘部から独立した動きをすることができ、前記釣針の動きは、前記ジグヘッドを側面側から見たときに、前記釣針が前記釣針の前記錘部への取付け部の周りを回転する動きであり、前記釣針の針先は、前記回転により、前記ルアー本体からはみ出す方向に移動可能であり、前記ルアー本体を側面側から見たときの上下面に、前記ルアー本体の外部に開口したスリットを形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記釣針の先端部を収納しており、他方のスリットから前記釣針の一部をはみ出させており、前記釣針の先端部を収納したスリットの開口の一部が薄肉部で覆われていることを特徴とする。
本発明の第3のルアーは、錘部に釣針を取り付けたジグヘッドをルアー本体に装着したルアーであって、前記釣針は、前記錘部から独立した動きをすることができ、前記釣針の動きは、前記ジグヘッドを側面側から見たときに、前記釣針が前記釣針の前記錘部への取付け部の周りを回転する動きであり、前記釣針の針先は、前記回転により、前記ルアー本体からはみ出す方向に移動可能であり、前記錘部に、前記釣針の軸を囲むように、環状の弾性部材を設けており、前記弾性部材により、前記釣針の可動範囲を規制していることを特徴とする。
本発明によれば、水中の障害物への引っ掛かりを防止し、魚から外れにくすることができるルアーを実現でき、ジグヘッドの着脱も可能にすることができる。
本発明のルアーは、釣針可動型のジグヘッドを装着しているので、釣針の先端部を、ルアー本体内に収納した状態から、ルアー本体からはみ出した状態に変化させることができる。すなわち、魚が食い付くまでは、水中の障害物への引っ掛かりを防止しつつ、魚が食い付いた後は、釣り糸を引っ張ることにより、釣針の先端部をルアー本体からはみ出させて、魚の口に引っ掛けることができる。さらに、可動型の釣針は、引っ掛かり部の動きに追従できるので、釣針が魚から外れにくくなる。
前記本発明の第1及び第2のルアーにおいては、前記釣針の針先が前記ルアー本体からはみ出す方向への移動を規制するように、前記ルアー本体に、前記釣針が当接する軟質材料のリブを設けていることが好ましい。この構成によれば、ルアー本体から釣針の針先がはみ出すことを防止できるとともに、魚が食い付いた後は、釣り糸を引っ張ることにより、リブの弾性に抗して釣針の針先をルアー本体からはみ出させることができる。
また、前記釣針の針先が前記ルアー本体の内部に入り込む方向の移動を規制するように、前記錘部に、前記釣針が当接する軸受け部を設けていることが好ましい。この構成によれば、ルアー本体の内部に釣針の針先が入り込むことを防止できるとともに、魚が食い付いた後は、釣り糸を引っ張ることにより、軸受け部を支点として、釣針を持ち上げることができ、魚の口に引っ掛かり易くなる。
また、前記釣針の針先が前記ルアー本体からはみ出す方向への移動を規制するように、前記ルアー本体に、前記釣針が当接する軟質材料のリブを設けており、前記釣針の針先が前記ルアー本体の内部に入り込む方向の移動を規制するように、前記錘部に、前記釣針が当接する軸受け部を設けており、前記釣針の先端部は、前記リブ及び前記軸受け部による前記規制により、前記ルアー本体からはみ出さず、かつ前記ルアー本体表面に近接した位置に位置決めされていることが好ましい。この構成によれば、前記のようなリブや軸受け部を設けた効果が得られる。さらに、釣針の先端部がルアー本体の表面に近接しているので、釣針が持ち上げられると、釣針の先端部はルアー本体から直ぐはみ出すことになり、釣針は魚の口に引っ掛かり易くなる。
また、前記釣針は、さらに前記釣針の一部が、前記リブ及び前記軸受け部による前記規制により、前記ルアー本体からはみ出した位置に位置決めされていることが好ましい。この構成によれば、はみ出した部分が、魚がルアーに食い付いた際に魚に当たり、釣針の先端部がルアー本体からはみ出し易くなり、釣針が魚の口内に引っ掛かり易くなる。
前記本発明の第3のルアーにおいては、前記錘部に、前記釣針の軸を囲むように、環状の弾性部材を設けており、前記弾性部材により、前記釣針の可動範囲を規制している。この構成によれば、ルアー本体に可動範囲の規制部材を設けなくても、ジグヘッド側で、釣針の可動範囲を規制することができる。
また、前記ルアー本体を側面側から見たときの上下面に、前記ルアー本体の外部に開口したスリットを形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記釣針の先端部を収納しており、他方のスリットから前記釣針の一部をはみ出させていることが好ましい。
また、前記ルアー本体は、前記錘部を装着する中空部と、前記釣針を貫通させる貫通路とを形成しており、前記ルアー本体のうち少なくとも、前記上下面のスリット、中空部及び前記貫通路を形成した部分を含む範囲は、軟質材料で形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記中空部及び前記貫通路とつながっていることが好ましい。この構成によれば、ジグヘッドの着脱が可能になり、ルアー本体が破損しても、ジグヘッドに破損がなければ、ジグヘッドを再利用することができる。
また、前記釣針の先端部を収納したスリットの開口の一部が薄肉部で覆われていることが好ましい。この構成によれば、ルアー本体からの釣針の針先のはみ出しを防止できる効果をより確実にすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るルアーの側面図を示している。図2は、図1に示したルアー1の内部を示す側面図である。本図に示したルアー1は、ルアー本体2内に、錘付きの釣針であるジグヘッド3を装着している。ルアー1は、ソフトベイト型のルアーであり、ルアー本体2は、軟質ゴム又は軟質樹脂の軟質材料で形成している。
ジグヘッド3は、錘部4に、釣糸係止部5と釣針6とを取り付けたものである。釣針6は、錘部4に釣針6の端部を中心に回転可能に取り付けられている。このことにより、ジグヘッド3は、釣針6が錘部4から独立した動きをすることができる釣針可動型のジグヘッドを構成している。ジグヘッド3の構造及び動作の詳細については、後に図面を参照しながら説明する。
釣針6は、一端が錘部4への取付け部6aであり、他端が針先6eである。釣針6は、これらの両端の間に、錘部4から延伸した延伸軸部6b、針先6eが錘部4側に向くように湾曲した湾曲部6c、針先6eを含む先端部6dにより構成されている。
釣針6の全体を見ると、延伸軸部6b及び湾曲部6cの一部がルアー本体2からはみ出しているが、これ以外の部分は、ルアー本体2内に収まっている。先端部6dは、ルアー本体2の背面に近接して配置している。
図3は、ジグヘッド3の斜視図を示している。図4は、図3に示したジグヘッド3の長手方向における断面図である。図3、4に示したように、釣針6の取付け部6aは、リング状に曲げ加工されている。このリング状部分の内側に、軸7が通っている。このことにより、釣針6は、軸7を中心として矢印a、b方向に回転可能である。図4は、釣針6が、矢印b方向に回転し切った状態を示しており、釣針6の延伸軸部6bが、軸受け部8に当接している。
次に、図2に示したように、ルアー本体2の内部には、空間を介して順次配置した肋骨状のリブ9を設けている。このリブ9の各端部に、釣針6の延伸軸部6bが当接している。リブ9は、ルアー1が木、岩、水底等の障害物に接触したときに加わる外力程度では、釣針6の先端部6dが、ルアー本体2からはみ出さないように設定している。このような設定は、リブ9の本数、大きさ等を適宜決定することにより可能である。
したがって、ルアー1は、想定した外力を超える大きな外力が加わらない限り、釣針6の先端部6dが、ルアー本体2内に収まった状態が維持される。釣針6の先端部6dがルアー本体2からはみ出すような大きな外力としては、魚が食い付いたときの外力、魚が食い付いた状態で、釣糸を意図的に引張ったときに加わる外力を想定している。
一方、前記の通り、錘部4には、釣針6の先端部6dがルアー本体2の内部に入り込む方向(図2−4の矢印b方向)の回転を拘束する軸受け部8(図4)を設けている。図2は、図4に示したように、釣針6が軸受け部8に当接した状態で、ジグヘッド3をルアー本体2に取り付けたものである。すなわち、図2の状態は、釣針6が矢印b方向に回転し切った状態であり、釣針6の先端部6dがルアー本体2の内部に入り込むことを防いでいる。
このように、図2において、釣針6はリブ9により、矢印a方向の回転移動が規制され、錘部4の軸受け部8(図4)により、矢印b方向の回転移動が規制されている。したがって、ルアー1は、水中の障害物に接触しても、姿勢が変化しても、魚が食い付くまでは、図2に示したルアー本体2と釣針6との位置関係は維持される。すなわち、本実施の形態に係るルアー1は、魚が食い付くまでは、釣針6の先端部6dがルアー本体2からはみ出したり、ルアー本体2の内部に入り込んだりすることを防止している。このことによる効果は、後に説明する。
図5は、図1に示したルアー1を下面側から見た斜視図(図1のA矢視図)を示している。ルアー本体2には、ルアー本体2の外部に開口したスリット10が形成されており、スリット10から釣針6の延伸軸部6b及び湾曲部6cの一部がはみ出している。詳細は改めて説明するが、このはみ出しにより、魚がルアー1に食い付いた際に、釣針6の先端部6d(図2)がルアー本体2からはみ出し易くなる。
ここで、前記の図2に示したように、ジグヘッド3はルアー本体2内に装着している。このため、ルアー本体2の内部には、図5の破線で示したように、錘部4を包み込む中空部11と、釣針6を貫通させる貫通路12とを形成している。
スリット10は、この中空部11及び貫通路12とつながっている。このことにより、スリット10を押し広げながら、錘部4を中空部11に収めつつ、釣針6を貫通路12に貫通させることができる。このようにして、ルアー本体2内にジグヘッド3を装着することができる。
すなわち、この構成によれば、ジグヘッド3の着脱が可能になり、軟質材料であるルアー本体2を弾性変形させながら、スリット10を入り口として、ジグヘッド3をルアー本体2に内に押し込むようにして装着することができる。逆の手順により、ルアー本体2からジグヘッド3を取り外すこともできる。このような着脱が可能になるのは、前記のようなルアー本体2の構造に加え、釣針6が錘部4から独立して動くことができることも寄与している。
ジグヘッド3の着脱を可能としたことにより、ルアー本体2が破損しても、ジグヘッド3に破損がなければ、ジグヘッド3を再利用することができる。すなわち、破損したルアー本体2からジグヘッド3を取り外し、このジグヘッド3を別途用意した新たなルアー本体2に装着すればよい。この場合、完成品のルアーを新たに購入する必要はなく、ルアー本体のみを購入すればよいことになる。
また、ルアー本体2を成形する際に、ルアー本体2の内部形状に対応した金型が必要になり、成形後はルアー本体2の内部にある金型を引き抜く必要がある。前記の通り、スリット10は、ルアー本体2内部の中空部11及び貫通路12とつながっている。このため、ルアー本体2を弾性変形させながら、金型はスリット10を出口として引き抜くことができる。
図6(a)は、図1に示したルアー1を背面側から見た斜視図(図1のB矢視図)を示している。図6(b)は、図6(a)のスリット13近傍の拡大図である。ルアー本体2には、ルアー本体2の外部に開口したスリット13が形成されている。スリット13は、貫通路12とつながっている。貫通路12を貫通した釣針6の先端部6dは、スリット13内に収まっている。すなわち、釣針6の先端部6dは、図2に示したように、ルアー本体2からはみ出さないように、ルアー本体2の内部にある。
図6(c)は、スリット13近傍の別の例を示している。図6(c)に示したように、スリット13の一部は、薄肉部14で覆われている。このことにより、釣針6の先端部6dは、ルアー本体2から、はみ出しにくくなっている。前記の通り、ルアー1は水中の障害物に接触しても、釣針6の先端部6dがはみ出しにくい構成になっている。薄皮部14は、この効果をより確実にするために設けたものである。したがって、薄肉部14は必要に応じて任意に設ければよい。薄肉部14の厚さは、例えば0.5−1.0mmである。釣針6が魚に引っ掛かる際には、釣針6の先端6eは、薄肉部14を突き破ることになる。
以下、ルアー1の使用時の動作について説明する。図1において、釣糸係止部5に釣糸を取り付けた状態で、ルアー1は水中に投入される。水中に投入された後のルアー1は、水中を走行し、又は漂うことになる。このとき、図2に示したように、釣針6の先端部6dは、ルアー本体2の内部にあり、針先6eはルアー本体2の背面からはみ出していない。また、前記の通り、本実施の形態に係るルアー1は、ルアー1が水中の障害物に接触しても、釣針6の先端部6dがルアー本体2からはみ出すことを防止し、釣針6が障害物に引っ掛かることを防止している。
このことにより、狙った場所への投入の確実性が高まることになり、ルアー1を、木や岩等の障害物のあるところに、あえて積極的に投入することが可能になる。障害物のある場所には、大型魚が潜んでいる可能性が高く、本実施の形態に係るルアー1は、釣り対象を大型魚とする場合に、特に有利になる。
次に、ルアー1に魚が食い付くと、この感触は釣り竿を持つ使用者に伝わることになる。このとき、ルアー1は魚の口内にあるので、自由な動きが拘束されている。また、釣糸係止部5は錘部4から偏心した位置にある。したがって、図2において、使用者が釣糸を矢印c方向に引っ張ると、錘部4には釣針係止部5を中心として、矢印d方向に回転させる力が作用する。
錘部4が矢印d方向に回転すると、釣針6は、図4に示したように、釣針6が錘部4の軸受け部8に当接した状態で、錘部4とともに回転する。この際、軸受け部8が支点となって、てこの原理により、釣針6の先端部6dを持ち上げる方向に強い力が発生する。このため、釣針6は、図2のリブ9の弾性に抗しながら持ち上げられ、図1の2点鎖線で示したように、ルアー本体2からはみ出すことになる。
したがって、ルアー1は魚の口内で自由な動きが拘束された状態で、矢印c方向に引っ張られながら、釣針6は矢印a方向に持ち上げられることになる。このことにより、釣針6の針先6eが、魚の口に突き刺さり、釣針6が魚の口に引っ掛かることになる。
また、魚が食い付く前は、図2に示したように、釣針6の先端部6dはルアー本体2の背面に近接している。このことにより、前記のように釣針6が持ち上げられると、釣針6の先端部6dはルアー本体2の背面から直ぐはみ出すことになり、釣針6は魚の口に引っ掛かり易くなる。
さらに、図2、5に示したように、スリット10から釣針6の延伸軸部6b及び湾曲部6cの一部がはみ出している。このはみ出した部分が、魚がルアー1に食い付いた際に魚に当たり、釣針6の先端部6dがルアー本体2からはみ出し易くなり、釣針6が魚の口内に引っ掛かり易くなる。
釣針6が魚の口に引っ掛かった後においても、魚が暴れると、ルアー1は揺り動かされることになる。この場合、ルアー本体に釣針が固定されている構成(図8参照)であれば、ルアーに魚の口から離れるような動きが生じると、一旦引っ掛かった釣針が抜け易くなる。
しかしながら、本実施の形態に係るジグヘッド3は、前記の通り、釣針6は、ルアー本体2に保持されている錘4から独立して動くことができる。このため、釣針6が魚の口に引っ掛かった状態で、ルアー1が揺り動かされても、釣針6は、図2の矢印a、b方向に回転しながら、ルアー本体2の動きとは独立した動きをすることも可能になる。すなわち、釣針6はルアー本体2の動きに追従せず、釣針6の引っ掛かり部の動きに追従するといった動作が生じ得ることになる。したがって、本実施の形態のような釣針可動型のジグヘッド3を備えたルアー1は、釣針6の外れ防止にも有利になる。
図7は、ジグヘッドの釣針の可動範囲を規制する別の例を示す断面図である。図7は図4に比べ、環状の弾性部材15を装着している点が異なっている。弾性部材15は、釣針6の軸を囲むように設けている。この構成によれば、矢印a方向の回転は、釣針が弾性部材15に当接することにより規制される。
弾性部材15の弾性により、釣針6が弾性部材15に当接した後も、釣針6に加わった外力に応じて、矢印a方向に回転可能である。したがって、弾性部材15は、図2に示したリブ9と同じ役割を果たすことになる。
弾性部材15として、例えばOリングが挙げられるが、これに限るものではない。釣針6の軸を囲み、釣針6の矢印a方向の回転を規制できればよく、弾性材料の糸状部材を錘部に巻き付けたものでもよい。
以上のように、本実施の形態に係る釣針可動型のジグヘッド3を備えたルアー1は、従来の釣針固定型のジグヘッドの問題点を解決することができる。その一方で、本実施の形態に係る釣針可動型のジグヘッドは、従来の釣針固定型のジグヘッドの利点を何ら損なうことなく維持することができる。この点について、以下説明する。
図2では、ジグヘッド3の錘部4は、ルアー本体2のうち魚の頭部に相当する端部に配置されており、この端部のうち下側に配置されている。この錘部4の配置によれば、ルアー1の重心は、錘部4を取り付ける前の状態と比べると、下側に移動し、ルアー1は低重心となる。図2のルアー1は、水中では頭部が水底側に向くことになるが、釣糸を矢印c方向に引くことにより、低重心であるルアー1は、図2のような水平状態の姿勢を保ちながら、安定して走行することができる。
次に、図2において、釣糸を矢印c方向に引張った場合、釣糸、釣糸係止部の釣糸の結び目(ラインアイ)、針先6eがほぼ一直線にあり、かつ釣糸の引張り方向に、針先6eが向いていることになる。針先6eが図1のようにルアー本体2からはみ出していても、この関係はほぼ同様である。この状態では、引張力が釣針6の貫通方向に伝わり易く、釣針6の貫通性能を高めることができる。
前記の2つの利点は、釣針固定型のジグヘッドを装着したルアーの利点でもあったが、これらの利点は、前記の通り、図2のような釣針可動型のジグヘッドを装着したルアーにおいても損なわれることはない。
なお、前記実施の形態において、釣針6の可動機構は、図4のようにリング状の取付け部6aに軸7を通した構成にしているが、この構成に限るものではない。例えば、軸7に釣針6を接合し軸7が回転する構成であってもよい。すなわち、釣針6の可動機構は、ジグヘッド3を図4のように側面側から見たときに、釣針6が釣針6の錘部4への取付け部の周りを回転する動きをする構成であればよい。
また、本実施の形態は、ルアー本体2を軟質材料で形成したソフトベイト型のルアーの例で説明したが、ルアー本体に硬質材料を含む場合であっても、釣針可動型のジグヘッド3の機能は発揮可能である。
具体的には、図2において少なくともリブ9を軟質材料で形成していれば、釣針6の可動機能を発揮させることができる。また、図7のように、ジグヘッド3自体で釣針6の可動範囲を規制する構成であれば、リブ9は不要であり、ルアー本体の材料と関係なく、釣針6の可動機能を発揮させることができる。
また、ルアー本体に硬質材料を含む場合であっても、ルアー本体は、ジグヘッド3の脱着機能を発揮させることができる。具体的には、図5、6において、少なくとも、錘部4を収納する中空部11、釣針を貫通させる貫通路12、及びスリット10、13を形成した部分を含む範囲を軟質材料で形成していれば、ジグヘッド3の脱着機能を発揮し得ることになる。
また、図2は、リブ9に釣針6を当接させた例を示しているが、釣針6とリブ9との間に若干の隙間を設け、釣針6の動きに遊びを持たせた構成であってもよい。
以上のように、本発明によれば、水中への障害物への引っ掛かりを防止し、魚から外れにくいルアーを実現でき、ジグヘッドの着脱も可能にできるので、魚類釣り用のルアーとして有用である
本発明の一実施に係るルアーの側面図。 図1に示したルアー1の内部を示す側面図。 本発明の一実施に係るジグヘッドの斜視図。 図3に示したジグヘッド3の長手方向における断面図。 図1に示したルアー1を下面側から見た斜視図。 (a)図は図1に示したルアー1を背面側から見た斜視図、(b)図は(a)図のスリット13近傍の拡大図、(c)図は、スリット13近傍の別の例を示す拡大図。 本発明の一実施に係るジグヘッドの釣針の可動範囲を規制する別の例を示す断面図。 従来のソフトベイト型のルアーの一例を示す側面図。
符号の説明
1 ルアー
2 ルアー本体
3 ジグヘッド
4 錘部
5 釣糸係止部
6 釣針
6a 取付け部
6b 延伸軸部
6c 湾曲部
6d 先端部
6e 針先
7 延出部
8 軸受け部
9 リブ
10,13 スリット
11 中空部
12 貫通路
14 薄肉部
15 弾性部材

Claims (10)

  1. 錘部に釣針を取り付けたジグヘッドをルアー本体に装着したルアーであって、
    前記釣針は、前記錘部から独立した動きをすることができ、
    前記釣針の動きは、前記ジグヘッドを側面側から見たときに、前記釣針が前記釣針の前記錘部への取付け部の周りを回転する動きであり、
    前記釣針の針先は、前記回転により、前記ルアー本体からはみ出す方向に移動可能であり、
    前記ルアー本体を側面側から見たときの上下面に、前記ルアー本体の外部に開口したスリットを形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記釣針の先端部を収納しており、他方のスリットから前記釣針の一部をはみ出させており、
    前記ルアー本体は、前記錘部を装着する中空部と、前記釣針を貫通させる貫通路とを形成しており、前記ルアー本体のうち少なくとも、前記上下面のスリット、中空部及び前記貫通路を形成した部分を含む範囲は、軟質材料で形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記中空部及び前記貫通路とつながっていることを特徴とするルアー。
  2. 錘部に釣針を取り付けたジグヘッドをルアー本体に装着したルアーであって、
    前記釣針は、前記錘部から独立した動きをすることができ、
    前記釣針の動きは、前記ジグヘッドを側面側から見たときに、前記釣針が前記釣針の前記錘部への取付け部の周りを回転する動きであり、
    前記釣針の針先は、前記回転により、前記ルアー本体からはみ出す方向に移動可能であり、
    前記ルアー本体を側面側から見たときの上下面に、前記ルアー本体の外部に開口したスリットを形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記釣針の先端部を収納しており、他方のスリットから前記釣針の一部をはみ出させており、
    前記釣針の先端部を収納したスリットの開口の一部が薄肉部で覆われていることを特徴とするルアー。
  3. 前記釣針の針先が前記ルアー本体からはみ出す方向への移動を規制するように、前記ルアー本体に、前記釣針が当接する軟質材料のリブを設けている請求項1又は2に記載のルアー。
  4. 前記釣針の針先が前記ルアー本体の内部に入り込む方向の移動を規制するように、前記錘部に、前記釣針が当接する軸受け部を設けている請求項1〜3のいずれかに記載のルアー。
  5. 前記釣針の針先が前記ルアー本体からはみ出す方向への移動を規制するように、前記ルアー本体に、前記釣針が当接する軟質材料のリブを設けており、
    前記釣針の針先が前記ルアー本体の内部に入り込む方向の移動を規制するように、前記錘部に、前記釣針が当接する軸受け部を設けており、
    前記釣針の先端部は、前記リブ及び前記軸受け部による前記規制により、前記ルアー本体からはみ出さず、かつ前記ルアー本体表面に近接した位置に位置決めされている請求項1又は2に記載のルアー。
  6. 前記釣針は、さらに前記釣針の一部が、前記リブ及び前記軸受け部による前記規制により、前記ルアー本体からはみ出した位置に位置決めされている請求項に記載のルアー。
  7. 錘部に釣針を取り付けたジグヘッドをルアー本体に装着したルアーであって、
    前記釣針は、前記錘部から独立した動きをすることができ、
    前記釣針の動きは、前記ジグヘッドを側面側から見たときに、前記釣針が前記釣針の前記錘部への取付け部の周りを回転する動きであり、
    前記釣針の針先は、前記回転により、前記ルアー本体からはみ出す方向に移動可能であり、
    前記錘部に、前記釣針の軸を囲むように、環状の弾性部材を設けており、前記弾性部材により、前記釣針の可動範囲を規制していることを特徴とするルアー。
  8. 前記ルアー本体を側面側から見たときの上下面に、前記ルアー本体の外部に開口したスリットを形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記釣針の先端部を収納しており、他方のスリットから前記釣針の一部をはみ出させている請求項に記載のルアー。
  9. 前記ルアー本体は、前記錘部を装着する中空部と、前記釣針を貫通させる貫通路とを形成しており、前記ルアー本体のうち少なくとも、前記上下面のスリット、中空部及び前記貫通路を形成した部分を含む範囲は、軟質材料で形成しており、前記上下面のスリットのうち一方のスリットは、前記中空部及び前記貫通路とつながっている請求項に記載のルアー。
  10. 前記釣針の先端部を収納したスリットの開口の一部が薄肉部で覆われている請求項に記載のルアー。
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