JP4906267B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、双極性トランジスタを備える半導体装置及びその製造方法に関する。
図8に、例えば特許文献1等に見られる、一般的な双極性トランジスタの素子断面構造を示す。同図8に示すように、双極性トランジスタ50は、P型シリコン基板51の内部に、イオン注入で形成されたN型導電層のコレクタ領域52と、P型シリコン基板51の主表面Sに形成されたP型導電層のベース領域53及びN型導電層のエミッタ領域54とを有して構成されている。
P型シリコン基板51の主表面Sには、異方性エッチングで形成されたトレンチ(溝)内に酸化膜を埋め込んだ浅溝素子分離構造、いわゆるSTI(Shallow Trench Isolation)構造55が形成され、主表面Sが2つの活性領域56,57に絶縁分離されている。そしてそれらの一方(活性領域56)に、N型高濃度層からなるコレクタ引出部58が形成され、他方(活性領域57)に上記ベース領域53及びエミッタ領域54が形成されている。
なおコレクタ領域52のN型不純物は、STI構造55の下端よりも深くに、不純物濃度が特に高く、コレクタ−エミッタ導通時のコレクタ領域52における主たる導電経路となる高濃度層52aが形成されており、主表面Sの近傍では不純物濃度が低くなるように形成されている。こうしたコレクタ領域52のN型不純物の濃度分布は、例えば図9の曲線L1に示されるようになっている。
特開2004−87599号公報 特開2004−79719号公報
ところで、こうした双極性トランジスタ50のトランジスタ特性の改善には、コレクタ抵抗の低減が有効である。こうしたコレクタ抵抗の低減は、コレクタ領域52形成時のN型不純物の注入量を増加させることで容易に達成することができる。この場合のコレクタ領域52のN型不純物の濃度分布は、例えば図9の曲線L2に示すようになり、コレクタ引出部58近傍のN型不純物濃度が高まってコレクタ抵抗が低減されるようになる。しかしながら、単純に不純物注入量を増大させただけでは、コレクタ領域52とベース領域53との界面付近のN型不純物濃度も高まってしまい、エミッタ−コレクタ間の耐圧BVceoが低下するという背反を招いてしまう。
一方、コレクタ引出部58を深く形成することでも、コレクタ抵抗の低減が可能ではある。しかしながら、コレクタ引出部58を深くしようとすると、コレクタ引出部58は横方向にも広がってしまうため、エミッタ−コレクタ間の短絡等を招く虞がある。
なお特許文献2には、上記エミッタ−コレクタ間の耐圧BVceoの低下を回避しつつ、コレクタ抵抗を低減可能な半導体装置が開示されている。図10に示すように、同文献2の双極性トランジスタ50’では、ベース領域53直下の領域を除いたコレクタ領域52に、コレクタ領域52よりもN型不純物濃度の高い高濃度注入層59を部分的に形成するようにしている。こうした高濃度注入層59の形成された双極性トランジスタ50’で
は、ベース領域53の付近のN型不純物の濃度を高めることなく、コレクタ引出部58近傍のN型不純物の濃度を局所的に高めることができる。そのため、エミッタ−コレクタ間の耐圧BVceoの低下を抑えつつ、コレクタ抵抗を低減することが可能となる。
しかしながら、そうした望ましい特性を得るには、コレクタ領域52及び高濃度注入層59の双方におけるN型不純物の濃度分布を高精度に制御しなければならず、製造プロセスの確立に難があり、その実現は容易とは言い難い。また不純物濃度の高い高濃度注入層59をかように広範囲に、且つ深くまで形成すれば、STI構造55による絶縁分離が損なわれ、エミッタ−コレクタ間の短絡等を招く虞もある。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであって、その解決しようとする課題は、双極性トランジスタのコレクタ抵抗の低減を、より容易且つ的確に図ることのできる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、第1導電体型の半導体基板と、前記半導体基板の内部に形成された第2導電体型のコレクタ領域と、前記半導体基板の主表面から形成され、前記主表面側を少なくとも2つの活性領域へと分離する溝と、前記主表面と平坦になるように前記溝を埋設する絶縁膜と、前記一方の活性領域に形成された第2導電体型のコレクタ引出部と、前記他方の活性領域に形成された第1導電体型のベース領域および第2導電体型のエミッタ領域とを有して構成された双極性トランジスタを備え、前記コレクタ引出部は、前記絶縁膜の側壁に沿って、前記絶縁膜の底面よりも深い拡散領域を有し深くまで拡散し、前記主表面から前記コレクタ領域の不純物濃度のピークまでの深さは、前記一方の活性領域の下方よりも、前記絶縁膜下方の方が浅くなり、且つ、前記コレクタ領域は、少なくとも前記コレクタ引出部の周囲を囲む前記絶縁膜の底面の周縁部に沿って配置され、前記一方の活性領域下方での前記不純物濃度のピークまでの深さと前記絶縁膜下方の前記不純物濃度のピークまでの深さとの差は、0.1〜0.3μmとすることを特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、第1導電体型の半導体基板の内部に形成される第2導電体型のコレクタ領域と、前記半導体基板の主表面から形成され、前記主表面側を少なくとも2つの活性領域へと分離する溝と、前記主表面と平坦になるように前記溝を埋設する絶縁膜と、前記一方の活性領域に形成される第2導電体型のコレクタ引出部と、前記他方の活性領域に形成される第1導電体型のベース領域及び第2導電体型のエミッタ領域と、を有して構成される双極性トランジスタを備える半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板の主表面に前記溝を形成し、前記溝を前記絶縁膜にて埋設し、前記絶縁膜の表面と前記主表面とを平坦面に形成する工程と、前記半導体基板上面からイオン注入を行い、前記絶縁膜の側壁に沿って、前記絶縁膜の底面よりも深くまで拡散するように前記コレクタ引出部を形成する工程と、前記半導体基板に対してその主表面に垂直な角度でイオン注入を行い、前記主表面から前記コレクタ領域の不純物濃度のピークまでの深さが、前記一方の活性領域の下方よりも、前記絶縁膜下方の方が浅くなり、且つ、少なくとも前記コレクタ引出部の周囲を囲む前記絶縁膜の底面の周縁部に沿って、前記コレクタ領域の不純物濃度のピークまでの深さの浅い領域が配置されるように、前記コレクタ領域を形成する工程と、前記コレクタ領域の形成された前記半導体基板の前記他方の活性領域に、前記ベース領域及び前記エミッタ領域をそれぞれ形成する工程と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の構成では、浅溝素子分離構造の直下のコレクタ領域の形成深さが浅くなっているため、浅溝素子分離構造に接するコレクタ引出部の周縁付近でのコレクタ領域の不純物濃度は高くなり、コレクタ抵抗が低減されるようになる。一方、ベース領域及びエミッタ領域の形成される活性領域の直下のコレクタ領域の形成深さは深くなっているため、エミッタ−コレクタ間の耐圧の低下は抑えられるようになる。
なおこうした半導体装置は、例えば請求項2に記載の方法で容易に形成することができる。すなわち請求項2に記載の製造方法では、半導体基板の主表面に浅溝素子分離構造を形成した後、その主表面に垂直な角度でイオン注入を行ってコレクタ領域を形成するようにしている。このとき、主表面に半導体が露出した活性領域では、半導体の結晶構造がダイアモンド構造となっており、主表面に垂直方向に原子が配列されていることから、チャネリングが発生して、より深くまで不純物が注入されるようになる。一方、アモルファス構造の酸化膜の形成された浅溝素子分離構造の形成領域では、注入されたイオンが浅溝素子分離構造の内部で拡散されるため、不純物の注入深さは浅くなる。こうしてコレクタ領域を形成した半導体基板の主表面にベース領域及びエミッタ領域を形成すれば、請求項1に記載の半導体装置が製造されるようになる。
本発明の半導体装置及びその製造方法によれば、双極性トランジスタのコレクタ抵抗の低減を、より容易且つ的確に図ることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図6を参照して詳細に説明する。
まずここでは、本実施形態の半導体装置の双極性トランジスタ10の構造を、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態の半導体装置における双極性トランジスタ10の素子断面構造を示している。
同図1に示すように、双極性トランジスタ10は大きくは、NPN接合型のトランジスタとして構成されており、イオン注入によってP型シリコン基板11に形成されたN型導電層のコレクタ領域12と、そのコレクタ領域12上に形成されたP型導電層のベース領域13及びN型導電層のエミッタ領域14とを備えている。また本実施形態の双極性トランジスタ10は、ベース領域13の上にエミッタ領域14の積層された縦型の双極性トランジスタとなっている。
コレクタ領域12の内部には、主表面Sからある程度の深さの位置に、N型不純物の濃度が特に高い高濃度層12aが形成されている。この高濃度層12aは、エミッタ−コレクタ導通時にコレクタ領域12内部での主たる導電経路となる。
P型シリコン基板11の主表面Sには、浅溝素子分離構造、いわゆるSTI構造15が形成されている。STI構造15には、P型シリコン基板11の主表面Sから一定の深さ(例えば0.35マイクロメータ)まで、酸化膜の埋め込まれたトレンチが形成されている。こうしたSTI構造15は、コレクタ領域12の形成されたP型シリコン基板11の主表面Sを、シリコンの露出した2つの活性領域16,17に絶縁分離する。またSTI構造15は、コレクタ領域12の周囲にも設けられ、それにより双極性トランジスタ10が他の素子から絶縁分離されてもいる。
こうしたSTI構造15によって絶縁分離された活性領域の一方(活性領域17)には、上記ベース領域13及びエミッタ領域14が形成され、他方(活性領域16)には、高濃度のN型不純物の注入されたコレクタ引出部18が形成されている。コレクタ引出部18の下層は、STI構造15の下層よりも下方に迫り出すように形成されている。そしてコレクタ引出部18にコレクタ電極を、ベース領域13にベース電極を、エミッタ領域14にエミッタ電極を電気接続することで、双極性トランジスタ10が形成されている。
さてこうした本実施形態の半導体装置では、主表面Sからのコレクタ領域12の形成深さが、STI構造15の直下と活性領域16,17の直下とで異なるようになっている。具体的には、STI構造15直下におけるコレクタ領域12の形成深さd1は、活性領域16,17直下におけるコレクタ領域12の形成深さd2に比して浅くされている(d1<d2)。またこれとともに、STI構造15の直下では、活性領域16,17に比して、コレクタ領域12における主表面Sからの上記高濃度層12aの形成深さも浅くされている。
こうした双極性トランジスタ10では、ベース領域13及びエミッタ領域14の形成された活性領域17の直下におけるコレクタ領域12の形成深さd2を、エミッタ−コレクタ間の耐圧BVceoを十分に確保し得るだけ確保しつつも、STI構造15の直下におけるコレクタ領域12の形成深さd1は浅くすることができる。そのため、同図1に破線円で示されるコレクタ引出部18の周縁付近では、STI構造15直下の浅く形成された高濃度層12aと近接するようになり、コレクタ引出部18とコレクタ領域12の高濃度
層12aとの導電抵抗が低く抑えられ、ひいてはコレクタ抵抗の低減が図られるようになる。
次に、こうした本実施形態の半導体装置の製造手順について、図2〜図6を併せ参照して説明する。この半導体装置での双極性トランジスタ10の製造は、以下の態様で行われる。
まずP型シリコン基板11の主表面Sに、図2に示すようにSTI構造15を形成する。STI構造15は、例えば異方エッチング等によってP型シリコン基板11の主表面Sに、一定深さのトレンチを上記活性領域16,17を囲むように形成した後、その内部に酸化膜を埋め込み、更に主表面Sを平坦化することで形成される。
次に、P型シリコン基板11の活性領域16以外の部分にマスクを施した後、N型不純物のイオン注入を行って活性領域16に高濃度のN型導電層を形成することで、図3に示すようにコレクタ引出部18を形成する。このときのイオン注入は、例えば50〜1000keV程度の加速エネルギでリン(P)イオンを、1平方センチメートル当たり1×10の14乗個〜1×10の16乗個の密度で注入することで行われる。
続いてコレクタ領域12を形成するためのイオン注入が行われる。一般には、こうしたシリコン基板へのイオン注入は、主表面Sの垂直方向から若干(例えば7°)傾斜した角度で行われる。これは、基板のシリコン結晶がダイアモンド構造をなし、主表面Sの垂直方向に原子が配列していることから、結晶軸に沿った主表面Sの垂直方向にイオン注入を行うと、一部のイオンが原子と殆ど衝突せずに基板深部まで異常透過する現象、いわゆるチャネリング現象が発生してしまうからである。すなわち、一般には、シリコンの結晶軸に対して若干傾斜した角度でイオン注入を行うことで、注入したイオンが万遍なく原子に衝突されるようにして、チャネリング現象の発生を回避するようにしている。
しかしながら、本実施形態では、ここでのコレクタ領域12の形成に係るイオン注入を、敢えて図4に示すように、主表面Sに垂直な角度で行うようにしている。以下に、その理由を説明する。
主表面Sにシリコン結晶が露出した活性領域16,17では、主表面Sに垂直な角度でイオン注入を行えば、当然、上記のようなチャネリング現象が発生し、N型不純物がP型シリコン基板11のより深くまで添加されるようになる。一方、主表面SのSTI構造15の形成された領域では、STI構造15を形成するシリコン酸化膜がアモルファス構造をなしているため、主表面Sに垂直な角度でイオンを注入しても、チャネリング現象は発生せず、N型不純物の添加される領域の深さは浅くなる。そのため、STI構造15の形成後、主表面Sに垂直な角度でイオン注入を行えば、STI構造15の直下におけるコレクタ領域12の形成深さd2のみを局所的に浅くすることができる。
こうした垂直イオン注入によるコレクタ領域12の形成は、例えばリン(P)をN型不純物として用い、200〜2000keVの加速エネルギで、1平方センチメートル当たり1×10の13乗個〜1×10の15乗個の密度でイオンを注入することで行うことができる。
図5(a)の曲線L3は、主表面Sに垂直な角度でリンを700keVの加速エネルギで注入したときの、活性領域16,17直下のコレクタ領域12におけるN型不純物の濃度分布を示している。また同図5(a)には、主表面Sの垂直方向から7°傾斜した角度で900keVの加速エネルギによってリンをイオン注入したときの、活性領域16,17直下のコレクタ領域12におけるN型不純物の濃度分布が、曲線L4で併せ示されてい
る。なお図5(a),(b)には、STI構造15の下面とP型シリコン基板11との界面(STI/Si界面)の深さが点線で表されている。
同図5(a)に示されるように、垂直注入した場合には、チャネリング現象が発生するため、加速エネルギが低いにも拘わらず、不純物濃度がピークとなる位置の主表面Sからの深さp0(同図5(a)の例では約0.8マイクロメータ)の近傍までは、7°傾斜した角度で注入した場合とほぼ同じN型不純物の濃度分布を示す。そのため、それら両者の濃度分布に形成されたコレクタ領域を有する双極性トランジスタは、ほぼ同程度のエミッタ−コレクタ間の耐圧BVceoを示すことになる。
一方、図5(b)の曲線L5は、主表面Sに垂直な角度でリンを700keVの加速エネルギで注入したときの、STI構造15直下のコレクタ領域12におけるN型不純物の濃度分布を示している。また同図5(b)には、主表面Sの垂直方向から7°傾斜した角度で900keVの加速エネルギによってリンをイオン注入したときの、STI構造15直下のコレクタ領域12におけるN型不純物の濃度分布が、曲線L6で併せ示されている。同図5(b)に示すように、STI構造15の直下では、いずれの場合にもチャネリング現象は発生しないため、注入時の加速エネルギの低い分、垂直イオン注入時の方がコレクタ領域12の形成深さが浅くなる。なお同図5(b)に示される例では、垂直注入時の不純物濃度がピークとなる位置の主表面Sからの深さp1が、7°の角度で注入した場合の深さp1’よりも約0.2マイクロメータほど浅くなっている。
以上のような垂直イオン注入により、図6に示すように、活性領域16,17の直下に比して、STI構造15の直下の形成深さの浅いコレクタ領域12が形成される。こうしたコレクタ領域12を有する双極性トランジスタ10は、上述したように耐圧BVceoを低下させずに、コレクタ抵抗を低減することができる。
なお上述したコレクタ領域の形成深さの設定によるコレクタ抵抗の低減効果は、以下の調査結果によっても確認されている。この調査では、STI構造15直下のコレクタ領域12の形成深さの異なる複数の双極性トランジスタを製作し、各双極性トランジスタのコレクタ抵抗を測定することで、コレクタ領域12の形成態様がコレクタ抵抗に与える影響を確認したものである。ここで製作した各双極性トランジスタはいずれも、活性領域16,17の直下に対しては、主表面Sに垂直な角度で700keVの加速エネルギでリンを注入している。一方、STI構造15の直下に対しては、各双極性トランジスタでリン注入時の加速エネルギを変えることで、該当部位のコレクタ領域12の形成深さをトランジスタ毎に異ならせるようにしている。ちなみに各双極性トランジスタでは、STI構造15の厚さ(主表面SからSTI構造15の底面までの深さ)は、0.35マイクロメータとされており、またコレクタ引出部18は、100keVの加速エネルギでリンのイオン注入にて形成されている。
そうした調査の結果を、図7に示す。同図のグラフの縦軸は、各双極性トランジスタのコレクタ抵抗を、また同図のグラフの横軸は、各双極性トランジスタにおける下記深さp0と深さp1との差Δp(=p0−p1)をそれぞれ示している。すなわち、図6に示すように、深さp0は、各双極性トランジスタの活性領域16,17の直下のコレクタ領域12において、その不純物濃度がピークとなる位置の主表面Sからの深さを表し、また深さp1は、各双極性トランジスタのSTI構造15直下のコレクタ領域12における同様の深さをそれぞれ表している。
図7のグラフに示されるように、上記深さの差Δpが0〜0.25マイクロメータ付近までは、コレクタ抵抗は、同深さの差Δpの増大、すなわちSTI構造15の直下におけるコレクタ領域12の形成深さの減少とともに減少していく。これは上述したように、S
TI構造15下のコレクタ領域12の高濃度層12aが浅くなるにつれ、図1の破線円に示されるコレクタ引出部18周縁部がSTI構造15下の高濃度層12aと近接するためである。一方、上記深さの差Δpが0.25マイクロメータ付近を超えて更に大きくなると、同深さの差Δpの増大とともにコレクタ抵抗が増加していく。これは、高濃度層12aがある程度よりも浅くなると、その一部がSTI構造15内に入り込んでしまい、STI構造15下の導電層の幅が狭くなってしまうためである。
以上の調査は、活性領域16,17下とSTI構造15下で別々に注入を行ってコレクタ領域12を形成した双極性トランジスタを対象としたものではあるが、そうしたイオン注入態様が上記傾向に与える影響は殆ど無く、活性領域16,17の直下とSTI構造15の直下とに同時に注入を行った場合にも同様の傾向が見られると考えられる。本実施形態の双極性トランジスタ10では、活性領域16,17の直下とSTI構造15の直下とのコレクタ領域12の形成に係るイオン注入を同時に行ってはいるが、そのイオン注入を主表面Sに垂直な角度で行うことで、STI構造15の直下での上記深さp1は活性領域16,17の直下での上記深さp0に比して0.2マイクロメータほど浅くされている。こうした深さの差Δpは、上記調査結果において、コレクタ抵抗が最小となる値とほぼ一致しており、コレクタ抵抗の低減が効果的に図られていることが分かる。
なお上記調査に用いた各双極性トランジスタでは、活性領域16,17の直下に対するイオン注入の加速エネルギを700keVで行っていたが、このときの加速エネルギをより高くすれば、コレクタ抵抗が最小となる上記深さの差Δpの値は、上記調査結果に示される値(約0.25マイクロメータ)よりも大きくなる。また上記イオン注入時の加速エネルギをより低くすれば、コレクタ抵抗が最小となる上記深さの差Δpの値は、上記調査結果に示される値よりも小さくなる。またそうした値は、STI構造15の厚さやコレクタ引出部18の形成深さ等によっても変化する。いずれにせよ、上記深さの差Δpが適度な値となるように加速エネルギを適宜に調整してイオンの垂直注入を行えば、コレクタ領域12の形成深さが一律の、すなわち上記深さの差Δpがゼロの従来の構造に比して、コレクタ抵抗を低減することが可能である。ちなみに一般的な双極性トランジスタでは、上記深さの差Δpを0.1〜0.3マイクロメータの範囲に設定すれば、コレクタ抵抗の低減が効果的になされるようになる。
ところで、図6には、耐圧BVceoを同等、すなわち活性領域17の直下における高濃度層12aの深さを同程度とし、且つ全体的にその形成深さが均一となるように形成したときのコレクタ領域の形成範囲を、二点鎖線で示している。同図に示すように、本実施形態の双極性トランジスタ10においては、耐圧BVceoが同等であっても、P型シリコン基板11と接するコレクタ領域12の側面成分の高さh1は、コレクタ領域を均一の深さで形成した場合の同高さh0よりも小さくなっている。そのため、本実施形態の双極性トランジスタ10では、コレクタ領域12の周辺側面面積を縮小して、導電型の異なるコレクタ領域12とP型シリコン基板11との界面に発生する容量の、すなわちコレクタ−基板間容量の周辺側面成分を低減することもできる。そしてそうした周辺側面成分の低減を通じて、トランジスタ全体のコレクタ−基板間容量を低減することが可能となっている。
以上説明した本実施形態では、P型シリコン基板11が上記第1導電型の半導体基板に、N型導電層のコレクタ領域12が上記第2導電型のコレクタ領域に、P型導電層のベース領域13が上記第1導電型のベース領域に、N型導電層のエミッタ領域14が上記第2導電型のエミッタ領域に、それぞれ相当する構成となっている。
以上説明した本実施形態によれば、次の効果を奏することができる。
(1)エミッタ−コレクタ間の耐圧BVceoを低下させることなく、好適にコレクタ
抵抗を低減することができる。
(2)主表面Sの構成物質の性状の違いを利用して、コレクタ領域12形成時のイオン注入の角度を変更するだけの簡易な工程の変更で、コレクタ領域12の形成深さを変化させている。そのため、上記(1)に記載のような好適な特性を有する双極性トランジスタ10を容易に製造することができる。
(3)コレクタ−基板間容量の周辺側面成分を低減し、ひいてはトランジスタ全体のコレクタ−基板間容量の低減が可能となる。
なお以上説明した本実施形態は、次のように変更して実施することもできる。
・STI構造15の直下と活性領域16,17の直下とで上記実施形態のようにコレクタ領域12の形成深さを変えることができるのであれば、その製造方法は、上記実施形態に例示したものに限らず適宜変更しても良い。そうした場合にも、上記(1)及び(3)に記載の効果を得ることはできる。例えば上述した調査で用いたように、STI構造15の直下と活性領域16,17の直下とで条件を変えて別々にイオン注入を行うことでも、STI構造15の直下のコレクタ領域12の形成深さを活性領域16,17の直下に比して浅くすることが可能である。
・上記実施形態では、NPN接合型の双極性トランジスタを備える半導体装置に本発明を適用した例を説明したが、P型導電層からなるコレクタ領域、N型導電層からなるベース領域及びP型導電層からなるエミッタ領域を有するPNP接合型の双極性トランジスタにも本発明は同様に適用可能である。
・STI構造を有する双極性トランジスタであれば、例えばSiGeヘテロ接合型等の双極性トランジスタにも、本発明を同様に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る半導体装置についてその双極性トランジスタの素子断面構造を示す断面図。 同実施形態の双極性トランジスタの製造過程での素子断面構造を示す断面図。 同じく双極性トランジスタの製造過程での素子断面構造を示す断面図。 同じく双極性トランジスタの製造過程での素子断面構造を示す断面図。 同実施形態の半導体装置についてその(a)活性領域及び(b)STI構造の直下におけるコレクタ領域のN型不純物の濃度分布をそれぞれ示すグラフ。 同実施形態の双極性トランジスタの製造過程での素子断面構造を示す断面図。 双極性トランジスタにおける活性領域直下とSTI構造直下との不純物濃度ピーク位置深さの差とコレクタ抵抗との関係を示すグラフ。 一般的な双極性トランジスタの素子断面構造を示す断面図。 コレクタ領域の不純物濃度分布を示すグラフ。 従来の半導体装置における双極性トランジスタの素子断面構造を示す断面図。
符号の説明
10…双極性トランジスタ、11…P型シリコン基板、12…コレクタ領域、13…ベース領域、14…エミッタ領域、15…STI(浅溝素子分離)構造、16,17…活性領域、18…コレクタ引出部、S…主表面。

Claims (2)

  1. 第1導電体型の半導体基板と、前記半導体基板の内部に形成された第2導電体型のコレクタ領域と、前記半導体基板の主表面から形成され、前記主表面側を少なくとも2つの活性領域へと分離する溝と、前記主表面と平坦になるように前記溝を埋設する絶縁膜と、前記一方の活性領域に形成された第2導電体型のコレクタ引出部と、前記他方の活性領域に形成された第1導電体型のベース領域および第2導電体型のエミッタ領域とを有して構成された双極性トランジスタを備え、
    前記コレクタ引出部は、前記絶縁膜の側壁に沿って、前記絶縁膜の底面よりも深い拡散領域を有し深くまで拡散し、
    前記主表面から前記コレクタ領域の不純物濃度のピークまでの深さは、前記一方の活性領域の下方よりも、前記絶縁膜下方の方が浅くなり、且つ、前記コレクタ領域は、少なくとも前記コレクタ引出部の周囲を囲む前記絶縁膜の底面の周縁部に沿って配置され、
    前記一方の活性領域下方での前記不純物濃度のピークまでの深さと前記絶縁膜下方の前記不純物濃度のピークまでの深さとの差は、0.1〜0.3μmとすることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電体型の半導体基板の内部に形成される第2導電体型のコレクタ領域と、前記半導体基板の主表面から形成され、前記主表面側を少なくとも2つの活性領域へと分離する溝と、前記主表面と平坦になるように前記溝を埋設する絶縁膜と、前記一方の活性領域に形成される第2導電体型のコレクタ引出部と、前記他方の活性領域に形成される第1導電体型のベース領域及び第2導電体型のエミッタ領域と、を有して構成される双極性トランジスタを備える半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板の主表面に前記溝を形成し、前記溝を前記絶縁膜にて埋設し、前記絶縁膜の表面と前記主表面とを平坦面に形成する工程と、
    前記半導体基板上面からイオン注入を行い、前記絶縁膜の側壁に沿って、前記絶縁膜の底面よりも深くまで拡散するように前記コレクタ引出部を形成する工程と、
    前記半導体基板に対してその主表面に垂直な角度でイオン注入を行い、前記主表面から前記コレクタ領域の不純物濃度のピークまでの深さが、前記一方の活性領域の下方よりも、前記絶縁膜下方の方が浅くなり、且つ、少なくとも前記コレクタ引出部の周囲を囲む前記絶縁膜の底面の周縁部に沿って、前記コレクタ領域の不純物濃度のピークまでの深さの浅い領域が配置されるように、前記コレクタ領域を形成する工程と、
    前記コレクタ領域の形成された前記半導体基板の前記他方の活性領域に、前記ベース領域及び前記エミッタ領域をそれぞれ形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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