JP4905776B2 - 保護回路およびスイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明は、過電流保護回路を備え、過電流保護動作後、任意の時間において過電流の出力を遮断する保護回路およびスイッチング電源装置を提供する。
図7に従来のスイッチング電源装置などによくみられる垂下型の電流特性を示す。横軸にアダプターの出力電流Io、縦軸に出力電圧Voを示したときの特性図である。図7において、スイッチング電源装置は、垂下特性後A点で最終的に間欠発振(動作)または遮断状態へ移行する。
図8にスイッチング電源装置の間欠動作中の負荷電流波形を示す。間欠動作の周期が短い時は、平均電流は小さいが、出力容量にも関係するが、過渡電流が定格電流の3〜4倍セット側に流れる場合がある。そのため最悪の場合、過渡電流によりセットが破壊されることもある。
特許文献1には、補助巻線の直流検出部と1次側の制御回路の電流検出端子間に抵抗を接続して、垂下特性の開始電圧の変動を小さくする技術が開示されている。
特開平8−66021号公報
上述したことに鑑み、本発明の目的はスイッチング電源装置において、過電流動作時に任意の時間に過電流出力を遮断(ラッチ)することである。また、スイッチング電源装置の動作を遮断することにより、過電流によるセットの破壊を防止することである。
本発明の保護回路は、電源装置の出力端子に流れる過電流を防止するための保護回路であって、上記電源装置の出力の過電流に応じて第1の制御信号を発生する制御信号発生回路と、上記第1の制御信号のレベルを検出し、検出した信号が所定レベル以上になると第2の制御信号を出力する信号検出回路と、上記信号検出回路から出力された第2の制御信号で駆動され、動作中に上記第1の制御信号が転送され、該第1の制御信号が所定の時定数で充電され、所定の時間で基準電圧に達するタイマー回路と、上記第1の制御信号が上記タイマー回路で充電されて上記基準電圧以上になったとき、上記電源装置の出力に流れる過電流を防止するための第3の制御信号を発生するラッチ動作部とを有する。
本発明のスイッチング電源装置は、入力電圧をトランスを介してスイッチングしたのち整流し、整流した電圧と電流を検出し、過電流のとき制御信号を上記トランスの1次側の制御回路にフィードバックして電流を制御するスイッチング電源装置において、上記トランスの1次側の制御回路は、上記トランスの2次側の出力の過電流に応じて第1の制御信号を発生する制御信号発生回路と、上記第1の制御信号のレベルを検出し、検出した信号が所定レベル以上になると第2の制御信号出力する信号検出回路と、上記信号検出回路から出力された第2の制御信号で駆動され、動作中に上記第1の制御信号が転送され、該第1の制御信号が所定の時定数で充電されるタイマー回路と、上記第1の制御信号が上記タイマー回路で充電されて所定値以上になったとき、上記過電流を防止するための第3の制御信号を発生するラッチ動作部とを有する。
本発明の過電流用保護回路は、過電流動作時に任意の時間に過電流出力を遮断(ラッチ)することができる。また、スイッチング電源装置の動作を遮断することにより、過電流によるセットの破壊を防止することができる。
図1に本発明の第1の実施形態のスイッチング電源装置100のブロック構成を示す。
スイッチング電源装置100は、フライバックタイプ(ON−OFF回路)で、ドライブ回路を含め回路が簡単なことが特徴で、リップル電流があるが、チョークコイルを不要とし、スイッチング素子を改良することにより使用範囲が広がっている。
スイッチング電源装置100は、ダイオードブリッジ回路101、起動回路102、制御SW(スイッチ)103、1次制御回路(PWMなど)104、コンデンサ110、ダイオードD“(111)、抵抗R1(112)、コンデンサC2(113)、ホトカプラー114、ラッチ信号発生回路105、ラッチ回路106、トランス130、補助巻線131、ダイオードD3(151)、キャパシタC3(152)、電流検出回路141、2次制御回路142、CC(Constant Current;定電流),CV(Constant Voltage;定電圧)制御部143、ホトカプラー153、抵抗R3(157),R4(158),R5(155),R6(156)などで構成される。
端子T1、T2はダイオードブリッジ回路101の入力に接続され、このダイオードブリッジ回路101の一端は、起動回路102とコンデンサ110の一端とトランス130の1次巻線の一端に接続され、他端はグランド(GND)に接続されている。トランス130の1次巻線の他端は制御SW103に接続される。
起動回路102の一端は、1次制御回路104とダイオード111のカソードとコンデンサ113の一端に接続される。1次制御回路104の入力にホトカプラー(ホトトランジスタ)114が接続され、電源供給端子(VCC)はコンデンサ113とダイオード111のカソードに接続される。
トランス130の1次側の補助巻線131の一端は、抵抗112の一端に接続され、抵抗112の他端はダイオード111のアノードに接続される。ダイオード111のカソードは起動回路102、コンデンサ113と1次制御回路104に接続される。
トランス130の2次巻線の一端は、ダイオード151のアノードに接続され、他端は電流検出回路141に接続される。ダイオード151のカソードは出力端子T3とコンデンサ152の一方の端子に接続される。コンデンサ152の他方はグランドGNDに接続される。この電流検出回路141の出力は、出力端子T4に接続され、また他の出力はCC,CV制御部143に接続される。
端子T3とグランド間に抵抗157とR158が直列接続され、またT3はホトカプラー153、2次制御回路142、CC,CV制御部143に接続される。
2次制御回路142の内蔵のトランジスタQ1のベースに制御信号が供給され、トランジスタQ1のエミッタはCC,CV制御部143のCC制御部に接続される。トランジスタQ1のコレクタは、抵抗155を介してホトカプラー(ホトダイオードの他端のカソード)153に接続される。また、ホトカプラー153の出力は抵抗156の一端に接続され、他端はCC,CV制御部143のCV制御部に接続される。
ダイオードブリッジ回路101は、ダイオードがブリッジ状に接続され、端子T1、T2に商用電源の電源から供給された交流(AC)電圧が入力され、ダイオードにより整流され、例えば全波整流された電圧波形が出力される。
起動回路102は、例えば起動時に動作する(不図示の)電源供給用トランジスタ、ダイオード、基準電圧発生用のツェナーダイオードなどで構成され、このトランジスタの出力にダイオードのアノードが接続され、ダイオードのカソードが1次制御回路104とコンデンサ113に接続される。電源供給用トランジスタのバイアスは例えばベースとグランド間にツェナーダイオードを接続し、ベースとダイオードブリッジ回路101の出力間に抵抗を接続する。
また起動回路102に内臓のダイオード(不図示)のカソードがダイオード111のカソードに接続され、ダイオード111のアノードは抵抗112を介して補助巻線131の端子に接続される。
起動回路102は、電源投入直後に上述の電源供給用トランジスタが起動し、1次制御回路104に電源を供給する。1次制御回路104の電圧が、所定電圧以上になると電源供給用トランジスタの出力に接続された不図示のダイオードが逆バイアスされてOFFし、起動回路102から1次制御回路104の電源を供給することを停止する。
補助巻線131から抵抗R1に供給される電圧によりダイオード111がONすると、補助巻線131で発生した電圧が、抵抗112、ダイオード111を介してコンデンサ113に充電される。その結果、起動回路102は、起動直後から所定の電圧になるまで1次制御回路104に電源を供給し、その後OFFする。
制御SW(スイッチ)103は、バイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタなどのスイッチング素子で構成され、1次制御回路104から供給されたPWM(パルス幅変調)された制御信号により、ON/OFF制御される。
スイッチング素子がON/OFF制御されることにより、ON期間にトランス130の1次巻線に所定の電流を流す。
1次制御回路104は、例えば不図示の比較器、発振器、フリップ・フロップ(またはモノマルチバイブレータ)回路、AND回路などで構成され、不図示の比較器に入力された制御電圧を発振器から供給された電圧と比較し、比較された結果得られた制御信号がフリップ・フロップ回路に入力され、この出力により、制御SW103のスイッチング素子がON/OFF制御される。
ホトカプラー114は、受光用のホトトランジスタなどで構成され、ホトカプラー(ホトダイオード)153から放射された光制御信号を受光して制御電圧に変換する。
ラッチ信号発生回路105は後述するように、CC制御動作して任意の時間経過後に所望の制御電圧を生成し、しき値位置以上の電圧になるとトランジスタをONしてラッチ信号を発生する。また、このONするまでの時間を任意に調整できるようにしている。
電流検出回路141は、出力端子T3,T4と負荷間に流れる電流を検出し、その結果得られた制御電流、または制御電圧をCC,CV制御部143のCC制御部へ出力する。
2次制御回路142は、出力特性が、垂下特性に入り、出力電圧が設定値以下になるとホトカプラー153をオフにして発光を停止する。
CC,CV制御部143は、通常動作のCV制御と、過負荷による過電流を制御するためのCC制御に関する動作を制御する。
次に図1に示す、スイッチング電源装置100の動作について説明する。
AC電圧がダイオードブリッジ回路101に入力されると、整流されて全波整流された電圧が起動回路102、コンデンサ110とトランス130の1次側に供給される。
起動時、ダイオードブリッジ回路101の出力電圧は、起動回路102に供給され、起動回路102から電圧(電源)が1次制御回路104に供給される。1次制御回路104から出力された制御パルスは制御SW103に供給されて、スイッチング動作を開始する。補助巻線131から導出された電圧が抵抗112とダイオード111を介してコンデンサ113で充電され、1次制御回路104に電源を供給する。1次制御回路104の電圧が一定値以上になると、起動回路102の動作は停止する。そして、1次制御回路104で生成された制御パルス(PWM)により制御SW103のスイッチング素子(例えばバイポーラトランジスタ、MOSFET)が制御される。
スイッチング素子がON状態になるとトランス130の1次巻線に電圧が加わり、2次巻線に発生する電圧はダイドード151に対して逆方向の電圧であるので、電流は流れない。
スイッチング素子がOFF状態になると、トランス130の1次巻線に流れていた電流と同一のアンペア・ターンを保つように、2次巻線にも巻き始めから巻き終わりの方向に電流が流れ、その結果ダイオード151は導通する。
トランス130の2次巻線のインダクタンスをLs、2次巻線の誘起電圧をVs、2次ピーク電流をIsp、ダイオード151のOFF期間をToffとすると、ダイオード151に流れる電流はIsp−(Vs/Ls)Toffのスピードで低下しながら、トランス130のインダクタンスに蓄積したエネルギーを2次巻線からコンデンサ152へ出力する。
また、所定期間過ぎると1次制御回路104から供給された、パルス状の制御電圧(または電流)により、制御SW103のスイッチング素子の動作が切り替えられて、ON動作状態になり、トランス130の1次側に電流が流れる。以後このような動作を繰り返す。
このように、トランス130の2次側から導出された電圧は、ダイオード151とコンデンサ152により、電圧が整流されて出力電圧が端子T3,T4から導出される。端子T3の出力電圧は、ホトカプラー(ホトダイオード)153と2次制御回路142、CC,CV制御部143に供給される。またトランス130と端子T4間に接続された電流検出回路141で出力電流が検出され、その検出結果に応じて、CC制御とCV制御に切り替えられる。
端子T3の出力電圧に応じて、ホトカプラー(ホトダイオード)153の光照射期間が制御され、その照射された光がホトカプラー114で受光され、受光期間に応じた直流電圧が発生し、制御信号として1次制御回路104に供給される。この結果、PWMのパルス幅が制御され、制御SW103のスイッチング素子のスイッチング期間が制御されて、出力電圧が一定になるようにフィードバック制御される。
起動状態と通常動作状態において、抵抗157、158で検出した出力電圧がCC,CV制御部143に入力され、CV制御が動作し、抵抗R6を介してホトカプラー153に接続される。このホトカプラー153の光はホトカプラー114に照射され、フィードバック制御が行われる。
もし、端子T3,T4に接続された負荷状態により、過電流が流れると、出力電流は上昇する。この過電流を電流検出回路141で検出した結果をCC,CV制御部143に出力する。検出された電流が電流検出点に到達すると、CC,CV制御部143でCV制御からCC制御に切り替えられる。出力特性は、図7に示したように、垂下特性に入り、電圧は低下する。
出力特性が、垂下特性に入り、出力電圧が設定値以下になるとホトカプラー153をオフにして発光を一時停止する。その結果、間欠発振が起こる。
間欠発振になると、1次制御回路104からパルス波形のFB(フィードバック)信号が生成され、ラッチ信号発生回路105に出力される。ラッチ信号発生回路105で、FB信号が積分されて、所定電圧以上になるとトランジスタがONし、パルス信号を発生する。
ラッチ信号発生回路105から出力されたパルスはラッチ回路106に供給され、ラッチ動作が行われ、スイッチング電源装置の制御SWをOFFする(一次制御回路104の出力パルスを停止する)。
このように、過負荷状態により負荷に過電流が流れ、間欠動作状態になると、1次側の制御回路を遮断(ラッチ)することができ、出力端子から負荷へ流れる過電流を防止することができる。
次に、図2に本発明の実施形態の保護回路(以後ラッチ信号発生回路と称する)200の回路構成例を示す。このラッチ信号発生回路200は1次制御回路104のFB端子に接続される。ここで、図1と同じ素子には同じ番号を付与する。
ラッチ信号発生回路200は、FB電圧検出回路210、タイマー(作成)回路220、ラッチ動作部230の3つのブロックで構成される。
FB電圧検出回路210において、FB端子にコンデンサC1(211)の一端が接続され、他端が抵抗R1(212)の一端とNチャネルFETQ1(213)のゲートに接続される。抵抗212の他端はGNDに接続され、NチャネルFET213のドレインは抵抗R2(223)の一端に接続され、ソースがGNDに接続される。
タイマー回路220において、抵抗223の他端はPNPトランジスタQ2(221)のベースと抵抗R3(222)の一端に接続され、PNPトランジスタ221のエミッタと抵抗222の他端はFB端子に接続される。
PNPトランジスタ221のコレクタはダイオードD1(224)のアノードに接続され、このカソードは抵抗R4(225)の一端に接続される、抵抗225の他端はコンデンサC2(226)の一端に接続され、コンデンサ226の他端はGNDに接続される。
ラッチ動作部230において、抵抗225の他端とコンデンサ226の一端は共通接続されて、NチャネルFETQ3(231)のゲートに接続され、ソースはGNDに接続され、ドレインはラッチ回路106に接続される。
次に、ラッチ信号発生回路200の動作について説明する。
まず、起動状態及び通常状態におけるラッチ信号発生回路200の動作について説明する。
1次制御回路104のFB端子は、通常動作においてDC(直流)である。そのため、FB電圧検出回路210の抵抗212に発生する電圧は0[V]となり、NチャネルFET213のゲート電圧は0[V]で、常にOFF状態を維持する。抵抗222と抵抗223に電流は流れないので、PNPトランジスタ221のベース−エミッタ間に電圧は発生しないので、PNPトランジスタ221はOFFし、積分回路を構成するコンデンサ226にFB信号は供給されない。
したがって、NチャネルFET231のゲートは0[V]であるから、OFF動作状態となり、ドレインから制御パルスは出力されない。
ラッチ回路106にラッチ信号が供給されないので、ラッチ動作は解除された状態を維持する。
次に、出力に過電流が発生したときのラッチ動作について図3の波形図を参照しながら説明する。電流検出回路141で過電流が検出され、CC,CV制御部143においてCV制御からCC制御に切り替えられた後、1次制御回路104のFB端子に矩形波のFB(フィードバック)信号が発生する。例えば、このFB信号の矩形波の振幅は3[V]、5[V]等である。
時刻t0〜t1までの期間は通常動作であるので、FB端子のFB電圧はたとえば0[V]以上の所定のDC電圧を維持する(図3(a))。このとき抵抗212に発生する電圧は0[V]であり、NチャネルFET213はOFFしているので、NチャネルFET213のD−S(ドレインーソース)間電圧は一定電圧(Vpeak)、FB端子に発生するFB信号の電圧である。
PNPトランジスタ221がOFFしているので、コンデンサ226に電圧は供給されず、充電電圧は0[V]である。その結果、ゲート電圧は閾値電圧以下であるので、NチャネルFET231はOFFし、ドレインはラッチ回路106の接続された電位で、所定電位となる(図3(e))。
時刻t1でFB端子に発生するFB信号(電圧)が、矩形パルス状にVpeakに上昇すると(図3(a))、抵抗212にはその微分波形の電圧が供給される。立ち上がり波形に対して正極性の微分パルスが発生する(図3(b))。NチャネルFET213は、正極性の微分パルスで所定の電圧以上、すなわちNチャネルFET213のVth(閾値電圧)以上の期間(時刻t1〜t1a)、ONする。
NチャネルFET213がONすると、D−S(ドレイン−ソース)間の電圧は小さくなり、時刻t1aまで維持される。その電圧波形を図3(c)に示す。
NチャネルFET213がONし、飽和してD−S間の電圧が減少すると、抵抗222と抵抗223に電流が流れ、抵抗222に発生する電圧が0.7[V]以上になると、PNPトランジスタ221がONする。PNPトランジスタ221がONすると、FB信号は、ダイオード224と抵抗225を介してコンデンサ226に供給され、充電されて電圧が上昇する。その波形を図3(d)に示す。しかし、このコンデンサ226に蓄積された電圧はまだ、NチャネルFET231の閾値電圧以下であるので、OFFを維持し、ドレインの電圧は高電位に保たれる(図3(e))。
時刻t1aになると、抵抗212に発生する電圧がVth以下となるので、NチャネルFET213はOFFになる。その結果、ドレイン電圧はVpeakと高電位になり(図3(c))、PNPトランジスタ221のベース−エミッタ間の電位差がVbe(約0.7[V])以下となるので、PNPトランジスタ221はOFFする。
PNPトランジスタ221がOFFするとFB端子からFB信号がコンデンサ226に充電されなくなり、OFF直前の電位が維持される。またこのとき、ダイオード224が逆方向接続(逆バイアス)されているので、コンデンサに充電された電圧は放電されず、一定電圧を維持する。
時刻t2になると、FB信号のパルスが矩形状に立下り、これに伴い、抵抗212とNチャネルFET213のゲートには、負極性の微分パルスが発生する(図3(b))。しかしながら、この波形は負極性であるので、NチャネルFET213のゲートをさらに負方向にバイアスし、OFF状態を維持し続ける(図3(b))。
時刻t2〜t3の期間においては、FB電圧は0[V]であるから、抵抗212とゲートの共通接続点で発生する電圧は0[V]であるので、NチャネルFET213はOFFし、ドレイン電圧はVpeakとなる。
時刻t3において、FB電圧が0[V]からVpeak[V]の振幅をもつ矩形パルスがPNPトランジスタ221とFB電圧検出回路210に供給される。抵抗212に供給されるFB電圧の微分波形の電圧がVth以上になるとNチャネルFET213がONし、PNPトランジスタ221がONする。そして、コンデンサ226に所定期間、FB信号(電圧)が供給される。そして、NチャネルFET213のゲートに供給されるFB電圧の微分波形の電圧が下がりVth以下になるとPNPトランジスタ221はOFFする。PNPトランジスタ221がOFFしても、ダイオード224があるので、逆バイアスされて、タイマー回路220のコンデンサ226に蓄積された電圧は放電経路が無く、その充電された電圧を維持する。
2回目の間欠動作が始まる時刻t3のFB電圧は時刻t1のFB電圧の振幅と異なり、時刻t1の通常動作時のFB端子で発生するDC電圧の振幅より大きい。そのため、2回目の間欠動作期間2(時刻t3〜t5)のNチャネルFET213のVth(閾値電圧)以上の期間は、通常動作期間(時刻t3〜t5)後の1回目の間欠動作期間1(時刻t1〜t3)と比較して長くなり、それに伴いNチャネルFET213が動作する期間も長くなる。この結果、コンデンサ226に充電される電圧は、1回目の充電電圧の上昇と比較して高くなる(図3(d))。
以下同様に、間欠周期3,4,5において充電動作が繰り返される。
時刻t11において、NチャネルFET213と、PNPトランジスタ221がONし、コンデンサ226にFB信号が充電され、階段状にステップアップした、充電電圧がNチャネルFET231の閾値Vth2以上になると(図3(d))、ON動作し、その結果、ドレイン−ソース(D−S)間の電圧は下がる(図3(f))。
この結果、ラッチ動作部230のNチャネルFET231のドレインから、たとえば0[V]の電圧のラッチ制御信号がラッチ回路106へ出力される。
図3においては、間欠動作が開始してから、5周期でコンデンサ226に充電される電圧がNチャネルFET231の閾値電圧に達してON動作させることによりラッチ制御信号を発生する構成としたが、タイマー回路220を構成する抵抗225とコンデンサ226の値を可変することにより、時定数を替えてコンデンサ226に充電される時間をコントロールすることが出来る。また、この時定数は、抵抗225とコンデンサ226の少なくとも一方を替えても良い。
また、スイッチング電源装置の負荷に単発的に過電流が流れたとしても、タイマー回路220でラッチ動作部230を駆動するには時定数回路により所定期間充電期間がかかるので、ラッチ動作が急激に作動することはなく、安定した動作ができる。
図4に本発明の他の実施形態のラッチ信号発生回路(保護回路)300の構成図を示す。ラッチ信号発生回路300は図2に示したラッチ信号発生回路200の回路構成が一部異なる。具体的には、FB電圧検出回路310とタイマー回路320を簡略化している。
FB電圧検出回路310は、ツェナーダイオードD2(311)で構成され、タイマー回路320は、ダイオードD1(324)、抵抗R4(325)、コンデンサC2(326)で構成され、ラッチ動作部330はNチャネルFETQ3(331)で構成される。
1次制御回路104のFB端子に、ツェナーダイオード311のカソードが接続され、アノードがダイオード324のアノードに接続される。ダイオード324のカソードは抵抗325の一端に接続され、他端はコンデンサ326の一端とNチャネルFET331のゲートに接続される。コンデンサ326の他端はGNDに接続され、NチャネルFET331のソースはGNDに接続され、ドレインはラッチ回路106に接続される。
次に、ラッチ信号発生回路300の動作について説明する。
1次制御回路104のFB端子から出力されたFB信号がFB電圧検出回路310のツェナーダイオード311に供給される。FB信号の電圧がツェナーダイオード311のツェナー電圧とコンデンサ326に充電された電圧と(抵抗325、)ダイオード324の順方向電圧Vfとを加えた電圧になると導通して、コンデンサ326を充電する。
すなわち、FB電圧検出回路210で、FB端子から出力されるFB信号からツェナーダイオード311のツェナー電圧だけ降下した電圧とコンデンサ326の充電電圧の差が検出され、(その差電圧)/R4の電流で充電する。
FB電圧検出回路310で検出された差電圧が階段状にコンデンサ326に充電され、その充電された電圧がNチャネルFET331の閾値電圧以上になると、ON動作し、ドレインから0[V]のラッチ制御信号がラッチ回路106に出力される。
ラッチ動作部330から出力されたラッチ制御信号により、ラッチ回路106の動作がラッチされ、スイッチング電源の動作が遮断される。
上述したように、ラッチ信号発生回路300は、タイマー回路320を構成する抵抗325またはコンデンサ326の値を可変することにより、時定数を替えてコンデンサ326に充電される時間をコントロールすることが出来る。特に、コンデンサ326の値を可変することにより、ラッチ動作部のNチャネルFET331のVth電圧までの充電時間を制御することができる。
また、スイッチング電源装置の負荷に単発的に過電流が流れたとしても、タイマー回路320でラッチ動作部330を駆動するには時定数回路により所定期間充電期間がかかるので、ラッチ動作が急激に作動することはなく、安定した動作ができる。
次に、図5に本発明の他の実施形態のラッチ信号発生回路(保護回路)400の構成を示す。このラッチ信号発生回路400は図2に示したラッチ信号発生回路200を変形した回路例であり、特にFB電圧検出回路410の構成が異なる。
ここで、図2と同じ回路ブロックとそれを構成する素子は同じ番号を付与する。ラッチ信号発生回路400は、図2と同様にFB電圧検出回路410、タイマー回路220、ラッチ動作部230の3つのブロックで構成される。
FB電圧検出回路410において、FB端子に抵抗R5(411)の一端が接続され、他端が抵抗R1(412)の一端とNチャネルFETQ1(413)のゲートに接続される。抵抗412の他端はGNDに接続され、NチャネルFET413のドレインはタイマー回路220の抵抗R2(223)の一端に接続され、ソースがGNDに接続される。
タイマー回路220とラッチ動作部230の回路構成は図2と同じであるので、ここでの記載は省略する。
次に、図5に示したラッチ信号発生回路400の動作について説明する。ただし、図2と同じ回路ブロックのタイマー回路220とラッチ動作部230についての詳細な説明は省略する。
1次制御回路104のFB端子は、通常動作においてDC(直流)である。そのため、FB電圧検出回路410の抵抗411と抵抗412の共通接続点に発生する電圧は抵抗411と抵抗412で分圧した電圧となる。通常動作時において、抵抗411と抵抗412で分割される分割電圧はNチャネルFET413の閾値Vth以下になるように設定し、OFF動作とする。通常動作期間はNチャネルFET413がOFFであるので、タイマー回路220のPNPトランジスタ221はOFFし、コンデンサ226にはFB信号(電圧)が充電されず、その電圧はNチャネルFET231の閾値電圧以下である。
その結果、NチャネルFET231はOFF動作状態となり、ラッチ動作部230からラッチ回路106へラッチ制御信号は出力されない。
次に、間欠動作になると、1次制御回路104のFB端子からFB信号が出力され、FB電圧検出回路410とタイマー回路220に供給される。矩形パルスのFB信号がFB電圧検出回路410に供給されると、抵抗411と抵抗412で分圧され、ここで分圧された電圧がNチャネルFET413のゲートに供給される。この分圧された電圧はNチャネルFET413の閾値電圧以上になるように設定する。
FB信号の振幅値がたとえば3[V]のときと5[V]のときでは、それぞれの場合に応じてVth電圧以上になるように抵抗411と抵抗412の分圧比を設定する。
FB信号が供給され、NチャネルFET413がONし、それに伴いPNPトランジスタ221がONし、そのON期間に所定の時定数で、FB信号がタイマー回路220のコンデンサ226に充電される。
この間欠動作を繰り返し、タイマー回路220のコンデンサ226に充電される電圧がNチャネルFET231のVth電圧以上になると、ONし、ドレインから0[V]のラッチ制御信号が出力される。
上述したように、ラッチ信号発生回路400は、FB電圧検出回路のスイッチトランジスタを駆動する入力回路を分圧回路で構成することにより、スイッチ動作できるようにした。微分回路と比較してスイッチ213のON期間が長いため、タイマー回路の動作も速くすることができる。
また、図2と図4のラッチ信号発生回路と同様に、タイマー回路320を構成する抵抗225とコンデンサ226の値を可変することにより、時定数を替えてコンデンサ226に充電される時間をコントロールすることが出来る。
さらに、スイッチング電源装置の負荷に単発的に過電流が流れたとしても、タイマー回路320でラッチ動作部330を駆動するには時定数回路により所定期間充電期間がかかるので、ラッチ動作が急激に作動することはなく、安定した動作ができる。
図6にラッチ信号発生回路550とラッチ回路510の構成例を示す。
ラッチ回路510は、VCCにPNPトランジスタQ3(511)のエミッタが接続され、コレクタは抵抗R5(512)の一端に接続される。抵抗512の他端は抵抗R6(513)の一端とNPNトランジスタQ2(516)のベースに接続され、抵抗513の他端はGNDに接続される。NPNトランジスタ516のエミッタはGNDに接続され、コレクタは抵抗R2(515)の一端に接続される。抵抗515の他端はPNPトランジスタ511のベースと抵抗R1(514)の一端に接続され、抵抗514の他端は電源VCCに接続される。またNPNトランジスタ516のベースとGND間にコンデンサ517が接続される。
ラッチ信号発生回路550は、FB信号が供給されるFB電圧検出回路は省略してある。FB信号の出力は、ダイオードD3(553)のアノードとコンデンサC8(552)の一端に接続され、コンデンサ552の他端はGNDに接続される。ダイオード553のカソードは抵抗R12(554)の一端に接続され、他端はNPNトランジスタQ5(557)のベースとコンデンサC5(555)の一端に接続され、またコンデンサ555の他端はGNDに接続される。
NPNトランジスタ557のコレクタは抵抗R13(556)の一端に接続され、抵抗556の他端は電源VCCに接続される。またNPNトランジスタ557のエミッタはNPNトランジスタQ4(558)のベースに接続され、このNPNトランジスタ558のエミッタはGNDに接続され、コレクタは抵抗R3(518)を介してラッチ回路の抵抗514と抵抗515の共通接続点に接続される。
ここで、NPNトランジスタ557とNPNトランジスタ558でダーリントン接続の増幅回路を構成している。
次に、ラッチ回路510とラッチ信号発生回路550を組み合わせたときの動作について説明する。
ここで、信号源V4から出力される信号(電圧)は、例えば図2におけるタイマー回路220のPNPトランジスタQ2のコレクタ出力に対応する。
まず、通常動作のときの動作について説明する。通常動作期間、FB電圧はDC電圧であるので、FB信号は発生しない。
このとき、NPNトランジスタ558はOFFして、コレクタはオープン状態であり、ラッチ信号は発生せず、ラッチ回路510の抵抗514と抵抗515の共通接続点の電位は変化しない。
ラッチ回路510にラッチ制御信号が供給されないと、PNPトランジスタ511のベースは電源VCCから供給される電源電圧Vcc[V]で、ベース−エミッタに電位は発生しないので、OFF動作状態であり、またPNPトランジスタ511にコレクタ電流が流れないので、抵抗512と抵抗513の共通接続点の電圧は0[V]となり、NPNトランジスタ516のベースは0[V]であるから、OFF状態となる。その結果、このラッチ回路510の動作は停止している。
次に、間欠動作時におけるラッチ回路510とラッチ信号発生回路550の動作について説明する。
FB信号が検出され、矩形波(パルス)が信号源V4から出力されると、ダイオード553と抵抗554を介してコンデンサ555にFB信号が所定期間、充電される。
間欠動作が繰り返されて、コンデンサ555に階段状に充電された電圧が、2*Vbe[V]以上になると、ダーリントン構成のNPNトランジスタ557,558が共にONする。NPNトランジスタ558がONすると、コレクタからラッチ制御信号が出力される。
このNPNトランジスタ558のコレクタは抵抗R3(518)を介してラッチ回路510の抵抗514と抵抗515の共通接続点に接続されているので、抵抗514の両端にコレクタ電流Icと抵抗514の抵抗値を乗算した値の電圧差が発生する。抵抗514の両端に発生する電圧差が、PNPトランジスタ511のVbe[V]以上になると、ON動作し、コレクタ電流が抵抗512、513を介してGNDに流れる。
その結果、抵抗513で発生する電圧がNPNトランジスタ516のVbe[V]以上になると、ON動作し、コレクタ電流が流れ、抵抗514と抵抗515の共通接続点の電位が下がり、PNPトランジスタ511のベース電位が下がり、正帰還動作が行われる。その結果、ラッチ回路はラッチ動作モードに移行する。
以上述べたように、本発明の過電流保護回路は、過負荷時に間欠発振するとき、トランスの1次側に設けられた制御回路のFB端子から出力される電圧の波形を検出しているため、通常動作時は動作することがないため、待機電力等に影響を及ぼさない。
過負荷時のFB信号を検出しているため、入力電圧との依存性がなく、同じ検出時間でラッチすることができる。
ラッチ制御信号発生用トランジスタの入力信号を積分回路を用いて生成し、この積分回路の抵抗と容量の時定数により、容量の充電電圧を任意に設定することができる。ラッチ制御信号を出力するトランジスタの閾値に達する時間をコントロールすることができるため、ラッチまでの時間を任意に設定することができる。
また、任意時間後のラッチ動作のため、瞬間短絡等では自己復帰することができる。
第1の実施形態のスイッチング電源装置の回路構成を示す図である。 第2の実施形態のラッチ信号発生回路の回路構成を示す図である。 図2のラッチ信号発生回路の動作を説明するための波形図である。 第3の実施形態のラッチ信号発生回路の回路構成を示す図である。 第4の実施形態のラッチ信号発生回路の回路構成を示す図である。 第5の実施形態のラッチ回路とラッチ信号発生回路の回路構成を示す図である。 スイッチング電源装置の出力の垂下特性を示す図である。 スイッチング電源装置の間欠動作期間中の負荷電流の波形を示す図である。
符号の説明
100…スイッチング電源装置、101…ダイオードブリッジ回路、102…起動回路、103…制御SW(スイッチ)、104…1次制御回路(PWMなど)、105,200,300,400,550…ラッチ信号発生回路(保護回路)、106,510…ラッチ回路、130…トランス、131…補助巻線、111,151,224,324,553…ダイオード、114,153…ホトカプラー、141…電流検出回路、142…2次制御回路、143…CC,CV制御部、155,156,157,158,212,222,223,225,325,411,412,512,513,514,515,518,554,556…抵抗、210,310,410…FB電圧検出回路、211,226,326,517,552,555…コンデンサ、213,231,331…NチャネルFET、220,320…タイマー(作成)回路、230,330…ラッチ動作部。

Claims (12)

  1. 電源装置の出力端子に流れる過電流を防止するための保護回路であって、
    上記電源装置の出力の過電流に応じて第1の制御信号を発生する制御信号発生回路と、
    上記第1の制御信号のレベルを検出し、検出した信号が所定レベル以上になると第2の制御信号を出力する信号検出回路と、
    上記信号検出回路から出力された第2の制御信号で駆動され、動作中に上記第1の制御信号が転送され、該第1の制御信号が所定の時定数で充電され、所定の時間で基準電圧に達するタイマー回路と、
    上記第1の制御信号が上記タイマー回路で充電されて上記基準電圧以上になったとき、上記電源装置の出力に流れる過電流を防止するための第3の制御信号を発生するラッチ動作部と
    を有する保護回路。
  2. 上記タイマー回路は積分回路を有し、該積分回路の少なくともコンデンサを含み、該コンデンサの容量値は時定数により規定される
    請求項1記載の保護回路。
  3. 上記信号検出回路は、微分回路とスイッチングトランジスタを有し、上記微分回路の抵抗に発生する電圧を検出して上記スイッチングトランジスタを制御する
    請求項1記載の保護回路。
  4. 上記信号検出回路は、ツェナーダイオードを有し、該ツェナーダイオードの降伏電圧を越えたとき上記第1の制御信号を検出して上記タイマー回路に供給する
    請求項1記載の保護回路。
  5. 上記信号検出回路は、分圧回路とスイッチングトランジスタを有し、上記分圧回路から出力された電圧を検出して上記スイッチングトランジスタを制御する
    請求項1記載の保護回路。
  6. 上記ラッチ動作部はダーリントン回路を有する
    請求項1記載の保護回路。
  7. 入力電圧をトランスを介してスイッチングしたのち整流し、整流した電圧と電流を検出し、過電流のとき制御信号を上記トランスの1次側の制御回路にフィードバックして電流を制御するスイッチング電源装置において、
    上記トランスの1次側の制御回路は、
    上記トランスの2次側の出力の過電流に応じて第1の制御信号を発生する制御信号発生回路と、
    上記第1の制御信号のレベルを検出し、検出した信号が所定レベル以上になると第2の制御信号出力する信号検出回路と、
    上記信号検出回路から出力された第2の制御信号で駆動され、動作中に上記第1の制御信号が転送され、該第1の制御信号が所定の時定数で充電されるタイマー回路と、
    上記第1の制御信号が上記タイマー回路で充電されて所定値以上になったとき、上記過電流を防止するための第3の制御信号を発生するラッチ動作部と
    を有するスイッチング電源装置。
  8. 上記タイマー回路は積分回路を有し、該積分回路のコンデンサの値により時定数が可変される
    請求項7記載のスイッチング電源装置。
  9. 上記信号検出回路は、微分回路とスイッチングトランジスタを有し、上記微分回路の抵抗に発生する電圧を検出して上記スイッチングトランジスタを制御する
    請求項7記載のスイッチング電源装置。
  10. 上記信号検出回路は、ツェナーダイオードを有し、上記第1の制御信号を検出して上記タイマー回路に供給する
    請求項7記載のスイッチング電源装置。
  11. 上記信号検出回路は、分圧回路とスイッチングトランジスタを有し、上記分圧回路から出力された電圧を検出して上記スイッチングトランジスタを制御する
    請求項7記載のスイッチング電源装置。
  12. 上記ラッチ動作部はダーリントン回路を有する
    請求項7記載のスイッチング電源装置。
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