JP4904259B2 - 手首整形器具 - Google Patents

手首整形器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4904259B2
JP4904259B2 JP2007515802A JP2007515802A JP4904259B2 JP 4904259 B2 JP4904259 B2 JP 4904259B2 JP 2007515802 A JP2007515802 A JP 2007515802A JP 2007515802 A JP2007515802 A JP 2007515802A JP 4904259 B2 JP4904259 B2 JP 4904259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrist
support
strap
shell
palm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007515802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008502389A (ja
Inventor
ハスラー,アンドレーアス
ホップマン,ゲーロ
ボッシュ,ユリアン
Original Assignee
オーペーエーデー アー・ゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オーペーエーデー アー・ゲー filed Critical オーペーエーデー アー・ゲー
Publication of JP2008502389A publication Critical patent/JP2008502389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4904259B2 publication Critical patent/JP4904259B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
    • A61F5/04Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints
    • A61F5/05Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints for immobilising
    • A61F5/058Splints
    • A61F5/05841Splints for the limbs
    • A61F5/05858Splints for the limbs for the arms
    • A61F5/05866Splints for the limbs for the arms for wrists, hands, fingers or thumbs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
    • A61F5/0102Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations
    • A61F5/013Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations for the arms, hands or fingers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

本発明は、とう骨方向に開放して遠位端側の前腕部位を収容する支持シェルを備え、手の平の表面と接触する手の平ハンドサポートを備え、そして、力を作用して手首装置を手首部位に接続するための結び装置を備えた手首整形器具に関する。
上に特定した型の手首整形器具は、手首の近傍部分の骨折後に要求されるように、手首を固定するために使用されている。手首部位を固定することは、近接部位、即ち、前腕の遠位端部位および中手骨部位を巻き込み、特に中手骨部位に関して問題がある。その理由は、現実に中手骨部位を固定するだけでなく、最終的に指の関節の動きを維持しなければならないからである。
この複合的な要求に関して、遷移部位における整形器具の設計は、指の関節の動きを維持することによって、整形器具の遠位端の中手骨部位の固定が不十分であってはいけないので、特に難しいことが判明している。
従って、この発明の目的は、手首に関して中手骨部位の快適な固定が可能であると共に、特に手首と中手骨部位との中間部位において指の関節を動かすことができる手首整形器具を提供することにある。
この発明の目的は、請求項1の特徴を有する手首整形器具によって達成される。
この発明の手首整形器具は、支持シェルの内張りのために、手首部位を包み、前腕部位と一致するように設計され、中手骨部位を覆う中手骨部を備えた、前腕部位から始まり、手首部位における支持シェルを超えて延伸している、寸法的に安定した支持挿入物を有している。
手首部位を包み、前腕部位と一致するように設計された寸法的に安定した支持挿入物(サポートインサート)を備えた中手骨部位における手首整形器具の設計によって、手首の固定に対して十分な硬さが得られる。手の平ハンドサポートによって、支持挿入物が完全に寸法的に硬いことは全ての場合に必ずしも必要ではないので、支持効果に必要とされる寸法的な安定性は、支持挿入物の寸法的な弾性復元力、または、支持挿入物の寸法的に硬い設計によって特定することができる。手首部位の固定に必要な内張りにかかるとう骨方向の圧力は支持シェルによって得られる。
支持挿入物によって達成される形状適合および特にピッタリとした支持によって、手首整形器具と中手骨部位との間の遊びに関係なく、手首整形器具の開放端または縁部位において指の関節が動くことができる。
支持挿入物の中手骨部に、支持挿入物を親指上に固定するための装置を備えているときは、特に好ましく、親指を介しての固定は、手首整形器具の配置のための慣性点として使用することができる。
手首整形器具の好ましい態様において、支持挿入物は弾性プラスチック材で形成されている。手首部位における骨折の形および位置によって、プラスチック材の支持効果が十分であることが立証されている。
手首整形器具の他の好ましい態様において、支持挿入物は、複数の成形体からなる成形体充填物を備えた取り外し可能な成形クッション挿入物から形成されている。これによって、手首に近接して適合することなく、非常に高い寸法的な安定性を備えた支持挿入物を設計することができる。
支持シェルの1つの態様によって、快適な接触を伴い、手の平側および背面側から前腕部位の遠位端に効果的な圧力をかけることができ、同時に、支持シェルは、手の平方向および背面方向に向かう少なくとも1つのストラップを備えて、尺骨方向に1つに繋がって設計された支持エリアを有している。
支持シェルの遠位端(手側)に、手の平ハンドサポートの配置を調整することができるキャンティレバー部を備えていると、手の屈曲の正確な調節と手の平の位置の正確な調節のために特に有利であることが証明された。
背屈の軸と本質的に同軸に走る回転軸を備えて支持シェルの上で回転可能にキャンティレバー部を配置すると、キャンティレバー部によって、患者の生体に適用されるように背屈を調整することができる。
手首の部位において治療される損傷のタイプによって、例えば特に、とう骨の遠位端の骨折の場合には、支持シェルを円筒状に補完するために、尺骨方向に開放した補完シェルが有効である。補完シェルは、手の平側および背面側に向かう少なくとも1つのストラップを備え、支持シェルに力を作用させて固定して結合可能な、放射状に1つに繋がった支持エリアを有している。支持シェルの円筒状の補完によって、特に、とう骨の遠位端の部位が増強されて、より強固に支持される。
補完シェルによって補完されて円筒状を形成する手首整形器具の特にコンパクトな態様は、補完シェルを、力を作用させて支持シェルに結合するために、支持シェルの手の平側のストラップと背面側(手の甲側)のストラップからなる少なくとも1対のストラップと、補完シェルの背面側ストラップと手の平側のストラップからなる1対のストラップの間が、少なくとも部分的に重なり、そして、支持シェルの結び装置が重なりを固定する働きをすることによって可能になる。
ストラップ対の重複を生じるために、支持シェルのストラップが補完シェルのストラップ上に形成されたストラップガイドに係合する、または、その逆になるように、係合が設計されると、重複がより固定される。
補完シェルが、少なくとも2対のストラップを備えていると、補完シェルの機能性が高まり、それによって、近接するストラップ対が係合を確実にするように機能し、そして、遠位端(手側)のストラップ対の背面側ストラップおよび/または手の平側ストラップには、圧力調節装置を有する圧力装置が設けられている。
このようにして、特に骨折部位そのものが尺骨またはとう骨の骨折の場合には、圧力の増加を調節することができ、従来のギブスから知られているギブスの圧力後をシミュレートすることができる。
圧力装置が、ストラップに関して位置を変えることができるときには、圧力後のシミュレートをより正確に行うことができる。
簡単な構造と同時に操作の信頼性のレベルが高い圧力装置の効果的な態様を、放射状に移動可能なようにストラップに結合する。
手首整形器具の好ましい実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、手のひら側から見た手首整形器具11の支持シェル10を示し、手首整形器具の全体を図6および図7で示す。背面側(手の甲側)および尺骨側からみた支持シェル10を図2および図3に示す。図2および図3に示すように、(特に図1に示す前腕の輪郭に明確に示されているように、)支持シェル10には、肘(尺骨)に配置される支持エリア12から始まる合計3対のストラップ13、14および15が設けられて形成され、各対のストラップは、前腕の裏側に配置される手のひら側ストラップ16、17、18、および、前腕の表側に配置される背面側(手の甲側)のストラップ19、20、21を有している。支持シェル10の尺骨側から見た図として特に図3に明確に示されているように、支持エリア12は背骨のように設計されて、尺骨に沿って延伸する支持ストランド22を備え、それから背面側(手の甲側)および手のひら側に沿って延伸する支持リブ23、24、25を備え、各支持リブ23、24、25は、手のひら側ストラップおよび背面側(手の甲側)ストラップ16〜21へと展開して、各ストラップ16〜21用の硬い補強部材を形成する。
図1から図3に示すように、手の形状(輪郭)に従って肘からある角度で少し外側に湾曲した突き出し(キャンティレバー)部26が、支持エリア12の遠位端部(手側)に配置されており、突き出し部26の近端部(肘側)は支持ストランド22の遠位端部(手側)に固定可能な旋回結合装置27を介して接続されている。旋回結合装置27は、背屈(ドーサルフレクション)の軸線と同軸に走る回転軸74を有している。特に図1および図3に示すように、ハンドサポート29は、固定可能な摺動結合機構28を介してキャンティレバー部26に接続されている。ハンドサポートは、手の平側面を支持するように機能する。ハンドサポートはキャンティレバー部26の長軸方向に相対的に移動することが可能であり、同時に、摺動結合機構28の固定軸30の回りに回転可能である。ハンドサポート29は手の平側面上に支持するための接触板75を備えている。接触板75は、固定可能な摺動結合装置77によって、ハンド支持ベース76に関して調整可能であり、ハンドサポート29を手の幅方向に調整する。
例えば図1に示すように、支持シェル10は前腕に適用可能であり、弾性プラスチック材で形成され、支持エリア12に一体的に接続されたストラップ対13から15を広げながら横方向に移動させる。支持シェル10を適用するとき、支持シェル10の支持エリア12は、尺骨上の前腕に接触し、ハンドサポート29は手のひら面に接触する。特に図3に示すように、旋回結合装置27によって、支持シェル10上でキャンティレバー部26を回転可能に撓ませることによって、例えば必要に応じて手のひらの僅かな曲げを調節することができる。
図1、図2、図3を組み合わせると明らかなように、ストラップ対13、14、15は、それぞれ結び装置31、32、33を備えており、結び装置はベルクロタイプの形に設計され、ストラップ対13、14、15のストラップ16、19;17、20;18、21の自由端を相互に引っ張ることができて、支持シェル10を使用位置に固定し、そして、結び装置31、32、33にかかる張力によって、ストラップ対13、14、15による前腕/手首部位にかかる圧力を調節する。
図4は、寸法的に弾性を備えたプラスチック材で作製された補完シェル34を示す。図5に示すように、補完シェル34は、環状からなって、支持シェル10を補完する働きをし、前腕/手首部位を全周から囲む支持シェル装置35を形成する。図4に示すように、補完シェル34は遠位端(手側)ストラップ対37、近端(肘側)ストラップ対38を有する支持エリア36を備えている。遠位端ストラップ対37、近端ストラップ対38は、それぞれ手のひらストラップ39および/または40と、背面(手の甲側)ストラップ41および/または42を備えている。ストラップ39、40、41、42はそれぞれ、ストラップを補強する2つの支持リブ43、44および/または45、46を有しており、各リブは支持エリア36に形成された支持ストランド47から離れる方向に延びている。
力を作用させて、補完シェル34を支持シェル10に固定するために、図5に示すように、補完シェル34の遠位端(手側)ストラップ対37と、支持シェル10の中央ストラップ対14との間に、係合接続48が形成されている。その結果、支持シェル10の中央ストラップ対14の手のひら側のストラップ17および背面側(手の甲側)のストラップ20の各々が、補完シェル34の近位端ストラップ対38の手のひら側ストラップ40および背面側ストラップ42の長軸方向のエッジに形成されたスライドガイド51、52と、ストラップの長軸方向のエッジ49、50で係合する。特に図4に示すように、スライドガイド51、52は、近位端ストラップ対38の支持リブ45、46においてカットされた面に平行に、溝によって形成されている。手のひら側ストラップ40および背面側(手の甲側)ストラップ42の表面に形成された留めナブは、支持シェル10の中央ストラップ対14のストラップ20、17の支持リブ24を成型することによって形成される窪み(詳細は図示しない)に係合して、支持シェル10および補完シェル34間の確実な結合を、図5に示すような結び装置を使用しないで、確かなものにする。
図4に示すように、補完シェル34の遠位端ストラップ対37の手のひら側ストラップ39および背面側のストラップ41の両方は、スライド部55を備えた押圧機構54を有しており、スライド部55は、遠位端エリア56、近端エリア57と共に、長軸に沿って走るストラップスロット60、61のガイドエッジ58、59を備えている。(図4に示されていない)底部分は、図4に示すスライド部55の頂部分62に対応するように設計されて、初期張力のもとで、ストラップスロット60、61によって特定されるストラップタング63と接している。スライド部55がストラップタング63と接するのと共に、スライド部55の端部56、57がガイドエッジ58、59と接続することによって、スライド部55と遠位端ストラップ対37のストラップ39、41の間の接続が確かなものになる。
スライド部55がストラップタング63と接する初期張力を変更するために、スライド部55には、スライド部貫通孔65の(図示しない)スライド部ネジ山に収容される圧力ネジ64が備えられている。ここでは頭部無しのネジとして設計されている圧力ネジ64は、スライド部55の貫通孔65に切り込んで、スライド部55とストラップタング63の間の初期張力を大きくし、ストラップタング63が手首部位の方向に相対的に膨らむ。ガイドエッジ58、59に関してスライド部55を移動させると、膨らみの位置、従って、手首部位に圧力がかかる位置が決定できる。
図5は支持シェル10が補完シェル34によって補完されて、円筒状を形成するときの、押圧機構54が支持シェル10の遠位端ストラップ対13のそれぞれの手のひら側ストラップ16および背面側(手の甲側)のストラップ19に作用する状態を示す。更に、図5は、ここに示した支持シェル装置35と共に、補完シェル34の近位端に設けられた支持ストランド突起部66が、支持シェル10の近端ストラップ対15の反対側のとう骨側に設けられていることを示している。支持ストランド突起部66は、近端ストラップ対15に取り付けられた結び装置33によって、力を加えて固定させて、ストラップ対15と接続することができる。
図6および図7は、前腕/手首部位に適用される1つの態様の手首整形器具11を示す。手首整形器具11は、支持シェル10と支持シェル10の内張りとして機能する取り外し可能な成形クッション挿入物67を備えている。図6および図7に示す手首装置11は2段階で適用することができる。先ず第1段階では、成形クッション挿入物67は図8に平らに広げた形で示されるように、好ましくは複数の弾性成形体からなる成形体詰め物を有し、着用し易いように布地のカバー68を備えている。この成形クッション挿入物67を患者の前腕/手首部位に接触させる。成形クッション挿入物67に設けられた受け入れ口69は、親指を通すことができる。次いで、空気を含んだ成形クッション挿入物を、患者の前腕/手首部位に巻いて、前腕/手首部位にケーシングを形成し、成形クッション挿入物のエッジに設けられた(ここでは詳細を示さない)ベルクロタイプの結び装置によってこの態勢で固定する。親指は成形クッション挿入物の中の受け入れ口69を通って、布地カバー68に設けられた受け口70に収納される。
前腕/手首部位に適用された成形クッション挿入物67を支持シェル10で補完するために、支持シェル10を尺骨から前腕/手首部位に押し、そして、ハンドサポート29の位置を患者の生体構造に合わせて整合または調整する。支持シェル10のストラップ対13から15の寸法的に融通のきく設計によって、支持シェル10の前腕/手首部位に対する相対的配置から始まって、結び装置31、32、33によって、ストラップ対13、14、15の個々の手のひら側のストラップおよび背面側のストラップ16、17、18および/または19、20、21に力を作用させて固定し、そして、図6および図7に示すようなハンドサポート29に設けられたベルクロタイプの別の結び装置70によって、ハンドサポート29が患者の手に力を作用させて固定される。
図7に示すように、成形クッション挿入物67は減圧のためのバルブ機構71を備えている。支持シェル10と成形クッション挿入物67が組み合わされて、バルブ機構71が、遠位端ストラップ対15の背面側のストラップ21と、中央ストラップ対14の背面側ストラップ20の間に形成された窪み72に位置するように、成形クッション挿入物の上に配置することができる。適切な減圧装置、例えば減圧ポンプを接続することによって、これまで柔軟であった成形クッション挿入物67は図7に示す形状で固定される。支持シェル10による外側の支持と共に、支持シェル10の全体および支持シェル10の遠位端から突出している成形クッション挿入物67の中手骨部位73において、上述した固定によって、患者の骨格に適用される前腕/手首部位に対して安定した支持がなされる。これによって、特に支持シェル10の遠位端を超える、即ち遠位端側のストラップ対13を超える、手首に関する中手骨部位73の相対的な位置を正確に定める。
しかしながら、上述した手順の替わりとして、布地カバー68に収納される成形クッション挿入物67を、支持シェル10に適用する前に、支持シェル10の内張りとして配置することができ、支持シェル10と共に前腕/手首部位上に押し付けられる。
図8に例として示す成形クッション挿入物67の切り取られた部分によって示すように、成形クッション挿入物67は、受け入れ口69を備えた中手骨部73から始まる尺骨挿入部78、および、とう骨挿入部79を備えている。上述した挿入物は、成形クッション挿入物67が適用されると、前腕と尺骨およびとう骨で接触する。更に、挿入部78、79はそれぞれ通気用窪み80、81を備えている。挿入部78、79は、成形クッション挿入物67が適用されたとき、手のひらおよび背面で重なりが生じないような大きさおよび形状を備えている。
手首部位の要求される安定性の理由によって、即ち例えば手首部位の尺骨骨折の場合には、支持シェル10は、図5に示すように、補助シェル34によって円筒状の設計において補完することができ、図6および7に示すように、成形クッション挿入物67によって支持シェル10の内張りをして補完することができる。
図6および図7に示す態様から逸脱した円筒状の手首整形器具の場合には、従来のギブスから知られている圧力後の効果は、例えば図5に示す圧力装置54の適切な調整および/または相対的位置によって達成することができる。圧力装置54および/またはスライド片55または圧力ネジ64に造影剤を適用するときには、圧力によるピーク圧力が骨折に関して正確であるかをX線によって確認することができる。
図1は、手の平側から見たハンドサポートを備えた手首整形器具の支持シェルを示す図である。 図2は、背面側(手の甲側)から見た図1に示す支持シェルを示す図である。 図3は、尺骨側から見た図1および図2に示す支持シェルを示す図である。 図4は、図1から図3に示した支持シェルと組み合わされる補完シェルを示す図である。 図5は、背面側(手の甲側)から見た、補完シェルによって支持シェルを補完して円筒状に形成した状態を示す図である。 図6は、手の平側から見た、成形クッション挿入物を備えた支持シェルからなる手首整形器具を示す図である。 図7は、背面側(手の甲側)から見た、図6に示す手首整形器具を示す図である。 図8は、平らに広げた図6および図7に示す成形クッション挿入物を示す図である。

Claims (12)

  1. とう骨方向に開放して遠位端側の前腕部位を収容する支持シェル(10)を備え、手の平の表面と接触する手の平ハンドサポート(29)を備え、そして、力を作用して手首装置を手首部位に接続するための結び装置(31、32、33、70)を備えた手首整形器具(11)であって、
    前記支持シェル(10)の内張りのために、前記手首部位を包み、前腕部位と一致するように設計された支持挿入物が備えられ、前記支持挿入物は、中手骨部位を覆う中手骨部(73)を備えた前腕部位から始まり、前記支持シェル(10)を超えて延伸しており、
    前記支持シェルの遠位端(手側)に、手の平ハンドサポート(29)の配置を調整することができるキャンティレバー部(26)を備えていることを特徴とする手首整形器具。
  2. 前記キャンティレバー部(26)は、その背屈の軸と本質的に同軸に走る回転軸(74)を備えて、前記支持シェル(10)上に回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の手首整形器具。
  3. 前記支持挿入物の中手骨部(73)が、前記支持挿入物を親指上に固定するための装置(69)を備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の手首整形器具。
  4. 前記支持挿入物は弾性プラスチック材で形成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の手首整形器具。
  5. 前記支持挿入物は、複数の成形体からなる成形体充填物を備えた取り外し可能な成形クッション挿入物(67)から形成されていることを特徴とする、請求項1から4の何れか1項に記載の手首整形器具。
  6. 支持シェル(10)は、手の平方向および背面(手の甲側)方向に向かう少なくとも1つのストラップ(16、17、18、19、20)を備えて、1つに繋がって設計された支持エリア(12)を有していることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の手首整形器具。
  7. 前記支持シェル(10)の円筒状の補完のために、補完シェル(34)が備えられ、前記補完シェル(34)は、尺骨に対して開放され、手の平方向および背面(手の甲側)方向に向かう少なくとも1つのストラップ(39、40、41、42)を備えて1つに繋がった支持エリア(36)を備えており、そして、前記補完シェルは力を作用させて固定する方法で前記支持シェルに結合可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の手首整形器具。
  8. 前記補完シェルを、力を作用させて前記支持シェルに結合するために、支持シェルの手の平側のストラップ(17)と背面側(手の甲側)のストラップ(20)からなる少なくとも1対のストラップ(14)と、補完シェルの背面側ストラップと手の平側のストラップ(40、42)からなる1対のストラップ(37)の間が、少なくとも部分的に重なり、そして、支持シェルの結び装置(32)が重なりを固定する働きをすることを特徴とする請求項7に記載の手首整形器具。
  9. ストラップ対(14、37)の重複を確実にするために、支持シェル(10)のストラップ(17、20)が補完シェル(34)のストラップ(40、42)上に形成されたストラップガイド(51、52)に係合する、または、その逆になるように、係合が設計されていることを特徴とする請求項8に記載の手首整形器具。
  10. 前記補完シェル(34)は2対のストラップ(37、38)を備えており、遠位端(手側)のストラップ対(37)の背面側ストラップおよび/または手の平側ストラップ(39、41)には、圧力調節装置(64)を有する圧力装置(54)が設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の手首整形器具。
  11. 前記圧力装置(54)は、ストラップ(39、41)に関して位置を変えることができることを特徴とする請求項10に記載の手首整形器具。
  12. 前記圧力装置(54)は、とう骨側に移動可能なように、ストラップ(39、41)に接続されていることを特徴とする請求項11に記載の手首整形器具。
JP2007515802A 2004-06-18 2005-05-18 手首整形器具 Expired - Fee Related JP4904259B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004029457.7 2004-06-18
DE102004029457A DE102004029457A1 (de) 2004-06-18 2004-06-18 Handgelenkorthese
PCT/EP2005/005382 WO2005122974A1 (de) 2004-06-18 2005-05-18 Handgelenkorthese

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008502389A JP2008502389A (ja) 2008-01-31
JP4904259B2 true JP4904259B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=34969145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007515802A Expired - Fee Related JP4904259B2 (ja) 2004-06-18 2005-05-18 手首整形器具

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7993294B2 (ja)
EP (1) EP1755505B1 (ja)
JP (1) JP4904259B2 (ja)
CN (1) CN100438836C (ja)
AT (1) ATE418311T1 (ja)
DE (2) DE102004029457A1 (ja)
ES (1) ES2317239T3 (ja)
WO (1) WO2005122974A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008059288B4 (de) * 2008-11-27 2012-10-31 Technische Universität Dresden Manschette zur Lagefixierung von Knochenbrüchen
US8708939B2 (en) 2011-09-14 2014-04-29 Bonutti Research, Inc. Pronation/supination orthosis and method
US9532916B2 (en) * 2012-03-30 2017-01-03 Rehab-Robotics Company Limited Wearable power assistive device for hand rehabilitation
WO2014080045A1 (es) * 2012-11-22 2014-05-30 Especialidades Médico Ortopédicas, S.L. Ortesis de muñeca
CN103054666B (zh) * 2012-12-24 2015-04-22 卜晗 桡骨远端骨折外固定治疗装置
GB2530229B (en) * 2013-06-12 2020-03-04 Kumar Pranesh A splint
US10278881B1 (en) 2013-12-12 2019-05-07 Ermi, Inc. Devices and methods for assisting pronation and/or supination
CA2946872A1 (en) 2014-04-25 2015-10-29 Sharp Fluidics Llc Systems and methods for increased operating room efficiency
CN105055066A (zh) * 2015-07-22 2015-11-18 重庆医科大学附属儿童医院 一种上肢旋前畸形矫形器
CN108471818A (zh) 2015-10-29 2018-08-31 夏普应用流体力学有限责任公司 用于提高手术室效率的系统和方法
CN105919703A (zh) * 2016-05-24 2016-09-07 上海市普陀区人民医院 一种全手型康复支具及其康复方法
CN106176017B (zh) * 2016-07-20 2018-08-21 衡水天健医疗器材有限公司 一种腕关节固定带
EP3638161A4 (en) * 2017-06-15 2021-02-17 Pranesh Kumar SYSTEM AND COMPONENTS THEREOF FOR USE IN THE TREATMENT OF BONE FRACTURE
DE102017127892A1 (de) * 2017-11-24 2019-05-29 Ottobock Se & Co. Kgaa Handorthese und System mit einer Handorthese
DE102017127890A1 (de) * 2017-11-24 2019-05-29 Ottobock Se & Co. Kgaa Handorthese sowie Verfahren zum Anpassen einer Handorthese
DE202018001630U1 (de) 2018-03-28 2018-04-15 Bort Gmbh Verschlusssystem für ein orthopädisches Stützmittel und orthopädisches Stützmittel
USD966532S1 (en) * 2020-09-08 2022-10-11 Neofect Co., Ltd. Smart glove for rehabilitation
FR3139461A1 (fr) * 2022-09-12 2024-03-15 Jean-François HOUIS Orthese pour poignet

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09220245A (ja) * 1995-10-27 1997-08-26 Johnson & Johnson Professional Inc 足首固定具
JP2003522594A (ja) * 2000-02-15 2003-07-29 ロイス メディカル カンパニー 成形された整形外科デバイス

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4657003A (en) * 1983-10-03 1987-04-14 Cramer Products, Inc. Immobilizer device
US4677971A (en) * 1985-12-26 1987-07-07 Rolyan Manufacturing Co. Inc Adjustable wrist splint
US5286249A (en) * 1989-10-31 1994-02-15 Thibodaux Peggy L Brace for fixation of bone fractures
CN2072392U (zh) * 1990-06-06 1991-03-06 第四军医大学第一附属医院 上肢肢体固定器
DE4029120A1 (de) 1990-09-13 1992-03-19 Habermeyer Peter Vorrichtung zur umschliessenden fixierung von extremitaeten
US5205812A (en) * 1992-01-13 1993-04-27 L'nard Associates, Inc. Hand splint
CN2160363Y (zh) * 1992-10-11 1994-04-06 张建设 前臂骨折牵引固定器
DE4423755A1 (de) * 1993-06-26 1995-01-19 Gdw Genossenschaft Der Werksta Vorrichtung zum Fixieren oder Lagern mindestens eines Körperteils
DE4326751C2 (de) * 1993-08-11 1997-07-10 Beiersdorf Ag Hand- und Handgelenkorthese
GB9411445D0 (en) * 1994-06-08 1994-07-27 Univ Brunel A splint
EP0713691A3 (de) * 1994-11-25 1996-11-20 Gore W L & Ass Gmbh Lagerungshilfe zur Lagerung von Patientenkörperteilen
US5637078A (en) * 1995-05-10 1997-06-10 Restorative Care Of America Incorporated Resting hand orthosis
DE19651912A1 (de) * 1996-12-13 1998-06-18 Beiersdorf Ag Anatomisch geformte medizinische Bandagen
US6165148A (en) * 1999-07-23 2000-12-26 Loretta M. Carr-Stock Wrist/hand/finger orthosis
US6615148B2 (en) * 2000-05-17 2003-09-02 Tektronix, Inc. Streaming distributed test and measurement instrument
KR100446556B1 (ko) * 2001-12-28 2004-09-04 주식회사 티엔알메디텍 골절고정을 위한 부목겸용 깁스부재
GB0207399D0 (en) 2002-03-28 2002-05-08 Grampian Univ Hospitals Fracture brace
GB2425960A (en) * 2005-05-12 2006-11-15 Ali Bajwa Adjustable splint
US20090054820A1 (en) * 2007-02-28 2009-02-26 Weltner Thomas R Static progressive pronation supination splint

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09220245A (ja) * 1995-10-27 1997-08-26 Johnson & Johnson Professional Inc 足首固定具
JP2003522594A (ja) * 2000-02-15 2003-07-29 ロイス メディカル カンパニー 成形された整形外科デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
US7993294B2 (en) 2011-08-09
WO2005122974A1 (de) 2005-12-29
DE502005006332D1 (de) 2009-02-05
EP1755505B1 (de) 2008-12-24
DE102004029457A1 (de) 2006-01-12
JP2008502389A (ja) 2008-01-31
CN1988862A (zh) 2007-06-27
EP1755505A1 (de) 2007-02-28
ES2317239T3 (es) 2009-04-16
CN100438836C (zh) 2008-12-03
US20080208093A1 (en) 2008-08-28
ATE418311T1 (de) 2009-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4904259B2 (ja) 手首整形器具
US8162864B2 (en) Hip orthosis, method for preventing the disclocation of a hip and use of a hip orthosis
US10456314B2 (en) Range of motion device
JP5128957B2 (ja) 膝支持装置
JP5415074B2 (ja) 骨折ブレイス
US11571029B2 (en) Wrist guard with improved operation performance
KR101555850B1 (ko) 신전 및 굴곡 각도 조절이 가능한 관절 보조 장치
EP2691054B1 (en) Orthopedic pressure device
JP2005512731A (ja) 骨折固定のための添え木兼用のギプス部材
US10932939B1 (en) Global osteoarthritis knee brace
JP5189714B2 (ja) 膝装具及び外脚側ジョイント及び内脚側ジョイントのセット
JP2010508072A (ja) 圧迫用の包帯
KR101815793B1 (ko) 의료용 부목
US20140221891A1 (en) Brace For Unloading Of Medial Or Lateral Joint
JP3688231B2 (ja) 手関節用装具
JP2000083982A (ja) ハンドブレ―ス
US20210161697A1 (en) Wrist protecting band
KR102017518B1 (ko) 관절 보조장치
KR100230935B1 (ko) 무릎정형보조기
JP2005500130A (ja) 膝装具皮膚挟み防止ガード
KR20240109721A (ko) 의료용 부목 장치
WO2021246962A1 (en) Finger splint
WO2002060359A1 (en) Joint brace with multi-planar pivoting assembly and infinitely adjustable limb extension regulator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110128

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110324

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110422

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4904259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees