JP2003522594A - 成形された整形外科デバイス - Google Patents

成形された整形外科デバイス

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JP2003522594A JP2001559388A JP2001559388A JP2003522594A JP 2003522594 A JP2003522594 A JP 2003522594A JP 2001559388 A JP2001559388 A JP 2001559388A JP 2001559388 A JP2001559388 A JP 2001559388A JP 2003522594 A JP2003522594 A JP 2003522594A
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ジョセフ エム. イグレシアス,
トレイシー イー. グリム,
ステイシー ワイアット,
スティーブン ティー. ペロウト,
ルイス エフ. トラン,
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ロイス メディカル カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、可撓性内部部材およびこの可撓性内部部材に直接成形される外部骨格を有する整形外科支持具に関する。この支持具(512)は、手首の動きを固定するために使用され得、親指帯部を備える。内部構造支持具(514)は、手首領域にクッション作用を提供するために、外部骨格に装着される。他の実施形態としては以下を有する整形外科支持具が挙げられる:装着可能な支柱と;手のウェブを横切って延び、かつこの手のウェブを支持するウェブブリッジと;種々の前腕サイズに適応し得る、調節可能な前腕部分を有する調節可能な手首支持具と;手のウェブを調整するための空間を有する手首装具と;そして、内装パッド部材を有する支持具であり、ここでパッド部材自体がパッドに成形される支持具構造とを有する。本発明の別の局面は、外部骨格を作製する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (I.関連出願) これは、米国特許シリアル番号第08/580,129号(1995年12月
28日出願)、米国特許シリアル番号第09/018,318号(1998年2
月3日出願)、および米国特許シリアル番号第09/504,980号(200
0年2月15日出願)(これらの全ては本明細書中で参考として援用される)の
一部継続である。
【0002】 (II.発明の背景) (A.発明の分野) 本発明は、整形外科支持具、より詳細には成形された外面構造を有する整形外
科支持具に関する。
【0003】 (B.先行技術) 解剖学的構造の損傷した部分のための繊維整形外科支持具を硬化させる多数の
既知の方法が存在する。例えば、米国特許第4,724,847号は、複数のポ
ケットを有する足首装具を開示する。剛性支柱部材は、足首を取り囲みそして固
定する剛性構造体を形成するためにポケットに挿入される。とりわけ、米国特許
第3,298,365号、同第4,280,488号、同第4,825,856
号および同第4,440,158号は、同様な配置を開示する。
【0004】 これらの設計の欠点は、それらが、構築されるために多くの労力を必要とする
ことである。構造体の多数の分離片を切断し、支持具を共に縫合し、そして剛性
支柱などを挿入するために、労働者が雇われなければならない。さらなる欠点は
、この支柱が、代表的に、一定の厚さのプラスチックから型抜きされることであ
る。従って、支柱の形状はかなり制限され、そして最終的な支持具は、しばしば
解剖学的構造と完全には一致しない。支柱は特定の外形を有するように製造され
得るが、この製造工程は単純ではなく、そしてしばしばかなり高価である。
【0005】 整形外科支持具技術の外で、構造体が配置された鋳型に硬化可能な材料を射出
することによって、固定化特注形状物品を作製する努力がなされている。例えば
、ヨーロッパ特許第89103277.3号(1989年2月24日にEPOに
出願(公開番号0 332 899))は、構造体の片に成形されたプラスチッ
クを射出することによって形成されたダイヤフラムを開示する。このダイヤフラ
ムは、自動車のエンジンにおける圧力障壁として作用する。ヨーロッパ特許第8
7101406.4号(1987年2月3日に出願(公開番号0 234 34
1))は、自動車のための繊維補強構造体の作製を開示する。線維性材料が、鋳
型内に配置され、次いで樹脂がこの鋳型に射出される。この樹脂は、構造体を飽
和し、そして最終的に固化し、それによって補強自動車部分が形成される。他の
例としては、米国特許第5,093,067号および同第5,456,976号
が挙げられる。
【0006】 米国特許第5,647,150号(1997年7月15日に公開)は、鋳型に
関してソックスを伸ばすことによるシューズの形成を開示する。熱可塑性フィル
ム層は、鋳型と構造体層との間に配置される。次いで、熱可塑性材料は、構造体
を通って流れ得、そして熱可塑性フィルム層と結合し、それによってこの熱可塑
性材料を構造体に固定する。しかし、この方法は、この構造体の対向する側の熱
可塑性フィルム層と結合するために、この構造体を通って熱可塑性材料が全体的
に流れることを必要とする。
【0007】 米国特許第6,024,712号(2000年2月15日に公開され、かつ本
明細書中で参考として援用される)は、多数の射出成形された整形外科支持具を
示す。この‘712特許は、支持具がすでに成形された後に、この支持具に必要
に応じて付加され得る構造部材を有する成形された支持具の概念を取り入れる。
詳細には、‘712特許の図11は、さらなる硬化が要求される場合、この外面
構造体に必要に応じて固定され得る、さらなるフレーム部材を有する足首支持具
を示す。特定の使用者の要求に対して、すでに成形された外面構造体を容易に適
合させるこの概念をさらに拡張することが望ましい。
【0008】 (III.発明の要旨) 本発明の目的は、整形外科支持具についての技術を進歩し、そして整形外科支
持具を製造するための改良方法を提供することである。
【0009】 一般的に言えば、本発明は、可撓性内部部材および成形された外部骨格を有す
る整形外科支持具である。
【0010】 本発明の1つの局面は、親指帯具を有する手首支持具に関する。この手首支持
具は、この手首の動きを固定するための支持を提供する、成形されたプラスチッ
ク外面構造体を備える。内部構造支持具は、手首領域にクッション作用を提供す
るために、この成形された外面構造体に装着される。別個の装着可能な親指帯具
部材は、親指帯具を含むように、この手首支持具を必要に応じて構成するために
提供される。この手首支持具は、この支持具が親指帯具を有さない第一モードと
、この支持具が親指帯具を有する第二モードとを有する。
【0011】 別の実施形態において、この親指帯具部材は、超音波溶接、スナップ、ホック
およびループ(hook−and−loop)材料、リベットまたは接着剤から
なる群から選択される方法によって、この第二モードの支持具に装着される。こ
の親指帯具部材は、ホックおよびループ材料を備え得る親指保持ストラップを備
え得る。それはまた、成形された外部外面構造体およびこの外面構造体に内張り
する柔軟な織物類を備え得る。
【0012】 1つの代替の実施形態において、プラスチック外面構造体は、前腕部分および
親指部分を備える。親指帯具部材は、親指支持具構造およびこの外面構造体の前
腕部分に装着される支柱部分を備える。他の実施形態において、このプラスチッ
ク外面構造体は、ウェブ受容領域および親指開口部を備える。親指帯具部材は、
親指開口部についてこのプラスチック外面構造体に装着するように適合される。
【0013】 本発明の別の局面は、装着可能な支柱を有する整形外科支持具に関する。可変
性手首支持具は、この手首の動きを固定するための支持具を提供する、成形され
たプラスチック外面構造体を備える。内部構造支持具は、手首領域にクッション
作用を提供するために、この成形された外面構造体に装着される。この成形され
た外面構造体に必要に応じて装着するための別個に装着可能な支柱は、この外面
構造体にさらなる剛性を付加するために提供される。この手首支持具は、装着可
能な支柱がこの手首支持具に装着されない第一の相対的可撓性モードと装着可能
な支柱がこの手首支持具に装着される第二の相対的剛性モードとを有する。
【0014】 特定の実施形態において、この支柱は、アルミニウム、鋼および成形されたプ
ラスチックからなる物質の群から形成され得る。この支柱は可屈曲性アルミニウ
ム支柱であり得る。支持具はまた、このアルミニウム支柱が支持具の形状を変え
るために、支持具に装着された後曲げられる、第三モードを有し得る。この支持
具は、この支柱を受容するための成形されたくぼみを備え得る。
【0015】 本発明の別の局面は、手のウェブを横切って延びかつそれを支持する部分を有
する支持具に関する。この支持具は、この手首の動きを固定するための支持具を
提供するための成形されたプラスチック外面構造体を備え得る。この成形された
プラスチック外面構造体は、手のウェブを横切って延びるように適合されるウェ
ブ部分を備え得る。パッド可撓性部材は、この手のウェブにクッション作用を提
供するために、このウェブ部分の少なくとも一部分について延びる。この成形さ
れたプラスチック外面構造体は、このパッド部材を受容するための成形されたく
ぼみ領域を必要に応じて備え得る。
【0016】 本発明の別の局面は、種々の前腕サイズを調整し得る、調節可能な前腕部分を
有する調節可能な手首支持具である。1つのこのような実施形態としては、この
手首の動きを固定するための支持具を提供する、成形されたプラスチック外面構
造体が挙げられる。手首領域にクッション作用を提供するために、内部クッショ
ンがこの成形された外面構造体に装着される。この外面構造体は、前腕部分およ
び手部分を有する。この前腕部分は、調節可能なクロージャーを備え、ここでこ
の前腕部分は、種々の異なる使用者の前腕に適合するように調節され得る。
【0017】 種々の実施形態において、この調節可能なクロージャーは、ホックおよびルー
プ材料を有するストラップを備える。この調節可能なクロージャーは、第一およ
び第二ストラップを備え得、この第一ストラップは複数のポストを有し、かつこ
の第二ストラップは、このポストを受容するための複数の穴を有する。この調節
可能なクロージャーは、代替的に、この外面構造体に固定されたストラップ、お
よびこのストラップに調節可能に固定されたクリップを備え得、このクリップは
開口部を有し、この外面構造体は、このクリップを固定するホックを有する。
【0018】 本発明の別の局面は、中心コアに外面構造体を成形する方法に関する。この方
法の1つの実施形態は、第一キャビティ部分を有する第一外側部分、第二キャビ
ティ部分を有する第二外側部分、およびコアの片を備える鋳型を提供する工程を
包含する。次いで、この鋳型は、コアの片がこの第一および第二キャビティ部分
内に位置するように閉じられる。次いで、プラスチックが、この鋳型に射出され
て、このコアの片について整形外科支持具の外面構造体を形成する。次いで、こ
の鋳型は開けられ、そしてこのコアの片は、それに関して形成されたプラスチッ
ク外面構造体から取り除かれる。この方法はまた、このコアからプラスチック外
面構造体を取り除き、そしてこの外面構造体の内装にパッドを固定して、解剖学
的構造部分にクッション作用を提供する工程を包含し得る。
【0019】 本発明の別の局面は、手のウェブを調整するための空間を有する手首装具に関
する。成形されたプラスチック外面構造体は、この手首の動きを固定するための
支持具を提供する。この成形されたプラスチック外面構造体は、手のウェブを横
切って延びるように適合される曲線のウェブ部分を備える。この曲線のウェブ部
分は、親指開口部を有する。この装具は、手のウェブにクッション作用を提供す
るために、このウェブ部分の少なくとも一部分に関して延びるパッド可撓性部材
を必要に応じて備え得る。この成形されたプラスチック外面構造体は、このパッ
ド部材を受容するための成形されたくぼみ領域を備え得る。
【0020】 本発明は、広域な種々の異なる整形外科支持具(例えば、掌側副子または背面
副子のような副子が挙げられる)を包含することに注意のこと。これらの副子は
、単一成形であり得、そして親指孔および手のウェブを横切って延びるための部
分を備え得る。
【0021】 本発明の別の局面は、射出成形された外面構造体および内装パッドを有する支
持具である。この内装パッドは、このパッドに成形される支持具構造に提供され
る。この支持具構造は、パッド整形外科支持具を形成するために、外面構造体に
接合され得る。本発明の1つの実施形態において、内装パッド部材の支持具構造
は、超音波溶接、スナップ、ホックおよびループ材料、リベットまたは接着剤か
らなる群から選択される方法によって、この外面構造体に装着される。
【0022】 本発明の種々の実施形態において、外部支持具の厚さは、この支持具の異なる
位置において異なる支持レベルおよび可撓性レベルを提供するように、特定の領
域において増加または減少され得る。この外面構造体は、成形後に、分離支持具
部材を受容するように適合され得る。また、この外面構造体は、可撓性材料に装
着され、さもなければ射出成形前に鋳型に導入される、支柱または他の部材を横
切って成形され得る。
【0023】 この支持具は、外面構造体が射出成形され、それによってストラップが支持具
に装着される、ストラップをさらに備え得る。この支持具は、1つ以上のブラダ
ーを備え得、そしてまた、このブラダーを膨張させるためのポンプを備え得る。
あるいは、この支持具は、ゲルまたはフォームパッドを備え得る。
【0024】 この外面構造体は、1つ以上の型の材料から成形され得る。例えば、この外面
構造体は、可撓性が望まれる1つの領域においては、より可撓性材料であり得、
そしてより剛性が望まれる別の領域においては、より強固な材料であり得る。
【0025】 本発明の他の目的および特徴は、以下の詳細な説明の総説、図面および特許請
求の範囲から明らかとなる。
【0026】 (V.好ましい実施形態の詳細な説明) 図1は、上に半剛性プラスチック外部構造体22が射出成形された可撓性多孔
質シート材料20を示す。外部構造体22を形成するために、シート材料20は
、射出成形鋳型を横切って伸長され、次いで、通常の液圧下で閉じられる。シー
ト材料20の縁部は、通常、鋳型のキャビティを超えて延びる(図示せず)。一
旦、この鋳型が液圧によって閉じられると、射出成形機構が、融解したプラスチ
ックをこの鋳型に注入して、外部構造体22を形成する。この融解したプラスチ
ックは、多孔質シート材料20を透過し、そして冷却するときにシート材料20
に結合する。その結果、外部構造体22をシート材料20に装着するためのさら
なる固定手段は必要ではない。
【0027】 種々の異なる材料が、シート材料20と射出成形される外部構造体22との両
方に対して使用され得る。説明の目的であって限定ではなく、シート材料は、整
形外科支持具における使用のために適切であり、かつ融解した樹脂がこのシート
材料の内部に透過するかまたはこの支持具を通過することを可能にする材料であ
るべきである。例えば、シート材料20は、ポリプロピレンニット材料、ポリエ
ステルニットまたはナイロンであり得る。特定のフォーム積層体およびネオプレ
ンが、いくつかの用途において使用され得る。首尾よく使用されている1つの材
料は、New YorkのGehring Textilesから入手可能なポ
リエステルスペーサー織物である。
【0028】 外部構造体もまた、様々な熱硬化性材料および熱可塑性材料から作製され得る
。例として、ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ウレタン、TPEおよび
ビニルが挙げられる。ナイロンまたはガラス充填ナイロンが、外部構造体が強固
でなければならない用途において、使用され得る。
【0029】 さらに図1を参照すると、外部構造体22は、踵部24ならびに2つの側面支
持部26aおよび26bを備える。踵部は、複数の切り抜き部28を備え、これ
らは、順応性およびフィットを可能にする。チャネル30aおよび30bが、踵
部24のいずれかの側に沿って延びる。製造者がこのアセンブリを折り畳んで図
2に示すもののような完成した足首装具にする場合に、この製造者は、この装具
を、踵の大きさを合わせるために、チャネル30aおよび30bのいずれかに沿
って折り畳み得る。
【0030】 図1の外部構造体は、2つの紐通し突起32aおよび32bを備える。突起3
2aおよび32bは、薄い部分を備え、この部分を通って、それぞれ複数の背面
紐通し穴34aおよび34bが延びる。これらの薄い部分は、突起の縁部まで延
びて、靴紐のためのウェル36aおよび36bを提供する。
【0031】 側面支持部26aおよび26bは、それぞれ複数のフィンガー38aおよび3
8bを備える。これらのフィンガーは、この支持部を補強するが、依然としてこ
の支持部が足首の形状に調節されることを可能にし、そしてこの支持部が使用の
間にいくらか撓むことを可能にする。これらのフィンガーの厚みは、支持部の性
能を変更するために変化され得る。図1が示す特定の実施形態において、この外
部構造体は、この支持部を、足首に対応する領域でより可撓性にする、薄い領域
40を有する。これによって、この支持部はより順応性となり、この装具をその
領域で距骨の輪郭に一致させる。フィンガー38aおよび38bは、可撓性が低
くかつさらなる支持が所望である位置で、この支持部を補強するために、足首か
ら離れたその端部においてはより厚い。
【0032】 図1の外部構造体はまた、2組のスピード紐通し42aおよび42bを備え、
図2に示すように、これらのスピード紐通しの周囲に、紐が巻かれ得る。スピー
ド紐通し42aおよび42bはまた、紐通し開口部43(図5)を備え、この紐
通し穴は、靴紐をスピード紐通しに巻いて支持具に素早く紐を通すか、または非
常にしっかりと紐で留めるために紐を紐通し開口部に通すかのいずれかの選択肢
を、最終使用者に提供する。図2および4に示すように、各スピード紐通しは、
外部構造体22の残りの部分の平面の上に上方に延びる部分44を有して、周囲
に紐が巻かれ得る部分を提供する。スピード紐通しを形成するために特別の機構
が使用され得ることが、射出成形の当業者に公知であるはずである。具体的には
、ばね付勢したリフターが、鋳型の中で使用されて、射出成形機が開く際に、鋳
型の一部をスピード紐通しの突出部分から離して自動的に押す。
【0033】 図4および6に示すように、スピード紐通しの各々は、小さなリブ46を備え
、このリブは、紐を通している間に紐に張力を提供する。この小さなリブからの
張力は、紐が外れることを防止する。このリブは、適所に引かれる場合に靴紐を
挟んで、この紐を圧迫および摩擦によって固定するよう作用する。このリブにお
ける開口部の幅は、紐の厚みより小さく、その結果、この紐は、このリブを下方
に引く場合に、固定される。
【0034】 外部構造体22がシート20に射出成形された後に、製造者は次いで、外部構
造体22およびシート20を支持具48(図2)に形成し得る。シート20は、
最初に、ダイカットなどによって切断されて、この支持具の外側本体50を形成
する。シート20は、種々の異なる様式で切断され得る。シート20は、射出成
形工程の後にダイカットされ得る。あるいは、鋳型が、成形プロセスの間にこの
シートを切断するよう設計され得る。シート材料は、ロール上で保存され得、次
いで、このロールから、射出成形のために鋳型にされ得る。さらなる代替として
、シート20は、予め切断され、そして把持手段および位置決めピンによって、
鋳型の内部で適所に保持され得る。
【0035】 図3を参照すると、踵開口部46が、シート材料20に切り込まれ得る。踵開
口部46は、さらなる順応および通気のために、使用者の踵が支持具の外側に延
びることを可能にする。結合材料のストリップ(図示せず)が、足首穴の縁部の
周囲に縫い付けられて、切断された縁部を覆い、そしてこれらの縁部が裂けるこ
とを防止し得る。小さな半円のクッション材料片(図3)が、踵開口部46の内
側リムに装着され得る。この小さなクッション材料片は、踵骨の頂部の衝撃を和
らげるよう機能する。
【0036】 再度図2を参照すると、舌部54がこの支持具に固定される。舌部54は、代
表的に、ネオプレンまたは別のフォームのような順応性の材料で作製され、その
結果、この舌部は、紐からの圧力を和らげる。舌部は代表的に、支持具に縫い付
けられるが、当該分野において通常の他の様式で装着され得る。
【0037】 支持具は、可撓性の多孔質材料から作製される内側ライナー56を備え得、こ
の内側ライナーは、通気性および圧迫を提供する。内側ライナー56は、ポリエ
ステルスペーサー織物の薄いシートであり得る。内側ライナー56は、直接的に
かまたは支持具の縁部において結合材料58の薄いストリップとともにかのいず
れかで、支持具に縫い付けられ得る。
【0038】 図7は、外部構造体22がシート材料20に縫い付けられた、代替の実施形態
を示す。この外部構造体は、シート材料と別個に形成され得、次いで、シート材
料に縫い付けられ得る。あるいは、外部構造体22は、上記のように、最初にシ
ート材料20上に射出成形され得、次いで、補強のための縫い目59などによっ
て縫われ得る。この外部構造体がシート材料20に最初に射出成形される場合に
は、この縫合は、この外部構造体とシートとの間の既に存在する結合を補強する
よう働く。縫合の代替としてかまたは縫合の補足として、溶媒に基づく種々の接
着剤が、射出成形の前に、この材料上に導入され得る。次いで、この接着剤は、
外部構造体をシートにさらに結合するよう作用する。しかし、現在好ましい実施
形態においては、射出成形プロセス自体が、外部構造体をシートに結合させ、こ
れによって、外部構造体をシートに固定するためのさらなる接着または縫合が必
要とされないことが、注目されるべきである。
【0039】 図2の実施形態のフィンガー38aおよび38bの組は、支持具を足首の形状
に順応させることを補助する。これらのフィンガーは、支持具が、例えば腫脹し
た足首に適合することを可能にし、そしてこの腫脹が引くにつれてその形状を調
節することを可能にする。これらのフィンガーは、長手方向の支持を提供し、一
方で圧迫を可能にする。図2の実施形態におけるフィンガーは、圧力点を最小に
するために、足首に近い領域40(この領域は、代表的に、足首が損傷している
場合に痛い)において薄くなる。これらのフィンガーは、さらなる支持を提供す
るために、足首から離れた位置では、より厚い。
【0040】 図8の実施形態は、図2のフィンガーの代替を提供する。外部構造体122は
、連続的である。足首の形状に適合するフィンガーを有するよりむしろ、外部構
造体122は、足首にフィットするよう輪郭付けられる。図2の実施形態におい
てと同様に、図8の外部構造体122は、標準的な射出成形設備において形成さ
れ、そして下にある可撓性シート材料の上に直接射出成形される。
【0041】 本発明の実施形態は、1つ以上のブラダーを備え得る。図9および10は、ブ
ラダー60aおよび60bが支持具の壁に埋め込まれた実施形態を示す。支持具
の壁に埋め込まれたブラダーは、当該分野において通常である。しかし、図9の
実施形態はまた、支持具の外側に射出成形された外部構造体22を有し、このこ
とは、本発明の特徴である。
【0042】 図9の実施形態は、2つのブラダー60aおよび60b、ならびに内側ライナ
ー61、ならびにそれぞれのブラダーから空気力球ポンプ(pneumatic
bulb pump)64に延びる管62aおよび62bを備える。これらの
ブラダーを膨張させるために、使用者は、球ポンプ64を反復的に押す。各ブラ
ダーは、通常は弁を備え、この弁は、ブラダーの膨張を維持するために、膨張し
たブラダーから管62aおよび62bを通って空気が逃れることを防止する。こ
れらのブラダーは、足首65のさらなる支持を提供するよう働く。従来の逃し弁
が、各ブラダーと組み合わせて提供されて、これらのブラダーが膨張する場合に
、これらのブラダーから圧力を選択的に逃す。
【0043】 これらのブラダーは、通常、外部構造体をシート材料の上に射出成形する前に
、シート材料220の内部に形成される。しかし、例えば、外部構造体が形成さ
れた後にブラダーおよび管がシート材料220に挿入される、代替の配置が可能
である。多くの実施形態において、ブラダーは、シート材料220と内側ライナ
ーとの間に入る。ブラダーは一般的に空気で満たされるが、これらは圧力下の空
気の代わりにか、または圧力下の空気に加えて、フォームで充填され得る。
【0044】 図9の空気ブラダーの代替として、この支持具は、ゲルパッドを備え得る。こ
の支持具の壁は、パウチを備え得、射出成形が既に完了した後に、ゲルパッドが
これらのパウチに挿入され得る。これらのゲルパッドは、皮膚の隣または足首と
内側ライナーとの間のいずれかに配置されるか、あるいは外側層220と内側ラ
イナーとの間に挟まれる。この配置を用いて、支持具は、熱/寒冷療法のために
使用され得、ここで、熱および/または寒冷ゲルパックが、この支持具に挿入さ
れる。
【0045】 いくつかの用途において、外部構造体をさらに硬くすることが所望であり得る
。その結果、図11の実施形態は、使用者がさらなるフレーム部材70を選択的
に追加および除去することを可能にするよう設計される。フレーム部材70は、
ポスト72a、bおよびcを有し、これらのポストは、適合性の開口部74a、
b、cに挿入されて、フレーム部材70を外部構造体に取り外し可能に固定し得
る。現在好ましいフレーム部材70は、射出成形されたプラスチックであるが、
このフレーム部材は、広範な種々の材料(過剰な硬さのための金属を含む)から
作製され得る。
【0046】 図11が示す構造的部材の追加の概念は、さらなるフレーム部材70を単に追
加することを超えて拡張され得る。他の構造的構成要素(例えば、パッド、支柱
、電子デバイスおよび整形外科支持具の装着のための他の任意の取り付け具)が
、外部構造体および/または可撓性シート材料に装着され得る。
【0047】 例えば、スピード紐通しは、別個に形成され得、そして外部構造体が射出成形
された後に装着され得る。図12は、嵌合開口部(例えば、開口部274a〜d
)に挿入するためのポスト272を各々が有する装着可能なスピード紐通し24
4(図12A)を備える、このような配置を示す。代替のポスト272’が使用
され得、ここで、このポストは、スピード紐通し244’が外部構造体にスナッ
プ留めされることを可能にする、ノブ276を備える。これらの紐通しを外部構
造体に別個に装着することによって、スピード紐通しは、外部構造体とは異なる
材料から作製され得る。例えば、スピード紐通しは、外部構造体(これは、より
可撓性の材料から作製し得る)より硬い、より寿命の長い材料から形成され得る
。図12Bに示すように適所にスナップ留めすることに加えて、スピード紐通し
は、他の公知の手段(例えば、超音波溶接またはリベット留め)によって装着さ
れ得る。
【0048】 本発明の別の実施形態は、外部骨格の半剛性プラスチックフレームワークを、
より剛性のプラスチック材料の上にオーバーモールドする工程を包含する。この
より剛性のプラスチック片が、予め射出成形されるか、またはダイカットされる
かのいずれかであり、次いで、織物材料とともに鋳型に入れられる。より剛性の
プラスチック片もまた、織物材料上に予め射出成形され得る。次いで、外部骨格
材料は、より良好な順応のためにより柔軟な材料から形成され得、より剛性のプ
ラスチック材料が、剛性を提供する。外部骨格材料は、より剛性のプラスチック
材料および織物の上に射出成形される。
【0049】 図13の実施形態を参照すると、外部骨格の半剛性プラスチックフレームワー
ク322が、より剛性のプラスチックまたは金属の材料で作製されるプラスチッ
ク支柱部材380の上に成形される。支柱部材380は、単独でかまたは可撓性
シート材料20の上に、予め射出成形され得る。各場合において、支柱部材38
0と織物シートとの両方が、射出鋳型に一緒に入れられる(別個にかまたは予め
付着されて)。次いで、外部構造体322が、シート上および支柱部材380上
に射出成形される。
【0050】 この概念は、組立式のスピード紐通しアセンブリに関する外部構造体の成形に
拡張され得る。スピード紐通しは、プラスチックの薄い基部を備えて成形され得
る(図14、15および16)。次いで、スピード紐通しアセンブリ342は、
可撓性シート材料とともに、射出鋳型に入れられる。次いで、外部構造体のプラ
スチックが、この織物上およびスピード紐通しアセンブリ上に射出成形され、こ
れによって、スピード紐通しアセンブリを適所に結合する。あるいは、このスピ
ード紐通しアセンブリは、外部構造体422が形成された後に、溶接、接着剤、
および/または当該分野において公知の他の装着手段によって、予め決定された
領域382に装着され得る(図14)。
【0051】 上記は、本発明の現在好ましい実施形態、および代替の実施形態を記載した。
しかし、本発明の範囲は、詳細な説明に記載されたものに限定されないことが、
理解されるべきである。多数の改変が、本発明の範囲内で使用され得る。例えば
、図17に示すように、本発明による整形外科支持具は、ケーブル補強システム
を外部骨格フレームワークの上に備えて、さらなる中央/側方支持および圧迫を
提供し得る。ケーブル90は、例えば、紐通しおよび/またはストラップシステ
ムと相互作用する、単一フィラメントラインであり得る。紐またはストラップが
締められる場合に、これらは単一のフィラメントワイヤ90を緊張させて引く。
例えば、図17において、ストラップ92は、締められる場合にワイヤ90を緊
張させて引く。ガイドシステム94は、外部構造体の一部として成形され得、そ
してケーブル90は、このガイドを通過し得る。
【0052】 支持具は、種々の取り付け具およびハードウェアで固定され得る。例えば、外
部構造体は、ピン、チャネル、溝、ポケットなどを備えるよう成形され得、これ
らの中に、支柱、保剛材、パイプ、電子デバイスおよび/または磁気デバイス、
ゲルパッド、加熱器、冷却器、医薬送達機構、ならびに他の種々のデバイスのよ
うな取り付け具が、設置され得る。特定の用途において、電気配線および/また
は電子デバイスが、成形の前に鋳型に追加され得、外部構造体が、この電気デバ
イスおよび/または電子デバイスの上または周囲に射出成形される。
【0053】 同様に、成形外科支持具は、例えば、冷水中で使用するための支持のための断
熱パッドおよび/または層を追加することによって、特定の気候における使用の
ために改変され得る。踵部分はまた、特定の用途において、開いているよりむし
ろ閉じ得る。開口部が、熱水中でのさらなる通気のために、シート材料に切り込
まれ得る。
【0054】 フックおよびループの材料が、紐への置換または補足のために支持具に追加さ
れ得、そして種々の他の変化が、本発明の範囲内でなされ得る。別の実施形態に
おいて、ストラップが、射出成形プロセスの間に永久的に装着される。このスト
ラップは、多孔質シート材料とともに、射出鋳型に入れられる。外部骨格フレー
ムワークがシート材料上に射出成形される場合、ストラップが、適所に永久的に
成形される。いくつかの実施形態において、三次元形状が、この鋳型に導入され
て、三次元の最終製品(例えば、特定の親指装具、手首、および複雑な形状を有
する他の装具)を形成し得る。なお別の代替として、外部構造体は、支持具の外
側ではなく内側に形成され得、次いで、柔軟なライナーで覆われ、その後、この
支持具が解剖学的構造の損傷した部分に適用され得る。本発明はまた、用途を、
成形外科支持具を超えて拡張し得る(例えば、ウマおよび他の動物のためのデバ
イス、ならびに運動選手のための保護パッド)。
【0055】 本発明の大部分の実施形態を製造する好ましい方法は、射出成形を用い、ここ
で、熱可塑性材料または熱硬化性材料が加熱され、次いで鋳型に注入される。し
かし、他のアプローチもまた同様に使用され得る。例えば、外部構造体は、鋳型
を横切ってかまたは鋳型の内部にシートを配置し、次いでこの鋳型を閉じ、次い
で室温の(またはわずかに加熱した)液体樹脂をこの鋳型に注ぎ、そしてこの樹
脂を可撓性シート材料上で乾燥させ、そして結合させて、外部構造体を形成する
ことによって、可撓性シート上に形成され得る。
【0056】 この外部構造体は、通常、可撓性シート材料上に射出成形される。しかし、外
部構造体を可撓性材料上に射出成形する代わりに、この外部構造体は、下にある
可撓性材料に、ベルクロ、スナップ、および/または他の従来の装着手段を用い
て、取り外し可能に装着され得る。下にある可撓性材料はまた、ポケット、スリ
ットなどを備え得、この中に、外部構造体が挿入され得、そしてこの支持具上の
適所にこの外部構造体を取り外し可能に保持する。
【0057】 図面は、支持部材およびクッション材料を、支持されるべき解剖学的構造の部
分に保持するための、種々の手段を示す。このような手段は、いかなる様式でも
、図面に示されるものに限定されない。なぜなら、支持部材およびクッション材
料は、ストラップ、紐、および足首装具の分野において通常の任意の他の手段を
用いて、解剖学的構造の部分に保持され得るからである。
【0058】 図18は、射出成形された手首装具を形成するための装置を示す。この手首装
具は、必要に応じて、組み込まれた支柱および一体的に成形されたウェブ捕獲領
域を有し得る。この装具は、いくつかの領域ではさらなる支持を提供し、そして
他の領域ではより大きな可撓性を提供するために、この装具の異なる位置におい
て、厚い領域および薄い領域を組み込み得る。この装具を作製する方法は、プラ
スチックを比較的平坦な材料片上に成形し、次いで折り畳んで装具にするのでは
なく、外部構造体を三次元コアの周囲で成形する工程を包含する。
【0059】 このような装具を作製する方法の1つの実施形態において、ストッキネットま
たは管状の柔軟な織物類パッド部材が、三次元コアの周囲に延びる。次いで、プ
ラスチックがこのコアの周囲および織物類材料の内部に成形されて、一体的なパ
ッド付き支持具を形成する。装具を作製する代替の方法において、外部構造体が
、最初に、三次元鋳型コアの周囲に成形される。次いで、織物類パッドが、手首
形状に成形された外部構造体に別個に装着される。図18をいくらか詳細に参照
すると、鋳型は、第一の鋳型片500、第二の鋳型片502、および鋳型コア5
04を備える。図18において、外部構造体506は、鋳型コア504の周囲に
成形されている。成形された外部構造体は、親指孔508、および手首の特定の
部分における圧力を解放するための任意の開口部510を備える。
【0060】 図19は、完成した手首支持具512に現れるような、外部構造体506を示
す。柔軟なパッド内部が、外部構造体506に装着されている。柔軟なパッド内
部514は、外部構造体506が成形された後に、外部構造体506に装着され
る。柔軟なパッド514は、接着剤(例えば、熱活性化接着剤またはウレタンに
基づく接着剤)でか、または他の公知の装着手段(例えば、リベット、フックお
よびループ型の固定具)で、外部構造体506に装着され得るか、あるいは外部
構造体に直接成形さえされ得る。パッドはまた、他の加熱手段を使用して装着さ
れ得、そしてそれが外部構造体に結合すると同時にさえ形成され得る。
【0061】 半径方向の前腕調節ストラップ516は、フックおよびループ型の材料を備え
、その結果、この装具の前腕部分が、使用者に着用された状態で調節され得る。
この調節ストラップ516は、広範な異なる大きさの使用者にフィットするため
に製造者が作製する異なる大きさの装具の数をより少なくすることを可能にする
。前腕の直径は、おおよそ同じ大きさの手を有する人の間でさえも、人によって
大きく異なり得ることが、経験により示されている。装具の前腕部分を大きさ調
節可能に作製することによって、1つの装具が広範な種々の使用者にフィットす
るよう作製され得る。
【0062】 図19はまた、装具を手首および前腕にさらに固定するための、さらなる閉塞
ストラップ518および520を示す。ストラップ518および520の各々は
、それぞれの留め金522および524を備える。これらの留め金は、それぞれ
フック526および528に掛かり、この支持具を手首および前腕に固定する。
【0063】 図19の別の特徴は、内部に材料が存在しない開口部529である。開口部5
29の目的は、手根管症候群にしばしば関連する腕の領域において、圧力の軽減
を提供することである。この圧力軽減開口部529は、腕のその部分が装具の材
料に対して腫脹する場合に生じ得る圧力を防止する。圧力軽減開口部529は、
手根管症候群からの回復を容易にし、そしてまた、手根管症候群の発生を予防す
ることを補助し得る。代替の実施形態において、圧力軽減開口部529は、メッ
シュまたは他の比較的可撓性の材料で満たされ得るが、依然として圧力軽減を提
供し得る。
【0064】 図20は、本発明の別の成形実施形態を示す。特に、図20は、この実施形態
の成形された外部構造体530を示す。図21は、整形外科手首支持具に完成さ
れた、図20の外部構造体を示す。この実施形態において、アルミニウムの支柱
534が、外部構造体自体に成形される。このアルミニウムの支柱は、前腕およ
び手首の構造に対する支持を提供し、そして代表的に、医師または他の使用者が
この支持具をいくらか湾曲させて、この支持具の形状を特定の使用者のためにあ
つらえることを可能にする。図21の支持具を作製するために、輪郭の薄いアル
ミニウムの支柱が、図18に示すものと類似の鋳型配置に配置される。この支柱
は、ピンによって、鋳型(図示せず)内で適所に保持され、これは、図20の開
口部536および538を説明する。当業者によって理解され得るように、アル
ミニウムの支柱534は、代替的に、他の材料(例えば、鋼鉄)で作製され得る
。支持具の所望の堅さまたは可撓性に依存して、他の材料が使用され得る。種々
の型の支柱(例えば、手掌および背面の支柱)が、組み込まれ得る。
【0065】 図22は、図21の部分22−22に沿った断面図である。図22は、成形さ
れた外部構造体530の一部に埋め込まれた、アルミニウムの支柱534を示す
【0066】 図23は、装具540が任意のさらなる構成要素(例えば、図24および25
に示されるもの)を備えてさらに構成され得る、さらなる代替の実施形態を示す
。図24は、親指孔546において必要に応じて装具540に装着され得る親指
副子542を示す。親指副子542は、親指を副子内に固定するためのストラッ
プ548を備える。ストラップ548は、フックおよびループ型の材料を備える
端部を有し得、そしてフックおよびループ型の嵌合片が、親指副子542の側部
に接着され得、ここに、ストラップ548が装着され得る。
【0067】 使用者が、成形外科支持具540に対してさらなる支持および補強を望む場合
には、図25に示すもののような部材544が、支持具540に組み合わせられ
得る。構成要素544は、親指支持副子550、および親指を定量以内で固定す
るための支持ストラップ552を備える。副子542または544のいずれかは
、接着剤、超音波結合、リベット、スナップ、または部材を互いに固定するため
の当該分野において公知の他の手段によって、支持具540に装着され得る。図
23〜25に示される配置の利点は、単一の支持具540が、手首支持具の多数
の異なる実施形態のための基礎として働き得ることである。
【0068】 図26Aおよび26Bは、構成要素542が、図23〜25のシステムのうち
の1つの実施形態において適所にスナップ止めされ得ることを示す。図26Aの
実施形態において、親指副子542は、556のようなスナップを備える。55
6のようなスナップフック部材は、図26Bにおける558のような装置と係合
して、副子542が図23における装具540の適所にスナップすることを可能
にする。
【0069】 図27は、任意の副子574を受容するための凹部572を有する、成形外科
手首支持具570のさらなる実施形態を示す。この装具は、任意の支柱574な
しで使用され得、所望である場合には、支柱574が、この装具をさらに堅くす
るために、この装具に追加され得る。支柱574は、種々の材料の任意のもの(
例えば、アルミニウム、鋼鉄または成形ポリマー)で作製され得る。薄いアルミ
ニウムまたは他の材料が使用される場合は、医師または最終使用者は、支柱57
4を屈曲させて、フィッティングをあつらえるために、この支持具の形状を変化
させ得る。しかし、成形されたポリマー支柱は、さほど高価ではなく、そして特
定の状況において、この支持具を堅くするために等しく効果的であり得る。
【0070】 図28は、2部品の支持具590を示し、これは、外側外部構造体592およ
びパッド付き織物類部材594を備える。パッド付き織物類部材594は、それ
自体で成形された外部構造体596を有し得る。外部構造体596の機能は、尺
骨側に沿って手首に対してさらなる支持を提供し、同時にそのようにはプラスチ
ックで手の周囲を囲まないことである。ユニット594全体は、部材592と別
個に作製され、次いで、高音波結合、接着剤、スナップ、フックおよびループ材
料固定具、リベットまたは当該分野で公知の他の固定手段によって、装着される
【0071】 図29は、親指と人差し指との間のウェブ領域を横切って延びる、支持具57
0の部分580を示す。この部分580は、ウェブ部ブリッジと称され得る。な
ぜならこれは、手のウェブ部分を横切って延びるからである。この特定の実施形
態において、柔軟なオーバーモールド582が、部分580の上に成形されて、
手のウェブ領域のパッドを提供する。オーバーモールド582の利点は、手のウ
ェブ領域に食い込む硬質プラスチックが存在しないことである。この支持具の成
形されたポリマー部分は、ウェブ領域580の形状を維持し、一方でオーバーモ
ールドは、クッション作用を提供する。その結果として、ウェブ領域580は、
伸びたり他の様式で奇形になったりしない。
【0072】 図30は、手首の上部および下部でより少ない材料が使用され、そして手首の
側部に沿ってより多量の材料が使用されている、装具の代替の実施形態を示す。
支持の手段は図30に示されていないが、他の図に示される他の種々の手段が使
用され得る(例えば、フックおよびループ材料固定具、ストラップ、スナップス
トラップ、および他の種々の手段)。図31は、図29に示すものと類似の概念
を示し、ここで、柔軟なオーバーモールドが、支持具のウェブ領域に位置する。
図31の実施形態は、凹部を有し、その結果、織物類のオーバーモールドがこの
凹部を覆って形成される場合に、このオーバーモールドがこの成形された装具の
残りの部分と同一平面になるか、または厚みの差異が少なくとも低減される。
【0073】 図32および33は、支持具の前腕部分の調節のための手段のさらなる実施形
態を示す。装具588の前腕部分を調節するためのこの特定の手段は、野球帽の
様式の調節手段と類似であり、これは、使用者が2つの部材間の距離を伸長また
は短縮することを可能にする。この調節機構は、複数の間隔を空けたポストを有
する第一の部材、および複数の開口部を有する嵌合部材を備え、これらの開口部
は、これらのポストが使用者による圧力によってこれらの開口部を通り得るが、
有意な圧力なしではこの開口部を抜けないような大きさの開口部を有する。この
型の固定機構は、広く公知であり、そして野球帽において広範に使用されている
【0074】 図34は、第一の片594および第二の嵌合片596を有する手首支持具の実
施形態592を示す。支持具全体が単一の成形工程で形成される他の実施形態と
は異なり、図34の実施形態592は、別個の成形工程において別個の片に形成
され得る。成形が完了した後に、片594および596は、スナップ598Aお
よび598Bによって、または超音波結合、接着剤、リベット、もしくは当該分
野において公知の他の手段のような代替の接合手段によって、一緒に接合される
。図34は、完全な装具を形成するために一緒に接合される部材が2つのみ存在
する装具592の実施形態を示すが、代替の実施形態が、別個に形成され次いで
成形後に一緒に接合される複数のさらなる構成要素で、作製され得る。592の
実施形態は、パッド、さらなる支持具、または堅くするか、補強するか、もしく
は他の様式で装具の機能を改善する他の構成要素を補足され得る。図34の実施
形態はまた、例えば、標準的な片594および異なる片596の選択を使用して
、種々の異なる装具の構築を可能にする。片596は、所望の特徴または構成を
有する支持具を構成するために、異なる片の選択肢から選択され得る。
【0075】 図35は、親指孔602およびパッド604を備える外部構造体600を有す
る支持具の、さらなる実施形態を示す。ウェブブリッジ606が、手のウェブ部
分を横切って延びるように提供される。この実施形態において、ウェブブリッジ
は、ヒンジ点608および610において旋回可能に設置され、その結果、この
ウェブブリッジは、手のウェブがウェブブリッジに対して前後に移動する際に、
旋回し得る。ヒンジ点608および610は、当該分野において公知の種々の異
なる機械的ヒンジの任意のものであり得る。
【0076】 手首装具の実施形態は、親指孔を有し得、この親指孔の周囲に、オーバーモー
ルドを有し得る。このオーバーモールドは、外部構造体自体より柔軟であり、よ
り弾性の材料であり、親指をこの外部構造体から緩衝することを補助し得る。同
様に、オーバーモールドは手首装具における他の開口部の周囲に、または種々の
目的での他の型の支持具に、適用され得る。手のブリッジを横切って延びる部分
を有する実施形態においては、このブリッジを横切って延びる部分は、オーバー
モールド材料であり得る。
【0077】 本発明の実施形態は、滑り止め表面を提供するための特定の領域において、オ
ーバーモールドを含み得る。例えば、手首支持具の実施形態においては、この手
首支持具は、手掌部分の少なくとも一部に、オーバーモールドを有する手掌部分
を有し得る。このオーバーモールドは、滑り止め表面を提供して、手掌部分がテ
ーブルの上または手掌が接触し得る他の表面のような表面でスライドする傾向を
、低減させる。
【0078】 別の改変物においては、支持具がそれ自体のプラスチックシェルを有するパッ
ド部材を補足された実施形態において、このパッド部材は、外部構造体に結合す
るためには必ずしも必要とされず、何らかの他の様式(例えば、リベット、フッ
ク、フックおよびループ材料、スナップまたは当該分野において公知の他の装着
方法)で装着され得る。パッド上に成形されるプラスチック構造体は、そうでな
ければ外部構造体が提供しない、解剖学的構造に対する支持を提供するよう働き
得る。
【0079】 本発明による支持具に、さらなる可撓性を特定の領域に提供するための配置を
提供することもまた、可能である。例えば、図36および37は、支持具の特定
の部分に可撓性を増加させるための凹部領域がいかにして提供されるかを示す。
図36において、手のブリッジを横切って延びる部分700が、それぞれの陥凹
した「S」型の接合部702および704によって、いずれかの端部で接続され
る。これらの接合部および部分700は、装具の隣接する部分で一体的に成形さ
れる。ほぼ「S」型の接合部は、部分700が容易に撓むことを可能にする。図
36において、参照番号706は、この装具の親指開口部を示す。陥凹した領域
702、704は、「S」型または他の陥凹した形状を有し得る。この配置が有
利に使用され得る支持具の領域としては、ウェブブリッジが装具の本体と接触す
る支持具の部分、および親指の基部を横切る領域である拇指球ブリッジが挙げら
れる。図37は、親指開口部706の底部における1つのこのような「S」型の
接合部を示す。この陥凹領域は、オーバーモールドで覆われて、支持具において
特に心地よい領域を提供し得る。
【0080】 本発明の別の手首装具実施形態において、成形されたプラスチック外部構造体
は、少なくとも手の指の動きが外部構造体の縁部との皮膚の接触を引き起こす任
意の縁部において、オーバーモールドで覆われ得る。このオーバーモールドは、
使用者に対する心地よさを提供する。
【0081】 従って、本発明は、図面に示されかつ上記本明細書中で詳細に記載されたよう
な配置に、正確には限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従う製造工程を介する部分的順路を表すような、足首装具の
1つの実施形態の展開図である。
【図2】 図2は、図1の足首装具の側面図である。
【図3】 図3は、プラスチック外面構造体が射出成形され、図1の実施形態が構築され
る、構造体のシートを示す。
【図4】 図4は、図1の実施形態のスピード紐通しの側面図である。
【図5】 図5は、図4のスピード紐通しの上面図である。
【図6】 図6は、図6のスピード紐通しの別の側面図である。
【図7】 図7は、外面構造体が射出成形され、かつ付加補強のための構造体を縫合され
た足首装具のさらなる実施形態の側面図である。
【図8】 図8は、外部骨格が図1の実施形態において指を有さない、さらなる実施形態
の側面図である。
【図9】 図9は、ポンプおよびブラダーを有する実施形態の断面図である。
【図10】 図10は、図9の実施形態の側面図である。
【図11】 図11は、取り外し可能な支柱を有し、それによって使用者が装具の剛度を変
化させ得る、足首装具の透視図である。
【図12】 図12は、外面構造体が構造体に射出成形された後、スピード紐通しが装着さ
れる、さらなる実施形態の側面図である。
【図12A】 図12Aは、図12の実施形態と共に使用され得るスピード紐通しの実施形態
である。
【図12B】 図12Bは、図12の実施形態と共に使用され得るスピード紐通しの実施形態
である。
【図13】 図13は、外面構造体が支柱部材を横切って成形される、さらなる実施形態の
側面図である。
【図14】 図14は、スピード紐通しが分離アセンブリに提供される、さらなる実施形態
である。
【図15】 図15は、図14と共に使用され得るスピード紐通しアセンブリの上面図であ
る。
【図16】 図16は、図14と共に使用され得るスピード紐通しアセンブリの側面図であ
る。
【図17】 図17は、ケーブル支持システムを有する実施形態である。
【図18】 図18は、外面構造体が鋳型の三次元形状内部において成形される、さらなる
代替の実施形態である。
【図19】 図19は、図18の成形された外面構造体を組み込んだ、完成した整形外科支
持具を示す。
【図20】 図20は、成形された外面構造体のさらなる代替の実施形態を示す。
【図21】 図21は、図20の成形された外面構造体から形成された装具を示す。
【図22】 図22は、図21の線22−22に関して得られた断面図である。
【図23】 図23は、成形された装具の立体配置の実施形態の図である。
【図24】 図24は、親指支持具を形成するために図23の装具に付加され得る構成要素
である。
【図25】 図25は、親指支持具を形成するために図23の装具に付加され得る構成要素
である。
【図26】 図26Aおよび26Bは、図23の基本的装具に、図24および25の構成要
素を噛み合わせるための配置を示す。
【図27】 図27は、任意の支柱がさらなる支持具のために装具に装着され得る成形され
た装具のさらなる実施形態を示す。
【図28】 図28は、柔軟な織物類の内部ライナーそれ自体がプラスチックシェルを備え
る、2つの部分の装具を示す。
【図29】 図29は、弾力性パッドカバーが、装具のウェブ空間ブリッジ部分のインデン
テッド部分を覆う、別の装具を示す。
【図30】 図30は、成形された手首支持具のさらなる実施形態である。
【図31】 図31は、親指支持具のウェブ領域に配置されたさらなるパッドを有する、図
30の実施形態を示す。
【図32】 図32は、調節可能な野球帽型固定システムが用いられる、別の装着配置を示
す。
【図33】 図33は、調節可能な野球帽型固定システムが用いられる、別の装着配置を示
す。
【図34】 図34は、分離部分において形成され、成形後に共に連接される成形された外
面構造体を有する、さらなる代替の実施形態を示す。
【図35】 図35は、手のウェブ部分を横切って延びるために回転ブリッジを有する装具
の実施形態を示す。
【図36】 図36は、手首支持具のウェブブリッジ部分が、隣接した支持具の片を有する
端部のいずれかに接続する、一般的な「S」形状接合器の使用を示す。
【図37】 図37は、装具の親指開口部の底部における、一般的な「S」形状接合器の使
用を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ワイアット, ステイシー アメリカ合衆国 カリフォルニア 93010, カマリロ, スパークマン アベニュー 1266 (72)発明者 ペロウト, スティーブン ティー. アメリカ合衆国 カリフォルニア 91607, バレー ビレッジ, カリファ ストリ ート 12731 (72)発明者 トラン, ルイス エフ. アメリカ合衆国 カリフォルニア 91343, ノース ヒルズ, サロマ アベニュー 9629 Fターム(参考) 4C098 AA01 BB10 BC02 BC08 BC18 BC20 DD17 DD23 4F206 AA04 AA11 AA29 AA31 AD04 AD17 AH63 AH70 JA07 JB12

Claims (91)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変性手首支持具であって、以下: 手首の動きを固定するための支持具を提供する、成形されたプラスチック外面
    構造体; 手首領域にクッション作用を提供するために、該成形された外面構造体に装着
    される内部構造支持具; 親指帯具を含むように、該手首支持具を必要に応じて構成するための別個に装
    着可能な親指帯具部材; を備える、可変性手首支持具であり、 ここで、該手首支持具は、該手首支持具が親指帯具を有さない第一モードと該
    手首支持具が親指帯具を有する第二モードとを有する、可変性手首支持具。
  2. 【請求項2】 前記親指帯具部材が、超音波溶接、スナップ、ホックおよび
    ループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法によって、前
    記第二モードの支持具に装着される、請求項1に記載の可変性手首支持具。
  3. 【請求項3】 前記親指帯具部材が、親指保持ストラップを備える、請求項
    1に記載の可変性手首支持具。
  4. 【請求項4】 前記親指保持ストラップが、ホックおよびループ材料を備え
    る、請求項3に記載の可変性手首支持具。
  5. 【請求項5】 前記親指帯具部材が、成形された外部外面構造体および該外
    面構造体に内張りする柔軟な織物類を備える、請求項1に記載の可変性手首支持
    具。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の可変性手首支持具であって、前記プラスチ
    ック外面構造体が、前腕部分および親指部分を備え、そして前記親指帯具部材が
    、親指支持具構造および該外面構造体の該前腕部分に装着される支柱部分を備え
    る、可変性手首支持具。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の可変性手首支持具であって、前記プラスチ
    ック外面構造体が、ウェブ受容領域および親指開口部を備え、前記親指帯具部材
    が、該親指開口部について該プラスチック外面構造体に装着するように適合され
    る、可変性手首支持具。
  8. 【請求項8】 前記外面構造体が、異なる密度のプラスチックを備える、請
    求項1に記載の可変性手首支持具。
  9. 【請求項9】 前記外面構造体の厚さが、前記支持具の異なる位置において
    異なる支持レベルを提供するように不均一である、請求項1に記載の可変性手首
    支持具。
  10. 【請求項10】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、第一および第
    二分離の片を備える、請求項1に記載の可変性手首支持具。
  11. 【請求項11】 前記第一および第二分離の片が、超音波溶接、スナップ、
    ホックおよびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法
    によって、相互に装着される、請求項10に記載の可変性手首支持具。
  12. 【請求項12】 前記親指帯具が、スナップを備え、前記帯具部材が、該ス
    ナップを用いて前記第二型の支持具に装着される、請求項1に記載の可変性手首
    支持具。
  13. 【請求項13】 前記内部構造支持具が、鋳型内部の該内部構造支持具に該
    外面構造体を直接成形することによって、前記成形された外面構造体に装着され
    る、請求項1に記載の可変性手首支持具。
  14. 【請求項14】 前記支持具が、手根管圧力軽減開口部を有する、請求項1
    に記載の可変性手首支持具。
  15. 【請求項15】 前記支持具が、親指開口部を有し、かつ該親指開口部につ
    いてのオーバーモールドを含む、請求項1に記載の可変性手首支持具。
  16. 【請求項16】 可変性手首支持具であって、以下: 手首の動きを固定するための支持具を提供するための成形されたプラスチック
    外面構造体; 手首領域にクッション作用を提供するために、該成形された外面構造体に装着
    される内部構造支持具; 該外面構造体にさらなる剛性を提供するように、該成形された外面構造体に必
    要に応じて装着するための、別個の装着可能な支柱; を備える、可変性手首支持具であり、 ここで、該手首支持具は、該装着可能な支柱が該手首支持具に装着されない第
    一の相対的可撓性モードと該装着可能な支柱が該手首支持具に装着される第二の
    相対的剛性モードとを有する、可変性手首支持具。
  17. 【請求項17】 前記支柱が、アルミニウム、鋼鉄および成形されたプラス
    チックからなる物質の群から形成される、請求項16に記載の可変性手首支持具
  18. 【請求項18】 前記支柱が、可屈曲性アルミニウム支柱である、請求項1
    6に記載の可変性手首支持具。
  19. 【請求項19】 前記支持具が、前記アルミニウム支柱が前記支持具の形状
    を変えるために、該支持具に装着された後曲げられる、第三モードを有する、請
    求項18に記載の可変性手首支持具。
  20. 【請求項20】 前記支持具が、前記支柱を受容するための成形されたくぼ
    みを備える、請求項19に記載の可変性手首支持具。
  21. 【請求項21】 前記支柱が、前記成形された外面構造体を折り曲げる、請
    求項16に記載の可変性手首支持具。
  22. 【請求項22】 前記支柱が、超音波溶接、スナップ、スナップ継手、ホッ
    クおよびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法によ
    って、前記成形されたプラスチック外面構造体に装着される、請求項16に記載
    の可変性手首支持具。
  23. 【請求項23】 前記外面構造体が、異なる密度のプラスチックを備える、
    請求項16に記載の可変性手首支持具。
  24. 【請求項24】 前記外面構造体の厚さが、前記支持具の異なる位置におい
    て異なる支持レベルを提供するように不均一である、請求項16に記載の可変性
    手首支持具。
  25. 【請求項25】 前記支柱が背面支柱である、請求項16に記載の可変性手
    首支持具。
  26. 【請求項26】 前記手首支持具が親指孔を有する、請求項25に記載の可
    変性手首支持具。
  27. 【請求項27】 前記支柱が手掌支柱である、請求項16に記載の可変性手
    首支持具。
  28. 【請求項28】 前記手首支持具が親指孔を有する、請求項27に記載の可
    変性手首支持具。
  29. 【請求項29】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、第一および第
    二分離の片を備える、請求項16に記載の可変性手首支持具。
  30. 【請求項30】 前記第一および第二分離の片が、超音波溶接、スナップ、
    ホックおよびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法
    によって、相互に装着される、請求項29に記載の可変性手首支持具。
  31. 【請求項31】 前記内部構造支持具が、鋳型内部の該内部構造支持具に該
    外面構造体を直接成形することによって、前記成形された外面構造体に装着され
    る、請求項16に記載の可変性手首支持具。
  32. 【請求項32】 前記支持具が、手根管圧力軽減開口部を有する、請求項1
    6に記載の可変性手首支持具。
  33. 【請求項33】 前記支持具が、親指開口部を有し、かつ該親指開口部につ
    いてのオーバーモールドを含む、請求項16に記載の可変性手首支持。
  34. 【請求項34】 可変性手首支持具であって、以下: 手首の動きを固定するための支持具を提供するための成形されたプラスチック
    外面構造体; 手のウェブを横切って延びるように適合されるウェブ部分を備える、該成形さ
    れたプラスチック外面構造体;および、 該手のウェブにクッション作用を提供するために、該ウェブ部分の少なくとも
    一部分について延びるパッド可撓性部材、 を備える、可変性手首支持具。
  35. 【請求項35】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、前記パッド部
    材を受容するための成形されたくぼみ領域を備える、請求項34に記載の可変性
    手首支持具。
  36. 【請求項36】 前記外面構造体が、異なる密度のプラスチックを備える、
    請求項34に記載の可変性手首支持具。
  37. 【請求項37】 前記外面構造体の厚さが、前記支持具の異なる位置におい
    て異なる支持レベルを提供するように不均一である、請求項34に記載の可変性
    手首支持具。
  38. 【請求項38】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、第一および第
    二分離の片を備える、請求項34に記載の可変性手首支持具。
  39. 【請求項39】 前記第一および第二分離の片が、超音波溶接、スナップ、
    ホックおよびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法
    によって、相互に装着される、請求項38に記載の可変性手首支持具。
  40. 【請求項40】 前記手首支持具が、前記手掌部分の少なくとも一部分のオ
    ーバーモールドを伴う手掌部分を有する、請求項34に記載の可変性手首支持具
  41. 【請求項41】 前記ウェブ部分が、プラスチックが成形される構造を備え
    る、請求項34に記載の可変性手首支持具。
  42. 【請求項42】 前記パッド可撓性部材が、超音波溶接、スナップ、ホック
    およびループ材料、ホック、リベットおよび接着剤からなる群から選択される方
    法によって、前記外面構造体に装着される、請求項34に記載の可変性手首支持
    具。
  43. 【請求項43】 前記内部構造支持具が、鋳型内部の該内部構造支持具に該
    外面構造体を直接成形することによって、前記成形された外面構造体に装着され
    る、請求項34に記載の可変性手首支持具。
  44. 【請求項44】 前記支持具が、手根管圧力軽減開口部を有する、請求項3
    4に記載の可変性手首支持具。
  45. 【請求項45】 前記支持具が、親指開口部を有し、かつ該親指開口部につ
    いてのオーバーモールドを含む、請求項35に記載の可変性手首支持。
  46. 【請求項46】 前記ウェブ部分が、前記外面構造体に旋回可能に装着され
    る、請求項35に記載の可変性手首支持具。
  47. 【請求項47】 調節可能な手首支持具であって、以下: 手首の動きを固定するための支持具を提供する、成形されたプラスチック外面
    構造体; 手首領域にクッション作用を提供するために、該成形された外面構造体に装着
    される内部構造支持具; を備える、調節可能な手首支持具であり、 該外面構造体は、前腕部分および手部分を有し、該前腕部分は、調節可能な橈
    側前腕ストラップを備え、ここで該前腕部分は、種々の異なる使用者の前腕に適
    合するように調節され得る、調節可能な手首支持具。
  48. 【請求項48】 前記調節可能な橈側前腕ストラップが、ホックおよびルー
    プ材料を有するストラップを備える、請求項47に記載の調節可能な手首支持具
  49. 【請求項49】 前記調節可能な橈側前腕ストラップが、第一および第二ス
    トラップを備え、該第一ストラップが複数のポストを有し、かつ該第二ストラッ
    プが、該ポストを受容するための複数の穴を有する、請求項47に記載の調節可
    能な手首支持具。
  50. 【請求項50】 前記支持具が、前記外面構造体に固定された閉鎖ストラッ
    プ、および該ストラップに調節可能に固定されたクリップを備え、該クリップが
    開口部を有し、該外面構造体が、該クリップを固定するホックを有する、請求項
    47に記載の調節可能な手首支持具。
  51. 【請求項51】 前記外面構造体が、異なる密度のプラスチックを備える、
    請求項47に記載の可変性手首支持具。
  52. 【請求項52】 前記外面構造体の厚さが、該支持具の異なる位置において
    異なる支持レベルを提供するように不均一である、請求項47に記載の可変性手
    首支持具。
  53. 【請求項53】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、第一および第
    二分離の片を備える、請求項47載の可変性手首支持具。
  54. 【請求項54】 前記第一および第二分離の片が、超音波溶接、スナップ、
    ホックおよびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法
    によって、相互に装着される、請求項53に記載の可変性手首支持具。
  55. 【請求項55】 前記手首支持具が、前記手掌の外側部分の少なくとも一部
    分のオーバーモールドを伴う手掌部分を有する、請求項47に記載の可変性手首
    支持具。
  56. 【請求項56】 整形外科支持具を製造する方法であって、該方法は以下の
    工程: 第一キャビティ部分を有する第一外側部分、第二キャビティ部分を有する第二
    外側部分、およびコアの片を備える鋳型を提供する工程; 該コアの片が該第一および第二キャビティ部分内に位置するように該鋳型を閉
    じる工程; 該鋳型にプラスチックを射出して、該コアの片について整形外科支持具の外面
    構造体を形成する工程; 該鋳型を開ける工程;および、 該コアの片から該プラスチック外面構造体を取り除く工程、 を包含する、方法。
  57. 【請求項57】 前記外面構造体が、内装および外装を有する、請求項56
    に記載の方法であって、該方法は以下: 前記コアの片から前記プラスチック外面構造体を取り除く工程;および、 該外面構造体の内装にパッドを固定して、解剖学的構造部分にクッション作用
    を提供する工程、 をさらに包含する、工程。
  58. 【請求項58】 請求項56に記載の方法であって、該方法は、前記鋳型を
    閉じる工程の前に、前記コアの回りにパッドを配置する工程、および該鋳型にプ
    ラスチックを射出する工程をさらに包含し、該方法は、該パッドにプラスチック
    を射出して、完全な成形されたパッド支持具を形成する工程をさらに包含する、
    方法。
  59. 【請求項59】 前記パッドが多孔質であり、前記成形されたにプラスチッ
    クを射出する工程の際に、該プラスチックが可撓性シートの穴を通って該シート
    に流れ込み、そして該プラスチックが固化する場合、該シートに接合される、請
    求項58に記載の方法。
  60. 【請求項60】 手首支持具であって、以下: 該手首の動きを固定するための支持具を提供する、成形されたプラスチック外
    面構造体; を備える、手首支持具であり、 成形されたプラスチック外面構造体が、人間工学的に外形付けられたウェブ部
    分を備え、該ウェブ部分が手の該ウェブを横切って伸びるように適合され、該外
    形付けられたウェブ部分が、親指開口部を部分的に形成する、手首支持具。
  61. 【請求項61】 前記手のウェブにクッション作用を提供するために、該ウ
    ェブ部分の少なくとも一部分に関して延びるパッド可撓性部材をさらに備える、
    請求項60に記載の手首支持具。
  62. 【請求項62】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、前記パッド部
    材を受容するための成形されたくぼみ領域を備える、請求項60に記載の手首支
    持具。
  63. 【請求項63】 前記外面構造体が、異なる密度のプラスチックを備える、
    請求項60に記載の可変性手首支持具。
  64. 【請求項64】 前記外面構造体の厚さが、前記支持具の異なる位置におい
    て異なる支持レベルを提供するように不均一である、請求項60に記載の可変性
    手首支持具。
  65. 【請求項65】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、前記第一およ
    び第二分離の片を備える、請求項60に記載の可変性手首支持具。
  66. 【請求項66】 前記第一および第二分離の片が、超音波溶接、スナップ、
    ホックおよびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法
    によって、相互に装着される、請求項60に記載の可変性手首支持具。
  67. 【請求項67】 前記ウェブ部分が、前記外面構造体に旋回可能に装着され
    る、請求項60に記載の可変性手首支持具。
  68. 【請求項68】 前記支持具が掌側副子である、請求項60に記載の手首支
    持具。
  69. 【請求項69】 前記支持具が背面副子である、請求項60に記載の手首支
    持具。
  70. 【請求項70】 解剖学的構造部分のための射出成形された支持具であって
    、該支持具は以下: 該支持される解剖学的構造部分を少なくとも部分的に取り囲むように適合され
    る、射出成形された外面構造体であり、該外面構造体が、内装および外装を備え
    る、射出成形された支持具;および、 内装パッド部材であり、該内装パッド部材が、パッドおよび該パッドの一方の
    側の少なくとも一部分に成形されたプラスチック外部構造体を備え、該成形され
    たプラスチック外部構造体が、該外面構造体の内装に接合されて、該外面構造体
    に該パッド部材を固定する、内装パッド部材、 を備える、射出成形された支持具。
  71. 【請求項71】 前記内装パッド部材が、超音波溶接、スナップ、ホックお
    よびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法によって
    、該外面構造体に装着される、請求項70に記載の射出成形された支持具。
  72. 【請求項72】 前記外面構造体が異なる密度のプラスチックを備える、請
    求項70に記載の支持具。
  73. 【請求項73】 前記外面構造体の厚さが、前記支持具の異なる位置におい
    て異なる支持レベルを提供するように不均一である、請求項70に記載の支持具
  74. 【請求項74】 前記成形されたプラスチック外面構造体が、第一および第
    二分離の片を備える、請求項70に記載の可変性手首支持具。
  75. 【請求項75】 前記第一および第二分離の片が、超音波溶接、スナップ、
    ホックおよびループ材料、リベットまたは接着剤からなる群から選択される方法
    によって、相互に装着される、請求項74に記載の可変性手首支持具。
  76. 【請求項76】 前記内装パッドに接する前記成形されたプラスチック外部
    構造体が、前記解剖学的構造部分に、他に規定のない場合該成形されたプラスチ
    ック外面構造体に、支持具を提供する、請求項70に記載の可変性手首支持具。
  77. 【請求項77】 可変性手首支持具であって、該支持具は以下: 解剖学的構造部分を少なくとも部分的に取り囲むように適合された成形された
    プラスチック外面構造体であり、該外面構造体が、手首の動きを固定するための
    支持具を提供する、成形されたプラスチック外面構造体; 手首領域にクッション作用を提供するために、該成形された外面構造体に装着
    される内部可撓性部材; を備える、可変性手首支持具であり、 ここで、該外面構造体の厚さが、該支持具の異なる位置において異なる支持レ
    ベルを提供するように不均一である、可変性手首支持具。
  78. 【請求項78】 前記内部可撓性部材が、鋳型内部の該内部可撓性支持具に
    前記外面構造体を直接成形することによって、該成形された外面構造体に装着さ
    れる、請求項77に記載の可変性手首支持具。
  79. 【請求項79】 前記支持具が、手根管圧力軽減開口部を有する、請求項7
    7に記載の可変性手首支持具。
  80. 【請求項80】 前記支持具が、親指開口部を有し、かつ該親指開口部につ
    いてのオーバーモールドを含む、請求項77に記載の可変性手首支持具。
  81. 【請求項81】 前記手首支持具が、前記手掌部分の少なくとも一部分のオ
    ーバーモールドを伴う手掌部分を有する、請求項77に記載の可変性手首支持具
  82. 【請求項82】 解剖学的構造部分のための射出成形された支持具であって
    、該支持具は以下: 該支持される解剖学的構造部分を少なくとも部分的に取り囲むように適合され
    る、射出成形された外面構造体であり、該外面構造体が、内装および外装を備え
    る、射出成形された支持具;および、 内装パッド部材であり、該内装パッド部材が、パッドおよび該パッドの一方の
    側の少なくとも一部分に成形されたプラスチック外部構造体を備え、該パッドが
    、該外面構造体に固定される、内装パッド部材、 を備える、射出成形された支持具であり、 ここで、該内装パッド部材の該成形されたプラスチック外部構造体が、該解剖
    学的構造部分に、他に規定のない場合該外面構造体に、支持具を提供する、射出
    成形された支持具。
  83. 【請求項83】 前記パッド可撓性部材がオーバーモールドを含む、請求項
    34に記載の可変性手首支持具。
  84. 【請求項84】可変性手首支持具であって、該支持具は以下: 該手首の動きを固定するための支持具を提供する、成形されたプラスチック外
    面構造体; 手のウェブを横切って延びるように適合されるウェブ部分を備える、該成形さ
    れたプラスチック外面構造体;および、 該外面構造体上の位置に成形/固定される可撓性構造体を備える、該ウェブ部
    分、 を備える、可変性手首支持具。
  85. 【請求項85】 掌側および背面プレートを有する手首支持具であって、該
    手首支持具が以下: 掌側プレートおよび背面プレート; 使用者の手のウェブを横切って延びるように適合される可撓性ウェブ部分であ
    り、該可撓性ウェブ部分が該掌側プレートと該背面プレートとの間に延びる、可
    撓性ウェブ部分、 を備える、手首支持具。
  86. 【請求項86】 前記可撓性部分が、前記ウェブ部分の端部において、前記
    掌側プレートおよび前記背面プレートの少なくとも一方に旋回可能に装着される
    、請求項85に記載の手首支持具。
  87. 【請求項87】 前記可撓性ウェブ部分が、前記掌側プレートおよび前記背
    面プレートの一方の一体部分であり、かつ該掌側プレートおよび該背面プレート
    の他方に装着される、請求項85に記載の手首支持具。
  88. 【請求項88】 前記ウェブ部分が、一般的に「S」形状コネクターを用い
    て前記掌側プレートおよび前記背面プレートに連接される、請求項85に記載の
    手首支持具。
  89. 【請求項89】 前記一般的な「S」形状コネクターが、前記掌側プレート
    および前記背面プレートを連接する、請求項85に記載の手首支持具。
  90. 【請求項90】 前記可撓性ウェブ部分が、相互の設定距離において前記掌
    側プレートと前記背面プレートとを維持する、請求項85に記載の手首支持具。
  91. 【請求項91】 手首支持具であって、以下: 該手首の動きを固定するための支持具を提供する、成形されたプラスチック外
    面構造体; 指の動きの間、使用者の手の皮膚と接触する端部を有する、該成形されたプラ
    スチック外面構造体;および、 痛みを減らすために、該端部を横切って成形された柔軟プラスチック、 を備える、手首支持具。
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