JPH09220245A - 足首固定具 - Google Patents
足首固定具Info
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- JPH09220245A JPH09220245A JP29989296A JP29989296A JPH09220245A JP H09220245 A JPH09220245 A JP H09220245A JP 29989296 A JP29989296 A JP 29989296A JP 29989296 A JP29989296 A JP 29989296A JP H09220245 A JPH09220245 A JP H09220245A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/0102—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations
- A61F5/0104—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations without articulation
- A61F5/0111—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations without articulation for the feet or ankles
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/0102—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations
- A61F5/012—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations inflatable
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- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/30—Pressure-pads
- A61F5/34—Pressure pads filled with air or liquid
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 体形に合ったクッション材料を備えた固定具
を提供する。 【解決手段】 足首固定具は球体物と潤滑剤の複合混合
物を充填した袋を有するクッション支持体を具備してい
る。
を提供する。 【解決手段】 足首固定具は球体物と潤滑剤の複合混合
物を充填した袋を有するクッション支持体を具備してい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は改良された整形外科
装具、さらに詳細には、負傷した後に、足首を安定させ
るための足首固定具（ブレース）に関するものである。
この足首固定具は改良された足首支持体を提供するが、
正常な下肢背部と足底の曲げ運動に対して必要な柔軟性
を与える。
装具、さらに詳細には、負傷した後に、足首を安定させ
るための足首固定具（ブレース）に関するものである。
この足首固定具は改良された足首支持体を提供するが、
正常な下肢背部と足底の曲げ運動に対して必要な柔軟性
を与える。
【０００２】
【従来の技術】脛骨骨折や腓骨骨折、踝骨折あるいは足
首捻挫などの下肢に対する負傷の治療技術を提供するた
めに様々な装具が利用されている。
首捻挫などの下肢に対する負傷の治療技術を提供するた
めに様々な装具が利用されている。
【０００３】そのような装具の一般的な設計は米国特許
第４２８０４０９号に示された設計である。この特許に
開示された装具は、ベース部分とそのベース部分に取付
けられる一対の側壁部分を有するＵ形スターラップ部材
を有している。Ｕ形スターラップ部材は、装着者の踵が
そのスターラップ内にぴったりするように作られてい
る。膨らませて患者の下肢の外面治療部分に当てること
ができる側壁部分の内側に、膨らむライナー又はエアバ
ッグがある。同様に、患者の足に合った側壁部分とエア
バッグを保持するために提供される数種類の留め具（フ
ァスナー）やストラップもある。これらのストラップ
は、同じ設計の足首固定具が様々な患者に使用できるよ
うに調節可能になっている。
第４２８０４０９号に示された設計である。この特許に
開示された装具は、ベース部分とそのベース部分に取付
けられる一対の側壁部分を有するＵ形スターラップ部材
を有している。Ｕ形スターラップ部材は、装着者の踵が
そのスターラップ内にぴったりするように作られてい
る。膨らませて患者の下肢の外面治療部分に当てること
ができる側壁部分の内側に、膨らむライナー又はエアバ
ッグがある。同様に、患者の足に合った側壁部分とエア
バッグを保持するために提供される数種類の留め具（フ
ァスナー）やストラップもある。これらのストラップ
は、同じ設計の足首固定具が様々な患者に使用できるよ
うに調節可能になっている。
【０００４】エア袋を使用する同様の設計が米国特許第
５１２５４００号，第５３４８５３０号、第５４４５６
０２号、そして、第４９７７８９１号に開示されてい
る。エアバッグの代わりに熱的性質があるゲルパッドを
使用する同様の装具が米国特許第４９６４４０２号に開
示されている。米国特許第５３２９７０５号に、エア袋
と発泡材料層を備えた内側足底を有する整形外科支持装
具が開示されている。米国特許第４６２８９４５号に
は、弾力的で圧縮可能な充填材を含むエアバッグを有す
る上記米国特許第４２８０４０９号での設計と同様の設
計の膨らませることができる足首固定具が同様に開示さ
れている。米国特許第５３７０１３３号は、歩行者の圧
縮パッドとして本発明で使用した同じタイプのクッショ
ン材料を有するポリウレタン成形ブーツを開示してい
る。
５１２５４００号，第５３４８５３０号、第５４４５６
０２号、そして、第４９７７８９１号に開示されてい
る。エアバッグの代わりに熱的性質があるゲルパッドを
使用する同様の装具が米国特許第４９６４４０２号に開
示されている。米国特許第５３２９７０５号に、エア袋
と発泡材料層を備えた内側足底を有する整形外科支持装
具が開示されている。米国特許第４６２８９４５号に
は、弾力的で圧縮可能な充填材を含むエアバッグを有す
る上記米国特許第４２８０４０９号での設計と同様の設
計の膨らませることができる足首固定具が同様に開示さ
れている。米国特許第５３７０１３３号は、歩行者の圧
縮パッドとして本発明で使用した同じタイプのクッショ
ン材料を有するポリウレタン成形ブーツを開示してい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】クッション材料として
エア袋あるいは発泡材料、あるいはエア袋と発泡材料を
組み合わせた上記タイプの足首固定具は、上記タイプの
固定具で足首を最適に支持するには不十分であることが
わかった。エア袋あるいは発泡材料は、装具を装着する
場合、患者の足首に力もかけないような流動性を有す
る。これらのエア袋あるいは発泡材料は、固定具を足首
あるいは下肢に合わせる力をかける前の元の形状に戻る
復元力（記憶）又は傾向がある。
エア袋あるいは発泡材料、あるいはエア袋と発泡材料を
組み合わせた上記タイプの足首固定具は、上記タイプの
固定具で足首を最適に支持するには不十分であることが
わかった。エア袋あるいは発泡材料は、装具を装着する
場合、患者の足首に力もかけないような流動性を有す
る。これらのエア袋あるいは発泡材料は、固定具を足首
あるいは下肢に合わせる力をかける前の元の形状に戻る
復元力（記憶）又は傾向がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は改良された下肢
又は足首固定具を提供するものであり、この固定具は本
発明で使用したクッション材料が復元（記憶）特性、す
なわち、元の位置に戻る性質を持っていないため、歩行
中の患者を適切に支持する。この装具は、歩行中の患者
にとって足底と下肢背部の曲げに際して少し邪魔になる
だけである。
又は足首固定具を提供するものであり、この固定具は本
発明で使用したクッション材料が復元（記憶）特性、す
なわち、元の位置に戻る性質を持っていないため、歩行
中の患者を適切に支持する。この装具は、歩行中の患者
にとって足底と下肢背部の曲げに際して少し邪魔になる
だけである。
【０００７】本発明の装具は、人間の足首の一般的な形
に対応する凹部を含む一対の堅固なあるいは半堅固な外
当て部材を具備している。その外当ては全ての半堅固な
材料、好ましくは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナ
イロン、ポリカーボネート、あるいはアクリロニトリル
ブタジエンスチレン（ＡＢＳ）などの成形可能な熱可塑
性材料から作ることができる。好ましい材料はＡＢＳタ
イプの熱可塑性樹脂あるいはポリプロピレンである。
に対応する凹部を含む一対の堅固なあるいは半堅固な外
当て部材を具備している。その外当ては全ての半堅固な
材料、好ましくは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナ
イロン、ポリカーボネート、あるいはアクリロニトリル
ブタジエンスチレン（ＡＢＳ）などの成形可能な熱可塑
性材料から作ることができる。好ましい材料はＡＢＳタ
イプの熱可塑性樹脂あるいはポリプロピレンである。
【０００８】半堅固な外当ては、その下部に多くのスロ
ット（穴）が開いており、対向する外当て間を通り、そ
の装具のスターラップとなる柔軟な材料を固定する機構
を提供する。このタイプのスロットは米国特許第４９６
４４０２号に示されている。さらに、付加的なスロット
を装具の上部に形成して、下肢あるいはふくらはぎ周り
に装具を締めるために用いる締め具を通す開口を設ける
ことができる。この好ましい締め具は織物ストラップで
あり、その端部に患者の下肢にこれらの装具を固定する
ために一般に使用されたベルクロタイプのフックとルー
プのファスナーを付けている。
ット（穴）が開いており、対向する外当て間を通り、そ
の装具のスターラップとなる柔軟な材料を固定する機構
を提供する。このタイプのスロットは米国特許第４９６
４４０２号に示されている。さらに、付加的なスロット
を装具の上部に形成して、下肢あるいはふくらはぎ周り
に装具を締めるために用いる締め具を通す開口を設ける
ことができる。この好ましい締め具は織物ストラップで
あり、その端部に患者の下肢にこれらの装具を固定する
ために一般に使用されたベルクロタイプのフックとルー
プのファスナーを付けている。
【０００９】本発明で使用されるクッション材料は、球
体物と潤滑剤からなる複合材料を有する袋から構成され
ている。その袋は外当ての内面で体との接触面に固定さ
れ、且つ、溶接、あるいは接着剤あるいはフックとルー
プのファスナーによってそこで固定される。袋自体は起
毛処理されたナイロン織物にラミネートされたポリウレ
タンから構成されている。ポリウレタンは堅固な支持体
に高周波溶接により溶接される材料であり、起毛処理さ
れたナイロン織物は装着者の足首に対し優れた性質の表
面を提供する。袋は、袋の溶接部によりあるパターンに
形作ることができ、患者の踝に対する自然のポケットを
提供する。さらに、溶接部は袋の上部などの調節が望ま
れる特定の場所の袋の体積を調節する。
体物と潤滑剤からなる複合材料を有する袋から構成され
ている。その袋は外当ての内面で体との接触面に固定さ
れ、且つ、溶接、あるいは接着剤あるいはフックとルー
プのファスナーによってそこで固定される。袋自体は起
毛処理されたナイロン織物にラミネートされたポリウレ
タンから構成されている。ポリウレタンは堅固な支持体
に高周波溶接により溶接される材料であり、起毛処理さ
れたナイロン織物は装着者の足首に対し優れた性質の表
面を提供する。袋は、袋の溶接部によりあるパターンに
形作ることができ、患者の踝に対する自然のポケットを
提供する。さらに、溶接部は袋の上部などの調節が望ま
れる特定の場所の袋の体積を調節する。
【００１０】上述したように、袋自体は球体物と潤滑剤
の複合混合物である。この材料は米国特許第５４２１８
７４号に開示されており、参考としてこの明細書中に記
載している。微小球は完全な球体、長円形、卵状、８角
形のような多角形をとることができる。微小球は中空で
も中実でもよく、中空の場合、その中が気体か液体であ
る。好ましい球形は一般にプラスチックの壁で囲まれ、
気体が入った微小球である。その直径は２０００ミクロ
ン未満であり、１０ないし２００ミクロンの範囲が好ま
しい。潤滑剤は、油，グリース，シリコンベースの潤滑
剤，植物ベースの潤滑剤，石油ベースの潤滑剤，ミネラ
ルベースのベースの潤滑剤，水ベースの潤滑剤，合成潤
滑剤，脱イオン水の混合物，プロピレングリコール，イ
ソプロテレノール，ポリエチレンオキシド及びメチルパ
ラチオンからなる群から選択されたどの潤滑剤でもよ
い。潤滑剤は凝固温度と１２０°Ｆの間の温度で安定で
ある必要があり、しかも微小球を流動させるため低摩擦
隣接と摩擦隣接そして微小球の転がり接触を容易にする
必要がある。複合混合物は約０．２ないし約０．５の比
重を有している。
の複合混合物である。この材料は米国特許第５４２１８
７４号に開示されており、参考としてこの明細書中に記
載している。微小球は完全な球体、長円形、卵状、８角
形のような多角形をとることができる。微小球は中空で
も中実でもよく、中空の場合、その中が気体か液体であ
る。好ましい球形は一般にプラスチックの壁で囲まれ、
気体が入った微小球である。その直径は２０００ミクロ
ン未満であり、１０ないし２００ミクロンの範囲が好ま
しい。潤滑剤は、油，グリース，シリコンベースの潤滑
剤，植物ベースの潤滑剤，石油ベースの潤滑剤，ミネラ
ルベースのベースの潤滑剤，水ベースの潤滑剤，合成潤
滑剤，脱イオン水の混合物，プロピレングリコール，イ
ソプロテレノール，ポリエチレンオキシド及びメチルパ
ラチオンからなる群から選択されたどの潤滑剤でもよ
い。潤滑剤は凝固温度と１２０°Ｆの間の温度で安定で
ある必要があり、しかも微小球を流動させるため低摩擦
隣接と摩擦隣接そして微小球の転がり接触を容易にする
必要がある。複合混合物は約０．２ないし約０．５の比
重を有している。
【００１１】本クッションあるいは本パッド材料の重要
な特性は、それが復元力を持たず、それで一度変形する
と、他の力がかかるまでその形状を維持するということ
である。その理由から足首固定具の特定の使用では、固
定具を付け、一旦、固定具を安定にして取付け時の力を
取り除いた時に装着者の体に倣い、そのクッションは元
へ戻らず、固定具は固定具を使用した時の体の位置に患
者の体を支持する。これは、例えば、エア袋あるいは変
形し得る発泡体（フォーム）をクッション材料として使
用する場合よりも意味のある有効な支持を患者に与え
る。
な特性は、それが復元力を持たず、それで一度変形する
と、他の力がかかるまでその形状を維持するということ
である。その理由から足首固定具の特定の使用では、固
定具を付け、一旦、固定具を安定にして取付け時の力を
取り除いた時に装着者の体に倣い、そのクッションは元
へ戻らず、固定具は固定具を使用した時の体の位置に患
者の体を支持する。これは、例えば、エア袋あるいは変
形し得る発泡体（フォーム）をクッション材料として使
用する場合よりも意味のある有効な支持を患者に与え
る。
【００１２】足首固定具に微小球複合クッション材料を
使用することに加え、体の骨張った部分に当てる他の使
用にもまた他の整形外科で使用する場合の快適なパッド
としてその材料を使用することができる。そのような用
途には靴の中敷き，枕，クラッチパッド，頚部カラー，
ストラップパッド，キャストパッド，健康維持握りボー
ルや他の固定具使用時のパッドがある。
使用することに加え、体の骨張った部分に当てる他の使
用にもまた他の整形外科で使用する場合の快適なパッド
としてその材料を使用することができる。そのような用
途には靴の中敷き，枕，クラッチパッド，頚部カラー，
ストラップパッド，キャストパッド，健康維持握りボー
ルや他の固定具使用時のパッドがある。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１において、本発明の足首固定
具１０は堅固な側壁外当て（シェル）１１と、ストラッ
プ１３で患者の下肢の各々の側面に保持されるパッド材
料１２を有している。上記側壁外当て１１は、図２に示
す接着剤あるいはかぎホックファスナー１５によって外
当て１１に固定されるスターラップ１４で共に保持され
る。固定具を装着する際に、スターラップ１４は患者の
踵の下に合う。
具１０は堅固な側壁外当て（シェル）１１と、ストラッ
プ１３で患者の下肢の各々の側面に保持されるパッド材
料１２を有している。上記側壁外当て１１は、図２に示
す接着剤あるいはかぎホックファスナー１５によって外
当て１１に固定されるスターラップ１４で共に保持され
る。固定具を装着する際に、スターラップ１４は患者の
踵の下に合う。
【００１４】外当て１１は堅固あるいは半堅固な材料、
好ましくは熱可塑性で所定の形状に容易に成形すること
ができる材料から作られる。そのような有用な塑性材料
にはポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリカ
ーボネートそして好ましい材料、アクリロニトリルブタ
ジエンスチレン（ＡＢＳ）樹脂がある。スターラップ材
料１４は、硬い外当て１１のスロット１６と１７を通す
ことができ、しかも接着剤あるいはベルクロ（Ｖｅｌｃ
ｒｏ:商標）タイプのかぎホックファスナー１５によっ
て硬い外当てに固定することができる起毛処理のナイロ
ンストラップとすることができる。本発明の足首固定具
のパッド材料は、微小球と潤滑剤で満たした薄い袋の材
料である。この材料は米国特許第５４２１８７４号に十
分に記載されている。この材料は、ユタ州ソルト・レイ
ク・シティーのテクソース，Ｌ．Ｃ．から市販されてい
る。この材料の利点は、その材料が復元力（記憶）を持
たず、そのため復元力を有する袋又は発泡体のような材
料を足首に対し良好に支持できることにある。袋内の微
小球は、剪断力の下でのみ流れ、そのため固定具を調整
するまであるいは取外すまで、固定具の装着者の組織の
形状と支持体を保持する。図３と図４に示したようにパ
ッド材料は、潤滑剤２０で覆われる微小球１９を有する
ポリウレタンフィルム１８を備えている。袋あるいはパ
ッド１２の外面は、装着者に快適感を与える起毛処理の
ナイロン織物２１である。袋あるいはパッド１２は様々
な場所で結合され特定の場所の発泡材料を保持し、いく
つかの形状をパッド材料に与える。
好ましくは熱可塑性で所定の形状に容易に成形すること
ができる材料から作られる。そのような有用な塑性材料
にはポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリカ
ーボネートそして好ましい材料、アクリロニトリルブタ
ジエンスチレン（ＡＢＳ）樹脂がある。スターラップ材
料１４は、硬い外当て１１のスロット１６と１７を通す
ことができ、しかも接着剤あるいはベルクロ（Ｖｅｌｃ
ｒｏ:商標）タイプのかぎホックファスナー１５によっ
て硬い外当てに固定することができる起毛処理のナイロ
ンストラップとすることができる。本発明の足首固定具
のパッド材料は、微小球と潤滑剤で満たした薄い袋の材
料である。この材料は米国特許第５４２１８７４号に十
分に記載されている。この材料は、ユタ州ソルト・レイ
ク・シティーのテクソース，Ｌ．Ｃ．から市販されてい
る。この材料の利点は、その材料が復元力（記憶）を持
たず、そのため復元力を有する袋又は発泡体のような材
料を足首に対し良好に支持できることにある。袋内の微
小球は、剪断力の下でのみ流れ、そのため固定具を調整
するまであるいは取外すまで、固定具の装着者の組織の
形状と支持体を保持する。図３と図４に示したようにパ
ッド材料は、潤滑剤２０で覆われる微小球１９を有する
ポリウレタンフィルム１８を備えている。袋あるいはパ
ッド１２の外面は、装着者に快適感を与える起毛処理の
ナイロン織物２１である。袋あるいはパッド１２は様々
な場所で結合され特定の場所の発泡材料を保持し、いく
つかの形状をパッド材料に与える。
【００１５】ストラップ１３はナイロンウェブ２４全長
から一般に構成され、ナイロンウェブ２４は端部にフッ
ク構造と隣接するループ構造２６を有している。そのル
ープ構造２６は様々な長さでウェブ２４を覆いストラッ
プを調節させて様々なサイズの足の患者に合わせる。ス
トラップ１３の一端にはバックルが固定されている。ス
トラップ１３は、フック２５がループ２６に係合してス
トラップ１３を装着者の所定の位置に固定できるよう
に、その端部２８をバックルに通しストラップをストラ
ップ上に折り返すことによって取付けられる。本発明で
使用されたパッド材料又はクッション材料は、先行技術
のエア袋あるいは発泡材クッションに対してかなり改良
されている。その理由は、その材料が固定具を患者に装
着した時、力の分布が改善されて患者の足首を支持する
からである。クッション材料の力の分布特性は図５に示
された装置を用いた試験によって測定される。その装置
は、試験されるクッション材料３２が間に置かれる２枚
の堅固な平面３０と３１からなっている。ポリ塩化ビニ
ル（ＰＶＣ）パイプ３３のような小片パイプが上平面３
１の底部に取付けられている。この場合、約２．６６４
キログラムの重り３４がＰＶＣパイプ上で上平面の上側
に配されている。下平面の上側にはＴＥＫ ＳＣＡＮ
ＩＳＣＡＮ１ソフトウェアを使用してデータを記録する
ことができるセンサーストリップ、タイプ９８００が置
かれている。この材料の試験と評価で使用したセンサー
は３インチ×８インチであった。力をかけ、２０秒のデ
ータを平均化して各々の試験のデータとした。以下の実
験では、距離の値”Ａ”を変えてＰＶＣパイプの位置の
変化と共に圧力の変化を測定した。これはパッドに対し
て踝の様々な位置を示している。この試験では、下平面
は足首固定具を示している。一方、上平面とＰＶＣパイ
プ片は患者の足首を示している。ＰＶＣパイプ片は踝を
示す。十分な力を足首にかける必要があるため力の分布
が重要であるが、力の分布が不十分な場合、痛みを招く
高圧部になる。
から一般に構成され、ナイロンウェブ２４は端部にフッ
ク構造と隣接するループ構造２６を有している。そのル
ープ構造２６は様々な長さでウェブ２４を覆いストラッ
プを調節させて様々なサイズの足の患者に合わせる。ス
トラップ１３の一端にはバックルが固定されている。ス
トラップ１３は、フック２５がループ２６に係合してス
トラップ１３を装着者の所定の位置に固定できるよう
に、その端部２８をバックルに通しストラップをストラ
ップ上に折り返すことによって取付けられる。本発明で
使用されたパッド材料又はクッション材料は、先行技術
のエア袋あるいは発泡材クッションに対してかなり改良
されている。その理由は、その材料が固定具を患者に装
着した時、力の分布が改善されて患者の足首を支持する
からである。クッション材料の力の分布特性は図５に示
された装置を用いた試験によって測定される。その装置
は、試験されるクッション材料３２が間に置かれる２枚
の堅固な平面３０と３１からなっている。ポリ塩化ビニ
ル（ＰＶＣ）パイプ３３のような小片パイプが上平面３
１の底部に取付けられている。この場合、約２．６６４
キログラムの重り３４がＰＶＣパイプ上で上平面の上側
に配されている。下平面の上側にはＴＥＫ ＳＣＡＮ
ＩＳＣＡＮ１ソフトウェアを使用してデータを記録する
ことができるセンサーストリップ、タイプ９８００が置
かれている。この材料の試験と評価で使用したセンサー
は３インチ×８インチであった。力をかけ、２０秒のデ
ータを平均化して各々の試験のデータとした。以下の実
験では、距離の値”Ａ”を変えてＰＶＣパイプの位置の
変化と共に圧力の変化を測定した。これはパッドに対し
て踝の様々な位置を示している。この試験では、下平面
は足首固定具を示している。一方、上平面とＰＶＣパイ
プ片は患者の足首を示している。ＰＶＣパイプ片は踝を
示す。十分な力を足首にかける必要があるため力の分布
が重要であるが、力の分布が不十分な場合、痛みを招く
高圧部になる。
【００１６】多くの様々なサンプルを試験し、各々の場
合、サンプルはＦＬＯＡＭ（商標）と同じである本発明
のクッション袋と、ＡＩＲＣＡＳＴ（商標）足首固定具
から取ったエア袋を使用した。固定具パッドを、センサ
ーストリップロードセルの上面上の下平面に置いた。約
２．６６４キログラムの重り３４をＰＶＣパイプ片上方
に置いた。その重りを約２０秒間所定の位置に保持し
て、プロットで図６〜図１０に示す力の分布情報を記録
する。図は本固定具のＦＬＯＡＭ（商標）パッドとＡＩ
ＲＣＡＳＴ（商標）固定具から取った袋の対のサンプル
をプロットしている。この図から本発明のＦＬＯＡＭサ
ンプルはエア袋より非常に均一に力を分布していること
が非常に明確である。以下の表は、図で示したデータ位
置の標準偏差を示し、その標準偏差間の差が計算され百
分率で記録されている。エア袋は、本発明の固定具で使
用されたＦＬＯＡＭサンプルより標準偏差がかなり大き
い。これはエア袋サンプルがＦＬＯＡＭンプルと同じに
は力を分布していないことを示しているだろう。
合、サンプルはＦＬＯＡＭ（商標）と同じである本発明
のクッション袋と、ＡＩＲＣＡＳＴ（商標）足首固定具
から取ったエア袋を使用した。固定具パッドを、センサ
ーストリップロードセルの上面上の下平面に置いた。約
２．６６４キログラムの重り３４をＰＶＣパイプ片上方
に置いた。その重りを約２０秒間所定の位置に保持し
て、プロットで図６〜図１０に示す力の分布情報を記録
する。図は本固定具のＦＬＯＡＭ（商標）パッドとＡＩ
ＲＣＡＳＴ（商標）固定具から取った袋の対のサンプル
をプロットしている。この図から本発明のＦＬＯＡＭサ
ンプルはエア袋より非常に均一に力を分布していること
が非常に明確である。以下の表は、図で示したデータ位
置の標準偏差を示し、その標準偏差間の差が計算され百
分率で記録されている。エア袋は、本発明の固定具で使
用されたＦＬＯＡＭサンプルより標準偏差がかなり大き
い。これはエア袋サンプルがＦＬＯＡＭンプルと同じに
は力を分布していないことを示しているだろう。
【００１７】 データ位置での標準偏差 サンプル FLOAM （商標） エア袋 エア袋大（％） １ ０．００８６ ０．０１２８ １４９ ２ ０．００６４ ０．０１３４ ２０８ ３ ０．００７９ ０．０１９１ ２４０ ４ ０．００６４ ０．０１１９ １８５ ５ ０．００９１ ０．０１３４ １４７ 本発明の袋の使用によりさらに力の分布が均一になる利
点は、その袋によって患者にかかる力が均一になるた
め、患者の肢をより一層しっかりと支持できることであ
る。
点は、その袋によって患者にかかる力が均一になるた
め、患者の肢をより一層しっかりと支持できることであ
る。
【００１８】本発明の具体的な実施態様は以下の通りで
ある。 （１）側壁部分は成形ポリプロピレンであり、締め具は
その端部でフックとループファスナーを有するストラッ
プである請求項１記載の足首固定具。 （２）球体物が１０ないし２００ミクロンの範囲の直径
を有する微小球である請求項１記載の足首固定具。 （３）前記微小球はプラスチック壁で囲まれた微小球で
ある請求項１記載の足首固定具。 （４）複合混合物の比重は０．２と０．５の間である請
求項１記載の足首固定具。
ある。 （１）側壁部分は成形ポリプロピレンであり、締め具は
その端部でフックとループファスナーを有するストラッ
プである請求項１記載の足首固定具。 （２）球体物が１０ないし２００ミクロンの範囲の直径
を有する微小球である請求項１記載の足首固定具。 （３）前記微小球はプラスチック壁で囲まれた微小球で
ある請求項１記載の足首固定具。 （４）複合混合物の比重は０．２と０．５の間である請
求項１記載の足首固定具。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、体
形に合ったクッション材料を備えた固定具を提供するこ
とができる。
形に合ったクッション材料を備えた固定具を提供するこ
とができる。
【図１】患者の下肢（脚）に使用した本発明の固定具の
側面図である。
側面図である。
【図２】本発明の固定具の斜視図である。
【図３】本発明の固定具に使用したパッドの一部断面図
である。
である。
【図４】図３の矢印方向で見た図３のパッドの部分断面
図である。
図である。
【図５】足首固定具で使用したパッド間の力分布を評価
するために使用した試験装置を示す図である。
するために使用した試験装置を示す図である。
【図６】エア袋の負荷分布力を本発明の固定具で使用し
た袋と比較するグラフ図である。
た袋と比較するグラフ図である。
【図７】エア袋の負荷分布力を本発明の固定具で使用し
た袋と比較するグラフ図である。
た袋と比較するグラフ図である。
【図８】エア袋の負荷分布力を本発明の固定具で使用し
た袋と比較するグラフ図である。
た袋と比較するグラフ図である。
【図９】エア袋の負荷分布力を本発明の固定具で使用し
た袋と比較するグラフ図である。
た袋と比較するグラフ図である。
【図１０】エア袋の負荷分布力を本発明の固定具で使用
した袋と比較するグラフ図である。
した袋と比較するグラフ図である。
１１ 側壁外当て １２ 袋（パッド） １４ スターラップ １６，１７ スロット １９ 微小球 ２０ 潤滑剤 ２１ 起毛処理のナイロン織物 ２４ ナイロンウェブ ２７ バックル ３３ ポリ塩化ビニル ３４ 重り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィクター・エム・ナンズ アメリカ合衆国、02864 ロードアイラン ド州、カンバーランド、サミット・ロード 10
Claims (1)
- 【請求項１】 間隔をあけた一対の側壁部分と、側壁部
分の各々に取付けられ、互いに面するように側壁部分に
取付けられた柔軟な支持部材と、装着者の足首に接触し
ている前記柔軟な支持部材を保持するための締め具を具
備する足首固定具において、前記柔軟な支持部材が球体
物と潤滑剤の複合混合物を有する柔軟な袋を具備し、そ
の混合物は固定具の取付け圧力の下で流動し、且つ、装
着者の足首と接触しているその形状を維持するように圧
力を下げる場合に、その混合物が流動を止める足首固定
具。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US802195P | 1995-10-27 | 1995-10-27 | |
| US008021 | 1995-10-27 | ||
| US72644496A | 1996-10-04 | 1996-10-04 | |
| US726444 | 1996-10-04 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09220245A true JPH09220245A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=26677653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29989296A Pending JPH09220245A (ja) | 1995-10-27 | 1996-10-25 | 足首固定具 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JPH09220245A (ja) |
| CN (1) | CN1157131A (ja) |
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1996
- 1996-10-25 EP EP96307746A patent/EP0770369A1/en not_active Withdrawn
- 1996-10-25 JP JP29989296A patent/JPH09220245A/ja active Pending
- 1996-10-26 CN CN 96121924 patent/CN1157131A/zh active Pending
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Also Published As
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|---|---|
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