JP4903822B2 - タイヤ用モールド - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの加硫工程に用いられるモールドに関する。
タイヤの加硫工程に、割モールドが用いられている。この割モールドは、トレッド環を備えている。このトレッド環の内周面には、凹凸模様が形成されている。この割モールドから得られたタイヤは、この凹凸模様が反転した形状を有するトレッドを備える。凹凸模様により、トレッドパターンが形成される。トレッド環は、複数の分割面によって複数のセグメントに分割されている。これらセグメントは、周方向に沿って並ぶ。このような割モールドが、特開平11−198145号公報に開示されている。
トレッドパターンは、周方向に並ぶ多数の要素に区画されうる。周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなるトレッドパターンが採用されている。このパターンは、「ピッチバリエーションタイプ」と称されている。このパターンを有するタイヤでは、パターンに起因するノイズが抑制されうる。ピッチバリエーションタイプのトレッドパターンが、特開2005−246931公報に開示されている。
特開平11−198145号公報 特開2005−246931公報
割モールドの分割面には、セグメントの端面が位置している。このモールドが閉じられた状態では、セグメントの端面は、隣接するするセグメントの端面と当接している。端面には、圧縮力が加わる。このモールドが開かれた状態では、端面同士は離間している。このモールドの開閉が繰り返されることにより、セグメントの内周面の、端面の近傍が塑性変形を起こす。端面の近傍は、半径方向の内向きに突出する。この突出は、タイヤのユニフォミティを損なう。
ピッチバリエーションタイプのトレッドパターンでは、ピッチが小さな要素において、セグメントの強度が不足する傾向がある。モールドの開閉時にセグメント同士が接触することに起因して、ピッチが小さな要素が存在する位置において、セグメントが半径方向内向きに突出することがある。
ピッチバリエーションタイプのトレッドパターンが、割モールドで形成されることがある。ピッチが小さな要素が分割面に位置する割モールドから得られたタイヤのユニフォミティは、大きく劣る。その理由は、ピッチが小さな要素に起因する不均一が、分割面に起因する不均一を助長するからである。
本発明の目的は、ピッチバリエーションタイプのトレッドパターンを備え、かつユニフォミティに優れたタイヤの提供にある。
本発明に係るタイヤ用モールドは、タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備える。このトレッド環は、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されている。この凹凸模様は、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなる。それぞれの分割面の位置には、平均ピッチ以上のピッチを有する要素が存在する。好ましくは、それぞれの分割面の位置に、平均ピッチの1.03倍以上のピッチを有する要素が存在する。好ましくは、それぞれの分割面の近傍に、平均ピッチ未満のピッチを有する要素が存在しない。
本発明の他の観点によれば、タイヤ用モールドは、タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備える。このトレッド環は、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されている。この凹凸模様は、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなる。これらの種類がピッチの大きい順に並べられたとき、それぞれの分割面の位置に、上位50%に含まれうる種類である要素が存在する。好ましくは、それぞれの分割面の近傍に、上位50%に含まれえない要素が存在しない。
上記凹凸模様は、第一要素、この第一要素のピッチよりも小さなピッチを有する第二要素、この第二要素のピッチよりも小さなピッチを有する第三要素、この第三要素のピッチよりも小さなピッチを有する第四要素、及びこの第4要素のピッチよりも小さなピッチを有する第五要素を含みうる。好ましくは、それぞれの分割面の位置に、第一要素、第二要素又は第三要素が存在する。好ましくは、それぞれの分割面の位置に、第一要素又は第二要素が存在する。
本発明に係るタイヤは、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されたトレッド環を有するモールドによって成形される。このタイヤは、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなるトレッドパターンを備える。分割面に相当するそれぞれの位置に、平均ピッチ以上のピッチを有する要素が存在する。
本発明の他の観点によれば、タイヤは、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されたトレッド環を有するモールドによって成形される。このタイヤは、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなるトレッドパターンを備える。分割面に相当するそれぞれの位置に、これらの種類がピッチの大きい順に並べられたときに上位50%に含まれうる種類である要素が存在する。
本発明に係るタイヤ製造方法は、
(1)予備成形によってローカバーが得られる工程、
(2)タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備えており、
上記トレッド環が、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されており、
上記凹凸模様が、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなり、
それぞれの分割面の位置に、平均ピッチ以上のピッチを有する要素が存在しているモールドに、上記ローカバーが投入される工程、
並びに
(3)このローカバーがモールド内で加圧及び加熱される工程
を含む。
本発明の他の観点によれば、タイヤ製造方法は、
(1)予備成形によってローカバーが得られる工程、
(2)タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備えており、
上記トレッド環が、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されており、
上記凹凸模様が、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなり、
これらの種類がピッチの大きい順に並べられたとき、それぞれの分割面の位置に、上位50%に含まれうる種類である要素が存在しているモールドに、上記ローカバーが投入される工程、
並びに
(3)このローカバーがモールド内で加圧及び加熱される工程
を含む。
本発明に係るモールドでは、ピッチが小さな要素の位置に分割面が存在しない。このモールドで得られたタイヤでは、ピッチが小さな要素に起因する不均一が、分割面に起因する不均一を助長しない。このタイヤは、ユニフォミティに優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ2の一部が示された展開図である。図1には、トレッド面4が示されている。トレッド面4は、多数の溝6を備えている。トレッド面のうち溝6以外の部分は、ランド8である。溝6とランド8とにより、トレッドパターンが形成されている。
図2は、図1のタイヤ2のトレッドパターンの要素が示された展開図である。このトレッドパターンは、第一要素LL、第二要素L、第三要素M、第四要素S及び第五要素SSからなる。図2において、矢印P1は第一要素LLの周方向のピッチを表し、矢印P2は第二要素Lの周方向のピッチを表し、矢印P3は第三要素Mの周方向のピッチを表し、矢印P4は第四要素Sの周方向のピッチを表し、矢印P5は第五要素SSの周方向のピッチを表す。ピッチP2は、ピッチP1よりも小さい。ピッチP3は、ピッチP2よりも小さい。ピッチP4は、ピッチP3よりも小さい。ピッチP5は、ピッチP4よりも小さい。このトレッドパターンは、ピッチバリエーションタイプである。要素の種類数は、5である。
このタイヤ2を成形するためのモールドは、その内周面に、筋山とランドとからなる凹凸模様を備えている。この凹凸模様は、トレッドパターンの形状が反転された形状のパターンを有する。モールドの筋山は、トレッドの溝6に相当する。モールドのランドは、トレッドのランド8に相当する。このモールドの凹凸模様も、第一要素LL、第二要素L、第三要素M、第四要素S及び第五要素SSからなる。
図3は、図1のタイヤ2のためのモールド10が示された平面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った拡大断面図である。図4には、閉じられた状態のモールド10が示されている。このモールド10は、上下一対のサイドプレート12、上下一対のビードリング14及びトレッド環16を備えている。サイドプレート12及びビードリング14は、実質的にリング状である。
トレッド環16は、複数のセグメント18からなる。これらセグメント18は、周方向に並んでいる。このモールド10は、いわゆる「割モールド」である。トレッド環16が分割面において分割されることにより、セグメント18が得られている。それぞれのセグメント18の平面形状は、実質的に円弧状である。分割面は、半径方向に延在している。1つのセグメント18の端面20は、他のセグメント18の端面20と当接している。セグメント18は、その内周面に筋山とランドとからなる凹凸模様(図示されず)を備えている。セグメント18の数は、3以上20以下である。図3の実施形態では、セグメント18の数は9である。
図3において矢印θで示されているのは、セグメント18の中心角である。図3から明らかなように、1つのセグメント18の中心角θは、他のセグメント18の中心角θと異なっている。このトレッド環16は、不均等に分割されている。
図5は、図3のモールド10のトレッド環16の要素の配置が示された模式図である。図5において、符号LLで示されているのは第一要素であり、符号Lで示されているのは第二要素であり、符号Mで示されているのは第三要素であり、符号Sで示されているのは第四要素であり、符号SSで示されているのは第五要素である。このトレッド環16は、9個の第一要素LLと、15個の第二要素Lと、17個の第三要素Mと、13個の第四要素Sと、10個の第五要素SSとを備えている。要素の総数は、64である。
この実施形態では、第三要素MのピッチP3が1.00(指数)であるとき、第一要素LLのピッチP1は1.15であり、第二要素LのピッチP2は1.08であり、第四要素SのピッチP4は0.93であり、第五要素SSのピッチP5は0.84である。平均ピッチPaは、下記の数式によって算出される。
Pa = (1.15 * 9 + 1.08 * 15 + 1.00 * 17 + 0.93 * 13 + 0.84 * 10) / 64
このトレッド環16の平均ピッチPaは、1.00である。第一要素LL及び第二要素Lは、平均ピッチPaよりも大きなピッチを有している。第三要素Mは、平均ピッチPaと実質的に同一であるピッチを有している。第四要素S及び第五要素SSは、平均ピッチPaよりも小さなピッチを有している。
この実施形態では、要素の種類数は5である。これらの種類がピッチの大きい順に並べられたとき、上位50%に含まれうる種類は、1番目、2番目及び3番目の種類である。この実施形態では、第一要素LL、第二要素L及び第三要素Mが、上位50%に含まれうる種類の要素である。
図5には、二点鎖線で、分割面22(a−i)が示されている。前述の通り、トレッド環16が9のセグメント18を備えているので、分割面22の数は9である。この分割面22の上に、セグメント18の端面20(図3参照)が位置する。
分割面22aの位置には、第三要素Mが存在している。分割面22bの位置には、第二要素Lが存在している。分割面22cの位置には、第三要素Mが存在している。分割面22dの位置には、第二要素Lが存在している。分割面22eの位置には、第一要素LLが存在している。分割面22fの位置には、第二要素Lが存在している。分割面22gの位置には、第二要素Lが存在している。分割面22hの位置には、第三要素Mが存在している。分割面22iの位置には、第三要素Mが存在している。これらの分割面22は、以下のグループに分類されうる。
その位置に第一要素LLが存在する分割面:1
その位置に第二要素Lが存在する分割面:4
その位置に第三要素Mが存在する分割面:4
第四要素Sは、分割面22の位置には存在しない。第五要素SSも、分割面22の位置には存在しない。
このモールド10では、それぞれの分割面22の位置に、平均ピッチ以上のピッチを有する要素(LL、L及びM)が存在している。分割面22を挟んで、2つの要素が隣接する場合がある。この場合、本発明では、両方の要素が平均ピッチ以上のピッチを有する状態が、「分割面の位置に平均ピッチ以上のピッチを有する要素が存在」する状態である。
このモールド10では、要素(LL、L、M、S及びSS)の種類がピッチの大きい順に並べられたとき、それぞれの分割面22の位置に、上位50%に含まれうる種類である要素(LL、L及びM)が存在している。分割面22を挟んで、2つの要素が隣接する場合がある。この場合、本発明では、両方の要素が上位50%に含まれうる種類である状態が、「分割面の位置に上位50%に含まれうる種類である要素が存在」する状態である。
このモールド10が用いられたタイヤ2の製造方法では、予備成形によってローカバー(未加硫タイヤ)が得られる。このローカバーが、モールド10が開いておりブラダーが収縮している状態で、モールド10に投入される。モールド10が閉じられ、ブラダーが膨張する。ローカバーはブラダーによってモールド10のキャビティ面に押しつけられ、加圧される。この状態のローカバー24が、図4に示されている。同時にローカバーは、加熱される。加圧と加熱とによりゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤ2が得られる。セグメント18のキャビティ面26に存在する凹凸模様(図示されず)により、タイヤ2にトレッドパターンが形成される。ローカバーが加圧及び加熱される工程は、加硫工程と称される。ブラダーに代えて、中子が用いられてもよい。
このモールド10で得られたタイヤ2では、分割面22に相当する位置に、第一要素LL、第二要素L又は第三要素Mが存在している。分割面22に相当する位置には、第四要素S及び第五要素SSは存在していない。このタイヤ2では、分割面22に相当するそれぞれの位置に、平均ピッチ以上のピッチを有する要素(LL、L及びM)が存在している。このタイヤ2では、分割面22に相当するそれぞれの位置に、要素(LL、L、M、S及びSS)の種類がピッチの大きい順に並べられたときに上位50%に含まれうる種類である要素(LL、L及びM)が存在している。
モールド10の開閉が繰り返されることにより、セグメント18の内周面の、端面20の近傍が塑性変形を起こす。端面20の近傍は、半径方向の内向きに突出する。この突出は、タイヤ2のユニフォミティを損なう。ピッチバリエーションタイプのトレッドパターンでは、ピッチが小さな要素が存在する位置において、セグメントが半径方向内向きに突出することがある。この突出も、タイヤ2のユニフォミティを損なう。本発明に係るタイヤ2では、分割面22に相当する位置に、ピッチが小さな要素(S、SS)が存在しない。従って、ピッチが小さな要素(S、SS)に起因する不均一が、分割面22に起因する不均一を助長しない。このタイヤ2は、ユニフォミティに優れる。
ユニフォミティの観点から、モールド10の分割面22の近傍に、平均ピッチPaよりも小さなピッチを有する要素(S、SS)が存在しないことが好ましい。ユニフォミティの観点から、モールド10の分割面22の近傍に、上位50%に含まれえない種類の要素(S、SS)が存在しないことが好ましい。「分割面22の近傍」とは、分割面22を中心として、中心角で−2°以上+2°以下のゾーンである。好ましくは、「分割面22の近傍」とは、分割面22を中心として、中心角で−3°以上+3°以下のゾーンである。より好ましくは、「分割面22の近傍」とは、分割面22を中心として、中心角で−5°以上+5°以下のゾーンである。
図6は、本発明の他の実施形態に係るタイヤ用モールドのトレッド環30が示された模式図である。図6には、このトレッド環30の要素の配置が示されている。図6において、符号LLで示されているのは第一要素であり、符号Lで示されているのは第二要素であり、符号Mで示されているのは第三要素であり、符号Sで示されているのは第四要素であり、符号SSで示されているのは第五要素である。このトレッド環30は、9個の第一要素LLと、15個の第二要素Lと、17個の第三要素Mと、13個の第四要素Sと、10個の第五要素SSとを備えている。要素の総数は、64である。
この実施形態では、第三要素MのピッチP3が1.00(指数)であるとき、第一要素LLのピッチP1は1.15であり、第二要素LのピッチP2は1.08であり、第四要素SのピッチP4は0.93であり、第五要素SSのピッチP5は0.84である。このモールドの平均ピッチPaは、1.00である。このモールドの、要素の種類数は、5である。これらの種類がピッチの大きい順に並べられたとき、上位50%に含まれうる種類の要素は、第一要素LL、第二要素L及び第三要素Mである。
図6には、二点鎖線で、分割面32(a−i)が示されている。このモールドのセグメントの数は9であり、分割面32の数も9である。分割面32aの位置には、第二要素Lが存在している。分割面32bの位置には、第二要素Lが存在している。分割面32cの位置には、第二要素Lが存在している。分割面32dの位置には、第二要素Lが存在している。分割面32eの位置には、第一要素LLが存在している。分割面32fの位置には、第二要素Lが存在している。分割面32gの位置には、第二要素Lが存在している。分割面32hの位置には、第二要素Lが存在している。分割面32iの位置には、第一要素LLが存在している。これらの分割面32は、以下のグループに分類されうる。
その位置に第一要素LLが存在する分割面:2
その位置に第二要素Lが存在する分割面:7
第三要素Mは、分割面32の位置には存在しない。第四要素Sは、分割面32の位置には存在しない。第五要素SSも、分割面32の位置には存在しない。
このモールドでは、それぞれの分割面32の位置に、平均ピッチよりも大きなピッチを有する要素(LL及び)が存在している。このモールドでは、分割面32の位置には、平均ピッチ未満であるピッチを有する要素(S及びSS)は存在しない。さらに分割面32の位置には、平均ピッチと実施的に同一であるピッチを有する要素(M)も存在しない。このモールドで得られたタイヤは、ユニフォミティに極めて優れる。
ユニフォミティの観点から、それぞれの分割面32の位置に、平均ピッチの1.03倍以上のピッチを有する要素が存在することが好ましい。それぞれの分割面32の位置に、平均ピッチの1.06倍以上のピッチを有する要素が存在することが、特に好ましい。
モールドの凹凸模様が、第一要素及び第二要素から構成されてもよい。この凹凸模様の要素の種類数は、2である。第二要素のピッチは、第一要素のピッチよりも小さい。このモールドでは、これら要素の種類がピッチの大きい順に並べられたとき、上位50%に含まれうる種類である要素は、第一要素である。それぞれの分割面の位置には、第一要素が存在する。このモールドから得られたタイヤのトレッドパターンでは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第一要素が存在する。
モールドの凹凸模様が、第一要素、第二要素及び第三要素から構成されてもよい。この凹凸模様の要素の種類数は、3である。第二要素のピッチは、第一要素のピッチよりも小さい。第三要素のピッチは、第二要素のピッチよりも小さい。このモールドでは、これら要素の種類がピッチの大きい順に並べられたとき、上位50%に含まれうる種類である要素は、第一要素及び第二要素である。それぞれの分割面の位置には、第一要素又は第二要素が存在する。好ましくは、それぞれの分割面の位置には、第一要素が存在する。このモールドから得られたタイヤのトレッドパターンでは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第一要素又は第二要素が存在する。好ましくは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第一要素が存在する。
モールドの凹凸模様が、第一要素、第二要素、第三要素及び第四要素から構成されてもよい。この凹凸模様の要素の種類数は、4である。第二要素のピッチは、第一要素のピッチよりも小さい。第三要素のピッチは、第二要素のピッチよりも小さい。第四要素のピッチは、第三要素のピッチよりも小さい。このモールドでは、これら要素の種類がピッチの大きい順に並べられたとき、上位50%に含まれうる種類である要素は、第一要素及び第二要素である。それぞれの分割面の位置には、第一要素又は第二要素が存在する。このモールドから得られたタイヤのトレッドパターンでは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第一要素又は第二要素が存在する。
モールドの凹凸模様が、第一要素、第二要素、第三要素、第四要素、第五要素及び第六要素から構成されてもよい。この凹凸模様の要素の種類数は、6である。第二要素のピッチは、第一要素のピッチよりも小さい。第三要素のピッチは、第二要素のピッチよりも小さい。第四要素のピッチは、第三要素のピッチよりも小さい。第五要素のピッチは、第四要素のピッチよりも小さい。第六要素のピッチは、第五要素のピッチよりも小さい。このモールドでは、これら要素の種類がピッチの大きい順に並べられたとき、上位50%に含まれうる種類である要素は、第一要素、第二要素及び第三要素である。それぞれの分割面の位置には、第一要素、第二要素又は第三要素が存在する。このモールドから得られたタイヤのトレッドパターンでは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第一要素、第二要素又は第三要素が存在する。
凹凸模様の要素の種類数がn(nは2以上の偶数)であるとき、それぞれの分割面の位置に、第(n/2+1)要素から第n要素のいずれかが存在する。このモールドから得られたタイヤのトレッドパターンでは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第(n/2+1)要素から第n要素のいずれかが存在する。
凹凸模様の要素の種類数がn(nは3以上の奇数)であるとき、それぞれの分割面の位置に、第((n−1)/2+1)要素から第n要素のいずれかが存在する。好ましくは、それぞれの分割面の位置に、第((n−1)/2+2)要素から第n要素のいずれかが存在する。このモールドから得られたタイヤのトレッドパターンでは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第((n−1)/2+1)要素から第n要素のいずれかが存在する。好ましくは、分割面に相当するそれぞれの位置に、第((n−1)/2+2)要素から第n要素のいずれかが存在する。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図3から5に示されたモールドを用意した。このモールドを加硫機に取り付け、3000回のモールドの開閉を行った。このモールドにて、サイズが「235/55R18」であるタイヤを50本製造した。このタイヤのトレッドパターンが、図1及び2に示されている。さらに開閉を3000回(合計で6000回)行った後、タイヤを50本製造した。さらに開閉を4000回(合計で10000回)行った後、タイヤを50本製造した。
[実施例2]
図6に示される分割面を備えたモールドを用いた他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例]
図7に示される分割面を備えたモールドを用いた他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。このモールドのトレッド環34は、9の分割面36を有している。
[ユニフォミティの評価]
JASO C607:2000の「自動車用タイヤのユニフォミティ試験方法」の規定に準拠して、RFVを評価した。試験条件は、以下の通りである。
リム:18×7.5−J
タイヤの回転速度:60rpm
空気圧:200kPa
縦荷重:6.67kN
50本のタイヤの測定結果の平均値が、指数として、下記の表1に示されている。数値が小さいほど好ましい。
Figure 0004903822
に示されるように、実施例のモールドで得られたタイヤは、ユニフォミティに優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るモールドは、種々のタイヤの製造に適している。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ一部が示された展開図である。 図2は、図1のタイヤのトレッドパターンの要素が示された展開図である。 図3は、図1のタイヤのためのモールドが示された平面図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った拡大断面図である。 図5は、図3のモールドのトレッド環の要素の配置が示された模式図である。 図6は、本発明の他の実施形態に係るタイヤ用モールドのトレッド環が示された模式図である。 図7は、比較例に係るタイヤ用モールドのトレッド環が示された模式図である。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド面
6・・・溝
8・・・ランド
10・・・モールド
12・・・サイドプレート
14・・・ビードリング
16、30・・・トレッド環
18・・・セグメント
20・・・端面
22a−22i・・・分割面
24・・・ローカバー
26・・・キャビティ面
32a−32i・・・分割面

Claims (10)

  1. タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備えており、
    上記トレッド環が、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されており、
    上記凹凸模様が、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなり、
    それぞれの分割面の位置に、平均ピッチ以上のピッチを有する要素が存在しており、
    それぞれの分割面の近傍に、平均ピッチ未満のピッチを有する要素が存在していないタイヤ用モールド。
  2. それぞれの分割面の位置に、平均ピッチの1.03倍以上のピッチを有する要素が存在している請求項1に記載のモールド。
  3. タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備えており、
    上記トレッド環が、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されており、
    上記凹凸模様が、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなり、
    これらの種類がピッチの大きい順に並べられたとき、それぞれの分割面の位置に、上位50%に含まれうる種類である要素が存在しており、
    それぞれの分割面の近傍に、上位50%に含まれえない要素が存在していないタイヤ用モールド。
  4. 上記凹凸模様が、第一要素、この第一要素のピッチよりも小さなピッチを有する第二要素、この第二要素のピッチよりも小さなピッチを有する第三要素、この第三要素のピッチよりも小さなピッチを有する第四要素、及びこの第四要素のピッチよりも小さなピッチを有する第五要素を含んでおり、
    それぞれの分割面の位置に、第一要素、第二要素又は第三要素が存在している請求項3に記載のモールド。
  5. それぞれの分割面の位置に、第一要素又は第二要素が存在している請求項4に記載のモールド。
  6. (1)予備成形によってローカバーが得られる工程、
    (2)タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備えており、
    上記トレッド環が、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されており、
    上記凹凸模様が、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなり、
    それぞれの分割面の位置に、平均ピッチ以上のピッチを有する要素が存在しており、
    それぞれの分割面の近傍に、平均ピッチ未満のピッチを有する要素が存在していないモールドに、上記ローカバーが投入される工程、
    並びに
    (3)このローカバーがモールド内で加圧及び加熱される工程
    を含むタイヤ製造方法。
  7. それぞれの分割面の位置に、平均ピッチの1.03倍以上のピッチを有する要素が存在している請求項に記載のタイヤ製造方法。
  8. (1)予備成形によってローカバーが得られる工程、
    (2)タイヤのトレッドパターンのための凹凸模様をその内周面に有するトレッド環を備えており、
    上記トレッド環が、複数の分割面によって、周方向に沿って並ぶ複数のセグメントに分割されており、
    上記凹凸模様が、周方向のピッチが互いに異なる複数種類の要素からなり、
    これらの種類がピッチの大きい順に並べられたとき、それぞれの分割面の位置に、上位50%に含まれうる種類である要素が存在しており、
    それぞれの分割面の近傍に、上位50%に含まれえない要素が存在していないモールドに、上記ローカバーが投入される工程、
    並びに
    (3)このローカバーがモールド内で加圧及び加熱される工程
    を含むタイヤ製造方法。
  9. 上記凹凸模様が、第一要素、この第一要素のピッチよりも小さなピッチを有する第二要素、この第二要素のピッチよりも小さなピッチを有する第三要素、この第三要素のピッチよりも小さなピッチを有する第四要素、及びこの第四要素のピッチよりも小さなピッチを有する第五要素を含んでおり、
    それぞれの分割面の位置に、第一要素、第二要素又は第三要素が存在している請求項に記載のタイヤ製造方法。
  10. それぞれの分割面の位置に、第一要素又は第二要素が存在している請求項に記載のタイヤ製造方法。
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