JP4903448B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

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本発明はマスタに対して熱溶融穿孔製版を行うサーマルヘッドを有する製版装置を具備した孔版印刷装置に関し、詳しくは装置本体に対して製版装置が引き出し自在に構成された孔版印刷装置に関する。
多孔性の支持円筒体に樹脂あるいは金属網体のメッシュスクリーンを複数層巻装した構成の回転自在な版胴と、熱可塑性樹脂フィルム(厚み1〜3μm程度のものが一般的である)に和紙繊維または合成繊維あるいは和紙繊維と合成繊維とを混抄したものからなる多孔性支持体を貼り合わせたラミネート構造のマスタとを用い、マスタの熱可塑性樹脂フィルム面をサーマルヘッドで加熱穿孔製版した後に版胴に巻装し、版胴内部に設けられたインキ供給手段より版胴の内周面にインキを供給して、プレスローラ等の押圧手段で印刷用紙を版胴に押圧することにより、版胴開孔部、マスタ穿孔部より滲出したインキを印刷用紙に転移させて印刷を行うデジタル式感熱孔版印刷がよく知られている。
上述の孔版印刷に使用されるマスタは、芯部の周りにロール状に巻成されたマスタロールの態様で孔版印刷装置の製版装置に回転自在かつ着脱自在にセットされ、このマスタロールの先端からマスタが徐々に引き出されて製版及び給版工程が行われる。孔版印刷装置へのマスタロールの着脱は、製版装置の上方に配設された画像読取部をスライドあるいは開閉することにより行われるが、機内の狭い部分で行わなければならず作業性が悪いという問題点があった。また、マスタは製版装置から版胴へと搬送される途中で、静電気等の影響によりジャムを発生する場合があるが、このジャム処理時における作業性も上述と同様に悪いという問題点があった。
そこで、孔版印刷装置の装置本体に対して製版装置を引き出し自在に構成し、マスタロールの交換作業あるいはマスタジャム処理作業等を、装置本体から製版装置を引き出した状態で行うことを可能とし、作業性を向上させる技術が、例えば「特許文献1」あるいは「特許文献2」に開示されている。
特開平10−202996号公報 特開平10−202997号公報
上述した各技術では、装置本体に対して製版装置を引き出し自在に構成し、製版装置側に配設されたモータあるいは電磁クラッチ等のアクチュエータが着脱自在なコネクタを介して装置本体と接続するように構成されている。この構成によれば、製版装置を装置本体より引き出した際にはコネクタの接続が断たれ、各アクチュエータを作動させることはできない。
このため、製版動作中にマスタ搬送ジャムが発生した際にジャム処理を行う場合には、ジャムしたマスタが製版装置の引き出しに伴い各部に影響を与え、最悪の場合にはサーマルヘッドの破損を招いてしまう虞があると共に、各アクチュエータを作動することができないので作業性が悪いという問題点がある。また、引き出し後の装着時において各コネクタ間に異物が噛み込んだ場合には、正常な電気的接続が行われずに異常画像が発生してしまうという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、マスタロールの交換時あるいはマスタジャム処理時において作業性を向上することが可能であり、装置本体への装着時において異常画像の発生を防止することが可能な製版装置を備えた孔版印刷装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の発熱素子を有し前記各発熱素子を選択的に作動させてマスタに対して製版を行うサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドの発熱素子面にマスタを押圧しつつ搬送するプラテンローラとを有する製版装置を具備し、前記製版装置は装置本体から供給される電力により作動すると共に前記装置本体から引き出し可能であり、前記装置本体より引き出された際にも前記製版装置に対して電気的な接続が継続され、前記サーマルヘッドは前記装置本体から信号系電力と電源系電力とを供給され、前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に少なくとも前記信号系電力の供給が可能となるように電気的な接続が継続されている孔版印刷装置であって、前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に前記サーマルヘッドへの前記電源系電力の供給が遮断されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、複数の発熱素子を有し前記各発熱素子を選択的に作動させてマスタに対して製版を行うサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドの発熱素子面にマスタを押圧しつつ搬送するプラテンローラとを有する製版装置を具備し、前記製版装置は装置本体から供給される電力により作動すると共に前記装置本体から引き出し可能であり、前記装置本体より引き出された際にも前記製版装置に対して電気的な接続が継続され、前記サーマルヘッドは前記装置本体から信号系電力と電源系電力とを供給され、前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に少なくとも前記信号系電力の供給が可能となるように電気的な接続が継続されている孔版印刷装置であって、前記電源系電力は前記装置本体に設けられた係合コネクタと前記製版装置に設けられた前記係合コネクタに対して着脱自在な被係合コネクタとを介して前記装置本体から前記サーマルヘッドに供給され、前記各コネクタは前記製版装置が前記装置本体より引き出された際に互いに離間し、前記製版装置が前記装置本体の所定位置に装着された際に互いに接続することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の孔版印刷装置において、さらに前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に前記係合コネクタへの前記電源系電力の供給が遮断されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の孔版印刷装置において、さらに前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に少なくとも前記プラテンローラを駆動するための電力供給が継続されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載の孔版印刷装置において、さらに製版動作終了後に前記電源系電力の供給が遮断されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の孔版印刷装置において、さらに製版動作の開始から前記製版装置が前記装置本体から引き出された後に再び前記装置本体に装着されるまでの前記製版装置の動作を記憶する動作記憶手段を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の孔版印刷装置において、さらに前記製版装置は複数の検出手段を有し、前記動作記憶手段は前記各検出手段の検出結果に基づいて前記製版装置の動作を記憶することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6または7記載の孔版印刷装置において、さらに前記製版装置が前記装置本体に装着された際に、前記動作記憶手段の記憶情報に基づいて復帰動作を行うことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の孔版印刷装置において、さらに前記復帰動作は前記製版装置を製版待機状態に復帰させることを特徴とする。
本発明によれば、引き出された製版装置が装置本体と電気的に接続されているため、マスタのジャム処理を容易に行うことができ、マスタジャム処理時における作業性を向上することができる。
図1は、本発明の一実施形態を採用した孔版印刷装置を示している。同図において孔版印刷装置1は、印刷部2、製版装置としての製版部3、給紙部4、排版部5、排紙部6、画像読取部7等を有している。
装置本体8のほぼ中央に配設された印刷部2は、版胴9及び押圧手段であるプレスローラ10を有している。開孔部と非開孔部とを有する版胴9は装置本体8に対して着脱自在に構成されており、その内部にはインキ供給管を兼ねた支軸11、版胴9の内周面に対してその周面を近接配置されたインキローラ12、インキローラ12の周面に対してその周面を近接配置されたドクターローラ13等を有するインキ供給手段14が配設されている。支軸11より供給されたインキはインキローラ12とドクターローラ13との近接部においてインキ溜まりを形成し、このインキ溜まりのインキがインキローラ12とドクターローラ13との近接部を通過してインキローラ12の周面に層状に供給される。インキローラ12の周面に供給されたインキは、後述するプレスローラ10によって版胴9の外周面が押圧された際に版胴9の内周面とインキローラ12とが接触することにより版胴9の内周面に供給され、版胴9の開孔部より滲出して用紙へと転写される。
版胴9の外周面には、版胴外周面上にマスタを巻装させるべくマスタの先端部を挟持するクランパ15が配設されている。クランパ15は版胴9の非開孔部に開閉自在に取り付けられており、版胴9が所定の開放位置あるいは閉塞位置を占めた際に図示しない開閉手段によって開閉される。
版胴9の下方には、図示しない一対のアーム部材によってその支軸両端を回転自在に支持されたプレスローラ10が配設されている。プレスローラ10は、図示しない各アーム部材が図示しない揺動手段によって揺動されることにより、図1に示す版胴9の外周面より離間した離間位置と版胴9の外周面に所定の圧接力で圧接する圧接位置とを選択的に占める。
装置本体8の右上部には製版部3が配設されている。製版部3は、マスタ保持部材16、プラテンローラ17、サーマルヘッド18、マスタ切断手段19、マスタ搬送ローラ対20、反転ローラ対21、マスタストック手段22等を有しており、装置本体8に対して一体的に左右方向に向けて移動自在に構成されている。製版部3は製版動作を行うことが可能な図1に示す装着位置と、内部のメンテナンスや消耗品の交換等を行う図2に示す引き出し位置とを選択的に占めることが可能に構成されている。製版部3は、装着位置において図示しない固定手段により固定されており、後述する操作パネル45上の製版部解除キー55を押下することにより図示しない固定手段の固定状態が解除され、手動により引き出し位置への移動が可能となるように構成されている。なお、製版部解除キー55を設けず、製版部3を引き出すことが可能な条件下(例えばマスタ搬送ジャム発生時、マスタロール交換時、装置待機状態時等)において図示しない固定手段を自動的に解除する構成を採用してもよい。
マスタ保持部材16は、製版部3の図示しないユニット側板に取り付けられており、熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼り合わせてなるマスタ23をロール状に巻成したマスタロール23aの芯部を回転自在かつ着脱自在に支持する。消耗品であるマスタロール23aは、製版部3が引き出し位置を占めた状態で交換される。
マスタ保持部材16の左方に配設されたプラテンローラ17は製版部3の図示しないユニット側板に回転自在に支持されており、ステッピングモータ61によって回転駆動される。プラテンローラ17の下方に位置し多数の発熱素子を有するサーマルヘッド18は図示しないユニット側板に支持されており、図示しない付勢手段の付勢力によってその発熱素子面をプラテンローラ17の周面に圧接されている。サーマルヘッド18は、マスタ23の熱可塑性樹脂フィルム面に接触しつつ各発熱素子を選択的に発熱させ、マスタ23を穿孔製版する。
プラテンローラ17及びサーマルヘッド18の左方にはマスタ切断手段19が配設されている。図示しないユニット側板に固設された固定刃と、この固定刃に対して移動自在に支持された可動刃とを有するマスタ切断手段19は、図示しないモータの駆動により固定刃に対して可動刃が回転移動あるいは上下動することによってマスタ23を切断する。マスタ切断手段19には、可動刃が初期位置であるホームポジションを占めた際にこれを検知して信号を発するホームポジションセンサ62が設けられている。
マスタ切断手段19の左方にはマスタ搬送ローラ対20及び反転ローラ対21が配設されており、各ローラ対20,21間にはマスタストック手段22が配設されている。各ローラ対20,21は図示しないユニット側板にそれぞれ回転自在に支持された駆動ローラと従動ローラとを有しており、マスタ搬送ローラ対20はステッピングモータ61によって、反転ローラ対21はステッピングモータ63によってそれぞれ回転駆動される。マスタストック手段22は内部に図示しないファンを有しており、このファンを図示しないモータによって駆動させることによりその内部に製版されたマスタ23を引き込み、1版分の製版済みのマスタ23をストック可能に構成されている。マスタストック手段22の上部には、図示しないソレノイドによって揺動され、マスタ搬送ローラ対20によって搬送されるマスタ23を反転ローラ対21へと案内する第1案内位置とマスタストック手段22内へと案内する第2案内位置とを選択的に占める図示しないマスタガイド板が配設されている。
また製版部3には、マスタロール23aの有無を検知するマスタロール有無検知センサ64、マスタロール23aの残量を検知するマスタ残量検知センサ65、マスタ23の先端を検知するマスタ先端検知センサ66、製版部3が装着位置を占めた際にこれを検知して信号を発する製版部位置検知センサ67が設けられている。
製版部3の下方には給紙部4が配設されている。給紙部4は、給紙トレイ24、給紙ローラ25、分離ローラ26、分離パッド27、レジストローラ対28等を有している。
上面に多数の用紙Pを積載可能な給紙トレイ24は装置本体8に上下動自在に支持されており、ステッピングモータ29によって上下動される。給紙トレイ24の上面には用紙Pの幅方向の揃えを行う一対のサイドフェンス30が配設されており、各サイドフェンス30は用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に向けて互いに同期して移動可能に構成されている。また給紙トレイ24の上面には図示しない用紙有無検知センサが配置されており、この図示しない用紙有無検知センサは給紙トレイ24上の用紙Pがなくなったときに信号を出力する。
給紙トレイ24の左端上方には、表面に高摩擦抵抗部材を有する給紙ローラ25が配設されている。給紙ローラ25は装置本体8に揺動自在に支持された図示しないブラケットに回転自在に支持されており、給紙トレイ24が上昇した際に所定の圧接力で給紙トレイ24上の最上位の用紙Pに圧接する。給紙ローラ25は図示しない給紙モータによって回転駆動される。
給紙ローラ25の左方には分離ローラ26が配設されている。分離ローラ26は表面に高摩擦抵抗部材を有しており、給紙ローラ25の回転時にこれと同期して同方向に回転駆動される。分離ローラ26の下方には、高摩擦抵抗部材からなり分離ローラ26の周面に圧接する分離パッド27が配設されている。用紙Pは分離ローラ26と分離パッド27とによって分離給送される。
分離ローラ26及び分離パッド27の左方には、駆動ローラと従動ローラとを有するレジストローラ対28が配設されている。各ローラは装置本体8の図示しない側板間に回転自在に支持されており、図示しない版胴駆動手段からの回転駆動力を図示しない駆動力伝達手段を介して伝達されることにより、版胴9と同期して回転駆動される。
装置本体8の左上部には排版部5が配設されている。排版部5は、上排版部材31、下排版部材32、排版ボックス33、圧縮板34等を有している。
上排版部材31及び下排版部材32は、共に駆動ローラ、従動ローラ、無端ベルト等を有しており、図示しない排版駆動手段によって駆動ローラが回転駆動されることにより無端ベルトが移動する。また、下排版部材32は図示しない移動手段によって移動自在に構成されており、図に示す初期位置と無端ベルトが版胴9の外周面に当接する剥離位置とを選択的に占める。
内部に使用済みマスタを貯容する排版ボックス33は、装置本体8に対して着脱自在に構成されている。上排版部材31と下排版部材32とによって運ばれた使用済みマスタを排版ボックス33の内部に押し込む圧縮板34は装置本体8に上下動自在に支持されており、図示しない昇降手段によって上下動される。
排版部5の下方には排紙部6が配設されている。排紙部6は、剥離爪35、用紙搬送手段36、排紙トレイ37等を有している。
剥離爪35はその基端を装置本体8に揺動自在に支持されており、図示しない爪揺動手段によって揺動されることにより、鋭角状に形成されたその自由端が版胴9の外周面に近接する位置と、クランパ15等の障害物を回避するために版胴9の外周面より離間する離間位置とを選択的に占める。
剥離爪35の左下方に配設された用紙搬送手段36は、駆動ローラ、従動ローラ、無端ベルト、吸引ファン等を有しており、図示しない排紙駆動手段によって駆動ローラが回転駆動すると共に吸引ファンが作動することにより、無端ベルト上に用紙Pを吸引しつつ左方へと搬送する。
用紙搬送手段36の左方には排紙トレイ37が配設されている。用紙搬送手段36によって搬送される印刷済みの用紙Pが多数積載される排紙トレイ37は、その上面に用紙Pの揃えを行うための1つのエンドフェンス38と一対のサイドフェンス39とを有している。エンドフェンス38は用紙搬送方向と同方向に移動自在であり、各サイドフェンス39は用紙幅方向と同方向に、互いに接離自在に構成されている。
装置本体8の上部には画像読取部7が配設されている。画像読取部7は、原稿を載置するコンタクトガラス40、コンタクトガラス40に対して接離自在な圧板41、原稿画像を走査して読み取る走査ユニット42、走査された画像を集束するレンズ43、集束された画像を処理するCCD等の画像読取センサ44等を有している。
装置本体8の上部前面には、孔版印刷装置1の操作を行う操作パネル45が配設されている。図3に示すように操作パネル45は、製版スタートキー46、印刷スタートキー47、試し刷りキー48、テンキー49、クリア/ストップキー50、印刷速度設定キー51、LED表示装置52、LCD表示装置53等の周知の構成の他、製版部3を装着位置において固定する図示しない固定手段の固定状態を解除させる製版部解除キー55、製版部3が装着位置から引き出し位置に引き出された際にプラテンローラ17を正転(マスタ23をマスタ切断手段19に向けて送る方向)させるプラテンローラ正転キー54、製版部3が装着位置から引き出し位置に引き出された際にプラテンローラ17を逆転(マスタ23をマスタロール23a側に戻す方向)させるプラテンローラ逆転キー56等を有している。
図4は、孔版印刷装置1に用いられる制御手段のブロック図である。同図において、装置本体8の内部に設けられた制御手段57はCPU58、ROM59、RAM60等を有する周知のマイクロコンピュータであり、制御手段57には操作パネル45からの動作信号及び図示しない用紙有無検知センサ、マスタロール有無検知センサ64、マスタ残量検知センサ65、マスタ先端検知センサ66、製版部位置検知センサ67等を含む各種センサからの検出信号が入力される。制御手段57は、入力される各信号に基づいて印刷部2、製版部3、給紙部4、排版部5、排紙部6、画像読取部7の動作をそれぞれ制御する。
図5は、本発明の特徴部である、製版部3に対する制御手段57及び電源68の接続状態を示すブロック図である。本発明において、製版部3には制御手段57からの指令に基づいて作動可能な手段として、サーマルヘッド18、ステッピングモータ61,63、マスタ切断手段19の可動刃移動用の図示しないモータ、マスタストック手段22の図示しないファン駆動用の図示しないモータ、図示しないマスタガイド板移動用の図示しないソレノイド等が含まれ、制御手段57との間で信号のやり取りを行う手段として、サーマルヘッド18、ホームポジションセンサ62、マスタロール有無検知センサ64、マスタ残量検知センサ65、マスタ先端検知センサ66、製版部位置検知センサ67等が含まれる。
上述の構成中、ステッピングモータ61,63、マスタ切断手段19の可動刃移動用の図示しないモータ、マスタストック手段22の図示しないファン駆動用の図示しないモータ、図示しないマスタガイド板移動用の図示しないソレノイドには電源68より+24V系の電力が供給される。また、ホームポジションセンサ62、マスタロール有無検知センサ64、マスタ残量検知センサ65、マスタ先端検知センサ66、製版部位置検知センサ67には電源68より+5V系の電力が供給される。これら+24V系及び+5V系の電力はそれぞれハーネスによって常時供給され、本発明においては製版部3が装置本体8に対して引出し可能に構成されていることから、これ等のハーネスは製版部3の引き出し時において断線せず、かつ製版部3の収納時に絡まらないように構成されている。なお、+24V及び+5Vはそれぞれ一般的な数値であり、これ等が例えば+3.3V、+12V等の、部品仕様で決定されている電圧値に変更されることもあり得る。
サーマルヘッド18には、図示しないサーマルヘッドドライバのICを駆動させるための+5V系の電力と、サーマルヘッド18を駆動させるための+Vhd系の電力とが供給される。ここで図6に示すように、+5V系の電力は上述と同様のハーネスによって直接的にサーマルヘッド18に供給されるのに対し、+Vhd系の電力は互いに接続離脱可能な係合コネクタ69及び被係合コネクタ70を介してサーマルヘッド18に供給されるように構成されている。係合コネクタ69は装置本体8に取り付けられており、被係合コネクタ70は製版部3に取り付けられている。各コネクタ69,70は、製版部3が装置本体8から引き出される際に被係合コネクタ70が係合コネクタ69から離脱し、製版部3が装置本体8に装着される際に被係合コネクタ70が係合コネクタに接続する。
このような構成とした理由は、+5V系の電力は信号系の電力であり、コネクタによる接続とすると、孔版印刷装置1で使用している用紙Pやマスタ23等から発生する微小な異物や装置本体8内に浮遊している異物が各コネクタの接続箇所に付着してしまうためである。サーマルヘッド18を駆動する際には、画像データであるDATA信号、画像データを転送させるCLK信号、転送されてきた画像データをラッチするLATCH信号、サーマルヘッド18への通電時間を指定するSTROBE信号等の各種信号が使用されるが、これらの信号系を繋ぐコネクタの接続箇所に異物が付着すると、異物付着箇所における電気的な接続が遮断され、異常画像が発生する虞があるためである。また、信号系を繋ぐコネクタの接続箇所に十分な腐食対策が施されていない場合には、汗や水分等の腐食性物質が付着した場合において異常画像が発生する虞があるためである。さらに、電源68に電力が供給されている状態において各コネクタの接続を行うと、インパルスノイズが駆動素子等に入力されてしまい好ましくない。
これに対して、+Vhd系の電力は駆動系の電力であるためコストダウンを図ることが可能なコネクタ接続を採用している。一般にハーネスやコネクタの接続ピン等には電流定格が決定されており、サーマルヘッド18の駆動系として使用するにはよほど太い芯線やピンを使用しない限りその定格を守ることができないため、サーマルヘッド18の駆動系電力は一般的には5本以上のハーネスで構成されている。サーマルヘッド18の電流値は、設定電流値を各発熱素子の抵抗値で除すことにより1ビットあたりの電流値を算出でき、サーマルヘッド18の各発熱素子を同時に駆動させる際の総数全体の総和から算出することができる。また駆動系電力用のハーネスが長くなるに連れ電圧降下が大きくなってしまうため、これを補うためにハーネスの本数を多くして電圧降下の低減を狙うという意味合いもある。さらにサーマルヘッド18の駆動系電力においては複数のハーネスに対応してコネクタの接続箇所が複数設けられているため、例え接続箇所の1箇所に上述したような異物が噛み込んだり腐食が発生したりした場合であっても最悪の事態である異常画像の発生を防止することができるため、上述のようにコネクタ接続を使用している。
図6に示した構成において、電源68から係合コネクタ69に対して送られる電力は制御手段57からの指令に基づいてその送出がオン・オフ制御され、各コネクタ69,70が離間した際には電源68からの電力供給がオフされるように構成されている。従って、各コネクタ69,70が互いに接続された状態であっても制御手段57から電源68に対して係合コネクタ69への通電が停止されている場合には、サーマルヘッド18の動作が停止される。
また、図5の構成において製版部3が装置本体8から引き出された際にもサーマルヘッド18の駆動を可能とする(製版動作に異常がないかを確認するため等のモードであり、ユーザは通常使用しない)構成も考えられる。この場合には、装置本体8から製版部3への駆動系電力をコネクタを用いることなくハーネスによって供給し、電源68からサーマルヘッド18に対して送られる電力が制御手段57からの指令に基づいてその送出がオン・オフ制御されるように構成する。
上述の構成に基づき、以下に孔版印刷装置1の動作を説明する。
オペレータによりコンタクトガラス40上に印刷すべき原稿が載置された後、圧板41が閉じられた状態で製版スタートキー46が押下されると、画像読取部7において原稿画像の読取動作が行われる。画像の読み取りは走査ユニット42で原稿画像を走査することにより行われ、読み取られた画像はレンズ43で集束された後に画像読取センサ44に送られる。画像読取センサ44に送られた後に光電変換された画像データ信号は図示しないサーマルヘッドドライバに送られ、この信号に基づいてサーマルヘッド18の各発熱素子が選択的に作動してマスタ23に対する熱溶融穿孔製版が行われる。
画像読取動作と並行して、排版部5では版胴9の外周面上から使用済みマスタを剥離する排版動作が行われる。製版スタートキー46が押下されると、図示しない版胴駆動手段が作動して版胴9が回転を開始し、版胴9が所定の排版位置に到達するとその回転が停止する。そして、下排版部材32が作動すると共に剥離位置に移動し、下排版部材32によって版胴9上の使用済みマスタがすくい上げられる。その後、版胴9が回転駆動されると共に上排版部材31が作動し、版胴9上の使用済みマスタは各排版部材31,32によって搬送されて排版ボックス33内に貯容される。その後、圧縮板34が作動して排版ボックス33内の使用済みマスタが圧縮されると共に版胴9が所定の給版位置まで回転して停止し、クランパ15が開放されて孔版印刷装置1は給版待機状態となる。
排版動作と並行して、製版部3では製版動作が行われる。製版スタートキー46が押下されると、プラテンローラ17、マスタ搬送ローラ対20、反転ローラ対21がそれぞれ回転し、マスタロール23aよりマスタ23が引き出される。引き出されたマスタ23はサーマルヘッド18を通過する際に穿孔され、その熱可塑性樹脂フィルム面に製版画像を形成される。このとき図示しないマスタガイド板は第1案内位置を占めており、マスタ搬送ローラ対20によって送られたマスタ23は反転ローラ対21へと案内される。そして、マスタ23の先端が反転ローラ対21によって挟持されると、図示しないマスタガイド板が第2案内位置に切り替えられ、マスタ搬送ローラ対20によって送られたマスタはマスタストック手段22内に貯容される。
孔版印刷装置1が給版待機状態となると、反転ローラ21が回転して製版済みのマスタ23がクランパ15に向けて送られる。そしてマスタ23の先端がクランパ15によって保持可能な位置まで搬送されたと制御手段57が判断するとクランパ15が閉じられ、製版されたマスタ23はその先端部を版胴9の外周面上に保持される。その後、版胴9がマスタ23の搬送速度と同じ周速度で回転し、マスタ23の版胴9への巻装動作が行われる。そして1版分のマスタ23が製版されると、プラテンローラ17及びマスタ搬送ローラ対20の作動が停止されると共にマスタ切断手段19が作動してマスタ23が切断される。切断されたマスタ23は版胴9及び反転ローラ対21の回転によって製版部3より引き出され、マスタ23の巻装後に版胴9がホームポジションで停止することにより製版動作及び給版動作が完了する。
給版動作に引き続き版付け動作が行われる。版胴9がホームポジションで停止すると、給紙ローラ25及び分離ローラ26が回転して給紙トレイ24上より最上位の用紙Pが引き出されると共に、版胴9が図1において時計回り方向に低速で回転駆動される。引き出された用紙Pは1枚だけ分離給送され、その先端をレジストローラ対28に挟持される。そして、版胴9に巻装されたマスタ23の版胴回転方向における画像領域先端部がプレスローラ10との接触部に到達する所定のタイミングでレジストローラ対28が回転し、用紙Pが版胴9とプレスローラ10との接触部に向けて給送される。レジストローラ対28の回転とほぼ同時に図示しない揺動手段の作動によりプレスローラ10がその周面を版胴9の外周面に圧接させ、給送された用紙Pが版胴9上のマスタ23に圧接される。この押圧動作によりプレスローラ10と用紙Pとマスタ23と版胴9とが圧接し、インキローラ12によって版胴9の内周面に供給されたインキが版胴9の開孔部より滲出し、マスタ23の多孔性支持体に充填された後にマスタ23の穿孔部を介して用紙Pに転写され、いわゆる版付けが行われる。
版付けによって画像を転写された用紙Pは、剥離爪35によって版胴9の外周面より剥離され、下方へと落下して用紙搬送手段36へと送られた後、用紙搬送手段36によって吸引搬送されて排紙トレイ37上に排出される。その後、版胴9が再びホームポジションまで回転して停止し、版付け動作を終えて孔版印刷装置1は印刷待機状態となる。
孔版印刷装置1が印刷待機状態となった後、操作パネル45上の各種キーによって印刷条件が入力された後に試し刷りキー48が押下されると、版胴9が版付け時よりも高速である設定された印刷速度に応じた周速度で回転すると共に給紙部4より用紙Pが1枚だけ給送され、版付け時と同様に試し刷りが行われる。試し刷りによって画像位置及び画像濃度等が確認され、操作パネル45上において印刷枚数が設定された後に印刷スタートキー47が押下されると、給紙部4から用紙Pが連続的に給送されて試し刷り時と同様に印刷動作が行われる。そして設定された印刷枚数が消化されると、版胴9がホームポジションで停止して孔版印刷装置1は再び印刷待機状態となる。
上述の構成において、製版部3においてマスタ23の搬送ジャムが発生した場合あるいはマスタロール23aがなくなった場合には、オペレータによって製版部解除キー55が押下された後に製版部3が図2に示すように引き出し位置に引き出され、ジャム処理あるいはマスタロール23aの交換作業が行われることとなる。またこれに限られず、製版部3が装置本体8から引き出し可能な条件下には、製版部3を固定する図示しない固定手段を自動的に解除して引き出してもよい。このジャム処理作業時において、本発明では引き出された製版部3が装置本体8と電気的に接続されているため、プラテンローラ正転キー54及びプラテンローラ逆転キー56を押下することによりプラテンローラ17を正逆転することができ、例えプラテンローラ17にマスタ23が挟まっている場合であってもジャム処理を容易に行うことができ、マスタジャム処理時における作業性を向上することができる。なお、本実施形態ではプラテンローラ正転キー54及びプラテンローラ逆転キー56を操作パネル45上に設け、プラテンローラ17を正逆転可能に構成した例を示したが、マスタ切断手段19あるいは反転ローラ対21等も動作可能に構成してもよい。
また、本実施形態ではサーマルヘッド18の信号系電力の供給を常時継続する構成としたので、信号系電力の供給を停止することにより引き起こされる、信号系電力の供給前に電源系電力の供給がなされることにより不安定状態となっている信号系が安定となるまでの間に各発熱素子に過剰な時間にわたりエネルギが印加されてしまい、最悪の場合に各発熱素子が破損してしまうという不具合の発生を事前に防止することができる。
また本実施形態では、製版部3が装置本体8から引き出され、係合コネクタ69と被係合コネクタ70とが離間している際に電源68から係合コネクタ69への電力供給を遮断する構成としたので、製版部3が装置本体8から引き出されている際に誤って係合コネクタ69の端子ピンに触れることにより感電することを防止できると共に、各コネクタ69,70接触時における突入電流及びサージ電圧等の影響によりサーマルヘッド18が破損することを防止することができる。
さらに上述の実施形態において、製版動作完了後、すなわち給版動作が完了して版胴9がホームポジションで停止した後に、制御手段57からの指令により電源68から係合コネクタ69への通電を停止させる構成としてもよい。この構成とすることにより、サーマルヘッド18の信号系に異常が生じた場合に、サーマルヘッド18の各発熱素子に通電が継続してなされることによる各発熱素子の破損、孔版印刷装置1の焼損あるいは火災の発生といった不具合の発生を防止することができる。
さらに上述の実施形態において、製版部3が装置本体8から引き出される際に引き出された製版部3における動作を記憶する構成としてもよい。この場合、製版部解除キー55が押下されて製版部3が装置本体8より引き出され、製版部位置検知センサ67が制御手段57に向けて製版部3が装置本体8より引き出された旨の信号を発した際に、それ以後の各アクチュエータ(ステッピングモータ61,63、ソレノイド等)の動作状況及び各検出手段としての各センサ64,65,66等の信号出力状況をRAM60に記憶する。この場合、RAM60が動作記憶手段として機能する。RAM60による記憶は、製版部3が再び装置本体8に装着され、製版部位置検知センサ67が制御手段57に向けて製版部3が装置本体8に装着された旨の信号を発するまで継続される。
上述の構成によれば、製版部3を引き出した際にオペレータによって行われた操作を記憶することができ、オペレータによって正確なジャム処理作業が行われなかった場合であっても製版部3がどのような状態にあるかを正確に判断することができるため、製版部3が再び装置本体8に装着された際に製版部3を速やかに製版待機状態へと復帰させることができ、作業効率を向上することができる。
本発明の一実施形態を採用した孔版印刷装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態における製版部が引き出し位置を占めた状態を示す孔版印刷装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる操作パネルの概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる制御手段のブロック図である。 本発明の一実施形態におけるサーマルヘッドの制御ブロック図である。 本発明の一実施形態におけるサーマルヘッドと電源との接続状態を説明する概略図である。
符号の説明
1 孔版印刷装置
3 製版装置(製版部)
8 装置本体
17 プラテンローラ
18 サーマルヘッド
23 マスタ
60 RAM(動作記憶手段)
64 検出手段(マスタロール有無検知センサ)
65 検出手段(マスタ残量検知センサ)
66 検出手段(マスタ先端検知センサ)
67 検出手段(製版部位置検知センサ)
69 係合コネクタ
70 被係合コネクタ

Claims (9)

  1. 複数の発熱素子を有し前記各発熱素子を選択的に作動させてマスタに対して製版を行うサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドの発熱素子面にマスタを押圧しつつ搬送するプラテンローラとを有する製版装置を具備し、前記製版装置は装置本体から供給される電力により作動すると共に前記装置本体から引き出し可能であり、前記装置本体より引き出された際にも前記製版装置に対して電気的な接続が継続され、前記サーマルヘッドは前記装置本体から信号系電力と電源系電力とを供給され、前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に少なくとも前記信号系電力の供給が可能となるように電気的な接続が継続されている孔版印刷装置であって、
    前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に前記サーマルヘッドへの前記電源系電力の供給が遮断されることを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 複数の発熱素子を有し前記各発熱素子を選択的に作動させてマスタに対して製版を行うサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドの発熱素子面にマスタを押圧しつつ搬送するプラテンローラとを有する製版装置を具備し、前記製版装置は装置本体から供給される電力により作動すると共に前記装置本体から引き出し可能であり、前記装置本体より引き出された際にも前記製版装置に対して電気的な接続が継続され、前記サーマルヘッドは前記装置本体から信号系電力と電源系電力とを供給され、前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に少なくとも前記信号系電力の供給が可能となるように電気的な接続が継続されている孔版印刷装置であって、
    前記電源系電力は前記装置本体に設けられた係合コネクタと前記製版装置に設けられた前記係合コネクタに対して着脱自在な被係合コネクタとを介して前記装置本体から前記サーマルヘッドに供給され、前記各コネクタは前記製版装置が前記装置本体より引き出された際に互いに離間し、前記製版装置が前記装置本体の所定位置に装着された際に互いに接続することを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 請求項2記載の孔版印刷装置において、
    前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に前記係合コネクタへの前記電源系電力の供給が遮断されることを特徴とする孔版印刷装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか1つに記載の孔版印刷装置において、
    前記製版装置が前記装置本体から引き出された際に少なくとも前記プラテンローラを駆動するための電力供給が継続されていることを特徴とする孔版印刷装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか1つに記載の孔版印刷装置において、
    製版動作終了後に前記電源系電力の供給が遮断されることを特徴とする孔版印刷装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか1つに記載の孔版印刷装置において、
    製版動作の開始から前記製版装置が前記装置本体から引き出された後に再び前記装置本体に装着されるまでの前記製版装置の動作を記憶する動作記憶手段を有することを特徴とする孔版印刷装置。
  7. 請求項6記載の孔版印刷装置において、
    前記製版装置は複数の検出手段を有し、前記動作記憶手段は前記各検出手段の検出結果に基づいて前記製版装置の動作を記憶することを特徴とする孔版印刷装置。
  8. 請求項6または7記載の孔版印刷装置において、
    前記製版装置が前記装置本体に装着された際に、前記動作記憶手段の記憶情報に基づいて復帰動作を行うことを特徴とする孔版印刷装置。
  9. 請求項8記載の孔版印刷装置において、
    前記復帰動作は前記製版装置を製版待機状態に復帰させることを特徴とする孔版印刷装置。
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