JP4902343B2 - シェービング加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物をシェービングによって仕上げ加工を行うシェービング加工方法に関する。
従来から、被加工物の表面仕上げ加工を行うのに、プレス装置を用いたシェービング加工方法が広く用いられている。このシェービング加工においては、例えば、プレス装置本体のボルスタにダイが取り付けられ、プレス装置本体に上下方向に移動自在に支持されたスライドにシェービング用パンチが取り付けられ、スライドの上下移動によってパンチが被加工物(例えば、被加工物に形成された貫通孔)に作用し、かかるパンチの切削作用によって被加工物の表面(例えば、この貫通孔の内周面)にシェービング加工が施される。このシェービング加工においては、加工による片側の取り代が、通常0.1mm以下に設定され、パンチによって被加工物の表面(例えば、貫通孔の内周面)を薄く取り除くことによって、この表面に仕上げ加工が施され、その加工は容易に行うことができる。
しかし、従来のシェービング加工方法では、スライドが上下方向に一往復する間に(具体的には、スライドが上死点から下死点まで移動する間に)に、パンチが被加工物に作用して被加工物に加工を施す故に、この被加工物の加工による取り代が大きくなる、例えば片側の取り代が0.1mmを超えると、シェービング加工中の剪断分離期で破断が生じ易くなり、かかる破断が発生すると、加工後の表面が粗くなり、所望の加工精度が得られないという問題がある。
一方、プレス加工の特徴を生かして各種のパターン加工を行うようにしたプレス装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このプレス装置は、プレス装置本体に取り付けられたボルスタと、プレス装置本体に上下移動自在に支持されたスライドと、スライドを駆動するためのサーボモータと、ボルスタに取り付けられた下金型と、スライドに取り付けられた上金型とを備えている。このプレス装置ではサーボモータを用いてスライド(即ち、これに取り付けられた上金型)を上下移動するために、サーボモータの正方向及び逆方向の回転を適宜に組み合わせてスライドを上下移動させることによって、スライドに各種パターンの動きを付与することができ、これによって、プレス装置を用いて被加工物に各種加工パターンによる加工、例えばコイニング加工を施すことができる。
特開2001−62591号公報
しかしながら、プレス装置を用いてシェービング加工を施す場合、従来のプレス装置による加工方法をそのまま適用することができず、そのまま適用した場合に、被加工物の加工精度が悪くなり易いという問題がある。
本発明の目的は、被加工物の取り代が大きい場合においてもプレス装置を用いて所望の通りにシェービング加工を行うことができるシェービング加工方法を提供することである。
本発明の他の目的は、断面略コ字状又は略U字状の被加工物の両端部に形成された貫通孔を所望の通りにシェービング加工を行うことができるシェービング加工方法を提供することである。
本発明の請求項1に記載のシェービング加工方法は、プレス装置本体に取り付けられたボルスタと、前記ボルスタに近接及び離隔する方向に移動自在に前記プレス装置本体に支持されたスライドと、前記スライドを駆動させるための駆動手段と、前記ボルスタに取り付けられたダイと、前記スライドに取り付けられたパンチとを具備するプレス装置を用いて鋼板の表面形状を加工するシェービング加工方法であって、
前記スライドが上死点から下死点に移動するまでの間に、前記下死点に向けて移動する往き工程と、前記上死点に向けて移動する戻り工程とが繰り返し遂行され、前記往き工程において前記パンチが前記鋼板に追込み作用してシェービング加工を行い、
前記鋼板を加工する際における前記往き工程の移動量は0.15〜0.4mmであり、前記戻り工程の移動量は0.1〜0.3mmであり、前記パンチによる追込み加工量は0.05〜0.3mmであることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のシェービング加工方法では、前記鋼板の一部に貫通孔が設けられており、前記鋼板の前記貫通孔を規定する部位の最薄幅部の幅(W)は、(0.3×板厚)≦Wであることを特徴とする。
更に、本発明の請求項3に記載のシェービング加工方法では、本体部の両端から垂直に延びる一対の端部に設けられた貫通孔を有する鋼板をプレス装置本体の加工域に保持し、前記一対の端部の前記貫通孔をシェービング加工を行うシェービング加工方法であって、
前記加工域の片側には、前記加工域に向けて水平方向に移動自在に第1パンチが配設され、また前記加工域の他側には、前記加工域に向けて水平方向に移動自在に第2パンチが配設され、更に、前記第1及び第2パンチを移動させるためのスライドが上下方向に移動自在に設けられ、更に前記スライドを駆動させるためのサーボモータが設けられ、前記スライドの上下移動が前記第1及び第2パンチの水平移動に変換されるように構成され、
前記スライドが上死点から下死点に移動するまでの間に、前記下死点に向けて移動する往き工程と、前記上死点に向けて移動する戻り工程とが繰り返し遂行され、前記往き工程において前記スライドの移動が前記第1及び第2パンチの水平移動に変換され、前記第1及び第2パンチが両側から同時に前記鋼板の前記一対の端部の前記貫通孔に追込み作用してシェービング加工を行い、
前記鋼板を加工する際における前記往き工程の移動量は0.15〜0.4mmであり、前記戻り工程の移動量は0.1〜0.3mmであり、前記第1及びパンチによる追込み加工量は0.05〜0.3mmであることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のシェービング加工方法によれば、スライドが上死点から下死点に移動するまでの間に往き工程と戻り工程とが繰り返し遂行され、往き工程においてパンチが鋼板に追込み作用してシェービング加工を行うので、各往き工程におけるシェービング加工の追込み加工量を少なくすることができ、これによって、加工部位において破断が生じることがほとんどなく、その結果、加工面をきれいに仕上げることができる。また、加工部位にける破断の発生が少ないので、加工の取り代を大きくすることが可能となる。また、鋼板を加工する際における往き工程の移動量は0.15〜0.4mmで、戻り工程の移動量は0.1〜0.3mmで、パンチによる追込み加工量は0.05〜0.3mmであるので、シェービング加工の取り代を大きくすることができ、例えばこの取り代が0.1〜0.3mm程度であっても、シェービング加工の際に破断がほとんど生じることがなく、鋼板をきれいに仕上げることができる。
また、本発明の請求項に記載のシェービング加工方法によれば、シェービング加工の際に加工部位にて破断がほとんど発生せず、また加工歪が蓄積されず、これによって、鋼板の横方向への変形がほとんど発生せず、鋼板の最薄幅部の幅(W)が(0.3×板厚)程度まできれいに加工することができる。
更に、本発明の請求項に記載のシェービング加工方法によれば、加工域の片側に第1パンチが配設され、また加工域の他側に第2パンチが配設され、これら第1及び第2パンチはスライドの上下移動によって水平移動されるように構成されている。そして、このスライドが上死点から下死点に移動するまでの間に、往き工程及び戻り工程とが繰り返し遂行され、往き工程においてスライドの移動が第1及び第2パンチの水平移動に変換され、第1及び第2パンチが被加工物に追込み作用してシェービング加工を行うので、各往き工程におけるシェービング加工の追込み加工量を少なくすることができ、これによって、加工部位において破断が生じることがほとんどなく、その結果、加工面をきれいに仕上げることができる。また、加工部位にける破断の発生が少ないので、加工の取り代を大きくすることが可能となる。更に、鋼板の一対の端部の貫通孔を同時に加工するので、一対の端部の貫通孔の同軸度を高めることができる。また、鋼板を加工する際における往き工程の移動量は0.15〜0.4mmで、戻り工程の移動量は0.1〜0.3mmで、第1及び第2パンチによる追込み加工量は0.05〜0.3mmであるので、シェービング加工の取り代を大きくすることができ、例えばこの取り代が0.1〜0.3mm程度であっても、シェービング加工の際に破断がほとんど生じることがなく、鋼板をきれいに仕上げることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うシェービング加工方法の実施形態について説明する。図1は、本発明に従うシェービング加工方法を実施するためのプレス装置の一例を簡略的に示す断面図であり、図2は、図1のプレス装置によってシェービング加工を施すときの加工パターンの一例を説明するための図であり、図3は、図2の加工パターンの一部を拡大して示す図であり、図4は、図1のプレス装置によってシェービング加工を施す被加工物を示す図である。
図1において、図示のプレス装置は、工場の床面などに設置されるプレス装置本体2を備え、このプレス装置本体2の前下部4の上部にはボルスタ6が設けられ、このボルスタ6にダイ8が交換可能に取り付けられる。また、プレス装置本体2の前上部10にはクランク軸12が回転自在に支持されている。クランク軸12はプレス装置本体2の前後方向(図1において左右方向)に延び、その端部軸部14,16が軸受手段(図示せず)を介して回転自在に支持されている。
このクランク軸12のクランク部18にはコネクティングロッド20の一端部が回転自在に連結されている。このコネクティングロッド20は連結部21及び玉ねじ部22から構成され、この連結部21設けられた雌ねじ部23と玉ねじ部22の雄ねじ部24が螺着されている。このように連結されているので、玉ねじ部22を回動させると、雌ねじ部23と雄ねじ部24との螺着状態が変化してコネクティングロッド20の長さを調整することができる。
プレス装置本体2にはガイド(図示せず)が設けられ、かかるガイドにスライド32が上下方向に移動自在に支持されている。このスライド32には、受部33が設けられ、この受部33に玉ねじ部22の球状部35が回転自在に受け入れられている。コネクティングロッド20の長さが変化すると、スライド32との位置関係が変化しスライド32の下死点位置を調整することができる。このスライド32の下端部には、シェービング加工用のパンチ34が交換可能に取り付けられる。スライド32とボルスタ6との間には、シェービング加工を行うための加工域Pが存在し、加工の際には、被加工物36(図4)はこの加工域Pに保持される。そして、スライド32が上下方向に移動されることによって、それに取り付けられたパンチ34が被加工物36に作用し、パンチ36及びダイ8の協働によって、被加工物36に後述するようにシェービング加工が施される。
クランク軸12に関連して、駆動手段としての駆動用サーボモータ38が設けられ、このサーボモータ38がプレス装置本体2の後上部に配設されている。サーボモータ38の出力部はクランク軸12の軸部16に直接的に、又は減速機構を介して駆動連結される。このように構成されているので、駆動用サーボモータ38が正方向(又は逆方向)に回動されると、クランク軸12が所定方向(又は所定方向と反対方向)に回転駆動され、コネクティングロッド20を介してスライド32が上下移動される。
駆動用サーボモータ38はコントローラ52によって作動制御される。図示のコントローラ52は、例えば制御用のマイクロコンピュータから構成され、位置演算手段54、速度演算手段56、加工パターン生成手段58、サーボ制御手段60及び記憶手段62を含んでいる。駆動用サーボモータ38には、ロータリーエンコーダの如き角度位置検知センサ64が設けられ、この角度位置検知センサ64からの検知信号はコントローラ52に送給される。
コントローラ52の位置演算手段54は、角度位置検知センサ64からの検知信号に基づいてスライド32の上下方向位置を演算し、速度演算手段56は、角度位置検知センサ64からの検知信号に基づいてスライド32の上下方向移動の速度を演算する。また、記憶手段62にはシェービング加工を行うための各種の加工パターンが登録されており、加工パターン生成手段58は、記憶手段62に登録された加工パターンに基づいて被加工物を加工するための加工パターンを生成する。更に、サーボ制御手段60は、後述する如くしてプレス駆動用サーボモータ38を作動制御する。
コントローラ52に関連して、入力手段64及び表示手段66が設けられている。入力手段64は、例えばテンキー、操作ボタンなどから構成され、運転の開始、停止などを入力操作するとともに、シェービング加工を行うための各種加工条件を入力し、入力された加工条件は記憶手段62に記憶される。表示手段66は、例えば液晶表示装置、CRTなどから構成され、入力手段64により入力された加工条件、加工パターン生成手段58により生成された加工パターンなどを表示する。
次に、図2及び図3をも参照して加工パターンについて説明すると、この実施形態では、シェービング加工のための加工パターンとして図2に示す通りのパターンが記憶手段62に記憶されている。例えば、下死点位置を基準に、加工を開始するための加工開始位置及びシェービング加工を開始するシェービング加工開始位置(図3参照)が設定される。加工開始位置は、シェービング加工開始位置を考慮して設定され、上死点位置からこの加工開始位置までの間は、スライド32は高速度で下降される。また、シェービング加工開始位置は、加工すべき被加工物36の肉厚(厚さt)を考慮して設定され、このシェービング加工開始位置からシェービング加工用の加工パターンに基づいて被加工物36に対するシェービング加工が行われる。
また、シェービング加工においては、図3に拡大して示すように、下死点に向けての往き工程と上死点に向けての戻り工程とが繰り返し遂行され、往き工程におけるスライド32(換言すると、シェービング加工用パンチ34)の移動量と、この往き工程後の戻り工程におけるスライド32の移動量とが設定される。往き工程における移動量は、各往き工程におけるシェービング加工の加工量を考慮して設定され、また戻り工程における移動量は、各往き工程におけるシェービング加工の追込み量を考慮して設定され、この往き工程の移動量及び戻り工程の移動量から往き工程における追込み加工量が設定される。被加工物36の材質にも影響されるが、往き工程における移動量は0.15〜0.3mm、戻り工程における移動量は0.1〜0.3mm、また追込み加工量は0.05〜0.3mmであるのが好ましく、このような範囲に設定することによって、被加工物36の表面をきれいにシェービング加工を行うことができる。例えば、往き工程における移動量が0.2mmで、戻り工程の移動量が0.1mmであると、追込み加工量は0.1mmとなる。このような往き工程の移動量及び戻り工程の移動量は、入力手段64によって入力され、入力された移動量は、コントローラ52の記憶手段62に記憶される。
このようなシェービング加工は、例えば、図4に示す形状の被加工物36に対して行うことができる。図4において、被加工物36はプレート状部材であり、この被加工物36の一端部に貫通孔72が設けられ、かかる貫通孔72の内周面をシェービング加工するのに適用することができる。
従来のシェービング加工方法(一回の加工でもって貫通孔72の内周面を加工する方法)では、被加工物36を一回で加工するので、加工部位にて破断が生じ易く、このような傾向は片側の取り代が大きくなるほど発生し易くなり、それ故に、シェービング加工における取り代は片側0.1mm以下に設定される。これに対して、上述したように追込み加工するシェービング加工方法では、各往き工程(一回のシェービング加工)におけるシェービング加工の追込み加工量が少なく、加工部位における破断がほとんど発生せず、その結果、シェービング加工における取り代を大きくすることが可能となり、片側の取り代を0.3mm程度に設定しても所望の通りに仕上げることができ、被加工物36のシェービングに加えて、貫通孔72の位置精度をも高めることができる。
また、従来のシェービング加工方法では、歪みが蓄積されて横方向に変形し易く、被加工物の少なくとも一部に薄幅部が存在していると、加工の際にこの薄幅部が変形し易く、この変形傾向は被加工物36の薄幅部の幅が小さくなるほど変形が発生し易くなる。シェービング加工する被加工物36の材質にもよるが、例えば、被加工物36の肉厚をt(mm)とすると、従来のシェービング加工方法では、被加工物36の最薄幅部74(最も幅の薄い部位)の幅W(mm)は、W=1.0×t(mm)程度であり、この幅(W)が(1.0×t)より小さくなると、最薄幅部74又はその近傍において歪みの蓄積によって加工変形が生じやすくなる。これに対して、上述したように追込み加工するシェービング加工方法では、各往き工程における追込み加工量が小さいので、歪みの蓄積がほとんどなく、被加工物36の最薄幅部74の幅(W)が薄くなっても加工変形が生じ難く、この最薄幅部74の幅(W)が(0.5×t)でも加工変形せず、この幅(W)が(0.3×t)まで薄くなっても加工変形がほとんど発生せず、部品の小型化などによって最薄幅部74の幅WがW=(0.3×t)まで小さくなってもシェービング加工を施すことができ、例えば肉厚が6mm程度の被加工物36においては最薄幅部74が2mm程度であっても所望の通りにシェービング加工を行うことができる。
上述したプレス装置におけるシェービング加工は、次のようにして行われる。入力手段64により往き工程の移動量及び戻り工程の移動量などを入力すると、コントローラ52の加工パターン生成手段58は、記憶手段62から加工パターンを読み出し、これの入力条件に基づいてシェービング加工用の加工パターンを生成し、サーボ制御手段60は生成された加工パターンに基づいてプレス駆動用サーボモータ38を制御して被加工物36に対するシェービング加工が行われる。
加工に際して、プレス装置本体2の加工域8に被加工物36が位置付け保持される。そして、かく保持した状態にて、プレス駆動用サーボモータ38が正方向に回転駆動され、その駆動力がクランク軸12、コネクティングロッド20及び玉ねじ部材24を介してスライド32に伝達され、このスライド32が上死点から下方に加工開始位置まで移動され、時刻T1において、この加工開始位置からシェービング加工が開始される。シェービング加工が開始されると、スライド32が更にシェービング加工開始位置まで下降し、かかるシェービング加工開始位置まで加工すると、スライド32に取り付けられたシェービング加工用パンチ34が被加工物36の貫通孔72の内周部に作用し、被加工物36に対するシェービング加工が開始される。
このシェービング加工中においては、図2及び図3に示す往き工程(下死点に向けての下方向移動工程)と戻り工程(上死点に向けての上方向移動工程)とが繰り返し遂行される。即ち、往き工程においては、プレス駆動用サーボモータ38が正方向に回転駆動されてスライド32が下方に移動され、例えば往き工程におけるおける移動量を0.2mmに設定した場合にはこの設定移動量(0.2mm)下方に移動され、かかる往き工程においてパンチ34が被加工物36に作用して貫通孔72の内周面のシェービング加工が行われる。一方、戻り工程においては、プレス駆動用サーボモータ38が逆方向に回転駆動されてスライド32が上方に移動され、例えば戻り工程における移動量を0.1mmに設定した場合にはこの設定移動量(0.1mm)上方に移動され、パンチ34が被加工物36の加工部位から上方に幾分離れるようになり、この地点から次の往き工程におけるシェービング加工が行われるようになる。このように往き工程及び戻り工程を繰り返しながらシェービング加工が行われるので、一回の往き工程におけるシェービング加工の追込み加工量は、往き工程の移動量から戻り工程の移動量を減算した値、例えば0.1mmとなり、このような小さな追込み加工量でもってシェービング加工を行うので、シェービング加工時に被加工物36の加工部位に破断がほとんど発生せず、被加工物36をきれいに加工することができる。
尚、被加工物36に対するシェービング加工が終了すると、プレス駆動用サーボモータ38が逆方向に回転され、例えばスライド32が上方に上死点まで移動される。
上述した実施形態では、被加工物36がプレート状部材であったが、例えば、図5に示すような形態のものでもシェービング加工を行うことができ、このときには、例えば図6及び図7に示すプレス装置が用いられる。図6は、被加工物の他の形態を示す斜視図であり、図6は、他の形態のプレス装置の一部を、スライドが上死点に位置するときの状態で示す部分断面図であり、図7は、図6のプレス装置を、スライドが下死点近傍に位置するときの状態で示す部分断面図である。
図5において、この被加工物36Aは全体が略コ字状又は略U字状であり、本体部82と、この本体部82の両端部から実質上垂直に延びる一対の端部84,86を有し、一対の端部84,86には貫通孔88,90が設けられており、これら貫通孔88,90の内周面をシェービング加工するために適用される。
図6を参照して、被加工物36Aをシェービング加工するためのプレス装置について説明すると、このプレス装置本体102の本体下部104に加工台106が設けられ、この加工台106の上面の加工域Pに被加工物36Aが載置保持される。この載置保持状態においては、被加工物36Aの本体部82が加工台106の上面に接するように載置され、一方の端部84が図6において左側に位置し、他方の端部86が図6において右側に位置する。
この実施形態では、加工域Pの片側(この形態では、図6において左側)には、被加工物36Aの端部84にシェービング加工を施すための第1パンチ108が配設され、この第1パンチ108は、本体下部104に取り付けられた第1支持部材110に加工域Pに近接及び離隔するように水平方向に移動自在に支持されている。また、加工域Pの他側には、被加工物36Aの他方の端部86にシェービング加工を施すための第2パンチ112が配設され、この第2パンチ112は、本体下部104に取り付けられた第2支持部材114に加工域Pに近接及び離隔するように水平方向に移動自在に支持されている。
この本体下部104の上方にはスライド116が上下方向に移動自在に支持されている。このスライド116は、上述した実施形態と同様に、プレス駆動用サーボモータ(図示せず)によって上下移動され、シェービング加工の往き工程のときにはこのサーボモータの正方向の回転により下方に移動され、その戻り工程のときにはこのサーボモータの逆方向の回転によって上方に移動される。
このスライド116と第1パンチ108との間には、第1移動変換機構118が設けられている。この第1移動変換機構118は、第1昇降部材120と、この第1昇降部材120と第1パンチ108との間に介在された第1リンク部材122とを備え、第1昇降部材120がプレス装置本体102の所定部位121に上下方向に移動自在に支持され、第1リンク部材122の一端部がピン124を介して第1昇降部材120の下端部に旋回自在に連結され、その他端部がピン126を介して第1パンチ108の基部に旋回自在に連結されている。また、第1昇降部材120の先端部には頭部128が設けられ、スライド116の対応する部位には第1作用部130が設けられ、第1作用部130が第1昇降部材120の頭部128に作用する。更に、所定部位121には、第1昇降部材120の頭部128が収容可能であるように凹部132が設けられ、この凹部132に偏倚手段としてのコイルばね134が収容され、このコイルばね134は頭部128に作用して第1昇降部材120をスライド116に向けて弾性的に偏倚し、スライド116の第1作用部130が作用しないときには、このコイルばね134の作用によって、第1移動変換手段118は図6に示す状態に保持される。
このスライド116と第2パンチ112との間には、第2移動変換機構136が設けられている。この第2移動変換機構136は、上述した第1移動変換機構118と実質上同様の構成を有し、第2昇降部材138及び第2リンク部材140を備え、第2昇降部材120がプレス装置本体102の所定部位141に上下方向に移動自在に支持され、第2リンク部材140の一端部が第2昇降部材138の下端部に旋回自在に連結され、その他端部が第2パンチ112の基部に旋回自在に連結されている。また、第2昇降部材138の先端部には頭部142が設けられ、スライド116の対応する部位には第2作用部144が設けられている。更に、所定部位141には凹部146が設けられ、この凹部146に偏倚手段としてのコイルばね148が収容され、このコイルばね148は頭部142に作用して第2昇降部材138をスライド116に向けて弾性的に偏倚し、スライド116の第2作用部144が作用しないときには、このコイルばね148の作用によって、第2移動変換手段136は図6に示す状態に保持される。
スライダ116の下部には、加工域Pに位置する被加工物36Aを押圧保持するための押圧保持手段150が設けられている。この押圧保持手段150は、スライダ116に取り付けられた保持スリーブ152と、この保持スリーブ152内に装着された押圧部材154とを備え、この押圧部材154の押圧部156が保持スリーブ152の端壁を貫通して加工域Pに向けて延びている。また、保持スリーブ152内には偏倚手段としてのコイルばね158が収容され、このコイルばね158は押圧部材154を加工域Pに向けて下方に弾性的に偏倚し、保持部材154は、通常、図6に示す状態に保持される。
このプレス装置においても、例えば、上述した実施形態と同様にして形成された加工パターンに基づいてプレス駆動用サーボモータ(図示せず)が作動制御され、図2及び図3に示す往き工程と戻り工程とが繰り返し遂行されて被加工物36Aに対するシェービング加工が施される。このシェービング加工中においては、図7に示すように、スライダ116が下方に移動され、押圧保持手段150の押圧部材154の押圧部156が加工域Pの被加工物36Aの本体部82の内側を押圧し、コイルばね158の弾性偏倚作用によって被加工物36Aを弾性保持する。また、このシェービング加工中においては、スライダ116の第1作用部130が第1移動変換機構118の第1昇降部材120の頭部128に当接保持されるとともに、第2作用部144が第2移動変換機構136の第2昇降部材138の頭部142に当接保持される。
そして、シェービング加工中の往き工程においては、プレス駆動用サーボモータ(図示せず)が正方向に回転駆動されてスライド116が下方に移動され、かかるスライド116の下方向移動によって第1及び第2移動変換機構118,136の第1及び第2昇降部材120,138が下方に移動され、これらの下方向移動が第1及び第2リンク部材122,140を介して第1及び第2パンチ108,112の水平方向移動に変換され、第1及び第1パンチ108,112は加工域Pに向けて移動される。かくすると、第1パンチ108は被加工物36Aの端壁84の貫通孔88の周縁部に作用するとともに、第2パンチ112は被加工物36Aの他方の端壁86の貫通孔90の周縁部に作用し、第1及び第2パンチ108,112によって被加工物36Aの端壁84,86の貫通孔88,90の内周面にシェービング加工を同時に施すことができ、このように同時にシェービング加工することによって、被加工物36Aの対向する貫通孔88,90の同軸度を高めることができる。
一方、シェービング加工中の戻り工程においては、プレス駆動用サーボモータ(図示せず)が逆方向に回転駆動されてスライド116が上方に移動され、これによって、コイルばね134,148の弾性復元力によって、第1及び第2昇降部材120,138が上方に移動され、更に第1及び第2リンク部材122,140を介して第1及び第2パンチ108,112が加工域Pから離れる方向に水平方向に移動され、被加工物36Aの端部84,86の加工部位から離れる方向に外側に幾分移動され、かく移動した地点から次の往き工程におけるシェービング加工が行われるようになる。
このようなプレス装置によるシェービング加工においても、上述した実施形態と同様に、スライド116の往き工程及び戻り工程を繰り返しながら第1及び第2パンチ108,112を水平方向に往き移動及び戻り移動を繰り返しながらシェービング加工を行うので、一回の往き工程(往き移動)における追込み加工量を少なくすることができ、これによって、加工部位における破断がはとんど発生せず、上述したと同様の効果が達成される。
上述した実施形態形態では、シェービング加工時に往き工程及び戻り工程が交互に連続して行われているが、このような加工方法に限定されず、往き工程と戻り工程との間に休止工程(即ち、スライド32が一時的に保持される工程)を設けるようにしても同様の効果が達成される。
また、このように被加工物36Aの対向する端面84,86の貫通孔88,90を第1及び第2パンチ108,112によって両側から同時にシェービング加工を施すことによって、貫通孔88,90の内周面をきれいに仕上げることができるとともに、貫通孔88,90の同軸度を高精度に仕上げ加工することができる。特に、上述したシェービング加工方法では、一回の往き工程における追込み加工量が小さいので、シェービング加工における片側の取り代を従来に比して大きくすることができ、このことは、端壁84,86の貫通孔88,90の相対的位置が幾分ずれていてもシェービング加工によって高精度の同軸度を保つことができることを意味し、このようなシェービング加工を行うことによって、相互に対向する端部に設けられた貫通孔88,90の同軸度を高めることができ、例えば0.02mm以下に加工することができる。
上述した実施形態では、駆動手段としてサーボモータを用いているが、サーボモータに代えて油圧シリンダ機構を用いるようにしてもよく、この場合、油圧シリンダ機構が直接的にスライドを駆動するようになる。
実施例及び比較例
上述したシェービング加工方法の効果を確認するために、図1に示す形態のプレス装置を用いて次の通りの加工実験を行った。実施例1として、被加工物として図4に示すプレート状部材を用いた。被加工物の材質は熱間圧延鋼板(SPHC)であり、その肉厚(厚さ)は6mmであった。この被加工物の端部に内径16mmの貫通孔を形成し、この貫通孔の内周面を次の通りの加工条件でシェービング加工を行った。シェービング加工の往き工程における移動量を0.2mmに、その戻り工程における移動量を0.1mmに設定し、往き工程における追込み加工量を0.1mmとした。また、シェービング加工による取り代を片側0.15mmとした。また、実施例2として、シェービング加工による取り代を片側0.3mmとした以外は実施例1と同様の被加工物を用い、実施例1と同様の加工条件でシェービング加工を行った。
実施例1におけるシェービング加工後の貫通孔の内周面の状態は、図8(a)で示す通りであり、実施例2におけるシェービング加工後の貫通孔の内周面の状態は、図8(b)で示す通りであった。特に、実施例1においては、被加工物の貫通孔の内周面を非常にきれいに加工することができ、この内周面の面粗度はRa1.6μm以下であり、通常のシェービング加工の面粗度の約1/4〜1/5に仕上がった。
比較例1として、往き工程における移動量を0.2mmに、その戻り量を0.02mmに設定した以外は実施例1と同様の被加工物を用い、実施例1と同様の加工条件でシェービング加工を行った。比較例2として、往き工程における移動量を0.1mmに、戻り工程における移動量を0.02mmに設定した以外は実施例1と同様の被加工物を用い、実施例1と同様の加工条件でシェービング加工を行った。比較例3として、往き工程における移動量を0.5mmに、戻り工程における移動量を0.1mmに設定した以外は実施例1と同様の被加工物を用い、実施例1と同様の加工条件でシェービング加工を行った。
比較例1におけるシェービング加工後の貫通孔の内周面の状態は、図8(c)で示す通りであり、また比較例2及び3におけるシェービング加工後の貫通孔の内周面の状態は、図8(d)及び(e)で示す通りであった。これら比較例においては、いずれも貫通孔の内周面に破断状態が生じ、きれいに仕上げることができなかった。
本発明に従うシェービング加工方法を実施するためのプレス装置の一例を簡略的に示す断面図。 図1のプレス装置によってシェービング加工を施すときの加工パターンの一例を説明するための図。 図2の加工パターンの一部を拡大して示す図。 図1のプレス装置によってシェービング加工を施す被加工物を示し、図4(a)はその平面図で、図4(b)はその正面図。 他の形態の被加工物を示す斜視図。 他の形態のプレス装置の一部を、スライドが上死点に位置するときの状態で示す部分断面図。 図6のプレス装置を、スライドが下死点近傍に位置するときの状態で示す部分断面図。 図8(a)及び(b)は、実施例1及び2における被加工物の貫通孔の内周面の状態を写真で撮影した内容を示す図であり、図8(c)〜(e)は、比較例1〜3における被加工物の貫通孔の内周面の状態を写真で撮影した内容を示す図。
符号の説明
2,102 プレス装置本体
6 ボルスタ
8 ダイ
12 クランク軸
32,116 スライド
34,108,112 パンチ
36,36A 被加工物
38 プレス駆動用サーボモータ
52 コントローラ
58 加工パターン生成手段
118,136 移動変換機構
150 押圧保持手段
P 加工域

Claims (3)

  1. プレス装置本体に取り付けられたボルスタと、前記ボルスタに近接及び離隔する方向に移動自在に前記プレス装置本体に支持されたスライドと、前記スライドを駆動させるための駆動手段と、前記ボルスタに取り付けられたダイと、前記スライドに取り付けられたパンチとを具備するプレス装置を用いて鋼板の表面形状を加工するシェービング加工方法であって、
    前記スライドが上死点から下死点に移動するまでの間に、前記下死点に向けて移動する往き工程と、前記上死点に向けて移動する戻り工程とが繰り返し遂行され、前記往き工程において前記パンチが前記鋼板に追込み作用してシェービング加工を行い、
    前記鋼板を加工する際における前記往き工程の移動量は0.15〜0.4mmであり、前記戻り工程の移動量は0.1〜0.3mmであり、前記パンチによる追込み加工量は0.05〜0.3mmであることを特徴とするシェービング加工方法。
  2. 前記鋼板の一部に貫通孔が設けられており、前記鋼板の前記貫通孔を規定する部位の最薄幅部の幅(W)は、(0.3×板厚)≦Wであることを特徴とする請求項に記載のシェービング加工方法。
  3. 本体部の両端から垂直に延びる一対の端部に設けられた貫通孔を有する鋼板をプレス装置本体の加工域に保持し、前記一対の端部の前記貫通孔をシェービング加工を行うシェービング加工方法であって、
    前記加工域の片側には、前記加工域に向けて水平方向に移動自在に第1パンチが配設され、また前記加工域の他側には、前記加工域に向けて水平方向に移動自在に第2パンチが配設され、更に、前記第1及び第2パンチを移動させるためのスライドが上下方向に移動自在に設けられ、更に前記スライドを駆動させるためのサーボモータが設けられ、前記スライドの上下移動が前記第1及び第2パンチの水平移動に変換されるように構成され、
    前記スライドが上死点から下死点に移動するまでの間に、前記下死点に向けて移動する往き工程と、前記上死点に向けて移動する戻り工程とが繰り返し遂行され、前記往き工程において前記スライドの移動が前記第1及び第2パンチの水平移動に変換され、前記第1及び第2パンチが両側から同時に前記鋼板の前記一対の端部の前記貫通孔に追込み作用してシェービング加工を行い、
    前記鋼板を加工する際における前記往き工程の移動量は0.15〜0.4mmであり、前記戻り工程の移動量は0.1〜0.3mmであり、前記第1及び第2パンチによる追込み加工量は0.05〜0.3mmであることを特徴とするシェービング加工方法。
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