JP4902253B2 - ドアクローザのストップ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアクローザの開閉操作のストップ機構に関するものであり、更に詳しくは、ドアクローザのストップ機構の作動状態と解除状態の切替構造に関する。
ドアクローザのストップ機構とは、ドアクローザの閉扉力に対抗してドアを所定の開扉状態で保持し、所定角度未満ではドアクローザの前記閉扉力で閉扉状態とする機構である。このような機構は、例えば、集合住宅のドアにストップ機構の付いたドアクローザが用いられる場合がある。
集合住宅の新築工事では、工事中は工事関係者が室内に頻繁に出入りするため、ドアクローザのストップ機構を作動状態(即ち、ストップ機構をオンにして、所定のドアの開き角度で開扉状態を保持し、当該開き角度から閉方向へドアを動かすことで、扉がドアクローザの閉扉力によって閉じる状態)とし、ドアを一定の開扉状態に保持することができれば、工事関係者が出入りしやすくなり、工事の能率を向上させることができる。
ところが集合住宅のドアは防火上の理由から開扉状態に保持されてはならないため、集合住宅の竣工後はドアクローザのストップ機構は常に解除状態(ストップ機構がオンにならない状態)にしなければならない。
このようにドアクローザのストップ機構は作動状態と解除状態の切り替えが必要となる場合があり、その場合の便宜に資すべく、従来、レバー操作によってストップ機構の作動状態と前記解除状態との切り替えが可能なドアクローザのストップ機構が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1に係る従来のドアクローザのストップ機構は、ドアクローザのアームの一部を構成するストップ機構主体と、ストップ機構主体に対して回転軸で回転自在に接続されるブラケットと、ブラケットに設けられ、係合子に対向する周縁部に係合部を形成したストップ用カムと、ストップ機構主体のブラケット側に進退自在に設けられ、バネの一端部で付勢された係合子と、ストップ機構主体内に摺動自在に設けられ、バネの他端部を押さえる押え部材と、押え部材を移動させるレバーとを有している。
上記特許文献1に係る従来のドアクローザのストップ機構は、押え部材をレバーで移動させることにより、バネの圧縮量を変化させ、ストップ機構の作動状態と解除状態の切り替えを行う構成である。レバーで押え部材をバネの縮み方向に押し、予めバネに圧縮(予圧縮)を与えている状態が作動状態である。一方、レバーを戻し、押え部材をバネの伸び方向に移動可能とし、バネの予圧縮を緩めた状態が解除状態である。
係合子がストップ用カムの係合部に係合すると、バネは係合子によって圧縮(加圧圧縮)された状態となる。作動状態では、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量以上となるように設定されており、ドアを所定の開扉状態で保持する。一方、解除状態では、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量未満となるように設定されており、ドアを所定の開扉状態まで開いてもドアは開扉状態で保持されず、ドアクローザの閉扉力によって閉扉される。
実開昭60−48579号公報
しかし、上記特許文献1に係る従来のドアクローザのストップ機構は、ユーザーが施行後の解除状態から再び作動状態へストップ機構を切り替えることを制限していないため、利便性の向上を目的にストップ機構の作動状態へ変更する可能性がある。このような変更は、防火扉としての機能、即ち、火災時の煙や炎の遮断機能を損なうこととなるから、防火上非常に問題があり、消防法にも抵触する。このため、ユーザーの恣意の変更を阻止する点に解決すべき課題があった。
また上記特許文献1に係る従来のドアクローザのストップ機構は、レバーの操作によってバネの予圧縮量を変化させ、ストップ機構の作動状態と解除状態の切り替えを行う構成である。特に解除状態から作動状態に切り替えるには、レバーを操作してバネの予圧縮量を増加させなければならない。このときには強力なバネの弾発力が押え部材を介してそのままレバーに作用している。従って、工事中におけるストップ機構の作動状態から竣工後の解除状態への切り替えを行うには、レバーを非常に大きな操作力で操作しなければならず、ストップ機構の作動状態と解除状態の切り替えが極めて困難である点に解決すべき課題があった。
更に、レバーはストップ機構主体から突出しており、ドアクローザの外観体裁を損なうものである。特に、操作力を軽減することを目的として、ストップ機構主体の外部に突出する部分を長くしているため、よりドアクローザの外観体裁を損なうものとなる。このため、ドアクローザの外観体裁を良好に保つ点に解決すべき課題があった。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、工事施行後のユーザーの恣意のストップ機構の使用を不可能とし、消防法を遵守できる安全なドアクローザのストップ機構を提供でき、且つ、ストップ機構の作動状態から解除状態への切り替えに要する操作力を軽減して、ストップ機構の作動状態と解除状態の切り替えを容易に行うことができるドアクローザのストップ機構の提供を、発明が解決しようとする課題とする。
更に、本発明は、外観体裁の良好なドアクローザのストップ機構を提供することを、発明が解決しようとする課題とする。
ドアクローザのアームの一部を夫々構成するストップ機構主体及び保持部を、相対回転可能に回転軸で連結し、回転軸には、該回転軸を回動中心とし、且つ保持部と協動するストップ用カムを備え、該ストップ用カムは係合部を備え、前記ストップ機構主体は、筒状体の一端側に前記ストップ用カムの係合部と係合する係合子を備え、前記筒状体の他端側にストップ機構の作動状態と解除状態の切替手段となる柱状の切替回動軸を備え、前記筒状体の内部で長手に亘ってバネと該バネを支持する支持部材を備えており、前記切替回動軸は外周当接面と外周面に凹部を設けて形成される内壁面を備え、ストップ用カムの係合部と係合子が係合し、且つ、支持部材の一部が切替回動軸の外周当接面と当接した位置で、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量以上となる構成でストップ用カムを保持し、支持部材の一部が切替回動軸の内壁面と当接した位置で、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量未満となる構成でストップ用カムを回動可能とし、支持部材の一部が切替回動軸の内壁面と当接することによって、ストップ用カムの係合部と係合子が当接せず、且つ、切替回動軸の回動を阻止する構成としたことを特徴とするドアクローザのストップ機構を、課題を解決するための手段とする。尚、本発明において保持部とストップ用カムとの協動は、他部材を介在した協動を含む趣旨である。
本発明に係るドアクローザのストップ機構は、上記構成としたことから、初期状態(即ち、例えば工事施工時等)において、ストップ用カムの係合部と係合子が係合し、且つ、支持部材の一部が切替回動軸の外周当接面と当接した位置で、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量以上となる構成とすることで、ドアは所定の開扉状態で保持される。
また、ストップ用カムの係合部と係合子が係合しない状態で、且つ、支持部材の一部が切替回動軸の外周当接面と当接した位置で、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量未満となる構成とすることで、ドアは、開扉状態で保持されずに、ドアクローザの閉扉力によって閉扉することができる。
従って、集合住宅の新築工事では、初期状態であるドアクローザのストップ機構の作動状態としておき、工事関係者の室内への頻繁な出入りのため、ドアを一定の開扉状態に保持することができ、工事の能率向上に資することができる。
そして次に、支持部材の一部が切替回動軸の内壁面と当接した位置とし、ストップ用カムの係合部と係合子を当接しない状態とすることで、ストップ用カムの向きにかかわらず、常にドアが開扉状態で保持されず、ドアクローザの閉扉力によって閉扉することができる。
そして、この切替後の状態では、支持部材の一部が切替回動軸における凹部内の内壁面と当接するため、次に切替回動軸を回動させようとしても、支持部材を進退させることができなくなり、切替回動軸はロックされる。これによって、以後のドアクローザのストップ機構の切替は不可能となる。
従って、竣工後に、ドアクローザのストップ機構の切替を行うことによって、ドアクローザのストップ機構を解除状態とし、以後のユーザーの恣意の変更を阻止して火災発生時にドアが十分に開かないことで居住者の避難行動の大きな妨げとなる事態を防止し、安全性を確保することができる。
また、ドアクローザのストップ機構の切り替えは、切替手段をドライバー等の手段を用いて回転させるだけでよく、非常に操作性に優れている。
更に、切替手段の操作を軽い操作力で行うことができるため、操作力を軽減することを目的として切替手段をストップ機構主体の外部に大きく突出させる必要はない。このため、ドアクローザのストップ機構の外観体裁を良好にすることができる。
本発明を具体化した実施形態について、図に従い、以下に説明する。
図1は本発明の実施例1に係るドアクローザのストップ機構を含むアームの一部断面とした説明図、図2は本発明の実施例1における切替手段(切替回動軸)を示す、(a)拡大正面図、(b)拡大右側面図、(c)拡大左側面図、(d)拡大平面図及び(e)拡大底面図、(f)A−A断面図(拡大背面図は拡大正面図(a)と対称につき省略する。)、図3は同実施例1に係る切替手段(切替回動軸)の取付構造を示す斜視図、図4は同実施例1に係る切替回動軸と支持部材との関係につき、(a)支持部材と外周当接面が当接した状態を示す説明図、(b)支持部材と内壁面が当接して切替回動軸がロックされた状態を示す説明図、図5は(a)同実施例1のストップ機構における作動状態で、且つ、係合子と係合部との離脱状態を示す一部断面説明図、(b)同状態を示すストップ機構の平面図、図6は同実施例1に係る切替回動軸と支持部材との関係につき、(a)支持部材と外周当接面が当接した状態を示すストップ機構の一部断面説明図、(b)同状態を示すストップ機構の平面図、図7は(a)同実施例1のストップ機構における解除状態で、支持部材と内壁面が当接して切替回動軸がロックされ、且つ、係合子と係合部とを係合しない状態とした一部断面説明図、(b)同状態を示すストップ機構の平面図、図8は係合子の位置を示す平面図であり、(a)は支持部材4が作動時位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接してバネ3に加圧圧縮が加わり始めるときの係合子2の初期位置P1を示す平面図、(b)は支持部材4が作動時位置にある状態において、ストップ用カム6の係合部61に係合したときの係合子2の位置である最終到達位置P3を示す平面図、(c)は支持部材4が解除時位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接しない位置である解除状態位置を示す平面図、図9は他の実施例における係合子の位置を示す平面図であり、(a)は支持部材4が作動時位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接してバネ3に加圧圧縮が加わり始めるときの係合子2の初期位置P1を示す平面図、(b)は支持部材4が作動時位置にある状態において、ストップ用カム6の係合部61に係合したときの係合子2の位置である最終到達位置P3を示す平面図、図10は本発明の実施例2に係るストップ機構の簡略化した断面図である。
実施例1に係るドアクローザのストップ機構Sは、図1に示すように、ストップ機構主体1、保持部としてのブラケットD、係合子2、バネ3、ストップ用カム6、支持部材4、及び切替手段5とを有している。
ドアクローザのアームAは、メインアームB、調整ネジ棒C、ストップ機構主体1から構成されている。ストップ機構主体1は、ドアクローザのアームAの一部を構成する部材である。ストップ機構主体1の図示左側には保持部としてのブラケットDが接続されており、ストップ機構主体1の図示右側には調整ネジ棒Cが接続されている。以下の説明では、ストップ機構主体1のブラケットD側を前方、ストップ機構主体1の調整ネジ棒C側を後方として説明する。
そして、ストップ機構主体1は、中空部11と板状部12を有している。中空部11は略円筒形状であり、前方端部には係合子2が進退するための開口部13を形成している。板状部12は、前記係合子2をガイドするためのガイド溝部17を備え、また、前記開口部13の下縁部から軸方向に延設し、板状部12にはブラケットDと接続するための回転軸16を挿通する孔を形成している。中空部11の後方端部付近には、切替手段5を取り付けるため、中空部11の軸と直交する方向に貫通する取付用孔14を設けている。
図1に示すように、ブラケットDは、ドアクローザのアームAと扉取付枠体とを接続する部材であり、従来のドアクローザのストップ機構に用いられているブラケットと同様の構成である。ブラケットDは扉取付枠体の上側にネジ止め等の取り付け手段により取付ける。ブラケットDには前記回転軸16を挿通する孔を形成し、ブラケットDとストップ機構主体1は回転軸16で回転自在に接続する。尚、本実施例では保持部としてのブラケットDとストップ機構主体1との間でドアクローザのストップ機構Sが構成されているが、メインアームBとストップ機構主体1とを接続し、メインアームBとストップ機構主体1との間でドアクローザのストップ機構Sを構成することもできる。この場合は、メインアームBが保持部に相当する。
図1及び図2に示すように、係合子2は、ストップ用カム6と係合する部材であり、従来のドアクローザのストップ機構に用いられている係合子と同様の構成である。係合子2は、金属製の球体であり、ストップ機構主体1の中空部11の開口部13付近に進退自在に設けられる。脱落防止用のネジ15が板状部12に設けられており、開口部13から突出する係合子2に当接して、係合子2がストップ機構主体1から抜脱することを防止している。
バネ3は、係合子2をストップ用カム6の係合部61に圧接させて、ドアを保持するために必要な弾発力を発揮する部材である。バネ3はストップ機構主体1の中空部11に移動自在に設けられている。本実施例ではバネ定数は約5kgf/mmであり、自然長は約70mmである。組立て時にはバネ受部41と受動部42で約16mm圧縮された状態で挟持される。
図1、図5乃至図7に示すように、ストップ用カム6は、係合子2と係合してドアを所定の開扉角度で保持する部分であり、従来のドアクローザのストップ機構に用いられているストップ用カムと同様の構成である。ストップ用カム6の周縁部には、係合子2に対向する位置に係合部61が形成されている。また、係合子2と当接しない部分を解除領域62とする。ストップ用カム6は、ドアの開扉角度を変更できるよう、ブラケットDの回転軸16に対する取付角度の変更が可能である。
支持部材4は、バネ3をストップ機構主体1の内部で支持するための部材である。支持部材4はバネ3を貫通しており、ストップ機構主体1の内部に移動自在に設けられる。支持部材4の前端部はバネ3の前方端部から突出しており、支持部材4の後端部46はバネ3の後方端部から突出している。支持部材4の前端部は、受動部42と制限部43が設けられる部分であり、雄ネジ部が形成されている。支持部材4の後端部46は、切替回動軸50に当接する部分である。
バネ受部41は、支持部材4に設けられてバネ3の一端部を支持する部材である。バネ受部41は支持部材4の後端部46付近に支持部材4と一体に形成されている。
バネ受部41は円盤状であり、ストップ機構主体1の内部を移動自在で、且つ、バネ3の後方端部を支持できる形状を有する。尚、バネ受部41は支持部材4と一体に形成されなくてもよく、別部材であってもよい。例えば、環状の部材に雌ネジを形成したものをバネ受部41とし、支持部材4の後端部46付近には雄ネジを形成し、バネ受部41を支持部材4の後端部46付近に螺合させて所定の位置に固定してもよい
受動部42は、バネ3の前方端部に当接して、ストップ用カム6に当接した係合子2の動きをバネ3に伝達する部材である。受動部42は、支持部材4の前方端部付近に摺動自在に設けられている。受動部42は円盤状であり略中央部に孔が形成されて支持部材4の前方端部が挿通している。受動部42は、ストップ機構主体1の内部を移動自在で、且つ、バネ3の前方端部を支持できる形状を有する。
制限部43は、受動部42のバネ3の伸び方向への移動を制限し、バネ受部41と受動部42とでバネ3を挟持させ、予圧縮を与える部材である。制限部43には、支持部材4の前方端部の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されている。制限部43は受動部42より前方に取り付けられる。制限部43の締め込みによりバネ3の長さを変更することができる。本実施例の場合は制限部43を締め込み、バネ3は予め圧縮(予圧縮)されている。バネ定数は約5kgf/mmであり、自然長約70mmから約16mmの予圧縮を与えた状態で挟持するため、予圧縮による弾発力は約80kgfである。この予圧縮による弾発力は、バネ受部41、受動部42及び制限部43で支持されているが、係合子2の押し込みによってバネ3が圧縮され、受動部42が制限部43から離れると、この予圧縮による弾発力は係合子2に作用することとなる。
ブッシュ44は、係合子2と受動部42の間に介在し、係合子2の動きを受動部42に伝達する部材である。ブッシュ44の後方端部側には窪み部45が形成されている。この窪み部45は、ブッシュ44が後方に移動してもブッシュ44が支持部材4及び制限部43に当接しないようにして、ブッシュ44の動きが支持部材4及び制限部43によって妨げられないようにするものである。従って、係合子2によってブッシュ44が後方に押し込まれた際は、ブッシュ44が後方に移動していき、受動部42を後方に移動させてバネ3を加圧圧縮する。尚、ブッシュ44は係合子2とは別部材としたが、これらを金属素材等を用いて一体に形成してもよい。
そして、図2乃至図4に示すように、切替手段5は、支持部材4を支持する位置を切り替えることによって、ドアクローザのストップ機構Sを作動状態から解除状態へ切り替える部分である。
本実施例1における切替手段5は、図3に示すように、柱状の切替回動軸50とし、その外周面のうち高さ方向中央となる一部に凹部59を設け、該凹部59には平面状の内壁面54を形成している。凹部59は平面視半円形状に形成してある。凹部59の裏面側に位置する外周面は外周当接面53となる。外周面を形成する柱状体の上部には段差を形成してなる小径部58を備え、その上部には更に小径となるかしめ頭57を備えている。
前記切替回動軸50は、ストップ機構主体1の上下を貫通する取付用孔14に嵌合させて取り付ける。二箇所に形成される取付用孔14のうち下方側は切替回動軸50が通過できる大きさに形成してある。上方側の取付用孔14へ切替回動軸50をそのかしめ頭57側から差し込み、取付孔14に小径部58が嵌り込んだ、更にかしめ頭57に環状の封止体55と環体56(ワッシャ)を通し、かしめ頭57をかしめることで、切替回動軸50をストップ機構主体1に取り付ける。
一方、切替回動軸50の下面側には六角レンチ、ドライバー等の工具に適合する溝部52を形成し、工具を用いて切替回動軸50を回転操作可能な構成としている。
次に、支持部材4の位置と係合子2の位置などについて説明する。
(1)図5に示すように、外周当接面53で支持部材4を支持すると、支持部材4は前方に押し出された状態となる。この状態での支持部材4の位置を、作動時位置とする。
(2)図7に示すように、解除時当接部54で支持部材4を支持すると、支持部材4は後方で支持される状態となる。この状態での支持部材4の位置を解除時位置とする。
(3)図8(a)に示すように、支持部材4が作動時位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接してバネ3に加圧圧縮が加わり始めるときの係合子2の位置を初期位置P1とする。
(4)図8(b)に示すように、係合子2がストップ用カム6によって後方に押し付けられ、ストップ用カム6の係合部61に係合した状態における係合子2の位置を作動状態最終到達位置P3とする。尚、最終到達位置P3は、ストップ用カム6の係合部61によって係合子2が後方に押付けられた状態であるため、この位置は、支持部材4が作動時位置にあるか解除時位置にあるかに関わらず、一定となる。
(5)図8(c)に示すように、支持部材4が解除時位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接しない係合子2の位置を解除状態位置P2とする。
(6)図5に示すように、バネ3は、係合子2とストップ用カム6が当接していない状態においても、バネ3はバネ受部41と受動部42とで予め圧縮(予圧縮)を与えた状態で挟持されている。この予圧縮の量を予圧縮量とする。
(7)図6に示すように、係合子2とストップ用カム6が当接して係合子2が押し込まれていくと、バネ3は受動部42によって圧縮されていく(加圧圧縮)。この加圧圧縮の量を加圧圧縮量とする。
支持部材4の作動時位置は、係合子2が初期位置P1から最終到達位置P3に至るまでのバネ3の加圧圧縮量と予圧縮量との総和である圧縮量が、ドアを保持するために必要なバネ3の圧縮量以上となるように設定されている(図8(a)(b)参照)。
次に前記のように構成されたドアクローザのストップ機構Sの作用について説明する。本実施例に係るドアクローザのストップ機構Sでは、図5に示すように、係合子2がストップ用カム6の解除領域62に対向する状態において、切替回動軸50を六角レンチやドライバーで回転操作して、支持部材4を支持する位置を、外周当接面53から内壁面54に変更する。支持部材4の支持位置が外周当接面53から内壁面に切り替えることによって、ストップ機構Sの作動状態から解除状態への切り替えを行う。そして、切り替え後は、切開回動軸50はロックされる構成である。
先ず、切り替え前について説明する。係合子2がストップ用カム6の解除領域62に対向する状態において、支持部材4の支持位置を切り替える際、すなわち、切替回動軸50でストップ機構Sの作動状態から解除状態へ切り替える際には、バネ3は係合子2によって加圧圧縮を受けることなく、受動部42とバネ受部41とで挟持された状態のまま移動する。このため、切替回動軸50を回転操作する際には切替回動軸50にはバネ3の弾発力は作用しない。
図5に示すように、係合子2がストップ用カム6の解除領域62に対向する状態において、切替回動軸50を回転操作してストップ機構Sを作動状態とすると、支持部材4が作動時位置で支持されている状態となる。ドアを開くと、それに応じてストップ機構主体1とブラケットDとが相対回転する。相対回転が進行するにつれて係合子2とストップ用カム6とが当接していき、受動部42を介してバネ3が加圧圧縮される。加圧圧縮され、受動部42が制限部43から離れると、バネ3の弾発力(本実施例の場合、予圧縮による弾発力約80kgf及び加圧圧縮による弾発力)は受動部42を介して係合子2に作用する。更にストップ機構主体1とブラケットDの相対回転が進行すると、図6に示すように、係合子2がストップ用カム6の係合部61に係合した状態となる。この状態において、バネ3の予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量は、ドアを保持するために必要なバネ3の圧縮量以上となるように設定されているため、ドアは所定の開扉状態で保持される。
作動状態から解除状態への切り替えは、切替回動軸の底面に形成した溝部にマイナスドライバーを差込み、回すことで、容易に行うことができる。尚、本発明においては、本実施例のように底面に溝部を形成する構成に限らず、種々の公知の工具に対応した形状とすることができる。例えば、プラスドライバーや六角レンチ等に対応した溝や凹みを形成することができる。
次に、切り替え後、即ちストップ機構が解除された状態について説明する。図7に示すように、係合子2がストップ用カム6の解除領域62に対向する状態において、切替回動軸50を回転操作してストップ機構Sを解除状態とすると、支持部材4が解除時位置で支持されている状態となる。ドアを開くと、それに応じてストップ機構主体1とブラケットDとが相対回転する。この状態では係合子2とストップ用カム6とは当接しないことから、ドアは開扉状態で保持されず、ドアクローザの閉扉力によって閉扉される。
実施例に係るドアクローザのストップ機構Sによれば、以下の効果を有する。
切替回動軸50でストップ機構Sを作動状態から解除状態へ切り替える際、すなわち、支持部材4の支持位置を切り替える際には、係合子2がストップ用カム6の解除領域62に対向する状態では、バネ3は係合子2による圧縮(加圧圧縮)を受けることなく移動する。このため、切替回動軸50を回転操作する際には、切替回動軸50にはバネ3の弾発力は作用せず、切替回動軸50の操作を軽い操作力で行うことができ、ストップ機構Sの作動状態から解除状態への切り替えを容易に行うことができる。
また、ストップ機構Sの作動状態から解除状態へ切り替えると、支持部材の一部が切替回動軸50の内壁面と当接した位置とすることによって、ストップ用カム6の係合部と係合子が当接しなくなり、ドアが開扉状態で保持されずに、ドアクローザの閉扉力によって閉扉される。そして、当該構成によって、図4に示すように、切替回動軸50の内壁面と支持部材の当接状態が保持されることで、一回のみドアクローザのストップ機構の切替が可能となる。
操作手段はストップ機構主体1の外部に突出しておらず、ドアクローザのストップ機構Sの外観体裁を良好にすることができる。
尚、本実施例1においては、図8(a)、(b)に示したように、作動状態においては、ストップ用カムの保持状態の係合子2の最終到達位置P3とストップ用カムの回動可能な開放状態での係合子2の初期位置P1は相違するが、本発明は当該構成について限定するものではない。例えば、図9(a)(b)に示すように、ストップ用カムの係合部や外周の形状、係合子2の直径サイズ等によって、作動状態での保持状態の係合子2の最終到達位置P3と、回動可能な状態の係合子2の初期位置P1が一致する構成とすることもできる。図9(b)に示す状態においては、図9(a)と同様に、脱落防止用のネジ15と係合子2は当接した構成である。
次に本発明の実施例2について図10に従って説明する。この実施例では切替手段5に把持部7を設けた点が実施例1と大きく異なっている。実施例1と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図10に示すように、切替回動軸50に把持部7を設けている。把持部7は、ストップ機構主体1の外部から手指によって切替回動軸50を操作する部分である。把持部7の取り付けは、例えば、切替回動軸50に凹部を形成し、把持部7に凸部を形成し、切替回動軸50をストップ機構主体1に取り付けた後、切替回動軸50の凹部に把持部7の凸部を圧入するなどの手段によって行う。
実施例2に係るドアクローザのストップ機構Sによれば、六角レンチやドライバー等の工具を用いなくても手指で把持部7を回転操作して、切替回動軸50を回転させることができ、支持部材4を支持する位置を作動時当接部53または解除時当接部54に変更して、ストップ機構Sの作動状態と解除状態の切り替えを行うことができる。
本発明の実施例1に係るドアクローザのストップ機構を含むアームの一部断面とした説明図。 本発明の実施例1における切替手段(切替回動軸)を示す、(a)拡大正面図、(b)拡大右側面図、(c)拡大左側面図、(d)拡大平面図及び(e)拡大底面図、(f)A−A断面図(拡大背面図は拡大正面図(a)と対称につき省略する。)である。 本発明の実施例1に係る切替手段(切替回動軸)の取付構造を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る切替回動軸と支持部材との関係につき、(a)支持部材と外周当接面が当接した状態を示す説明図、(b)支持部材と内壁面が当接して切替回動軸がロックされた状態を示す説明図である。 本発明の実施例1のストップ機構における作動状態で、且つ、係合子と係合部とを係合しない状態とした一部断面説明図である。 本発明の実施例1のストップ機構における作動状態で、且つ、係合子と係合部との係合状態を示す一部断面説明図である。 本発明の実施例1のストップ機構における解除状態を示す一部断面説明図である。 係合子の位置を示す平面図であり、(a)は支持部材4が作動時位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接してバネ3に加圧圧縮が加わり始めるときの係合子2の初期位置P1を示す平面図、(b)は支持部材4が作動時位置にある状態において、ストップ用カム6の係合部61に係合したときの係合子2の位置である最終到達位置P3を示す平面図、(c)は支持部材4が解除時の位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接しない位置である解除状態位置P2を示す平面図である。 他の実施例における係合子の位置を示す平面図であり、(a)は支持部材4が作動時位置にある状態において、係合子2とストップ用カム6とが当接してバネ3に加圧圧縮が加わり始めるときの係合子2の初期位置P1を示す平面図、(b)は支持部材4が作動時位置にある状態において、ストップ用カム6の係合部61に係合したときの係合子2の位置である最終到達位置P3を示す平面図である。 本発明の実施例2に係るストップ機構の簡略化した断面図である。
符号の説明
S ドアクローザのストップ機構
A アーム
B メインアーム
C 調整ネジ棒
D 保持部としてのブラケット
1 ストップ機構主体
11 中空部
12 板状部
13 開口部
14 取付用孔
15 脱落防止用のネジ
16 回転軸
17 ガイド溝部
2 係合子
3 バネ
4 支持部材
41 バネ受部
42 受動部
43 制限部
44 ブッシュ
45 窪み部
46 後端部
5 切替手段
50 切替回動軸
52 溝部
53 外周当接面
54 内壁面
55 封止体
56 環体
57 かしめ頭
58 小径部
59 凹部
6 ストップ用カム
61 係合部
62 ストップ用カムの解除領域
7 把持部
P1 初期位置
P2 解除状態位置
P3 最終到達位置

Claims (1)

  1. ドアクローザのアームの一部を夫々構成するストップ機構主体及び保持部を、相対回転可能に回転軸で連結し、回転軸には、該回転軸を回動中心とし、且つ保持部と協動するストップ用カムを備え、該ストップ用カムは係合部を備え、
    前記ストップ機構主体は、筒状体の一端側に前記ストップ用カムの係合部と係合する係合子を備え、前記筒状体の他端側にストップ機構の作動状態と解除状態の切替手段となる柱状の切替回動軸を備え、前記筒状体の内部で長手に亘ってバネと該バネを支持する支持部材を備えており、
    前記切替回動軸は外周当接面と外周面に凹部を設けて形成される内壁面を備え、
    ストップ用カムの係合部と係合子が係合し、且つ、支持部材の一部が切替回動軸の外周当接面と当接した位置で、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量以上となる構成でストップ用カムを保持し、
    支持部材の一部が切替回動軸の内壁面と当接した位置で、バネの予圧縮量と加圧圧縮量の総和である圧縮量がドアを保持するために必要なバネの圧縮量未満となる構成でストップ用カムを回動可能とし、
    支持部材の一部が切替回動軸の内壁面と当接することによって、ストップ用カムの係合部と係合子が当接せず、且つ、切替回動軸の回動を阻止する構成としたことを特徴とするドアクローザのストップ機構。
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