JP4900343B2 - ビデオ撮像装置および露光ガイド表示方法 - Google Patents

ビデオ撮像装置および露光ガイド表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、ビデオ撮像装置および露光ガイド表示方法に係り、特に高輝度部圧縮処理前の輝度情報を表示するビデオ撮像装置および露光ガイド表示方法に関する。
CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子からの電気信号に基づいて映像信号を生成するビデオ撮像装置が広く用いられている。そして、ビデオ撮像装置では、絞りとシャッタ速度による露出の状態を把握するために、ヒストグラムによる露光ガイドを表示することが行なわれている。
例えば、特許文献1には、撮像画像の輝度レベルの分布状況を算出し、算出された輝度レベルの分布状況をグラフ化して撮像画像に重畳して表示することが記載されている。また、特許文献2、特許文献3には、表示するヒストグラムの表示内容を工夫することで、撮影者に有益な情報を提供することが記載されている。
特開平7−38801号公報 特開2006−295814号公報 特開2003−125240号公報
ところで、ビデオ撮像装置で用いられている固体撮像素子は、出力信号レベルとして300%あるいは600%程度のダイナミックレンジを有している。しかしながら、ビデオ撮像装置からの出力信号においては、ダイナミックレンジは約109%(ホワイトクリップポイント)に制限されており、これ以上のレベルの信号は後続のデバイスに伝送することができない。このため、ビデオ撮像装置では、固体撮像素子からの出力信号の特性をRGBごとに補正するガンマ処理に加え、コンポーネント映像信号変換により得られる輝度信号の高輝度部を圧縮するニー(Knee)処理が行なわれている。
後続のデバイスに出力されるのはニー処理後の映像信号であるから、上記特許文献に記載されているヒストグラム等の露光ガイドもニー処理後の映像信号に基づいて作成される。
ニー処理後の映像信号に基づく露光ガイドは、後続のデバイスに出力される映像信号の状態を確認するのに有益であるが、高輝度部分が圧縮されているため、被写体の明るさの真の姿を把握して露出を設定し、撮影を行なうことは難しい。特に、ビデオに比べダイナミックレンジの広いフィルム撮影に長年親しんできた撮影者からは、フィルム撮影の感覚で露出を設定して撮影を行ないたいという要望が大きい。
また、直接被写体に露出計もしくはスポットメータをあてることで露光を測定し、撮像装置の露出を設定してきた撮影者にとって、ニー処理後の非線形な値表示と、スポットメータ等の表示の値とが結びつかないという問題がある。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、高輝度部圧縮前のダイナミックレンジを意識した撮影を行なうことができるビデオ撮像装置および露光ガイド表示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様であるビデオ撮像装置は、固定撮像素子と、前記固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度部圧縮処理手段と、前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロックごとの輝度指標値を算出するブロック輝度算出手段と、最も輝度指標値の高いブロックを、その輝度指標値とともに抽出するブロック抽出手段と、前記抽出されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成手段と、前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳手段と、前記重畳画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。ここで、前記ブロック抽出手段は、さらに、最も輝度指標値の低いブロックを、その輝度指標値とともに抽出し、
前記表示情報生成手段は、前記抽出されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とをさらに加えた露光ガイド表示用画像として生成することができる。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様であるビデオ撮像装置は、固定撮像素子と、前記固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度部圧縮処理手段と、前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、所望のブロックの指定を受付けるブロック指定受付手段と、前記指定されたブロックの輝度指標値を算出するブロック輝度算出手段と、前記指定されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成手段と、前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳手段と、前記重畳画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様であるビデオ撮像装置は、固定撮像素子と、前記固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度部圧縮処理手段と、前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロック列で構成されるブロックラインの指定を受付けるブロックライン指定受付手段と、前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値をそれぞれ算出するブロック輝度算出手段と、前記指定されたブロックラインの領域を示す画像と前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成手段と、前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳手段と、前記重畳画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
いずれの場合も前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号を外部に出力する出力手段をさらに備えることができる。また、前記ブロック輝度算出手段が算出する各ブロックの輝度指標値は、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値とすることができる。
上記課題を解決するため、本発明の第4の態様である露光ガイド表示方法は、固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度圧縮ステップと、前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロックごとの輝度指標値を算出するブロック輝度算出ステップと、最も輝度指標値の高いブロックを、その輝度指標値とともに抽出するブロック抽出ステップと、抽出されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成ステップと、前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳ステップと、前記重畳画像を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする。前記ブロック抽出ステップでは、さらに、最も輝度指標値の低いブロックを、その輝度指標値とともに抽出するようにしてもよい。
上記課題を解決するため、本発明の第5の態様である露光ガイド表示方法は、前記固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度圧縮処理ステップと、前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、所望のブロックの指定を受付けるブロック指定受付ステップと、前記指定されたブロックの輝度指標値を算出するブロック輝度算出ステップと、前記指定されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成ステップと、前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳ステップと、前記重畳画像を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第6の態様である露光ガイド表示方法は、固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度圧縮処理ステップと、前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロック列で構成される所望のブロックラインの指定を受付けるブロックライン指定受付ステップと、前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値をそれぞれ算出するブロック輝度算出ステップと、前記指定されたブロックラインの領域を示す画像と前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成ステップと、前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳ステップと、前記重畳画像を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする。
いずれの場合も、前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号を外部に出力する出力ステップをさらに含むことができる。また、前記ブロック輝度算出ステップにおいて算出する各ブロックの輝度指標値は、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値とすることができる。
本発明によれば、高輝度部圧縮前のダイナミックレンジを意識した撮影を行なうことができるビデオ撮像装置および露光ガイド表示方法が提供される。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したビデオ撮像装置の第1実施例における構成を示すブロック図である。本図に示すように、ビデオ撮像装置10は、光学機構部110、イメージセンサ120、画像処理部130、画像メモリ140、輝度表示制御部150、画像重畳部160、ビューファインダ170、出力端子180を備えて構成される。
光学機構部110は、レンズ、シャッタ、絞り、フォーカス機構、ズーム機構等を備え、イメージセンサ120に露光させる撮像光の調整を行なう。シャッタ速度、絞り値で定められる露出は、撮像画像の表現態様に大きな影響を与え、撮影者がマニュアルで設定することも、ビデオ撮像装置10が自動制御することもできる。
イメージセンサ120は、光電変換を行なう固体撮像素子であり、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)あるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いて構成することができる。イメージセンサ120が出力する信号レベルは300%程度のダイナミックレンジを有している。ただし、設定・仕様によっては600%程度のダイナミックレンジとなることもある。
画像処理部130は、DSP(Digital Signal Processor)等の処理装置を用いて構成することができ、イメージセンサ120の出力信号に対して、A/D変換、フィルタ処理、色変換処理等を施して映像信号を生成する。この際の作業領域として画像メモリ140が用いられる。画像処理部130は、ニー処理部132を備えており、ニー処理後の映像信号を画像データバス135に出力する。
ここで、ニー処理部132が行なうニー処理は、図2に示すように、イメージセンサ120が出力する300%程度のダイナミックレンジを有する信号を、ビデオ出力の約109%のダイナミックレンジに収めるために、高輝度部分の信号を圧縮する処理である。一般には、低輝度部分ではリニアな特性を持たせ、途中からから直線的に入力信号を圧縮する特性を持たせている。この特性の変化ポイントはニーポイントと呼ばれ、通常85%〜100%で設定される。また、ニーポイントを超えた後の特性の傾きはニースロープと呼ばれる。
本実施形態において、画像処理部130は、ニー処理部132におけるニー処理を施さない映像信号も出力するように構成されており、ニー処理前の300%程度のダイナミックレンジを有する映像信号を画像データバス133に出力する。このとき、A/D変換直後のサンプリングデータを画像データバス133に出力するようにしてもよい。
画像データバス133に出力されたニー処理前の映像信号は、輝度表示制御部150に入力される。輝度表示制御部150は、CPU等により構成することができ、ニー処理前の300%のダイナミックレンジを有する映像信号に基づいた露光ガイド表示用の画像を生成する。ニー処理は被写体の高輝度部分の信号を圧縮する処理であるから、ニー処理後の映像からは被写体の明るさの真の姿を捉えることは難しくなる。このため、本実施例では、ニー処理前の映像信号に基づいて露光ガイド表示を行なうようにしている。
具体的には、輝度表示制御部150は、映像信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、それぞれのブロックで輝度指標値を算出する。そして、輝度指標値の最も高いブロックと、最も低いブロックとをそれぞれの輝度指標値とともに抽出し、そのブロックの領域と輝度指標値を示す画像を生成する。このため、輝度表示制御部150は、ブロック輝度算出部151と、MaxMin抽出部152と、表示情報生成部153とを備えている。
ブロック輝度算出部151は、例えば、図3に示すようなニー処理が施されていない映像信号に基づく画像500を、図4の画像510に示すように複数のブロックに分割して、それぞれのブロックごとに、輝度指標値を算出する。分割するブロック数は、ビデオ撮像装置10の処理能力、表示の見やすさ等の種々の条件によって定めることができる。また、輝度指標値としては、例えば、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値を用いることができる。
MaxMin抽出部152は、ブロック輝度算出部151が輝度指標値を算出した各ブロックから最も輝度指標値の高いブロックと、最も輝度指標値の低いブロックとを、その輝度指標値とともに抽出する。ただし、最も輝度指標値の高いブロックおよび最も輝度指標値の低いブロックのいずれかを抽出するようにしてもよい。特に、高輝度部分に注目する場合には、最も輝度指標値の高いブロックのみをその輝度指標値とともに抽出するようにすることができる。
表示情報生成部153は、露光ガイド表示用の画像として、MaxMin抽出部152によって抽出された最も輝度指標値の高いブロックおよび最も輝度指標値の低いブロックを示すカーソル画像と、最も輝度指標値の高いブロックの輝度指標値および最も輝度指標値の低いブロックの輝度指標値を示す画像とを生成する。
画像重畳部160は、表示情報生成部153が生成した露光ガイド表示用の画像と、画像処理部130から画像データバス135に出力されたニー処理後の映像信号に基づく画像とを重畳してビューファインダ170に出力する。
図5は、画像重畳部160が出力する画像520の一例を示す図である。この画像520がビューファインダ170に表示されることになる。本図では、ニー処理後の映像信号に基づく画像に、表示情報生成部153が生成した最も輝度指標値の高いブロックを示すカーソル521と、最も輝度指標値の低いブロックを示すカーソル522と、最も輝度指標値の高いブロックの輝度指標値523と、最も輝度指標値の低いブロックの輝度指標値524とが重畳されてビューファインダ170に表示される。
なお、カーソルは、撮影者が認識しやすくするために、色を付したり、太さを調整したり、影を付したりして表示するようにしてもよい。また、露光ガイド表示は、使用勝手がよくなるように、更新タイミングや反応を調整できるようにすることが望ましい。
撮影者は、ビューファインダ170に表示されるニー処理を施されていない映像の露光ガイド情報を参考にすることで、被写体の真の明るさを捉えることができ、ダイナミックレンジの広いフィルム撮影の感覚で露出の設定および撮影を行なうことができるようになる。例えば、露光ガイド情報を参考に、被写体の輝度信号レベルをほぼ飽和するように設定したり、背景部分の輝度を落としたりするように絞りを調整することができる。このような動作によって撮影者の意図通りに詳細に輝度調整が行なわれた映像を撮影することができるようになる。
出力端子180には、後段のデバイスに映像信号を伝送するために、画像データバス135に出力されたニー処理後の映像信号が入力される。露光ガイドは、撮影者のための情報であるため、出力端子180から出力される映像信号には、露光ガイド表示は含めないようにする。なお、ビデオ撮像装置10内に記録機構を設けて、出力端子180から出力される映像信号を記録するようにしてもよい。
図6は、第1実施例の処理の流れを説明するフローチャートである。ビデオ撮像装置10がモードの設定を受け付けるようにしておき、最大輝度値・最小輝度値の露光ガイド表示を行なうモードが撮影者により設定された場合に、以下に示す処理を行なうようにすることができる。
光学機構部110、イメージセンサ120で撮像処理(S101)が行なわれ、映像信号が画像処理部130に送り込まれる。画像処理部130では、A/D変換、フィルタ処理、色変換処理等の画像処理を施して映像信号を生成して、輝度表示制御部150に出力する。
また、画像処理部130では、さらにニー処理を施した映像信号も生成して(S103)、画像重畳部160および出力端子180に出力する。出力端子180に出力された映像信号は、後段のデバイスに伝送される。
輝度表示制御部150に送られたニー処理前の映像信号に基づく画像に対して、ブロック輝度算出部151が、所定のブロックに分割して、各ブロックの輝度指標値を算出する(S104)。上述のように輝度指標値は、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値を用いることができる。そして、MaxMin抽出部152が、最も輝度指標値の高いブロックと、最も輝度指標値の低いブロックとを、その輝度指標値とともに抽出する(S105)。次いで、表示情報生成部153が、露光ガイド表示用の画像として、MaxMin抽出部152によって抽出された最も輝度指標値の高いブロックおよび最も輝度指標値の低いブロックを示すカーソル画像と、最も輝度指標値の高いブロックの輝度指標値および最も輝度指標値の低いブロックの輝度指標値を示す画像とを生成する(S106)。
画像重畳部160は、画像データバス135から入力したニー処理後の映像信号に基づく画像と、輝度表示制御部150から入力した露光ガイド表示用の画像とを重畳する(S107)。そして、ビューファインダ170が、露光ガイド表示用画像が重畳されたニー処理後の画像を映像として表示する(S108)。以上の処理を、撮像が終了するまで(S109:Yes)繰り返すことにより、撮影者はリアルタイムで露光ガイド情報を取得することができる。
以上説明したように、第1実施例によれば、撮影者は、表示手段に表示される高輝度部圧縮を施されていない画像の露光ガイドを参考にすることで、被写体の真の明るさを捉えることができ、ビデオ撮像装置でありながら、ダイナミックレンジの広いフィルム撮影の感覚で露出の設定および撮影を行なうことができるようになる。
図7は、本発明を適用したビデオ撮像装置の第2実施例における構成を示すブロック図である。第1実施例と同じ構成については同じ符号を付し、説明は簡略化する。本図に示すように、ビデオ撮像装置20は、光学機構部110、イメージセンサ120、画像処理部130、画像メモリ140、輝度表示制御部250、画像重畳部260、ビューファインダ170、出力端子180および画像データバス133、画像データバス135を備えて構成される。
光学機構部110、イメージセンサ120、画像処理部130、ビューファインダ170、出力端子180、画像データバス133、画像データバス135は、第1実施例と同様とすることができ、画像処理部130は、第1実施例と同様にニー処理部132を備えている。
画像処理部130から画像データバス133に出力されたニー処理前の映像信号は、輝度表示制御部250に入力される。輝度表示制御部250は、映像信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、撮影者から任意のブロックの指定を受け付ける。そして、指定されたブロックを輝度表示対象ブロックとして設定し、設定したブロックの輝度指標値を算出する。そして、輝度表示対象ブロックの領域と輝度指標値を示す画像を生成する。このため、輝度表示制御部150は、ブロック指定受付部251と、ブロック輝度算出部252と、表示情報生成部253とを備えている。
ブロック指定受付部251は、例えば、図8の画像530に示すように、ブロックに対応したカーソル531を映像に重畳してビューファインダ170上に表示する。このカーソル531は、撮影者からの指示に基づいて上下左右に移動することができる。撮影者は、例えば、ビデオ撮像装置20に備えられた操作キー(図示せず)を操作することで輝度表示ブロックを任意のブロックに移動させることができる。ビデオ撮像装置20は、撮影者からこの操作を受け付けるための操作モードを用意しておくようにする。操作モード中には、例えば、カーソルを点滅表示させたり、カーソルの色を変化させたりすることで、撮影者の操作感を向上させることができる。
ブロック輝度算出部252は、輝度表示対象ブロックの輝度指標値を算出する。この輝度指標値算出は、ニー処理が施されていない300%程度のダイナミックレンジを有する映像信号を用いて行なう。輝度指標値としては、例えば、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値を用いることができる。
表示情報生成部253は、露光ガイド表示用の画像として、ブロック指定受付部251が輝度算出対象ブロックとして設定したブロックを示すカーソル画像と、輝度算出対象ブロックの輝度指標値を示す画像とを生成する。
画像重畳部260は、表示情報生成部253が生成した露光ガイド表示用の画像と、画像処理部130から画像データバス135に出力されたニー処理後の映像信号に基づく画像とを重畳してビューファインダ170に出力する。
図9は、画像重畳部160が出力する画像540の一例を示す図である。この画像540がビューファインダ170に表示されることになる。本図では、ニー処理後の映像信号に基づく画像に、表示情報生成部153が生成した輝度算出対象ブロックを示すカーソル541と、輝度算出対象ブロックの輝度指標値542とが重畳されてビューファインダ170に表示される。
なお、カーソル541は、撮影者が認識しやすくするために、色を付したり、太さを調整したり、影を付したりして表示するようにしてもよい。また、露光ガイド表示は、使用勝手がよくなるように、更新タイミングや反応を調整できるようにすることが望ましい。
撮影者は、ビューファインダ170に表示されるニー処理を施されていない映像の露光ガイド情報を参考にすることで、任意に指定可能な輝度算出対象ブロックに対応する被写体の真の明るさを捉えることができ、ダイナミックレンジの広いフィルム撮影の感覚で露出の設定および撮影を行なうことができるようになる。例えば、露光ガイド情報を参考に、被写体の輝度信号レベルをほぼ飽和するように設定したり、背景部分の輝度を落としたりするように絞りを調整することができる。このような動作によって撮影者の意図通りに詳細に輝度調整が行なわれた映像を撮影することができるようになる。
出力端子180には、後段のデバイスに映像信号を伝送するために、画像データバス135に出力されたニー処理後の映像信号が入力される。露光ガイドは、撮影者のための情報であるため、出力端子180から出力される映像信号には、露光ガイド表示は含めないようにする。なお、ビデオ撮像装置20内に記録機構を設けて、出力端子180から出力される映像信号を記録するようにしてもよい。
図10は、第2実施例の処理の流れを説明するフローチャートである。ビデオ撮像装置20がモードの設定を受け付けるようにしておき、輝度算出対象ブロックの露光ガイド表示を行なうモードが撮影者により設定された場合に、以下に示す処理を行なうようにすることができる。
撮影者から輝度算出対象ブロックの指定を受け付けた場合(S201:Yes)には、撮影者の操作に基づいて輝度算出対象ブロックの設定を行なう(S202)。なお、輝度算出対象ブロックの指定は、所定の操作を受け付けることで行なうことができる。輝度算出対象ブロックの指定を受け付けない場合(S201:No)には、設定済あるいはデフォルトの輝度算出対象ブロックを引き継ぐようにする。
光学機構部110、イメージセンサ120で撮像処理(S203)が行なわれ、映像信号が画像処理部130に送り込まれる。画像処理部130では、A/D変換、フィルタ処理、色変換処理等の画像処理を施して映像信号を生成して、輝度表示制御部250に出力する。
また、画像処理部130では、さらにニー処理を施した映像信号も生成して(S205)、画像重畳部260および出力端子180に出力する。出力端子180に出力された映像信号は、後段のデバイスに伝送される。
輝度表示制御部250に送られたニー処理前の映像信号に基づく画像に対して、ブロック輝度算出部252が、輝度算出対象ブロックの輝度指標値を算出する(S206)。そして、表示情報生成部253が、露光ガイド表示用の画像として、輝度算出対象ブロックを示すカーソル画像と、輝度算出対象ブロックの輝度指標値を示す画像とを生成する(S207)。
画像重畳部260は、画像データバス135から入力したニー処理後の映像信号に基づく画像と、輝度表示制御部250から入力した露光ガイド表示用の画像とを重畳する(S208)。そして、ビューファインダ170が、露光ガイド表示用画像が重畳されたニー処理後の画像を映像として表示する(S209)。以上の処理を、撮像が終了するまで(S210:Yes)、繰り返すことにより、撮影者はリアルタイムで任意に指定が可能な輝度算出対象ブロックについての露光ガイド情報を取得することができる。
以上説明したように、第2実施例によれば、撮影者は、表示手段に表示される高輝度部圧縮を施されていない画像の、任意に指定可能なブロックについての露光ガイドを参考にすることで、被写体の真の明るさを捉えることができ、ビデオ撮像装置でありながら、ダイナミックレンジの広いフィルム撮影の感覚で露出の設定および撮影を行なうことができるようになる。
図11は、本発明を適用したビデオ撮像装置の第3実施例における構成を示すブロック図である。第1実施例と同じ構成については同じ符号を付し、説明は簡略化する。本図に示すように、ビデオ撮像装置30は、光学機構部110、イメージセンサ120、画像処理部130、画像メモリ140、輝度表示制御部350、画像重畳部360、ビューファインダ170、出力端子180および画像データバス133、画像データバス135を備えて構成される。
光学機構部110、イメージセンサ120、画像処理部130、ビューファインダ170、出力端子180、画像データバス133、画像データバス135は、第1実施例と同様とすることができ、画像処理部130は、第1実施例と同様にニー処理部132を備えている。
画像処理部130から画像データバス133に出力されたニー処理前の映像信号は、輝度表示制御部350に入力される。輝度表示制御部350は、映像信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、撮影者から任意のブロックラインの指定を受け付ける。そして、指定されたブロックラインを輝度表示対象ブロックラインとして設定し、設定したブロックラインに含まれるブロックごとに輝度指標値を算出する。そして、輝度表示対象ブロックラインの領域と、輝度表示対象ブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値に基づくグラフ画像を生成する。このため、輝度表示制御部350は、ブロックライン指定受付部351と、ブロック輝度算出部352と、表示情報生成部353とを備えている。
ブロックライン指定受付部351は、例えば、図12の画像550に示すように、ブロックラインに対応したラインカーソル551を映像に重畳してビューファインダ170上に表示する。このラインカーソル551は、撮影者からの指示に基づいて上下に移動することができる。撮影者は、例えば、ビデオ撮像装置30に備えられた操作キー(図示せず)を操作することで輝度表示ブロックを任意のブロックラインに移動させることができる。ビデオ撮像装置30は、撮影者からこの操作を受け付けるための操作モードを用意しておくようにする。操作モード中には、例えば、ラインカーソルを点滅表示させたり、ラインカーソルの色を変化させたりすることで、撮影者の操作感を向上させることができる。
ブロック輝度算出部352は、輝度表示対象ブロックラインに含まれるブロックの輝度指標値をブロックごとに算出する。この輝度指標値は、ニー処理が施されていない300%程度のダイナミックレンジを有する映像信号を用いて行なう。また、輝度指標値としては、例えば、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値を用いることができる。
表示情報生成部353は、露光ガイド表示用の画像として、ブロック指定受付部251が輝度算出対象ブロックラインとして設定したブロックラインを示すラインカーソル画像と、輝度算出対象ブロックラインに含まれるブロックの輝度指標値を示すグラフ画像とを生成する。
画像重畳部360は、表示情報生成部353が生成した露光ガイド表示用の画像と、画像処理部130から画像データバス135に出力されたニー処理後の映像信号に基づく画像とを重畳してビューファインダ170に出力する。
図13は、画像重畳部160が出力する画像560の一例を示す図である。この画像560がビューファインダ170に表示されることになる。本図では、ニー処理後の映像信号に基づく画像に、表示情報生成部153が生成した輝度算出対象ブロックラインを示すカーソル561と、輝度算出対象ブロックラインに含まれるブロックの輝度指標値を示すグラフ562とが重畳されてビューファインダ170に表示される。
ここで、グラフ562は、映像の下側に映像に重ならないように表示させるようにしており、輝度算出対象ブロックラインの各ブロックに対応する並びと位置で、それぞれのブロック輝度を線グラフで表わしている。グラフ562の縦軸は0%〜300%の輝度値を示しており、輝度指標値が高いブロックほどグラフの値が大きくなるようになっている。
ラインカーソル561およびグラフ562は、撮影者が認識しやすくするために、色を付したり、太さを調整したり、影を付したりして表示するようにしてもよい。また、露光ガイド表示は、使用勝手がよくなるように、更新タイミングや反応を調整できるようにすることが望ましい。
図14は、画像重畳部160が出力する画像の別例を示す図である。本例では、画像570において、グラフ572を、ラインカーソル571の上側に、映像と重なるように表示させるようにしている。本例でも、輝度算出対象ブロックラインの各ブロックに対応する並びと位置で、それぞれのブロック輝度指標値を線グラフで表わしている。
図15は、画像重畳部160が出力する画像の別例を示す図である。本例では、画像580において、グラフ582を、映像の下側に映像に重ならないように表示させるようにしており、輝度算出対象ブロックラインの各ブロックに対応する並びと位置で、それぞれのブロック輝度指標値を棒グラフで表わしている。ただし、画像重畳部160が出力する画像は、これらに限られず、種々の形態を採用することができる。
撮影者は、ビューファインダ170に表示されるニー処理を施されていない映像の露光ガイド情報を参考にすることで、任意に指定可能な輝度算出対象ブロックラインに対応する被写体の真の明るさを捉えることができ、ダイナミックレンジの広いフィルム撮影の感覚で露出の設定および撮影を行なうことができるようになる。例えば、露光ガイド情報を参考に、被写体の輝度信号レベルをほぼ飽和するように設定したり、背景部分の輝度を落としたりするように絞りを調整することができる。このような動作によって撮影者の意図通りに詳細に輝度調整が行なわれた映像を撮影することができるようになる。
出力端子180には、後段のデバイスに映像信号を伝送するために、画像データバス135に出力されたニー処理後の映像信号が入力される。露光ガイドは、撮影者のための情報であるため、出力端子180から出力される映像信号には、露光ガイド表示は含めないようにする。なお、ビデオ撮像装置30内に記録機構を設けて、出力端子180から出力される映像信号を記録するようにしてもよい。
図16は、第3実施例の処理の流れを説明するフローチャートである。ビデオ撮像装置30がモードの設定を受け付けるようにしておき、輝度算出対象ブロックラインの露光ガイド表示を行なうモードが撮影者により設定された場合に、以下に示す処理を行なうようにすることができる。
撮影者から輝度算出対象ブロックラインの指定を受け付けた場合(S301:Yes)には、撮影者の操作に基づいて輝度算出対象ブロックラインの設定を行なう(S302)。なお、輝度算出対象ブロックラインの指定は、所定の操作を受け付けることで行なうことができる。輝度算出対象ブロックラインの指定を受け付けない場合(S301:No)には、設定済あるいはデフォルトの輝度算出対象ブロックラインを引き継ぐようにする。
光学機構部110、イメージセンサ120で撮像処理(S303)が行なわれ、映像信号が画像処理部130に送り込まれる。画像処理部130では、A/D変換、フィルタ処理、色変換処理等の画像処理を施して映像信号を生成して、輝度表示制御部350に出力する。
また、画像処理部130では、さらにニー処理を施した映像信号も生成して(S305)、画像重畳部360および出力端子180に出力する。出力端子180に出力された映像信号は、後段のデバイスに伝送される。
輝度表示制御部350に送られたニー処理前の映像信号に基づく画像に対して、ブロック輝度算出部352が、輝度算出対象ブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値を算出する(S306)。そして、表示情報生成部353が、露光ガイド表示用の画像として、輝度算出対象ブロックラインを示すラインカーソル画像と、輝度算出対象ブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値を示すグラフとを生成する(S307)。
画像重畳部360は、画像データバス135から入力したニー処理後の映像信号に基づく画像と、輝度表示制御部350から入力した露光ガイド表示用の画像とを重畳する(S308)。そして、ビューファインダ170が、露光ガイド表示用画像が重畳されたニー処理後の画像を映像として表示する(S309)。以上の処理を、撮像が終了するまで(S310:Yes)、繰り返すことにより、撮影者はリアルタイムで任意に指定が可能な輝度算出対象ブロックラインについての露光ガイド情報を取得することができる。
以上説明したように、第3実施例によれば、撮影者は、表示手段に表示される高輝度部圧縮を施されていない画像の、任意に指定可能なブロックラインについての露光ガイドを参考にすることで、被写体の真の明るさを捉えることができ、ビデオ撮像装置でありながら、ダイナミックレンジの広いフィルム撮影の感覚で露出の設定および撮影を行なうことができるようになる。
なお、上述の第1実施例〜第3実施例において、輝度表示制御部150、250、350のブロック輝度算出部151、252、352は、映像信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、それぞれのブロックで輝度指標値を算出している。この輝度指標値はブロック内の各画素の輝度値に基づいて算出される。ここで、各画素の輝度値の検出方法にはいくつかの方法が考えられるので、以下に輝度値検出のための構成例について説明する。
図17は、輝度値の検出のための構成例を示すブロック図である。図17(a)〜(c)はそれぞれ第1の構成例〜第3の構成例を示している。なお、本図では、画像処理部130および輝度表示制御部150、250、350の一部を抽出して記載している。
いずれの構成例においても画像処理部130では、イメージセンサ120が出力するRGB形式の映像信号に対して、γ処理部134a、134b、134cを用いてRGB毎にガンマ処理を行なって特性を補正する。そして、補正後のRGB形式の映像信号からY生成部135aが輝度信号Yに変換し、R−Y生成部135bが色差信号R−Yに変換し、B−Y生成部135cが色差信号B−Yに変換する。ニー処理部132は、Y生成部135aが出力する輝度信号Yに対してニー処理を施す。
図17(a)に示す第1の構成例では、輝度表示制御部150、250、350のブロック輝度算出部151、252、352は、ガンマ処理前のRGB形式の映像信号を入力し、Y生成部158を用いて輝度信号に変換し、各画素の輝度値を検出する。
図17(b)に示す第2の構成例では、輝度表示制御部150、250、350のブロック輝度算出部151、252、352は、画像処理部130のY生成部135aが変換した輝度信号Yを入力し、各画素の輝度値を検出する。
図17(c)に示す第3の構成例では、輝度表示制御部150、250、350のブロック輝度算出部151、252、352は、画像処理部130のγ処理部134a、134b、134cによるガンマ処理後のRGB形式の映像信号を入力し、Y生成部159を用いて輝度信号に変換し、各画素の輝度値を検出する。
第1実施例のビデオ撮像装置の構成を示すブロック図である。 ニー処理について説明する図である。 ニー処理が施されていない映像信号に基づく画像の一例を示す図である。 ブロックに分割された画像の一例を示す図である。 画像重畳部が出力し、ビューファインダに表示される重畳画像の一例を示す図である。 第1実施例の処理の流れを説明するフローチャートである。 第2実施例のビデオ撮像装置の構成を示すブロック図である。 輝度表示対象ブロックの指定受け付け画面の一例を示す図である。 画像重畳部が出力し、ビューファインダに表示される重畳画像の一例を示す図である。 第2実施例の処理の流れを説明するフローチャートである。 第3実施例のビデオ撮像装置の構成を示すブロック図である。 輝度表示対象ブロックラインの指定受け付け画面の一例を示す図である。 画像重畳部が出力し、ビューファインダに表示される重畳画像の一例を示す図である。 画像重畳部が出力し、ビューファインダに表示される重畳画像の別例を示す図である。 画像重畳部が出力し、ビューファインダに表示される重畳画像の別例を示す図である。 第3実施例の処理の流れを説明するフローチャートである。 輝度値の検出のための構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10…ビデオ撮像装置、20…ビデオ撮像装置、30…ビデオ撮像装置、110…光学機構部、120…イメージセンサ、130…画像処理部、132…ニー処理部、133…画像データバス、135…画像データバス、140…画像メモリ、150…輝度表示制御部、151…ブロック輝度算出部、152…MaxMin抽出部、153…表示情報生成部、160…画像重畳部、170…ビューファインダ、180…出力端子、250…輝度表示制御部、251…ブロック指定受付部、252…ブロック輝度算出部、253…表示情報生成部、260…画像重畳部、350…輝度表示制御部、351…ブロックライン指定受付部、352…ブロック輝度算出部、353…表示情報生成部、360…画像重畳部

Claims (12)

  1. 固定撮像素子と、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度部圧縮処理手段と、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロックごとの輝度指標値を算出するブロック輝度算出手段と、
    最も輝度指標値の高いブロックを、その輝度指標値とともに抽出するブロック抽出手段と、
    前記抽出されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成手段と、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳手段と、
    前記重畳画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とするビデオ撮像装置。
  2. 請求項1に記載のビデオ撮像装置であって、
    前記ブロック抽出手段は、さらに、最も輝度指標値の低いブロックを、その輝度指標値とともに抽出し、
    前記表示情報生成手段は、前記抽出されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とをさらに加えた露光ガイド表示用画像として生成することを特徴とするビデオ撮像装置。
  3. 固定撮像素子と、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度部圧縮処理手段と、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、所望のブロックの指定を受付けるブロック指定受付手段と、
    前記指定されたブロックの輝度指標値を算出するブロック輝度算出手段と、
    前記指定されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成手段と、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳手段と、
    前記重畳画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とするビデオ撮像装置。
  4. 固定撮像素子と、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度部圧縮処理手段と、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロック列で構成される所望のブロックラインの指定を受付けるブロックライン指定受付手段と、
    前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値をそれぞれ算出するブロック輝度算出手段と、
    前記指定されたブロックラインの領域を示す画像と前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成手段と、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳手段と、
    前記重畳画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とするビデオ撮像装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のビデオ撮像装置であって、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号を外部に出力する出力手段をさらに備えることを特徴とするビデオ撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のビデオ撮像装置であって、
    前記ブロック輝度算出手段が算出するブロックの輝度指標値は、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値であることを特徴とするビデオ撮像装置。
  7. 固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度圧縮ステップと、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロックごとの輝度指標値を算出するブロック輝度算出ステップと、
    最も輝度指標値の高いブロックを、その輝度指標値とともに抽出するブロック抽出ステップと、
    前記抽出されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成ステップと、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳ステップと、
    前記重畳画像を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする露光ガイド表示方法。
  8. 請求項7に記載の露光ガイド表示方法であって、
    前記ブロック抽出ステップでは、さらに、最も輝度指標値の低いブロックを、その輝度指標値とともに抽出し、
    前記表示情報生成ステップでは、前記抽出されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とをさらに加えた露光ガイド表示用画像として生成することを特徴とする露光ガイド表示方法。
  9. 固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度圧縮処理ステップと、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、所望のブロックの指定を受付けるブロック指定受付ステップと、
    前記指定されたブロックの輝度指標値を算出するブロック輝度算出ステップと、
    前記指定されたブロックの領域を示す画像とその輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成ステップと、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳ステップと、
    前記重畳画像を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする露光ガイド表示方法。
  10. 固定撮像素子の出力信号に基づく映像信号の高輝度部圧縮を行なう高輝度圧縮処理ステップと、
    前記固定撮像素子の出力信号に基づく画像を複数のブロックに分割し、ブロック列で構成される所望のブロックラインの指定を受付けるブロックライン指定受付ステップと、
    前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値をそれぞれ算出するブロック輝度算出ステップと、
    前記指定されたブロックラインの領域を示す画像と前記指定されたブロックラインに含まれる各ブロックの輝度指標値を示す画像とを露光ガイド表示用画像として生成する表示情報生成ステップと、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号に基づく画像と前記露光ガイド表示用画像とを重畳させた重畳画像を生成する画像重畳ステップと、
    前記重畳画像を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする露光ガイド表示方法。
  11. 請求項7〜10のいずれか1項に記載の露光ガイド表示方法であって、
    前記高輝度部圧縮が行なわれた映像信号を外部に出力する出力ステップをさらに含むことを特徴とする露光ガイド表示方法。
  12. 請求項7〜11のいずれか1項に記載の露光ガイド表示方法であって、
    前記ブロック輝度算出ステップにおいて算出するブロックの輝度指標値は、ブロック内の画素の平均輝度値あるいは最大輝度値であることを特徴とする露光ガイド表示方法。
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