JP4899953B2 - 産業車両のサスペンション装置及びリーチ型フォークリフト - Google Patents

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Description

本発明は、駆動輪と従動輪が車体のロール方向の揺動を許容する状態で車体に上下変位可能に懸架されている産業車両のサスペンション装置及びリーチ型フォークリフトに関するものである。
例えばリーチ型フォークリフトには前二輪・後一輪の3輪車タイプで、後一輪である駆動操舵輪の車幅方向所定距離離れた隣にキャスタ輪を備えるものがある。駆動操舵輪とキャスタ輪はサスペンション装置を介して上下変位可能な状態で車体に懸架されている。そして、本出願人は、この種のリーチ型フォークリフトにおいて駆動操舵輪とキャスタ輪の路面追従性を高めるべく、特許文献1の発明を提案している。特許文献1の発明では、駆動操舵輪とキャスタ輪を連結する回転軸に対し、駆動操舵輪の輪重に基づく回転力とキャスタ輪の輪重に基づく回転力を逆向きに入力する構成を採用している。
図10は、特許文献1で開示するサスペンション装置のキャスタ側構造を示す模式側面図である。特許文献1において、駆動操舵輪(図10には図示しない)は、ドライブユニットサポート(図10には図示しない)に回動可能に支持されており、ドライブユニットサポートは、回転軸としての第1回転軸40に対して一体回動可能に固定されている。一方、キャスタ20(キャスタ輪35)は、第2回転軸47を中心として上下に揺動可能なキャスタアーム48に対して回動可能に支持されている。また、第1回転軸40には、第1アーム部50を有するスプリングアーム46が固定されており、第1アーム部50の後面から突起51が上側斜め後方に突出している。そして、キャスタアーム48は、第2アーム部54を有し、当該第2アーム部54の下面にて第1アーム部50の突起51と接触(当接)している。この構造により、キャスタアーム48の回転力は、第2アーム部54、突起51及び第1アーム部50を介することで第1回転軸40に逆向きの回転力として伝達されるようになっている。
特開2001−191805号公報
特許文献1の構成を採用すれば、第1回転軸40のねじり反力を駆動操舵輪とキャスタ輪35の付勢に利用できることから、両輪の路面追従性を高めることができる。しかしながら、特許文献1では、キャスタ輪35の旋回時や前後進の切替え時、及び荷重が変化するリーチインやリーチアウトといった走行状態の時に、スプリングアーム46の突起51の先端とキャスタアーム48の第2アーム部54の下面とが接触する部位の擦れ(すべり)により異音が発生する場合があった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、従動側支持手段と動力伝達手段の接触部位における異音の発生を抑制し得る産業車両のサスペンション装置及びリーチ型フォークリフトを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動輪を有するドライブユニットと従動輪が車体のロール方向の揺動を許容するように車体に対して上下変位可能に懸架され、前記駆動輪と前記従動輪とを作動連結する回動軸には、前記ドライブユニットを支持する駆動側支持手段が連結されているとともに、前記従動輪を支持する従動側支持手段が支持軸に支持された状態で動力伝達手段を介して連結されており、前記回動軸の軸方向両側には、前記駆動側支持手段を介して前記駆動輪の輪重に基づき入力される回転力と、前記従動側支持手段を介して前記従動輪の輪重に基づき入力される回転力が互いに逆向きに入力され、前記2つの回転入力が釣り合うように前記回動軸が回動することにより前記駆動輪と前記従動輪が車体に対して上下逆向きに変位可能に構成された産業車両のサスペンション装置において、前記従動側支持手段と前記動力伝達手段は互いに接触した状態で配設され、前記従動側支持手段が変位したときの前記支持軸回りの回転力は、前記動力伝達手段を介して前記回動軸に対し逆向きの回転力として伝達されるようになっており、前記動力伝達手段は第1アーム部に形成した第1突起を有するように構成され、前記従動側支持手段は第2アーム部に形成した第2突起を有するように構成され、前記第1突起及び第2突起は互いに接触するように対向して配置され、前記第1アーム部と前記第2アーム部との間には前記第1突起及び前記第2突起を取り囲むようにスプリングが介装され、前記駆動輪及び従動輪が平坦な路面上に接地されている場合、前記従動側支持手段の前記第2突起と前記動力伝達手段の前記第1突起との接触点を、前記従動側支持手段を支持する前記支持軸の軸中心と前記動力伝達手段を支持する前記回動軸の軸中心とを結んだ中心線のほぼ線上に設定したことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の産業車両のサスペンション装置において、前記第1突起は先端が球面構造をなし、前記第2突起は先端が平面構造をなしていることを要旨とする。
これによれば、従動側支持手段と動力伝達手段の接触点が、回転軸の軸中心と支持軸の軸中心を結んだ中心線のほぼ線上に存在することにより、駆動側支持手段(動力伝達手段)が回転軸回りに回転するとともに従動側支持手段が支持軸回りに回転する場合であっても、従動側支持手段と動力伝達手段の相対変位量を小さくすることができる。したがって、従動側支持手段と動力伝達手段の接触部位における異音発生を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の産業車両のサスペンション装置において、前記第1突起は、前記第1アーム部に一体成形された支持部と、該支持部に嵌合されるストッパ部材とから構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、荷役装置を車体に対して前後動させるためのリーチ用駆動装置が設けられたリーチ型フォークリフトにおいて、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサスペンション装置を装備したことを要旨とする。
本発明によれば、従動側支持手段と動力伝達手段の接触部位における異音の発生を抑制することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図2,3に示すように、産業車両としてのリーチ型フォークリフト10(以下、フォークリフトという)は、前二輪・後一輪の3輪車タイプである。車体11の前部には左右一対のリーチレグ12が前方へ延出している。車体11の後部右部分には立席タイプの運転席(運転室)13が設けられている。運転席13の前側にあるインストルメントパネル11Aには荷役操作等のための操作レバー14が設けられ、運転席13の左隣に立設された収容ボックス11Bの上面にはハンドル(ステアリングホイール)15が設けられている。
車体11にはマスト装置16が左右一対のリーチレグ12に沿って前後方向に移動可能に装備されている。マスト装置16には車体11の底部車幅方向中央に配設されたリーチ用駆動装置としてのリーチシリンダ(油圧シリンダ)17のピストンロッド17aが連結されている。操作レバー14のうちリーチレバーを操作することでオイルコントロールバルブ(図示せず)からリーチシリンダ17に作動油が供給されてピストンロッド17aが伸縮駆動されることにより、マスト装置16は所定ストローク範囲内で前後に移動する。
左右の前輪18は従動輪で左右のリーチレグ12の先端部にそれぞれ取付けられている。後側一輪が操舵輪を兼ねた駆動輪としての駆動操舵輪19となっており、駆動操舵輪19は車幅方向左寄りにオフセットされて位置し、所定距離離れたその右隣には駆動操舵輪19と左右で対をなす従動輪としてのキャスタ20が設けられている。
図1,4,6に示すように、車体11を構成する車体フレーム21は、車体本体前後に配置されたフロントフレーム部22及びリアフレーム部23と、両フレーム部22,23を車幅方向略中央位置にて前後に連結し、運転席13と収容ボックス11Bとの区画線に沿って延びる支持フレーム部24とを有する。左右のリーチレグ12の下面には両者を連結するボトムプレート25が溶接されている。車体11の側面および後面(背面)は車体フレーム21に組付けられたパネル26により覆われている。
図4に示すように、車体11の前部下側にはバッテリ収容室27が前面開口状態で凹設されている。バッテリ収容室27の内部にはバッテリ28が車幅方向ほぼ一杯に配置された状態で収容されている。
車体11の後部にはサスペンション装置30が装備されている。サスペンション装置30は、車体11のロール方向の揺動を許容する状態に駆動操舵輪19とキャスタ20を車体フレーム21に対して上下変位可能に懸架している。
図1,4,5に示すように、サスペンション装置30は、駆動操舵輪19を下部に取り付けたドライブユニット31とキャスタ20とを、車体11のロール方向の揺動を許容するように車体11に対して上下変位可能な状態に作動連結する作動連結機構としてのサスペンション機構30Aを備えている。作動連結とは、一方の手段と他方の手段との間が、一方の手段から他方の手段へ動力伝達可能な状態で機構的に連結されていることをいう。
サスペンション機構30Aは、ドライブユニット31を支持する駆動側支持手段及びアームとしてのドライブユニットサポート41と、車体フレーム21に対して回転可能に支持された回動軸としての第1回転軸40と、支持軸としての第2回転軸47と、キャスタ20を支持する従動側支持手段を構成するキャスタアーム48とを備える。第1回転軸40は車幅の約1/2以上の長さで車幅中央に配置され、車体フレーム21に取付けられた4つの軸受42により、両端部と中寄り2箇所の計4箇所で支持されている。第2回転軸47は第1回転軸40の右側部分と対向する近接位置に第1回転軸40と平行に配置され、車体フレーム21に取付けられた2つの軸受52により両端部で支持されている。なお、本例における軸受42は、フレームに支持された軸受用ブラケットとその孔に挿着されたブッシュ(円筒)とからなる。
第1回転軸40は運転席13より前方にリーチシリンダ17よりも高い位置に配置されている。このため、第1回転軸40はリーチシリンダ17を運転席13の前方で交差している。第2回転軸47は運転席13の床板13aの下方に配置されている。
ドライブユニットサポート41の基部(下端部)43は第1回転軸40に対してスプライン嵌合またはセレーション結合により一体回動可能に固定され、ドライブユニットサポート41は第1回転軸40を中心として車幅方向と直交する面内を揺動可能となっている。そして、本実施形態では、ドライブユニットサポート41の基部43と第1回転軸40との連結固定部分が、ドライブユニットサポート41の揺動運動の運動起点となる運動起点構造部分となっている。
図4に示すようにドライブユニットサポート41は側面視略クランク形状で、基部43から上方へ延びる腕部44と、腕部44の上端から略水平に後方へ延びる支持台部45とを有する。ドライブユニット31は支持台部45に組付けられている。腕部44はドライブユニット31を前方から支持する状態にドライブユニット31の前側に上下に延びる状態に位置している。
ドライブユニット31は、支持台部45の上面に組付けられたドライブモータ32と、支持台部45の下面に水平面内で回動可能に支持されたギヤハウジング33とを備える。ギヤハウジング33の下部に駆動操舵輪19が回転可能に支持されている。ギヤハウジング33の上部に固定されたギヤホイール33aは、ハンドル15に対しユニバーサルジョイント(図示せず)によって連結されたステアリングシャフト下端のギヤ部(いずれも図示せず)と噛合しており、ハンドル15の回転操作に応じて駆動操舵輪19が操舵されるようになっている。
一方、図1,5,6に示すようにキャスタアーム48の基部53は第2回転軸47に対してスプライン嵌合またはセレーション結合により一体回動可能に連結されている。そして、キャスタアーム48は、第2回転軸47の軸中心R1を中心として上下に揺動可能となっている。キャスタアーム48は基部53から後方右側へ湾曲するように延びており、その後端部にはベアリング34を介してキャスタ20が水平面内を回動可能に支持されている。キャスタ20は1組のキャスタ輪35を有している。また、キャスタアーム48の基部53寄りの根元部分からは、第2アーム部54が上側斜め前方へ延出されている。そして、第2アーム部54の前面には、左右一対の第2突起51bが下側斜め前方へ突出されている。
第1回転軸40の右側部分にはスプリングアーム(伝達アーム)46の基部49がスプライン嵌合またはセレーション結合により固定され、第1回転軸40と一体回動可能に連結されている。スプリングアーム46は、第1回転軸40の軸中心R2を中心として回動(揺動)可能となっている。また、スプリングアーム46の基部49からはその回動半径方向下側に斜め後方へ第1アーム部50が延びている。そして、第1アーム部50の後面には、左右一対の第1突起51aが上側斜め後方に突出されている。第1突起51aは、第1アーム部50の後面に一体成形された支持部51cにストッパ部材51dを嵌合して構成されている。各第1突起51aは、第1アーム部50の後面と対向し、かつキャスタアーム48の第2アーム部54の前面から突出した各第2突起51bとそれぞれが当接するようになっている。これにより、スプリングアーム46とキャスタアーム48は、一方の第1突起51aとその第1突起51aに対向する一方の第2突起51bとの当接、及び他方の第1突起51aとその第1突起51aに対向する他方の第2突起51bとの当接により、接触点Sにて接触し合う。また、第1アーム部50(第1突起51a)と第2アーム部54(第2突起51b)との間には、スプリング部材55が介装されている。このスプリング部材55により、キャスタ20(キャスタ輪35)に路面から入力される細かな振動を吸収できるため、車体11が細かく振動し難くなる。
そして、キャスタアーム48の回転力は、第2アーム部54,第1突起51a、第2突起51b、及び第1アーム部50を介することで第1回転軸40に逆向きの回転力として伝達される。本実施形態では、第1アーム部50に形成した第1突起51aを有するスプリングアーム46により動力伝達手段が構成されるとともに、第2アーム部54に形成した第2突起51bを有するキャスタアーム48により従動側支持手段が構成される。
駆動操舵輪19とキャスタ輪35が路面に接地する状態では、駆動操舵輪19の輪重(正確には輪重により路面から受ける抗力)に基づく力が第1回転軸40の左側部分に図6における時計回り方向の回転力として入力され、キャスタ輪35の輪重に基づく力が第1回転軸40の右側部分に同図反時計回り方向の回転力として入力される。つまり、第1回転軸40にドライブユニットサポート41を介してその左側部分に入力される回転力と、キャスタアーム48から第2アーム部54、第1突起51a、第2突起51b、及び第1アーム部50を介してその右側部分に入力される回転力とが互いに逆向きになるようになっている。
また、サスペンション装置30は、フロントフレーム部22の後面に設けられたブラケット56と、ドライブユニットサポート41の支持台部45の上面に固定されたブラケット57との間に介装された輪重調整用スプリング58を備えている。輪重調整用スプリング58は、ドライブユニットサポート41の揺動軌跡の接線方向に軸線が平行となる斜めの姿勢で配設されており、その弾性力によりドライブユニットサポート41を下方へ付勢している。
サスペンション機構30Aは、駆動操舵輪19とキャスタ輪35によって後二輪で支えられる車両後部荷重から輪重調整用スプリング58の付勢力寄与分を差し引いた荷重を、駆動操舵輪19とキャスタ20とにほぼ等分に配分するリンク比に設定されている。すなわち、第2回転軸47からキャスタ20までの距離に、第1回転軸40から接触点Sまでの距離を第2回転軸47から接触点Sまでの距離で除した比を乗じた値が、第1回転軸40から駆動操舵輪19までの距離にほぼ等しくなるように設定されている。
サスペンション機構30Aを介した駆動操舵輪19とキャスタ輪35の輪重配分比率はほぼ等しいが、輪重調整用スプリング58の付勢力分が駆動操舵輪19の輪重として余分に加わるため、駆動操舵輪19の輪重が常にキャスタ輪35の輪重よりも一定値だけ大きくなるようになっている。
マスト装置16が最大積載荷重で最前位置にリーチした状態では、車両後部荷重がかなり小さくなるが、輪重調整用スプリング58の付勢力分の輪重が駆動操舵輪19の方に余分に付与されるため、駆動操舵輪19の輪重は常に必要最低限以上の値に確保される。そのため、駆動操舵輪19のスリップが起き難くなっている。
また、マスト装置16が空荷で最後退位置にある状態では、車両後部荷重が極めて大きくなるが、この後部荷重から輪重調整用スプリング58の付勢力分の一定値を差し引いた値の荷重を両輪19,20にほぼ等分に配分することになるので、キャスタ20の輪重配分比率が高まる。よって、駆動操舵輪19に規定値を超える輪重が付与されることがなくなる。
第1回転軸40はその左右両側に入力される駆動操舵輪19の輪重に基づく回転力と、キャスタ20の輪重に基づく回転力とが逆向きであることからねじれた状態に保持される。第1回転軸40のねじり反力は駆動操舵輪19およびキャスタ20の各輪重と釣り合っている。
第1回転軸40はその左右両側から入力される二入力(回転力)が釣り合うように回動し、駆動操舵輪19とキャスタ20を車体11に対して上方変位することで、駆動操舵輪19とキャスタ20の各々の輪重を好適な輪重比率に配分する。
第1回転軸40のねじれ量はその左右両側からの二入力の値が大きいほど大きく、そのねじれ量が大きいほど第1回転軸40のねじり反力が大きくなる。両輪19,20は第1回転軸40のねじり反力により路面を押圧するように付勢されている。なお、厳密にはドライブユニットサポート41及びドライブユニット31の重量も駆動操舵輪19の輪重に寄与し、キャスタアーム48の重量もキャスタ20の輪重に寄与している。
駆動操舵輪19とキャスタ20は第1回転軸40のねじり反力により路面に付勢されている。例えばフォークリフト走行時に、駆動操舵輪19が凸部に乗り上げると、キャスタ20及びキャスタアーム48が慣性力のために静止し続けようとするものの、駆動操舵輪19は第1回転軸40が一瞬ねじれることで凸部に追従するように上方変位する。そして第1回転軸40が余剰のねじれを開放しながらその左右両側の二入力が釣り合う位置まで回動することで、キャスタ20が若干遅れて車体11に対して下降変位し、キャスタ20の輪重が増える。
また、駆動操舵輪19が凹部に落ちたとき、キャスタ20及びキャスタアーム48が慣性力のために静止し続けようとするものの、駆動操舵輪19を路面に押圧付勢する第1回転軸40のねじれが開放されることで、駆動操舵輪19は凹部に追従する。そして第1回転軸40がねじれを復帰させながらその左右両側の二入力が釣り合う位置まで回動することで、キャスタ20が若干遅れて車体11に対して上方変位し、キャスタ20の輪重が減る。
また、キャスタ20が凸部に乗り上げたり凹部に落ちるときも同様で、第1回転軸40がねじれたりねじれを開放することで、キャスタ20の路面追従性が高まる。よって、駆動操舵輪19とキャスタ20の路面追従性が向上する。
このように構成した本実施形態のフォークリフト10では、スプリングアーム46(第1アーム部50)の各第1突起51aとキャスタアーム48(第2アーム部54)の各第2突起51bの各突出量が、次に説明するように設定されている。すなわち、前記突出量は、図6に示すように、第2回転軸47の軸中心R1と第1回転軸40の軸中心R2を直線Lで結んだ時に、その直線L上に第1突起51aと第2突起51bの接触点Sが存在するように設定されている。図6に示す状態は、フォークリフト10の組付け時の状態であり、この組付け時の状態はフォークリフト10が平坦な路面上に接地されている場合や、走行中において凸部への乗り上げ(突き上げ)及び凹部への落ち込みが生じていない場合である。
そして、図7及び図8に示すように、第1突起51aと第2突起51bの接触点Sは、第1回転軸40及び第2回転軸47に対して回転力が入力されると、図6の状態から変位する。図7は、駆動操舵輪19の突き上げ時の状態を示し、この状態において第1回転軸40には図7における時計回り方向の回転力が入力されるとともに、第2回転軸47には図7における反時計回り方向の回転力が入力される。これにより、接触点Sは、第1回転軸40の軸中心R2と第2回転軸47の軸中心R1を結んだ直線L上から後方寄り(図7において左方)に変位する。
一方、図8は、キャスタ輪35の突き上げ時の状態を示し、この状態において第1回転軸40には図8における反時計回り方向の回転力が入力されるとともに、第2回転軸47には図8における時計回り方向の回転力が入力される。これにより、接触点Sは、第1回転軸40の軸中心R2と第2回転軸47の軸中心R1を結んだ直線L上から前方寄り(図8において右方)に変位する。そして、図6の状態における接触点Sの位置は、第1回転軸40の軸中心R2と接触点Sとの距離、及び第2回転軸47の軸中心R1と接触点Sとの距離がそれぞれ最短距離となる位置に設定されている。すなわち、これらの距離は、図7の状態や図8の状態の時よりも短くなる。
以下、本実施形態の構造(以下、「本構造」と示す)と従来構造(図10に示す)について、スプリングアーム46とキャスタアーム48が回転した時の両アーム46,48の相対変位量の比較結果を図9(a)〜(c)にしたがって説明する。本実施形態のフォークリフト10では、図7に示す駆動操舵輪19の突き上げ時(以下、状態(1)と示す)と図8に示すキャスタ輪35の突き上げ時(以下、状態(2)と示す)において接触点Sの変位量が最大値を示す。そして、本実施形態では、状態(1)から状態(2)に切替わった際のスプリングアーム46側の接触点Sの変位量とキャスタアーム48側の接触点Sの変位量をそれぞれ算出し、これらの変位量を減算して得た値をスプリングアーム46とキャスタアーム48の相対変位量として算出している。図9(a)〜(c)に示す接触点Sの変位量の単位は「mm」であり、角度変位量の単位は「°」である。
図9(a)には、本構造において、状態(1)の時のスプリングアーム46(第1突起51a)側及びキャスタアーム48(第2突起51b)側の各接触点Sの変位量S1,S2と、状態(2)の時のスプリングアーム46側及びキャスタアーム48側の各接触点Sの変位量T1,T2を示している。変位量S1,S2は、図7に示すように、図6の状態から駆動操舵輪19が突き上げられた時の接触点Sの変位量を示す。一方、変位量T1,T2は、図8に示すように、図6の状態からキャスタ輪35が突き上げられた時の接触点Sの変位量を示す。状態(1)における接触点Sの変位は、キャスタアーム48が図7における反時計回り方向に回転し、その一方で、スプリングアーム46が図7における時計回り方向に回転することによって生じる。また、状態(2)における接触点Sの変位は、キャスタアーム48が図8における時計回り方向に回転し、その一方で、スプリングアーム46が図8における反時計回り方向に回転することによって生じる。
また、図9(a)において、角度変位量A1,A2は、図7に示すように、図6の状態から駆動操舵輪19が突き上げられた時のスプリングアーム46及びキャスタアーム48の各回転角度を示す。また、図9(a)において、角度変位量B1,B2は、図8に示すように、図6の状態からキャスタ輪35が突き上げられた時のスプリングアーム46及びキャスタアーム48の各回転角度を示す。
図9(b)には、図10に示す従来構造において、状態(1)の時のスプリングアーム46(突起51)側とキャスタアーム48(第2アーム部54の下面)側の接触点の変位量S1,S2と、状態(2)の時のスプリングアーム46側及びキャスタアーム48側の接触点の変位量T1,T2を示している。図9(b)に示す接触点の変位量S1,S2,T1,T2と角度変位量A1,A2,B1,B2は、図9(a)の本構造を用いて実験した時と同じ条件のもとで実験して得られた値である。なお、実験は、本構造及び従来構造において同じ条件で行ったが、構造上の違いによってキャスタアーム48の角度変位量A2,B2に若干の誤差が生じた。
図9(a),(b)に示す実験結果からは、本構造及び従来構造において状態(1)及び状態(2)の時のスプリングアーム46側の接触点Sの変位量S1,T1はほぼ同程度であることが分かる。一方、状態(1)及び状態(2)の時のキャスタアーム48側の接触点Sの変位量S2,T2は、本構造と従来構造において変化していることが分かる。
そして、図9(c)には、図9(a),(b)の実験結果をもとに算出した本構造及び従来構造におけるスプリングアーム46側の接触点Sの変位量とキャスタアーム48側の接触点Sの変位量を示している。図9(c)に示すスプリングアーム46側の接触点Sの変位量は、状態(1)の時の接触点Sの変位量S1と状態(2)の時の接触点Sの変位量T1を加算して算出される。本実験では、従来構造においてスプリングアーム46の接触点Sの変位量が「15.8」となり、本構造においてスプリングアーム46の接触点Sの変位量が「15.67」となった。これらの接触点Sの変位量は、状態(1)から状態(2)に切替わった際に、スプリングアーム46側の接触点Sが変位する最大量を示している。
一方、キャスタアーム48側の接触点Sの変位量は、状態(1)の時の接触点Sの変位量S2と状態(2)の時の接触点Sの変位量T2を加算して算出される。本実験では、従来構造においてキャスタアーム48側の接触点Sの変位量が「7.3」となり、本構造においてキャスタアーム48側の接触点Sの変位量が「15.99」となった。これらの接触点Sの変位量は、状態(1)から状態(2)に切替わった際に、キャスタアーム48側の接触点Sが変位する最大量を示している。
そして、図9(c)に示すように、従来構造及び本構造におけるスプリングアーム46とキャスタアーム48の相対変位量を算出すると、従来構造では相対変位量が「8.5」となり、本構造では相対変位量が「0.32」となる。この結果、本構造では、スプリングアーム46とキャスタアーム48の相対変位量が従来構造に比べて極めて小さくなっていることが分かる。そして、本構造における相対変位量は、略「0(零)」に近い値を示す。これは、状態(1)及び状態(2)の時にスプリングアーム46とキャスタアーム48が回転(揺動)する際、第1突起51aと第2突起51bとの間に擦れ(すべり)が殆ど生じないことを示す。その結果、本構造では、従来構造に比して接触部位(第1突起51aと第2突起51b)における異音発生が抑制されることになる。一方、従来構造では、相対変位量が大きくなっていることから、スプリングアーム46とキャスタアーム48が擦れ(すべり)易く、その擦れによって異音が発生し易くなっている。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)スプリングアーム46(第1突起51a)とキャスタアーム48(第2突起51b)の接触点Sを、第1回転軸40の軸中心R2と第2回転軸47の軸中心R1を結んだ直線L上に設定した。このため、スプリングアーム46が第1回転軸40回りに回転し、かつキャスタアーム48が第2回転軸47回りに回転し、接触点Sが変位する場合であっても、スプリングアーム46とキャスタアーム48の相対変位量をほぼ0(零)の状態にすることができる。したがって、スプリングアーム46の第1突起51aとキャスタアーム48の第2突起51bの接触部位において擦れ(すべり)が殆ど生じない。その結果、接触部位における異音発生を抑制することができる。
(2)駆動操舵輪19とキャスタ20が路面に接地した状態では第1回転軸40がねじれた状態に保たれるため、第1回転軸40のねじり反力により駆動操舵輪19とキャスタ20は路面に押しつけられる方向に付勢される。このため、フォークリフト10が走行する際、駆動操舵輪19とキャスタ20の路面追従性を高めることができる。よって、従来に比べ凹凸路面走行時の走行安定性を高めることができる。そして、本実施形態では、第1回転軸40が車幅方向に沿って延びるように配置された比較的長尺の軸でしかも軸長方向両側から逆向きの回転力が入力されてねじれ易いので、そのねじり反力を駆動操舵輪19とキャスタ20の付勢に好適に利用できる。
(3)サスペンション機構30Aが前方を迂回する平面視で略コ字形状に配置された構造で、ドライブユニットサポート41の運動起点構造部分がドライブユニット31の前方に位置する。よって、ドライブユニットサポート41がドライブユニット31を前方から支持するように配置され、ドライブユニットサポート41の腕部44がドライブユニット31の前側を上下に延びる状態に配置されるので、運転席13を車幅方向に広くすることができる。
(4)サスペンション機構30Aが前方を迂回する平面視で略コ字形状に配置された構造で、第1回転軸40がリーチシリンダ17と運転席13よりも前方で交差している。従来はサスペンション装置の構成部品(ロアリンク等)が床面下に配置され、床面下でリーチシリンダと交差していたため、運転席13の床面が高くなっていた。これに対し、本実施形態によれば、第1回転軸40が床面下を通らず運転席13の前方でリーチシリンダ17と交差しているので、運転席13の床面を低くすることができる。
(5)駆動操舵輪19とキャスタ20との間に平行リンク機構が介在せず、回転軸40の回動を利用するサスペンション機構30Aを採用するので、平行リンク機構方式のものに比べ、従来同様に輪重配分機能を備える割にサスペンション装置30を簡単な構造にすることができる。さらに駆動操舵輪19とキャスタ20を回動軸(第1回転軸40)に対し同じ側に位置させた状態に回動軸を配置できることから、サスペンション装置30をコンパクトにレイアウトすることができる。
(6)第1回転軸40を中心として揺動するドライブユニットサポート41により、ドライブユニット31を前方から支持し、駆動操舵輪19が車幅方向と直交する面内で揺動するようにしたので、直進走行時に駆動操舵輪19が接地面に対して傾倒することがなく、駆動操舵輪19のタイヤの偏摩耗を防ぎ易くすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、図6の状態における接触点Sの位置を直線Lから外れた位置に設定しても良い。具体的には、スプリングアーム46とキャスタアーム48の相対変位量が「0(零)〜2mm」の範囲の数値を示すように設定することが好ましく、実施形態のように直線L上に設定することがより好ましい。なお、相対変位量を「0(零)〜2mm」の範囲とするためには、接触点Sの位置を直線Lに対し直交する線上に沿って直線Lからおおよそ「−7mm〜7mm」の範囲で外れた位置に設定すれば良い。
○ サスペンション機構の車両後部荷重の配分比(リンク比)は略等分に限定されない。輪重調整用スプリングの付勢力を含め、車両重心が最も前方に位置するときに駆動輪(駆動操舵輪19)に必要最低限以上の輪重が確保され、車両重心が最も後方に位置するときに駆動輪(駆動操舵輪19)に規定値(許容値)を超える輪重がかからないように従動輪(キャスタ20)の輪重を増やせられる適宜な配分比(リンク比)に設定できる。
○ 駆動輪は駆動操舵輪である必要はない。操舵輪を兼ねない駆動輪であってもよい。この場合、運転席の下方にはキャスタでない従動輪を配置する。
○ リーチ用駆動装置は油圧シリンダに限定されない。例えばモータを動力とするパワーシリンダでもよい。要するに荷役装置を前後動させることができる装置であれば足りる。
○ サスペンション装置を設ける産業車両は、左右前輪または左右後輪が駆動輪と従動輪で構成されるとともに従動輪の上方に運転席が設けられた産業車両であればよく、リーチ型フォークリフトに限定されない。例えば荷役装置が前後動する機能のないフォークリフトに採用することができる。また、フォークリフト以外の産業車両でもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記駆動側支持手段は、前記駆動輪が車幅方向と直交する面内を揺動可能な状態に前記ドライブユニットを支持し、前記回動軸と連動して揺動するアームである請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の産業車両のサスペンション装置。
(ロ)前記従動輪の上方に運転席の床面が配置されるとともに運転席の床面と車幅方向に外れた位置に前記駆動輪が配置されており、前記ドライブユニットを支持する前記駆動側支持手段の変位運動の起点となる運動起点構造部分が、前記ドライブユニットの前側に位置している請求項1〜3、及び前記技術的思想(イ)のうちいずれか一項に記載の産業車両のサスペンション装置。
(ハ)産業車両には荷役装置を車体に対して前後動させるためのリーチ用駆動装置が設けられるとともに、前記従動輪の上方に運転席の床面が配置されており、前記駆動側支持手段と前記従動側支持手段との間を作動連結する少なくとも前記回動軸を含む作動連結機構は、前記運転席と前後方向に外れた位置において前記リーチ用駆動装置と交差している請求項1〜3、及び前記技術的思想(イ)のうちいずれか一項に記載の産業車両のサスペンション装置。
実施形態のサスペンション装置を示す一部破断模式平面図。 リーチ型フォークリフトの側面図。 リーチ型フォークリフトの平面図。 サスペンション装置を示す模式側面図。 サスペンション装置を示す模式背面図。 サスペンション装置のキャスタ側構造を示す模式側面図。 駆動操舵輪の突き上げ時における接触点の変位状態を示す模式図。 キャスタ輪の突き上げ時における接触点の変位状態を示す模式図。 (a)〜(c)は、実施形態の構造と従来構造における接触点の変位状態を実験により求めた結果を示す説明図。 従来のサスペンション装置のキャスタ側構造を示す模式側面図。
符号の説明
10…リーチ型フォークリフト、11…車体、13…運転席、13a…床板、16…マスト装置、17…リーチシリンダ、19…駆動操舵輪、20…キャスタ、21…車体フレーム、30…サスペンション装置、30A…サスペンション機構、31…ドライブユニット、40…第1回動軸、41…ドライブユニットサポート、46…スプリングアーム、47…第2回転軸、48…キャスタアーム、51a…第1突起、51b…第2突起、54…第2アーム部、58…輪重調整用スプリング、S…接触点、R1,R2…軸中心。

Claims (4)

  1. 駆動輪を有するドライブユニットと従動輪が車体のロール方向の揺動を許容するように車体に対して上下変位可能に懸架され、前記駆動輪と前記従動輪とを作動連結する回動軸には、前記ドライブユニットを支持する駆動側支持手段が連結されているとともに、前記従動輪を支持する従動側支持手段が支持軸に支持された状態で動力伝達手段を介して連結されており、前記回動軸の軸方向両側には、前記駆動側支持手段を介して前記駆動輪の輪重に基づき入力される回転力と、前記従動側支持手段を介して前記従動輪の輪重に基づき入力される回転力が互いに逆向きに入力され、前記2つの回転入力が釣り合うように前記回動軸が回動することにより前記駆動輪と前記従動輪が車体に対して上下逆向きに変位可能に構成された産業車両のサスペンション装置において、
    前記従動側支持手段と前記動力伝達手段は互いに接触した状態で配設され、前記従動側支持手段が変位したときの前記支持軸回りの回転力は、前記動力伝達手段を介して前記回動軸に対し逆向きの回転力として伝達されるようになっており、
    前記動力伝達手段は第1アーム部に形成した第1突起を有するように構成され、前記従動側支持手段は第2アーム部に形成した第2突起を有するように構成され、前記第1突起及び第2突起は互いに接触するように対向して配置され、前記第1アーム部と前記第2アーム部との間には前記第1突起及び前記第2突起を取り囲むようにスプリングが介装され、
    前記駆動輪及び従動輪が平坦な路面上に接地されている場合、前記従動側支持手段の前記第2突起と前記動力伝達手段の前記第1突起との接触点を、前記従動側支持手段を支持する前記支持軸の軸中心と前記動力伝達手段を支持する前記回動軸の軸中心とを結んだ中心線のほぼ線上に設定したことを特徴とする産業車両のサスペンション装置。
  2. 前記第1突起は先端が球面構造をなし、前記第2突起は先端が平面構造をなしていることを特徴とする請求項1に記載の産業車両のサスペンション装置。
  3. 前記第1突起は、前記第1アーム部に一体成形された支持部と、該支持部に嵌合されるストッパ部材とから構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の産業車両のサスペンション装置。
  4. 荷役装置を車体に対して前後動させるためのリーチ用駆動装置が設けられたリーチ型フォークリフトにおいて、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のサスペンション装置を装備したことを特徴とするリーチ型フォークリフト。
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