JP4899298B2 - 太陽電池用バックシートの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池の製造に用いるバックシートに関し、特に耐候性があり且つ廉価である太陽電池用バックシート及びその製造方法及びその太陽電池用バックシートを用いた太陽電池に関する。
一般に、シリコン系の太陽電池は、例えば、図4の側断面図に示すように、その太陽電池の表面側から順に、透明なガラス基板1の片面にパターン状に設けたITO薄膜等の表面透明電極パターン2と、各々表面透明電極パターン2上に設けたシリコン薄膜パターン3(アモルファスシリコン)と、該シリコン薄膜パターン3上に前記各々表面透明電極パターン2と電気的に接続した裏面透明電極パターン4と、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等からなる充填材5と、プラスチックシートからなるバックシート6とからなる積層構造の太陽電池モジュールにより構成されている。
太陽電池のバックシート6は、太陽電池モジュールの起電部分であるシリコン薄膜パターン3の湿度による劣化を防止するために、太陽電池モジュールの裏面側に配置されていて、水蒸気バリア性やガスバリア性の機能を持ったシートが用いられている。
そして、各々シリコン薄膜パターン3は、その表面側の透明電極パターン2と裏面側の透明電極パターン4とにより挟まれて直列に配置されて、各々シリコン薄膜パターン3の太陽エネルギーによる光電効果によって電位差を発生させるものである。
太陽電池の起電部分であるシリコン薄膜パターン3は、ガラス基板1側から入射した太陽光線Lを電気エネルギーに変換するものであるが、その際に、シリコン薄膜パターン3の表面側から裏面側に通過した太陽光線Lが、さらに、そのシリコン薄膜パターン3の裏面側にて、充填材5やバックシート6によって反射して、その反射光が、再度シリコン薄膜パターン3の裏面側に戻ってきた際にも起電することが判っている。
そのために太陽電池の表面から太陽電池モジュールのシリコン薄膜パターン3裏面側に透過した太陽光線Lの反射を良くし、発電効率を向上させるために、シリコン薄膜パターン3の裏面側に設けるエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等からなる充填材5を白くしたり、また、シリコン薄膜パターン3の裏面側に設けるプラスチックシートからなるバックシート6に酸化チタン等を添加したり微細気泡成形させたりして対応している。
しかしながら、白色の充填材5や、プラスチックシートに酸化チタンを添加したり、微細気泡成形させた白色のバックシート6は、通常のナチュラルな(白色着色材が添加されていない)EVAや、酸化チタン等を添加したり、微細気泡成形していないナチュラルなバックシートよりも、価格が高く、太陽電池のコストを高くさせる原因となっている。
また、そのような白色化した充填材5やバックシート6を製造する場合には、ある程度以上の製造ロットが必要なために、小ロット対応が難しいものであった。
また、プラスチックシートからなるバックシート6を白色化する別の方法としては、太陽電池の裏面側の充填材5側から順に、ポリエチレンテレフタレートフィルム/無機蒸着フィルム(バリアフィルム)/耐候性ポリエチレンテレフタレートフィルム等の樹脂フィルムを積層してプラスチックシートを積層形成する際に、1枚の樹脂フィルム又はそれ以上の枚数の樹脂フィルムに白色印刷層を施すことが検討がされているが、太陽電池が、長
期間の風雨に晒されることにより白色印刷層自体が脆弱になり、印刷層が凝集剥離を起こし易く実用化には至っていない。
例えば、グラビア印刷方式により白色インキを用いて1枚の樹脂フィルムに白色印刷層を施したプラスチックシートからなるバックシート6のフィルム積層構成例としては、図5に示すように、太陽電池の裏面側の充填材5側から順に、ポリエチレンテレフタレートフィルム7/白色印刷層8/無機蒸着樹脂フィルム(バリアフィルム)9/耐候性ポリエチレンテレフタレートフィルム10を積層して白色化したバックシートがある。
ところで、このような積層構造の太陽電池の製造工程においては、ガラス基板1と充填材4とバックシート6とを積層して、それらを架橋させて接着固化するために、加熱処理(加熱ラミネート)を行っている。
その際に、熱収縮性の大きい樹脂フィルムを貼り合わせて積層形成したバックシート6を用いると、加熱処理の熱によってバックシートが熱収縮を起こし、皺やシートの歪み等の発生の原因となるものである。
そのために、樹脂フィルムを貼り合わせてバックシートを積層形成するために使用する各樹脂フィルムに対しては、各樹脂フィルムの貼り合わせ工程前に、樹脂フィルムを加熱オープンに導入して熱収縮を発生させ、次に熱が掛かった際に起こる収縮を小さく抑えるために、熱収縮性を抑制するためのアニール処理が必須となる。
本発明の請求項1に係る発明は、第1の第1の樹脂フィルム層11の片面又は両面に樹脂として、エポキシ、フェノール、アクリル、ポリエステル、アルキッド、アミノ樹脂を単体又は2種以上組み合わせて使用した熱架橋硬化型白色塗料を塗布して白色着色層12を形成する着色層塗布工程と、該白色着色層12を塗布した前記第1の樹脂フィルム層11を加熱オーブン中に導入し、該加熱オーブン中の熱により、該白色着色層12を加熱硬膜処理して耐候性及び耐加水分解性を付与すると同時に、該第1の樹脂フィルム層11を加熱アニール処理して低収縮性を付与する加熱処理工程と、無機酸化物を樹脂フィルムに薄膜蒸着して形成したガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13を前記第1の樹脂フィルム層11面にラミネートする第1のラミネート工程と、加熱アニール処理が施されていない若しくは予め加熱アニール処理されて低収縮性が付与されている第2の樹脂フィルム層14を、前記ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13面にラミネートする第2のラミネート工程とを含むことを特徴とする太陽電池用バックシートの製造方法である。
本発明の請求項2に係る発明は、アニール処理されていない樹脂フィルム層14の片面又は両面に樹脂として、エポキシ、フェノール、アクリル、ポリエステル、アルキッド、アミノ樹脂を単体又は2種以上組み合わせて使用した熱架橋硬化型白色塗料を塗布して白色着色層12を形成する着色層塗布工程と、該白色着色層12を塗布した前記樹脂フィルム層14を加熱オーブン中に導入し、該加熱オーブン中の熱により、該白色着色層12を加熱硬膜処理して耐候性及び耐加水分解性を付与すると同時に、該樹脂フィルム層14を加熱アニール処理して低収縮性を付与する加熱処理工程と、無機酸化物を樹脂フィルムに薄膜蒸着して形成したガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13を、前記樹脂フィルム層14面にラミネートするラミネート工程とを含むことを特徴とする太陽電池用バックシートの製造方法である。
本発明の太陽電池用バックシートによれば、太陽電池のバックシートを形成するために使用する各樹脂フィルムに対して行うアニール処理における加熱オープン熱を利用して、バックシートの白色着色層の層膜の焼き付けによる硬膜処理と、その樹脂フィルム層のアニール処理とを同時に行うものであり、その加熱操作によって、硬膜処理された白色着色層は皮膜強度が向上し、また耐候性と耐加水分解性が向上し、前記加熱操作により、同時に樹脂フィルムはアニール処理されて、フィルムに低収縮性を付与することができ、この加熱操作によって、白色着色層の耐候性及び耐加水分解性の付与と、樹脂フィルムの低収縮性の付与とを同時に達成することができ、このようなバックシートの積層構成の改良、及びバックシートの製造工程の改良により、バックシートの製造加工効率の良好な低価格の太陽電池用バックシートを提供できるものである。
本発明を実施の形態に基づいて以下に詳細に説明すれば、本発明の太陽電池用バックシートの一実施の形態は、図1(a)のバックシート6の積層断面図に示すように、第1の樹脂フィルム層11と、該第1の樹脂フィルム層11の片面に塗布形成した白色着色層12と、無機酸化物を樹脂フィルム13aに薄膜蒸着して形成した無機酸化物蒸着層13bを備えたガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13と、第2の樹脂フィルム層14とから構成されている。
また、本発明の太陽電池用バックシートの他の実施の形態は、図1(b)のバックシート6の積層断面図に示すように、第1の樹脂フィルム層11と、該第1の樹脂フィルム層11の両面に塗布形成した白色着色層12と、無機酸化物を樹脂フィルム13aに薄膜蒸着して形成した無機酸化物蒸着層13bを備えたガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13と、第2の樹脂フィルム層14とから構成されている。
そして、少なくとも、前記第1の樹脂フィルム層11の片面又は両面に塗布形成した白色着色層12は、該第1の樹脂フィルム層11面に熱架橋硬化型白色塗料を塗布した後に加熱操作によって加熱硬膜処理することにより、耐候性及び耐加水分解性が付与されて形成され、また、前記第1の樹脂フィルム層11と第2の樹脂フィルム層14は、そのいずれか一方、若しくは両方が、前記加熱操作による硬膜処理と同時に、その加熱操作によって加熱アニール処理されていて、そのアニール処理によりフィルムの低収縮性が付与されているものである。
前記第1の樹脂フィルム層11、第2の樹脂フィルム層14は透明な樹脂フィルムであってもよいし、半透明乃至不透明な樹脂フィルムであってもよい。また、前記ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13も透明性のある樹脂フィルムであってもよいし、半透明乃至不透明な樹脂フィルムであってもよい。
また、本発明の太陽電池用バックシートのその他の実施の形態は、図2(a)のバックシート6の積層断面図に示すように、無機酸化物を樹脂フィルム13aに薄膜蒸着して形成した無機酸化物蒸着層13bを備えたガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13と、該樹脂フィルム層13の片面にラミネートした樹脂フィルム層14と、該樹脂フィルム層14の片面に塗布形成した白色着色層12とから構成されているものである。
また、本発明の太陽電池用バックシートのその他の実施の形態は、図2(b)のバックシート6の積層断面図に示すように、無機酸化物を樹脂フィルム13aに薄膜蒸着して形成した無機酸化物蒸着層13bを備えたガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13と、該樹脂フィルム層13の片面にラミネートした樹脂フィルム層14と、該樹脂フィルム層14の両面に塗布形成した白色着色層12とから構成されているものである。
そして、少なくとも、前記樹脂フィルム層14の片面又は両面に塗布形成した白色着色層12は、該樹脂フィルム層14面に熱架橋硬化型白色塗料を塗布した後に、加熱操作により加熱硬膜処理することにより耐候性及び耐加水分解性が付与されて形成され、また、前記樹脂フィルム層14は、前記加熱操作により加熱アニール処理されていて、そのアニール処理により、フィルムの低収縮性が付与されているものである。
前記樹脂フィルム層14は、透明な樹脂フィルムであってもよいし、半透明乃至不透明な樹脂フィルムであってもよい。また、前記ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13も、透明性のある樹脂フィルムであってもよいし、半透明乃至不透明な樹脂フィルムであってもよい。
本発明の太陽電池用バックシートの製造方法を、その発明の一実施の形態に基づいて以下に詳細に説明する。
まず、着色層塗布工程において、グラビアコーター、ロールコーターなどのコーティング装置を用いて、図1(a)、又は図1(b)に示すように、巻取状の第1の樹脂フィルム層11の片面又は両面に、熱架橋硬化型の白色塗料を塗布して白色着色層12を形成する。
続いて、加熱処理工程において、前記白色着色層12を塗布した第1の樹脂フィルム層11を加熱操作用の加熱手段に導入して、加熱手段の加熱オーブン中にて、該第1の樹脂フィルム層11を加熱(100℃〜160℃、1分間〜5分間)することによりアニール処理を施し、該第1の樹脂フィルム層11に低収縮性を付与する。
同時に、前記加熱操作用の加熱手段の加熱オーブン中にて、該第1の樹脂フィルム層11の片面又は両面に塗布した前記白色着色層12を加熱して焼き付け、該白色着色層12を硬膜処理して白色着色層12の層膜を強化し、該白色着色層12に耐候性及び耐加水分解性を付与する。特に太陽電池は風雨に晒されるために、白色着色層12は耐候性及び耐加水分解性を向上させておく必要がある。
続いて、第1ラミネート工程において、硬膜処理した白色着色層12を積層した第1の樹脂フィルム層11と、無機酸化物を樹脂フィルムに薄膜蒸着して形成したガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13とを第1加熱ラミネート手段に導入して、該第1の樹脂フィルム層11の白色着色層12面にガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13を、接着剤(感熱接着剤)を介してラミネートする。なお、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13の第1の樹脂フィルム層11とのラミネート面は、樹脂フィルム層13の薄膜蒸着層側と樹脂フィルム層13側のいずれでもよい。
続いて、第2ラミネート工程において、耐候性及び耐加水分解性を付与した白色着色層12と、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13とを積層した前記第1の樹脂フィルム層11と、加熱アニール処理が施されていない第2の樹脂フィルム層14若しくは予め加熱アニール処理により低収縮性が付与されている第2の樹脂フィルム層14とを、第2加熱ラミネート手段に導入して、前記第1の樹脂フィルム層11のガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13面に第2の樹脂フィルム層14を、接着剤(感熱接着剤)を介してラミネートすることにより、図1(a)又は図1(b)に示す本発明の太陽電池用バックシートが製造される。
前記ポリエチレンテレフタレートフィルムによる第1の樹脂フィルム11としては、アニール処理後に、熱収縮が、MD(マシーンディスタンス;1.0%以下)、TD(スルーディスタンス;0.5%以下)になる樹脂フィルムが望ましいものであるが、素材としては特に限定せず、代表的なものとして、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリメチル、ペンテン、ポリエチレンナフタレート等の樹脂フィルムが挙げられる。
前記熱架橋硬化型の白色塗料としては、焼き付け用の白色塗料が使用でき、この焼き付け用白色塗料の主となる樹脂成分及び白色顔料は、本発明においては特に限定するものではないが、樹脂としては、例えば、エポキシ、フェノール、アクリル、ポリエステル、アルキッド、アミノ等の樹脂を単体、又は2種以上、組み合わせて使用することができ、また、白色顔料としては、例えば、酸化チタン等が化学的に安定していて望ましい。
焼き付け用の白色塗料の焼き付け温度tb は、その塗料固有の適正な焼き付け温度より
もかなり低い場合には、白色塗料による白色着色層12の塗膜が完全に架橋せず、経時的に又はヒートショックにより塗膜の強度が低下して、その白色着色層12面に後において積層ラミネートされる樹脂フィルムとのデラミネーション(剥離)の原因となる。
そのため、第1の樹脂フィルム層11面に塗工形成された白色着色層12の焼き付け用白色塗料の焼き付け温度tb は、その塗料固有の適正な焼き付け温度に設定して焼き付け処理を行う必要があるが、本発明においては、焼き付け処理と同時に、同じ加熱オーブン中にて第1の樹脂フィルム層11に対するアニール処理を行うため、加熱手段の加熱オーブン中の設定温度を、樹脂フィルムアニール処理のための許容最高加熱温度ta より高い温度に設定することは樹脂フィルム性能の劣化を招くために望ましくない。
そこで、本発明においては、加熱手段の加熱オーブン中の設定温度は、焼き付け用の白色塗料固有の最低焼き付け温度 mintb 以上の温度であって、且つ、少なくとも樹脂フィルムアニール処理のための許容最高加熱温度ta よりも低く設定するものである。
ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13としてラミネートされる水蒸気バリア性及びガスバリア性を有する樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂フィルム基材面に、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなどの無機酸化物を薄膜蒸着してバリア性を付与した蒸着樹脂フィルムを使用することができ、本発明においては、特に限定するものではないが、例えば、酸化珪素を樹脂フィルムに薄膜蒸着したガスバリア性蒸着樹脂フィルムとして、GLフィルム(凸版印刷(株)製)、テックバリア(三菱樹脂(株)製)、MOS(尾池産業(株)製)、エコシアール(東洋紡績(株)製)、バリアロックス(東メタ(株)製)、コーバリア(興人(株)製)、セネシシリーズ(ダイセル化学(株)製)、ベセーラ(呉羽(株)製)などが使用できる。
第2の樹脂フィルム層14を形成するための樹脂フィルムは、加熱することにより予めフィルムを収縮させておき、そのフィルムを実際に使用する際には収縮が発生しないように、予め加熱アニール処理された低収縮性のフィルムであり、前記第1の樹脂フィルム層11を形成するための樹脂フィルムと同様に、加熱アニール処理により低収縮性が付与されているものである。
第2の樹脂フィルム層14を形成するためのアニール処理された低収縮性の樹脂フィルムの具体例としては、例えば、フッ素系樹脂フィルム、耐加水分解性ポリエステルフィルム、ポリイミドフィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、ポリカーボネートフィルム等の樹脂フィルムが望ましく、また、耐加水分解性、耐候性に優れた樹脂フィルムが望ましい。
また、第2の樹脂フィルム層14を形成するための樹脂フィルムとしては、アニール処理された前記樹脂フィルムを用いる代わりに、アニール処理されていない、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリメチル、ペンテン、ポリエチレンナフタレート等の樹脂フィルムを使用して、該樹脂フィルムの片面又は両面に、アニール処理されたフッ素系樹脂、耐加水分解性ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、PPS、ポリカーボネート樹脂等の耐加水分解性、耐候性に優れた樹脂を用いて耐候性樹脂コーティング層を施すことにより第2の樹脂フィルム層14とすることも可能である。
また、本発明の太陽電池用バックシートの製造方法の発明の他の実施の形態としては、図2(a)、又は図2(b)に示すように、前記一実施の形態における第2の樹脂フィルム層14を形成するための樹脂フィルムとして、アニール処理された樹脂フィルムを用いる代わりにアニール処理されていない、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリメチル、ペンテン、ポリエチレンナフタレート等の樹脂フィルムを使用して樹脂フィルム層14を形成する。
そして該樹脂フィルム層14の片面(図2(a)参照)、又は両面(図2(b)参照)に、熱架橋硬化型の白色塗料を塗布して白色着色層12を形成する。
続いて、加熱処理工程において、前記白色着色層12を塗布した樹脂フィルム層14を加熱操作用の加熱手段に導入して、加熱手段の加熱オーブン中にて、該樹脂フィルム層14を加熱(100℃〜160℃、1分間〜5分間)することにより、アニール処理を施して、該樹脂フィルム層14に低収縮性を付与する。
そして、同時に、前記加熱操作用の加熱手段の加熱オーブン中にて、該樹脂フィルム層14の片面又は両面に塗布した前記白色着色層12を加熱して焼き付け、該白色着色層12を硬膜処理して、該着色層12の層膜を強化して、耐候性及び耐加水分解性を付与することにより、図2(a)又は図2(b)に示す本発明の太陽電池用バックシートを製造するようにしてもよい。この場合には、前記一実施の形態における第1の樹脂フィルム層11は省略することが可能である。
本発明の太陽電池は、本発明の上記バックシート6を用いた太陽電池であり、図3(又は図4)の模式的側断面図に示すように、例えば、その太陽電池の表面側から順に、透明なガラス基板1の片面にパターン状に設けたITO薄膜等の表面透明電極パターン2と、各々表面透明電極パターン2上に設けたシリコン薄膜パターン3(アモルファスシリコン)と、該シリコン薄膜パターン3上に、前記各々表面透明電極パターン2と電気的に接続した裏面透明電極パターン4と、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等からなる充填材5と、本発明の上記バックシート6と、前記ガラス基板1と該バックシート6との間隔を保持するスペーサー15とからなる積層構造の太陽電池モジュールにより構成されている。
なお、太陽電池を構成する表面透明電極パターン2、シリコン薄膜パターン3、裏面透明電極パターン4などの構造や形態や材質などは、本発明においては特に限定されるものではない。
以下に、本発明の具体的実施例を説明する。
<実施例1>
第1の樹脂フィルム11として厚さ125μmの透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(S10;東レ(株)製)の片面に、グラビアコーターにて金属缶用の焼き付け用白色塗料(W43NTM;東洋インキ製造(株)製)を塗工量3g/m2 にて塗工して白色着色層12を形成した後、該白色着色層12を形成した第1の樹脂フィルム11を、加熱手段の加熱オーブン中に導入して、160℃、5分間にて、第1の樹脂フィルム11に対する加熱アニール処理と、白色着色層12に対する焼き付け処理(加熱硬膜処理)を同時に行った。
続いて、上記第1の樹脂フィルム11の白色着色層12面に、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13としてポリエチレンテレフタレートフィルムに酸化珪素の薄膜蒸着を施した透明性のあるガスバリア性蒸着樹脂フィルム(GL−AEH、凸版印刷(株)製)を、該ガスバリア性蒸着樹脂フィルムに塗工量5g/m2 にて塗布したドライラミネート用接着剤(A525/A3、三井武田ケミカル(株)製)を介してラミネートした。
続いて、上記第1の樹脂フィルム11、白色着色層12、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13からなる積層フィルムのガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13面に、第2の樹脂フィルム層14として予めアニール処理されて低収縮性が付与されている透明な厚さ50μmの固層重合ポリエステルフィルム(耐加水分解性を示すポリエステルフィルム、例えば、X10S;東レ(株)製)を、該フィルムに塗工量5g/m2 にて塗布したドライラミネート用接着剤(A525/A3、三井武田ケミカル(株)製)を介してラミネートして、実施例1の太陽電池用バックシート6を作製した。
次に、上記実施例1の太陽電池用バックシートを100mm角にカットして、図3又は図4の太陽電池の積層構造に示すように、透明なガラス基板1の片面に形成したITO透明電極パターン2、シリコン薄膜パターン3、ITO透明電極パターン4からなる太陽電池モジュールと、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる無着色透明な充填剤5(透明EVA)と、本発明の太陽電池用バックシート6の順に積層して組み立て、太陽電池を作製した。
<比較例1>
第1の樹脂フィルム11として厚さ125μmの透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(S10;東レ(株)製)を、加熱手段の加熱オーブン中に導入して、160℃、5分間にて、第1の樹脂フィルム11に対する加熱アニール処理を行った。
次に、上記アニール処理した第1の樹脂フィルム11の片面に、グラビアコーターにてグラビア印刷用の白色インキ(LPGT RM2白;東洋インキ製造(株)製)を塗工量3g/m2 にて塗工し、加熱乾燥して白色着色層12を形成した。
続いて、上記第1の樹脂フィルム11の白色着色層12面に、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13としてポリエチレンテレフタレートフィルムに酸化珪素の薄膜蒸着を施した透明性のあるガスバリア性蒸着樹脂フィルム(GL−AEH、凸版印刷(株)製)を、該ガスバリア性蒸着樹脂フィルムに塗工量5g/m2 にて塗布したドライラミネート用接着剤(A525/A3、三井武田ケミカル(株)製)を介してラミネートした。
続いて、上記第1の樹脂フィルム11、白色着色層12、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13からなる積層フィルムのガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13面に、第2の樹脂フィルム層14として予めアニール処理されて低収縮性の付与されている透明な厚さ50μmの固層重合ポリエステルフィルム(耐加水分解性を示すポリエステルフィルム、例えば、X10S;東レ(株)製)を、該樹脂フィルムに塗工量4g/m2 にて塗布したドライラミネート用接着剤(A310/A3、三井武田ケミカル(株)製)を介してラミネートして、比較例1の太陽電池用バックシート6を作製した。
次に、上記比較例1の太陽電池用バックシートを100mm角にカットして、図4の太陽電池の積層構造に示すように、透明なガラス基板1の片面に形成したITO透明電極パターン2、シリコン薄膜パターン3、ITO透明電極パターン4からなる太陽電池モジュールと、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる無着色透明な充填剤5(透明EVA)と、比較例1の太陽電池用バックシート6の順に積層して組み立て、太陽電池を作製した。
<比較例2>
第1の樹脂フィルム11として厚さ125μmの白色のポリエチレンテレフタレートフィルム(白PET、E20;東レ(株)製)を、加熱手段の加熱オーブン中に導入して、160℃、5分間にて、第1の樹脂フィルム11に対する加熱アニール処理を行った以外
は、上記比較例1と同様にして、比較例2の太陽電池用バックシート6を作製した。
次に、上記比較例2の太陽電池用バックシートを100mm角にカットして、図4の太陽電池の積層構造に示すように、透明なガラス基板1の片面に形成したITO透明電極パターン2、シリコン薄膜パターン3、ITO透明電極パターン4からなる太陽電池モジュールと、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる無着色透明な充填剤5(透明EVA)と、比較例2の太陽電池用バックシート6の順に積層して組み立て、太陽電池を作製した。
<比較例3>
第1の樹脂フィルム11として厚さ125μmの透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(S10;東レ(株)製)を、加熱手段の加熱オーブン中に導入して、160℃、5分間にて、第1の樹脂フィルム11に対する加熱アニール処理を行った。
続いて、上記第1の樹脂フィルム11面に、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13としてポリエチレンテレフタレートフィルムに酸化珪素の薄膜蒸着を施した透明性のあるガスバリア性蒸着樹脂フィルム(GL−AEH、凸版印刷(株)製)を、該ガスバリア性蒸着樹脂フィルムに塗工量5g/m2 にて塗布したドライラミネート用接着剤(A525/A3、三井武田ケミカル(株)製)を介してラミネートした。
続いて、上記第1の樹脂フィルム11、ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13からなる積層フィルムのガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13面に、第2の樹脂フィルム層14として、予めアニール処理されて低収縮性の付与されている透明な厚さ50μmの固層重合ポリエステルフィルム(耐加水分解性を示すポリエステルフィルム、例えば、X10S;東レ(株)製)を、該樹脂フィルムに塗工量4g/m2 にて塗布したドライラミネート用接着剤(A310/A3、三井武田ケミカル(株)製)を介してラミネートして、比較例3の太陽電池用バックシート6を作製した。
次に、上記比較例3の太陽電池用バックシートを100mm角にカットして、図4の太陽電池の積層構造に示すように、透明なガラス基板1の片面に形成したITO透明電極パターン2、シリコン薄膜パターン3、ITO透明電極パターン4からなる太陽電池モジュールと、白色に着色したエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる白色着色の充填剤5(白色EVA)と、比較例3の太陽電池用バックシート6の順に積層して組み立て、太陽電池を作製した。
<比較例4>
上記比較例3において、白色に着色したエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる白色着色の充填剤5(白色EVA)を、無着色のエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる無着色透明な充填剤5(透明EVA)とした以外は、比較例3と同様にして、比較例4の太陽電池用バックシート6を作製し、図4の太陽電池の積層構造に示すように、透明なガラス基板1の片面に形成したITO透明電極パターン2、シリコン薄膜パターン3、ITO透明電極パターン4からなる太陽電池モジュールと、無着色のエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)からなる無着色透明な充填剤5(透明EVA)と、比較例4の太陽電池用バックシート6の順に積層して組み立て、太陽電池を作製した。
<比較結果>
上記<実施例1>にて作製した太陽電池と、上記<比較例1>〜<比較例4>にて作製した太陽電池との比較結果を表1に示す。
Figure 0004899298
表1に示すように、上記実施例1により得られた本発明の太陽電池用バックシートは、白色着色層が硬膜処理されているために耐候性に優れ、積層ラミネートされた各々樹脂フィルム層間の剥離強度、充填剤の価格、バックシート製造原価、太陽電池トータル原価、発電効率が、共に良好であり、総合評価も良好であるのに対して、上記比較例1により得られた太陽電池用バックシートは、白色着色層が硬膜処理されていないために耐候性がなく、また積層ラミネートされた各々樹脂フィルム層間の剥離強度が弱く、剥離し易く、上記比較例2により得られた太陽電池用バックシートはバックシート製造原価及び太陽電池トータル原価が高いため商品化が難しく、上記比較例3により得られた太陽電池用バックシートは、充填剤の価格、バックシート製造原価、太陽電池トータル原価共に高いため商品化が難しく、また、上記比較例4により得られた太陽電池用バックシートは発電効率が低いことが判明した。
(a)〜(b)は本発明の太陽電池用バックシートの積層構成の一実施の形態を説明する積層断面図。 (a)〜(b)は本発明の太陽電池用バックシートの積層構成の他の実施の形態を説明する積層断面図。 本発明の太陽電池用バックシートを用いた太陽電池の積層構造の概要を説明する模式的側断面図。 一般的な太陽電池の積層構造の概要を説明する模式的側断面図。 従来の太陽電池用バックシートの積層構成の一実施の形態を説明する積層断面図。
符号の説明
L…太陽光線
1…ガラス基板
2…透明電極パターン
3…シリコン薄膜パターン
4…透明電極パターン
5…充填剤
6…太陽電池用バックシート
7…ポリエチレンテレフタレートフィルム
8…白色印刷層
9…無機蒸着樹脂フィルム(バリアフィルム)
10…耐候性ポリエチレンテレフタレートフィルム
11…第1の樹脂フィルム
12…白色着色層
13…ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層
14…第2の樹脂フィルム層
15…スペーサー

Claims (2)

  1. 第1の樹脂フィルム層11の片面又は両面に樹脂として、エポキシ、フェノール、アクリル、ポリエステル、アルキッド、アミノ樹脂を単体又は2種以上組み合わせて使用した熱架橋硬化型白色塗料を塗布して白色着色層12を形成する着色層塗布工程と、該白色着色層12を塗布した前記第1の樹脂フィルム層11を加熱オーブン中に導入し、該加熱オーブン中の熱により、該白色着色層12を加熱硬膜処理して耐候性及び耐加水分解性を付与すると同時に、該第1の樹脂フィルム層11を加熱アニール処理して低収縮性を付与する加熱処理工程と、無機酸化物を樹脂フィルムに薄膜蒸着して形成したガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13を前記第1の樹脂フィルム層11面にラミネートする第1のラミネート工程と、加熱アニール処理が施されていない若しくは予め加熱アニール処理されて低収縮性が付与されている第2の樹脂フィルム層14を、前記ガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13面にラミネートする第2のラミネート工程とを含むことを特徴とする太陽電池用バックシートの製造方法。
  2. アニール処理されていない樹脂フィルム層14の片面又は両面に樹脂として、エポキシ、フェノール、アクリル、ポリエステル、アルキッド、アミノ樹脂を単体又は2種以上組み合わせて使用した熱架橋硬化型白色塗料を塗布して白色着色層12を形成する着色層塗布工程と、該白色着色層12を塗布した前記樹脂フィルム層14を加熱オーブン中に導入し、該加熱オーブン中の熱により、該白色着色層12を加熱硬膜処理して耐候性及び耐加水分解性を付与すると同時に、該樹脂フィルム層14を加熱アニール処理して低収縮性を付与する加熱処理工程と、無機酸化物を樹脂フィルムに薄膜蒸着して形成したガスバリア性蒸着樹脂フィルム層13を、前記樹脂フィルム層14面にラミネートするラミネート工程とを含むことを特徴とする太陽電池用バックシートの製造方法。
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