JP4897393B2 - データ伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ伝送装置に関し、特に、共通伝送路に接続した複数局のうち1つの局が送出する伝送開始パケットにより全局が送信タイミング検出カウンタをリセットし、その後伝送路上のキャリアを検出する毎にキャリア検出カウンタをインクリメントさせながら予め設定された自局の送信タイミングを検出すると共に送信タイミングで送信すべきデータが無いときにはダミーパケットを送出して全局のキャリア検出カウンタをインクリメントさせる半二重動作を行なうデータ伝送装置に関する。
近年、伝送したい情報をパケットデータとして端末から端末へと送信するためにイーサネット(登録商標)等のネットワークを用いてデータ伝送が行なわれている。このために、機器ごとにIP(Internet Protocol)アドレスを設定し、そのIPアドレスを目指してルータがパケットをルーティングしていくIPネットワークデータ伝送システムが用いられている。このような機能を実現するために、端末からルータへ、あるいはルータからルータへとパケットを確実に運ぶ仕組みが必要となる。
具体的には、パケットをヘッダとトレイラをつけたフレームとして光ファイバなどの伝送媒体に送出している。媒体(メディア)へのフレーム送出(アクセス)を制御する仕組みなので「媒体アクセス制御(MAC―Media Access Control―)」と呼ばれ、この仕組みで用いられるフレームは、MACフレームと呼ばれている。このMACフレームを媒体に送出するときには、媒体に適した信号波形に変換するため物理層と呼ばれるレイヤ1の機能が必要となる。レイヤ1(物理層)はフレームをビット列にして媒体を用いて送受信する機能を有し、レイヤ2(データリンク層)はパケットをフレームに収容してその中身を正確に転送する機能を有し、レイヤ3(ネットワーク層)はパケットをエンドトゥエンド(end-to-end)にルーティングする機能を有しており、イーサネットはレイヤ2およびレイヤ1の機能を実現するものである。
上述したイーサネットにおける汎用のMAC用大規模集積回路(以下、LSI―Large Scale Integrated-circuit―)は、送信許可信号を検出する機能を有していないため、送信タイミングに達していないMACを正しく動作させることができず、送信タイミングを正しく検出して汎用のMAC用LSIを動作させることは汎用のイーサネットによる伝送システムの機能性を低減させていた。
この汎用イーサネットにおける機能性の低下を補完するために、特許文献1に記載された従来のデータ伝送装置が提案されている。このデータ伝送装置は、ハイレベルデータリンク制御手順(以下、HDLC―High-level Data Link Control―とする)の伝送手順を用いるものである。1本のデータ伝送路に複数のデータ伝送装置が接続し予め定められた順序で自局のデータを他局へ順次送信して各局間でデータ交換を行なうため送受信回路6と伝送制御用LSI76との間に、伝送制御用付加回路38を設けている。この伝送制御用付加回路38は、特許文献1の図8に示すように、キャリア検出手段41と、フレームヘッダ、ダミーパケット、代理パケットの3種類の伝送制御用パケット送出手段52,53,54と、フレームヘッダ検出手段43とキャリア検出手段41からの信号により自局の送信タイミングを検知する送信ステーション判定手段45,46,47,48とを備えている。
送信ステーション判定手段45〜48から送信可能であることが通知されたタイミングで伝送制御用LSI76に送信データがないとき、ダミーパケットの送出を伝送制御用パケット送出手段52〜54へ要求する送信制御回路56と、フレームヘッダ検出手段43から一定時間内にフレームヘッダが検知されないときフレームヘッダの送出を伝送制御用パケット送出手段52に要求するフレームヘッダ喪失タイマ50と、キャリア検出手段41から一定時間内にキャリアが検知されないとき代理パケットの送出を伝送制御用パケット送出手段54に要求する代理パケット送出タイマ51を設けることにより暗黙的トークンバスを実現していた。このようなHDLCを用いる従来のデータ伝送装置の構成は、例えば、特許文献1より明らかである。
特許第1723278号
この従来の装置は、イーサネットのMAC用LSIに対してHDLCによる送信許可信号を検出する機能を追加しなければならず、イーサネットの汎用MAC用LSIをそのまま使用することができないという課題があった。
そこで本発明は、イーサネットの汎用MAC用LSIのフロー制御機能を使って、暗黙的トークンパッシング方式の送信制御を実現できると共に群管理伝送システムにも適用可能なデータ伝送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の基本概念としての第1構成に係るデータ伝送装置は、共通伝送路に接続した複数局のうち1つの局が送出する伝送開始パケットにより全局が送信タイミング検出カウンタをリセットし、その後伝送路上のキャリアを検出する毎にキャリア検出カウンタをインクリメントさせながら予め設定された自局の送信タイミングを検出すると共に送信タイミングで送信すべきデータが無いときにはダミーパケットを送出して全局のキャリア検出カウンタをインクリメントさせる半二重動作を行なうデータ伝送装置において、前記複数局の個々の局に設けられ、前記共通伝送路との間で信号の送受を行なう伝送回路と、前記個々の局に設けられ、送信タイミングで送信すべきデータを前記送信回路へと送出するメディアアクセスコントローラと、前記個々の局の前記伝送回路と前記メディアアクセスコントローラとの間に設けられ、前記送信タイミングで送信すべきデータが無いときにはダミーパケットを送信するとともに、前記送信タイミングに達していない前記メディアアクセスコントローラに対して通常動作時には用いていない通知信号を与えて該メディアアクセスコントローラの送信動作を延期させる送信延期部を少なくとも有する伝送制御回路と、を備えるとともに、前記送信延期部が前記メディアアクセスコントローラに送信動作を延期させるために用いる前記通知信号は、前記複数の局の間の送信を休止させる際に用いられるPAUSE信号であることを特徴とする。
本発明の第2構成に係るデータ伝送装置は、上記第1構成に記載のものにおいて、前記送信延期部が前記メディアアクセスコントローラに送信動作を延期させるために用いる前記通知信号は、前記PAUSE信号に加えて、前記複数の局の間の送信が衝突した際に緊急で送出されるべきコリジョン信号を含むことを特徴とする。
本発明の第2構成に係るデータ伝送装置は、上記第1構成に記載のものにおいて、前記通知信号としての前記PAUSE信号は、プリアンブル、SFD、宛先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、操作コード、中断時間、PAD、FCSから構成されることを特徴とする。
本発明の第4構成に係るデータ伝送装置は、上記第1構成に記載のものにおいて、前記伝送制御回路は、送信タイミングに達していないメディアアクセスコントローラが送信したデータの他局への送信を禁止する送信禁止部をさらに備えることを特徴とする。
本発明の第5構成に係るデータ伝送装置は、上記第1構成に記載のものにおいて、前記伝送制御回路は、送出したデータを受信するデータ受信部をさらに備えることを特徴とする。
本発明の第6構成に係るデータ伝送装置は、第1ないし第5構成の何れかに記載のものにおいて、前記伝送制御回路は、半導体集積回路設計ブロック(IP-Intellectual Property-)としてプログラム可能論理デバイス(PLD-Programmable Logic Device-)およびフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA-Field Programmable Gate Array-)を含むプログラム可能な半導体集積回路に実装されていることを特徴とする。
本発明の第7構成に係るデータ伝送装置は、第1ないし第5構成の何れかに記載のものにおいて、前記共通伝送路と接続するためのインタフェイス部を具備し、前記共通伝送路に接続された群管理制御装置と、該群管理制御装置により群管理制御される複数の号機制御装置とを有する群管理伝送システムのそれぞれの制御装置における伝送装置として搭載されたことを特徴とする。
イーサネット汎用のMAC用LSIをそのまま使用して、そのMAC用LSIのフロー制御機能を用いて、暗黙的トークンパッシング方式の送信制御を実現できると共に群管理伝送システムにも適用可能なデータ伝送装置を提供することができる。
[第1実施形態]
図1に示すように、本発明の基本概念としての第1実施形態に係るデータ伝送装置21は、共通伝送路33に接続した複数局のうち1つの局38が送出する伝送開始パケットにより全局が送信タイミング検出カウンタをリセットし、その後伝送路33上のキャリアを検出する毎にキャリア検出カウンタをインクリメントさせながら予め設定された自局の送信タイミングを検出すると共に送信タイミングで送信すべきデータが無いときにはダミーパケットを送出して全局のキャリア検出カウンタをインクリメントさせる半二重動作を行なうものである。
(構成)
図1において、複数局の個々の局に設けられて、共通伝送路との間で信号の送受を行なう伝送回路34と、個々の局に設けられ、送信タイミングで送信すべきデータまたはダミーパケットを伝送回路34へと送出するメディアアクセスコントローラ35と、個々の局の伝送回路34とメディアアクセスコントローラ35との間に設けられ、送信タイミングに達していないメディアアクセスコントローラ35に対して通常動作時には用いていない通知信号22を与えて該メディアアクセスコントローラ35の送信動作を延期させる送信延期部23を少なくとも有する伝送制御回路1と、を備えている。また、伝送制御回路1は、送信タイミングに達していないメディアアクセスコントローラ35が送信したデータの他局への送信を禁止する送信禁止部24をさらに備えていてもよい。
(作用)
第1実施形態に係るデータ伝送装置は、通常の動作時には用いていない、例えばコリジョン信号やPAUSE信号などを用いて、送信タイミングに達していないメディアアクセスコントローラ35が送信したデータの他局への送信動作を、伝送制御回路1が備える送信延期部23により延期させているので、特許文献1のようなHDLCによる送信許可信号を検出するための専用の機能構成を設ける必要がなく、イーサネット汎用のメディアアクセスコントローラ用LSIをそのままの規格で用いることとなる。
また、送信禁止部24を備えておくことにより、送信タイミングに達していないメディアアクセスコントローラ35が送信したデータの他局への送信そのものを禁止することもでき、これも送信許可信号を検出するための専用の機能構成を設けなくてもイーサネット汎用のメディアアクセスコントローラ用LSIをそのまま用いて実現することとなる。
(効果)
以上のように、第1実施形態によるデータ伝送装置は、イーサネット汎用のメディアアクセスコントローラ(MAC)用LSIをそのまま使用して、そのメディアアクセスコントローラ(MAC)用LSIのフロー制御機能を用いて、暗黙的トークンパッシング方式の送信制御を実現できると共に群管理伝送システムにも適用可能なデータ伝送装置を提供することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を図2ないし図4を参照して説明する。本発明の第2実施形態に係るデータ伝送装置は、上記第1実施形態に記載のものにおいて、送信延期部23がメディアアクセスコントローラ35に送信動作を延期させるために用いる通知信号22は、伝送局間の送信の衝突の際に緊急で送出されるべきコリジョン信号111であることを特徴とする。
(構成)
図2は本発明の第2実施形態に係るデータ伝送装置の構成図である。図2において、伝送路33と接続した伝送回路(PHY)34が伝送路送信データ信号(TRM)120と伝送路受信データ信号(RCV)100を介して伝送制御回路1と接続されている。伝送制御回路1とMAC35の間は、受信関係の信号として受信クロック(RXC)101、受信エラー(RXER)121、受信データバリッド(RXDV)122、内部受信データ102a、キャリア信号(CRS)103、送受信データと、送信関係の信号として送信要求信号(TXEN)110、コリジョン信号(COL)111、送信クロック(TXC)113、送信データ(TXD[3..0])114、送信エラー(TXER)123で接続している。内部バス130を介して接続したMPU36がMAC35の設定を行ない、同じく内部バス130を介して接続したメモリ37に送受信データが格納される。
図3は本発明の実施例に係る伝送制御回路のブロック図である。
伝送路受信データ信号(RCV)100を入力した復号化部(DEC)2およびキャリア信号検出部(CS)3は、受信クロック(RXC)101、受信エラー(RXER)121、受信データバリッド(RXDV)122、内部受信データ102a、キャリア信号(CRS)103を出力する。CRS103にはキャリア信号長検出部(LCT)5が接続されており、LCT5は有効キャリア検出信号105をキャリア信号検出カウンタ(CNT)6に出力する。内部受信データ102aに接続された伝送開始パケット検出部(STDT)7は、カウンタリセット信号106をCNT6に出力する。
内部受信データ102aは受信データセレクタ(SEL)4を経由して受信データ(RXD[3..0])102として出力される。CNT6は、現状カウンタ値107を送信タイミング検出部(CMPT)8と最大局検出部(CMPM)9に出力する。自局番号登録部(NO)10は自局番号108をCMPT8に出力し、CMPT8は送信タイミング検出信号109を送信制御部(CTL)11へ出力する。CTL11には送信要求信号(TXEN)110も入力しており、コリジョン信号(COL)111をデータ送信部(XTL)12と外部に、ダミー送信許可信号112をダミーパケット発生部(DMG)13に出力する。
XTL12は、外部へ送信クロック(TXC)113と送信エラー(TXER)123を出力し、外部から送信データ(TXD[3..0])114を入力するとともに、データフレーム信号115を符号化部(ENC)14に出力する。DMG13は、ダミーパケット信号116をENC14に出力する。最大局番登録部(MAX)15は、最大局値117をCMPM9に出力し、CMPM9は伝送開始パケット送信許可信号118を伝送開始パケット生成部(STG)16に出力する。STG16は、伝送開始パケット信号119をENC14に出力する。ENC14は、伝送路送信データ信号(TRM)120を出力する。
(作用)
図4は本発明の第1ないし第4実施形態に係るデータ伝送装置における伝送波形図である。局1のSTG16が全局に伝送開始を通知する伝送開始パケット(ST)17aを伝送路に送出する。
ST17aを検出した各局のSTDT7は、カウンタリセット信号106をCNT6に出力することでCNT6のキャリア信号検出カウンタ値18をゼロにリセットする。局1のNO10からは局番号1の自局番号108がCMPT8に出力されているため、送信タイミング検出信号109がCTL11に出力される。MAC35からのTXEN110がアクティブになっていた場合、COL111をイナクティブにしてMAC35へ出力している。もし、送信タイミング検出信号109がCTL11に出力されていなかった場合にMAC35からアクティブなTXEN110が来たときCOL111をアクティブにしてMAC35の送信動作を中断させバックオフさせて送信処理を延期させる。
COL111がイナクティブであることを確認したMAC35はTXC113に同期したTXD[3..0]114をXTL12に送る。XTL12がENC14に出力したデータフレーム信号115はTRM120を経由しDT20aとして伝送路に出力される。DT20aを受信した各局は、DEC2で復号化してRXC101とRXDV122とRXD[3..0]102を出力すると同時に、DT20aのキャリアをCS3でCRS103として出力する。
LCT5はCRS103の有効長を検出する毎に有効キャリア検出信号105をCNT6に出力し、CNT6がカウント値をインクリメントしてキャリア信号検出カウンタ値18が1になる。局2のDT20bも同じ手順でカウントされ全局のキャリア信号検出カウンタ値18は2となるが、局3及び局4も同様の処理を行ない全局のデータ送信が完了したことを局1のCMPM9が検出してSTG16から伝送開始パケット信号119をENC14に送り、ST17bとして伝送路に出力され、次の伝送周期が開始する。
(効果)
本実施例によれば、イーサネットのMACが有する半二重のフロー制御を使った暗黙的トークンパッシング伝送が可能となる。
[第3実施形態]
本発明の第3構成に係るデータ伝送装置は、上記第1構成に記載のものにおいて、前記送信延期部が前記メディアアクセスコントローラに送信動作を延期させるために用いる前記通知信号は、伝送局間の送信を休止させる際に用いられるPAUSE信号であることを特徴とする。
本発明の第3実施形態を図1〜図5を参照して説明する。第1、第2実施形態と同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成)
図2を用いて第3実施形態を説明する。CTL11は送信制御PAUSE信号102bを受信データセレクタ(SEL)4を介して受信データ(RXD[3..0])へ出力する。図4に示すPAUSE信号50は、プリアンブル51、SFD52、宛先アドレス53、送信元アドレス54、長さ/タイプ55、操作コード56、中断時間57、PAD58、FCS59から構成される。
(作用)
送信タイミング検出信号109がCTL11に出力されていない状態でMAC35からのTXEN110がアクティブになっていた場合、CTL11は送信制御PAUSE信号102bに必要とされる中断時間57を設定して受信データセレクタ4経由で受信データ(RXD[3..0])102aとしてMAC35へ出力する。送信制御PAUSE信号を受信したMAC35は、中断時間57に設定された時間だけ送信を延期する。
一方、送信タイミング検出信号109がCTL11に出力された状態でMAC35からのTXEN110がアクティブになった場合、CTL11は送信制御PAUSE信号102bの中断時間57を0に設定して受信データセレクタ4経由で受信データ(RXD[3..0])102aとしてMAC35へ出力する。中断時間57が0に設定された送信制御PAUSE信号を受信したMAC35はTXC113に同期したTXD[3..0]114をXTL12に送る。XTL12がENC14に出力したデータフレーム信号115はTRM120を経由しDT20a〜dとして伝送路に出力される。
(効果)
本実施例によれば、イーサネットのMACが有する全二重のフロー制御を使った暗黙的トークンパッシング伝送が可能となる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態を図2で説明する。第1ないし第3実施形態と同一の構成には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成)
図2を用いて第4実施形態に係るデータ伝送装置を説明する。伝送装置38は、伝送路33に伝送回路(PHY)34が接続し、PHYはTRM120とRCV100により伝送制御回路1と接続している。伝送制御回路1は、RXC101、RXER121、RXDV122、RXD[3..0]102a、CRS103、TXEN110、COL111、TXC113、TXD[3..0]114、TXER123を介して伝送コントローラ35と接続し、伝送コントローラ35は、MPU36及びメモリ37と内部バス130で接続している。
本発明に係るデータ伝送装置は、上記のように、伝送制御回路1が半導体集積回路設計ブロック(IP-Intellectual Property-)としてプログラム可能論理デバイス(PLD-Programmable Logic Device-)およびフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA-Field Programmable Gate Array-)を含むプログラム可能な半導体集積回路に実装されていてもよい。
(作用)
伝送制御回路1、伝送コントローラ35、MPU36、メモリ37をIPとしてPLDやFPGAに実装する。
(効果)
この第4実施形態に係るデータ伝送装置よれば、実装面積の小さい伝送装置の実現が可能となる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係るデータ伝送装置について図6を参照して説明する。第1ないし第4実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付すことにより、重複する説明は省略する。
(構成)
図6を用いて第5実施形態を説明する。群管理制御装置41は、群管理制御部40と伝送装置38がインタフェイス部39で接続される。号機制御装置43は号機制御部42と伝送装置38がインタフェイス部39で接続させる。群管理伝送システムは、群管理制御装置41と号機制御装置43の伝送路33がスターカプラ44を介して接続している。図9では、群管理制御装置41と号機制御装置43に接続した各リピータ45が伝送路33を介してカスケード接続されている。
(作用)
号機制御装置43では、号機制御部42の有する号機制御情報がインタフェイス部39から伝送装置38へ入出力され、伝送装置38から伝送路33とスターカプラ44を経由して群管理制御装置41へ伝達される。群管理制御装置41では、伝送装置38からインタフェイス部39を介して群管理制御部40が各号機制御装置43の号機制御情報を取得する。号機制御情報を取得した群管理制御部40は群管理の演算を行ない、インタフェイス部39から伝送装置38経由で各号機制御装置43へ群管理情報を伝達する。群管理情報を受信した各号機制御装置43は群管理制御装置41の指令に応じた処理を号機制御部42が行なう。
(効果)
本実施例によれば、スター構成の群管理伝送システムを実現可能となる。なお、本発明に係るデータ伝送装置は、上記のように、伝送制御回路1が送信タイミングに達していないメディアアクセスコントローラ35が送信したデータの他局への送信を禁止する送信禁止部24をさらに備えていてもよい。
また、本発明に係るデータ伝送装置は、上記のように、伝送制御回路1が送出したデータを受信するデータ受信部をさらに備えていてもよい。
また、本発明に係るデータ伝送装置は、第1ないし第4実施形態の何れかに記載のものにおいて、共通伝送路33と接続するためのインタフェイス部を具備し、共通伝送路33に接続された群管理制御装置と、該群管理制御装置により群管理制御される複数の号機制御装置とを有する群管理伝送システムのそれぞれの制御装置における伝送装置として搭載されていてもよい。
本発明の第1実施形態によるデータ伝送装置の構成を示すブロック図。 本発明の第2実施形態によるデータ伝送装置の構成を示すブロック図。 本発明の第1〜第3実施形態を示す伝送制御回路のブロック図。 本発明の第1〜第3実施形態を示す伝送波形を示す波形図。 本発明の第3実施形態のPAUSE信号フォーマットを示す説明図。 本発明の第5実施形態のデータ伝送装置のスター形構成を示すブロック図。
符号の説明
1 伝送制御回路 2 復号化部(DEC)
3 キャリア信号検出部(CS) 4 受信データセレクタ(SEL)
5 キャリア信号長検出部(LCT) 6 キャリア信号検出カウンタ(CNT)
7 伝送開始パケット検出部(STDT) 8 送信タイミング検出部(CMPT)
9 最大局検出部(CMPM) 10 自局番号登録部(NO)
11 送信制御部(CTL) 12 データ送信部(XTL)
13 ダミーパケット発生部(DMG) 14 符号化部(ENC)
15 最大局番登録部(MAX) 16 伝送開始パケット生成部(STG)
17 伝送開始パケット(ST) 18 キャリア信号検出カウント値
19 通常フレーム間スペース時間 20 データフレーム(DT)
21 データ伝送装置 22 通知信号
23 送信延期部 24 送信禁止部
28 ダミーパケット検出部(DM) 30 ダミーパケットパターン
32 ダミーパケット 33 伝送路
34 伝送回路(PHY) 35 伝送コントローラ
36 MPU 37 メモリ
38 伝送装置 39 インタフェイス部
40 群管理制御部 41 群管理制御装置
42 号機制御部 43 号機制御装置
44 スターカプラ 50 PAUSE信号
51 プリアンブル 52 SFD
53 宛先アドレス 54 送信元アドレス
55 長さ/タイプ 56 操作コード
57 中断時間 58 PAD
59 FCS 100 伝送路受信データ信号(RCV)
101 受信クロック(RXC) 102 受信データ(RXD[3..0])
102a 内部受信データ(RXD) 102b 送信制御PAUSE信号
103 キャリア信号(CRS) 105 有効キャリア検出信号
106 カウンタリセット信号 107 現状カウンタ値
108 自局番号 109 送信タイミング検出信号
110 送信要求信号(TXEN) 111 コリジョン信号(COL)
112 ダミー送信許可信号 113 送信クロック(TXC)
114 送信データ(TXD[3..0])
115 データフレーム信号 116 ダミーパケット信号
117 最大局値 118 伝送開始パケット送信許可信号
119 伝送開始パケット信号 120 伝送路送信データ信号(TRM)
121 受信エラー(RXER) 122 受信データバリッド(RXDV)
123 送信エラー(TXER) 130…内部バス

Claims (7)

  1. 共通伝送路に接続した複数局のうち1つの局が送出する伝送開始パケットにより全局が送信タイミング検出カウンタをリセットし、その後伝送路上のキャリアを検出する毎にキャリア検出カウンタをインクリメントさせながら予め設定された自局の送信タイミングを検出すると共に送信タイミングで送信すべきデータが無いときにはダミーパケットを送出して全局のキャリア検出カウンタをインクリメントさせる半二重動作を行なうデータ伝送装置において、
    前記複数局の個々の局に設けられ、前記共通伝送路との間で信号の送受を行なう伝送回路と、
    前記個々の局に設けられ、送信タイミングで送信すべきデータを前記送信回路へと送出するメディアアクセスコントローラと、
    前記個々の局の前記伝送回路と前記メディアアクセスコントローラとの間に設けられ、前記送信タイミングで送信すべきデータが無いときにはダミーパケットを送信するとともに、前記送信タイミングに達していない前記メディアアクセスコントローラに対して通常動作時には用いていない通知信号を与えて該メディアアクセスコントローラの送信動作を延期させる送信延期部を少なくとも有する伝送制御回路と、
    を備えるとともに、
    前記送信延期部が前記メディアアクセスコントローラに送信動作を延期させるために用いる前記通知信号は、前記複数の局の間の送信を休止させる際に用いられるPAUSE信号である、ことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 前記送信延期部が前記メディアアクセスコントローラに送信動作を延期させるために用いる前記通知信号は、前記PAUSE信号に加えて、前記複数の局の間の送信が衝突した際に緊急で送出されるべきコリジョン信号を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  3. 前記通知信号としての前記PAUSE信号は、プリアンブル、SFD、宛先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、操作コード、中断時間、PAD、FCSから構成されることを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  4. 前記伝送制御回路は、送信タイミングに達していないメディアアクセスコントローラが送信したデータの他局への送信を禁止する送信禁止部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  5. 前記伝送制御回路は、送出したデータを受信するデータ受信部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  6. 前記伝送制御回路は、半導体集積回路設計ブロック(IP-Intellectual Property-)としてプログラム可能論理デバイス(PLD-Programmable Logic Device-)およびフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA-Field Programmable Gate Array-)を含むプログラム可能な半導体集積回路に実装されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載のデータ伝送装置。
  7. 前記共通伝送路と接続するためのインタフェイス部を具備し、前記共通伝送路に接続された群管理制御装置と、該群管理制御装置により群管理制御される複数の号機制御装置とを有する群管理伝送システムのそれぞれの制御装置における伝送装置として搭載されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載のデータ伝送装置。
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