JP2003198572A - 確定的フィールドバス及びその種のバスの管理方法 - Google Patents
確定的フィールドバス及びその種のバスの管理方法Info
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Abstract
によって、アビオニクスの分野に使用を広げること。 【解決手段】 各々が通信プロトコルを生成し復号する
責任を持つ少なくとも一つの制御器を備えるいくつかの
加入者局の間で、メッセージの通信が提供される確定的
フィールドバスの管理のための処理において、該処理
は、唯一つの加入者局のみが、ある時に能動的であり、
他は受動的なままであるという交換の原理によって、加
入者局の一つからバス上への送信は可能であり、他の局
からバス上への送信は、不可能であることを特徴とす
る。
Description
istic)フィールドバスとその種のバス、特にアビオニ
クス用バスの管理方法に関する。
細書の末尾にある、参考文献[1]、[2]に定義され
るCAN(コントローラエリアネットワーク)バスが、
フィールドバスの集まりの一部を形成している。それ
は、標準では定義されていない物理層で1Mb/sまで
の処理量を持つ非同期バスである。従って、電線支持体
や光支持体や電磁支持体を含んで、いくつかの媒体を使
用することができる。これらのISO(国際標準機構)
の標準には、CANバスは、リアルタイムに高い安全性
を持って命令を配布することを、効率的に支持する、シ
リアル通信プロトコルとして記載されている。その応用
として選ばれる物には、通常、高い送信の信頼性を持
ち、低廉な多重配線の考えに基づいている。
ANバスの考えでは、メッセージ自身の中身に基づいた
アドレッシング方式を提案しており、それらは発信元と
行き先のアドレスに基づいてはいない。メッセージは放
送され、言い換えれば、或る局から送られたメッセージ
は、ネットワーク内の他の全ての局に送信される。送信
されたメッセージは、その後、各局に搭載される“受け
入れ”フィルターによって実際には選択される。
品質と安全性を改善するために開発されてきた。これら
の機器には、受領通知、CRC(周期冗長符号)の存
在、“スタッフィング”ビット技術等々が含まれる。さ
らに“リアルタイム”の応用例を満たすために、CSM
A/CD+AMP(キャリア検出多重アクセス/衝突ア
クセス+メッセージ優先度の調停)方式が採用され、媒
体へのアクセスが重なるのを排除する。この機器は、ビ
ットレベル自身の競合を用いて動作する。言い換える
と、バスアクセスの際の衝突は、ビットの期間を通して
管理される。
どのように動作するかを定義した内部接続の標準の定義
によって、互換性が保たれる。その標準バスのアーキテ
クチャは、OSIモデルの名の下に良く知られる様に、
全てのバスの範疇に適用可能である。いくつかの層は、
自由であり、それ故に、バスの種類によって特に定める
ことはしない。参照用モデルは、7つの層を定義し、各
層で行われるサービスの機能を特定している。
共通する機構と、交換される情報の重要度について定義
している。第6層は、メッセージや文書やファイル等々
のような交換される情報の構文を扱う。第5層は、加入
者間の対話を組織し、同期を取るための手段を差し出
す。第4層は、2ユーザー間で、バスの一端から他端へ
情報を移送する手段を供給する。特に処理を扱う層(第
5,6,7層)と、通信を扱う層(第1,2,3層)と
の間の仲介として使用される。第3層は、2つの加入者
間で、データブロック(パケット)を転送する。第2層
は、隣接するシステム(互いに直接に接続される)間
で、情報を信頼性高く転送する。第1層は、データブロ
ック内のビットを送信し;機械的規則や電気的規則及び
交換のプロトコルを定め、装備の2つの項目間の物理的
接続を設定するための手段を提供する。
の装備内の等価な層と通信をする。層は、直に隣接する
層と、単一の装備内のハードウェアあるいはソフトウェ
アのインターフェイスを通して、通信をする。
ISO/OSIモデルの7つの層の最初の大部分を扱う
のみである。
スが自由の時に、2つあるいはそれ以上のユニットが同
時に使用され始めると、識別子内容の全体を通して、ビ
ット毎の非破壊的な調停によって解決されるバスの衝突
がある(CSMA/CD+AMP方式)。この調停の機
構は、時間やデータの損失が無いことを保証する。
バス上を送信したビットのレベルと、それ自身送信しよ
うと考えるビットのレベルとを比較する。もし、これら
のレベルが、同一であれば、ノードは、送信を続ける。
もし、劣性レベル(論理レベル‘1’)が送られて、優
性レベル(論理レベル‘0’)がバス上に観測されれ
ば、検討しているユニットは調停を失っており、送信を
停止して、それ以上のビットを送らないようにしなけれ
ばならない。メッセージを送ろうとする新しい試みは、
現在のフレームの最後に、送信がうまく終了するまで行
われる。従って、この調停の方式は、バスアクセスのた
めの優性度を定義し;最高位の優先度(その識別子の2
進の内容に基づいて)のメッセージを持ったユニット
は、バスへのアクセスを得て、そのメッセージを送信す
る。図1で示される例において、加入者A1とA2は、
10で調停を手放し、それゆえA3に対して優先権を持
たず、A3は、バスを得て、メッセージを送信する。
品質と安全性とを増すべく、特に、CRCと“スタッフ
ィング”ビットの考えである受領通知の方式を含んで、
開発されてきた。これらの機器の各々を順番に見ていこ
う。
出しなかったときには、受領通知を送らなければならな
い。従って、受信側は、受領通知フィールド内の“AC
Kスロット”と呼ばれるビット内に既に存在する劣性ビ
ット上の優性ビットを重ねる。さもないと、もしメッセ
ージが無効であると思われる場合に、受信側は、受領通
知を返さない。さらに、CANプロトコルを満足させる
のに、受信側は、誤りフレームを送信することで誤りを
伝えなくてはならない。
に、CRC(周期冗長符号)がフレーム自身の中に付け
加えられる。これは、送信側が発信の間、計算し、受信
側が受信の間、計算する符号である。2つの結果が比較
され、もしそれらが同じでなければ、誤りが付け加えら
れ、これは自動的に受信側によって伝えられる。
タルである。それは、バス上を通ることができるように
NRZ(非ゼロ復帰)で符号化される。言い換えると、
同じ値の2ビット間には、非ゼロ復帰は無い。ビット
は、NRZで符号化されるので、特定のメッセージが同
じ値を持つ、大量のビットを含んでいることは可能であ
り、一つあるいはいくつかの局に、ネットワーク上に問
題があると信じさせることができる。“スタッフィン
グ”ビットの考えは、同じ値を持つ5個の連続するビッ
トの後に、受信側が追加ビット(これは受信側が除去す
るであろう)を挿入することからなる。このスタッフィ
ングビットの値は、5個の他のビットの反対の値であ
る。この処理によって、バス上をメッセージが移送され
る間の安全性が増す。
ムの形で送られる。フレームは、異なるフィールドでま
とめられるビットのシークエンスである。
れは、以下の7つのフィールドからなる。 ・ フレーム開始あるいはSOF ・ 調停フィールド ・ 制御フィールド ・ データフィールド ・ CRCシークエンス ・ 受領通知フィールド ・ フレーム終了あるいはEOF そしてその後、インターフェイスフィールドと呼ばれる
8番目のフィールドが続く。
バス上の誤りによって影響される。いくつかの種類の誤
りが起こりうる。 ・ 物理層のレベルでは、 −誤りに影響されるビット(例えば、寄生物によって) −“スタッフィング“ビット誤り:SOFとCRCの間
の“スタッフィング“ビット規則の違反
性ビットが無い −CRC誤り:受信側が計算するCRCの値と、送信側
から送られるCRCの値の間の食い違い
は、バス上に作られる誤りフレームによって、伝えられ
る。
は、ネットワーク上に存在する他のノードへ、対応する
データフレームの形で、他のノードからデータを受信し
たいということを知らせる。要求フレームと関連するデ
ータフレームは、同じ識別子によって識別される。も
し、2つのデータフレームが同時に送られると、データ
フレームは、要求フレームに対して、優先権を持つ。
からできている。 ・ フレームの開始あるいはSOF ・ 調停フィールド ・ 制御フィールド ・ CRCシークエンス ・ 受領通知フィールド ・ フレームの終了あるいはEOF そして、また“インターフレーム”フィールドが後に続
く。
る。 ・ 誤りフラグフィールド:バス上に存在する異なる局
が寄与する誤りフラグの重ね合わせからなる。これらの
誤りフラグは、誤りの種類によって決まる異なる2つの
種類であろう(後に定義される): −能動誤りの場合の、6個の優性ビット −受動誤りの場合の、6個の劣性ビット ・フィールド区切り文字:8個の連続的劣性ビットから
成る。
フィールドが続く。
っていることを示すことである。これは、受信側が次の
フレーム(データあるいは要求)を受け入れるのに、い
くばくかの時間が必要な時、あるいは、優性ビットが中
断段階にある時に検出された時に発せられる。無期限に
バスを妨害するのを避けるために、わずか2つの連続的
な過負荷フレームが可能である。このフレームは、わず
か2つのフィールドからなる。
的な優性ビットからなる。 ・ フィールド区切り文字:8個の連続的な劣性ビット
からなる。
体上でフレームを移送することのできる解決法を生み出
すのに使用できる要素が多くある。CANバスの要素
は、以下の機能を持つ4つの主要な分類に従って分割す
ることができる。 ・プロトコルマネージャ(コントローラ):これらのマ
ネージャの機能は、プロトコルを生成し復号することで
ある。通常は、単独で動作することはできず、マイクロ
コントローラによって制御されなくてはならない。
クロコントローラ:2つの部品(プロトコルマネージャ
とマイクロコントローラ)を作る価格を下げるために作
られる。 ・ ライン制御インターフェイス(ドライバ):これら
はプロトコルマネージャと支援部(support)との間の
リンクを制御する部分を作り上げている。 ・ SLIO(シリアルリンク入出力):これらは、非
常に簡単な回路であり、言い換えると、CPUやマイク
ロコントローラインターフェイスを搭載する必要が無
い。これらの機能は主に、ディジタルあるいはアナログ
の入出力のタスクを実行することであり、バス上でのそ
れらの機能は、スレーブモードのみ(尋ねることはでき
る)である。
がある。最初に、処理量と長さの点で、理論的な限界が
ある。調停と受領通知動作の原理は、別の加入者から出
力されたフレームビットの計時された組み合わせが必要
である。
る。 ・ バス上を送信するドライバ回路でのインピーダンス
不整合 ・ バス上の多重衝突条件による、この不整合の変種 ・ 避雷保護によって起こる航空学上の容量性電荷によ
る信号波形の可能性のある劣化。
処理量/長さの条件を制限する使用時には、理論的な性
能が劣化する。
の種類の使用に、より適しており、その通信上の制約は
厳しくはなく、以下の様である。 −バスは、数メートルの長さ −処理用は、250kビット/s −EMI及び避雷保護回路は無く、従って、従って民生
用の部品に固有の特徴に関係した、不整合の問題に対し
て神経質では無い。
能を改善することによって、アビオニクスの分野に使用
を広げることである。 −ラインのインピーダンスを制御する(一人の動作中の
加入者のみ) −バスの長さを支援部と接続の減衰によってのみ限定さ
れる −バスの長さに関係なく、1Mビット/sの速度が可
能。
ロトコルを生成し復号する責任を持つ少なくとも一つの
制御器を備えるいくつかの加入者局の間で、メッセージ
の通信が可能な確定的フィールドバスの管理のための処
理を提案し、該処理は、唯一つの加入者局のみが、ある
時に能動的であり、他は受動的であるという交換の原理
によって、加入者局の一つからバス上への発信は可能で
あり、他の局からバス上への発信は、不可能であること
を特徴とする。“能動的”と“受動的”という用語は、
バス上においては、電気に関する意味であると理解され
たい。
(juxtaposition)方式を使用しない。この処理には、
以下の機構を使用することができる。 −各制御器から、出力レベルの監視をすること −スレーブの加入者局において、ローカルに管理された
応答を送るための、承認用ウィンドウを使用すること −もし欠陥がある場合は、加入者局をバスから切り離す
こと −3以上のビットの多段サンプリングをすること。
回路とライン自身とを持ち、いくつかの加入者局の間で
メッセージの通信を運ぶ、確定的フィールドバスを提案
し、該バスは、唯一つの加入者局が、ある時に能動的で
あり、他は受動的であるという交換の原理によって、加
入者局の一つからバス上への送信を可能にする手段と、
他の局からバス上への送信を不可能にする手段とを備え
る管理装置を含むことを特徴とする。
下の有利な特徴を持っている。 −ビット並置の排除 ・ 受領通知を行わない ・ 調停を行わない −機能フレームの維持 ・ データフレーム ・ 要求フレーム −非機能フレーム ・ 加入者が受信時に誤りフレームを送らない ・ バス上に過負荷フレームを送らない
関連する制御器を備える。第1モードは、以下の有利な
特徴を持っている: ・ バス上に送られるデータの自己検査 ・ ローカルな自動受領通知 ・ 聞取モードのみに変更することを可能にする市場で
利用可能なCAN部品を用いた簡易な使用。
器とバスドライバの間に置かれて、以下を可能にする安
全性の機構を作る論理手段を備える: ・ 制御器の出力における、構成の監視 ・ 加入者スレーブ局において、ローカルに管理される
応答を送ることを承認するためのウィンドウの使用 ・ もし欠陥がある場合は、加入者局をバスから切り離
すこと。
ている: ・ バス上に送られるデータの自己検査 ・ ローカルな自動受領通知 ・ 市場で利用可能な、全ての種類のCAN制御器を使
用すること ・ 欠陥のある加入者の切り離し。
以下の機能を実行する専用部品を持っている: −安全性機構の追加 ・ 加入者スレーブ局において、ローカルに管理される
応答を送ることを承認するためのウィンドウの使用 ・ もし欠陥がある場合は、加入者局をバスから切り離
すこと。 −3以上のビットの多段サンプリングをすること(標準
的なCANバスと同様)。
いる: ・ より小さなハードウェアアーキテクチャ/低価格 ・ 欠陥のある加入者の切り離し ・ ビット同期の改善 ・ 外部からの攻撃に対する、より強い免疫性
ニクスに用いるのが有利であろう。本発明は、厳しい制
約を持つ通信における要求を満たすのに使用することが
できる、すなわち: −大きな処理用(数百kビット/s以上) −長いバス長(100m以上) −保証された確定論(データが送信されなくてはならな
いときに対する完全な制御)
Nバスの制約を克服する。もし、ただ一つの加入者が、
バス上で能動的であるなら、他の加入者との間の調停と
多段受領通知は、もはや不必要である。支持物と部品の
性能の本質に関する長さの限界は、航空学的環境の要求
と、完全に一致する。例えば、CANのようなドライバ
回路あるいはRS485のようなドライバ回路は、電気
的接続の場合に使用することができ、または、高価でな
い部品は、光リンクに使用することができる。この場
合、雷やEMIの保護回路は、もはや必要ではない: −バスに整合する加入者に関する問題を解決すること
は、非常に簡単になる −確定的な観点からすると、第1実施形態において、ネ
ットワーク“縦並び”制御器は、ネットワーク内で交換
のためのマスターであり、バスマスターとして他の加入
者にスピーチの時間を配布する役割を果たす −使用されるハードウェアは、現在使用されているCA
Nバス部品のみから作られ、従って費用の点と、供給元
が多いという点で有利である −従来の確定的フィールドプロトコルに特有のメッセー
ジの安全性を高める機構(“スタッフィング”ビット、
CRC、受領通知等々)は、依然として能動的である。
ドライバ回路と実際のラインとを持ち、いくつかの加入
者局の間でメッセージの通信を提供する、確定的フィー
ルドバスに関し、該バスは、唯一つの加入者局のみが、
ある時に能動的であり、他は受動的であるという交換の
原理によって、加入者局の一つからバス上への送信を認
可する手段と、他の局からバス上への送信を不可能にす
る手段とを含む管理装置を備えることを特徴とする。こ
のバスに対する管理処理に依ると、CAN通信プロトコ
ルによって提供されるサービスは使用されるが、このプ
ロトコルの基本原理は、もはや使用されず(衝突管理と
受領通知)、一方バス制御器は維持される。
加入者は全て、2つの関連するバス制御器を“縦並び
に”備える。
入者の一般的なアーキテクチャは、アプリケーションの
処理を実行するマイクロコントローラ20と、CANプ
ロトコルに従ったバス管理に責任のあるプロトコル制御
器21と、標準的な参考文献[1]と[2]の勧めに従
った電気信号を整形するラインインターフェイス22と
に基づいている。CANバスは、参照番号23である。
加入者の一般的なアーキテクチャとして、2つのプロト
コル制御器30,31が使用されることを要求してい
る。ラインインターフェイスとバスへの接続が重なるの
を防ぐために、2つの制御器に共通のラインインターフ
ェイス31が使用され、送信信号は、送信のためのアク
セスを管理するために基本的な論理ゲート33(AND
ゲート)を通り抜け、そのループはラインインターフェ
イスによって作られる。バスは、参照番号34である。
だけ送信制御器があり、他は聞き取り側である。送信制
御器は、交換を管理するバス制御器として動作する。送
信の間は、“通常”モードで動作し、他の制御器は、受
信の“受動的”モードで動作する。2つの制御器を“縦
並び”に使用することにより、データがバス上に正しく
送られたかを即時に調べて、全ての送信が正しく送られ
たかを受領通知によって確認することができる。データ
がバス上に送られた後、バス制御器は受動的モードに戻
る。
る: −フレームを送る唯一の目的は、情報を他の加入者に提
供することであった(“放送”のような送信) −送信は、実際には他の加入者への問い合わせであっ
た。また、この他の加入者からの返事は必要である。
る、単一の加入者への質問であるなら、加入者は、答え
るべき立場には無い(それは受動的モードにある)。よ
り高いレベルである、アプリケーションレベルでは、メ
ッセージが実際にそこに宛てられたかが調べられる。こ
の場合、アプリケーションは、応答が必要なときにの
み、制御器を“通常”モードに再構成する。この応答制
御器は、また、“縦並び”であり、それゆえ、データが
バス上に正しく送られたかを調べることができる。その
後、バス制御器は、応答を受け取ることができ、それゆ
え、他の加入者に質問したり他の加入者に知らせたりす
ることができる。
で、衝突を管理する調停の必要は無い。動作は、質問/
返事モードにある。受領通知ビットの時間一致は、無用
である(受領通知は“縦並びで”制御器によってローカ
ルに管理される)。
点(マスター/スレーブプロトコルに関する性能)は継
承されるが、第2制御器が、制御器とドライバ回路の間
に挿入されて同じ機能を実行する専用ロジックによって
置き換えられる: −加入者が受動的モードにあるときに、バス上の送信を
できなくする(受信のみ) ・ 加入者による、送信の自動的受領通知(ローカルな
受領通知)、 ・ 禁止されている受信において、フレームの最後にバ
ス上に受領通知を送信すること、 ・ 加入者が受信しているときに、バス上の誤りフレー
ムの送信を排除すること
応答を送る承認のためのウィンドウ ・ 欠陥があるときに、バスから切り離された加入者。
除され、任意の第1制御器が使用される。受動的モード
⇔能動的モードから変更して戻るための時間は、もはや
使われない。アプリケーション層は、もはや第2制御器
を管理しない。バス上の妨害は、もし加入者の落ち度が
あれば、限られたものである。
る、つまりMS−CANあるいは“マスター−スレー
ブ”のようなマネージャ40である。図4に示す様に、
このマネージャ40は、独立型のプログラム可能な回路
であり、例えば、制御器41とCANバス43の“ドラ
イバー”回路42(トランシーバ)との間に挿入される
FPGSのような回路である。これは、マスターバスと
スレーブへのアクセスを管理し、一時に一つにだけ書き
込みをする権利を割り当てる。この方式は、バス上での
衝突を防止し、受領通知を禁止する。
て受領通知を受けていないフレームの自動的な再送信を
課するので、マネージャ40は、制御器41に受領通知
ビットをローカルに与えなくてはならない。
能ブロック図に基づいて定義され、そこでは、入力と出
力が以下のような意味を持つ。 −RST:リセット −DISC IN−P:パルスで、ラインインターフェ
イス制御器の接続を断つ命令 −DISC IN−S:状態(state)で、ラインイン
ターフェイス制御器の接続を断つ命令 −DISC−S:マネージャの状態(接続が切れている
かラインが繋がっているか) −SOF:フレームの開始(SOFビット)
ルド内の最後のビット) −ACK:受領通知(ACKビット) −ENV:SOFからフレーム内の最後の劣性ビットま
での、フレームの包絡線 −CLK:制御器用クロック −CLK SEL:クロック用周波数を選択する:16
あるいは24MHz(SJA1000で16あるいは2
4MHz、インテル(登録商標)社製82527で16
MHz)
間を選択する:タイマーTとT′(2×8ビット) −DEB SEL:処理量の選択(500kbpsある
いは1Mbps) −I/FへのTx,Rx:電気的ラインインターフェイ
スへの入出力(例えば82C251) −Tx,Rx制御器(CTRL):制御器のTx出力、
Rx入力 −M/S:“マスター”モードあるいは“スレーブ”モ
ードでの、動作構成入力。
構造を保っている間、最も低いレベルの層まで、マスタ
ー/スレーブ動作モードを可能にする。いつでもバス上
には能動的な加入者は一つしかあってはならないという
事実から、加入者間において多数の調停と受領通知はも
はや無いということになる。マスターの加入者(バス上
で単独あるいは冗長に組になって)は、自身が能動モー
ドへと入って、バス上に一つの要求を送り、その要求
は、受動的である全てのスレーブ加入者(このフレーム
に受領通知を送らない)に送信される。このフレーム
は、マスター加入者のところで専用ロジックによってロ
ーカルに認可と受領通知がされ、スレーブ加入者のとこ
ろに宛てられる。マスター加入者は、応答に必要な限
り、自身で受動的モードに入る。関係するスレーブ加入
者は、自身で能動的モードに入って応答し(承認された
時間ウィンドウの間)、もう一度受動的モードに戻る。
この返事も専用ロジックによってスレーブ加入者のとこ
ろでローカルに、認可と受領通知とがなされ、マスター
加入者によって受信される。
する専用部品が使用される。 −加入者が受動的モードのときの、バス上の送信を禁止 −安全性機構の追加 ・ スレーブ加入者局でローカルに管理される応答の送
信を承認するウィンドウの使用 ・ もしそのバスが欠陥のあるものなら、バスから加入
者局を切り離すこと −ビットの多段サンプリング。
専用制御器)と取り替える。この専用部品50は、バス
52のアプリケーション層51と物理的支援部の間をラ
イン“ドライバ”を通してインターフェイスする。
る。 −送信54:アプリケーションデータをフレームの形式
でバスへ転送する −受信55:バス上のフレームを復元して、アプリケー
ションデータを抽出する −パラメータ設定53:アプリケーション層との対話イ
ンターフェイスをして、制御器のパラメータを設定する −監視56:物理層が正しく動作しているかを調べる。
される。図6で示した図は、異なる場合を図解してい
る。 −パラメータ設定機能53は、他の機能が能動的な状態
であるかどうかに関わらず、アプリケーション層51に
関して常に能動的かつ利用可能でなくてはならない。 −送信54と受信55の機能は、排他的に能動化される
(制御器は送信するか受信するかである)。 −監視機能56は、(送信フレームを調べるために)送
信層の要求時に能動化され、受信したフレームの品質を
調べるために、受信層の要求時に能動化される。
ific IC:特定用途向け集積回路)で特定された部品あ
るいはマイクロプログラムされた制御器の形態で作られ
る。
ャを示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 各々が、通信プロトコルを生成し復号す
る責任を持つ少なくとも一つの制御器を備えるいくつか
の加入者局の間で、メッセージの通信が提供される確定
的フィールドバスの管理のための処理において、 該処理は、唯一つの加入者局のみが、ある時に能動的で
あり、他は受動的なままであるという交換の原理によっ
て、加入者局の一つからバス上への送信は可能であり、
他の局からバス上への送信は、不可能であることを特徴
とする処理。 - 【請求項2】 ビット並置の原理は使用されないことを
特徴とする請求項1記載の処理。 - 【請求項3】 監視機構が、各制御器からの出力レベル
に対して使用されることを特徴とする請求項1記載の処
理。 - 【請求項4】 スレーブ加入者局においてローカルに管
理される応答を送る承認のためのウィンドウが使用され
ることを特徴とする請求項1記載の処理。 - 【請求項5】 もし欠陥がある場合は、加入者局は、バ
スから切り離されることを特徴とする請求項1記載の処
理。 - 【請求項6】 3より上の各ビットは、多段サンプリン
グされることを特徴とする請求項1記載の処理。 - 【請求項7】 制御器とラインドライバ回路とライン自
身とを持ち、いくつかの加入者局の間でメッセージの通
信を提供する、確定的フィールドバスにおいて、 該バスは、唯一つの加入者局が、ある時に能動的であ
り、一方、他は受動的であるという交換の原理によっ
て、バス上の加入者局の一つから送信を認可する手段
と、他の局からバス上への送信を不可能にする手段とを
含む管理装置を備えることを特徴とするバス。 - 【請求項8】 各加入者局は、2つの関連する制御器を
備えることを特徴とする請求項7記載のバス。 - 【請求項9】 上記各加入者局では、制御器と対応する
バスドライバとの間に置かれて、 ・ 制御器の出力レベルの構成の監視と、 ・ 加入者スレーブ局において、ローカルに管理される
応答を送ることを承認するためのウィンドウの使用と、 ・ もし欠陥がある場合は、加入者局をバスから切り離
すこととのための安全性の機構を実行する論理手段を備
えることを特徴とする請求項7記載のバス。 - 【請求項10】 上記各加入者局は、 ・ 加入者スレーブ局において、ローカルに管理される
応答を送ることを承認するためのウィンドウの使用と、 ・ もし欠陥がある場合は、加入者局をバスから切り離
すこととが可能な安全性機構と、 ビットの多段サンプリングとの機能を実行する専用部品
を備えることを特徴とする請求項7記載のバス。 - 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか一つに記載
の確定的フィールドバスの、アビオニクスへの使用。
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