JP4897338B2 - 画像診断装置 - Google Patents

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本発明は、被検体の画像及び手術情報を表示するモニタを、撮像室内外に備えた画像診断装置に関する。
画像診断装置としては、磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)、CT装置等がある。この画像診断装置の一例としてのMRI装置は、連続的に被検体中の水素や燐等からの核磁気共鳴信号(NMR信号)を測定し、核の密度分布や緩和時間分布等を映像化するものである。
MRI装置を用いた心臓イメージングや、手術時の穿刺モニタリング、経皮的治療などに使用されるI−MRI装置(Interventional−MRI装置、または、Intraoperative−MRI装置)では、リアルタイムで撮像する断層面を任意に設定したいという要望がある。撮像する断層面を任意に選択する手法として、グラフィカルユーザインタフェースにMRI画像を表示して、画面上のボタンをクリックして、次に撮像する断層面を決定する方法(非特許文献1)や、3次元マウスなどを使う方法(特許文献1)などが提案されている。
これらの方法では、撮像する断層面の位置や向きをマウスなどの入力手段で調整、設定しなければならず、煩雑なので、MRI装置としては、より簡便に撮像する断層面の位置や向きを調整、設定できることが望ましい。その手法として、特許文献2や特許文献3等に記載された断層面指示デバイス(ポインタなど)を用いて撮像する断層面を決定する技術が提案されている。
特許文献2に記載された技術は、断層面指示デバイスであるポインタに発光ダイオードが設けられ、操作者がポインタで指し示した位置を赤外線カメラで検出したり、関節にセンサが備えられたアームの先端部にポインタを設け、アームの関節の角度などでポインタの位置を検出し、これに基づいて、断層面を自動的に調整するものである。また、特許文献3に記載された技術は、2個の赤外線カメラと3個の反射球を備えたポインタとを使って指示した断層面を自動的に決定して撮像するものである。
一方、位置検出装置と過去に撮像したボリュームデータを用いた手術ナビゲーションシステムは手術時に被検体に対してポインタなどにより指定される位置を、当該位置を含む被検体の直交3平面それぞれを断面とする断層画像上に表示することにより手術操作をナビゲーションするシステムであり、脳神経外科手術などの高精度の外科手術に適用されている。
ここで、撮像室内と室外との両方にモニタを設置し、姓名、生年月日等の被検体に関する情報を、室内の術者と、室外の検査技術者等の操作者との両者が参照可能な技術が特許文献4に記載されている。
米国特許第5512827号明細書 米国特許第5365927号明細書 米国特許第6026315号明細書 特開平5−269117号公報 Magnetic Resonance in Medicine:Real-time interactive MRI on a conventional scanner;AB.Kerr他、38巻、pp.355−367(1997)
上記特許文献4に記載された技術は、撮像室内外で表示する被検体情報を共通化し、双方から被検体情報を入力及び参照できる技術であるが、撮像室内の術者に必要な表示情報と、撮像室外の操作者に必要な表示情報とが異なる場合がある。例えば、撮像室外の操作者は、被検体に関する全体情報を必要とするが、撮像室内の術者は、その時の手術に応じた特定の情報を必要とする。
しかしながら、上記従来の技術にあっては、撮像室内外で表示する被検体情報が共通化されており、撮像室内の術者に、手術に応じた特定の情報を表示することはできなかった。
本発明の目的は、操作者用に表示される被検体情報とは独立して、術者に必要とされる被検体情報を表示可能な画像診断装置を実現することである。
本発明の画像診断装置は、三次元位置検出手段を用いて被検体の任意の断面像を表示する表示手段と、この表示手段に表示する画像情報を制御する表示制御手段とを有する。さらに、本発明の画像診断装置は、被検体の画像情報を表示する、操作者用の第1の表示手段と、術者用の第2の表示手段とを備え、表示制御手段は、第1の表示手段に表示させる画像情報とは独立した画像情報を第2の表示手段に表示させる。
操作者用に表示される被検体情報とは独立して、術者に必要とされる被検体情報を表示可能な画像診断装置を実現することができる。
これより、手術時の治療時間短縮が可能となり、術者、被検体に対する負担も軽減することができるという効果もある。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明をMRI装置に適用した場合の例である。
図1は、本発明の一実施形態であるMRI装置の動作フローチャートであり、図2は、本発明が適用されるMRI装置の概略構成図である。
図2において、MRI装置1は、例えば、垂直磁場方式0.3T永久磁石MRI装置1であり、垂直な静磁場を発生させる上部磁石3と下部磁石5、これら磁石を連結するとともに上部磁石3を支持する支柱7、位置検出デバイス9、アーム11、モニタ13、モニタ支持部15、基準ツール17、パーソナルコンピュータ19、ベッド21、制御部23などを含んで構成されている。
MRI装置1の図示しない傾斜磁場発生部は、領斜磁場をパルス的に発生させ、最大傾磁場強度15mT/mで、スルーレート20mT/m/msである。さらに、MRI装置1は、静磁場中の被検体24に核磁気共鳴を生じさせるための図示しないRF送信器と、撮像空間32に位置する被検体24からの核磁気共鳴信号を受信する図示しないRF受信器とを備え、これらは12.8MHzの共振型コイルとなっている。
また、位置検出デバイス9は、2台の赤外線カメラ25と、赤外線を発光する図示しない発光ダイオードを含んで構成され、断層面指示デバイスであるポインタ27の位置及び姿勢を検出するものである。また、位置検出デバイス9は、アーム11により移動可能に上部磁石3に連結され、図2に示すように、MRI装置1に対する配置を適宜変更することができる。
モニタ13は、操作者29が把持するポインタ27により指示された被検体24の断層面の画像を表示するもので、モニタ支持部15により、赤外線カメラ25同様上部磁石3に連結されている。基準ツール17は、赤外線カメラ25の座標系とMRI装置1の座標系をリンクさせるもので、3つの反射球35を備え、上部磁石3の側面に設けられている。
パーソナルコンピュータ19には、赤外線カメラ25が検出し算出したポインタ27の位置が、位置データとして、例えば、RS232Cケーブル33を介して送信される。制御部23は、ワークステーションで構成され、図示しないRF送信器、RF受信器などを制御する。また、制御部23は、パーソナルコンピュータ19及び映像記録装置34と接続されている。
パーソナルコンピュータ19では赤外線カメラ25が検出し算出したポインタ27の位置をMRI装置1で利用可能な位置データに変換し制御部23へ送信する。
位置データは、撮像シーケンスの撮像断面へ反映される。新たな撮像断面で取得された画像は液晶モニタに表示される。例えば、断層面指示デバイスであるポインタ27を穿刺針などに取り付け、穿刺針のある位置を常に撮像断面とする様に構成した場合、モニタ13には針を常に含む断面が表示されることになる。
図3は、MRI装置が配置されるシールドルーム内における術者用モニタ13と、シールドルーム外における操作者用モニタ305の概略説明図である。図3において、MRI装置1を用いた手術は術者を含むシールドルーム301内で行なわれ、操作者303は、シールドルーム外302でモニタ305を用いてMRI装置1を制御する。
シールドルーム301内の液晶モニタ13に表示される画面は、シールドルーム外302にいる操作者303と同じ画面を共有するのみである場合は、術者の好みでモニタ13に表示される画面のカスタマイズは出来ない。
つまり、操作者303がマウス304を用いてMRI装置1を制御してMRI装置1により被検体24の撮像を行い、術者308は操作者303がMRI装置制御用の画面を参照して手術を行うことになる。
そこで、本発明においては、シールドルーム301内のモニタ13の画面表示を、操作者用のモニタ305の画面表示の任意の一部拡大画面としたり、同一画面とすることにより、術者308の手術用に適切な画面表示とし、術者308に最適な手術環境を提供する。
図1を参照して、術者308の手術用に適切な画面表示とする動作フローを説明する。MRI装置1内において、3D撮像を行うと同時にGUIは術前プラニング用画面表示に移行する(ステップ101、102)。ここで、術者用モニタ13は、手動又は音声、タッチパネル等により、術者用画面に切り替えられる。
手術開始後、穿刺等の手技が開始されると同時にMRI撮像が開始され、ナビゲーション等の各種手術支援機能が連動される(ステップ103、104、105)。ここで、操作者用ディスプレイ13には通常画面が表示され、術者用ディスプレイ305には穿刺用画面が表示される(ステップ106)。
穿刺終了ではなく、術中に術者用ディスプレイ表示に変更指示がある場合には、各種一覧表示画面から所望の画面を選択し、選択画面が拡大表示されて、手術続行となる(ステップ107、108、109、110)。ステップ107で穿刺が終了したら、術具位置確認用のMRI撮像を行う(ステップ111)。
そして、術者には画像をメインとした画面構成が表示される(ステップ112)。更に治療が開始されると同時に治療効果確認用のMRI撮像が開始され、術者には効果を一目で確認できる専用の画面が表示されることとなる(ステップ113、114、115)。
図4は、本発明によるGUI基本構成図である。本発明によるGUI基本構成図は各種映像をの立表示を実現するためのものであり、MRI制御用PC19により、撮像及び画像表示を行うが、画像・映像・各種手術情報を独立化する各種映像出力制御装置402を経由して専用ディスプレイ13、305に表示する。
具体的には画面全体を構成する操作者用ディスプレイ部400に対して、画像又は映像表示区画403、404、405、406、407、408にそれぞれ独立した情報(出力1〜6)を出力する。同時に手術に必要な情報409も各種手術情報(出力7)として任意の場所に表示する。ここで、全体ディスプレイ部400は数パターンの構成を保持しており、手術状況に応じて構成が自動的に変化する機能を有している。
術者用ディスプレイ部500は、術者用のディスプレイ部であり、各種映像出力制御装置402から出力8として、術者用にカスタマイズされた情報が出力される。
図5に操作者用のGUI表示例を示し、図6〜図10に術者用のI−MRI時におけるGUI表示例を示す。条件別に説明すると、図5は、初期画面(通常画面)を示し、図6は、術前プラニング(シミュレーション)画面を示し、図7〜10に手術時の穿刺時の画面を示す。
また。図11に術具位置確認用画面を示し、図12に治療効果確認用画面を示す。これらの画面は、手術の状況に応じて表示が自動的に切り替わる機能を有している。以下、各状態に応じた画面構成詳細を説明する。
図5に示した初期状態(通常画面)501では、ナビゲーション部502とISC(断層面指示デバイスを用いて決定された撮像断層面)を含む各種手術情報部503の全ての情報が一覧表示されており、一般的にシールドルーム外の操作者用の画面構成となる。
ここで、選択ボタン504を操作して3D撮像を行い、3軸断面(505、506、507)及びVolume Rendering画面509が表示されている。Planningボタン510を押すことで手術経路をシミュレーションするモードに移行し、手術経路を算出し、その経路が表示される(手術経路を術具511、512、513、514を表示することで表示する)。
一方、術者用ディスプレイ601には、図6に示すように、図5に示したナビゲーション部502が拡大された画面602が表示されることとなる(手術経路を605〜608で示す)。また、画面602の側方には各種手術情報603も表示されており、手術に必要な情報も閲覧できるようになっている。もし、通常画面に戻したい場合は通常画面ボタン604を押すことで、図5に示した画面構成に戻ることができる。また、術者用ディスプレイ601には、後述するその他の画面表示が可能であり、ボタン605を押すことにより、以前選択した画面表示を表示させたり、その前後の画面を呼び出し、表示させることもできる。
図5において、手術・穿刺時にはISCボタン520を押して、ISCをオンとすると、リアルタイム画面521が表示される。更に、ナビゲーションボタン522を押して、ナビゲーションを連動させることで、術具511、512、513、514を含む3軸断面Axial画面505、Sagital画面506、Colonal画面507及びVolume Rendering画像509が時系列的に変化する。同時に、セグメンテーション画像と術具位置の三次元的術具情報523や各種手術情報524もリアルタイム表示される。
ここで、術者が必要な画面を拡大表示する場合は、必要な画面をクリックするか若しくは関心領域拡大機能ボタン530のいずれかのボタン531〜534を押すことで、1画面拡大表示が可能となる。例えば、Axial画面を拡大表示したい場合には、Axialボタン531又はAxial画面505を選択することで、図7に示すような拡大画面が表示される(705は術具又は穿刺針を示す)。
また、Sagital画面を拡大表示したい場合には、Sagitalボタン532又はSagital画面506を選択することで、図8に示すような拡大画面が表示される(805で術具又は穿刺針を示す)。Colonal画面を拡大表示したい場合には、Colonalボタン533又はColonal画面507を選択することで、図9に示すような拡大画面が表示される(905で術具又は穿刺針を示す)。
Volume Rendering画面を拡大表示したい場合には、Volume Renderingボタン534又はVolume Rendering画面509を選択することで、図10に示すような拡大画面が表示されることとなる(1005で術具を示す)。
各画面共に共通して、拡大画面702、802、902、1002及び術具又は穿刺針705、805、905、1005が表示され、拡大画面の側方には各種手術情報703、803、903、1003も表示されており、手術に必要な情報も閲覧できるようになっている。もし、通常画面に戻したい場合は通常画面ボタン704、804、904、1004を押すことで、図5に示すような元の通常画面構成に戻すことができる。
穿刺終了後は、図5に示した通常画面における術具位置確認ボタン540を押すことにより、術具位置を含むマルチスライス撮像が開始される。そして、図11に示すような術具位置確認用画面が自動表示され、周辺臓器との位置関係が一覧表示される。
図11において、術者用画面1101にスライス画像全体拡大画面1102及びその側方に各種手術情報1103も表示され、画像表示領域に各スライス画像1106、1107、1108、1109、1110及び3D撮像画面1105が表示される。ここで、術具又は穿刺針1111の位置を確認し、ターゲットに到達したことを確認後、通常画面ボタン1104を押すことで、図5に示すような元の通常画面構成に戻すことができる。
更に、医師による治療後、治療効果を確認するために、図5に示す通常画面における治療効果確認ボタン541を押すことにより治療領域を含む3軸断面撮像が開始される。そして、図12に示すような治療効果確認用画面が自動的に表示される。
図12において、術者用画面1201に治療効果画像拡大画面1102及びその側方に各種手術情報1203が表示され、画像表示領域に治療領域を含む3軸画像1207、1210、1213及び3D画面1205が表示される。ここで表示される術具又は穿刺針1209、1212、1215、1206で、ターゲットからズレていないことが確認できる。
ここで、3D画面1205は、3軸撮像断面1208、1211、1214を合成したものであり、治療領域及び術具及び周辺臓器の位置関係の把握を容易にするための表示機能である。治療効果確認後、通常画面ボタン1204を押すことで、図5に示すような元の通常画面構成に戻すことができる。
以上のように本発明は、画像・映像を含む画面構成は操作者が操作する画面表示と術者用の画面表示とを独立に調整可能とすることで、操作者と同一の画面構成に限らず術者の要求に応じて必要な画面を自由にカスタマイズ可能(拡大・縮小やWindow/Levelの変更を可能)とすることで、常に最適な手術環境を提供することが可能となる。
上述した例は、術者がモニター13に表示されたボタンを選択したり、音声、フットスイッチを用いて、画面表示内容を変更する例であるが、手術場面に応じて、自動的に画面表示を適切なものに切り換えることができれば、より適切な手術環境を提供することができる。
そこで、一定の条件が成立すれば、自動的に術者用画面表示を適切なものに切り換える例について、以下に説明する。
(1)術前プランニング(手術シミュレーション)
MRI装置による術前3D撮像を行った場合には、術者用画面に3軸断面及びボリュームレンダリングを自動的に表示する。これは、最初に撮像する画像が3D撮像であり、それにより手術経路を算出する方法が一般的であるため、自動的にこれら自動的に表示する。これにより、術者は、画面選択操作を行なうことなく、適切な画面表示が行なわれる。
ただし、複数回3D撮像を行った場合や他の装置を用いて撮像した場合には、そのうちのどの画像を表示するかは選択性とし、リアルタイムで表示することとする。
(2)穿刺等(手技)開始時
穿刺等(手技)開始時の通常初期画面を、自動的に操作者用画面と同じ画面とする。
3D撮像後、穿刺又は手術をするために術具をナビゲーションする必要があり、そのためには比較的短時間で撮像可能な2Dリアルタイム撮像を行う。したがって、この2Dリアルタイム撮像の開始をトリガーとして穿刺等(手技)開始時には、通常初期画面を自動的に表示する。
(3)手技終了時
2D撮像が終了し、再度3D撮像を行う場合には術具位置及びターゲット位置の再確認を行うための、3軸断面及びボリュームレンダリング表示を自動的に行なう。
術前プランニングとの判別方法は、2Dリアルタイム撮像の後の撮像か否かで行う。また、MRI装置の被検体撮像動作に応じて、術者用モニタ13に表示する画像情報を切り替えることも可能である。
(4)術具センシング方法
術具を検出して、検出したときと、検出していないときとの判断により表示画面を切り替える。術具のセンシング方法としては、次の3つの方法がある。
第1の方法は、赤外線装置や磁場発生装置を用いて監視する方法である。通常、術具は所定の位置に固定・設置されているため、所定位置に規定術具が存在するか否かを検出する赤外線装置や磁場発生装置を設ける。
術者は、手術場面に応じて手術器具を使い分けることから、所定位置に手術器具が検出できない場合、術者が必要に応じて使用していると判断することができる。
第2の方法は、重さセンサーを用いて監視する方法である。つまり、規定器具の位置検出を重量監視による方法としたものである。所定位置若しくはトレイの上に規定器具が置いてあり、術者は必要に応じてトレイから術具を手に取り手術を続行する。この時、トレイ上の重量がゼロとなった場合にその術具を使用していると判断する。第1の方法に比較して、赤外線装置や磁場発生装置を必要とせず、重さセンサーで監視できることから安価な方法である。
第3の方法は、三次元位置検出装置を用いる(特定領域の器具を検出する)方法である。手術領域にある術具を全て検出する方法である。術具を使用する時には必ず被検体の近く(特定領域)で使用するため、その領域全てを網羅する三次元検出器を設置し、予め登録しておいた術具を検出する。これは、術具の準備を任意にすることができ、術者・手術スタッフの好きな場所に置くことができる。
ただし、手術に必要のない術具については測定範囲外に置く必要がある。
以上説明したような、画面自動切換え方法を適切に組み合わせることによって、術者の画面切り替え負担を軽減し、手術の場面に応じた画面を表示することができる。
なお、上述した例は、本発明をMRI装置に適用した場合の例であるが、本明発明は、MRI装置のみならず、CT装置等の他の医用画像診断装置にも適用することが可能である。
また、上述した例は、術者用モニタと操作者用モニタとの2つのモニタを備える場合の例であるが、本発明は、術者用モニタのみ備えた装置にも適用可能である。
本発明の一実施形態MRI装置の動作フローチャートである。 本発明が適用されるMRI装置の概略構成図である。 MRI装置が配置されるシールドルーム内における術者用モニタと、シールドルーム外における操作者用モニタの概略説明図である。 本発明によるGUI基本構成図である。 本発明によるGUI表示画面例を示す図である。 本発明による術者の術前プラニング画面を示す図である。 本発明による術者の穿刺用初期(Axial拡大)画面を示す図である。 本発明による術者の穿刺用(Sagital拡大)画面を示す図である。 本発明による術者の穿刺用(Colonal拡大)画面を示す図である。 本発明による術者の穿刺用(Volume Rendering拡大)画面を示す図である。 本発明による術者の術具位置確認用画面を示す図である。 本発明による治療効果確認用画面を示す図である。
符号の説明
1 MRI装置
3 上部磁石
5 下部磁石
7 支柱
9 位置検出デバイス
11 アーム
13 モニタ
15 モニタ支持部
17 基準ツール
19 パーソナルコンピュータ
21 ベッド
23 制御部
24 被検体
25 赤外線カメラ
27 ポインタ
29 操作者
32 開口部
34 映像記録装置
35 反射球

Claims (6)

  1. 三次元位置検出手段を用いて被検体の任意の断面像を表示する表示手段と、この表示手段に表示する画像情報を制御する表示制御手段とを有し、
    被検体の画像情報を表示する、操作者用の第1の表示手段と、術者用の第2の表示手段とを備え、
    上記表示制御手段は、上記第1の表示手段に表示させる画像情報とは独立した画像情報を上記第2の表示手段に表示させる像診断装置において、
    上記表示制御手段は、上記第1の表示手段の複数の画像を一画面中に表示させ、この第1の表示手段に表示された複数の画像のうちの一つの画像を上記第2の表示手段に表示させることを特徴とする画像診断装置。
  2. 請求項記載の画像診断装置において、上記表示制御手段は、上記第1の表示手段に表示された複数の画像のうちの一つの画像を上記第2の表示手段に拡大して表示させることを特徴とする画像診断装置。
  3. 請求項又は記載の画像診断装置において、上記第2の表示手段に表示する画像を選択する画像選択手段を備えることを特徴とする画像診断装置。
  4. 請求項記載の画像診断装置において、上記画像選択手段は、タッチパネル、音声認識手段又はフットスイッチであることを特徴とする画像診断装置。
  5. 請求項記載の画像診断装置において、上記表示制御手段は、画像診断装置の画像撮像動作に応じて、第2の表示手段に表示する画像を選択し、第2の表示手段に表示させることを特徴とする画像診断装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項記載の画像診断装置において、この画像診断装置は、磁気共鳴イメージング装置であることを特徴とする画像診断装置。
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