JP2000037380A - X線ct装置 - Google Patents
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 238000002594 fluoroscopy Methods 0.000 description 4
- 238000002591 computed tomography Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 検査室のモニタでも表示条件を調整するよう
にして、術者と操作者のそれぞれの煩雑さを解消したX
線CT装置を提供する。 【解決手段】 上記課題は、X線源1と、X線源1と対
向配置されたX線検出器2を有し被検体3の周りをスキ
ャンして投影データを得るスキャナ5と、スキャナ5に
よって得られた投影データから断層像を再構成演算する
画像演算部7と、画像演算部7によって演算された断層
像を画面に表示する第1の画像表示部8および第2の画
像表示部9と、これらの画像表示部に対応付けてそれぞ
れの画像表示部の表示条件を設定する第1の操作入力部
10および第2の操作入力部11とを備えたことで解決
される。
にして、術者と操作者のそれぞれの煩雑さを解消したX
線CT装置を提供する。 【解決手段】 上記課題は、X線源1と、X線源1と対
向配置されたX線検出器2を有し被検体3の周りをスキ
ャンして投影データを得るスキャナ5と、スキャナ5に
よって得られた投影データから断層像を再構成演算する
画像演算部7と、画像演算部7によって演算された断層
像を画面に表示する第1の画像表示部8および第2の画
像表示部9と、これらの画像表示部に対応付けてそれぞ
れの画像表示部の表示条件を設定する第1の操作入力部
10および第2の操作入力部11とを備えたことで解決
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CTスキャンの進
行とともに画像再構成に用いる投影データの範囲を前記
X線源の所定の回転角ずつ順次更新し、この更新した投
影データを用いて更新した断層像(CTフルオロスコピ
ー(Fluoroscopy)像)を得るX線CT装置に関するも
のである。
行とともに画像再構成に用いる投影データの範囲を前記
X線源の所定の回転角ずつ順次更新し、この更新した投
影データを用いて更新した断層像(CTフルオロスコピ
ー(Fluoroscopy)像)を得るX線CT装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のX線CT装置は、ベッドに乗せた
被検体にX線を照射するX線源とこのX線源と対向配置
され被検体を透過するX線を検出するX線検出器とを備
えたスキャナを有し、スキャナを被検体の周りにスキャ
ンさせ複数の投影データを収集し、これら投影データか
ら被検体の断層像を演算していた。
被検体にX線を照射するX線源とこのX線源と対向配置
され被検体を透過するX線を検出するX線検出器とを備
えたスキャナを有し、スキャナを被検体の周りにスキャ
ンさせ複数の投影データを収集し、これら投影データか
ら被検体の断層像を演算していた。
【0003】近年、画像診断の分野において、IVRと
称される画像観察下における治療が盛んになってきた
が、X線CT装置をIVRに用いることも少なくない。
このようなIVRを行うためには、カテーテルや穿刺針
の先端が他の正常な臓器等を傷つけたりしないように、
その先端が今どこにあるかを逐次確認する必要がある。
称される画像観察下における治療が盛んになってきた
が、X線CT装置をIVRに用いることも少なくない。
このようなIVRを行うためには、カテーテルや穿刺針
の先端が他の正常な臓器等を傷つけたりしないように、
その先端が今どこにあるかを逐次確認する必要がある。
【0004】そのために、X線CT装置においてはCT
フルオロスコピー撮像法が考案され、実行されている。
CTフルオロスコピー撮像はCTスキャンの進行ととも
に、画像再構成に用いる撮影データの範囲をX線源の回
転の所定角度、たとえば1/6〜1/4回転ずつ更新
し、その更新した投影データと既画像化の投影データを
組み合わせて、順次断層像を得て、それらをモニタ表示
する。
フルオロスコピー撮像法が考案され、実行されている。
CTフルオロスコピー撮像はCTスキャンの進行ととも
に、画像再構成に用いる撮影データの範囲をX線源の回
転の所定角度、たとえば1/6〜1/4回転ずつ更新
し、その更新した投影データと既画像化の投影データを
組み合わせて、順次断層像を得て、それらをモニタ表示
する。
【0005】ところで、従来のCT装置は、CTスキャ
ナを検査室に、操作卓を操作室に、操作室内の操作者が
無用にX線被曝しないように、CTスキャナと操作卓を
離して設置される。術者がCTフルオロスコピー像を見
ながらカテーテルや穿刺針の先端を確認するために、操
作室に設けられるモニタと同じものが検査室にも設けら
れている。
ナを検査室に、操作卓を操作室に、操作室内の操作者が
無用にX線被曝しないように、CTスキャナと操作卓を
離して設置される。術者がCTフルオロスコピー像を見
ながらカテーテルや穿刺針の先端を確認するために、操
作室に設けられるモニタと同じものが検査室にも設けら
れている。
【0006】また、検査室内にいる術者には被検体とベ
ッドの位置関係が分かるが、操作室内にいる操作者に
は、例えば検査室内のCTスキャナにベッドの位置情報
の数値表示などを目視で確認できるに過ぎない。
ッドの位置関係が分かるが、操作室内にいる操作者に
は、例えば検査室内のCTスキャナにベッドの位置情報
の数値表示などを目視で確認できるに過ぎない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記検
査室のモニタには画像のウィンドウレベルやウィンドウ
幅といった表示条件を設定する機能が設けられていな
く、これらの表示条件が術者にとって適正でない場合は
操作室にいる操作者と連絡を取り合って、操作者に調整
してもらう必要があるから、術者および操作者にとって
煩雑であるという問題があった。
査室のモニタには画像のウィンドウレベルやウィンドウ
幅といった表示条件を設定する機能が設けられていな
く、これらの表示条件が術者にとって適正でない場合は
操作室にいる操作者と連絡を取り合って、操作者に調整
してもらう必要があるから、術者および操作者にとって
煩雑であるという問題があった。
【0008】また、前記操作室のモニタには被検体とベ
ッドの位置関係を表示する機能が設けられていなく、操
作者がこれらの位置関係を確認したい場合は検査室にい
る術者と連絡を取り合って、術者に報告してもらう必要
があるから、術者および操作者にとって煩雑であるとい
う問題があった。
ッドの位置関係を表示する機能が設けられていなく、操
作者がこれらの位置関係を確認したい場合は検査室にい
る術者と連絡を取り合って、術者に報告してもらう必要
があるから、術者および操作者にとって煩雑であるとい
う問題があった。
【0009】本発明は、上記問題の少なくとも一つを解
決するものであり、その目的は、検査室のモニタでも表
示条件を調整するようにして、術者と操作者のそれぞれ
の煩雑さを解消したX線CT装置を提供することにあ
る。また、操作室のモニタでも被検体とベッドの位置関
係を表示するようにして、術者と操作者のそれぞれの煩
雑さを解消したX線CT装置を提供することにある。
決するものであり、その目的は、検査室のモニタでも表
示条件を調整するようにして、術者と操作者のそれぞれ
の煩雑さを解消したX線CT装置を提供することにあ
る。また、操作室のモニタでも被検体とベッドの位置関
係を表示するようにして、術者と操作者のそれぞれの煩
雑さを解消したX線CT装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、X線源とこ
のX線源と対向配置されたX線検出器を有し被検体の周
りをスキャンして投影データを得るスキャナと、このス
キャナによって得られた投影データから断層像を再構成
演算する手段と、この再構成演算手段によって演算され
た断層像を画面に表示する複数個の表示手段と、これら
の表示手段に対応付けてそれぞれの表示手段の表示条件
を設定する手段とを備えたX線CT装置によって達成さ
れる。
のX線源と対向配置されたX線検出器を有し被検体の周
りをスキャンして投影データを得るスキャナと、このス
キャナによって得られた投影データから断層像を再構成
演算する手段と、この再構成演算手段によって演算され
た断層像を画面に表示する複数個の表示手段と、これら
の表示手段に対応付けてそれぞれの表示手段の表示条件
を設定する手段とを備えたX線CT装置によって達成さ
れる。
【0011】また、X線源とこのX線源と対向配置され
たX線検出器を有しベッドに乗せた被検体の周りをスキ
ャンして投影データを得るスキャナと、このスキャナに
よって得られた投影データから断層像を再構成演算する
手段と、この再構成演算手段によって演算された断層像
を画面に表示する手段と、前記ベッドと被検体の対応関
係を前記断層像と関連づけて前記表示手段に表示制御す
る手段を備えたX線CT装置によって達成される。
たX線検出器を有しベッドに乗せた被検体の周りをスキ
ャンして投影データを得るスキャナと、このスキャナに
よって得られた投影データから断層像を再構成演算する
手段と、この再構成演算手段によって演算された断層像
を画面に表示する手段と、前記ベッドと被検体の対応関
係を前記断層像と関連づけて前記表示手段に表示制御す
る手段を備えたX線CT装置によって達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のX線CT装置の各実施形
態について、図面を用いて説明する。
態について、図面を用いて説明する。
【0013】<第1の実施形態>まず、第1の実施形態
のX線CT装置の構成を説明する。図1は本発明の第1
の実施形態のX線CT装置の機能ブロック図である。
のX線CT装置の構成を説明する。図1は本発明の第1
の実施形態のX線CT装置の機能ブロック図である。
【0014】第1の実施形態のX線CT装置は、図1に
示すように、X線源1と、ベッド4に乗せた被検体3を
はさんで対向配置されたX線検出器2と、X線源1の電
源供給部およびX線検出器2の信号取り出し部を構成す
るブラシとスリップリングを有するスキャナ5と、X線
源1とスキャナ5の前記電源供給部を介して電気的に接
続された高電圧電源6と、X線検出器2とスキャナ部5
の前記信号取り出し部を介して電気的に接続された画像
演算部7と、画像演算部7と電気的に接続された第1の
画像表示部8(操作室に配置)および第2の画像表示部
9(検査室に配置)と、ベッド4,スキャナ部5,高電
圧電源6,画像演算部7,第1の画像表示部8,第2の
画像表示部9,第1の操作入力部10および第2の操作
入力部11のそれぞれと電気的に接続された統括制御部
12を備えている。
示すように、X線源1と、ベッド4に乗せた被検体3を
はさんで対向配置されたX線検出器2と、X線源1の電
源供給部およびX線検出器2の信号取り出し部を構成す
るブラシとスリップリングを有するスキャナ5と、X線
源1とスキャナ5の前記電源供給部を介して電気的に接
続された高電圧電源6と、X線検出器2とスキャナ部5
の前記信号取り出し部を介して電気的に接続された画像
演算部7と、画像演算部7と電気的に接続された第1の
画像表示部8(操作室に配置)および第2の画像表示部
9(検査室に配置)と、ベッド4,スキャナ部5,高電
圧電源6,画像演算部7,第1の画像表示部8,第2の
画像表示部9,第1の操作入力部10および第2の操作
入力部11のそれぞれと電気的に接続された統括制御部
12を備えている。
【0015】X線源1は被検体3へX線を曝射する。X
線検出器2は被検体3を透過したX線を検出する。ベッ
ド4は被検体3を乗せる。スキャナ5は被検体3の周囲
にX線源1とX線検出器2を回転する。高電圧電源6は
異なった管電圧,管電流,X線源1への印加時間の各条
件を撮影に適合させてX線源1に供給する。画像演算部
7は、ベッド4に被検体3を乗せ、かつX線源1とX線
検出器2を被検体3の周囲で回転させながらX線源1か
ら被検体3へX線を曝射して収集された複数の投影デー
タから所望の断層面位置の断層像を再構成する。第1の
画像表示部8および第2の画像表示部9は画像演算部7
で再構成した断層像を表示する。第1の操作入力部10
は操作者が断層像のウィンドウレベル,ウィンドウ幅等
の各種の表示条件を第1の画像表示部8に入力する。第
2の操作入力部11は術者が断層像のウィンドウレベ
ル,ウィンドウ幅等の各種の表示条件を第2の画像表示
部9に入力する。統括制御部12は、スキャナ5の回
転,高電圧電源6の電圧,電流,印加時間の設定、画像
演算部7の画像再構成をそれぞれ制御すると共に、第1
の操作入力部10および第2の操作入力部11に設定さ
れた表示条件に基づいて、第1の画像表示部8および第
2の画像表示部9を制御する。
線検出器2は被検体3を透過したX線を検出する。ベッ
ド4は被検体3を乗せる。スキャナ5は被検体3の周囲
にX線源1とX線検出器2を回転する。高電圧電源6は
異なった管電圧,管電流,X線源1への印加時間の各条
件を撮影に適合させてX線源1に供給する。画像演算部
7は、ベッド4に被検体3を乗せ、かつX線源1とX線
検出器2を被検体3の周囲で回転させながらX線源1か
ら被検体3へX線を曝射して収集された複数の投影デー
タから所望の断層面位置の断層像を再構成する。第1の
画像表示部8および第2の画像表示部9は画像演算部7
で再構成した断層像を表示する。第1の操作入力部10
は操作者が断層像のウィンドウレベル,ウィンドウ幅等
の各種の表示条件を第1の画像表示部8に入力する。第
2の操作入力部11は術者が断層像のウィンドウレベ
ル,ウィンドウ幅等の各種の表示条件を第2の画像表示
部9に入力する。統括制御部12は、スキャナ5の回
転,高電圧電源6の電圧,電流,印加時間の設定、画像
演算部7の画像再構成をそれぞれ制御すると共に、第1
の操作入力部10および第2の操作入力部11に設定さ
れた表示条件に基づいて、第1の画像表示部8および第
2の画像表示部9を制御する。
【0016】次に、図1の表示条件設定部の構成につい
て、図2を用いて説明する。図2は図1の第1の操作入
力部と第2の操作入力部の機能ブロック図である。
て、図2を用いて説明する。図2は図1の第1の操作入
力部と第2の操作入力部の機能ブロック図である。
【0017】第1の操作入力部10は、図2に示すよう
に、第1のレベル用エンコーダ10aと、第1のレベル
用エンコーダ10aと並置された第1の幅用エンコーダ
10bと、第1のレベル用エンコーダ10aおよび第1
の幅用エンコーダ10bのそれぞれと電気的に接続され
た第1のロータリエンコーダインターフェース(I/
F)10cを有している。
に、第1のレベル用エンコーダ10aと、第1のレベル
用エンコーダ10aと並置された第1の幅用エンコーダ
10bと、第1のレベル用エンコーダ10aおよび第1
の幅用エンコーダ10bのそれぞれと電気的に接続され
た第1のロータリエンコーダインターフェース(I/
F)10cを有している。
【0018】第1のレベル用エンコーダ10aは操作室
に配置された第1の画像表示部8に表示画面に対するウ
ィンドウレベルを調整するためのエンコード量を操作者
の操作によって入力される。第1の幅用エンコーダ10
bは第1の画像表示部8に表示画面に対するウィンドウ
幅を調整するためのエンコード量を操作者の操作によっ
て入力される。第1のロータリエンコーダI/F10c
は第1のレベル用エンコーダ10aと第1の幅用エンコ
ーダ10bのそれぞれのエンコード量を統括制御部12
によって読み取れることが可能なように変換する。
に配置された第1の画像表示部8に表示画面に対するウ
ィンドウレベルを調整するためのエンコード量を操作者
の操作によって入力される。第1の幅用エンコーダ10
bは第1の画像表示部8に表示画面に対するウィンドウ
幅を調整するためのエンコード量を操作者の操作によっ
て入力される。第1のロータリエンコーダI/F10c
は第1のレベル用エンコーダ10aと第1の幅用エンコ
ーダ10bのそれぞれのエンコード量を統括制御部12
によって読み取れることが可能なように変換する。
【0019】第2の操作入力部11は、同図に示すよう
に、第2のレベル用エンコーダ11aと、第2のレベル
用エンコーダ11aと並置された第2の幅用エンコーダ
11bと、第2のレベル用エンコーダ11aおよび第2
の幅用エンコーダ11bのそれぞれと電気的に接続され
た第2のロータリエンコーダI/F11cを有してい
る。
に、第2のレベル用エンコーダ11aと、第2のレベル
用エンコーダ11aと並置された第2の幅用エンコーダ
11bと、第2のレベル用エンコーダ11aおよび第2
の幅用エンコーダ11bのそれぞれと電気的に接続され
た第2のロータリエンコーダI/F11cを有してい
る。
【0020】第2のレベル用エンコーダ11aは検査室
に配置された第2の画像表示部9に表示画面に対するウ
ィンドウレベルを調整するためのエンコード量を術者の
操作によって入力される。第2の幅用エンコーダ11b
は第2の画像表示部9に表示画面に対するウィンドウ幅
を調整するためのエンコード量を術者の操作によって入
力される。第2のロータリエンコーダI/F11cは第
2のレベル用エンコーダ11aと第2の幅用エンコーダ
11bのそれぞれのエンコード量を統括制御部12によ
って読み取れることが可能なように変換する。
に配置された第2の画像表示部9に表示画面に対するウ
ィンドウレベルを調整するためのエンコード量を術者の
操作によって入力される。第2の幅用エンコーダ11b
は第2の画像表示部9に表示画面に対するウィンドウ幅
を調整するためのエンコード量を術者の操作によって入
力される。第2のロータリエンコーダI/F11cは第
2のレベル用エンコーダ11aと第2の幅用エンコーダ
11bのそれぞれのエンコード量を統括制御部12によ
って読み取れることが可能なように変換する。
【0021】次に、第1の実施形態のX線CT装置の動
作を説明する。画像演算部7は、ベッド4に被検体3を
乗せ、かつX線源1とX線検出器2を被検体3の周囲で
回転させながらX線源1から被検体3へX線を曝射して
収集された複数の投影データから所望の断層面位置の断
層像を再構成する。
作を説明する。画像演算部7は、ベッド4に被検体3を
乗せ、かつX線源1とX線検出器2を被検体3の周囲で
回転させながらX線源1から被検体3へX線を曝射して
収集された複数の投影データから所望の断層面位置の断
層像を再構成する。
【0022】第1の画像表示部8は、画像演算部7で再
構成した断層像を表示する。操作者は断層像のウィンド
ウレベル,ウィンドウ幅等の各種の表示条件を第1の操
作入力部10に入力する。具体的には、操作者は第1の
レベル用エンコーダ10aに第1の画像表示部8の画面
のウィンドウレベルを調整するためのエンコード量を入
力する。また、操作者は第1の幅用エンコーダ10bに
第1の画像表示部8の画面のウィンドウ幅を調整するた
めのエンコード量を入力する。第1のロータリエンコー
ダI/F10cは第1のレベル用エンコーダ10aと第
1の幅用エンコーダ10bのそれぞれのエンコード量を
統括制御部12によって読み取れることが可能なように
例えばデジタル量に変換する。統括制御部12は第1の
操作入力部10で入力されたエンコード量等で第1の画
像表示部8の画面に表示された断層像のウィンドウレベ
ルとウィンドウ幅を操作者の操作によって適宜に調整で
きる。
構成した断層像を表示する。操作者は断層像のウィンド
ウレベル,ウィンドウ幅等の各種の表示条件を第1の操
作入力部10に入力する。具体的には、操作者は第1の
レベル用エンコーダ10aに第1の画像表示部8の画面
のウィンドウレベルを調整するためのエンコード量を入
力する。また、操作者は第1の幅用エンコーダ10bに
第1の画像表示部8の画面のウィンドウ幅を調整するた
めのエンコード量を入力する。第1のロータリエンコー
ダI/F10cは第1のレベル用エンコーダ10aと第
1の幅用エンコーダ10bのそれぞれのエンコード量を
統括制御部12によって読み取れることが可能なように
例えばデジタル量に変換する。統括制御部12は第1の
操作入力部10で入力されたエンコード量等で第1の画
像表示部8の画面に表示された断層像のウィンドウレベ
ルとウィンドウ幅を操作者の操作によって適宜に調整で
きる。
【0023】第2の画像表示部9は、画像演算部7で再
構成した断層像を表示する。術者は断層像のウィンドウ
レベル,ウィンドウ幅等の各種の表示条件を第2の操作
入力部11に入力する。具体的には、術者は第2のレベ
ル用エンコーダ11aに第2の画像表示部9の画面のウ
ィンドウレベルを調整するためのエンコード量を入力す
る。また、操作者は第2の幅用エンコーダ11bに第2
の画像表示部9の画面のウィンドウ幅を調整するための
エンコード量を入力する。第2のロータリエンコーダI
/F11cは第2のレベル用エンコーダ11aと第2の
幅用エンコーダ11bのそれぞれのエンコード量を統括
制御部12によって読み取れることが可能なように例え
ばデジタル量に変換する。統括制御部12は第2の操作
入力部11で入力されたエンコード量等で第2の画像表
示部9の画面に表示された断層像のウィンドウレベルと
ウィンドウ幅を術者の操作によって適宜に調整できる。
構成した断層像を表示する。術者は断層像のウィンドウ
レベル,ウィンドウ幅等の各種の表示条件を第2の操作
入力部11に入力する。具体的には、術者は第2のレベ
ル用エンコーダ11aに第2の画像表示部9の画面のウ
ィンドウレベルを調整するためのエンコード量を入力す
る。また、操作者は第2の幅用エンコーダ11bに第2
の画像表示部9の画面のウィンドウ幅を調整するための
エンコード量を入力する。第2のロータリエンコーダI
/F11cは第2のレベル用エンコーダ11aと第2の
幅用エンコーダ11bのそれぞれのエンコード量を統括
制御部12によって読み取れることが可能なように例え
ばデジタル量に変換する。統括制御部12は第2の操作
入力部11で入力されたエンコード量等で第2の画像表
示部9の画面に表示された断層像のウィンドウレベルと
ウィンドウ幅を術者の操作によって適宜に調整できる。
【0024】以上説明したように、第1の実施形態で
は、第1の画像表示部8に対する第1の操作入力部10
の操作を操作者が行うことと、第2の画像表示装置9に
対する第2の操作入力部11の操作を術者が行うことと
がそれぞれ独立して行えることから、表示条件の調整に
係る術者と操作者のそれぞれの煩雑さを解消できる。
は、第1の画像表示部8に対する第1の操作入力部10
の操作を操作者が行うことと、第2の画像表示装置9に
対する第2の操作入力部11の操作を術者が行うことと
がそれぞれ独立して行えることから、表示条件の調整に
係る術者と操作者のそれぞれの煩雑さを解消できる。
【0025】<第2の実施形態>まず、第2の実施形態
のX線CT装置の構成を説明する。図3は本発明の第2
の実施形態のX線CT装置の機能ブロック図である。こ
こでは、第1の実施形態と重複する説明を繰り返し説明
することを省略する。
のX線CT装置の構成を説明する。図3は本発明の第2
の実施形態のX線CT装置の機能ブロック図である。こ
こでは、第1の実施形態と重複する説明を繰り返し説明
することを省略する。
【0026】第2の実施形態のX線CT装置は、図3に
示すように、X線源1と、ベッド4に乗せた被検体3を
はさんで対向配置されたX線検出器2と、X線源1の電
源供給部およびX線検出器2の信号取り出し部を構成す
るブラシとスリップリングを有するスキャナ5と、X線
源1とスキャナ5の前記電源供給部を介して電気的に接
続された高電圧電源6と、X線検出器2とスキャナ部5
の前記信号取り出し部を介して電気的に接続された画像
演算部7と、画像演算部7と電気的に接続された第1の
画像表示部8と、ベッド4,スキャナ部5,高電圧電源
6,第1の画像表示部8および第1の操作入力部10の
それぞれと電気的に接続された統括制御部12を備えて
いる。
示すように、X線源1と、ベッド4に乗せた被検体3を
はさんで対向配置されたX線検出器2と、X線源1の電
源供給部およびX線検出器2の信号取り出し部を構成す
るブラシとスリップリングを有するスキャナ5と、X線
源1とスキャナ5の前記電源供給部を介して電気的に接
続された高電圧電源6と、X線検出器2とスキャナ部5
の前記信号取り出し部を介して電気的に接続された画像
演算部7と、画像演算部7と電気的に接続された第1の
画像表示部8と、ベッド4,スキャナ部5,高電圧電源
6,第1の画像表示部8および第1の操作入力部10の
それぞれと電気的に接続された統括制御部12を備えて
いる。
【0027】次に、図3の画像演算部7の構成につい
て、図4を用いて説明する。図4は図3の画像演算部7
の機能ブロック図である。
て、図4を用いて説明する。図4は図3の画像演算部7
の機能ブロック図である。
【0028】画像演算部7は、図4に示すように、ベッ
ド4の位置を検出するベッド位置検出部と電気的に接続
されたベッド位置メモリ7aと、X線検出器2と電気的
に接続された投影データメモリ7bと、投影データメモ
リ7bと電気的に接続された画像再構成演算部7cと、
ベッド位置メモリ7aと画像再構成演算部7cと第1の
画像表示部8のそれぞれと電気的に接続された画像合成
部7dを有している。
ド4の位置を検出するベッド位置検出部と電気的に接続
されたベッド位置メモリ7aと、X線検出器2と電気的
に接続された投影データメモリ7bと、投影データメモ
リ7bと電気的に接続された画像再構成演算部7cと、
ベッド位置メモリ7aと画像再構成演算部7cと第1の
画像表示部8のそれぞれと電気的に接続された画像合成
部7dを有している。
【0029】ベッド位置メモリ7aはベッド位置検出部
からベッド位置情報を得て記憶する。投影データメモリ
7bはX線検出器2から投影データを得て記憶する。画
像再構成演算部7cは投影データメモリ7bに記憶され
た投影データから断層像を画像再構成する。画像合成部
7dはベッド位置メモリ7aに記憶されたベッド位置情
報と画像再構成演算部7cに演算された断層像を合成し
て第1の画像表示部8に出力する。
からベッド位置情報を得て記憶する。投影データメモリ
7bはX線検出器2から投影データを得て記憶する。画
像再構成演算部7cは投影データメモリ7bに記憶され
た投影データから断層像を画像再構成する。画像合成部
7dはベッド位置メモリ7aに記憶されたベッド位置情
報と画像再構成演算部7cに演算された断層像を合成し
て第1の画像表示部8に出力する。
【0030】次に、第2の実施形態のX線CT装置の動
作を説明する。統括制御部12は、ベッド4に被検体3
を乗せ、かつX線源1とX線検出器2を被検体3の周囲
で回転させながらX線源1から被検体3へX線を曝射し
て複数の投影データを収集するようにスキャナ5を制御
する。ベッド位置メモリ7aは、投影データ収集時にお
けるベッド位置検出部からベッド位置情報を得て記憶す
る。投影データメモリ7bはX線検出器2から投影デー
タを得て記憶する。画像再構成演算部7cは投影データ
メモリ7bに記憶された投影データから断層像を画像再
構成する。画像合成部7dは、図5に示すように、ベッ
ド位置メモリ7aに記憶されたベッド4の長手方向のス
キャナ5との相対位置の数値と画像再構成演算部7cに
演算された断層像を合成して第1の画像表示部8に出力
する。第1の画像表示部8は、合成された断層像とベッ
ドとスキャナの相対位置を示す数値を表示する。
作を説明する。統括制御部12は、ベッド4に被検体3
を乗せ、かつX線源1とX線検出器2を被検体3の周囲
で回転させながらX線源1から被検体3へX線を曝射し
て複数の投影データを収集するようにスキャナ5を制御
する。ベッド位置メモリ7aは、投影データ収集時にお
けるベッド位置検出部からベッド位置情報を得て記憶す
る。投影データメモリ7bはX線検出器2から投影デー
タを得て記憶する。画像再構成演算部7cは投影データ
メモリ7bに記憶された投影データから断層像を画像再
構成する。画像合成部7dは、図5に示すように、ベッ
ド位置メモリ7aに記憶されたベッド4の長手方向のス
キャナ5との相対位置の数値と画像再構成演算部7cに
演算された断層像を合成して第1の画像表示部8に出力
する。第1の画像表示部8は、合成された断層像とベッ
ドとスキャナの相対位置を示す数値を表示する。
【0031】また、ここでベッドの位置情報の表示はス
キャナとの相対位置を数値で示す例を示したが、これに
限らず、ベッドとスキャナ又は被検体の相対位置を模式
図を用いて表示する方法、また、スキャナとベッドが撮
影できる位置にTVカメラやCCDカメラを設置して、
断層像と模式図あるいはこれらカメラの撮影像を合成す
る場合も含むことはいうまでもない。
キャナとの相対位置を数値で示す例を示したが、これに
限らず、ベッドとスキャナ又は被検体の相対位置を模式
図を用いて表示する方法、また、スキャナとベッドが撮
影できる位置にTVカメラやCCDカメラを設置して、
断層像と模式図あるいはこれらカメラの撮影像を合成す
る場合も含むことはいうまでもない。
【0032】以上説明したように、第2の実施形態で
は、操作室に配置された第1の画像表示部8に断層像と
ベッドの位置情報を合成して表示するから、操作室のモ
ニタでも被検体とベッドの位置関係を表示するようにし
て、術者と操作者のそれぞれの煩雑さを解消できる。
は、操作室に配置された第1の画像表示部8に断層像と
ベッドの位置情報を合成して表示するから、操作室のモ
ニタでも被検体とベッドの位置関係を表示するようにし
て、術者と操作者のそれぞれの煩雑さを解消できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、検査室のモニタでも表示条件
を調整するようにして、術者と操作者のそれぞれの煩雑
さを解消したX線CT装置を提供するという効果を奏す
る。また、操作室のモニタでも被検体とベッドの位置関
係を表示するようにして、術者と操作者のそれぞれの煩
雑さを解消したX線CT装置を提供するという効果を奏
する。
を調整するようにして、術者と操作者のそれぞれの煩雑
さを解消したX線CT装置を提供するという効果を奏す
る。また、操作室のモニタでも被検体とベッドの位置関
係を表示するようにして、術者と操作者のそれぞれの煩
雑さを解消したX線CT装置を提供するという効果を奏
する。
【図1】本発明の第1の実施形態のX線CT装置の機能
ブロック図。
ブロック図。
【図2】図1の第1の操作入力部と第2の操作入力部の
機能ブロック図。
機能ブロック図。
【図3】本発明の第2の実施形態のX線CT装置の機能
ブロック図。
ブロック図。
【図4】図3の画像演算部7の機能ブロック図。
【図5】断層像とベッド位置情報の表示例を示す図。
7 画像演算部 7d 画像合成部 8 第1の画像表示部 9 第2の画像表示部 10 第1の操作入力部 11 第2の操作入力部
Claims (2)
- 【請求項1】 X線源とこのX線源と対向配置されたX
線検出器を有し被検体の周りをスキャンして投影データ
を得るスキャナと、このスキャナによって得られた投影
データから断層像を再構成演算する手段と、この再構成
演算手段によって演算された断層像を画面に表示する複
数個の表示手段と、これらの表示手段に対応付けてそれ
ぞれの表示手段の表示条件を設定する手段とを備えたX
線CT装置。 - 【請求項2】 X線源とこのX線源と対向配置されたX
線検出器を有しベッドに乗せた被検体の周りをスキャン
して投影データを得るスキャナと、このスキャナによっ
て得られた投影データから断層像を再構成演算する手段
と、この再構成演算手段によって演算された断層像を画
面に表示する手段と、前記ベッドと被検体の対応関係を
前記断層像と関連づけて前記表示手段に表示制御する手
段とを備えたX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10222447A JP2000037380A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10222447A JP2000037380A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000037380A true JP2000037380A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16782555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10222447A Pending JP2000037380A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000037380A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190199A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Toshiba Corp | X線ct装置 |
JP2007275506A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-25 | Hitachi Medical Corp | 画像診断装置 |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP10222447A patent/JP2000037380A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190199A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Toshiba Corp | X線ct装置 |
JP2007275506A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-25 | Hitachi Medical Corp | 画像診断装置 |
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