JP4897261B2 - 真空バルブ - Google Patents

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Description

本発明は真空バルブに関し、特に、軸を有する弁開口とバルブシートを備えるバルブハウジングと、弁開口を開放する開放位置とバルブハウジングのバルブシートに接触して弁開口をシールする閉塞位置との間の移動方向を直線的に移動する弁プレートと、前記弁プレートに配設され弁プレートの移動する軸方向に移動する少なくとも一つの弁ロッドと、前記弁プレートの前面または前記バルブハウジングのバルブシートに配置される柔軟なシールリングと、前記バルブハウジングのバルブシートまたは前記弁プレートの前面に配置され、弁プレートの閉塞位置において前記シールリングが接触するシーリング面と、を有し、前記シーリング面とシールリングは移動方向に対して、弁プレートの移動方向に対して直角で且つ弁開口の軸に対して直角に延出する軸の回りに、傾斜する平行な面に配置される構成を有する真空バルブに関する。
シーリング面とシールリングが、弁開口の長手軸に直角に延出する軸の周りに、バルブプレートの移動方向に対して傾斜している平行な面に存在するバルブはウェッジ形ゲートバルブとして知られている。この種のバルブは流体用バルブとして用いられ、通常真空の用途には用いられない。この種の流体用バルブは、例えば、特許文献1に開示されている。他のウェッジ形ゲートバルブは、例えば特許文献2及び特許文献3により知られている。
しかしながら、エラストマーのシールを有するバルブスライドを備える真空バルブにおいては、バルブプレートが閉塞位置に移動したとき、シールがシーリング面に接触した瞬間から長手方向に対して横方向の荷重を受けないことが常に要求される。シールに作用するこの種の剪断ストレスは、シールの寿命に関して極めて不都合であると一般的に考えられている。
それゆえ、真空技術分野におけるバルブスライド構造は、通常、閉塞部材の閉塞する移動が、閉塞移動の最終段階において、バルブシートのシーリング面に少なくとも実質的に垂直に行われるように設計されている。
上述した形式のゲートバルブの従来における第1の実施形態においては、弁プレートは、バルブを閉塞する作動装置によって、最初、弁ポートに対向するがバルブシートからは離間した位置に至るまで移動方向に移動する。続いて、シーリング面に垂直に、即ち、弁ポートの軸の方向に移動が行われ、弁プレートがバルブシートの方へ移動する。この種のゲートバルブにおける閉塞移動の第2ステップは、種々の方法、例えばレバー機構、弁プレートと支持プレート間のウェッジ形間隙内を案内される回転体、チルト部材などにより行われる。閉塞移動の第2ステップにおいて弁ロッドの曲がりを避けるため、バルブシートからバルブハウジングの壁面に向かって同時に移動するカウンタープレートが設けられている。プレートバルブ又はスライドバルブの他の形式においては、閉塞移動の第2ステップは弁ロッドが支点周りに揺動することにより行われる。
バルブを閉塞するために、最初にバルブシートに対向するがバルブシートから離間した位置まで移動し、続いてシーリング面に略垂直にバルブシートに接触する上述した形式のゲートバルブまたはスライドバルブは、例えば特許文献4に知られている。バルブの閉塞状態において、シールリングの材料に作用する腐食性処理ガスからシールリングを保護するために、そしてシールリングが腐食性ガスの影響を受けにくくするためバルブ閉塞時のシールリングのストレスを減少させるため、このバルブにはプラスチック製の支持リングが、シールリングに付随して設けられている。この支持リングは、シールリングから見て、シールリングより弁ポートに近接して設けられ、真空バルブが閉塞状態のときシールリングに作用する押圧力を規制する。シールリングと支持リングの一体構造のほかに、シールリングと支持リングが分離している種々の構造も記載されている。
特許文献5もまたシールに対して垂直に配置され、シールリングを取り巻く支持リングに支持されたシールリングを開示している。弁プレートの周囲に立ち上がり部または突起を設け、突起が弁プレートと一体で、バルブの閉塞時に弁ポートの周囲に接触してシールリングの変形を規制することもまた知られている。
プレートバルブ又はスライドバルブの他の形式においては、弁プレートが直線的にバルブシートに移動するとき、エラストマー・シールに剪断ストレスが作用しないようにシーリング面とエラストマー・シールが配置される面が三次元に構成されている。このバルブプレートは開放位置と閉塞位置との間の全移動経路を直線的に移動する。シールに作用する力はシーリング面に略垂直なもののみか、或いはシールの長手方向の付随的な力の成分が作用する。従って、シールリングには剪断力は作用しない。この種の真空バルブは、例えば特許文献6に知られる。このバルブにおいては、シーリング面とシールリングは一つの平面内に存在せず、シールリングの一部は弁プレートの内方への移動方向を考慮した弁プレートの前端部に配置される。このスライドバルブは、比較的複雑な形状のシールリングを使用せねばならず、このシールリングは大きな公称幅の場合溝に挿入されたO−リングとして形成できず、弁プレートに加硫接合しなければならない。そのため、シールリングが損傷した場合、弁プレート全体を交換する必要がある。
冒頭に記載した形式の真空バルブは特許文献7に知られる。この弁プレートは互いにウェッジ形状に先細となる前面と背面を有し、閉じた円周状のシールリングが前面と背面にそれぞれ配置されている。大きな剪断荷重がシールリングに作用するのを防ぐため、作動部材によりバルブプレートに印加される閉塞力は極めて小さい。閉塞するとき、シールリングの実質的押圧力はなく弁プレートはバルブシートに僅かに接触するだけである。シールリングの押圧及びバルブの完全なシールは、バルブの両側の間に差圧が存在するときにのみ達成され、二つのシールリングの一方がシーリング面に押圧される。しかしながら、バルブの完全な閉塞(即ちシーリング)はこのような力の差異がなければ不可能である。
US特許No.2194261 US特許No.4548386 US特許No.5013009 US特許No.6629682B2 US特許No.3722852 US特許No.4921213 US特許No.6367770B1
本発明の主要な目的は、簡単な方法で構成できる真空バルブを提供するにある。本発明の他の目的は、弁プレートの直線的移動のみが要求される真空バルブを提供するにある。本発明の他の目的は、差圧が作用しなくとも完全に閉塞することのできる真空バルブを提供するにある。本発明の他の目的は、シールリングが簡単な方法で交換ができ、大きな公称幅と同様に小さな公称幅にも適応できる真空バルブを提供するにある。
本発明に係る真空バルブは、軸を有する弁開口とバルブシートとを備えるバルブハウジングと、前記弁開口を開放する開放位置と前記バルブハウジングの前記バルブシートに接触し前記弁開口を閉塞しシールする閉塞位置との間を移動方向に直線的に移動する弁プレートと、前記弁プレートに配設され前記弁プレートが移動する軸方向に移動可能な少なくとも一つの弁ロッドと、前記弁プレートの前面または前記バルブハウジングの前記バルブシートに配置されるフレキシブルなシールリングと、前記バルブハウジングの前記バルブシートまたは前記弁プレートの前面に配置され、前記弁プレートの閉塞位置において前記シールリングに接触するシーリング面と、前記弁プレートの前面で前記シールリングまたは前記シーリング面に隣り合って配置され、あるいは、前記バルブシートで前記シーリング面または前記シールリングに隣り合って配置される、少なくとも一つのスライドスペース部材とを備える真空バルブであって、前記シールリングと前記シーリング面は、前記移動方向に直角且つ前記弁開口の軸に直角に延出する軸線の周りで、前記弁プレートの移動方向に対して傾斜する平行な面に配置され、前記少なくとも一つのスライドスペース部材は、前記弁プレートが前記閉塞位置に達するまでの前記弁プレートの移動経路の最終段階で前記バルブを閉塞するとき、前記バルブハウジングに対する前記弁プレートの滑動ベアリングを形成し、前記弁プレートの閉塞位置において前記弁プレートを前記バルブハウジングから離間して維持し、前記シールリングの押圧を規制することを特徴とする。
本発明は、バルブを閉塞する最終的移動距離において、バルブハウジングに対する弁プレートの滑動ベアリングを形成し、弁プレートの閉塞位置において弁プレートをバルブハウジングから離間して維持し、シールリングの押圧を規制する少なくとも一つのスライドスペース部材を設けることにより、ウェッジ形ゲートバルブが有利に真空バルブを構成し得る、という洞察に基づいている。かかる方法により、真空バルブの開閉を頻繁に行う場合を除き、多くの用途に対して、真空バルブを閉塞するときの適切に低いシールリングの損傷と充分に低レベルの粒子発生を達成できる。この点に関しては、少なくとも一つのスライドスペース部材がバルブハウジングを滑動する閉塞移動の最終段階は、構成部品の弾性、特にスライドスペース部材とバルブハウジングの弾性により、また、弁プレートの中央位置からの偏位によりその長さが変化する。
シールリングとしては、交換が容易な溝に挿入されたO−リングが好適に使用できる。それほど好ましいことではないが加硫により固着されたシールリングの使用も考えられ可能である。
シーリング面及びシールリングの面の弁プレートの移動方向に対する傾斜は1°から45°の範囲であり、特に4°から10°の範囲が好ましい。
本発明に係るバルブは、簡単でそのため全体として経済的に製造できる。メンテナンスも簡単にできる。本発明の好ましい実施形態においては、シールリングまたはシーリング面の周方向に互いに離間した少なくとも二つのスライドスペース部材からなる。これら各スライドスペース部材はシールリングの周長より実質的に短い長さを有する。これに関連して、すべてのスライドスペース部材の位置はその全長に亘って、移動方向に平行に延出し弁プレートあるいはバルブハウジングの開口の中央を通る軸線からの距離が、軸線から最も離れたシールリングからの距離より大きいことが有利である。これにより、スライドスペース部材の結果として、バルブを開閉するときにシーリング面やシールリング(弁プレートが中央位置から偏位したとき)に摩擦キズが生ずることがない。
有利な変更した構成においては、スライドスペース部材は弁プレートまたはバルブハウジングに設けられた凹所に固定結合手段により固定され、そのため簡単に交換可能である。
本発明の他の利点及び詳細を図に示した好ましい本発明の実施例を参照して以下に記載する。本発明の更なる目的も以下の記載から理解できよう。
本発明に係る真空バルブの実施例を図1〜図13に示す。真空バルブは軸3を有する弁開口2を備えるバルブハウジング1からなる。弁プレート4はバルブハウジング1の内部を直線的に移動するように装着される。そのため弁プレート4は概略的に示す作動デバイス6によってその長軸方向に直線的に移動する弁ロッド5に配設される。作動デバイス(アクチュエータ)6は、例えば、空気ピストン−シリンダ・ユニットによって構成することができる。例えば、電気モータを備える作動デバイスも使用することができる。弁ロッド5を長軸方向に移動するのに適する作動デバイスは知られており、本発明の範疇において詳細を記述する必要はない。
弁ロッド5及び弁プレート4の移動は作動デバイスにより一つの直線的移動方向7だけに行われればよい。この移動方向7は、例えば、図3に矢印で示される。
柔軟なプラスチック(即ち、エラストマー)からなるシールリング8が弁プレート4に配設される。シールリングに適切な材料は、例えば、バイトン(登録商標Viton)である。弁プレート4には環状溝9が配設され、シールリング8がO−リング状に形成されて環状溝9に挿入される。弁プレート4のシールリング8が配設される側は、本発明の構成においては、弁プレートの前面とする。弁プレート4の反対側は背面という。これに対応して、弁プレート4の前面及び背面に位置するバルブハウジング1の壁面10、11を前壁面10、後壁面11という。
バルブハウジング1は室空間12を取り囲み、室空間12には弁プレート4が配置される。室空間12はその前後を前壁10、後壁11により、側面を追加の壁面13、14により画成される。壁面10、11には、互いに流入し、共に弁開口2を形成する開口部が形成されている。更に、概略的にしか示していないフランジ15、16が壁面10、11に配設され、真空バルブはこのフランジ15、16により真空システム、例えば真空室や真空ポンプ、の一部分に接続することができる。
本実施例においては、弁プレート4は、プレート17と金属リングにより形成され、金属リング内側の開口部を薄いプレート17により閉鎖する。弁プレート4はまた、一体形成とすることもできる。
本実施例においては、弁プレート4は弁ロッド5に結合ネジ18により取り付けられている。結合ネジ18は弁プレート4のリングの孔を貫通し、弁ロッド5の前端の内ネジに螺着される。シール44(図9参照)が結合ネジ18と弁プレート4との間に配置されて、結合ネジ18を弁プレート4に対してシールする。弁ロッド5は真空領域の外に導出される。かかる目的のため、ベローズ又はダイアフラム・ベローズが真空的密な直線的貫通導出手段として装着され、その一端を弁プレート4に真空的密にシール20により結合され、他端は接続プレート21に溶接又は溶着される。接続プレート21はバルブハウジング1の接続フランジ23にシール22により真空的密に結合される。かかる目的のため、ネジ24は固着プレート25及び接続プレート21の孔を貫通し、接続フランジ23のネジ孔に螺着され、接続プレート21は接続フランジ23の収納溝に挿入されたシール22に押圧される。シール20、22及び44はO−リング状にエラストマーにより形成され
ている。更に、作動デバイス6が固着プレート25に固定される。
シール20、22及び44はメタルシールとして構成することもできる。
弁ロッド5の直線的貫通導出手段は他の方法を用いてもよく、例えば、バルブハウジングの対応する収納溝に装着され、弁ロッド5の外周に接触して滑動可能な一又は複数のシールリングに構成することもできる。直線的貫通導出手段としては種々の形式が知られている。
図1は部分的に開放した状態の真空バルブを示す。弁開口2を完全に開放する開放状態とするためには、弁プレート4はバルブハウジング1の室空間12内の領域を更に弁開口2から離れて作動デバイス6の方向へ引き戻される。
図2、3及び図11、12は弁プレート4が閉塞位置にあるバルブの閉塞状態を示す。弁プレート4は、閉塞位置において、バルブハウジング1のバルブシート26に接触する。バルブシート26は前壁10の開口部を囲繞する壁面10の領域に形成される。閉塞位置において弁プレート4のシールリング8が接触するシーリング面27はバルブシート26に配置される。
シールリング8及びシーリング面27は平行な面28、29に配設される(図13参照)。この平行な面28、29は移動方向7に対して角度30を以って傾斜している。各面28、29は、移動方向7に直角で且つ弁開口の軸3に直角に延出する、図2に破線で示された軸線31の周りに、移動方向に対して傾斜している。面28、29の移動方向に対する傾斜または角度30は1°〜45°の範囲であり、特に、4°から10°の範囲の値が好ましい。
かかる意味において、この真空バルブはウェッジ形ゲートバルブと称することができる。弁プレート4の前面はシールリング8と同じ傾斜であり、即ち、面28、29と平行である。本実施例においては、弁プレート4の背面及び弁プレートの背面に対向して位置するバルブハウジング1の後壁面11も弁プレートの前面に対し、またシーリング面27を有するバルブハウジング1の前壁面10に対して反対の方向に傾斜している(いずれの場合も軸31に平行な軸の周りに傾斜している)。傾斜角度は角度30で示した範囲とすることができる。傾斜角度は角度30と同じ角度にすることが好ましい。したがって、側面(図13)あるいはA−A線に沿った中央断面を考慮すると、弁プレート4及びバルブハウジング1の壁面10、11はウェッジ形を示す。
スライドスペース部材32が弁プレート4の前面にシールリング8に隣り合って配置されている。弁プレート4の開放位置において、これらスライドスペース部材32はシールリング8が突出するほどには弁プレート4の面を超えて突出しない(図6参照)。この差は図6にdで示している。図に示す本実施例において、スライドスペース部材32は弁プレート4とは別体の挿入部品として形成され、弁プレート4の溝状凹所33に挿入されて結合されている。凹所33はその側壁にアンダーカット部が形成される段部を有し、アンダーカット部の内面にスライドスペース部材32の固定用突起34が係合する。固定用突起34の弾性を確保するため、スライドスペース部材32には底面から延出する複数のノッチ35が設けられる。このように、スライドスペース部材32は係合により凹所33に固定される。スライドスペース部材32を弁プレート4に結合するための方法は、例えばネジ止めなどの異なる方法も考えられ可能である。
バルブを閉塞するとき、スライドスペース部材32は移動経路の最終段階に沿って弁プレート4が閉塞位置に達するまでバルブハウジング1に対して弁プレート4の滑動ベアリングとして作用し、これらスライドスペース部材32は前壁面10の内面を滑動する。弁プレート4の閉塞位置において、スライドスペース部材32は弁プレート4を前壁面10に接触する間バルブハウジング1から離間して維持する。このことにより弁プレート4の閉塞状態におけるシールリング8の圧縮が規制される。スライドスペース部材32は弁プレート4の面に対して垂直方向には実質的に剛性であり、弁プレート4の閉塞時の変形は変形しない状態と比較して略距離dより小さい。そのためシールリング8は略距離dに相当する変形経路により圧縮される。(図6)
図に示す実施例においては、二つのスライドスペース部材32が弁プレート4の両サイドに、シールリング8の径方向外側に配置されている。2つのスライドスペース部材32は、移動方向7に平行に延出し、前面から見て弁プレート4の中央を走る軸36からシールリング8の最も離れた位置37より離れた位置にある(図4参照)。スライドスペース部材32と前壁面10との間の接触領域がシーリング面27の両サイドとなるため、スライドスペース部材32によりシーリング面27に摩擦キズをつけることを防止できる。
バルブハウジング1の前壁面10の内面に突起38が配設されている。これら突起38は前壁面10の、スライドスペース部材32が閉塞位置に達する前に越えて移動する領域に配置される。バルブを閉塞するとき、弁プレート4が弁開口2の軸3の方向からみて中央位置から偏寄し、中央位置に対して壁面10の方向に変位する場合、例えば、バルブが水平に装着されバルブ前面が下方を向く場合は、バルブを閉塞するときスライドスペース部材32は突起38を越えてスライドする。そのため、弁プレート4はバルブハウジング1の壁面10から離れて維持される。これにより、シールリング8が前壁面10の開口縁部に衝突するのを防止する。突起38はスライドスペース部材32が当接する相応の傾斜面を有している。バルブの閉塞状態においては、突起38は移動方向7から見てスライドスペース部材32に隣り合う弁プレート4の前面の凹部39に収容される。
突起38と同一構造の突起40が突起38と対向する位置に配設される。したがって、バルブは対称な構造となり、バルブを組み立てる際に弁プレートをバルブハウジングに組み付けるときに方向を配慮する必要がない(組み付け方向を互いに180°換えることが可能である)。
スライド部材41が弁プレート4の背面に配置される。スライド部材41は、スライドスペース部材38と同様、弁プレート4の表面から突出し、バルブを閉塞するとき、弁プレートが閉塞位置に達する前の移動経路の最終段階において、バルブハウジング1に対する弁プレート4の滑動ベアリングとして作用する。スライド部材41は好ましくはスライドスペース部材32と同一に構成され、凹部39と同一の弁プレート4の背面の凹部42に収容される。図に示す実施例においては、4個のスライド部材41は、移動方向7に平行に延出し且つ弁プレート4の中央を通る軸36に対して対称に配置されている。軸36からの距離はスライドスペース部材32の距離より小さい。そのため、突起40を越えて移動することはなく通過をガイドする、即ち、突起40はスライド部材41に対し影響を及ぼすことはない。
スライド部材41は、スライドスペース部材32と同様、好ましくは比較的低弾性である。スライドスペース部材32が壁面10において越えて滑動する部分とスライド部材41が壁面11において滑動する部分は一方では所定の偏位により、他方では弾性の程度及びその部分の遊びにより決定される。この部分は非常に短く、3mm以下にすることも可能である。
スライドスペース部材32及び/又はスライド部材41の壁面10、11をそれぞれ滑動する外面は好ましくは良好な滑動特性を有する。この滑動特性はスライドスペース部材32及びスライド部材41の材料により、または相応する滑動コーティングにより得ることができる。スライドスペース部材32及び/又はスライド部材41は好ましくは比較的低弾性のプラストマー、例えば滑性付与のため変性されたPEEK(登録商標)からなる。金属を使用することも考えられ可能であり、特にプラスティックコーティングを有するもの、例えばテフロン(登録商標)コーティングがこの目的のために適している。
スライドスペース部材32及び/又はスライド部材41の摩擦係数μは0.05〜0.40の範囲にあることが望ましい。
真空バルブは作動デバイス6による弁ロッド5の軸方向の変位によりその開放位置から閉塞が進行する。弁プレート4が閉塞位置に到達する直前、シールリング8は最初シーリング面27に接触し、バルブが閉塞し続けるとシーリング面に沿って滑動する。その直後にスライドスペース部材32及びスライド部材41が壁面10、11に接触し、弁プレート4は中央に位置されスライドガイドに沿って閉塞位置に移動する。閉塞位置において、シールリング8の圧縮はスライドスペース部材32によるバルブハウジング1からの弁プレート4の距離により所定の値に規制される。
上記のごとく、少なくとも2つのスライドスペース部材32があり、その長さはいずれの場合もシールリング8の周長より実質的に短い。スライドスペース部材32の長さはシールリング8の長さの1/10より短いことが好ましい。それほど好ましいわけではないが、シールリングの周りの半分以上をシールリングに沿って滑動する一つのスライドスペース部材にすることも考えられ可能である。この種の単一のスライド部材41を備えることも可能である。
図に示す実施例においては、スライドスペース部材32は弁プレート4に配置されている。原理的にはこれらのスライドスペ−ス部材32をバルブハウジング1に配置し、バルブ閉塞時にシールリング8に隣接する領域において弁プレート4の面に接触するようにすることもできる。この場合、突起38は弁プレート4に配置され、弁プレート4の閉塞位置において突起38を収容する凹部39はバルブハウジング1に配置される。
スライド部材41もバルブハウジング1に配置することが可能であり、バルブ閉塞時に弁プレート4の背面に接触する。
図に示す実施例においては、シールリング8は弁プレート4に配置され、協働するシーリング面27がバルブハウジング1のバルブシート26に配置されている。これに代えて、シールリングをバルブシートに配置し、シーリング面を弁プレートに配置することも可能である。スライドスペース部材をバルブハウジングと同様に弁プレートに配置することも考えられ可能である。
図に示す実施例においては、スライドスペース部材32は弁プレート4(あるいはバルブハウジング1)に結合された別部材となっている。これに代えて、弁プレート4またはバルブハウジング1と一体の構造とすることも、望ましいわけではないが、考えられ可能である。スライド部材41についても同じことが言える。
図に示す実施例においては、弁プレート4は金属製である。プラスチック例えばPEEK(登録商標)で作ることも可能であり、プラスチックのコーティングを施すことも考えられ可能である。
本発明の変更した実施形態を図14に示す。この実施形態は弁プレート4の背面にスライド部材を配置せず、この背面がウェッジ形を有していない点が図1〜図13に示す実施形態とは異なる。ローラ43が弁プレート4の背面に回転可能に支持されている。バルブを閉塞するときの弁プレート4が閉塞位置に達する前の移動経路における最終移動段階において、ローラ43がバルブハウジング1の壁面11に接触し、壁面11を転動する。この領域において、壁面11は壁面10方向に斜行する傾斜部分を備えている。このローラ43は弁プレート4に、好ましくは弁開口2の両側に、回転可能に支持されている。
図15,16及び17は本発明の真空バルブにおいて使用されるシールリング8の好ましい溝9(図15)を従来知られた溝45、46(図16、17)と対比して並置して示す。図17は通常バチ形溝として知られる溝46のシールリング8を挿入した状態の断面を示す。シールリング8は溝の外縁47,48で絞られることが判る。バルブの閉塞時に、剪断力の作用によりシールリング8が溝46内で幾分回転するとき、外縁47、48間の絞りのためシールリング8の完全な緩和はもはや不可能である。
図16は断面が円形セグメントの形状に形成された従来の円形溝状のシールリング8の溝45を示す。円の直径はシールリング8の直径より大きい。そのため、シールリング8は外縁47、48の領域において自由であり、バルブが開放されたとき再度完全に緩和される。しかしながら、この溝45はシールリング8が完全に溝内に圧入されず、溝45は前以て完全に充満し、シールリング8が更に圧入されることを妨げるという欠点を有する。そのため本発明に関して溝45を用いるときは、スライドスペース部材32を効果的にするため種々の公差を正確に考慮しなければならない。
図15に示す本発明に関して使用することが望ましい溝においては、シールリング8は外縁47,48に対して緩和状態において遊びを有している。シールリング8が溝9の中央に配置されたとき、図15に示すように、側壁49、50は底部51に至る全領域に亘ってシールリングから距離を有しており、この距離は外縁47、48の近傍で最小であり、溝の底面に向かって増加している。このように溝を構成するとシールリング8は完全に溝内に圧入される(もはや弁プレート4の外面を超えて突出していない)。更に、弁プレート4が開放のときは、シールリング8は再び完全に緩和される。
既に述べた本発明の有利な点に加えて、本発明は以下の有利な特徴を有する。金属対金属の接触、特に接触した金属部材の相対移動が防止できる。真空中に位置する部材の表面は全体として比較的小さく維持できる。この真空バルブは両方向の差圧に対して抗するように構成できる。この真空バルブは1バールの差圧においても開放できるように構成することができる。この真空バルブは小さな公称気圧にも制限されない、例えば400mmの公称気圧用にも構成できる。
以上本発明は断面円形の弁プレートを参照して述べてきたが、本発明は種々の外形形状を有する弁プレート、例えば、前面から見て正方形や長方形の弁プレート、をも使用することができる。弁プレートには一つまたはそれ以上の弁ロッド5を配設してもよい。以上の記載に従って、本発明の技術範囲はここに示した実施例に限定されるものではなく、付属する請求範囲を参照して可能な均等物の範囲とともに確定されるべきである。
以上の記述や図面は本発明を開示するものではあるが、当技術分野の技術者にとっては本発明の範囲や思想から離脱することなく種々の変更案が実施できることは自明である。
本発明に係る真空バルブの部分的開放状態における斜視図である。 図1の真空バルブの閉塞状態における正面図である。 図2のA−Aに沿った断面図である。 弁プレートの正面図である。 図4のC−Cに沿った断面図である。 図5のE部分の詳細を示す断面図である。 弁プレートの背面からの正面図である。 図7のD−Dに沿った断面図である。 真空バルブの構成部品を示すため分解して展開した斜視図である。 弁プレートの端部領域を示す図9の部分拡大図である。 図2のF方向から見た真空バルブの平面図である。弁プレートを破線で示す。 図11のB−Bに沿った断面図である。 図2のA−Aに沿ったバルブハウジングの一部断面図で、弁プレートが閉塞位置近傍にある状態を示す。 図13に対応する他の実施例を示す断面図である。 シールリングの溝の好ましい例を示す概略断面図である。 シールリングの溝の従来例を示す概略断面図である。 シールリングの溝の他の従来例を示す概略断面図である。
1 バルブハウジング、2 弁開口、3 弁開口の軸、4 弁プレート、5 弁ロッド、6 作動デバイス、7 移動方向、8 シールリング、9 溝、10,11,13,14 壁面、12 室空間、15,16 フランジ、18 結合ネジ、19 ダイアフラム・ベローズ、20,22,44 シール、21 接続プレート、24 ネジ、25 固着プレート、26 バルブシート、27 シーリング面、28,29 平面、30 角度、31 軸、32 スライドスペース部材、33 凹所、34 固定用突起、35 ノッチ、36 軸、38,40 突起、39,42 凹部、41 スライド部材、43 ローラ、45,46 溝、47,48 溝の外縁、49,50 溝の側壁、51 溝の底部。

Claims (29)

  1. 軸を有する弁開口とバルブシートとを備えるバルブハウジングと、
    前記弁開口を開放する開放位置と前記バルブハウジングの前記バルブシートに接触し前記弁開口を閉塞しシールする閉塞位置との間を移動方向に直線的に移動する弁プレートと、
    前記弁プレートに配設され前記弁プレートが移動する軸方向に移動可能な少なくとも一つの弁ロッドと、
    前記弁プレートの前面または前記バルブハウジングの前記バルブシートに配置されるフレキシブルなシールリングと、
    前記バルブハウジングの前記バルブシートまたは前記弁プレートの前面に配置され、前記弁プレートの閉塞位置において前記シールリングに接触するシーリング面と、
    前記弁プレートの前面で前記シールリングまたは前記シーリング面に隣り合って配置され、あるいは、前記バルブシートで前記シーリング面または前記シールリングに隣り合って配置され、前記シールリングまたは前記シーリング面の周方向に互いに離間した少なくとも二つのスライドスペース部材とを備える真空バルブであって、
    前記シールリングと前記シーリング面は、前記移動方向に直角且つ前記弁開口の軸に直角に延出する軸線の周りで、前記弁プレートの前記移動方向に対して傾斜する平行な面に配置され、
    前記スライドスペース部材は、
    前記移動方向に平行に延出し前記弁プレートの中央を通る軸線からの距離が前記弁プレートの軸線から最も離れた前記シールリングの位置までの距離より大きく、
    前記弁プレートが前記閉塞位置に達するまでの前記弁プレートの移動経路の最終段階で前記バルブを閉塞するとき、前記バルブハウジングに対する前記弁プレートの滑動ベアリングを形成し、前記弁プレートの閉塞位置において前記弁プレートを前記バルブハウジングから離間して維持し、前記シールリングの押圧を規制することを特徴とする真空バルブ。
  2. 前記スライドスペース部材は、前記シールリングの周長より短い長さを有することを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  3. 前記スライドスペース部材の長さは、前記シールリングの周長の1/10以下の長さであることを特徴とする請求項2記載の真空バルブ。
  4. 前記スライドスペース部材は、前記シールリングまたは前記シーリング面の径方向外方に位置する前記弁プレートまたは前記バルブシートの領域に配置されることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  5. 前記スライドスペース部材は、前記弁プレートの前面に配置され、前記弁プレートの閉塞位置において前記バルブハウジングの内側表面に接触することを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  6. 前記弁プレートが閉塞位置に達する前に前記スライドスペース部材が通過する前記バルブハウジングの内側表面の領域に突起が配設され、
    前記突起は、前記弁プレートを前記バルブシートから離間して維持するために前記スライドスペース部材と協働し、前記弁プレートの閉塞位置において前記スライドスペース部材に隣接することを特徴とする請求項5記載の真空バルブ。
  7. 前記突起は、前記弁プレートの閉塞位置において前記弁プレートに形成された凹部内に位置することを特徴とする請求項6記載の真空バルブ。
  8. 前記スライドスペース部材は、前記バルブハウジングの前記バルブシートに配設され、前記弁プレートの閉塞位置において前記弁プレートの前面に接触することを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  9. 前記弁プレートが閉塞位置に達する前に前記スライドスペース部材が通過する前記弁プレートの前面の領域に突起が配設され、
    前記突起は、前記弁プレートを前記バルブシートから離間して維持するために前記スライドスペース部材と協働し、前記弁プレートの閉塞位置において前記スライドスペース部材に隣接することを特徴とする請求項8記載の真空バルブ。
  10. 前記弁プレートに配設された突起は、前記弁プレートの閉塞位置において前記バルブシートに形成された凹部内に位置することを特徴とする請求項9記載の真空バルブ。
  11. 前記スライドスペース部材は、前記弁プレートまたは前記バルブシートの前面に形成された凹所に配置される別体の部品として構成されていることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  12. 前記スライドスペース部材は、前記凹所に固定結合手段により固定されることを特徴とする請求項11記載の真空バルブ。
  13. 前記スライドスペース部材は、良好な滑り特性を有する外面を備えることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  14. 前記スライドスペース部材は、前記弁プレートの面に対して垂直な方向に剛性であるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  15. 前記スライドスペース部材はプラスチックからなることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  16. 前記真空バルブは、前記バルブシートから離れた前記弁プレートの背面に、または前記弁プレートの閉塞位置において前記弁プレートの前記背面に対面する前記バルブハウジングの壁面に、配設された少なくとも一つのスライド部材を有し、
    前記少なくとも一つのスライド部材は、前記弁プレートが閉塞位置に達するまでの前記弁プレートの移動経路の最終段階において前記バルブを閉塞するとき、前記バルブハウジングに対する前記弁プレートの滑動ベアリングを形成することを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  17. 前記少なくとも一つのスライド部材は、前記弁プレートまたは前記壁面の開口部の周方向に互いに離間した少なくとも二つのスライド部材からなることを特徴とする請求項16記載の真空バルブ。
  18. 前記スライド部材は、前記シールリングの周長よりも短い長さを有することを特徴とする請求項17記載の真空バルブ。
  19. 前記少なくとも一つのスライド部材は、前記弁プレートの前記背面または前記バルブハウジングの前記壁面に形成された凹部に配設された別体の部品として構成されていていることを特徴とする請求項16記載の真空バルブ。
  20. 前記スライド部材は、前記凹部に固定結合手段により固定されることを特徴とする請求項19記載の真空バルブ。
  21. 前記少なくとも一つのスライド部材はプラスチックからなることを特徴とする請求項16記載の真空バルブ。
  22. 前記弁プレートの背面は、前記弁プレートの移動方向に直角且つ前記弁開口の軸に直角に延出する軸線の周りで、前記移動方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項16記載の真空バルブ。
  23. 前記弁プレートの背面に少なくとも一つのローラが回転可能に支持され、
    前記弁プレートの移動経路における閉塞位置に達する前の最終段階において前記バルブが閉塞するとき、前記少なくとも一つのローラは前記バルブハウジングを転動することを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  24. 前記バルブハウジングは弁開口を形成する整合した開口を有する前壁面と後壁面とを備え、前記弁プレートが前記前壁面と前記後壁面の間の室空間に配置されることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  25. 前記少なくとも一つの弁ロッドは、直線的貫通導出手段により前記室空間より外部に案内されていることを特徴とする請求項24記載の真空バルブ。
  26. 前記シールリングは、前記弁プレートの前面または前記バルブシートに配設された環状溝に配置されたO−リングによって形成されていることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  27. 前記シールリングは、前記シールリングの中央位置における断面において、前記環状溝の底部に至る全周に亘って前記環状溝の側壁から離間し
    前記側壁間の距離は前記環状溝の外縁またはその近傍で最小値であり、前記環状溝の底部に向かって増加することを特徴とする請求項26記載の真空バルブ。
  28. 前記シーリング面及び前記シールリングが配置される面の傾斜は、前記弁プレートの移動方向に対して1°から45°の範囲であることを特徴とする請求項1記載の真空バルブ。
  29. 前記傾斜は、4°から10°の範囲であることを特徴とする請求項28記載の真空バルブ。
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