JP4895495B2 - リアクトルのコア - Google Patents

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本発明は、燃料電池車やハイブリッド車に搭載されるリアクトルを構成するコアに関する。
一般的に、燃料電池車やハイブリッド車といった車両に用いられるリアクトルは、大電流・高電圧仕様であるため、大きな騒音が発生する傾向にある。特に、発生する周波数が概ね5kHz〜20kHzの範囲の高周波となるため、騒音を抑制することが求められている。
このリアクトルを構成するコアは、ワニス含浸された複数の積層鋼板にて構成される一対のコア材を、直接又はギャップスペーサを介して互いに突き当て、その突き当て面同士を固定用接着剤により接着固定することで得られることが多く、コアの積層鋼板間の電磁吸引力による振動が騒音発生の大きな原因となっている。
従って、騒音を抑制するためには、積層鋼板間の電磁吸引力による振動対策を行うことが必要である。
このような振動対策としては、例えば、特許文献1に示すようなものがある。
特許文献1では、コア材の突き当て部同士の接着固定、及びコアとコイルとの固定等を、接着強度が100kgf/cm2以上で硬度Hvが50以上の固定用接着剤といった、接着強度が高い接着剤にて行うことにより、騒音低減を図る技術が開示されている。
特許第3255211号公報
しかし、燃料電池車やハイブリッド車用のリアクトルからは、通常の民生品の騒音レベルを大幅に超えた騒音が発生するのに加え、厳しい熱ストレスや動作ストレスにさらされる。そのため、前述の特許文献1に記載された技術の如く、コア材の突き当て部同士の接着固定、及びコアとコイルとの固定等を行う固定用接着剤自体の接着強度を高めただけでは、要求される騒音レベルまで騒音を低減することができない。さらには、コアの接着部の剥離等といった劣化を要因とした騒音悪化を招くことにもなる。
つまり、リアクトルの騒音レベルは、コア材の突き当て部同士の接着品質により左右されるが、その接着品質は接着強度(接着剤の硬度)だけでなく、接着剤の広がり面積や接着剤膜厚によっても大きく影響されるため、接着剤の広がり面積および膜厚を確保することが重要である。
そこで、本発明は、接着強度に加えて接着剤の広がり面積および膜厚を確保して、熱ストレスにより生じるコア接着部の剥離を防止し、騒音発生を抑制することができるリアクトルのコアを提供するものである。
上記課題を解決する本発明のリアクトルのコアは、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載の如く、対向配置した一対のコア材を、ギャップスペーサを介して該ギャップスペーサとコア材との間に固定用接着剤の所定の厚み寸法を確保しつつ、接着固定して構成されるリアクトルのコアであって、ギャップスペーサのコア材との接着面に、コア材に当接する突起部を形成し、該突起部をコア材と当接させるとともに、前記コア材とギャップスペーサとを接着固定する固定用接着剤の厚み寸法を、0.1〜0.2mmとした。
このようにギャップスペーサに形成した突起部により、ギャップスペーサのコア材との間に空隙が形成されることとなる。そして、この空隙に固定用接着剤を充填することで、固定用接着剤の厚み寸法を大きく確保でき、コア材およびギャップスペーサが全面にわたって固定用接着剤と接触可能となって、高い接着強度を維持することができる。
また、ギャップスペーサ表面の固定用接着剤との接触面積を増すことができ、接着強度を高めることが可能である。
このように、コア材とギャップスペーサとの接着強度を高くすることで、熱ストレスにより生じるコア材の接着部の剥離を防止して、リアクトルの騒音発生を抑えることができる。
また、請求項2記載の如く、前記ギャップスペーサの突起部の高さが、0.1〜0.2mmである。
これにより、リアクトル作動時のコア材の変形による振動を小さく抑えながら、コア材およびギャップスペーサの全面にわたって固定用接着剤を接触させて高い接着強度を維持することができる。
また、請求項3記載の如く、対向配置した一対のコア材を、ギャップスペーサを介して該ギャップスペーサとコア材との間に固定用接着剤の所定の厚み寸法を確保しつつ接着固定し、該コア材の接着固定部に、コア材およびギャップスペーサの位置決めを行うガイド部材を設けて構成されるリアクトルのコアであって、前記ガイド部材に、ギャップスペーサの厚みよりも大きな厚みの突出部を形成し、該突出部を一対のコア材間に嵌合し、前記コア材とギャップスペーサとを接着固定する固定用接着剤の厚み寸法を、0.1〜0.2mmとした。
このように、ガイド部材の突出部をガイドコア間に嵌合させることで、ギャップスペーサのコア材との間に空隙が形成されることとなる。そして、この空隙に固定用接着剤を充填することで、固定用接着剤の厚み寸法を大きく確保でき、コア材およびギャップスペーサが全面にわたって固定用接着剤と接触可能となって、高い接着強度を維持することができる。
また、ギャップスペーサ表面の固定用接着剤との接触面積を増すことができ、接着強度を高めることが可能である。
このように、コア材とギャップスペーサとの接着強度を高くすることで、熱ストレスにより生じるコア材の接着部の剥離を防止し、リアクトルの騒音発生を抑えることができる。
また、請求項4記載の如く、前記各コア材とギャップスペーサとの間には、0.1〜0.2mmの空隙が形成され、前記空隙には、硬化した前記固定用接着材が充填されている。
これにより、リアクトル作動時のコア材の変形による振動を小さく抑えながら、コア材およびギャップスペーサの全面にわたって固定用接着剤を接触させて高い接着強度を維持することができる。
本発明によれば、固定用接着剤の厚み寸法を大きく確保するとともに、コア材およびギャップスペーサが全面にわたって固定用接着剤と接触可能となり、コア材とギャップスペーサとの接着強度を高くできて、熱ストレスにより生じるコア材の接着部の剥離を防止し、リアクトルの騒音発生を抑えることができる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
まず、本発明にかかるリアクトルのコアの第一の実施形態について説明する。
図1に示すコア1は、対向配置される一対のコア材11の突き当て面11aを、平板状のギャップスペーサ12を介して互いに突き当て、接着固定することで構成されている。
コア材11は、略U字形状に形成された薄板状の鋼板を多数積層して構成されている。
コア材11はワニス含浸されており、積層状態の各鋼板同士は、この含浸ワニスにより接着されている。
なお、各鋼板同士の接着は、含浸ワニスのほか、エポキシ系やアクリル系の含浸接着剤にて行うことも可能である。
コア材11の突き当て面11aと突き当て面11aとの間に介装されるギャップスペーサ12は、セラミックス、ガラス、又はガラスエポキシ基板等といった非磁性体且つ絶縁体の部材にて構成されている。
そして、コア材11の突き当て面11aとギャップスペーサ12とは、エポキシ系やアクリル系等の固定用接着剤にて接着固定されている。
この、コア材11の突き当て面11aとギャップスペーサ12とを接着固定する固定用接着剤は、硬化時にショア硬度(Dスケール)で80以上の硬度を有するものを用いることが望ましい。
コア1は上述のように構成されるが、ワニス含浸されたコア材11の突き当て面11aにワニスが付着したままになっていると、ワニスと固定用接着剤との結合力が弱いため接着強度が低くなる。
従って、コア材11同士の接着固定を行う前に、突き当て面11aに付着しているワニスを除去して金属面を露出させ、高い接着強度を得るようにしている。
図2に示すように、前記ギャップスペーサ12の、コア材11の突き当て面11aとの接着面には、複数の突起部12aが形成されている。該突起部12aはギャップスペーサ12の両面に形成されている。
ギャップスペーサ12を介して互いに突き当てられる各コア材11の突き当て面11aは突起部12aに当接し、突き当て面11aとギャップスペーサ12との間には空隙18が形成されている。
この空隙18に固定用接着剤13が充填されており、ギャップスペーサ12とコア材11とを接着固定している。
固定用接着剤13は、空隙18からコア材11の側面にも若干まわり込むように塗布されており、コア材11間の接着強度を補強している。
また、ギャップスペーサ12の突起部12aの高さ寸法は0.1〜0.2mm程度に形成されており、ギャップスペーサ12とコア材11との空隙18に充填される固定用接着剤13の厚み寸法d1も0.1〜0.2mm程度となっている。
固定用接着剤13の厚み寸法d1は、リアクトル作動時の電磁吸引力によりコア材11が変形して発生する振動を抑えるために、できるだけ薄くすることが好ましいが、本リアクトルのコア1においては、以下の理由により、ギャップスペーサ12に突起部12aを形成して、0.1〜0.2mm程度の厚み寸法d1を確保するようにしている。
つまり、固定用接着剤13の硬化時には、コア材11の接着固定部の表面に存在する微小な隙間(特に積層鋼板により構成されるコア材11の場合に多く存在する)や表面に付着した水分が、気化・膨張してボイド(気泡)となる場合がある。
生じたボイドは、接着剤厚が薄い場合には、コア材11の突き当て面11aからギャップスペーサ12まで貫通したボイドとなる。この貫通したボイドは、突き当て面11aとギャップスペーサ12との未接着部となり、両者間の接着面積が減少して接着強度の低下を招いてしまう。
一方、接着剤厚が0.1〜0.2mm程度に厚い場合は、生じた気泡が接着剤層の内部に埋没して、コア材11の突き当て面11aやギャップスペーサ12の表面に現れることがないため、突き当て面11aとギャップスペーサ12との未接着部の発生が抑えられ、突き当て面11aおよびギャップスペーサ12が全面にわたって固定用接着剤と接触することとなり、高い接着強度を維持することができる。
また、ギャップスペーサ12に突起部12aを形成することで、ギャップスペーサ12表面の固定用接着剤との接触面積を増すことができ、接着強度を高めることが可能である。
このように、コア材11の突き当て面11aとギャップスペーサ12との接着強度を高くすることで、熱ストレスにより生じるコア材11の接着部の剥離を防止し、リアクトルの騒音発生を抑えることができる。
特に、接着剤厚を0.1〜0.2mm程度の厚さにすることで、リアクトル作動時のコア材11の変形による振動を小さく抑えながら、コア材11およびギャップスペーサ12の全面にわたって固定用接着剤を接触させて高い接着強度を維持することができる。
また、前記ギャップスペーサ12をセラミックスにて構成する場合は、アルミナ等の粉状体を圧紛して焼成することにより構成することができる。
突起部12aを形成したギャップスペーサ12は、例えば、図3に示すように、複数の突起部12aを島状に点在させたギャップスペーサ12や、図4に示すように、略「十」字形状に形成した突起部12aを面全体に形成したギャップスペーサ12や、図5に示すように、ギャップスペーサ12面の対向する頂点同士を結んで略「X」字状に形成した突起部12aを設けたギャップスペーサ12に構成することができる。
このように、突起部12aは種々の形状等に形成されるが、何れの場合も、塗布される固定用接着剤13が前記空隙18に隙間なく充填されるように、固定用接着剤13の広がりや流れを考慮しながら、その形状や配置が決定される。
また、突起部12aの形状はギャップスペーサ12を成形する金型にて同時に造り込むことができるため、突起部12aを形成したギャップスペーサ12は、突起部12aが形成されないギャップスペーサ12に対してコストを上昇させることなく構成することができる。
次に、リアクトルのコア1の第二の実施形態について説明する。
図6、図7に示すコア51は、対向配置される一対のコア材61の突き当て面61aを、平板状のギャップスペーサ62を介して互いに突き当てて接着固定し、該コア材61の接着固定部に、コア材61およびギャップスペーサ61の位置決めを行うガイド部材70を設けて構成されている。
本実施形態におけるコア材61は、図1等に示した第一の実施形態のコア11と同様に構成されている。
また、本実施形態におけるギャップスペーサ62も、第一の実施形態のギャップスペーサ12と同様に非磁性体且つ絶縁体の部材にて構成されているが、突起部12aは形成されていない。
さらに、ギャップスペーサ62を介してコア材61同士を接着固定する固定用接着剤63も、第一の実施形態の固定用接着剤13と同様に構成されている。
図8に示すように、ガイド部材70は、コア材61の接着固定部の外周を覆う枠状部材71と、枠状部材71の内側に突出するガイド部72・73、およびスペーサ部74とを一体的に形成して構成されている。
また、ガイド部材70は、例えばPPS(Polyphenylene Sulfide)樹脂を原料として、射出成形により成形された成形部材である。
枠状部材71から内側に突出するガイド部72は、枠状部材71の対向する二つの側面70a・70cにそれぞれ複数箇所形成されており、ガイド部73は、枠状部材71の対向する二つの側面70b・70dにそれぞれ複数箇所形成されている。
枠状部材71の側面70aに形成されるガイド部72と側面70cに形成されるガイド部72との間隔は、コア材61の幅寸法L1と略同じ寸法に形成されており、枠状部材71の側面70bに形成されるガイド部73と側面70dに形成されるガイド部73との間隔は、コア材61の長さ寸法L2と略同じ寸法に形成されている。
スペーサ部74は、前記ガイド部73のから内側へ突出している。スペーサ部74の厚み寸法d2はガイド部73の厚み寸法d3よりも小さく形成されており、スペーサ部74は枠状部材71の側面70b・70dにおける上下方向略中央に配置されている。
そして、枠状部材71の側面70bに形成されるスペーサ部74と側面70dに形成されるスペーサ部74との間隔は、ギャップスペーサ62の長さ寸法L3と略同じに形成されており、ギャップスペーサ62の長さ寸法L3はコア材61の長さ寸法L2よりも小さく形成されている。
なお、ギャップスペーサ62の幅寸法はコア材61の幅寸法L1と略同じ寸法に形成されている。
このように構成されるガイド部材70は、一対のコア材61を突き合わせて接着固定する際に、接着固定部に嵌装することで、コア材61同士の位置決め、およびコア材61とギャップスペーサ62との位置決めを行うことができるようになっている。
つまり、枠状部材71の各側面70a・70b・70c・70dに形成されるガイド部72・73により、一対のコア材61の位置決めがなされて、枠状部材71の各側面70a・70cに形成されるガイド部72およびガイド部73から内側に突出するスペーサ部74により、コア材61に対するギャップスペーサ62の位置決めがなされる。
これにより、コア1の組付精度が高くなるとともに、組付作業性が良くなっている。
この場合、図6に示すように、スペーサ部74は、突き当てられる一対のコア材61の間に嵌合された状態となっており、コア材61とコア材61とはスペーサ部74の厚み寸法d2分だけ離れた状態で接着固定される。
そして、スペーサ部74の厚み寸法d2は、ギャップスペーサ62の厚み寸法よりも大きく形成されており、コア材61の突き当て面61aとギャップスペーサ62との間には寸法d5だけの空隙68が形成される。
この空隙68に固定用接着剤63が充填され、ギャップスペーサ62とコア材61とが接着固定されている。
また、固定用接着剤63は、ガイド部材70のガイド部72・73間には凹部75が形成されており、該凹部75とコア材61およびギャップスペーサ62とで形成される空間にも充填されており、コア材61の側面部も接着して、コア材61間の接着強度を補強している。
さらに、スペーサ部74の厚み寸法d2は、ギャップスペーサ62の両側の前記寸法d5がそれぞれ0.1〜0.2mm程度の寸法となる大きさに設定されており、ギャップスペーサ62とコア材61との間の空隙68に充填される固定用接着剤63の厚み寸法も0.1〜0.2mm程度となっている。
以上のように、コア材61とコア材61との間にガイド部材70のスペーサ部74を嵌合させて、該コア材61とコア材61とを接着固定することでも、コア材61とギャップスペーサ62との固定用接着剤63の厚みを、0.1〜0.2mm程度の厚み寸法に維持することが可能となり、高い接着強度でコア材11を接着固定することができる。
特に、接着剤厚を0.1〜0.2mm程度の厚さにすることで、リアクトル作動時のコア材61の変形による振動を小さく抑えながら、コア材61およびギャップスペーサ62の全面にわたって固定用接着剤を接触させて高い接着強度を維持することができる。
これにより、熱ストレスにより生じるコア材の接着部の剥離を防止し、リアクトルの騒音発生を抑えることができる。
本発明にかかるリアクトルのコアを示す斜視図である。 コア材の接着固定部の第一実施形態を示す側面断面図である。 突起部を形成したギャップスペーサの第一実施例を示す斜視図である。 突起部を形成したギャップスペーサの第二実施例を示す斜視図である。 突起部を形成したギャップスペーサの第三実施例を示す斜視図である。 コア材の接着固定部の第二実施形態を示す側面断面図である。 コア材の接着固定部の第二実施形態を示す平面断面図である。 コア材の接着固定部に設けられるガイド部材を示す斜視図である。
1 コア
11 コア材
12 ギャップスペーサ
12a 突起部
13 固定用接着剤
70 ガイド部材

Claims (4)

  1. 対向配置した一対のコア材を、ギャップスペーサを介して該ギャップスペーサとコア材との間に固定用接着剤の所定の厚み寸法を確保しつつ、接着固定して構成されるリアクトルのコアであって、
    ギャップスペーサのコア材との接着面に、コア材に当接する突起部を形成し、
    前記コア材とギャップスペーサとを接着固定する固定用接着剤の厚み寸法が、0.1〜0.2mmである、
    ことを特徴とするリアクトルのコア。
  2. 前記ギャップスペーサの突起部の高さが、0.1〜0.2mmであることを特徴とする請求項1に記載のリアクトルのコア。
  3. 対向配置した一対のコア材を、ギャップスペーサを介して該ギャップスペーサとコア材との間に固定用接着剤の所定の厚み寸法を確保しつつ接着固定し、該コア材の接着固定部に、コア材およびギャップスペーサの位置決めを行うガイド部材を設けて構成されるリアクトルのコアであって、
    前記ガイド部材に、ギャップスペーサの厚みよりも大きな厚みの突出部を形成し、該突出部を一対のコア材間に嵌合し、
    前記コア材とギャップスペーサとを接着固定する固定用接着剤の厚み寸法が、0.1〜0.2mmである、
    ことを特徴とするリアクトルのコア。
  4. 前記各コア材とギャップスペーサとの間には、0.1〜0.2mmの空隙が形成され、前記空隙には、硬化した前記固定用接着材が充填されていることを特徴とする請求項3に記載のリアクトルのコア。
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