JP4895444B2 - 流体管の加工装置における歩進機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体管の外周面に装着される本体フレームに、リングギヤを回転可能に取付け、このリングギヤを駆動手段により軸線回りに回転させることにより、それに取付けた歩進機構が前記本体フレームに設けられたキッカー機構により駆動されて、切削工具が歩進移動することで前記流体管に加工を施すようにした流体管の加工装置における歩進機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の流体管の加工装置における歩進機構としては、図6に示すような、例えば実公平5−40881号公報に開示されてたものが知られている。図6において、Pは加工対象となる流体管で、その外周面に固定した本体フレーム01にリングギヤ02が回転自在に取付けられ、このリングギヤ02を駆動手段により減速回転させつつ、リングギヤ02に取付けた刃物台03を半径方向(Y方向)あるいは軸方向(X方向)に移動させて、刃物台03に取り付けられた切削工具04により流体管Pを切断したり、開先加工等を行うようにしている。
【0003】
05は刃物台03を半径方向に移動させる歩進機構であり、06は軸方向に刃物台03を移動させる歩進機構である。歩進機構05は本体フレーム01に取り付けられたキッカーフレーム07のキッカー07A又は07B(逆送り用)により、歩進機構06はキッカー07C又は07D(逆送り用)により、駆動される。
【0004】
歩進機構05と歩進機構06はほぼ同じ作動をするので歩進機構05について述べると、リングギヤ02の回動によりキッカー07Aのノックピン08が歩進ネジ部材09の頭部ギヤ09aを叩くと、歩進ネジ部材09が一定ピッチ量回動し、この回動に基づいて摺動体010が刃物台03を半径方向に移動させる。これにより、リングギヤ02が一回転するごとに切削工具04が半径方向内方に歩進し、最終的に流体管Pが切断されることになる。歩進機構06についても同じように、リングギヤ02の回動に応じて切削工具04を軸方向に歩進させることができる。従って、歩進機構05と06を双方組み合わせて使用すれば、管端面の開先加工も可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の歩進機構において、歩進ネジ部材09は摺動体010にネジ係合しているだけで、歩進ネジ部材09を積極的に固定保持するものではなく、そのため切削工具04が正確に位置決めされず、均一で安定した切削深さが得られないという問題があった。特に、本体フレーム01及びリングギヤ02を2分割構造とした加工装置においては、剛性不足によりリングギヤが拡径方向に撓み、均一な深さの切削がより得にくいものであった。そのため、歩進ネジ部材09の頭部ギヤ09aにストッパーバネを係止したりしていたが、歩進ネジ部材09の回動を確実に停止させるものではなかった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、歩進ネジ部材が回動駆動されるとき以外はその移動を確実に拘束して一回転あたりの切削工具に対する切削代(歩進量)を正確に出すことができるようにした流体管の加工装置における歩進機構を提供することを目的をしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の流体管の加工装置における歩進機構は、流体管の外周面に装着される本体フレームに、リングギヤを回転可能に取付け、このリングギヤを駆動手段により軸線回りに回転させることにより、それに取付けた歩進機構が前記本体フレームに設けられたキッカー機構により駆動されて、切削工具が歩進移動することで前記流体管に加工を施すようにした流体管の加工装置における歩進機構であって、
前記歩進機構は、前記キッカー機構により駆動される星形部材と、該星形部材の駆動により回動する歩進ネジ部材と、前記歩進ネジ部材の動きを拘束する回動規制部材から成り、前期回動規制部材は、前期星型部材に形成し、前記星形部材により前記歩進ネジ部材が回動駆動されて切削工具を歩進移動するとき以外は前記回動規制部材により該歩進ネジ部材の移動が拘束されて切削工具の歩進量を正確に出すことを特徴としている。
この特徴によれば、回転規制部材により歩進ネジ部材の移動を拘束することができるので、歩進ネジ部材の1回当りの回動量が常に一定となり、切削工具の歩進量が安定する。
【0008】
本発明の流体管の加工装置における歩進機構は、前記回動規制部材は前記星形部材に形成した星形凹凸部と、該星形凹凸部の凹部と嵌合するバネ負荷されたボールとで構成されていることが好ましい。
このようにすると、星形凹凸部の凹部とボールとの嵌合でガタの少ない確実な嵌合が得られ、切削工具の歩進位置が変動することがない。
【0009】
本発明の流体管の加工装置における歩進機構は、前記キッカー機構による前記歩進ネジ部材の一回当りの回転量に応じて該歩進ネジ部材の移動が拘束できるように前記星形凹凸部の凹部が設定されているのが好ましい。
このようにすると、歩進ネジ部材の一回ごとの回転量に応じて正確にボールが凹部に嵌合できるようにすることができる。
【0010】
本発明の流体管の加工装置における歩進機構は、前記星形部材は前記歩進ネジ部材に対して交換自在に構成されているのが好ましい。
このようにすると、各種の星形部材を用意しておくことで、キッカー機構の一回の駆動に対する歩進ネジ部材の回動量を容易に変えることができる。
【0011】
本発明の流体管の加工装置における歩進機構は、前記歩進機構は前記切削工具を前記流体管の軸線方向または半径方向、あるいは両方向に歩進可能であるのが好ましい。
このようにすると、切断や開先加工、内面研削等各種の加工が実現できる。
【0012】
本発明の流体管の加工装置における歩進機構は、前記本体フレーム及び前記リングギヤを、少なくとも2分割構造とするのが好ましい。
このようにすると、加工時に本体フレームが撓みやすい2分割構造であっても、歩進機構の切削工具に対する位置決めが正確であるので、ブレの少ない加工を施すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明の加工装置を流体管に装着した状態を示す縦断正面図、図2は、図1のA−A線に沿う縦断側面図である。
【0015】
図1、2において、本発明の加工装置について説明すると、符号1は、加工しようとする流体管Pの外周面に固定される本体フレームである。この本体フレーム1は、中心より2分割してフレーム単体1a、1bを形成しており、これら半円筒形をなすフレーム単体1a、1b同士を、対向端部においてボルトにより結合することにより、内径が流体管Pの外径より若干大きい円筒形に形成されている。
【0016】
なお、本体フレーム1は、既設の流体管Pに装着する際、あるいは管径が大きいとき、その取扱いを容易にするために2分割構造とするのが好ましいが、敷設前の流体管Pを加工したり、管径が小さいときには、一体構造とすることもある。
【0017】
本体フレーム1の外周面に、求心方向を向くようにして円周方向に等間隔おきに形成された複数(6個)の雌ねじ孔2(図2参照)には、セットボルト3が螺挿され、全てのセットボルト3を均等に締め込んでその先端を流体管Pの外周面に圧接させることにより、本体フレーム1は、流体管Pを囲むようにしてそれと同心的に固定される。本体フレーム1を流体管Pに固定するには、他の周知の手段でもよく、例えば管外周から半径方向に設けた油圧シリンダで固定するものでもよい。
【0018】
本体フレーム1の前面、すなわち軸方向の一側面には、該本体フレーム1と同心をなす環状凹溝4が形成され、この環状凹溝4内には、外周面に歯が刻設されたリングギヤ5が、軸線回りに回転自在に収容されている。
【0019】
リングギア5は、本体フレーム1と同様、上下2分割構造とされ、分割部の対向端部の前面に連結金具6を当設させてボルト止めすることにより一体化されている。
【0020】
なお、リングギヤ5も、敷設前の流体管Pを加工したり、管径が小さく、取扱いが容易であるときには、一体構造としてもよい。
【0021】
リングギヤ5の後面、すなわち軸方向の一側面には、図2にも示すように、環状のガイド溝7が同心的に形成され、このガイド溝7を、本体フレーム1に設けた環状のガイド部材10の突出部に、前方より周方向に摺動可能に嵌合することにより、リングギヤ5は、本体フレーム1の環状凹溝4内を、軸線を中心として回転しうるようになっている。
【0022】
上記ガイド部材10は、摺動抵抗の小さい銅系合金やホワイトメタル等の軸受材料により2分割構造に形成されている。
【0023】
リングギヤ5の前端部の外周面と内周面とには、それぞれ小径段部11と前方に向かって漸次縮経するテーパ段部12が形成され、それらの部分には、環状凹溝4を挟む本体フレーム1の前面に複数のボルト13により固定された、2分割構造の内外2個の押えリング14、15が摺動可能に摺接している。
【0024】
これにより、リングギヤ5は、軸線方向及び軸線と直交する半径方向の動きが規制されて、環状凹溝4内を安定的に回転することができる。なお、両押えリング14、15は、上記ガイド部材10と同様の軸受材料により形成されている。
【0025】
図1において、リングギヤ5の前面における180°対向する位置には、1対の刃物台16、16が、リングギヤ5と一体的に回転しうるようにボルト止めされ、その昇降ホルダ17には、バイト等の切削工具18が、歩進機構19により流体管Pの中心に向かって進退しうるように取付けられている。
【0026】
本体フレーム1の外周面における上端よりも若干右方寄りには、上記リングギヤ5の駆動ユニット20が設けられている。
【0027】
この駆動ユニット20は、本体フレーム1の外周面にボルト21により固定された支持体22に、回転軸が流体管Pと平行をなすように取付けられた減速機付きのモータ23(図2参照)と、その下方において支持体22に支承された支軸24に軸着され、モータ23の駆動ギヤ25と噛合する中間ギヤ26とよりなっている。
【0028】
中間ギヤ26の下端部の一部は、本体フレーム1の外周面に形成された切欠部27より環状凹溝4内に突出し、上記リングギヤ5と噛合している。
【0029】
上記実施形態の加工装置を用いて流体管Pを切断するには、モータ23を作動させ、リングギヤ5を正面視時計方向(切削工具の形状によっては反時計方向)に極低速で回転させる。リングギヤ5が回転すると、刃物台16に設けた歩進機構19が本体フレーム1に設けたキッカー機構28を通過し、通過する度に歩進機構19が作動して、1対の切削工具18を予定の切削代に相当する分だけ、流体管Pの中心に向かって送りを与える。この操作を流体管Pの肉厚に応じて複数回繰り返すことにより、流体管Pは切断される。
【0030】
本発明の加工装置は、リングギヤ5に取付けられる刃物台16や昇降ホルダ17の形状を変えれば、上記流体管Pの切断加工の外、端面の開先加工にも使用することができる。
【0031】
次に本発明の歩進機構について図3乃至図6により詳述すると、図3は図1のキッカー機構と刃物台が示された部分の拡大図であり、図4は図3のB−B線に沿う回転規制部材の断面図、図5は歩進機構の断面図である。
【0032】
図3において、キッカー機構28には送りノックピン28’が刃物台16側に向かって突出しており、リングギヤ5の回転に伴って刃物台16がキッカー機構28を通過する度に、送りノックピン28’が歩進機構19の星形部材30に形成した星形の被駆動部30aと係合することで、この星形部材30は軸心q−q’まわりに回転駆動される。星形の被駆動部30aはギヤのように周囲に凹凸部が形成されていて、その凹凸部の形状と数により送りノックピン28’との係合に基づく星形部材30の回動量が定まる。
【0033】
歩進機構19は前記した星形部材30と、回動規制部材32と、歩進ネジ部材34とで構成され、回転規制部材32は、図3のB−B断面図である図4にその詳細が示されている。
【0034】
図4において、回転規制部材32は、星形部材30の下方に形成した星形凹凸部32aと、バネ32bにより星形凹凸部32aの方に附勢されたボール32cとから成り、ボール32cは星形凹凸部32aの円周上に形成された複数の凹部33の一つと嵌合している。
【0035】
星形の被駆動部30aの星形状と星形凹凸部32aの星形状は一義的に関連づけられていて、被駆動部30aの星形状は歩進ネジ部材34の間欠回転駆動量を決定し、星形凹凸部32aの星形状は、星形部材30が間欠駆動されるときにボール32cが星形凹凸部32aの凹部33に丁度嵌合する位置となるように設計されている。
【0036】
バネ32bとボール32cはバネハウジング32b’内に収納され、バネ力がバネハウジング32b’の後端に配置した調整ネジ32dにより調節できるようになっている。そして、バネハウジング32b’は刃物台16の頂部に設けた支持部材16aに螺合しロックナット32eにより緩むことなく固着されている。
【0037】
図5において、星形部材30は歩進ネジ部材34とキー結合し、歩進ネジ部材34は刃物台16に摺動自在に保持されている昇降ホルダ17に形成した雌ねじ部34’に螺合していると共に、刃物台16の頂部に設けた軸受け35に回動自在に支持されている。
【0038】
送りノックピン28’により被駆動部30aを介して星形部材30が一定角度回転すると、この星形部材30の下方に設けられている星形凹凸部32aもバネ32bの附勢力に抗してボール32cを押し下げながら一体的に同角度回転する。このとき、ボール32cは星形凹凸部32aの隣の凹部33に再び嵌合するように設定されているから、星形部材30とキー結合した歩進ネジ部材34も、一定回転した後はその移動が拘束される。
【0039】
歩進ネジ部材34が一定量回転すると雌ねじ部34’を介して昇降ホルダ17が半径方向に移動し、昇降ホルダ17に取り付けられている切削工具18に予定の切削代に相当する分だけ、流体管Pの中心に向かって送りを与えることになる。
【0040】
このように、キッカー機構28の作動の度に、回転規制部材32により歩進ネジ部材34はその回転を確実に停止するので、正確に切削代を出すことができる。そしてキッカー機構28の作動に対する歩進ネジ部材34の回動量を変えるには、星形状が異なる各種の星形部材30を準備して、歩進ネジ部材34に所望の星形部材30を交換することで達成できる。
【0041】
上記実施形態では、歩進機構は切削工具を半径方向に歩進できるようにしたものを示しているが、これに限ることなく、軸方向に歩進できるようにしたもの、あるいは両者を併用したものであってもよい。これにより開先加工等の複雑な加工も可能となる。また、リングギヤ5にバランスのよい負荷を作用させるためと、切削工具18に加わる切削抵抗を軽減し、工具の寿命を延ばすために、180°対向する位置において2個の切削工具18により切断するようにしているが、流体管Pが小径で薄肉であったり、石綿管等の軟質管であるときには、1個の切削工具18により加工するようにしてもよい。また、駆動ユニット20の電動モータ23の代わりに、油圧モータを用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0043】
(a)請求項1記載の発明によれば、制部材により歩進ネジ部材の移動を拘束することができるので、歩進ネジ部材回転規の1回当りの回動量が常に一定となり、切削工具の歩進量が安定する。
【0044】
(b)請求項2記載の発明によれば、このようにすると、星形凹凸部の凹部とボールとの嵌合でガタの少ない確実な嵌合が得られ、切削工具の歩進位置が変動することがない。
【0045】
(c)請求項3記載の発明によれば、このようにすると、歩進ネジ部材の一回ごとの回転量に応じて正確にボールが凹部に嵌合できるようにすることができる。
【0046】
(d)請求項4記載の発明によれば、各種の星形部材を用意しておくことで、キッカー機構の一回の駆動に対する歩進ネジ部材の回動量を容易に変えることができる。
【0047】
(e)請求項5記載の発明によれば、切断や開先加工、内面研削等各種の加工が実現できる。
【0048】
(f)請求項6記載の発明によれば、加工時に本体フレームが撓みやすい2分割構造であっても、歩進機構の切削工具に対する位置決めが正確であるので、ブレの少ない加工を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工装置を流体管に装着した状態を示す縦断正面図である。
【図2】同じく、図1のA−A線に沿う縦断側面図である。
【図3】図1のキッカー機構と刃物台が示された部分の拡大図である。
【図4】図3のB−B線に沿う回転規制部材の断面図である。
【図5】本発明の歩進機構の断面図である。
【図6】従来の流体管加工装置における歩進機構の断面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム
1a,1b フレーム単体
2 雌ねじ孔
3 セットボルト
4 環状凹溝
5 リングギヤ
6 連結金具
7 ガイド溝
10 ガイド部材
11 小径段部
12 テーパ段部
13 ボルト
14,15 外方、内方の押えリング
16 刃物台
16a 支持部材
17 昇降ホルダ
18 切削工具
19 歩進機構
20 駆動ユニット
21 ボルト
22 支持体
23 モータ(駆動手段)
24 支軸
25 駆動ギヤ
26 中間ギヤ
27 切欠部
28 キッカー機構
28’ 送りノックピン
30 星形部材
30a 被駆動部
32 回動規制部材
32a 星形凹凸部
32b バネ
32b’ バネハウジング
32c ボール
32d 調整ネジ
32e ロックナット
33 凹部
34 歩進ネジ部材
34’ 雌ねじ部
35 軸受け
P 流体管

Claims (6)

  1. 流体管の外周面に装着される本体フレームに、リングギヤを回転可能に取付け、このリングギヤを駆動手段により軸線回りに回転させることにより、それに取付けた歩進機構が前記本体フレームに設けられたキッカー機構により駆動されて、切削工具が歩進移動することで前記流体管に加工を施すようにした流体管の加工装置における歩進機構であって、
    前記歩進機構は、前記キッカー機構により駆動される星形部材と、該星形部材の駆動により回動する歩進ネジ部材と、前記歩進ネジ部材の動きを拘束する回動規制部材から成り、前記回動規制部材は、前記星型部材に形成し、前記星形部材により前記歩進ネジ部材が回動駆動されて切削工具を歩進移動するとき以外は前記回動規制部材により該歩進ネジ部材の移動が拘束されて切削工具の歩進量を正確に出すことを特徴とする流体管の加工装置における歩進機構。
  2. 前記回動規制部材は前記星形部材に形成した星形凹凸部と、該星形凹凸部の凹部と嵌合するバネ負荷されたボールとで構成されている請求項1に記載の流体管の加工装置における歩進機構。
  3. 前記キッカー機構による前記歩進ネジ部材の一回当りの回転量に応じて該歩進ネジ部材の移動が拘束できるように前記星形凹凸部の凹部が設定されている請求項2に記載の流体管の加工装置における歩進機構。
  4. 前記星形部材は前記歩進ネジ部材に対して交換自在に構成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の流体管の加工装置における歩進機構。
  5. 前記歩進機構は前記切削工具を前記流体管の軸線方向または半径方向、あるいは両方向に歩進可能である請求項1ないし4のいずれかに記載の流体管の加工装置における歩進機構。
  6. 前記本体フレーム及び前記リングギヤを、少なくとも2分割構造とする請求項1ないし5のいずれかに記載の流体管の加工装置における歩進機構。
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