JP4893970B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明はコイル部品に関し、特に4つの辺部を有する略ロの字形状をなすコアと、当該辺部に回転可能に支承され導線が巻回されたボビンとを有し、絶縁ベースにコア及びボビンが固定されるコイル部品に関する。
コイル部品としては、4つの辺部を有する略ロの字形状をなすコアと、当該辺部に回転可能に支承され導線が巻回されたボビンとを有する構成のコイル部品が知られている。ボビンは、互いに対向するコアの一対の辺部にそれぞれ1つずつ設けられ、コアの当該辺部を回転軸として回転可能に辺部に支承されている。
ボビンは、略円柱形状をした巻芯部と、巻芯部の一端及び他端に設けられ巻芯部の延出方向に略垂直に延出する鍔部とを備えており、回転軸に沿った分割面で半割に分割可能に構成されている。巻芯部の一端側の鍔部は歯車を有する。ボビンの軸心位置にコアの辺部が配置された状態で、半割状の一対のボビンが互いに分割面が当接され接続されることによりコアの辺部を環装するように当該辺部に配置される。この状態で導線の一端部分をボビンの鍔部に係止させボビンを回転させることにより、ボビンの巻芯部に導線を巻回することができるように構成されている。
導線を巻芯部に巻回した後にコアは端子板に固定される。この際、一方の鍔部の歯車は端子板に形成された溝に挿入され、コアの辺部に対するボビンの回転が規制される。このようなコイル部品は、例えば、特開平1−208819号公報(特許文献1)に記載されている。
特開平1−208819号公報
しかし、従来のコイル部品では、前述のように導線を巻芯部に巻回した後、コアを端子板に固定する際に、一方の鍔部の歯車が端子板に形成された溝に挿入されることにより、コアの辺部に対するボビンの回転を規制しようとするが、ボビンの回転を規制するためには溝への歯車の嵌め込みをきつくする等しなければボビンの回転を規制することはできず、実際にはボビンが回転してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明は、コアに対するボビンの回転を確実に規制することができるコイル部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、4つの辺部により略ロの字形状をなすコアと、対向する一対の該辺部をそれぞれ1つずつ環装するようにして計2つ設けられ、該辺部を回転軸として回転可能に該辺部に支承され、導線が巻回される巻芯部を有するボビンと、該コア及びボビンを支持する絶縁ベースとを備え、該絶縁ベースには、略該ボビンの方向へ延出し係止部を有するボビン係止部と、略該ボビンの方向へ延出し規制片平坦面を備える回転規制片とが設けられ、該ボビンの軸方向における該巻芯部の一部には、該軸方向に垂直に延出する鍔部が少なくとも1つ設けられ、該鍔部は、該係止部が係合可能な係合部と、該鍔部の周面の一部が平坦面とされて構成され該規制片平坦面に面で当接可能な鍔部平坦面とを有し、該絶縁ベースは該鍔部に対向する鍔部対向面を有し、該鍔部は該鍔部対向面に面で当接可能なベース当接面を有するコイル部品を提供している。
絶縁ベースには、略ボビンの方向へ延出し係止部を有するボビン係止部と、略ボビンの方向へ延出し規制片平坦面を備える回転規制片とが設けられ、ボビンの軸方向における巻芯部の一部には、軸方向に垂直に延出する鍔部が少なくとも1つ設けられ、鍔部には、係止部が係合可能な係合部と、規制片平坦面に面で当接可能な鍔部平坦面とを有しているため、絶縁ベースにコア及びボビンを固定することによって、規制片平坦面と鍔部平坦面とを当接させ、係止部を係合部に係合させて、接着剤を用いずにコアに対するボビンの回転を確実に規制することができる。また、係止部が係合部に係合することで、コアに対するボビンの回転を確実に規制するとともにコア及びボビンを絶縁ベースに確実に固定することができる。また、絶縁ベースは鍔部に対向する鍔部対向面を有し、鍔部は鍔部対向面に面で当接可能なベース当接面を有するため、絶縁ベースにコア及びボビンを固定することによって、鍔部対向面にベース当接面を面で当接させて、コアに対するボビンの回転規制をより確実にすることができる。
ここで、該鍔部は複数設けられ、該係合部と該鍔部平坦面とは同一の鍔部に設けられていることが好ましい。
鍔部は複数設けられ、係合部と鍔部平坦面とは同一の鍔部に設けられているため、コイル部品において係合部と鍔部平坦面とを近い位置関係とすることができ、より確実に回転を規制することができる。
また、該鍔部は該巻芯部の一端と、他端と、該一端と該他端との間の中間部とに設けられ、該係合部は、該巻芯部の該一端に設けられた該鍔部と、該巻芯部の該他端に設けられた該鍔部とに設けられていることが好ましい。
鍔部は巻芯部の一端と、他端と、一端と他端との間の中間部とに設けられ、係合部は、巻芯部の一端に設けられた鍔部と、巻芯部の他端に設けられた鍔部とに設けられているため、ボビンの両端においてボビン係止部によってボビンを抱えるようにして絶縁ベースに固定することができるので、当該固定をより確実にすることができる。
また、該規制片平坦面には規制片平坦面係止部が設けられ、該鍔部平坦面には該規制片平坦面係止部に係合可能な鍔部平坦面係合部が設けられていることが好ましい。
規制片平坦面には規制片平坦面係止部が設けられ、鍔部平坦面には規制片平坦面係止部に係合可能な鍔部平坦面係合部が設けられているため、絶縁ベースにコア及びボビンを固定することによって、規制片平坦面係止部に鍔部平坦面係合部を係合させて、コアに対するボビンの回転規制をより確実にすることができる。
また、該ボビン係止部は該絶縁ベースから延出する凸部からなり、該係止部は凸部突出端部からなり、該係合部は、切欠きが形成された鍔部の周面の部分からなることが好ましい。
ボビン係止部は絶縁ベースから延出する凸部からなり、係止部は凸部突出端部からなり、係合部は、切欠きが形成された鍔部の周面の部分からなるため、より簡単な構成でコアに対するボビンの回転規制をより確実にすることができる。
また、2つのボビン間には、該絶縁ベースから延出する絶縁仕切り板が該2つのボビンの軸方向に平行に配置され、該絶縁仕切り板の一部が該回転規制片として作用し、該絶縁仕切り板の表面の一部が該規制片平坦面をなすことが好ましい。
2つのボビン間には、絶縁ベースから延出する絶縁仕切り板が2つのボビンの軸方向に平行に配置されているため、絶縁仕切り板の一部を回転規制片として作用させ、絶縁仕切り板の表面の一部を規制片平坦面とすることができ、コイル部品の構成を簡単にすることができる。
また、該回転規制片は該コアに当接していることが好ましい。回転規制片はコアに当接しているため、コアが絶縁ベースに対してがたつくことを抑えることができる。
また、該導線の一端及び他端は、ユーザ端子をなすピン端子を構成することが好ましい。導線の一端及び他端は、ユーザ端子をなすピン端子を構成するため、絶縁ベースに別途ユーザ端子となるピンを設けずに済み、当該ピンに導線の一端、他端を絡げて電気的に接続する継線をせずに済み、コイル部品の構成を簡単にすることができ、コイル部品の製造の工程を簡略化することができる。
また、該鍔部には、該巻芯部と同軸的且つ一体に回転する歯車が設けられていることが好ましい。鍔部には、巻芯部と同軸的且つ一体に回転する歯車が設けられているため、巻芯部に導線を巻回する際に、コイル部品の製造装置の歯車に鍔部の歯車を噛合させて、鍔部の歯車を回転させて巻芯部に導線を巻回することができる。
また、該コアは一体で構成され、該ボビンは回転軸方向に沿った分割面で分割可能に構成されていることが好ましい。
コアは一体で構成され、ボビンは回転軸方向に沿った分割面で分割可能に構成されているため、コアを分割可能としてボビンを一体構成とする場合と比較して、特性の良好なコイル部品とすることができる。
また、該絶縁ベースは上面と下面とを有する略板状をなし、該上面には該下面の方向へ窪んだベース凹部が形成され、該下面の該ベース凹部相当位置には該ベース凹部の窪みに倣って該下面から突出するベース凸部が設けられ、少なくとも該ボビンの一部は該ベース凹部内に収容されていることが好ましい。
絶縁ベースは上面と下面とを有する略板状をなし、上面には下面の方向へ窪んだベース凹部が形成され、下面のベース凹部相当位置にはベース凹部の窪みに倣って下面から突出するベース凸部が設けられ、少なくともボビンの一部はベース凹部内に収容されているため、回路基板に予め形成した貫通孔にベース凸部を嵌合させることができる。このため、回路基板の表面において回路基板に実装されたコイル部品の低背化を図ることができる。また、いわゆるリフローにより回路基板に対して半田付けする場合に、ベース凹部を画成する絶縁ベースの部分により溶融半田にコイル部品の導線が直接対向することを防止してコイル部品の導線を保護することができ、コイル部品の導線に溶融半田が飛着等することを防止することができる。
以上により、本発明は、コアに対するボビンの回転を確実に規制することができるコイル部品を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態によるコイル部品について図1乃至図7を参照しながら説明する。図1に示されるようにコイル部品1は、具体的にはラインフィルタであり、コイル部品1は、コア10と、ボビン20と、巻線30と、絶縁ベース40とを備えている。
コア10は磁性体(例えば、フェライト等)からなり、図1、図2に示されるように、一体で構成された略ロの字形状をなしている。コア10は、一対の短辺部11、11と一対の長辺部12、12(図2)とを有しており、長辺部12、12の長手方向に垂直に切った長辺部12、12の断面は、それぞれ略8角形状をなしている。長辺部12、12には、ボビン20、20(図1)がそれぞれ環装した状態で、長辺部12、12に対して回転可能に1つずつ支承されて設けられている。
ボビン20は略円筒形状をした巻芯部21(図7)を有しており、図7に示されるように、巻芯部21の軸心位置にはコア10の長辺部12が配置されている。巻芯部21の一端と他端とにはそれぞれ鍔部22(図1等)が設けられている。また、巻芯部21の一端と他端との中間の位置には、中鍔部23が設けられている。鍔部22、中鍔部23は、それぞれ巻芯部21の軸方向に垂直に延出して略フランジ状をなしている。2つのボビン20、20はそれぞれ同一形状をなしているため、一方のボビン20についてのみ説明し、他方のボビン20については説明を省略する。また、ボビン20は、ボビン20の軸方向中央位置であって軸心位置を中心として点対称の形状になっているため、巻芯部21の一端の鍔部22−1についてのみ説明し他端の鍔部22−2については説明を省略する。
鍔部22は、図1、図2に示されるように、互いに平行に配置され巻芯部21の軸方向に垂直の方向に指向する略板状をした端面板22Aと内側板22Bとを有しており、端面板22Aと内側板22Bとの間には、鍔部22の周面よりも窪んだ溝22a(図2)が形成されている。端面板22Aは略円盤形状をなしており、図4に示されるように、直径位置に一対の三角形状切欠き22bが形成されている。また、端面板22Aの中心位置には、コア10の長辺部12が貫通する貫通孔22cが形成されており、貫通孔22cの近傍位置には、略長方形状をしたフック係合貫通孔22dが形成されている。フック係合貫通孔22dが形成されている内側板22Bの部分は係合部に相当する。
内側板22Bは、あたかもそれぞれの角部が面取されたような略四角形状をしており、図5に示されるように、当該略四角形状を規定する一の辺に略平行に切欠き22eが形成されている。切欠き22eには、後述の導線30の一端30A近傍部分、他端30B近傍部分を係止させることができ、導線30の一端30A近傍部分、他端30B近傍部分において、切欠き22eに係止されている導線30の部分よりも一端30A寄り、他端30B寄りの部分を端面板22Aと内側板22Bとの間の溝22aに収容できるように構成されている。内側板22Bの周面の一部であって内側板22Bの略四角形状を規定する4つの辺に相当する部分は、それぞれ平坦面をなし、そのうちの一の平坦面は鍔部平坦面22Cをなし、当該鍔部平坦面22Cに隣接する平坦面はベース当接面22Dをなす。
ボビン20の中鍔部23は、巻芯部21に垂直の方向へ互いに平行に配置された一対の中鍔部内側板23A、23Aを有している。中鍔部内側板23Aは、切欠き22eが形成されていないことを除き、内側板22Bと同一形状をなしている。従って、内側板22Bと同様に、図6に示されるように、中鍔部内側板23Aの周面の一部であって中鍔部内側板23Aの略四角形状を規定する4つの辺に相当する部分は、それぞれ平坦面をなし、そのうちの一の平坦面は鍔部平坦面23Bをなし、当該鍔部平坦面23Bに隣接する平坦面はベース当接面23Cをなす。
図1に示されるように、2つの中鍔部内側板23A、23A間には歯車23Dが設けられている。歯車23Dは巻芯部21(図7)と同軸的に設けられており、巻芯部21と一体で構成され、巻芯部21と一体回転可能である。歯車23Dは、コイル部品1を製造する際に、図示せぬコイル部品の製造装置の歯車と噛合し、図示せぬコイル部品の製造装置の歯車が回転することで、歯車23Dが巻芯部と一体で回転し、巻芯部21に導線30を巻回することができるように構成されている。
ボビン20は、回転軸方向たる巻芯部21の軸心の延出する方向に沿った分割面20−1A、20−1A(図6)で2つの分割ボビン部20−1、20−1に2分割可能に構成されている。分割ボビン部20−1、20−1は、それぞれ同一形状をしており、分割面20−1A、20−1Aにおいて互いに当接し合うことによりボビン20を構成する。このような構成とし、コア10を一体構成としたため、コア10を分割可能としてボビン20を一体構成とする場合と比較して、特性の良好なコイル部品1とすることができる。
巻芯部21には導線30が巻回されている。導線30としては、例えば周囲を絶縁被覆された銅線が用いられる。導線30は、図1、図2、及び図7に示されるように、一方のボビン20と他方のボビン20とに渡るようにして計2本巻回されている。より詳細には1本の導線30は、その一端30A近傍部分が一方のボビン20の一端側の鍔部22−1近傍に位置しており、当該鍔部22−1から中鍔部23へ向かって巻芯部21に巻回され、図7に示されるように、中鍔部23の近傍位置において一方のボビン20の下側から他方のボビン20の上側へと掛け渡され、他方のボビン20において中鍔部23からボビン20の一端側の鍔部22−1へ向かって巻芯部21に巻回され、導線30の他端30B近傍部分がボビン20の一端側の鍔部22−1近傍に位置するように巻回されている。
他の1本の導線30についても同様に、その一端30A近傍部分が一方のボビン20の他端側の鍔部22−2近傍に位置しており、当該鍔部22−2から中鍔部23へ向かって巻芯部21に巻回され、中鍔部23の近傍位置において一方のボビン20の下側から他方のボビン20の上側へと掛け渡され、他方のボビン20において中鍔部23からボビン20の他端側の鍔部22−2へ向かって巻芯部21に巻回され、導線30の他端30B近傍部分がボビン20の他端側の鍔部22−2近傍に位置するように巻回されている。このように導線30を巻回することにより、後述の第2の実施の形態によるコイル部品101よりも直流重畳特性を向上させることができる。
導線30の一端30A、他端30Bはそれぞれユーザ端子たるピン端子をなす。より詳細には、導線30の一端30A近傍部分、他端30B近傍部分は、巻芯部21から後述する絶縁ベース40の方へ延出し、導線30の一端30A近傍部分、他端30B近傍部分は後述の絶縁ベース40の切欠き40a(図2)に係止され、導線30の当該係止されている部分よりも一端30A寄り他端30B寄りの部分がピン端子をなす。導線30の一端30A及び他端30Bはユーザ端子をなすピン端子を構成するため、絶縁ベース40に別途ユーザ端子となるピンを設けずに済み、当該ピンに導線30の一端30A、他端30Bを絡げて電気的に接続する継線をせずに済み、コイル部品1の構成を簡単にすることができ、コイル部品1の製造の工程を簡略化することができる。
絶縁ベース40は略長方形状をした板状をなしており、絶縁性の材料により構成されている。絶縁ベース40の表面はコア10及びボビン20と対向する鍔部対向面41をなし、裏面は実装基板対向面42をなす。絶縁ベース40の4つの角部の近傍位置には、図2に示されるように略V字形状の切欠き40aが形成されており、V字を形成する鋭角の角をなす切欠き40aの先端部分には、導線30の径よりも小さな円形の貫通孔部40b、40bが形成されている。貫通孔部40b、40bには、巻芯部21から引出されピン端子を構成する導線30の一端30A近傍部分、他端30B近傍部分がそれぞれ1本ずつ係止されている。貫通孔部40b、40bは、実装基板対向面42から鍔部対向面41に向かうにつれて縮径するテーパ形状をなしており、貫通孔部40b、40bに係止される導線30が異なる場合であっても当該貫通孔部40b、40bに係止可能に構成されている。
絶縁ベース40の鍔部対向面41にはフック43と回転規制片44とが設けられている。フック43は、図1、図2に示されるように、略長方形状をした絶縁ベース40の角部近傍位置にそれぞれ1つずつ、鍔部対向面41に垂直に立設している。フック43の先端には、図4に示されるようにフック部43Aが設けられており、フック部43Aは、それぞれ鍔部22のフック係合貫通孔22dに1つずつ係合可能である。フック43はボビン係止部に相当しフック部43Aは係止部に相当する。
回転規制片44は、略長方形状をした絶縁ベース40の一対の長辺中央位置に、短辺に平行に等間隔で3つ設けられている。回転規制片44はそれぞれ略四角柱形状をなしており、鍔部対向面41に垂直に立設している。回転規制片44の側面は図5、図6に示されるように規制片平坦面44Aをなしており、フック43のフック部43Aが鍔部22のフック係合貫通孔22dに係合しているときに、規制片平坦面44Aは鍔部平坦面22C、23Bに面で当接し、ボビン20がコア10の長辺部12に対して回転不能の状態となり、接着剤を用いずにコア10、ボビン20、及び導線30が絶縁ベース40に支持固定されるように構成されている。
また、このようにコア10、ボビン20、及び導線30が絶縁ベース40に固定されているときには、絶縁ベース40の鍔部対向面41の一部は、図6に示されるように、ベース当接面22D、23Cに当接するように構成されている。従って、フック43のフック部43Aが鍔部22のフック係合貫通孔22dに係合していることと、規制片平坦面44Aは鍔部平坦面22C、23Bに面で当接していることと、絶縁ベース40の鍔部対向面41の一部がベース当接面22D、23Cに当接することとで、接着剤を用いずにコア10の長辺部12に対するボビン20の回転をより確実に防止することができるように構成されている。
また、鍔部22にそれぞれ係合部と鍔部平坦面22Cとの両方が設けられているため、コイル部品1において係合部と鍔部平坦面22Cとを近い位置関係とすることができ、より確実に回転を規制することができる。
また、係合部は、巻芯部21の一端に設けられた鍔部22−1と、巻芯部21の他端に設けられた鍔部22−2とに設けられているため、ボビン20の両端においてフック43によってボビン20を抱えるようにして絶縁ベース40に固定することができるので、当該固定をより確実にすることができる。
また、本実施の形態のようなボビン20に導線30を巻回してなるコイルを用いてインレットフィルタ等のコイル部品を製造した場合には、このようなコイルに代えてトロイダル型のコイルを用いた場合の同一の特性のコイル部品と比較して、低背化を図ることができる。例えば、鍔部対向面41に垂直の方向における本実施の形態によるコイル部品1の高さが15mmm程度とすることができる場合に、トロイダルコア10で構成した場合には20〜22mmになる。
次に、本発明の第2の実施の形態によるコイル部品について図8乃至図10を参照しながら説明する。第2の実施の形態によるコイル部品101は、歯車123Dがボビン120の一端に対する他端に設けられている点、ボビン120の他端には内側板22Bに代えて第1の実施の形態における中鍔部内側板23Aと同一の第2内側板122Bが設けられている点、ボビン120の中鍔部123の形状が異なる点、導線30は各ボビン120に1本ずつ巻回される点、2つのボビン120、120間に絶縁仕切り板46が設けられ、絶縁仕切り板46の一部が回転規制片として作用し、絶縁仕切り板46の表面の一部が規制片平坦面44Aをなす点において第1の実施の形態とは異なる。これら以外の点については、第1の実施の形態と同一であり説明を省略する。第1の実施の形態と同一の部材については同一の符号を用いて説明する。
ボビン120の他端、即ち、図9に示されるボビン120の左端には、歯車123Dがボビン120の巻芯部121と同軸的に巻芯部121と一体回転可能に設けられている。ボビン120の他端面をなす歯車123Dの端面には、第1の実施の形態のフック係合貫通孔22dに相当するフック係合歯車貫通孔122dが形成されており、フック係合歯車貫通孔122dには、フック43のフック部43Aが係合可能である。
歯車123Dよりもボビン120の一端寄り、即ち、図9の右寄りには、第1の実施の形態における中鍔部内側板23Aと同一の第2内側板122Bが設けられている。従って第2内側板122Bは鍔部平坦面23Bと同様の鍔部平坦面122C、ベース当接面23Cと同様の図示せぬベース当接面を有している。
また、中鍔部123は、円盤の直径位置において一対の切欠き123aが形成されたような形状をなしている。切欠き123aは円弧状に形成されており、巻芯部121に沿って切欠き123aを通って、中鍔部123に関し巻芯部121の一端側から他端側へと導線30を通すことができるように構成されている。
導線30は、各ボビン120に1本ずつ巻回されている。1本の導線30は、その一端30A近傍部分が一方のボビン120の一端側の鍔部22−1近傍に位置しており、当該鍔部22−1から中鍔部123へ向かって巻芯部121に巻回され、中鍔部123の切欠き123aを通過して巻芯部121の他端側において巻回されてゆき、一方のボビン120の他端部の第2内側板122Bの近傍において巻芯部121から引出されている。他の1本の導線30も同様に、その一端30A近傍部分が他方のボビン120の一端側の鍔部22−1近傍に位置しており、当該鍔部22−1から中鍔部123へ向かって巻芯部121に巻回され、中鍔部123の切欠き123aを通過して巻芯部121の他端側において巻回されてゆき、他方のボビン120の他端部の第2内側板122Bの近傍において巻芯部121から引出されている。
2つのボビン120間には絶縁仕切り板46が設けられている。絶縁仕切り板46は巻芯部121の軸方向に平行に配置されており、図10に示されるように、絶縁ベース140の鍔部対向面41から垂直に延出して基部たる厚肉部46Aをなし、ボビン120の軸心よりも延出した部分において薄肉部46Bをなしている。絶縁仕切り板46は回転規制片をなし、厚肉部46Aの側面は規制片平坦面46Cをなし、フック43のフック部43Aが鍔部22、122のフック係合貫通孔22d、フック係合歯車貫通孔122dに係合しているときに、規制片平坦面46Cは鍔部平坦面22C、122Cに面で当接し、ボビン120がコア10の長辺部12に対して回転不能の状態となり、接着剤を用いずにコア10、ボビン120、及び導線30が絶縁ベース140に支持固定されるように構成されている。絶縁仕切り板46を回転規制片として作用させ、絶縁仕切り板46の厚肉部46Aの表面の一部を規制片平坦面46Cとすることができ、コイル部品101の構成を簡単にすることができる。
本発明によるコイル部品は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、回転規制片44や絶縁仕切り板46をコア10に当接するような構成としてもよい。例えば、図2、図9に示される回転規制片44、絶縁仕切り板46の左右方向の長さをより長くすることにより、図11、図12に示されるように、絶縁仕切り板246をコア10に当接させる構成が考えられる。更に、当該コア10に当接する絶縁仕切り板246の部分の近傍にスリット状切欠き246a、246aを形成することにより、当該コア10に当接する絶縁仕切り板246の部分に弾性を持たせるようにしてもよい。このような構成とすることにより、コア10が絶縁ベース140に対してがたつくことを抑えることができる。
また、規制片平坦面44Aにフック等からなる規制片平坦面係止部を設け、鍔部平坦面に規制片平坦面係止部に係合可能な凹部等を有する鍔部平坦面係合部が設けられていてもよい。このような構成とすることにより、絶縁ベースにコア及びボビンを固定することによって規制片平坦面係止部に鍔部平坦面係合部を係合させて、本実施の形態のように面で当接しているだけの状態よりも、コアに対するボビンの回転規制をより確実にすることができる。
また、ボビン係止部をフック43により構成し係止部をフック部43Aにより構成したが、フック、フック部に限定されない。鍔部の係合部に係合可能であれば、他の構成によるボビン係止部、係仕部を用いてもよい。例えば、ボビン係止部を絶縁ベースから延出する凸部により構成し、係止部を凸部突出端部により構成し、係合部を、切欠きが形成された鍔部の周面の部分により構成し、鍔部の周面の切欠きに凸部の凸部突出端部を係合させるようにしてもよい。このような構成とすることにより、より簡単な構成でコアに対するボビンの回転規制をより確実にすることができる。
また、鍔部にフック43のフック部43Aが係合するフック係合貫通孔22dが形成されたが、中鍔部にフック係合貫通孔が形成されて、当該フック係合貫通孔が係合するフックが絶縁ベースに設けられてもよい。
また、ボビンの個数、巻線の本数、回転規制片の数、フックの数、鍔部及び中鍔部の数は本実施の形態の数に限定されない。また、フック係合貫通孔、フック係合歯車貫通孔が形成されている位置は、本実施の形態の位置に限定されず、フックに係合可能であればいずれの位置であってもよい。また、コイル部品1は、具体的にはラインフィルタであったが、ラインフィルタ以外のノイズフィルタであってもよく、また、フィルタ部品以外のコイル部品であってもよい。
また、絶縁ベースは、上述の実施の形態に示される絶縁ベース40、140の形状に限定されない。例えば、図13〜図15に示されるように、絶縁ベース240は略板状をなし、絶縁ベース240の上面の中央位置に、図に示されるボビン20の下部及び導線30の下部を収容可能なベース凹部240aが、絶縁ベース240の下面の方向へ窪んで形成されていてもよい。絶縁ベース240は比較的薄いため、絶縁ベース240の下面のベース凹部240a相当位置には、ベース凹部240aが上面において窪んで形成されている分だけ、ベース凹部240aの窪みに倣って下面から突出するベース凸部240Aが設けられている。ベース凸部240Aは、回路基板2に予め形成された貫通孔2aに嵌合可能である。
このため、ボビン20の下部及び導線30の下部がベース凹部240aに収容されていることと相まって、回路基板2の表面において回路基板2に実装されたコイル部品201の低背化を図ることができる。また、いわゆるリフローにより回路基板2に対して半田付けする場合に、ベース凹部240aを画成する絶縁ベース240aの部分により溶融半田にコイル部品201の導線30が直接対向することを防止してコイル部品の導線30を保護することができ、コイル部品の導線30に溶融半田が飛着等することを防止することができる。なお、図15においては、説明の便宜のため導線30を省略して図示している。また、ベース凹部240aにはボビン20の下部及び導線30の下部を収容可能であったが、これに限定されず、例えば、ボビン20の少なくとも一部が収容可能であってもよい。
本発明は、4つの辺部を有する略ロの字形状をなすコアと、当該辺部に回転可能に支承され導線が巻回されたボビンとを有し、絶縁ベースにコア及びボビンが固定されるコイル部品の分野において有用である。
本発明の第1の実施の形態によるコイル部品を示す斜視図。 本発明の第1の実施の形態によるコイル部品を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態によるコイル部品を示す正面図。 本発明の第1の実施の形態によるコイル部品を示す右側面図。 図2のV−V線に沿った断面図。 図2のVI−VI線に沿った断面図。 図2のVII−VII線に沿った断面図。 本発明の第2の実施の形態によるコイル部品を示す斜視図。 本発明の第2の実施の形態によるコイル部品を示す平面図。 図9のX−X線に沿った断面図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の変形例を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の変形例を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態によるコイル部品の変形例を示す正面図。 本発明の第1の実施の形態によるコイル部品の変形例を示す右側面図。 本発明の第1の実施の形態によるコイル部品の変形例を示す分解斜視図。
符号の説明
1、101、201 コイル部品
10 コア
11 短辺部
12 長辺部
20、120 ボビン
21、121 巻芯部
22、122 鍔部
23、123 中鍔部
30 導線
30A 一端
30B 他端
20−1 分割ボビン部
20−1A 分割面
22A 端面板
22B 内側板
22C、23B 鍔部平坦面
22D、23C ベース当接面
22d、122d フック係合貫通孔
23A 中鍔内側板
23D、123D 歯車
40、140、240 絶縁ベース
41 鍔部対向面
42 実装基板対向面
43 フック
43A フック部
44 回転規制片
44A、46C 規制片平坦面
240a ベース凹部
240A ベース凸部

Claims (11)

  1. 4つの辺部により略ロの字形状をなすコアと、
    対向する一対の該辺部をそれぞれ1つずつ環装するようにして計2つ設けられ、該辺部を回転軸として回転可能に該辺部に支承され、導線が巻回される巻芯部を有するボビンと、
    該コア及びボビンを支持する絶縁ベースとを備え、
    該絶縁ベースには、略該ボビンの方向へ延出し係止部を有するボビン係止部と、略該ボビンの方向へ延出し規制片平坦面を備える回転規制片とが設けられ、
    該ボビンの軸方向における該巻芯部の一部には、該軸方向に垂直に延出する鍔部が少なくとも1つ設けられ、該鍔部は、該係止部が係合可能な係合部と、該鍔部の周面の一部が平坦面とされて構成され該規制片平坦面に面で当接可能な鍔部平坦面とを有し、
    該絶縁ベースは該鍔部に対向する鍔部対向面を有し、
    該鍔部は該鍔部対向面に面で当接可能なベース当接面を有することを特徴とするコイル部品。
  2. 該鍔部は複数設けられ、
    該係合部と該鍔部平坦面とは同一の鍔部に設けられていることを特徴とする請求項1記載のコイル部品。
  3. 該鍔部は該巻芯部の一端と、他端と、該一端と該他端との間の中間部とに設けられ、
    該係合部は、該巻芯部の該一端に設けられた該鍔部と、該巻芯部の該他端に設けられた該鍔部とに設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコイル部品。
  4. 該規制片平坦面には規制片平坦面係止部が設けられ、該鍔部平坦面には該規制片平坦面係止部に係合可能な鍔部平坦面係合部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一記載のコイル部品。
  5. 該ボビン係止部は該絶縁ベースから延出する凸部からなり、該係止部は凸部突出端部からなり、
    該係合部は、切欠きが形成された鍔部の周面の部分からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一記載のコイル部品。
  6. 2つのボビン間には、該絶縁ベースから延出する絶縁仕切り板が該2つのボビンの軸方向に平行に配置され、該絶縁仕切り板の一部が該回転規制片として作用し、該絶縁仕切り板の表面の一部が該規制片平坦面をなすことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一記載のコイル部品。
  7. 該回転規制片は該コアに当接していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一記載のコイル部品。
  8. 該導線の一端及び他端は、ユーザ端子をなすピン端子を構成することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一記載のコイル部品。
  9. 該鍔部には、該巻芯部と同軸的且つ一体に回転する歯車が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一記載のコイル部品。
  10. 該コアは一体で構成され、該ボビンは回転軸方向に沿った分割面で分割可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一記載のコイル部品。
  11. 該絶縁ベースは上面と下面とを有する略板状をなし、該上面には該下面の方向へ窪んだベース凹部が形成され、該下面の該ベース凹部相当位置には該ベース凹部の窪みに倣って該下面から突出するベース凸部が設けられ、少なくとも該ボビンの一部は該ベース凹部内に収容されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一記載のコイル部品。
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