JP4892862B2 - 水中航走体 - Google Patents

水中航走体

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Description

本発明は、水中で自航走可能な探査装置や魚雷標的などの水中航走体に関し、より詳しくは、電池交換用の専用設備を必要としないで、船上でも速やかに、かつ安全に交換用の蓄電池を水中航走体本体に取り付けることができる水中航走体に関する。
水中を自己の動力で航走する探査機や魚雷標的などの水中航走体に用いられる蓄電池に関する技術は、例えば、特許文献1、2に記載されている。
特許文献1では、水中航走体の推進用蓄電池を水中航走体の電源室に設置する場合において、この電源室の外皮と、蓄電池が収められる電池ケースとを共用化している。即ち、電源室の外皮に蓄電池を直接収納して、この外皮と蓄電池とを一体化している。さらに、電源室には、この外皮の上部に保守口を設けて、蓋でこの保守口を開閉自在にしている。これにより、水中航走体を航走させた後、蓄電池の残容量放電、充電などの保守作業を行う際に、電源室から電池ケースを取り外す作業を省くことができ、蓋をはずすのみで保守作業を行える。さらに、電源室の外皮と蓄電池が一体化されているので、振動、衝撃に対する強度が増している。
特許文献2では、蓄電池に電気を供給する際に、蓄電池の両極を電流制限抵抗を介して導通させることで蓄電池を発熱させ、その後、負荷に実際に電力を供給している。これにより、蓄電池は、暖められた状態で負荷に電力を供給するので、電力供給開始時から大きな起電力を負荷へ出力することができる。
特開平8−339791号公報 「水中航走体用2次電池」 特開2003−153458号公報 「蓄電池からの給電方法と蓄電池からの給電回路」
特許文献1の場合には、蓄電池の交換は、蓄電池を水中航走体の電源室外皮から取り外して行っている。そして、交換した新しい蓄電池を電源室に組み込んで電源室の保守口に蓋をする際に、電源室を真空引し、爆発防止及び乾燥のために窒素ガスを電源室に封入する。即ち、蓄電池が組み込まれた電源室を組み立てるために、真空引や窒素封入などの作業及びそのための専用設備が必要となるので、電池交換は通常陸上施設内で行っている。
この電池交換を船上で行う場合には、蓄電池の取り外し、真空引き及び窒素封入などの作業スペースと専用設備が必要となり、さらに、蓄電池が濡れてショートする危険性があるため、水中航走体を船室内などで乾かしてから電池交換を行わなければならない。従って、船上で電池交換を行うと、電池交換の不便さにより、1日で水中航走体を航走させることができる回数が限られてしまい、特許文献1のような蓄電池では、船上での電池交換を行うことは現実的ではなくなる。また、特許文献2に記載の発明も、船上での電池交換に便宜を図ったものではない。
このような事情から、従来では水中航走体用蓄電池の交換は、陸上の専用設備が整った施設で行っており、船上で速やかに電池交換を行うことができなかった。
そこで、本発明の目的は、電池交換用の専用設備を必要としないで、船上でも速やかに、かつ安全に交換用の蓄電池を水中航走体本体に取り付けることができる水中航走体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によると、電力供給用の蓄電池が交換可能に取り付けられる水中航走体であって、
内部に蓄電池が収められた電池ケースと、
水中航走体の本体に設けられ、前記電池ケースが着脱可能に取り付けられるケース受け部と、を備え、
前記電池ケースは、前記蓄電池の正極に接続する正極端子と、前記蓄電池の負極に接続する負極端子と、を有し、
前記ケース受け部は、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられた時、それぞれ、前記正極端子に接続する正極用の電力受取端子と、前記負極端子に接続する負極用の電力受取端子と、を有し、
前記正極用の電力受取端子に接続された正極端子と、前記負極用の電力受取端子に接続された前記負極端子とを、正極端子及び負極端子の周囲が濡れていても、絶縁できるように防水する防水手段と、を備え、
前記防水手段は、前記正極端子、前記負極端子、前記正極用の電力受取端子、および、前記負極用の電力受取端子が設けられた防水コネクタであり、
前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが接続されて、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが前記防水コネクタにより防水された後に、前記正極端子と前記蓄電池の正極との接続、及び、前記負極端子と前記蓄電池の負極との接続がされた状態になるようにするショート防止手段と、をさらに備えることを特徴とする水中航走体が提供される。
この水中航走体では、正極端子及び負極端子の両方が、前記蓄電池に接続されるのは、正極端子及び負極端子が防水された後であるので、電池ケースを水中航走体本体に取り取り付ける時に、ケース受け部又は電池ケースが濡れていても、正極端子と負極端子との間でショートが起こることを確実に防止できる。また、電池ケースをケース受け部に取り付けるだけで、新しい蓄電池を水中航走体本体に取り付けることができる。従って、電池交換用の専用設備を必要としないで、船上でも速やかに、かつ安全に交換用の蓄電池を水中航走体本体に取り付けることができる
本発明の好ましい実施形態によると、前記ショート防止手段は、
前記ケース受け部に設けられた接触部と、
前記電池ケースに設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記接触部に接触する接触部と、
前記接触部と前記被接触部とが接触することにより、閉じられて前記状態にする電力供給スイッチと、を有し、
前記電池ケースを前記ケース受け部に取り付ける際に、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが接続されて、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが前記防水コネクタにより防水された後に、前記接触部と前記被接触部とが接触するように、前記正極端子、負極端子、正極用及び負極用の電力受取端子、接触部、被接触部、及び、前記防水コネクタの取り付け位置が、定められている
この取り付け位置により、正極端子及び負極端子とが防水されてから、前記接触部と前記被接触部とが接触し、正極端子及び負極端子と蓄電池とが電気的に通じるので、ケース受け部又は電池ケースが濡れていても正極端子と負極端子との間でのショートを確実に防止できる。
また、本発明の好ましい実施形態によると、前記ショート防止手段は、
前記ケース受け部に設けられた接触部と、
前記電池ケースに設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記接触部に接触する接触部と、
前記接触部と前記被接触部とが接触することにより、時間のカウントを開始するタイマー部と、
前記カウント開始から所定時間経過してから、閉じられて前記状態にする電力供給スイッチと、を有する。
これにより、タイマーが切れる所定時間を、取り付け作業に必定な時間以上に設定しておけば、取り付け時に、正極端子と負極端子とが防水手段によりショートすることはないので、安全に、電池ケースの取り付けを行える。
本発明の好ましい実施形態によると、前記ショート防止手段は、
前記電池ケースに設けられた接触スイッチと、
前記ケース受け部に設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記接触スイッチに接触する第1の接触部と、
前記電池ケースに設けられた一対の端子を有する接続スイッチと、
前記ケース受け部に設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記一対の端子に接触して該一対の端子を短絡させ第2の接触部と、
前記接触スイッチと第1の接触部とが接触し、かつ、前記一対の端子と第2の接触部とが接触することにより、閉じられて前記状態にする電力供給スイッチと、を有し、
前記電池ケースを前記ケース受け部に取り付ける際に、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが接続されて、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが前記防水コネクタにより防水された後に、前記接触スイッチと第1の接触部の接触と、前記一対の端子と第2の接触部の接触との両方がなされるように、前記正極端子、負極端子、正極用及び負極用の電力受取端子、接触スイッチ、接続スイッチ、第1及び第2の接触部、及び、防水コネクタの取り付け位置が、定められている
ショート防止機能を有する2つの接触スイッチと接続スイッチの両方が作動しなければ、正極端子及び負極端子と蓄電池とが電気的に接続しないので、電池ケースの取り付け時の安全性がより高まる。
上述のように、本発明によると、防水手段により、正極端子及び負極端子が防水されてからでなければ、正極端子及び負極端子と蓄電池とが電気的に接続されないので、電池ケースをケース受け部に取り付ける際に、ケース受け部又は電池ケースが濡れていても確実にショートを防止できる。また、電池ケースをケース受け部に取り付けるだけで、新しい蓄電池を水中航走体本体に取り付けることができるので、速やかに作業を行える。従って、電池交換用の専用設備を必要としないで、船上でも速やかに、かつ安全に交換用の蓄電池を水中航走体本体に取り付けることができる
本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、電池交換を船上で速やかに、かつ、安全に行える本発明の水中航走体を示す図である。図1に示すように、水中航走体10は、蓄電池が内部に納められた電池ケース2を有する。この電池ケース2は、水中航走体10の本体10aに凹部として形成されたケース受け部3に嵌合させられて、ケース受け部3に取り付けられるようになっている。図2は図1のケース受け部の拡大図である。なお、電池ケース2をケース受け部3に固定するには、例えば図1、図2に示すように、ボルト孔5にボルトを挿入して締め付けることによって行ってよい。
図3は、電池ケース2に配線された回路を示している。図3に示すように、電池ケース2の裏面2aには、外部に露出する正極端子6aを有する正極用の防水コネクタ6と、負極端子7aを有する負極用の防水コネクタ7が設けられている。正極端子6aは、電池ケース2内部に納められた蓄電池1の正極に電力供給スイッチ9を介して接続されており、負極端子7aは蓄電池1の負極に接続されている。電池ケース2がケース受け部3に取り付けられると、正極端子6aは、図2,図3に示すケース受け部3に設けられた防水コネクタ11に組み込まれた正極用の電力受取端子11aに接続され、負極端子7aは、ケース受け部3に設けられた防水コネクタ12に組み込まれた負極用の電力受取端子12aに接続されて、蓄電池1から水中航走体本体10aに電力が供給できるようになる。
正極端子6aなどに用いられる防水コネクタについて簡単に説明する。図4に防水コネクタの構成例を示す。図4の例では、一方の防水コネクタ13は、接続端子13aと、この端子の周囲を取り巻くゴムからなる防水部13bとを有する。他方の防水コネクタ14も、接続端子13aが挿入される挿入孔14aと、この挿入孔14aを取り巻くゴムからなる防水部14bとを有する。接続端子13aが挿入孔14aに挿入されて、これらの防水コネクタ13,14が接続されると、互いの防水部13b,14bが密着し合って内部の接続端子13aに水が浸入できないようになっている。挿入孔14aの内壁は導電性膜が形成されており、接続端子13aがこの膜に接触して電気的接続がなされる。なお、本発明で用いられる防水コネクタは、図4の例に限定されず他の適切な防水コネクタを用いることもできる。
図3の電力供給スイッチ9の接続端子9aは、通常時はオフ端子9cに接続されており、後述の励磁コイルが励磁されることでオフ端子9cからオン端子9bに接続されて、負極端子7aと蓄電池1の負極とが接続される。
電力供給スイッチ9を動作させるためには、次に説明する接触スイッチ16と接続スイッチ20を動作させなければならない。
図3に示すように、電池ケース2の裏面2aには、一対の端子16a,16bを有する接触スイッチ16が設けられている。電池ケース2が水中航走体本体10aのケース受け部3に正常に取り付けられると、これら一対の端子16a,16bは、例えば、ケース受け部3の所定箇所に設けられた導電性材料からなる接触板17と接触して、互いに短絡状態になる。即ち、接触スイッチ16は、これら一対の端子16a,16bが接触板17に接触するとスイッチが閉じた状態になる。
電力供給スイッチ9を動作させるためには、接触スイッチ16に加えて、接続スイッチ20も動作させなければならない。この接続スイッチ20は、一対の端子20a,20bを防水コネクタ20に組み込んで構成され、外部に露出するように電池ケース2の裏面2aに設けられる。この接続スイッチ20の一対の端子20a,20bは、電池ケース2がケース受け部3に正常に取り付けられると、ケース受け部3の所定箇所に設けられた防水コネクタ21に組み込まれた一対の短絡端子21a,21bに接続される。ケース受け部3の短絡端子21a,21bは、互いに短絡した一対の端子なので、接続スイッチ20の一対の端子20a,20bが短絡端子に接続されると、接続スイッチ20は閉じた状態になる。
このように、電池ケース2が正常にケース受け部3に取り付けられると、接触スイッチ16及び接続スイッチ20の両方が閉じた状態となる。これにより、図3から理解されるように、電源23からタイマーリレー22に電流が供給されるようになる。タイマーリレー22に電流が供給されると、タイマーリレー22に組み込まれたタイマーが時間のカウントを開始し、所定時間が経過すると、タイマーリレー22に組み込まれた励磁コイルに電流が流れ、励磁コイルが励磁される。励磁コイルの励磁により、電力供給スイッチ9がオン端子9bに接触されるように作動させられる。即ち、電力供給スイッチ9の接続端子9aは、通常はオフ端子9c側にバネなどで付勢されており、励磁された励磁コイルの磁力によりオン端子9bに接続される。なお、図3のダイオード24,25は逆起電力が発生するのを防止するためのものである。
本発明の実施形態によると、電池ケース2に設けられた正極端子6a、負極端子7a、接触スイッチ16及び接続スイッチ20と、これらに対応するケース受け部3に設けられた電力受取端子11a,12a、接触板17及び短絡端子21a,21bの取り付け位置は、次のように定められる。電池ケース2をケース受け部3に取り付ける際に、最初に正極端子6a及び負極端子7aがそれぞれ電力受取端子11a,12aに接続されて、防水コネクタ6、7、11、12により正極端子6a及び負極端子7aがその周囲が濡れていても絶縁されるように防水され、次に接触スイッチ16が接触板17に接触して閉じた状態になり、最後に接続スイッチ20の端子が短絡端子に接続されて、接続スイッチ20が閉じた状態になるように、上記取り付け位置が定められる。
従って、上記取り付け位置により、正極端子6a及び負極端子7a、及び、正極用及び負極用の電力受取端子11a,12aが防水コネクタ6,7,11,12により防水された後に、電力供給スイッチ9が閉じられるので、電池ケース2の取り付けの際に、ケース受け部3又は電池ケース2が濡れていても、水によって正極端子6aと負極端子7aとの間でのショートが起こるのを確実に防止できる。
なお、取り付け時に、正極端子6a及び負極端子7aと電力受取端子11a,12aとがそれぞれ接続されて、正極端子6a及び負極端子7aが防水されてから、接触スイッチ16、接続スイッチ20を順に動作させることをスムーズにするために、正極端子6a、負極端子7a、電力受取端子11a,12a、接触スイッチ16、接触板17、接続スイッチ20、短絡端子21a,21bのうち必要なものを、電池ケース2とケース受け部3との間の接触圧に応じて変位するように、弾性変位可能なバネなどの弾性体を介して電池ケース2又はケース受け部3に取り付けておくことができる。
また、上述のように電池ケース2をケース受け部3に正常に取り付けた場合に、接触スイッチ16と接続スイッチ20とが閉じて、リレータイマー内のタイマーが作動し、所定時間経過すると、励磁コイルにより、電力供給スイッチ9が閉じる。従って、上記所定時間を電池ケース2をケース受け部3に取り付けるのに必要な作業時間以上に設定しておけば、ケース受け部3が濡れていても、正極端子6a及び負極端子7aに電力が供給されることはないので、取り付け作業中に水によって正極端子6aと負極端子7aとがショートすることが確実に防止される。
次に上述の機能を持つ電池ケース2及びケース受け部3の構成について説明する。図5は、電池ケース2の構成を示す略図である。図5(A)は電池ケースの縦断面図であり、図5(B)は図5(A)のB−B線矢視図であり、図5(C)は図5(A)のC−C線矢視図である。図5に示すように、電池ケース2の裏面2aには、外部に露出するように、正極端子6aが組み込まれた防止コネクタ6と、負極端子7aが組み込まれた防水コネクタ7が設けられている。図2は、図1のケース受け部3の拡大図であり、図2に示すように、ケース受け部3には、電池ケース2の正極端子6a、負極端子7a、接触スイッチ16及び接続スイッチ20の位置にそれぞれ対応して、正極用の電力受取端子11a、負極用の電力受取端子12a、接触板17及び短絡端子21a,21bがそれぞれ取り付けられている。電力受取端子11a,12a及び短絡端子21a,21bはそれぞれ防水コネクタ11,12,21に組み込まれている。
また、電池ケース2の裏面2aには、外部に露出するように、上述の一対の端子16a,16bを有する接触スイッチ16が設けられている。
さらに、電池ケース2の裏面2aには、外部に露出するように一対の端子20a,20bを有する接続スイッチ20が設けられている。
電池ケース2の外殻26の形状は、水中航走体10の外殻形状と合わせられている。これにより、電池ケース2をケース受け部3に取り付けると、電池ケース2の外殻形状が水中航走体10の外殻形状と合わせられるので、この電池ケース2の形状により、流体抵抗を増加させないようにできる。
電池ケース2の外殻の側には、外周にそって延びているゴムなどのシール28が取り付けられている。このシール28により、電池ケース2をケース受け部3に取り付けると、シール28によっても防水されるので、防水コネクタ6,7,11,12の防水機能と合わせて二重になり防水性が高まる。
図6は、図5(C)の拡大図であり、図6に示すように電池ケース2には、電池ケース2を水中航走体本体10aから取り外す時に把持する取っ手30が設けられている。この取っ手30は水中航走体10の航走中は、カバー31によって内部に納められている。カバー31はネジなどで電池ケース2に固定される。取っ手30を使用する場合には、ネジをはずしてカバー31をはずし、取っ手30を内部から引き出して使用することができる。使用時は、取っ手30は、その拡径部30aが係止部材32により係止されてはずれることが防止される。
電池ケース2の内部には予め窒素ガスを封入しておくことができるので、電池ケース2をケース受け部3に取り付ける際に、窒素ガス封入の作業が不要になり、電池交換を速やかに行うことができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上述の接触スイッチ16と接続スイッチ20のどちらか一方を無くして、リレータイマーを作動させるようにしてもよい。
また、場合によっては、タイマーリレー22のタイマー機能を省略してもよい。逆に、タイマー機能を省略しないで、タイマーのカウントから電力供給スイッチ9を閉じるまでの所定時間を十分長くとっておけば、上述の取り付け位置に従わなくてもよい。即ち、正極端子6a及び負極端子7aが防水されてから、接触スイッチ16と接続スイッチ20とが閉じるように、正極端子6a、負極端子7a、電力受取端子11a,12a,接触スイッチ16、接触板17、接続スイッチ20及び短絡端子の取り付け位置を定めなくてもよい。
上述では、接触スイッチ16が閉じてから、接続スイッチ20が閉じる場合について説明したが、接続スイッチ20が閉じてから、接触スイッチ16が閉じるように各端子等の取り付け位置を定めてもよい。
なお、防水コネクタ6,7,11,12は防水手段を構成するが、他の適切なもので防水手段を構成してもよい。また、接触スイッチ16、接触板17、接続スイッチ20、短絡端子21a,21b、電源23、タイマーリレー21及び電力供給スイッチ9は、ショート防止手段を構成するが、これらの適切な組み合わせ又は他の適切なものでショート防止手段を構成してもよい。接触板17及び短絡端子21a,21bの少なくも1つは接触部を構成し、接触スイッチ16及び接続スイッチ20の少なくとも1つは被接触部を構成するが、他の適切なもので接触部と被接触部を構成してもよい。電源23、タイマーリレー22及び電力供給スイッチ9はスイッチ部を構成するが、他の適切なものでスイッチ部を構成してもよい。タイマーリレー22のタイマーはタイマー部を構成するが、他の適切なものでタイマー部を構成してもよい。
本発明の実施形態による電池交換可能な水中航走体の構成図である。 図1のケース受け部の拡大図である。 図1の電池ケースのショート防止機能の構成図である。 防水コネクタの例を説明する図である。 図5(A)は、電池ケースの縦断面図であり、図5(B)は図5(A)のB−B線矢印図であり、図5(C)は図5(A)のC−C線矢印図である。 図5(C)の拡大図である。
符号の説明
1 蓄電池
2 電池ケース
3 ケース受け部
5 ボルト孔
6a 正極端子
7a 負極端子
9 電力供給スイッチ
9a 接続端子
9b オン端子
9c オフ端子
10 水中航走体
11a,12a 電力受取端子
13a 接続端子
13b、14b 防水部
14a 挿入孔
16 接触スイッチ
16a,16b 一対の端子
17 接触板
20 接続スイッチ
20a,20b 一対の端子
21a,21b 短絡端子
22 タイマーリレー
23 電源
24,25 ダイオード
26 外殻
28 シール
30 取っ手
30a 拡径部
31 カバー
32 係止部材

Claims (4)

  1. 電力供給用の蓄電池が交換可能に取り付けられる水中航走体であって、
    内部に蓄電池が収められた電池ケースと、
    水中航走体の本体に設けられ、前記電池ケースが着脱可能に取り付けられるケース受け部と、を備え、
    前記電池ケースは、前記蓄電池の正極に接続する正極端子と、前記蓄電池の負極に接続する負極端子と、を有し、
    前記ケース受け部は、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられた時、それぞれ、前記正極端子に接続する正極用の電力受取端子と、前記負極端子に接続する負極用の電力受取端子と、を有し、
    前記正極用の電力受取端子に接続された正極端子と、前記負極用の電力受取端子に接続された前記負極端子とを、正極端子及び負極端子の周囲が濡れていても、絶縁できるように防水する防水手段と、を備え、
    前記防水手段は、前記正極端子、前記負極端子、前記正極用の電力受取端子、および、前記負極用の電力受取端子が設けられた防水コネクタであり、
    前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが接続されて、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが前記防水コネクタにより防水された後に、前記正極端子と前記蓄電池の正極との接続、及び、前記負極端子と前記蓄電池の負極との接続がされた状態になるようにするショート防止手段と、をさらに備えることを特徴とする水中航走体。
  2. 前記ショート防止手段は、
    前記ケース受け部に設けられた接触部と、
    前記電池ケースに設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記接触部に接触する接触部と、
    前記接触部と前記被接触部とが接触することにより、閉じられて前記状態にする電力供給スイッチと、を有し、
    前記電池ケースを前記ケース受け部に取り付ける際に、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが接続されて、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが前記防水コネクタにより防水された後に、前記接触部と前記被接触部とが接触するように、前記正極端子、負極端子、正極用及び負極用の電力受取端子、接触部、被接触部、及び、前記防水コネクタの取り付け位置が、定められていることを特徴とする請求項1に記載の水中航走体。
  3. 前記ショート防止手段は、
    前記ケース受け部に設けられた接触部と、
    前記電池ケースに設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記接触部に接触する接触部と、
    前記接触部と前記被接触部とが接触することにより、時間のカウントを開始するタイマー部と、
    前記カウント開始から所定時間経過してから、閉じられて前記状態にする電力供給スイッチと、を有することを特徴とする請求項1に記載の水中航走体。
  4. 前記ショート防止手段は、
    前記電池ケースに設けられた接触スイッチと、
    前記ケース受け部に設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記接触スイッチに接触する第1の接触部と、
    前記電池ケースに設けられた一対の端子を有する接続スイッチと、
    前記ケース受け部に設けられ、前記電池ケースが前記ケース受け部に取り付けられると、前記一対の端子に接触して該一対の端子を短絡させ第2の接触部と、
    前記接触スイッチと第1の接触部とが接触し、かつ、前記一対の端子と第2の接触部とが接触することにより、閉じられて前記状態にする電力供給スイッチと、を有し、
    前記電池ケースを前記ケース受け部に取り付ける際に、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが接続されて、前記正極端子および前記負極端子と、前記正極用の電力受取端子および前記負極用の電力受取端子とが前記防水コネクタにより防水された後に、前記接触スイッチと第1の接触部の接触と、前記一対の端子と第2の接触部の接触との両方がなされるように、前記正極端子、負極端子、正極用及び負極用の電力受取端子、接触スイッチ、接続スイッチ、第1及び第2の接触部、及び、防水コネクタの取り付け位置が、定められていることを特徴とする請求項1に記載の水中航走体。
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