JP4892462B2 - リソグラフィ装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

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Description

[0001] 本発明は、リソグラフィ装置およびデバイス製造方法に関する。
[0002] リソグラフィ装置は、基板上、通常、基板のターゲット部分上に所望のパターンを与える機械である。リソグラフィ装置は、たとえば、集積回路(IC)の製造において使用することができる。その事例では、パターニングデバイス(あるいは、マスクまたはレチクルと呼ばれる)を使用して、ICの個々の層上に形成される回路パターンが生成されてもよい。このパターンは、基板(たとえば、シリコンウェーハ)上の(たとえば、ダイの一部、1つのダイ、またはいくつかのダイを含む)ターゲット部分上に転写されることができる。パターンの転写は、通常、基板上に設けられる放射感応性材料(レジスト)層上でのイメージングによる。一般に、単一基板は、連続してパターニングされる隣接ターゲット部分のネットワークを含むであろう。知られているリソグラフィ装置は、各ターゲット部分が、全パターンをターゲット部分に一度に露光することによって照射される、いわゆるステッパ、および、各ターゲット部分が、所与の方向(「スキャニング」方向)に放射ビームを通るパターンをスキャンし、一方、基板を、この方向と平行または反平行に同期してスキャンすることによって照射される、いわゆるスキャナを含む。パターンを基板上にインプリントすることによって、パターニングデバイスからのパターンを基板に転写することも可能である。
[0003] フォトリソグラフィは、ICおよび他のデバイスおよび/または構造の製造における重要なステップの1つとして広く認識されている。現在、どの代替の技術も、同じ精度、速度、および経済的な生産性を持つ所望のパターンアーキテクチャを提供するようには思われない。しかし、フォトリソグラフィを使用して作られるフィーチャの寸法が小さくなるにつれて、フォトリソグラフィは、小型ICまたは他のデバイスおよび/または構造が、真に大量に製造されることを可能にする、最大の、最大でないとすれば、クリティカルなゲーティング因子の1つになりつつある。
[0004] パターン印刷の限界の理論的推定は、式(1)、すなわち、
Figure 0004892462
に示す解像度についてのレイリー基準によって与えられることができる。ここで、λは使用される放射の波長であり、NAPSは、パターンを印刷するのに使用される投影システムの開口数であり、kは、レイリー定数とも呼ぶ、プロセス従属調整因子であり、CDは、1:1デューティサイクルを有するアレイ内に配置されたフィーチャのフィーチャサイズである(すなわち、ピッチの半分に等しいサイズを有する等しい線および空間またはホール)。そのため、フィーチャが、アレイ内で離間される一定のピッチを特徴とするフィーチャのアレイにおいて、式(1)内のクリティカルな寸法CDは、以降で「ハーフピッチ(half−pitch)」と呼ぶ、印刷することができる最小ピッチの半分の値を表す。
[0005] 結果として、式(1)から、フィーチャの最小印刷可能サイズの減少が、3つの方法で、すなわち、露光波長λを短くすることによって、開口数NAPSを増加させることによって、または、kの値を減少させることによって得ることができることになる。
[0006] レイリー定数kを小さくし、それにより、パターン解像度を改善するために、リソグラフィにおいて広く使用されてきた現行の解像度向上技法は、たとえば、減衰またはレベンソン型(alternating)位相シフトマスクおよび/または解像度以下のアシストフィーチャ(SRAF)および/またはオフアクシスイルミネーションの使用を含む。これらの解像度向上技法は、ICデバイスの配線レベル間の接続を画定するコンタクトホールまたはビアのリソグラフィ印刷および処理について特に重要である。それは、コンタクトホールが、他のICフィーチャと比較して、比較的小さい面積を持つからである。コンタクトホールは、たとえば、位相シフトマスクおよびポジティブレジストと組み合わせた従来のオンアクシスイルミネーションを使用して印刷されてもよい。
[0007] しかし、(λ=193nm、NAPS=0.93、およびk=0.4における)約85nm未満の小さなフィーチャおよびコンタクトホールをパターニングするのに、これらの解像度向上技法を使用することが可能でない場合がある。これらの技法は、機能が制限され、k=0.4で動作するときに得られるCD未満のハーフピッチを印刷するのに十分なプロセスラチチュード(すなわち、クリティカルな寸法における所与の許容度についての、合成された使用可能な焦点深度および許容可能な露光量変動)を提供しない場合がある。193nmリソグラフィシステムを用いて32nm line/spaceパターンを達成するのに必要とされる開口数およびk係数値は、現行のレンズ技術を超えている。
[0008] 高いパターン幅制御と均一性を有して小さなパターンをイメージングするように構成されたリソグラフィ装置を提供することが望ましい。
[0009] ある実施形態では、リソグラフィ装置が提供され、リソグラフィ装置は、放射ビームを複数の放射ビームに分割するように構成されたビームスプリッタと、基板を支持するように構成された基板ステージと、複数の放射ビームの少なくともある部分を向け直し、結合して、基板上に干渉パターンを形成するようになっているビームコンバイナと、基板ステージおよび放射ビームを出力するように構成された放射源とつながる制御ユニットとを含み、制御ユニットは、基板ステージの運動を、放射ビームが放射源によって出力される繰り返しレートに同期させるように構成される。
[0010] 本発明の別の実施形態では、リソグラフィ装置が提供され、リソグラフィ装置は、回折格子であって、回折格子が放射ビームによって入射されると、複数の放射ビームを生成するように構成される、回折格子と、基板を支持するように構成された基板ステージと、複数の放射ビームの少なくともある部分を向け直し、結合して、基板の表面上に干渉パターンを形成するようになっているビームコンバイナと、基板ステージおよび放射ビームを出力するように構成された放射源とつながる制御ユニットとを含み、放射源によって出力される2つの連続するビームの間で、基板ステージが、干渉パターンの整数のピッチにわたって移動するように、制御ユニットが、基板ステージの運動を、放射ビームが放射源によって出力される繰り返しレートに同期させるように構成される。
[0011] 本発明のさらに別の実施形態では、デバイス製造方法が提供され、デバイス製造方法は、複数の放射ビームを形成するように放射ビームを分割すること、干渉パターンを形成するように、基板上で複数の放射ビームの少なくともある部分を向け直し、結合すること、および、基板を支持するように構成された基板テーブルの運動を、放射ビームが放射源によって出力される繰り返しレートに同期させることを含む。
[0012] 本発明の実施形態は、ここで、添付略図を参照して、例としてだけ述べられるであろう。略図では、対応する参照シンボルは、対応するパーツを示す。
[0022] 本発明の実施形態によるリソグラフィ装置は、高い印刷解像度を達成し、印刷パターンの高い制御および均一性を提供するように構成される。ある実施態様では、リソグラフィ装置は、基板の全表面にわたって静的フィールドのスキャン複製を生成するために、静的な、干渉的に生成されたイメージフィールドを通して基板を連続して移動させるように構成された干渉計リソグラフィ装置である。
[0023] 図1は、本発明の実施形態によるリソグラフィ装置100を示す。装置100は、一般に、放射ビームB(たとえば、UV放射またはDUV放射)を調節するイルミネーションシステム(IL)105、ビームスプリッタ110、コンバイナ115、および基板Wを支持するように構成された基板支持体120を含む。
[0024] イルミネーションシステム105は、放射を誘導し、成形し、制御するための、屈折式の、反射式の、磁気式の、電磁式の、静電式の、または他のタイプの光学部品、あるいはその任意の組合せなどの種々のタイプの光学部品を含んでもよい。
[0025] 基板支持体120は、機械式、負圧式、静電式、または他のクランプ技法を使用して基板Wを支持するように構成される。基板支持体120は、たとえば、必要に応じて、固定されるか、または、可動であってよい、フレームまたはテーブルであってよい。基板支持体120は、基板Wが、たとえば、コンバイナ115に対して所望位置にあることを確保してもよい。
[0026] イルミネーションシステム105は、放射源101から放射ビームBを受け取るようになっている。源101およびリソグラフィ装置100は、別々の実体であってよい。こうした場合、源101は、リソグラフィ装置100の一部を形成すると考えられず、たとえば、適した誘導ミラーおよび/またはビームエキスパンダを含むビームデリバリシステム(図1に示さず)を使って、放射ビームBが、源101からイルミネーションシステム105へ通される。他の場合では、源101は、リソグラフィ装置100の一体部分であってよい。源101およびイルミネーションシステム105は、必要である場合、ビームデリバリシステムと一緒に、放射システムと呼ばれてもよい。
[0027] 図1の実施形態では、放射源101は、所定のレートで、かつ、所定の放射波長で放射ビームBを出力するように構成される。源が放射ビームBを放出する/出力する繰り返しレートは、以降で、放射源101のパルスと呼ばれることもある。たとえば、放射源101はエキシマレーザであってよく、放射波長は193nmであってよい。調整可能な放射繰り返しレート(または放射パルス)および/または放射波長を有するさらなる放射源は、本発明の他の実施形態で使用されてもよい。
[0028] ある実施形態では、ビームスプリッタ110は、回折次数ビーム111を発生する回折格子である。回折次数ビーム111は、空間的にかつ時間的にコヒーレントなビームである。ビームスプリッタ110は、1次元または2次元の回折格子である。干渉パターンを形成するのに使用することができる回折格子の例は、チェッカーボード格子を有するガラス板を含む。格子は、位相シフトマスク格子またはバイナリ格子であることができる。種々の構成では、ビームスプリッタまたは格子110は、クロムチェッカーボードパターン、エッチング式位相パターン、クロムバスケットウィーブパターン、またはエッチング式ウィーブパターンを含む。
[0029] 戻って図1を参照すると、ビームスプリッタ110によって発生する複数のビーム111の少なくともある部分は、コンバイナ115に入り、コンバイナの表面(図1において表面116a〜116b)のうちの1つから内部反射する。ビーム111は、その後、基板W上で干渉縞を形成する。
[0030] 図1のリソグラフィ装置100において、複数のビーム111が、基板Wの上部表面に干渉パターンを生成する。干渉パターンは、フォトレジスト層(図1に示さず)を露光し、格子パターンを形成する。干渉パターンは、複数のビーム111の建設的干渉によって形成される最大強度の縞を含む。縞は、複数のビーム111の破壊的干渉によって生じる最小強度のゾーンによって分離される。
[0031] 基板W上に生成されるパターンは繰り返しパターンである。繰り返しパターンユニットの詳細は、干渉するコヒーレントな放射ビームの数に依存する。最も単純な形態では、2つの回折ビームが、干渉して、line/spaceを生成する。この構成では、一方向(たとえば、XまたはY)におけるプラスおよびマイナスの1次回折次数(+1Xおよび−1Xまたは+1Yおよび−1Y)に相当する回折ビームが、集光され、基板W上で干渉する。3つまたは4つの放射ビームを使用することは、コンタクトウィンドウまたはレジストパイラーのアレイを生成する。この構成では、2つの方向におけるプラスおよびマイナスの1次回折次数(+1X、−1X、+1Yおよび−1Y)に相当するビームが、集光され、基板W上で干渉する。回折ビームの実際の角度は、特定のビーム方向におけるピッチを構成する。6つの回折ビームを使用することは、六角形タイプのパターンレイアウトを与える。8つの回折ビームを使用することは、八角形タイプのパターンレイアウトを与える。一般に、ビームスプリッタ110を通して放射ビームBを通し、回折ビーム111の全てを集光し、それらのビームを再合成して、干渉パターンを生成することによって、任意のパターニングデバイスのパターンがエミュレートされてもよい。
[0032] 図1のコンバイナ115は、多面プリズムである。図1に示すようなプリズムを使用する利点は、プリズムが製造されると、アライメントの困難さが存在しないことである。図1では、ビームコンバイナ115は、ビームスプリッタ110によって発生する複数のビーム111の少なくともある部分を向け直すようになっている。ある実施形態では、ビームコンバイナ115は、ビームスプリッタ110によって発生する複数のビーム111の実質的に全てを向け直すようになっている。
[0033] 図1のプリズムは、N方向対称を有するように一般化されてもよい。たとえば、一構成では、プリズムは、図2に示すように、6方向対照(六角形プリズム)を有してもよい。この図は、本発明の実施形態による六角形プリズムの端面図を示す。プリズム200は、プリズムの中心CEの周りに分配された、6つの高角度ゾーン205および6つの低角度ゾーン210を含む。図2では、プリズム200は、6つのビーム215a〜215fを合成して、基板Wの表面に干渉縞を形成するようになっている。六角形プリズム200は、DRAMタイプ構造を作るのに使用されてもよい。あるいは、多面コンバイナ115は、図3に示すように、4方向対称(正方形プリズム)を有することができる。図3の正方形プリズム300は、中心CEの周りに分配された、4つの高角度ゾーン305および4つの低角度ゾーン310を含む。図3では、プリズム300は、4つのビーム315a〜315dを合成するようになっている。プリズムの設計は、図2および図3に示す設計に限定されないこと、および、数字Nは、偶数である必要がないことが理解されるであろう。たとえば、3方向または5方向対称もまた、本発明の他の実施形態で使用されることができる。一構成では、図1のビームコンバイナ115は、約2〜8のビーム間で合成して、干渉パターンを形成するようになっている。
[0034] 図2に示す実施形態では、ビーム215a、215dおよび215b、215c、215f、215eは、六角形プリズム200の異なる角度ゾーンによって反射される。同様に、図3の実施形態では、ビーム315a〜315cおよびビーム315b〜315dは、正方形プリズム300の異なる角度ゾーンによって反射される。しかし、図2〜3に示すビームは、本発明の他の実施形態では同じ角度ゾーンによって反射されてもよいことが理解されるであろう。たとえば、ビーム215a〜215dは、角度ゾーン205によって反射され、ビーム315a〜315cは、角度ゾーン305によって反射されることができる。
[0035] コンバイナ115の典型的な寸法は、上面117においてほぼ50cm未満である(図1を参照されたい)。一実施形態では、コンバイナ115の上面117の直径は、約20〜30cmの範囲にあってもよい。
[0036] コンバイナ115は、図1に示す多面プリズムに限定されないことが理解されるであろう。たとえば、図1に示す実施形態では、リソグラフィ装置100は、複数の回折ビーム111を反射させるようになっている湾曲した下部表面を含むコンバイナを含んでもよい。本発明の別の実施形態では、コンバイナ115は、複数の回折ビーム111を基板Wの表面の方へ向け直すために、独立して移動可能である複数のミラーからなる。この後者の実施形態では、ミラーの向きは、コントローラによって制御されてもよい。
[0037] プリズムまたは複数のミラーの向きは、パターン幾何形状に基づいて選択される。ある実施形態では、シミュレーションプログラムを使用して、所望のパターンを生成するビームスプリッタの幾何形状が選択される。シミュレーションプログラムは、ビームスプリッタ110によって生成される回折ビーム111の瞳マップを生成し、瞳マップは放射ビーム位置を表す。瞳マップ内の放射ビーム位置に基づいて、回折ビーム111の全てまたは一部を捕捉するように、ミラーの向きまたはプリズムの側面の傾斜が選択される。
[0038] 戻って図1を参照すると、リソグラフィ装置100は、基板ステージ120の運動を、放射源101の放射パルスに同期させるようになっている制御ユニット125を含む。制御ユニット125は、放射源101および基板テーブル120につながっている。放射源101の放射パルスに対する基板ステージ120の運動の同期は、より長い未処理放射パルスの選択された部分をトリガーすることによって達成されることができる。
[0039] 特に、放射源101が放射ビームBを出力する/放出するたびに(すなわち源101の各放射パルスについて)、複数の回折ビーム111が、ビームスプリッタ110によって生成される。複数の回折ビーム111の少なくとも一部は、集光されて、基板W上に静的干渉パターンが印刷される。放射ビームBの2つの連続する放出の間で、後続の放射パルスによって生成される干渉パターンが、前の干渉パターンに実質的に完全に重なり合うように、制御ユニット125が、基板テーブル120の移動方向に、整数(すなわち、インテジャ)のパターンピッチだけ基板を移動させるようになっている。基板テーブル120と放射源101の放射パルスの同期運動は、全イルミネーションスリット幅を通して継続する。こうしたプロセスによって、基板スキャン長とスリット高さによってだけ制限されてもよい、2次元パターニングを有するイメージングの連続したスキャンによる長いストリップを生成することができる。
[0040] 基板テーブル120と源101の放射パルスの同期運動は、動的アクションにおけるイメージ平均化の効果を有する。イメージングフィールドの異なる部分からのイメージが重なり合うため、フィールドにわたるいずれの光学デバイスベース収差も均等にされることができる。光学列の異なる部分からのイメージは平均化される。これらは、パターン幅制御と均一性を提供する。
[0041] ここで図4を参照すると、この図は、基板ステージ120と源101の放射パルスの同期運動中に、基板W上で画定される干渉パターンを示す。図4で露光されるパターン400は、ピッチpで配置された幅dを有するライン405の繰り返しパターンである。このラインのパターンは、ラインの長さが、その幅よりずっと大きいため1次元パターンであると考えることができる。図4では、2つの隣接するラインを分離する距離は、ピッチpの半分に相当する。本発明の他の実施形態では、さらなる繰り返しパターンおよび/またはピッチを使用することができることが理解されるであろう。たとえば、一実施態様では、2次元の繰り返しパターン(たとえば、長方形または短いストラップ)またはホールの繰り返しパターンが、基板W上に作られることができる。
[0042] 図4は、3つの連続する放射パルス(Pn、Pn+1、およびPn+2)に相当する露光フィールドを示す。露光フィールドは、その長さLとその高さHによって画定される。一実施態様では、典型的な露光フィールドは、約5mm(L)×26mm(H)である。図4では、露光フィールド内の4つのラインだけが示される。しかし、ピッチとパターンサイズに応じて、何百万というパターンフィーチャが、各放射パルス中に露光されることが理解されるであろう。露光フィールドサイズは、他の実施態様では異なってもよいことも理解されるであろう。
[0043] 各放射パルス中に、また、2つの連続する放射パルスの間で、基板テーブル120は、露光フィールドの長さLに実質的に平行である、スキャン方向(SC)に沿って連続して移動する。制御ユニット125は、基板テーブル120の速度を制御し、それにより、後続の放射中に露光されるパターンのラインPn+1が、前に露光されたパターンラインPn上に重なり合う。たとえば、図4の実施形態では、基板テーブル120の速度は、放射パルスPnとPn+1との間で、また、放射パルスPn+1とPn+2との間で、ある数のピッチ2pに相当する距離にわたって、基板Wが移動するようなものである。
[0044] 基板テーブル120の速度と源101の放射パルスまたは繰り返しレートは、本発明の他の実施形態では異なるように調整されることができることが理解されるであろう。さらに、パターンピッチの整数は、本発明の他の実施形態では異なることができる。使用されるパターンピッチの整数は、源101の放射パルスまたは繰り返しレート、放射エネルギー、基板テーブル120の速度に依存し、使用されるレジストのタイプおよびパターン繰り返し距離(すなわち、パターンピッチ)について、所望の露光量を送出することが望まれる。たとえば、露光プロセスは、各パターンユニットまたはラインが、5mmのスキャン当たり約50フラッシュを受けるように構成されてもよい。そのスキャン長は、露光フィールドの長さLに相当する。ピッチpが約50nmに設定される場合、基板テーブル速度および放射パルスレートは、2つの放射パルスの間で、基板が約100μmにわたって移動するように調整されてもよい。このプロセスを実施するために、基板テーブル120の速度は、約300mm/sに設定され、源の放射パルスレートは、約3000Hzに設定される。使用される源のタイプ(たとえば、エキシマレーザまたは他のタイプのレーザ源)に応じて、繰り返しレートは、100Hz〜10,000Hzに調整することができる。ある実施形態では、放射パルスまたは繰り返しレートは、1,000Hz〜6,000Hzの範囲にある。
[0045] 制御ユニット125は、基板Wを連続して移動させるように構成される。したがって、放射パルスの幅または継続時間は、パターン幅制御および均一性に影響を及ぼす場合がある。放射パルス幅が長過ぎる場合、スキャン方向SCのイメージボケが発生する場合がある。たとえば、基板ステージ120の速度が、約300mm/sであり、かつ、放射パルス幅または継続時間が、10nsである場合、基板ステージ120は、放射パルス幅の間に、約3nmの距離にわたって移動するだけである。したがって、基板ステージ120の運動方向におけるイメージボケは、約3nm未満である。より小さいボケ値が望まれる場合、より短い放射パルス幅または継続時間が使用されてもよい。あるいは、光学部品(optics)130を使用して、10ns放射パルス幅の中から、放射パルス幅の同期部分、たとえば、2nsが選択されてもよい。2nsの放射パルス幅が選択される場合、スキャン方向SCにおけるイメージボケは、約0.6nmに低減される。
[0046] 図10a〜10bは、本発明の異なる実施形態による光学部品130の2つの略図を示す。光学部品130は、放射ビームパルス幅を狭くするために、伸張した放射ビームパルスBの一部を選択出力するように構成される。図10aでは、光学部品130は、回転ミラー1000およびビーム開口1010を含む。回転ミラー1000は、図10aの平面に垂直である軸Vを中心に振動する(oscillate)。ミラー1000の振動は、放射源101の放射ビームパルス繰り返しレートに同期する。動作時、放射ビームBは、回転ミラー1000によってビーム開口1010の方へ反射する。ミラー1000の回転は、反射された放射ビームBをビーム開口1010の周りにスキャンし、それにより、伸張放射ビームパルスBの一部だけが、ビーム開口1010を通過することが可能になる。こうして、選択ステージ同期化放射ビームパルスが生成されてもよい。図10bは、光学部品130の代替の配置構成を示す。図10bでは、光学部品130は、回転多面要素1020およびビーム開口1010を含む。図10aと同様に、多面要素1020の回転は、放射源101の繰り返しレートに同期する。放射ビームBは、回転多面要素1020によって反射される。多面要素1020の回転は、反射された放射ビームBをビーム開口1010の周りにスキャンし、それにより、伸張放射ビームパルスBの一部だけが、ビーム開口1010を通過することが可能になる。
[0047] 源101の繰り返しレートと基板ステージ120のスキャニングとの同期化は、各パターンユニットが、実質的に同じ総合の量またはエネルギーを受け取るように実施される。その結果、第1の露光フィールドの前端および最後の露光フィールドの後端に位置決めされるパターンユニットは、より少ない量またはエネルギーを受け取ることになる。たとえば、図4を参照すると、パターン露光が、2ピッチ、または、100nmおきに繰り返され、各ラインが、50フラッシュを受け取るため、基板W上に印刷される最初の100ラインは、50フラッシュ未満を受け取る。そのため、各ラインまたはパターンが、同じ総合の量またはエネルギーを受け取ることを確保するために、制御ユニット125は、繰り返しパターンが生成されるべき、基板W上の所望のロケーションの外側でスキャニングアクションを始めるようになっている。各パターンが、そこにわたって所望の総量未満を受け取るスキャニング距離は、以降で、準備距離と呼ばれてもよい。
[0048] 図5を参照すると、この図は、本発明の実施形態による、基板上にパターンを印刷する方法を示す。方法は、ブロック510で始まり、基板テーブル120の速度および源101の放射パルスまたは繰り返しレートは、後続の放射パルスによって生成される干渉パターンが、前の干渉パターンに実質的に完全に重なり合うように選択される。基板ステージ120の速度および放射パルスまたは繰り返しレートの選択は、レジストのタイプ、各パターンユニットを現像するのに必要とされる放射パルスの数、パターンのピッチp、各パルスの放射ビームのエネルギーに基づく。方法は、その後、ブロック515に進み、初期スキャニング位置が決定される。この趣旨で、各パターンが、そこにわたって所望の総量未満を受け取る準備距離が決定される。この距離は、基板ステージの速度、レーザ繰り返しレート、およびパターンのピッチに基づいて計算される。準備距離を決定した後、方法は、その後、ブロック520に進み、基板ステージ120は、基板Wを初期スキャニング位置に位置決めする。準備距離は、基板W上で初期スキャニング位置をパターンの所望位置から分離する。パターンが、基板Wの縁に近接して印刷される場合、初期位置は、基板Wの外側に位置してもよい。次に、方法は、ブロック525にて終了し、基板テーブル120は、源101の放射パルスまたは放出レートに同期して、スキャニング方法に沿って移動する。
[0049] ある実施形態では、パターン解像度または約35〜40nmのハーフピッチ(約70〜80nmの最小ピッチに相当する)が、図5の方法によって得られることができる。
[0050] 図6は、本発明の実施形態によるリソグラフィ装置600を示す。図1の実施形態と同様に、リソグラフィ装置600は、第1ビームスプリッタ610、放射伝達デバイスまたはイルミネーションシステム605、ビームスプリッタ610、ビームコンバイナ615を含む。ビームコンバイナ615は、複数のビーム611を基板Wの表面の方に向け直すために、独立に移動可能である複数のミラー616a〜616fを含む。基板Wは、基板ステージ120によって支持される。ミラー616a〜616fの向きは、コントローラ617によって制御されてもよい。図1の装置と同様に、制御ユニット625は、基板ステージ620の運動を放射源101の繰り返しレートに同期させるようになっている。さらなるミラーまたはより少数のミラーが、本発明の他の実施形態で使用されることができることが理解されるであろう。
[0051] ある実施形態では、リソグラフィ装置は、液浸液システムと共に使用されてもよい。この実施形態によるリソグラフィ装置は、図7に示される。図6と同様に、リソグラフィ装置700は、放射伝達デバイスまたはイルミネーションシステム705、格子710、およびビームコンバイナ715を含む。リソグラフィ装置700はまた、ビームコンバイナ715と、基板ステージWT上に位置決めされる基板Wとの間に配置される液体供給システム730を含む。液体供給システム730は、入口/出口ダクト736を介して提供される、比較的高い屈折率を有する液体735、たとえば、水、を充填されたリザーバ731を含む。入射する放射ビームBの放射波長が、空気中または真空中に比べて、液体中で短いため、より小さなフィーチャを分解することができる。ある実施形態では、液体供給システム730の液体735は、ビームコンバイナ715の底面718に接触してもよい。図1の装置と同様に、制御ユニット725は、基板ステージ720の運動を放射源101の繰り返しレートに同期させるようになっている。
[0052] 本発明のある実施形態では、所望のパターンを印刷するために、複数回露光プロセスを使用することができる。図8を参照すると、この図は、本発明の実施形態による、所望のパターンを印刷する方法を示す。方法は、ブロック810で始まり、パターンのレイアウトが、第1と第2のサブレイアウトに分割される。レイアウトの分割は、第1サブレイアウトが、周期的パターンを含み、第2レイアウトが、(a)非周期的パターン、(b)第1サブレイアウトに含まれるパターンと異なるパターン、および/または、(c)一般に、レイアウトの周辺に含まれるパターンを含むように行われる。方法は、その後、ブロック820に進み、干渉リソグラフィを使用した第1露光が実施されて、基板上に第1サブレイアウトがイメージングされる。第1露光は、図5の方法に従って実施される。第1露光は、図1および6〜7に示すリソグラフィ装置の1つを使用して行うことができる。第1サブレイアウトを露光した後、方法は、ブロック830に進み、第2サブレイアウトが転写される。図8の方法を用いて、クリティカルな周期的パターンが、干渉リソグラフィによって印刷されることができる。
[0053] こうして、図8のプロセスにおいて、第1サブレイアウトの露光が、干渉リソグラフィを使用して実施され、第2サブレイアウトの露光が、干渉リソグラフィを使用せずに実施される。
[0054] 第1露光と第2サブレイアウトの転写の順序が、本発明の別の実施形態では逆になることができることが理解されるであろう。さらに、パターニングデバイスのレイアウトは、3つ以上のレイアウトに分割することができることが理解されるであろう。たとえば、一構成では、第1サブレイアウトは、第1周期的パターンを含み、第2サブレイアウトは、第2周期的パターン(第1周期的パターンと異なる)を含むことができる。この構成では、4つ以上の露光または転写を使用して、第1、第2、および第3サブレイアウトをイメージングするか、または、転写することができる。
[0055] 図8の第2サブレイアウト830の転写は、マスク無しリソグラフィ装置、図9に示すようなリソグラフィ装置、またはインプリント装置を用いて実施されてもよい。
[0056] たとえば、図9は、第2サブレイアウトを印刷するのに使用することができる本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す。装置は、放射ビームB(たとえば、UV放射またはDUV放射)を調節するように構成されたイルミネーションシステム(イルミネータ)ILと、パターニングデバイス(たとえば、マスク)MAを支持するように構築され、また、一定のパラメータに従ってパターニングデバイスを正確に位置決めするように構成された第1ポジショナPMに接続された支持構造(たとえば、マスクテーブル)MTと、基板(たとえば、レジストコートウェーハ)Wを保持するように構築され、また、一定のパラメータに従って基板を正確に位置決めするように構成された第2ポジショナPWに接続された基板テーブル(たとえば、ウェーハテーブル)と、パターニングデバイスMAによって放射ビームBに与えられたパターンを、基板Wのターゲット部分C(たとえば、1つまたは複数のダイを備える)上に投影するように構成された投影システム(たとえば、屈折投影レンズシステム)PSとを含む。
[0057] イルミネーションシステムは、放射を誘導し、成形し、制御するための、屈折式の、反射式の、磁気式の、電磁気式の、静電式の、または他のタイプの光学部品、あるいは、それらの任意の組合せなどの種々のタイプの光学部品を含んでもよい。
[0058] 支持構造は、パターニングデバイスの向き、リソグラフィ装置の設計、および、たとえば、パターニングデバイスが真空環境で保持されるか否かなどの他の条件に依存する方法で、パターニングデバイスを保持する。支持構造は、パターニングデバイスを保持するために、機械式、真空式、静電式、または、他のクランプ技法を使用することができる。支持構造は、たとえば、必要に応じて、固定されるかまたは可動であってよい、フレームまたはテーブルであってよい。支持構造は、パターニングデバイスが、たとえば、投影システムに対して所望の位置にあることを確実にしてもよい。本明細書における、用語「レチクル」または「マスク」の任意の使用は、より一般的な用語「パターニングデバイス」と同意語であると考えられてもよい。
[0059] 本明細書で使用される用語「パターニングデバイス」は、基板のターゲット部分にパターンを作成するためなどで、放射ビームに、断面のパターンを与えるのに使用することができる任意のデバイスのことを指しているものと、幅広く解釈されるべきである。たとえば、パターンが位相シフトフィーチャ、あるいは、いわゆるアシストフィーチャを含む場合、放射ビームに与えられるパターンは、基板のターゲット部分の所望のパターンに正確に対応しない場合があることが留意されるべきである。一般に、放射ビームに与えられるパターンは、集積回路などの、ターゲット部分に作成されるデバイスの特定の機能層に相当するであろう。
[0060] パターニングデバイスは、透過式であってもよく、または、反射式であってもよい。パターニングデバイスの例は、マスク、プログラマブルミラーアレイ、およびプログラマブルLCDパネルを含む。マスクは、リソグラフィにおいてよく知られており、バイナリ、レベンソン型(alternating)位相シフト、およびハーフトーン型(attenuated)減衰位相シフト、ならびに、種々のハイブリッドマスクタイプなどのマスクタイプを含む。プログラマブルミラーアレイの例は、小さなミラーのマトリクス配置構成を使用し、ミラーはそれぞれ、入ってくる放射ビームを異なる方向へ反射するために個々に傾斜することができる。傾斜したミラーは、ミラーマトリクスによって反射される放射ビームにパターンを与える。
[0061] 本明細書で使用される用語「投影システム」は、使用される露光放射、あるいは、液浸液の使用または真空の使用などの、他の因子に適切である、屈折式、反射式、反射屈折式、磁気式、電磁式、および静電式光学系、または、それらの任意の組合せを含む、任意のタイプの投影システムを包含するものと、幅広く解釈されるべきである。本明細書における、用語「投影レンズ」の任意の使用は、より一般的な用語「投影システム」と同意語であると考えられてもよい。
[0062] 本明細書で示すように、装置は、透過タイプ(たとえば、透過マスクを使用する)である。あるいは、装置は反射タイプ(たとえば、先に参照したタイプのプログラマブルミラーアレイを使用するか、または、反射式マスクを使用する)であってよい。
[0063] リソグラフィ装置は、2つ(デュアルステージ)以上の基板テーブル(および/または2つ以上の支持構造)を有するタイプであってよい。こうした「複数ステージ」機械では、付加的なテーブル/支持構造が並列に使用されるか、または、1つまたは複数の他のテーブル/支持構造が露光のために使用される間に、準備ステップが、1つまたは複数のテーブル/支持構造上で実施されてもよい。
[0064] 図9を参照すると、イルミネータILは、放射源SOからの放射ビームを受け取る。たとえば、源がエキシマレーザであるとき、源およびリソグラフィ装置は、別々の実体であってもよい。こうした場合、源は、リソグラフィ装置の一部(part)を形成するとは考えられず、放射ビームは、たとえば、適した誘導ミラーおよび/またはビームエキスパンダを含むビームデリバリシステムBDを使用して、源SOからイルミネータILへ通される。他の場合では、たとえば、源が水銀ランプであるとき、源は、リソグラフィ装置の一体の部分であってよい。源SOおよびイルミネータILは、必要である場合、ビームデリバリシステムBDと共に、放射システムと呼ばれてもよい。
[0065] イルミネータILは、放射ビームの角度強度分布を調整するように構成された調整器ADを含んでもよい。一般に、イルミネータの瞳面内の、少なくとも外側および/または内側半径範囲(一般に、それぞれ、σ−outerおよびσ−innerと呼ぶ)の強度分布を調整することができる。さらに、イルミネータILは、積分器INおよびコンデンサCOなどの種々の他の部品を備えてもよい。イルミネータは、放射ビームの断面において所望の均一性および強度分布を有するように、放射ビームを調節するのに使用されてもよい。
[0066] 放射ビームBは、支持構造(たとえば、マスクテーブル)MT上に保持される、パターニングデバイス(たとえば、マスク)MA上に入射し、パターニングデバイスによってパターニングされる。パターニングデバイスMAを横切って、放射ビームBは投影システムPSを通過し、投影システムPSは基板Wのターゲット部分C上にビームを収束させる。第2ポジショナPWおよび位置センサIF(たとえば、干渉計デバイス、リニアエンコーダまたは容量センサ)を使用して、基板テーブルWTは、たとえば、放射ビームBの経路内で異なるターゲット部分Cを位置決めするために、正確に移動することができる。同様に、第1ポジショナPMおよび別の位置センサ(図9には明示的には示さず)を使用して、たとえば、マスクライブラリから機械的に取出した後か、または、スキャン中に、放射ビームBの経路に対してパターニングデバイスMAを正確に位置決めすることができる。一般に、支持構造MTの移動は、第1ポジショナPMの一部を形成する、ロングストロークモジュール(粗動位置決め)とショートストロークモジュール(微動位置決め)を使用して実現されてもよい。同様に、基板テーブルWTの移動は、第2ポジショナPWの一部を形成する、ロングストロークモジュールとショートストロークモジュールを使用して実現されてもよい。ステッパの場合(スキャナと対照的に)、支持構造MTは、ショートストロークアクチュエータだけに接続されるか、または、固定されてもよい。パターニングデバイスMAおよび基板Wは、パターニングデバイスマスクアライメントマークM1、M2、および、基板アライメントマークP1、P2を使用して位置合わせされてもよい。示される基板アライメントマークは、専用のターゲット部分を占めるが、ターゲット部分間の空間内に位置してもよい(これらは、スクライブレーンアライメントマークとして知られる)。同様に、2つ以上のダイがパターニングデバイスMA上に設けられる状況では、パターニングデバイスアライメントマークは、ダイの間に位置してもよい。
[0067] 示す装置を、以下のモードの少なくとも1つのモードで使用することができるであろう。
[0068] 1.ステップモードでは、支持構造MTおよび基板テーブルWTは、放射ビームに与えられる全体のパターンが、ターゲット部分C上に1度で投影される間、実質的に静止したままにされる(すなわち、単一静的露光)。基板テーブルWTは、その後、異なるターゲット部分Cを露光できるようにXおよび/またはY方向にシフトされる。ステップモードでは、露光フィールドの最大サイズは、単一静的露光でイメージングされるターゲット部分Cのサイズを制限する。
[0069] 2.スキャンモードでは、支持構造MTおよび基板テーブルWTは、放射ビームに与えられるパターンが、ターゲット部分C上に投影される間、同期してスキャンされる(すなわち、単一動的露光)。支持構造MTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPSの(縮小率)拡大率および画像反転特性によって決めることができる。スキャンモードでは、露光フィールドの最大サイズは、単一動的露光におけるターゲット部分の(スキャンしない方向の)幅を制限し、一方、スキャニング運動の長さは、ターゲット部分の(スキャニング方向の)高さを決める。
[0070] 3.別のモードでは、プログラマブルパターニングデバイスを保持する支持構造MTは、実質的に静止したままにされ、基板テーブルWTは、放射ビームに与えられるパターンが、ターゲット部分C上に投影される間、移動するか、または、スキャンされる。このモードでは、一般に、パルス放射源が使用され、プログラマブルパターニングデバイスは、基板テーブルWTのそれぞれの移動後か、または、スキャン中における連続放射パルスの間に、必要に応じて更新される。この動作モードは、先に参照したタイプのプログラマブルミラーアレイなどの、プログラマブルパターニングデバイスを利用するマスク無しリソグラフィに容易に適用されることができる。
[0071] 上述した使用モードの組合せ、および/または、変形、あるいは、全く異なる使用モードが使用されてもよい。
[0072] 本明細書では、ICの製造におけるリソグラフィ装置の使用が特に参照される場合があるが、本明細書で述べるリソグラフィ装置は、集積光学システム、磁気ドメインメモリ用の誘導および検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッドなどの製造などの他の適用形態を有してもよいことが理解されるべきである。こうした代替の適用形態において、本明細書における、用語「ウェーハ」または「ダイ」のいずれの使用も、より一般的な用語「基板」または「ターゲット部分」と、それぞれ同意語であると考えることができることを当業者は理解するであろう。本明細書で参照される基板は、露光の前または後で、たとえば、トラック(通常、レジスト層を基板に与え、露光されたレジストを現像するツール)、メトロロジーツール、および/または、インスペクションツールにおいて処理されてもよい。適用可能である場合、本明細書における開示を、こうした、また、他の基板処理ツールに適用してもよい。さらに、基板は、たとえば、多層ICを作るために、2回以上処理されてもよいため、本明細書で使用される用語「基板」は、処理された複数の層を既に含む基板のことを言ってもよい。
[0073] リソグラフィ装置はまた、投影システムの最終要素と基板の間の空間を充填するために、基板のある表面が、比較的高い屈折率を有する液体、たとえば、水によって浸されるタイプであってもよい。液浸液はまた、リソグラフィ装置内の他の空間、たとえば、パターニングデバイスと投影システムの第1要素との間に与えられてもよい。液浸技法は、投影システムの開口数を増加させるために当技術分野でよく知られている。
[0074] 本明細書で使用される用語「放射」および「ビーム」は、紫外(UV)放射(たとえば、365、248、193、157、または126nmの波長を有する)、および、極端紫外(EUV)放射(たとえば、5〜20nmの範囲の波長を有する)、ならびに、イオンビームまたは電子ビームなどの粒子ビームを含む、全てのタイプの電磁放射を包含する。
[0075] 状況が許す場合、用語「レンズ」は、屈折式、反射式、磁気式、電磁式、および静電式光学部品を含む種々のタイプの光学部品の任意の1つ、または、その組合せを指してもよい。
[0076] 本発明の特定の実施形態を先に述べたが、本発明は、述べた以外の方法で実施されてもよいことが理解されるであろう。たとえば、本発明は、先に開示した方法を記述する機械読取可能命令の1つまたは複数のシーケンスを含むコンピュータプログラム、または、こうしたコンピュータプログラムを内部に記憶しているデータ記憶媒体(たとえば、半導体メモリ、磁気ディスク、または、光ディスク)の形態をとってもよい。
[0077] 先の説明は、例示することを意図し、制限することを意図しない。そのため、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、述べられる本発明に対して変更を行ってもよいことが、当業者には明らかになるであろう。
[0013] 本発明の実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す図である。 [0014] 本発明の実施形態による六角形ビームコンバイナの端面図である。 本発明の実施形態による正方形ビームコンバイナの端面図である。 [0015] 図1に示すリソグラフィ装置の基板ステージと源の放射パルスの同期運動中の、基板上で画定される干渉パターンを示す図である。 [0016] 本発明の実施形態による、基板上にパターンを印刷する方法を示すフローチャートである。 [0017] 本発明の実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す図である。 [0018] 本発明の実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す図である。 [0019] 本発明の実施形態による、パターンを印刷する方法を示すフローチャートである。 [0020] 本発明の実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す図である。 [0021] 本発明の異なる実施形態による、放射パルスの同期化部分を選択するように構成された光学配置構成を示す図である。 本発明の異なる実施形態による、放射パルスの同期化部分を選択するように構成された光学配置構成を示す図である。

Claims (20)

  1. リソグラフィ装置であって、あるパルス幅の放射ビームの一部を選択出力するように構成された光学デバイスと、
    前記放射ビームを複数の放射ビームに分割するように構成されたビームスプリッタと、
    基板を支持するように構成された基板ステージと、
    前記複数の放射ビームの少なくともある部分を向け直し、結合して、前記基板上に干渉パターンを形成するようになっているビームコンバイナと、
    前記基板ステージおよび前記放射ビームを出力するように構成された放射源とつながる制御ユニットとを備え、
    前記制御ユニットが、前記基板ステージの運動を、前記放射ビームが前記放射源によって出力される繰り返しレートに同期させるように構成され
    前記光学デバイスは、回転ミラーまたは回転多面要素と、ビーム開口とを含み、
    前記回転ミラーの振動または前記回転多面要素の回転は、前記繰り返しレートに同期し、前記放射ビームは、前記回転ミラーまたは前記回転多面要素により、前記ビーム開口の方へ反射する、装置。
  2. 前記放射源によって出力される2つの連続する放射ビームの間で、前記基板ステージが、前記干渉パターンの整数のピッチにわたって移動するように、前記制御ユニットが、前記基板ステージの運動を、前記放射源の繰り返しレートに同期させるように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  3. 2つの連続する放射ビームによって生成される前記干渉パターンが、実質的に完全に重なり合うように、前記制御ユニットが、前記基板ステージの運動を、前記放射源の繰り返しレートに同期させるように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記ビームスプリッタは回折格子である、
    請求項1に記載の装置。
  5. 前記回折格子が、レベンソン型(alternating)位相シフト格子またはバイナリ格子である、
    請求項4に記載の装置。
  6. 前記回折格子が、1次元または2次元格子である、
    請求項4に記載の装置。
  7. 前記ビームコンバイナが、多面プリズムを含む、
    請求項1に記載の装置。
  8. 前記複数の放射ビームの前記部分が、2〜8のビームを含む、
    請求項1に記載の装置。
  9. 前記ビームコンバイナの表面と前記基板の表面との間に液体を提供するように配置された液体供給システムをさらに備える、
    請求項1に記載の装置。
  10. 前記ビームコンバイナが、複数の独立に移動可能なミラーを含む、
    請求項1に記載の装置。
  11. 前記放射源の繰り返しレートが、100Hz〜10,000Hzの範囲である、
    請求項1に記載の装置。
  12. 前記干渉パターン上に生成されるボケが、約3nm未満であるように、前記制御ユニットが、前記基板ステージの運動を、前記放射源の繰り返しレートに同期させるように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  13. 前記放射源がレーザである、
    請求項1に記載の装置。
  14. リソグラフィ装置であって、
    あるパルス幅の放射ビームの一部を選択出力するように構成された光学デバイスと、回折格子であって、回折格子が前記放射ビームによって入射されると、複数の放射ビームを生成するように構成される、回折格子と、
    基板を支持するように構成された基板ステージと、
    前記複数の放射ビームの少なくともある部分を向け直し、結合して、前記基板の表面上に干渉パターンを形成するようになっているビームコンバイナと、
    前記基板ステージおよび前記放射ビームを出力するように構成された放射源とつながる制御ユニットと、
    を備え、前記放射源によって出力される2つの連続する放射ビームの間で、前記基板ステージが、前記干渉パターンの整数のピッチにわたって移動するように、前記制御ユニットが、前記基板ステージの運動を、前記放射ビームが前記放射源によって出力される繰り返しレートに同期させるように構成され、
    前記光学デバイスは、回転ミラーまたは回転多面要素と、ビーム開口とを含み、
    前記回転ミラーの振動または前記回転多面要素の回転は、前記繰り返しレートに同期し、
    前記放射ビームは、前記回転ミラーまたは前記回転多面要素により、前記ビーム開口の方へ反射する、装置。
  15. デバイス製造方法であって、
    あるパルス幅の放射ビームの一部を選択出力することと、
    複数の放射ビームを形成するように前記放射ビームを分割すること、
    干渉パターンを形成するように、基板上で前記複数の放射ビームの少なくともある部分を向け直し、結合すること、および、
    前記基板を支持するように構成された基板テーブルの運動を、前記放射ビームが放射源によって出力される繰り返しレートに同期させること、を含み、
    前記あるパルス幅の放射ビームの一部を選択するように構成された光学デバイスは、回転ミラーまたは回転多面要素と、ビーム開口とを含み、
    前記回転ミラーの振動または前記回転多面要素の回転は、前記繰り返しレートに同期し、
    前記放射ビームは、前記回転ミラーまたは前記回転多面要素により、前記ビーム開口の方へ反射する、方法。
  16. 前記同期させることは、前記放射源によって出力される2つの連続する放射ビームの間で、前記基板ステージが、前記干渉パターンの整数のピッチにわたって移動するように、前記基板ステージの運動を、前記放射源の繰り返しレートに同期させることを含む、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記同期させることは、2つの連続する放射ビームによって生成される前記干渉パターンが、実質的に完全に重なり合うように、前記基板ステージの運動を、前記放射源の前記繰り返しレートに同期させることを含む、
    請求項15に記載の方法。
  18. 前記ビームスプリッタが、レベンソン型(alternating)位相シフト格子またはバイナリ格子である、
    請求項15に記載の方法。
  19. 前記回折格子が、1次元または2次元格子である、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数の放射ビームの前記部分が、2〜8のビームを含む、
    請求項18に記載の方法。
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