JP4065468B2 - 露光装置及びこれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

露光装置及びこれを用いたデバイスの製造方法 Download PDF

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    • G03F7/7045Hybrid exposures, i.e. multiple exposures of the same area using different types of exposure apparatus, e.g. combining projection, proximity, direct write, interferometric, UV, x-ray or particle beam

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は露光装置及びそれを用いたデバイス製造方法に関し、特に微細なラインアンドスペースを製造する方法及び製造装置、具体的には回折格子を利用した光学素子や、半導体レーザや、半導体集積回路素子等の半導体装置の製造方法及び製造装置に良好に適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラインアンドスペースパターンを形成する第1の方法として、図1に示すように感光剤の塗布された基板上に、二光束干渉縞を形成し、露光後、現像処理して、感光剤でラインアンドスペースパターンを形成し、その感光剤のラインアンドスペースパターンをマスクにして基板をエッチング処理することにより基板上にラインアンドスペースパターンを形成していた。
【0003】
図1のように、レーザ等の可干渉光源からの光をビームスプリッタ101で二分し、ミラー102、103で反射させて、基板104上で交差させる。この時、二光束の交差領域105には、両光束の入射角度をθ、可干渉光源の波長をλとした時、形成される干渉縞すなわちラインアンドスペースパターンのピッチPは、
P=λ/(2sinθ)
と表せる。例えば、可干渉光源としてλ=325nmのHe-Cdレーザ、入射角θ=60度とすると、P=0.188um(ラインアンドスペースで0.1um以下)のラインアンドスペースパターンを作製することが可能である。
【0004】
この二光束干渉縞露光方法は、マスク上にパターンをEB描画機により作製し、それを縮小投影露光装置を使って製造する縮小投影露光方法に比べて装置コストが低く、また現在主流のエキシマレーザを光源とする縮小投影露光装置よりもラインアンドスペース0.15um以下のパターンを形成することが容易で縮小投影露光より優れた解像性能が得られるなどの特長がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、半導体素子は、基板(ウエハ)上に多数層の回路パターンを重ねて形成されるので、2層目以降の回路パターンをウエハ上に露光する場合には、ウエハ上の既に回路パターンが形成された各ショット領域とこれから露光する回路パターンとの位置合わせを高精度に行う必要がある。現状の干渉縞露光装置では、干渉縞の露光される位置を直接制御する具体的方法が無いため、次々に回路パターンを重ねて合わせる必要のある半導体IC素子の製造用に使用する為には更なる工夫が必要である。
【0006】
本発明は、所望の干渉縞を基板(ウエハ)上の所望の位置に正確に露光することを可能とする露光装置と、これを用いたデバイスの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための第1の発明は、干渉縞を感光体上に露光転写すべく該感光体上に干渉縞を形成するための干渉光学系を有し、該干渉光学系を経由した光が照射された回折格子からの回折光による干渉光の位相情報に基づいて前記干渉縞の位置合わせを行うことを特徴とする露光装置である。
【0009】
第2の発明は更に、前記感光体の位置制御用のステージと、該ステージ上の前記感光体をアライメントする為のアライメント手段を有し、前記回折格子は前記ステージ上に設けられていることを特徴とする。
【0010】
の発明は更に、更に前記干渉光学系に併置された縮小投影露光系を有することを特徴とする。
【0011】
上述の目的を達成するための第の発明は、干渉光学系を有する干渉縞形成手段と、該干渉縞形成手段による干渉縞の位置を制御する為の干渉縞制御手段と、前記干渉光学系を経由した光が照射された回折格子からの回折光による干渉光の位相情報に基づいて前記干渉縞の位置情報を検出する為の干渉縞位置検出手段と、基板の位置情報を検出する為の基板位置検出手段と、基板用ステージを有し、前記干渉縞位置検出手段により検出した干渉縞の位置情報をもとに前記干渉縞制御手段により干渉縞を位置決めし、前記基板位置検出手段により検出した基板の位置情報をもとに基板を位置決めすることにより、前記基板上の前記干渉縞を形成すべき位置に前記干渉縞を露光することを特徴する露光装置である。
【0012】
発明は更に、前記干渉縞形成手段が少なくとも、可干渉光源と、可干渉光源からの光を分離する分離手段と、分離された光を反射させて所定の入射角度で基板に入射させる反射手段とを有することを特徴とする。
【0013】
発明は更に、前記干渉縞制御手段が、前記反射手段の位置を検出する手段と、前記反射手段の位置を変位させる駆動手段とから構成されることを特徴とする。
【0014】
発明は更に、前記基板用ステージ上に回折格子を形成した基準マーク台を設け、干渉縞位置検出手段は該回折格子からの回折光の位相情報を検出することを特徴とする。
【0015】
発明は更に、前記干渉縞位置検出手段が、可干渉光源と、周波数変調器と、受光手段と、位相差計を有し、可干渉光源からの光を周波数変調器で周波数変調した後、前記反射手段に入射させ、前記基準マーク台上の回折格子に所定角度で入射させ、該回折格子からの回折光を受光手段で検出し、受光手段の出力と参照信号との位相差を位相差計で検出することを特徴とする。
【0016】
発明は更に、前記干渉縞形成手段により形成される干渉縞の領域内の複数の位置に、該基板用ステージの干渉計を基準に回折格子マークを位置決めした後、前記干渉縞位置検出手段により、それぞれの位置において該回折格子からの回折光を受光し、複数の位置における干渉縞と回折格子の相対位置ずれ量を算出し、該複数の位置ずれ量をもとに該基板用ステージ軸に対する干渉縞の位置ずれを、干渉縞配列方向のシフト量(Sx)、回転量(ωz)、干渉縞の倍率(β)の3つのパラメータに関して検出することを特徴とする。
【0017】
10発明は更に、前記基板位置検出手段により、基板上のアライメントマーク位置を検出することにより、基板上に複数配列された回路パターンの該基板用ステージ軸に対する配列誤差を、X軸方向のシフトエラー(Swx)、Y軸方向のシフトエラー(Swy)、X軸方向の倍率エラー(βx)、Y軸方向の倍率エラー(βy)、X軸の回転エラー(Rx)、Y軸の回転エラー(Ry)の6つのパラメータに関して検出することを特徴とする。
【0018】
11発明は更に、前記干渉縞位置検出手段により、前記干渉縞形成手段により形成される干渉縞の該基板用ステージ軸に対する位置ずれを干渉縞配列方向のシフト量(Sx)、回転量(ωz)、干渉縞の倍率(β)の3つのパラメータに関して検出し、前記基板位置検出手段により、基板上に複数配列された回路パターンの該基板用ステージ軸に対する配列誤差を、X軸方向のシフトエラー(Swx)、Y軸方向のシフトエラー(Swy)、X軸方向の倍率エラー(βx)、Y軸方向の倍率エラー(βy)、X軸の回転エラー(Rx)、Y軸の回転エラー(Ry)の6つのパラメータに関して検出し、干渉縞を(Rx−ωz)回転させ、干渉縞の倍率を(βx−β)補正し、干渉縞の位置を(−Sx)補正し、基板上の回路パターンを前記6つのパラメータ(Swx、Swy、βx、βy、Rx、Ry)を用いて位置合わせし、該干渉縞を基板上の回路パターン上に露光することを特徴とする。
【0019】
12発明は更に、前記干渉縞位置検出手段により、前記干渉縞形成手段により形成される干渉縞の該基板用ステージ軸に対する位置ずれを干渉縞配列方向のシフト量(Sx)、回転量(ωz)、干渉縞の倍率(β)の3つのパラメータに関して検出し、前記基板位置検出手段により、基板上に複数配列された回路パターンの該基板用ステージ軸に対する配列誤差を、X軸方向のシフトエラー(Swx)、Y軸方向のシフトエラー(Swy)、X軸方向の倍率エラー(βx)、Y軸方向の倍率エラー(βy)、X軸の回転エラー(Rx)、Y軸の回転エラー(Ry)の6つのパラメータに関して検出し、干渉縞の倍率を(βx−β)補正し、基板上の回路パターンを前記6つのパラメータ(Swx、Swy、βx、βy、Rx、Ry)および該干渉縞のシフト量(Sx)と回転量(ωz)を用いて位置合わせし、該干渉縞を基板上の回路パターン上に露光することを特徴とする。
【0020】
13発明は更に、前記基準マーク台上の回折格子上または、その近傍に該基板位置検出手段で検出可能なマークを形成し、該基板位置検出手段で該マークを検出することにより、該干渉縞形成手段により形成される干渉縞に対する該基板位置検出手段の位置変動を補正することを特徴とする請求項8記載の露光装置。
【0021】
上述目的を達成するための第14発明は、干渉光学系を有する干渉縞形成手段と、該干渉縞形成手段による干渉縞の位置を制御する為の干渉縞制御手段と、前記干渉光学系を経由した光が照射された回折格子からの回折光による干渉光の位相情報に基づいて前記干渉縞の位置情報を検出する為の干渉縞位置検出手段と、基板の位置情報を検出する為の基板位置検出手段と、レチクル保持手段と、レチクルアライメント手段と、縮小投影露光系と、該レチクル保持手段に保持されたレチクルを照明して該レチクル上のパターンを該縮小投影露光系により該基板上に縮小投影するための照明手段と、基板用ステージを有し、前記干渉縞位置検出手段により検出した前記干渉縞の位置情報をもとに前記干渉縞制御手段により前記干渉縞を位置決めし、前記レチクルアライメント手段により前記レチクルを前記縮小投影露光系に位置合わせし、前記基板位置検出手段により検出した前記基板の位置情報をもとに該基板を前記干渉縞に対して位置決めして前記干渉縞を該基板上に露光し、前記基板位置検出手段により検出した前記基板の位置情報をもとに、該基板を縮小投影露光系に位置決めして該レチクル上パターンを該基板上に露光することを特徴する露光装置である。
【0022】
15発明は更に、二光束干渉露光、縮小投影露光、二光束干渉露光と縮小投影露光の多重露光の3つの露光モードが選択できることを特徴する。
【0023】
16発明は更に、前記干渉縞形成手段と前記縮小投影露光系で使用する露光用の光源の波長を等しくしたことを特徴とする。
【0024】
上述目的を達成するための第17発明は、上述の第1発明乃至第16発明のいずれかの露光装置を用いて形成したパターンから回路を作成してデバイスを製造することを特徴とするデバイスの製造方法である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0026】
図2は本発明の第1の実施形態の半導体露光装置の概念を示すブロック図である。同図において、1は干渉縞形成手段、2は干渉縞の位置を制御する干渉縞制御手段(以下、「干渉縞位置制御手段」と記す)、3は干渉縞位置検出手段、4は基板位置検出手段、5は基板用ステージ、6は中央処理制御手段、7は半導体基板(ウエハ)、38は干渉縞位置検出手段で用いる基準マーク台である。
【0027】
本装置では、干渉縞形成手段1で形成された干渉縞の位置を干渉縞位置検出手段3で計測し、位置ずれ量を中央処理制御手段6に送る。また、基板7の位置を基板位置検出手段4で計測し、位置ずれ量を中央処理制御手段6に送る。中央処理制御手段は、干渉縞の位置ずれ量と、基板の位置ずれ量とをもとに、干渉縞位置制御手段2および基板用ステージ5に指令値を送り、基板7と干渉縞形成手段1で形成された干渉縞の位置決め(アライメント)を行い、基板上に露光する。
【0028】
以下、本実施形態における各手段の詳細構成を説明する。
【0029】
図3は図2のブロック図の主要部分の具体的説明図である。
【0030】
干渉縞形成手段1は、図3に示すように可干渉光源11、偏光プリズム12、ビームスプリッター13、ビームエクスパンダ14、偏光ビームスプリッター15、2分の1波長板(λ/2板)16、光路長補正板17、ミラー18、ミラー19とから構成されている。
【0031】
可干渉光源11としては本実施例では、波長496nmのアルゴンレーザー(ビーム径Φ1mm)を使用した。可干渉光源11からの光束は、偏光プリズム12で、後述する偏光ビームスプリッター15のP方向(S方向)に対し45°の角度を成す直線偏光になり、ビームスプリッター13を透過する。ビームスプリッター13を透過した光はビームエクスパンダー14に入射し、20倍に拡大されてΦ20mmのビームになる。ビームエクスパンダーの倍率は、有効露光面積と使用する可干渉光源のビームサイズから決定すれば良い。
【0032】
ビームエクスパンダー14で拡大されたビームは、偏光ビームスプリッター15で分割され、透過したP偏光の光は、λ/2板16を通りS偏光の光に変換された後ミラー18で偏向される。偏光ビームスプリッター15で反射したS偏光の光は、光路長補正板17を通り、ミラー19で偏向される。なお、光路長補正板17は、ミラー18で偏向された光(ビームA)とミラー19で偏向された光(ビームB)の光路長を揃える目的で設置したもので、使用する可干渉光源1の可干渉距離が、上記2光束光路長差に比べて十分長い場合には設置しない構成でもよい。
【0033】
ミラー18、19の反射面(ミラー面)は、図3の座標系で、yz平面と平行にしてあり、入射角θ0を45度とした。この時、ビームAとビームBの偏光方向は共にS偏光で揃っているため、ビームAとビームBの交差する領域には図3に示すように、X方向に配列した干渉縞Fが形成される。この時干渉縞のピッチPは、
P=λ/(2sinθ0) …(1)
と表される。λは可干渉光源の波長である。λ=496nm、θ0=45度の時、P=350nmの干渉縞になる。
【0034】
続いて、干渉縞位置制御手段2について説明する。干渉縞位置制御手段2は、図3において示されるように、ミラー18、19それぞれに設けられた干渉計20とアクチュエーター21とから構成されている。干渉計20はミラー18、19の裏面からの反射光を検出することにより、図3の座標系でミラー19のX方向、ωy方向(Y軸周りの回転)、ωz方向(Z軸周りの回転)の変位量を計測できるようにしている。
【0035】
ここで、ミラー19のミラー面の垂線方向の軸と、その軸と直交する2軸周りの回転の合計3軸をモニターすることが干渉縞の位置を制御する上で重要であり、ミラー19面内の併進、ミラー19面内の回転は、干渉縞の位置変化には影響しない。ミラー19の初期設定角度に合わせて、干渉計20の取り付け角度を決定することにより、本実施例のように、3軸の干渉計で対応できる。通常は、干渉計20の3軸の出力が一定になるように、アクチュエータ21に指令値を送りサーボをかけることでミラー18、19の位置を制御している。ミラー18、19の角度ωy、ωzまたはX方向の位置を変化させたい場合は、それぞれ3軸に対応した干渉計20の出力が所望の値になるようにサーボの目標値を変えれば良い。
【0036】
尚、このような干渉系20とアクチュエータ21をミラー19の側にのみ設け、ミラー19のみの位置制御で干渉縞の位置制御を行う構成でもよい。この場合は干渉縞の形成高さの変化を見こして、角度ωy、ωz、X方向位置の制御を行う際に同時に、干渉縞形成手段1と干渉縞位置制御手段2の高さを一体的に調整する。
【0037】
次に、干渉縞位置検出手段3について説明する。本実施形態で用いた干渉縞位置検出手段3は、図3において示されるように、可干渉光源11、ビームスプリッター13、ミラー29、偏光ビームスプリッター31a、ミラー32a、周波数変調器33aと33b、ミラー32b、偏光ビームスプリッター31b、ビームスプリッター34、ビーム分割プリズム35、偏光板36a、受光素子37a,偏光ビームスプリッター15、光路長補正板17、λ/2板16、ミラー18と19、基準マーク台38上の回折格子39、偏光板36b、受光素子37b、37c、37d、位相差計30から構成される。これらの内、可干渉光源11、ビームスプリッター13、偏光ビームスプリッター15、光路長補正板17、λ/2板16、ミラー18と19は干渉縞形成手段1と共用されていることになる。
【0038】
可干渉光源11からの光はビームスプリッター13で一部が反射され、ミラー29で反射し、この光の直線偏光方向にP方向(S方向)が45°を成す偏光ビームスプリッター31aで二分される。反射したS偏光の光は、AOM等の周波数変調器33aで、もとの周波数fから周波数f1の周波数変調を受け周波数f+f1の光となり、ミラー32bで偏向されて、偏光ビームスプリッター34に入射する。一方偏光ビームスプリッターを透過したP偏光の光はミラー32bで偏向され、AOM等の周波数変調器33bで周波数f2の周波数変調を受け、周波数f+f2の光となり、偏光ビームスプリッター34に入射する。偏光ビームスプリッター34に入射した周波数f+f1のS偏光の光と、周波数f+f2のP偏光の光は合成され、ビームスプリッター34で一部の光が図面左側方向に進行し、偏光板36aで偏光方向を揃えた後、受光素子37aで受光される。ビームスプリッター34を図面右側方向に進行した合成光は、ビーム分割素子35により、3本の平行なビームに三分割される。
【0039】
図4は、ビーム分割素子の構成を示してあり、2つのビームスプリッター35aと35bおよび、ミラープリズム35c、35e及びガラスキューブ35dから構成された一体型のプリズムとなっている。ビームスプリッター34で同一光路上に合成された光41は、ビームスプリッター35aに入射し、一部は透過する(光41a)。ビームスプリッター35aで反射した光は、ビームスプリッター35bで2等分され、透過光は、ミラープリズム35cで偏向される(光41b)。ビームスプリッター35bでの反射光は、ガラスキューブ35dを通り、ミラープリズム35eで偏向される(光41c)。ビームスプリッター35aと35bの透過率/反射率及び、ミラープリズム35cと、35bの反射率は、分割された3光束(41a,41b,41c)の強度が、ほぼ等しくなるように設計してある。
【0040】
図3に戻って、このようにして作成した3本のビームは、偏光ビームスプリッター15に入射し、周波数f+f1のS偏光の光は反射し、周波数f+f2のP偏光の光は透過する。反射したS偏光の光は、λ/2板16を通りP偏光に変換され、ミラー18で偏向される。また、偏光ビームスプリッター15を透過するP偏光の光は光路長補正板17を通り、ミラー19で偏向される。
【0041】
図5は、3本のビームが、基準マーク台38上で重なる様子を示したものである。図5のように、基準マーク台38の上面は、基板7の上面の高さと一致させており、基準マーク台38の上面では、光41cRと41cLが重なり、光41bRと41aLが重なり、光41aRと41bLが重なる。
【0042】
図6は基準マーク台38上の模式図である。図6に示すように、この各ビームの重なる位置に、基準マーク台38上の回折格子マーク39が位置するようにステージ5を駆動して、基準マーク台38上の回折格子マーク39の位置ずれをch1,ch2,ch3の3箇所で順次検出する。ここでch1は光41cRと41cLの、 ch2は光41bRと41aLの、 ch3は41aRと41bLの、基準マーク台38上でのそれぞれの重なり位置を示す。42は、ビームAとビームBによる干渉縞である。
【0043】
回折格子39は、X方向に格子が配列した直線回折格子であり、そのピッチは、P=0.496μm/sin(45°)=0.7umとしている。これにより、波長0.496μmの光が45°の入射角で回折格子39に入射した場合の回折光が、回折格子39の法線方向(Z方向)に回折するようにしている。回折格子マーク39が各計測位置ch1、ch2、ch3にあるとき、両側から入射した光の回折光は、それぞれ受光素子37b、37c、37dで受光される。受光素子37b、37c、37dの出力は、位相差計30のシグナル信号に入力され、受光素子37aの参照信号との位相差を検出する。
【0044】
次に、干渉縞位置ずれ検出の原理について説明する。37aで検出される参照信号の交流成分は、ビート周波数(f1−f2)の正弦波信号となり、
Ir=A×cos{2π(f1−f2)t+(φ1−φ2)} …(2)
である。
【0045】
ここで、Aは定数で、tは時間、φ1は周波数f+f1の光の位相、φ2は周波数f+f2の光の位相である。また、ch1位置での回折格子39からの回折光を受光したときの受光素子37bの交流成分は、ビート周波数(f1−f2)の正弦波信号となり、
I1= B×cos{2π(f1−f2)t+(φ1−φ2)+dφ1+4πX1/P}…(3)
と表される。ここで、Bは定数で、dφ1は光41cRと41cLのビームスプリッタ34から回折格子39までの光路長差で決まる位相差量、X1は、ch1位置での干渉縞42に対する回折格子39のX方向の位置ずれ、Pは回折格子39のピッチである。
【0046】
また、ch2位置での回折格子39からの回折光を受光したときの受光素子37cの交流成分は、ビート周波数(f1−f2)の正弦波信号となり、
I2=C×cos{2π(f1−f2)t+(φ1−φ2)+dφ2+4πX2/P}…(4)
と表される。ここで、Cは定数で、tは時間、dφ2は光41bRと41aLのビームスプリッタ34から回折格子39までの光路長差で決まる位相差量、X2は、ch2位置での干渉縞42に対する回折格子39のX方向の位置ずれである。
【0047】
また、ch3位置での回折格子39からの回折光を受光したときの受光素子37dの交流成分は、ビート周波数(f1−f2)の正弦波信号となり、
I3=D×cos{2π(f1−f2)t+(φ1−φ2)+dφ3+4πX3/P}…(5)
と表される。ここで、Cは定数で、tは時間、dφ3は光41aRと41bLのビームスプリッタ34から回折格子39までの光路長差で決まる位相差量、X3は、ch3位置での干渉縞42に対する回折格子39のX方向の位置ずれである。
【0048】
(3)、(4)、(5)式におけるdφ1、dφ2、dφ3は、固定値であり、この固定値の除去の方法は後で述べる。
【0049】
位相差計30により、(2)式の参照信号と(3)式のch1の信号の位相差を検出し、固定値を除去すると、
φch1=4πX1/P …(6)
となり、ch1の位置での干渉縞42に対する回折格子39の位置ずれに比例した位相差検出信号が得られる。
【0050】
計測レンジは±πの範囲として±P/4のレンジとなる。同様に、位相差計30により、(2)式の参照信号と(4)式のch2の信号の位相差を検出し、固定値を除去すると、
φch2=4πX2/P …(7)
となり、ch2の位置での干渉縞42に対する回折格子39の位置ずれに比例した位相差検出信号が得られる。
【0051】
さらに、位相差計30により、(2)式の参照信号と(5)式のch3の信号の位相差を検出し、固定値を除去すると、
φch3=4πX3/P …(8)
となり、ch3の位置での干渉縞42に対する回折格子39の位置ずれに比例した位相差検出信号が得られる。
【0052】
(6)、(7)、(8)式を別の見方をすると、ステージ5のX軸を基準にして(ステージ5の位置を決めているのは、図2には不図示のステージ干渉計であるためステージ干渉計の測定位置を基準にしてと考えられる)、それぞれ、ch1、ch2、ch3の位置における本来あるべき位置に対する干渉縞の位置ずれX1、X2、X3を検出していることになる。続いて、(6)、(7)、(8)式から計測されるX1、X2、X3を用いて、干渉縞42のステージ5の軸に対するシフトエラー量Sx、倍率エラー量β、回転エラー量ωzを以下の式で求める。シフトエラー量Sxは、
Sx=(X1+X2+X3)/3 …(9)
として求め、倍率エラー量βは、測定位置ch2とch3のX方向の距離Lxとして
β=(X2−X3)/Lx …(10)
の式により求め、回転エラー量ωzは測定位置ch1と(ch3に対してY方向の位置は等しい)測定位置ch2のY方向の距離Lyとして、
ωz={X1−(X2+X3)/2}/Ly …(11)
の式により算出する。
【0053】
つづいて、前述の(3)、(4)、(5)式に含まれる固定値(オフセット)であるdφ1、dφ2、dφ3の測定の方法について説明する。
【0054】
基板7上に回折格子39と同じピッチの回折格子を作成し、その上にレジストを塗布する。回折格子の作成されたウエハを回折格子の配列方向がX方向になるように本露光装置上にロードし、ch1位置に回折格子マークを位置決めした後に、前述の方法で位相差φch1を検出し、(6)式から算出した位置ずれ量X1に基づいて、基板7の位置をステージ5をX方向に駆動してφch1=0になるように位置合わせを行う。その後、アライメント光41をストッパー40で遮光して、干渉縞を回折格子50上に露光する。
【0055】
露光後、レジストを現像処理することにより、図7のように、回折格子50上に、その1/2のピッチの回折格子状レジストパターン46Rが得られる。この基板を測長SEMを用いて、回折格子50と回折格子状レジストパターン46Rの位置ずれXoffを測定する。このXoffが固定値位相dφ1を位置ずれ量に変換した量に相当する。同様の作業をch2、ch3位置においても繰り返すことにより、固定値位相dφ2、dφ3を位置ずれ量に変換した量が求まる。したがって、この各計測位置のアライメント検出系のオフセットXoffをそれぞれ、(6)、(7)、(8)式より得られる計測値から差し引くことにより、オフセットの除去が可能である。この作業は、露光装置(位置合せ装置)を組み立てた後に一度実行するだけでも充分であり、これによりスループットを低下させるようなことはない。
【0056】
続いて、干渉縞の位置合わせ方法について説明する。シフトエラーに関しては、(9)式で求めたシフト量を打ち消す方向にミラー18と19をX方向に駆動することになる。また、回転ずれに関しても(11)式で求めた回転量を打ち消す方向(図8参照)即ちミラー18と19を−ωz方向に駆動することになる。倍率エラーβの補正は、ミラー18、19をωy方向に駆動して行う。図9は入射角度が45度から、±20μrad変化する場合の干渉縞の倍率(ピッチ)変化を計算したものである。図9から分かるように、入射角度1μradに対して、干渉縞の倍率は-0.785ppm変化する(干渉縞の倍率を1ppm変化させるために必要な入射角度変化量は-1.27μrad)。更に、ミラー18、19のωy方向の角度変化に対して入射角は2倍の感度で変化することを考慮して、干渉縞の倍率を1ppm変化させるために必要なミラー18、19のωy方向の角度変化量は-0.64μradとなる。したがって、倍率エラーβを補正するためには、ミラー18、19をωy方向に0.64βμrad補正すれば良い。
【0057】
以上の方法により、干渉縞パターンを基板用ステージ5の座標軸に位置合わせすることができる。基板上にパターンが無い時等、下地回路パターンに、干渉縞パターンを位置合わせする必要のない場合は基本的にこの操作だけで位置合わせが完了する。
【0058】
最後に、回路パターンが形成された基板の位置検出の手法について説明する。
【0059】
図10は、基板7上に下層の回路パターン43が多数ショット配列して形成されている様子を示す説明図である。基板上には、回路パターン43の周辺すなわちスクイライブライン上にアライメントマーク44が形成されている。このアライメントマーク44は、回路パターン43と同時に露光されるため回路パターン43の位置ずれを反映している。
【0060】
図11には本発明に用いたアライメントマークとアライメントスコープ(基板位置検出手段)および、アライメントスコープで得られた画像の処理方法を示している。アライメントマーク44は図11(A)に示すように、4本バーのX方向位置検出用のマーク44X、4本バーのY方向検出用のマーク44Yからなる。
【0061】
図11(B)のアライメントスコープ4は、アライメント光照明系50、ハーフミラー51、拡大レンズ52、CCDカメラ53で構成されている。アライメントマーク44の拡大像の撮像信号は、アライメント検出方向とは垂直な方向について積分(一次元積分)され、例えば図11(c)に示すような光強度分布を得る。この光強度分布に表れた4本バーの内、中の2本のバーのピーク位置(p1、p2)の中点位置pmを求めて、アライメントマークの位置ずれを算出している。
【0062】
その他、基板位置検出手段としては、本方式に限定されるものでは無く、マークのエッジからの散乱光を検出するものや、回折格子をアライメントマークに用いて、その回折光の位相ずれを検出するものなど他の検出手段を用いても良い。
【0063】
基板位置検出手段4の下に、基板7上のアライメントマーク44を基板用ステージ5により位置合わせして、アライメントマーク44の位置ずれを検出する。更に、基板上の他の位置に形成されている複数のアライメントマーク44の位置ずれを同様に検出することにより、基板用ステージ5の座標軸に対する基板7の位置ずれを求めることができる。この方法は、グローバルアライメント方法と呼ばれ、基板用ステージ5の軸に対する基板上のショット配列の位置ずれを、6つのパラメータ(X軸方向のシフト:Swx、Y軸方向のシフト:Swy、X軸の回転:Rx、Y軸の回転:Ry、X軸方向の倍率:βx、Y軸方向の倍率:βy)で表すものである。
【0064】
各計測ショット位置の設計座標を(Xi、Yi)、実際のショット位置座標を(Xi’、Yi’)とすると、両者の関係を
【0065】
【外1】
Figure 0004065468
の式の線形変換で表すことができる。
【0066】
しかしながら、実際のウエハでは、ウエハの歪みや、アライメントスコープの検出再現性のため、実測値(Xi’、Yi’)に残差(Exi、Eyi)が加わり、実測値(Xi”、Yi”)は、次式のようになる。
【0067】
【外2】
Figure 0004065468
【0068】
そこで、X成分とY成分のそれぞれの残差の二乗和が最小になるように最小二乗法を用いる。(13)式のX成分の残差の二乗和は、
【0069】
【外3】
Figure 0004065468
のように表され、未知数であるβx、Ry、Swxでそれぞれ偏微分して、偏微分方程式をゼロとした連立方程式を解くことにより、βx、Ry、Swxの3つのパラメータが求まる。
【0070】
また、(13)式のY成分の残差の二乗和は、
【0071】
【外4】
Figure 0004065468
のように表され、同様に、未知数であるβy、Rx、Swyでそれぞれ偏微分して、偏微分方程式をゼロとした連立方程式を解くことにより、βy、Rx、Swyの3つのパラメータが求まる。
【0072】
ここで、βx、βyはウエハの伸び縮みを表しており、ショット間隔はステージ5のステップ倍率を変えることで補正できるが、ショット内の倍率補正は、干渉縞側で行う必要がある。特に、干渉縞の配列方向(ここではX方向)の倍率変化で生じる重ね合わせ誤差に注意しなければならない。
【0073】
したがって、本実施例では、干渉縞の基板用ステージ5軸に対する倍率エラーβと、基板7の基板用ステージ5軸に対する倍率エラーβxを求め、先に説明したように、ミラー18、19をωy方向に-0.64×(βx−β)μrad補正するようにして、基板7のショット内の回路パターンに対する重ね合わせ精度を向上させている。同様に、回転方向(チップローテーション)についても、ショット内の回路パターンに干渉縞を合わせるため、干渉縞を(Rx−ωz)μrad回転させた後に露光するようにしている。
【0074】
また、干渉縞のシフトエラーと、回転エラーについては、ミラー18、19を駆動させるのでは無く、基板7を露光する場合に、基板側にシフト、回転のオフセットを与えて露光するようにしてもよい。この場合は、基板用ステージ5により、(ωzーRx)だけ基板7を回転させた後に、次式に基づいて各ショットの位置合わせを行うことになる。
【0075】
【外5】
Figure 0004065468
【0076】
本装置では、シフトエラーと回転エラーを干渉縞側の変更により行うか、基板そのものの駆動により行うかを、オペレータが選択可能としている。
【0077】
このように、基板上に既に回路パターンが形成されており(同時にアライメントマークも形成されている)、その基板に対して、干渉縞を露光する場合においても、ステージ5の軸を基準に干渉縞の位置ずれ(Sx、β、ωz)を計測し、一方、基板上のアライメントマークの位置ずれを計測することで、基板上の回路パターンの位置ずれをステージ5の軸を基準に計測し、その後基板上の回路パターンと干渉縞の相対的位置ずれ量を求め、その相対的位置ずれを補正しながら露光することにより、高精度な重ね合わせ精度を達成することができる。
【0078】
図12には、以上述べてきたアライメントシーケンスの概要を示す。
【0079】
干渉縞形成手段1と基板位置検出手段4が離れているため、特に温度変化があるような環境においては、各々の部品を支持している部材の膨張収縮が発生し、干渉縞形成手段1により干渉縞が形成される位置と基板位置検出手段4の距離が変化する。この場合はこの距離変化を補正する必要がある(いわいるベースライン補正)。
【0080】
本実施形態においては、基準マーク台38上の回折格子マーク39の近傍に、図11(A)に示す基板位置検出用マーク44x、44yと同等のマーク44’を配置しておいて、定期的に基板位置検出手段4で基準マーク台38上のマーク44’の位置を検出することにより、ステージ5を基準とした基板位置検出手段4の位置ずれを測定できる。
【0081】
図11(D)に、この補正方法の原理を示す。同図において、AS軸は基板位置検出手段4の基準軸、W軸は基板7の位置を示す軸、I軸は干渉縞形成手段1で形成される干渉縞の位置を示す軸、FIは基準マーク台38上の回折格子39の位置を示す軸、FWは基準マーク台38上のマーク44’の位置を示す軸である。
【0082】
干渉縞の位置ずれ検出により、回折格子39の位置FIと干渉縞の位置Iとの距離D1が求まり、基板の位置ずれ検出により、基板位置検出手段4の基準軸ASと基板の位置Wとの距離D2が求まり、基板位置検出手段4によりマーク44’の位置ずれを検出により、マーク44’の位置FWと基板位置検出手段4の基準軸ASの距離D3が求まる。回折格子39の位置FIと基板7の位置Wの間隔DWは、回折格子39とマーク44’の距離D0(設計値)を用いて、DW=D2−(D3+D0)と表される。このように、回折格子39に対する干渉縞の位置D1と回折格子39に対する基板7の位置Dwが求まり、干渉縞の位置ずれと基板7の位置ずれが、同じ基準に対して求まることになり、基板位置検出手段4の位置変動が補正される。
【0083】
本実施例では波長496nmのアルゴンレーザーを光源に用いる場合で説明したが、波長はこれに限らず、例えば、非線形光学素子を利用した第2高調波変換器を図3のアルゴンレーザ11と偏光プリズム12の間に配置して、波長248nm光を露光光およびアライメント光に用いることもできる。この場合は、干渉縞位置ずれ検出用の回折格子39のピッチをPg=0.248/sin(45度)=0.35umとすれば良い。この時、露光されるピッチは、(1)式より、P=0.175umとなり、線幅0.1um以下のラインアンドスペースを解像できる。
【0084】
また、本実施例では露光光とアライメント光の光源を共通で使用しているが、露光光とアライメント光の光源を個々に設けても良い。
【0085】
図13に本発明の第2の実施形態の半導体露光装置の構成該略図を示す。
【0086】
図13において、58は2光束干渉縞露光系で、57は縮小投影露光系である。7は基板、5は基板用ステージである。2光束干渉縞露光系58は干渉縞形成手段1、干渉縞位置制御手段2と干渉縞位置検出手段3から構成されており、それぞれの機能については、第1の実施形態で説明した通りとなっている。
【0087】
縮小投影露光系57は、レチクル55を保持する為のレチクルステージ55aとレチクルアライメント系54、縮小投影レンズ56、基板位置検出手段4が基本構成であり、不図示の露光光照明手段により、レチクル55を照明して、レチクル55上のパターンを基板上に縮小投影露光するようにしている。基板用ステージ5は、基板7の全領域を光束干渉縞露光系58の露光位置と縮小投影露光系57露光位置の双方の位置に駆動できるストロークを持っている。
【0088】
図14はレチクルの模式図である。レチクルアライメント系54で、レチクルアライメントマーク51および52の位置ずれを検出して、レチクルステージ55aを用いてステージ5の軸にレチクル55を位置合合わせする。基板位置検出手段4により、第1の実施例で述べたように、ステージ5の軸に対する基板7上の回路パターンの位置ずれを検出する(グローバルアライメント)。本実施例の露光装置においては、露光の方法として以下に述べるように、図15の露光シーケンスに示す3つのモードを選択することが可能となっている。すなわち、縮小投影露光のみ、縮小投影露光と干渉露光の両方を行う場合と干渉露光のみを行う場合である。
【0089】
縮小投影露光モードでは、レチクルアライメントを行い、基板7を露光装置にロードし、基板のアライメントを前述の方法により行い、基板上の各ショット位置におけるステージ5の軸に対する位置ずれ量を算出し、露光すべきショットが無くなるまで、ステージ5をステップ移動させて、位置ずれを補正しつつ縮小投影露光する。
【0090】
干渉露光モードでは、前述した干渉縞アライメントを行い、基板7を露光装置にロードし、前述したような基板のアライメントを行い、基板上の各ショット位置におけるステージ5の軸に対する位置ずれ量を算出し、露光すべきショットが無くなるまで、ステージ5をステップ移動させて、位置ずれを補正しつつ干渉縞露光する。
【0091】
縮小投影露光と干渉露光の両方を行うモードでは、レチクルアライメントと干渉縞アライメントを行い、基板7を露光装置にロードし、基板のアライメントを行い、基板上の各ショット位置におけるステージ5の軸に対する位置ずれ量を算出し、露光すべきショットが無くなるまで、ステージ5をステップ移動させて、位置ずれを補正しつつ干渉縞露光し、続いて露光すべきショットが無くなるまで、ステージ5をステップ移動させて、位置ずれを補正しつつ縮小投影露光する。
【0092】
縮小投影露光と干渉露光の両方を行うモードを使用することにより、干渉縞露光系により作成できる有効露光面積のうち、必要な領域のみのレジストを感光させることが可能である。この方法について、図14、16を用いて説明する。
【0093】
干渉縞露光系により作成できる有効露光エリアが図16(A)の50で示されるように存在するとする。このうち、図16(B)で示す50Wの領域のみのレジストを感光させて、50Wの内部にだけ、ラインアンドスペースパターンを形成したい場合を考える。この時、縮小投影露光で使用するマスクは、図14のように、図16(B)の50Wに相当する領域のみ開口部を設けて、露光光を透過させるようにしている。初めに2光束干渉縞露光系58で、使用するレジストが感光されるレベルEthより低い露光量(例えばEth/2)で干渉縞パターン49を露光する。この時の、基板上での露光量分布46を図17(a)に示す。続いてこの干渉縞パターンに、縮小投影露光系57により領域50Wに、レチクル上のパターン50を露光する。2回の露光の積算露光量分布は、図17(b)に示すように、干渉縞の露光量分布46と縮小投影露光系による露光量分布47の和となり、露光量分布48で示される。この2回の露光により、露光量がレジスト感光レベルEthに達した部分のみのレジスト45が感光される(図17(c)における網かけ部分)。続いて、この基板を現像処理することにより、図17(d)に示すように、領域50Wのみにラインアンドスペースパターンが形成できる。
【0094】
以上の説明では、レジストをある露光量以上の部分が感光して現像により溶解するポジ型レジストを用いる場合で説明したが、ある露光量以下の部分が現像処理により溶解するネガ型のレジストを用いることもできる。ネガ型レジストを用いる場合は、干渉露光により、レジストが感光してラインアンドスペースパターンが形成できるレベルまで露光し、縮小投影露光により領域50Wの周辺のみを更に露光することになる。したがって、縮小投影露光に使用するレチクルは図14に示すものとは異なり、50の領域のみが遮光部となる構造のものを使用する。
【0095】
このように、干渉露光と投影露光の多重露光をすることにより、レチクルで規定される領域のみにラインアンドスペースパターンを形成することが可能である。
【0096】
本実施形態では干渉露光用の光源として波長496nmのアルゴンレーザーを用い、第2高調波変換器で波長248nmの光に変換して使用し、また投影露光の光源としてKrFエキシマレーザ(波長248nm)の光を使用している。このように、干渉露光と投影露光の露光光の波長を同じにした方が、レジスト感度の波長分散特性を考慮しなくて良く、干渉露光と投影露光の多重露光には好ましい。
【0097】
上述各実施形態の露光装置を用いてレジスト上に転写され、現像されたパターンを用いてエッチングや蒸着、洗浄等の処理を行い、このような処理とレジスト塗布及び上記の露光処理を何度が実施することで、基板上に回路を作成し、半導体チップが製造される。露光以外のこのようなデバイス製造のための工程にはよく知られた手法を採用すればよいので、ここでは詳述しない。
【0098】
又、上述各実施例は半導体露光装置であったが、液晶パネル等のデバイス製造の為の露光装置であっても、本発明は良好に適用できる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、干渉縞の位置合わせを、干渉光学系を経由した光を照射された回折格子からの回折光による干渉光の位相情報に基づいて行なうことにより、位置合わせに使う位置情報の分解能は回折格子の格子ピッチを下回る非常に高いものとなる。又、更に感光体の位置制御及びアライメントを行う手段を設ければ、既に下地にパターン形成された感光体のパターンに対する干渉縞の位置合わせが高精度に実行できる。又、更に縮小投影露光系を干渉光学系に併置する構成とすれば、一装置で縮小投影露光と二光束干渉露光とを実行でき、両者の多重露光に最適である。
【0100】
また、干渉縞の位置ずれを検出して位置決めし、更に基板上のパターンの位置ずれを検出して位置決めすることにより、基板上のパターンの上に干渉縞を精度良く露光することが可能となる。特に、干渉縞を形成するための反射手段の位置変位により干渉縞を制御すれば、簡易且つ正確な干渉縞の位置決めが可能となる。また、更に基板用ステージに基準マーク台を設け、これの回折格子からの回折光の位相情報を得ることで干渉縞の位置検出を実行すれば、より正確な干渉縞の位置決めが実行される。特にこれを周波数変調を利用し、参照信号との位相差検出で実行すれば、その正確度は更に向上する。又、干渉縞の位置ずれを干渉縞配列方向のシフト量(Sx)、回転量(ωz)、干渉縞の倍率(β)の3つのパラメータに関して検出する及び/又は回路パターンの配列誤差をX軸方向のシフトエラー(Swx)、Y軸方向のシフトエラー(Swy)、X軸方向の倍率エラー(βx)、Y軸方向の倍率エラー(βy)、X軸の回転エラー(Rx)、Y軸の回転エラー(Ry)の6つのパラメータに関して検出すれば、より正確な干渉縞と回路パターンとの位置合わせが実行できる。又、更に基準マーク台のマークを基板位置検出手段で検出して干渉縞に対する基板位置検出手段の位置変動を補正する構成とすれば、ベースライン補正も容易且つ正確となる。
【0101】
また、縮小投影露光系と2光束干渉露光系を設け、干渉縞の位置ずれを検出して位置決めし、更に基板上のパターンの位置ずれを検出して位置決めし、且つレチクルを前記縮小投影露光系に位置合わせし、更に基板を縮小投影露光系に位置決めすることにより、基板上のパターンの上に干渉縞を精度良く露光し、且つレチクル上パターンを該基板上に精度良く露光することが可能となる。更に二光束干渉露光、縮小投影露光、二光束干渉露光と縮小投影露光の多重露光の3つの露光モードが選択できる構成とすれば、一つの装置で多様な露光が実行でき、例えば粗い回路パターンは縮小投影露光系で露光し、微細なラインアンドスペースパターンは2光束干渉露光系で露光し、縮小投影露光と2光束干渉露光の多重露光により、必要な領域のみに微細なラインアンドスペースパターンを形成できるような構成もできるので、多様なパターンを露光できる。又、更に干渉縞形成手段と縮小投影露光系の光源波長を等しくすれば、基板上の感光体を露光する際の感光体感度の波長分散性を考慮する必要がなくなり、より好ましい。
【0102】
そして、このような露光装置を用いてデバイスを製造すれば、より微細で高精度な回路を有する小型高集積度のデバイス製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を説明する図。
【図2】第1実施例の干渉露光装置の模式図。
【図3】第1実施例の干渉縞形成手段、干渉縞制御手段、干渉縞位置検出手段を説明する図。
【図4】第1実施形態の干渉縞位置検出手段で使用するビーム分割手段。
【図5】第1実施形態の干渉縞位置検出手段を説明する図。
【図6】第1実施形態の干渉縞位置検出手段で検出する干渉縞の位置を示す図。
【図7】第1実施形態の干渉縞位置検出手段の固定値(オフセット)計測方法を示す図。
【図8】第1実施形態の干渉縞の回転エラーを示す図。
【図9】第1実施形態の干渉縞の倍率補正を説明する図。
【図10】第1実施形態のウエハ上のショット配列を示す図。
【図11】第1実施形態のアライメント検出原理を説明する図。
【図12】第1実施形態の露光シーケンス。
【図13】第2実施形態の干渉露光装置の模式図。
【図14】第2実施形態で使用するレチクル。
【図15】第2実施形態の露光シーケンス。
【図16】第2実施形態の多重露光方法を説明する図。
【図17】第2実施形態の多重露光の原理を説明する図。
【符号の説明】
1 干渉縞形成手段
干渉縞制御手段(干渉縞位置制御手段)
3 干渉縞位置検出手段
4 基板位置検出手段
5 基板用ステージ
7 半導体基板
11 可干渉光源
12 偏光プリズム
13 ビームスプリッタ
14 ビームエクスパンダー
15 偏光ビームスプリッタ
16 λ/2板
18,19 ミラー
20 干渉計
30 位相差計
33a,33b 周波数変調器
35 ビーム分割素子
36a 偏光板
37a,37b,37c,37d 受光素子
39 回折格子
44 アライメントマーク
55 レチクル
56 縮小投影レンズ
57 縮小投影露光系
58 干渉露光系

Claims (17)

  1. 干渉縞を感光体上に露光転写すべく該感光体上に干渉縞を形成するための干渉光学系を有し、該干渉光学系を経由した光が照射された回折格子からの回折光による干渉光の位相情報に基づいて前記干渉縞の位置合わせを行うことを特徴とする露光装置。
  2. 更に前記感光体の位置制御用のステージと、該ステージ上の前記感光体をアライメントする為のアライメント手段を有し、前記回折格子は前記ステージ上に設けられていることを特徴とする請求項記載の露光装置。
  3. 更に前記干渉光学系に併置された縮小投影露光系を有することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  4. 干渉光学系を有する干渉縞形成手段と、該干渉縞形成手段による干渉縞の位置を制御する為の干渉縞制御手段と、前記干渉光学系を経由した光が照射された回折格子からの回折光による干渉光の位相情報に基づいて前記干渉縞の位置情報を検出する為の干渉縞位置検出手段と、基板の位置情報を検出する為の基板位置検出手段と、基板用ステージを有し、前記干渉縞位置検出手段により検出した干渉縞の位置情報をもとに前記干渉縞制御手段により干渉縞を位置決めし、前記基板位置検出手段により検出した基板の位置情報をもとに基板を位置決めすることにより、前記基板上の前記干渉縞を露光すべき位置に前記干渉縞を形成することを特徴する露光装置。
  5. 前記干渉縞形成手段が少なくとも、可干渉光源と、可干渉光源からの光を分離する分離手段と、分離された光を反射させて所定の入射角度で基板に入射させる反射手段とを有することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  6. 前記干渉縞制御手段が、前記反射手段の位置を検出する手段と、前記反射手段の位置を変位させる駆動手段とから構成されることを特徴とする請求項記載の露光装置。
  7. 前記基板用ステージ上に回折格子を形成した基準マーク台を設け、干渉縞位置検出手段は該回折格子からの回折光の位相情報を検出することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  8. 前記干渉縞位置検出手段が、可干渉光源と、周波数変調器と、受光手段と、位相差計を有し、可干渉光源からの光を周波数変調器で周波数変調した後、前記反射手段に入射させ、前記基準マーク台上の回折格子に所定角度で入射させ、該回折格子からの回折光を受光手段で検出し、受光手段の出力と参照信号との位相差を位相差計で検出することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  9. 前記干渉縞形成手段により形成される干渉縞の領域内の複数の位置に、該基板用ステージの干渉計を基準に回折格子マークを位置決めした後、前記干渉縞位置検出手段により、それぞれの位置において該回折格子からの回折光を受光し、複数の位置における干渉縞と回折格子の相対位置ずれ量を算出し、該複数の位置ずれ量をもとに該基板用ステージ軸に対する干渉縞の位置ずれを、干渉縞配列方向のシフト量(Sx)、回転量(ωz)、干渉縞の倍率(β)の3つのパラメータに関して検出することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  10. 前記基板位置検出手段により、基板上のアライメントマーク位置を検出することにより、基板上に複数配列された回路パターンの該基板用ステージ軸に対する配列誤差を、X軸方向のシフトエラー(Swx)、Y軸方向のシフトエラー(Swy)、X軸方向の倍率エラー(βx)、Y軸方向の倍率エラー(βy)、X軸の回転エラー(Rx)、Y軸の回転エラー(Ry)の6つのパラメータに関して検出することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  11. 前記干渉縞位置検出手段により、前記干渉縞形成手段により形成される干渉縞の該基板用ステージ軸に対する位置ずれを干渉縞配列方向のシフト量(Sx)、回転量(ωz)、干渉縞の倍率(β)の3つのパラメータに関して検出し、前記基板位置検出手段により、基板上に複数配列された回路パターンの該基板用ステージ軸に対する配列誤差を、X軸方向のシフトエラー(Swx)、Y軸方向のシフトエラー(Swy)、X軸方向の倍率エラー(βx)、Y軸方向の倍率エラー(βy)、X軸の回転エラー(Rx)、Y軸の回転エラー(Ry)の6つのパラメータに関して検出し、干渉縞を(Rx−ωz)回転させ、干渉縞の倍率を(βx−β)補正し、干渉縞の位置を(−Sx)補正し、基板上の回路パターンを前記6つのパラメータ(Swx、Swy、βx、βy、Rx、Ry)を用いて位置合わせし、該干渉縞を基板上の回路パターン上に露光することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  12. 前記干渉縞位置検出手段により、前記干渉縞形成手段により形成される干渉縞の該基板用ステージ軸に対する位置ずれを干渉縞配列方向のシフト量(Sx)、回転量(ωz)、干渉縞の倍率(β)の3つのパラメータに関して検出し、前記基板位置検出手段により、基板上に複数配列された回路パターンの該基板用ステージ軸に対する配列誤差を、X軸方向のシフトエラー(Swx)、Y軸方向のシフトエラー(Swy)、X軸方向の倍率エラー(βx)、Y軸方向の倍率エラー(βy)、X軸の回転エラー(Rx)、Y軸の回転エラー(Ry)の6つのパラメータに関して検出し、干渉縞の倍率を(βx−β)補正し、基板上の回路パターンを前記6つのパラメータ(Swx、Swy、βx、βy、Rx、Ry)および該干渉縞のシフト量(Sx)と回転量(ωz)を用いて位置合わせし、該干渉縞を基板上の回路パターン上に露光することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  13. 前記基準マーク台上の回折格子上または、その近傍に該基板位置検出手段で検出可能なマークを形成し、該基板位置検出手段で該マークを検出することにより、該干渉縞形成手段により形成される干渉縞に対する該基板位置検出手段の位置変動を補正することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  14. 干渉光学系を有する干渉縞形成手段と、該干渉縞形成手段による干渉縞の位置を制御する為の干渉縞制御手段と、前記干渉光学系を経由した光が照射された回折格子からの回折光による干渉光の位相情報に基づいて前記干渉縞の位置情報を検出する為の干渉縞位置検出手段と、基板の位置情報を検出する為の基板位置検出手段と、レチクル保持手段と、レチクルアライメント手段と、縮小投影露光系と、該レチクル保持手段に保持されたレチクルを照明して該レチクル上のパターンを該縮小投影露光系により該基板上に縮小投影するための照明手段と、基板用ステージを有し、前記干渉縞位置検出手段により検出した前記干渉縞の位置情報をもとに前記干渉縞制御手段により前記干渉縞を位置決めし、前記レチクルアライメント手段により前記レチクルを前記縮小投影露光系に位置合わせし、前記基板位置検出手段により検出した前記基板の位置情報をもとに該基板を前記干渉縞に対して位置決めして前記干渉縞を該基板上に露光し、前記基板位置検出手段により検出した前記基板の位置情報をもとに、該基板を縮小投影露光系に位置決めして該レチクル上パターンを該基板上に露光することを特徴する露光装置。
  15. 二光束干渉露光、縮小投影露光、二光束干渉露光と縮小投影露光の多重露光の3つの露光モードが選択できることを特徴する請求項14記載の露光装置。
  16. 前記干渉縞形成手段と前記縮小投影露光系で使用する露光用の光源の波長を互いに等しくしたことを特徴する請求項14記載の露光装置。
  17. 請求項1から16のいずれかに記載の露光装置を用いて形成したパターンから回路を作成してデバイスを製造することを特徴とするデバイスの製造方法。
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