JP3187093B2 - 位置ずれ測定装置 - Google Patents

位置ずれ測定装置

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JP3187093B2
JP3187093B2 JP27695291A JP27695291A JP3187093B2 JP 3187093 B2 JP3187093 B2 JP 3187093B2 JP 27695291 A JP27695291 A JP 27695291A JP 27695291 A JP27695291 A JP 27695291A JP 3187093 B2 JP3187093 B2 JP 3187093B2
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孝一 千徳
大 大沢
実 吉井
俊彦 辻
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    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
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    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7049Technique, e.g. interferometric

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子製造
用の露光装置によって複数のマスクやレチクル等の物体
(以下レチクルと云う)上に形成されている微細な電子
回路パターンを、ウエハ等の第2物体上に位置合わせて
重ねて焼き付けした際の、パターン同志の重ね合わせ状
態の位置ずれ等を測定する位置ずれ測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】紫外光、X線等を用いてレチクルの回路
パターンをウエハの感光体上に露光転写する所謂半導体
製造用の露光転写装置においては、レチクルとウエハの
相対的な位置合わせは性能向上を図るための重要な一要
素となっている。特に、最近の露光装置に置ける位置合
わせにおいては、半導体素子の高集積化のために、例え
ばサブミクロン以下の位置合わせ精度を有するものが要
求されている。
【0003】多くの位置合わせ装置においては、レチク
ル及びウエハ面上に、位置合わせ用の所謂アライメント
パターンを設け、それらより得られる位置情報を利用し
て双方のアライメントを行っている。露光装置として組
上げられた装置の位置合わせ性能を実際に計測、評価す
るには、従来ではレチクル上に形成された微細なパター
ンをウエハ上に重ね合わせ焼き付けして、ウエハ上のパ
ターンとのずれ量の測定を目視或いは画像処理を行うこ
とによってなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
計測方法のうち、目視による測定では、(1) 読取る人の
経験や熟練度に依存する点が多く、計測精度が安定して
いない、(2) 手動による計測なので時間と手間が掛か
る、(3) 高い計測精度が得られない、等の問題点があ
る。
【0005】また、画像処理による測定においても、手
法が複雑で時間が掛かる、高い計測精度が得られない、
等の問題がある。
【0006】本発明の目的は、上述の従来例の欠点に鑑
み、自動化が可能で計測時間が短縮でき、かつ安定した
高い計測精度が得られ位置ずれ測定装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る位置ずれ測定装置は、同一物体上に設
けた第1、第2格子パターンに可干渉光を照射する照射
光学系と、これらの第1、第2格子パターンから出射さ
れる回折光同志を干渉させる干渉光学系と、該干渉光学
系による干渉光の位相差を求めることにより前記第1、
第2格子パターン間の相対的な位置ずれを検出する検出
部と、前記第1、第2格子パターンから出射する回折光
の何れかであって前記第1、第2格子パターンの回転に
対して位置変動を伴う回折光の位置を検出することによ
って前記照射光学系と前記第1、第2格子パターンとの
前記物体の面に略垂直な軸を中心とした回転ずれを検出
するためのアライメント検出部と、該アライメント検出
部の出力に基づいて前記照射光学系と前記第1、第2格
子パターンとの前記軸を中心とする回転方向の相対位置
制御を行うための位置制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】上述の構成を有する位置ずれ測定装置は、第1
格子パターンと第2格子パターンに可干渉光を照射し、
これらの第1、第2格子パターンから出射される回折光
同志を干渉させて、第1及び第2格子パターン間の相対
位置ずれを検出し、これに基づいて照射光学系と第1及
び第2格子パターンとの相対位置制御を行う。
【0009】
【実施例】図1〜図14は本発明の前提となる例を示
し、実施例は図15、図16を用いて説明する。図1は
原理的な説明図である。ウエハ1上に設けられ、紙面に
垂直な方向に格子線が伸びている等間隔直線回折格子2
に、入射角の絶対値が等しく周波数が僅かに異なるレー
ザー光束L1、L2が平面波として入射した状態を示してい
る。ここで、mを回折光の次数とすると、0次の回折光
の進行方向に向って左側の回折光を+m次回折光、右側
を−m次回折光とする。光束L1の回折格子2に対する−
1次回折はウエハ1の面に垂直に回折されていることに
なる。
【0010】このとき、ピッチpの回折格子2に光束L
1、L2が入射して、そこから発生する回折光L3、L4の波
面は、回折格子2が1ピッチx方向に移動すると位相が
2π、つまり1波長分だけ変化することがよく知られて
いる。従って、x方向にXOだけ回折格子2が移動する
と、回折光には±2mπXO/pの位相変化が付加され
る。
【0011】以下に、この原理を用いたパターン焼き付
けずれの測定方法を説明する。図2に示すように、同一
平面上にあって隣接する2つの等間隔直線回折格子(グ
レーティング)2a、2bを考える。ここで、2つの回
折格子2a、2bのピッチは共にpで等しく、回折格子
2a、2bの相互間にはx方向にずれ(△x=Xb− xa)
が生じている。なお、Xa、Xbはそれぞれ回折格子2a、
2bの同一基準位置からのx方向ずれである。
【0012】ここで、振動数が僅かに異なり(ωf1、ω
f2)、初期位相がそれぞれφf1、φf2である2つの光束
Lf1 、Lf2 のそれぞれの複素振幅Uf1 、Uf2 は、次の
(1) 、(2) 式で示される。 Uf1 =AO exp{i(ωf1t+φf1)} …(1) Uf2 =BO exp{i(ωf2t+φf2)} …(2)
【0013】この2つの光束Lf1 、Lf2 を2つの回折格
子2a、2b全面に照射する。例えば、光束Lf1 を左か
ら、光束Lf2 を右からそれぞれ同じ絶対値の入射角で照
射する。このとき、光束Lf1 の回折格子2a、2bに対
しての+1次回折光をLaf1、Lbf1とし、光束Lf2 の回折
格子2a、2bに対しての−1次回折光をLaf2、Lbf2と
し、これらの回折光Laf1、Laf2、Lbf1、Lbf2の複素振幅
表示を、それぞれUaf1(+1)、Uaf2(-1)、Ubf1(+1)、Ubf2
(-1)とすると、次の(3) 〜(6) 式で表すことができる。 Uaf1(+1)=Af1 exp{i(ωf1t+φf1+φa)} …(3) Uaf2(-1)=Af2 exp{i(ωf2t+φf2+φa)} …(4) Ubf1(+1)=Bf1 exp{i(ωf1t+φf1+φb)} …(5) Ubf2(-1)=Bf2 exp{i(ωf2t+φf2+φb)} …(6)
【0014】ここで、φa =2πXa/p、φb =2πXb
/pであり、回折格子2a、2bのx方向のずれ量が位
相量として表されている。そして、回折格子2aからの
回折光Laf1とLaf2、回折格子2bからの回折光Lbf1とLb
f2を干渉させると、それぞれの干渉光強度変化Ua、Ub
は、次の(7) 、(8) 式のようになる。 Ua=|U'af1(+1) +U'af2(-1) |2 =Af12+Bf22+2Af1・Af2 cos{2π(f2−f1)t +(φf2−φOf1)−2φa } …(7) Ub=|U' Bf1(+1)+U'bf2(-1) |2 =Bf12+Bf22+2Bf1・Bf2 cos{2π(f2−f1)t +(φf2−φOf1)−2φb } …(8)
【0015】ここで、Af12+Af22、Bf12+Bf22は直流成
分、2Af1 ・Af2 、2Bf1 ・Bf2 は振幅を表している。
【0016】これらの(7) 、(8) 式はf2−f1のビート周
波数成分を持つ信号が、初期位相ずれφf2−φf1及び回
折格子2a、2bの個々のずれ量φa 、φb だけ時間的
に位相変調を受けた形となっている。従って、(7) 、
(8) 式で示される信号の何れか一方を参照信号、他方を
被測定信号として2つの時間的ずれを検出すれば光束の
初期位相を消去でき、所謂ヘテロダイン干渉法による計
測として高精度な位相検出Δφ=φb −φa =(2π/
p)Δxが可能となる。
【0017】ヘテロダイン干渉法は前述したように2つ
の信号間の位相ずれを時間として検出するので、信号間
に直流成分の違いや、振幅の変化があっても測定に影響
はない。ここで、図3に示すように参照信号g1、被測定
信号g2の時間的ずれをΔxとすると、時間ずれΔTを例
えばロックインアンプ等を用いて高精度検出することに
よって、位相差を高精度に測定することができる。
【0018】上述のようにして検出された位相差は、回
折格子2a、2b相互間のずれ量を示す位相差Δφ/2
πから回折格子2a、2b間のずれ量が求まる。従っ
て、上述の原理に基づいて、第1回目に焼き付けられた
格子パータンと第2回目に焼き付けられた格子パターン
とのずれ量を求めることにより、半導体露光装置の位置
合わせ精度、つまり第1回目と第2回目の焼き付けによ
り形成された実素子パターン間のずれ量を検出すること
ができる。
【0019】図4は測定装置の構成図を示している。レ
ーザー光源3から出射するレーザー光束の光路には、周
波数シフタ4、レンズ5、ミラー6、偏光ビームスプリ
ッタ7が設けられている。偏光ビームスプリッタ7によ
り分岐される2つの分岐方向にはそれぞれミラー8、9
が設けられ、ウエハ1に導光するようにされている。ウ
エハ1の上面には図5に示すように2つの回折格子2
a、2bが格子方向を平行にして設けられている。ウエ
ハ1からの反射方向にはグラントムソンプリズム10、
図6に示すようにミラー部11a、ガラス部11bから
成るエッジミラー11、アパランシェフォトダイオード
等の光電変換器から成る光検出器12が配置され、光検
出器12の出力はロックインアンプから成る位相差計1
3に接続されている。また、エッジミラー11の反射方
向には光検出器12と同様の光検出器14が設けられ、
光検出器14の出力は位相差計13に接続されている。
【0020】レーザー光源3から発せられた光は、周波
数シフタ4により偏光面が互いに直交し、周波数f1、f2
が僅かに異なる2つの光束Lf1 (→)、Lf2 (○)とな
る。ここで、矢印はp偏光を表し、丸印はs偏光を表し
ている。共通の光路上にある2つの光束Lf1 (→)、Lf
2 (○)はレンズ5によりビーム径が絞られ、ミラー6
によってその進行方向が変えられる。偏光ビームスプリ
ッタ7に入射した光束Lf1 (→)、Lf2 (○)は偏光方
向の違いにより2方向に分岐される。2方向に分岐され
た光束はそれぞれミラー8、9により反射され、2つの
光束は絶対値が等しい入射角でウエハ1上の回折格子2
a、2bを全面的に照射する。
【0021】図7は入射光が回折干渉する部分光学系の
斜視図、図8は側面図を示している。ウエハ1の面の法
線に対し、左右方向から同じ角度の光束Lf1 、Lf2 を入
射し、回折格子2a、2bを照射する。図7において、
左側から入射した光束Lf1 の回折格子2aに対する+1
次回折光Laf1と右側から入射した光束Lf2 の回折格子2
aに対する−1次回折光Laf2が、グラントムソンプリズ
ム10を通過することにより重ね合わされ、波面は偏光
面が揃えられて干渉する。同様に、回折格子2bに対す
る光束Lf1 の+1次回折光Lbf1、光束Lf2 の−1次回折
光Lbf2が干渉する。
【0022】干渉の結果得られたそれぞれの干渉光S1、
S2には、回折格子2a又は2bの初期位相に対するずれ
量を表す位相項が含まれ、干渉信号を式で表すとそれぞ
れ(7) 、(8) 式で示したようになる。
【0023】即ち、(7) 式は回折光Lf2 、Laf2が、(8)
式は回折光Lbf1、Lbf2が干渉した信号を表す式であり、
2φa 、2φb がずれ量を表す位相項である。グラント
ムソンプリズム10を通過した各回折格子2a、2bに
対応する干渉光S1、S2は、回折格子2a、2bの配置に
従ってずれており、これらを空間的にエッジミラー11
により2方向に分離した後に、それぞれの干渉光S1、S2
は光検出器12、13により電気信号に変換されて、位
相差計13に入力される。
【0024】ここで、回折格子2a、2bのピッチを2
μm、光源3から発せられる光束の波長をλ=0.63
28μmとすると、±1次回折光Laf1、Laf2、Lbf1、Lb
f2をウエハ1に対して垂直上方に回折させるためには、
光束Lf1 、Lf2 の回折格子2a、2bに対する入射角を
θ (±1)とすると、次の(9) 式となる。 θ (±1)= sin( mλ/p)(なお、mは回折光の次数) …(9)
【0025】この関係式から、θ (±1)= sin-1(0.
6328/2)=18.4°となる。
【0026】本測定において、位相差をλ/1000で
検知するとすれば、回折格子2a、2bのパターンの位
置ずれ量は0.001μmに相当する。
【0027】図7は回折格子2a、2bからの±1次の
回折光を利用して、ずれ量検出を例示したが、図4にお
けるミラー8、9の位置を動かし、高次の回折光(±m
次、m=2、3、4、…)がウエハ1に対して垂直上方
に回折するように調整し、その回折光を測定に利用する
ようにしてもよい。高次の回折光を測定に利用すれば、
回折格子2a、2bのx方向へのずれ量を表す位相量を
高感度で求めることができる。例えば、±m次回折光を
測定に利用すれば、±1次回折光のときに比べてて感度
がm倍良好に測定ができる。
【0028】ここで、図7の場合と同じように、回折格
子2a、2bのピッチをp=2μm、光源3の波長をλ
=0.6328μmとすると、±2次回折光をウエハ1
の垂直上方に回折させるには、(9) 式から入射角θ (±
2)を、次の(10)式とし、 θ (±2)= sin( 2×0.6388/2)=39.3° …(10)
【0029】同様に、±3次回折光の場合には、次の(1
1)式となるように入射角の設定を行えばよい。 θ (±3)= sin( 2×0.6328/2)=71.7° …(11)
【0030】また、±m次回折光を利用して測定を行っ
た場合に、(3) 〜(6) 式におけるφa 、φb に相当する
位相項φam、φbmは、次の(12)、 (13)式となる。 φam=2mπXa/p …(12) φbm=2mπXb/p …(13)
【0031】従って、回折格子2a、2bのずれを位相
量で表すと、次の(14)式となる。 2(φbm−φam) =(4mπ/p)・(Xb−Xa) …(14)
【0032】ところで、図4に示した実施例では、ウエ
ハ1上に光束Lf1 、Lf2 が当たるエリアと光検出器12
の間には、互いに共役関係を与えるための結像レンズは
存在していない。しかし、グラントムソンプリズム10
とウエハ1の光束の当たるエリアとの間の光路、或いは
グラントムソンプリズム10とエッジミラー11との間
に結像レンズを介在させることによって、レンズがない
場合にはウエハ1上の回折格子2a、2bから光検出器
12に至る間で光束が回折により拡がり、光検出器12
の開口よりも大きくなり、光検出器12に至る光量の効
率が低下するという従来の問題点に対して有効な解決を
与えることになる。
【0033】この場合の装置の配置について図9に示す
例を説明する。図9は図4の偏光ビームスプリッタ7、
ミラー8、9の代りに、偏光ビームスプリッタ20a、
反射面20b、20cを有する所謂若葉プリズムと称さ
れる干渉プリズム20が設けられている。ミラー6と干
渉プリズム20との間にレンズ21が設けられ、ウエハ
1とグラントムソンプリズム10との間に、ミラー2
2、レンズ23が設けられている。また、エッジミラー
11と光検出器12、14との間には、それぞれレンズ
24、25が配置されている。なお、回折格子2a、2
bとエッジミラー11はレンズ23に関して共役関係に
あり、更にエッジミラー11と光検出器12、14の開
口はそれぞれレンズ24、25に関して共役関係にあ
る。
【0034】2周波レーザー光源3から出射した2つの
周波数f1、f2から成る光束Lf1 、Lf2 は、ミラー6、レ
ンズ21を経て干渉プリズム20に至り、偏光ビームス
プリッタ20a、反射面20b、20cを経て、ウエハ
1上の回折格子2a、2bに入射し、紙面に垂直な直線
偏光面を持つ光束Lf1 と、紙面に平行な直線偏光面を持
つ光束Lf2 が回折格子2a、2bにより回折し、その回
折光はミラー22、レンズ23を経てグラントムソンプ
リズム10、エッジミラー11を通り、光検出器12、
14に至る。
【0035】なお、レーザー光源3から出射した光束を
ウエハ1上の回折格子2a、2bに、光量的に効果的な
照射をするためには、レーザー光源3から出射した光束
のビーム径を、回折格子2a、2bのサイズに合わせる
必要がある。レンズ21のFNo.を適宜に設定して所
望のビーム径を回折格子2a、2b上に照射するため
に、レンズ21の焦点は回折格子2a、2bの位置にな
るように配置されている。
【0036】このとき、ウエハ1と光学系との間の配置
のアライメント許容量については、次のことを考慮して
一定量の制約があり、この制約を無視すると検出誤差が
大きくなる。図9の図面と座標系(x、y、z)を基
に、この内容について説明する。アライメント要因とそ
れと密接な関係がある物理量との関係は次のようになっ
ている。
【0037】(1) x座標方向の併進: (a) エッジミラー11のエッジとの相対位置変動が発生
し、光検出器12、14に至る光クロストークが発生す
る。 (b) 回折格子2a、2bに当たるビームの中心がずれ、
光量低下をもたらす。
【0038】(2) y座標方向の併進:(1) の(a) 、(1)
の(b) と同様の要素である。
【0039】(3) z座標方向の併進: (a) レンズ23に関して、回折格子2a、2bとエッジ
ミラー11の間にデフォーカスが発生し、エッジがぼけ
ることにより、光検出器12、14に至る光クロストー
クが発生する。 (b) ウエハ1への照射光が斜めから角度を持って入って
いる関係上、回折格子2a、2bに当たるビームの中心
が光量低下をもたらす。
【0040】(4) x軸を軸とする回転σx : (a) 光束Lf1 が回折格子2a、2bによって回折される
回折光と、光束Lf2が回折格子2a、2bによつて回折
される回折光が同じ回折方向であることが理想条件であ
り、これを干渉縞が全面一様な強度であることからワン
カラー条件と称すると、σx によってワンカラー条件が
崩れ、光検出器12、14の強度変動振幅が小さくな
り、位相差計13の位相検出能力が低下する。 (b) 光束Lf1 、Lf2 がそれぞれ回折格子2a、2bによ
って受ける位相ずれ変動の量が変る。
【0041】(5) y軸を軸とする回転σy :(4) の(a)
、(b) と同様の関係
【0042】(6) z軸を軸とする回転σz :(4) の(a)
、(b) と同様の関係
【0043】以上の各要因と物理量との関係を定量的に
実例を挙げると、次のようになる。 (1) x座標方向の併進: (a) x方向はエッジミラー11のエッジと平行のため、
本要素での許容量は充分に大きい。 (b) 回折格子2a、2bのエリアサイズは合わせて例え
ば120μm×120μmとするとき、照射する光束サ
イズを200μmとすると、光量低下が元の1/10程
度になり併進許容量は100μm〜120μmとなる。
【0044】(2) y座標方向の併進 (a) y方向はエッジミラー11のエッジと直交している
から、回折格子2a、2bの間の間隔量つまり図5にお
ける間隔Sの値との兼ね合いで定まる。例えば、S=5
0μmとすると、レンズ23で等倍の結像でエッジミラ
ー11に回折格子2a、2bの光を投射しているとする
と、レンズ23がFNo.=3のものであれば、レンズ
23の回折によるぼけ等を考慮して、y方向の併進量は
50(S)/2−2μm(回折のぼけ)=23μmとな
る。 (b) 光束ずれによる光量低下は(1) の(b) と同様な条件
とすると、50〜60μmとなる。
【0045】(3) z座標方向の併進 (a) レンズ23に関して、回折格子2a、2bとエッジ
ミラー11の間にデフォーカスが発生する問題がある。
このとき、レンズ23の等倍結像時の有効FNo.=6
とすると、デフオーカス方向の許容量は光検出器12、
14に至る光クロストークが発生しない条件から100
μm〜150μm以上となる。 (b) ウエハ1への照射光の斜めからの入射角をθ= sin
−1(0.6328/2μm)=18.4°、ウエハ1
上の回折格子2a、2bのピッチは2μmとし、波長6
328オングストロームとすると、デフォーカスΔZに
対して、回折格子2a、2bへの照射光束の中心はx方
向にΔZ tan18.4°=0.33ΔZ動く。光量低下
が元の1/10程度になる併進量は100μmを許容量
とすると、0.33ΔZ≦100μmからΔZ≦300
μmとなる。
【0046】(4) x軸を軸とする回転σx : (a) ワンカラー条件を与える許容量は充分に大きい。 (b) 位相ずれ変動の許容量も充分に大きい。
【0047】(5) y軸を軸とする回転σy (a) ワンカラー条件を与える許容量は、光検出器12、
14の受光開口を240μmφとすると、64.5m r
ad=3.7°となる。 (b) 位相ずれ変動の許容量も充分に大きい。
【0048】(6) z軸を軸とする回転σz : (a) ワンカラー条件を与える許容量は、20.5m rad
=1.17°となる。 (b) 位相ずれ変動の許容量0.05m radとなる。以上
のことを表にして要約すると、次のようになる。
【0049】
【表1】
【0050】即ち、この表1から分かるように、特にウ
エハ1の面内の併進移動に関する再現許容量が著しく、
これらのアライメントを許容量内に押さえることが検出
精度を上げる上で重要である。本例はこれらのアライメ
ントを許容量内に設定するためには、それぞれのアライ
メント要素を検出し、この検出信号に基づいて所望の位
置に光学系・検出系と被検体とのアライメントを行う。
【0051】図10は他の例を示し、図9の例に対し
て、エッジミラー11の前にハーフミラー30が設けら
れ、その反射方向に設けられたレンズ31を介してテレ
ビカメラ32に回折格子2a、2bの回折光が導かれて
いる。テレビカメラ32には回折格子2a、2bの像が
レンズ23を介して面Pに結像され、更にレンズ31に
より面Pをテレビカメラ32に結像している。テレビカ
メラ32の出力は信号処理系33に接続され、信号処理
系33の出力はCPU34に接続されている。これによ
り、ウエハ1の回折格子2a、2bの像が検出光学系に
対して、x、y、z面内で正規の位置からどのようにず
れているかを知ることができる。ウエハ1はステージ3
5によりx方向に、ステージ36によりy方向に駆動さ
れるようになっており、ステージ35、36には図示し
ないy方向駆動系と共に、CPU34の指令信号が制御
駆動回路37を介して送信される。
【0052】図11はテレビ画面で得られる回折格子2
a、2bの像2A、2Bである。テレビ画面では、回折
格子2a、2bが存在しているエリアが明るい像2A、
2Bとして得られる。従って、ウエハ1上の検定した格
子エリアの位置が所望の位置に対し、x、y、z方向に
ずれていれば、テレビカメラ32により得られた像2
A、2Bにより検知できる。
【0053】例えば、組立調整時に正しいウエハ1上の
パターン位置をテレビカメラ32の画像上で求めてお
き、テレビ画像の位置を画像上での座標として決定して
おくと、ウエハ1上の焼き付け、ショットが変わる度に
ステージ35、36により送られてくると、テレビ画面
上の座標としての回折格子2a、2bの位置を求めるこ
とにより、その所望の位置からのずれ量を求めることが
できる。
【0054】テレビカメラ32としてCCDを用い、レ
ンズ31によりウエハ2a、2bの像が約10倍でCC
D上に結像されるとすると、CCDのセンサ1画素が1
0μm×10μmのものを用いると、ウエハ1上では2
μm×2μmの画素に相当し、画像メモリを用いて計算
することによって、x、y面内のずれを2〜3μmの程
度で求めることができる。
【0055】これにより得られたずれ量に基づいて、C
PU34からステージ35、36に制御駆動回路37を
介して指示を与え、所望の位置にウエハ1を動かし、検
出用のレーザー光学系に対して、正しい位置に焼き付け
回折格子2a、2bを設定でき、検出精度を向上するこ
とが可能である。
【0056】また、z方向のずれ検出はウエハ1が所期
の位置からのz方向のずれを、例えば図11に示すテレ
ビ画像の輝度分布を走査線Lにより検出することにより
行うことができる。図12(a) 、(b)は画面の断面強度分
布を示している。回折格子2a、2bがz方向にずれて
いると、走査線の輝度分布は図12(b) に示すように回
折格子2a、2bのエリアとそうでないエリアの境界に
おけるエッジが鮮鋭でなくなる。図12(a) は正規のz
方向の位置になっているときで、エッジは鮮鋭になって
いる。従って、エッジの鮮鋭さ、つまり強度分布特性の
微分係数の最大値を求め、これによりz方向のずれが分
かり、このずれ量に基づいて図10の図示しないz方向
の駆動ステージに指示を与えて、これを動かすことによ
り所望のz方向位置を得る。
【0057】このとき、z方向の駆動は図10において
干渉プリズム20のみをz方向に動かす方法でもよい
し、レーザー光源3、レンズ21、干渉プリズム20を
z方向に駆動する共通の基台に載置して、これをz方向
に一括して駆動する方法でもよい。或いは、ウエハ1を
載置したステージ35、36に更にz方向の駆動ステー
ジを追加し、これによりウエハ1を動かしてもよい。
【0058】図13は干渉プリズム20をz方向にΔZ
だけ動かしたときのウエハ1上の干渉位置がz方向にど
れだけ移動するかを示している。実線で示したプリズム
位置を1点鎖線の位置のところまでz方向に移動する
と、点QはQ’に移動し、δ=1.777・ΔZとな
る。即ち、z方向にウエハ1面を54μm移動させる
と、これに対応して干渉プリズム20をΔZ=100/
1.777=56.3μmだけz方向に移動させる必要
がある。
【0059】また、図14は別のz方向駆動方法の例に
ついて示し、平板ガラス38を光束に対して直角から傾
けると、点線で示した光路を通り、ウエハ1上では実効
的にz方向に移動したことになる。また、干渉プリズム
20の回転駆動により、z方向の光束照射ポイントの移
動が可能である。
【0060】回折格子2a、2bの回転成分σx 、σy
、σz に対する検出と制御については、表1に示した
ようにσx 、σy については許容量は十分に緩く、σz
の値が〜10″と厳しい許容量である。従って、回折格
子2a、2bの回転成分についてのアライメント制御
は、主としてσz について注意すればよい。
【0061】図15はσz について制御するための実施
例の構成図である。ウエハ1は面内回転機構40上に載
置されている。また、41、42は光検出器であり、何
れもウエハ1上の回折格子2a、2bに入射した回折光
の内、所望の干渉させる次数の光束、つまりミラー22
を介して光検出器12、14に入射する光束以外の次数
の光束、例えば回折格子2a、2bによる2次の回折光
について、その光点位置変動を検出するための2次元ポ
ジションセンサである。
【0062】これらの光検出器41、42により、正規
のウエハアライメントによる回折光点位置からの光点移
動を検知することによってウエハ1の傾きを求めること
ができる。例えば、ウエハ1上の光点照射位置から10
0mm離した点に光検出器41、42を配置し、光検出
器41、42が2μmの位置検出能力を持っていれば、
0.002mm/100mm=0.02=4″となり、
〜10″の許容量モニタとしては十分に検出可能であ
る。
【0063】なお、光検出器41、42には図16に示
すようにそれぞれ信号処理回転系43、44が接続され
ており、信号処理系43、44の出力信号はCPU34
に接続されている。このウエハ1の回転量σz に基づい
て、ウエハ1の面内回転機構40を回転させることによ
り、σz の所望の許容内に格子サンプルを設定すること
ができる。なお、回折格子2a、2bからの回折光は2
次以上の回折光でなくとも、例えば1次回折光であって
もよい。ただし、図15の場合には、1次回折光が0次
の直反射光とオーバーラップするため、2次の回折次数
以上が望ましい。一般には、特に次数を限定するもので
なく、回折格子の回転に対し感度を持つ回折次数の光束
であればよい。また、位置検出センサは光検出器41、
42以外に4分割センサ等も使用可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る位置ず
れ測定装置は、同一物体上にある2つの格子パターンか
ら出射される回折光を干渉させて、これらの位相差を求
めて格子パターン同志の位置ずれを測定するについて、
照射光学系と物体の相互関係を許容量内に収め検出の高
精度化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的説明図である。
【図2】回折格子に入射する光束の説明図である。
【図3】参照信号と被測定信号の位相ずれの説明図であ
る。
【図4】測定装置の構成図である。
【図5】ウエハ上の回折格子の平面図である。
【図6】エッジミラーの正面図である。
【図7】回転干渉光学系の斜視図である。
【図8】回転干渉光学系の側面図である。
【図9】測定装置の構成図である。
【図10】測定装置の構成図である。
【図11】テレビ画面の説明図である。
【図12】テレビ走査線の輝度分布の説明図である。
【図13】プリズムを移動した場合の説明図である。
【図14】平板ガラスを用いた場合の説明図である。
【図15】実施例の構成図である。
【図16】光検出器と信号処理系の斜視図である。
【符号の説明】
1 ウエハ 2、2a、2b 回折格子 3 レーザー光源 4 周波数シフタ 5 レンズ 7 偏光ビームスプリッタ 10 グラントムソンプリズム 11 エッジミラー 12、14 光検出器 13 位相差計 20 プリズム 21、23、25 レンズ 30 ハーフミラー 32 テレビカメラ 33 信号処理系 34 CPU 35、36 ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 大 東京都大田区下丸子三丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉井 実 東京都大田区下丸子三丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 辻 俊彦 東京都大田区下丸子三丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松本 隆宏 東京都大田区下丸子三丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−56818(JP,A) 特開 平2−90006(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一物体上に設けた第1、第2格子パタ
    ーンに可干渉光を照射する照射光学系と、これらの第
    1、第2格子パターンから出射される回折光同志を干渉
    させる干渉光学系と、該干渉光学系による干渉光の位相
    差を求めることにより前記第1第2格子パターン間の
    相対的な位置ずれを検出する検出部と、前記第1、第2
    格子パターンから出射する回折光の何れかであって前記
    第1、第2格子パターンの回転に対して位置変動を伴う
    回折光の位置を検出することによって前記照射光学系と
    前記第1、第2格子パターンとの前記物体の面に略垂直
    な軸を中心とした回転ずれを検出するためのアライメン
    ト検出部と、該アライメント検出部の出力に基づいて前
    記照射光学系と前記第1、第2格子パターンとの前記軸
    を中心とする回転方向の相対位置制御を行うための位置
    制御手段とを備えたことを特徴とする位置ずれ測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アライメント検出系とは別個に、前
    記第1、第2格子パターンの画像を得るためのテレビカ
    メラを有することを特徴とする請求項1に記載の位置ず
    れ測定装置。
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