JP4891452B2 - ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 - Google Patents
ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4891452B2 JP4891452B2 JP2011136242A JP2011136242A JP4891452B2 JP 4891452 B2 JP4891452 B2 JP 4891452B2 JP 2011136242 A JP2011136242 A JP 2011136242A JP 2011136242 A JP2011136242 A JP 2011136242A JP 4891452 B2 JP4891452 B2 JP 4891452B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- attached
- hook
- building
- metal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000009435 building construction Methods 0.000 title description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 65
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 6
- 210000003739 neck Anatomy 0.000 description 34
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 5
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
(a)外壁パネルの一端側の引掛け金具が一方の建物ユニットの柱の横面に設けてあるねじの首に引っ掛けかれ、外壁パネルの他端側の固定片が他方の建物ユニットの柱の横面に立て掛けられる。これにより、外壁パネルが2個の建物ユニットの相隣る柱の外側面に仮取付けされる。
尚、外壁パネルの他端側の固定片を他方の建物ユニットの柱自体に固定することができる。
(c)離し置きされた2個の建物ユニットが形成する入隅の外壁パネルを簡易に取付けできる。
(d)外壁パネルの引掛け金具が、柱の外側面のうちで該外壁パネルが添設する外面に直交する横面に設けてあるねじの首に引っ掛けて取付けられる。外壁パネルの引掛け金具を柱の外側面のうちの横面に設けてあるねじの首に引っ掛けるようにするときに、引掛け金具が柱の横面に当たり、外壁パネルの横方向の取付位置が直ちに位置決めされる。同時に、引掛け金具を柱の横面に倣わせることにより、外壁パネルの上下方向の取付位置を容易に調整できる。これにより、引掛け金具を素早くねじの首に引っ掛けできる。建物の外側に立つ作業者により外壁パネルの裏面に設けてある引掛け金具を容易にねじの首に引っ掛けできる。
本発明が適用されるユニット建物1は、図1に示す如く、複数の工場生産された建物ユニット10を建築現場の基礎2の上で、左右上下に隣接設置されて構築される。ユニット建物1は、左右2個の建物ユニット10、10の各柱11、11を一定の柱間隔A(例えば236mm)で離し置きし(図5)、それらの相隣る柱11、11に跨るように外壁パネル20を取付けて構成される(図5)。尚、図5に示す如く、離し置きの一方側の建物ユニット10の外壁面には一方側の外壁パネル20Aが工場取付けされ、離し置きの他方側の建物ユニット10の外壁面には他方側の外壁パネル20Bが工場取付けされている。
(1)離し置きされて相隣る2個の建物ユニット10、10の、相隣る各柱11、11の外側面に受け調整金具30を取付ける(図7)。
(a)外壁パネル20の縦調整金具40を柱11側の受け調整金具30に相対するように吊り込み、外壁パネル20の縦調整金具40が備える調整ボルト44を柱11側の受け調整金具30の受け面32Aに衝合し、該調整ボルト44を螺動操作して縦調整金具40が受け調整金具30に対する取付高さ位置を調整し、外壁パネル20を相隣る各柱11に取付けることになる。離し置きされた建物ユニット10の相隣る各柱11が、それらの相互位置の鉛直高さ方向や水平方向でのずれを生ずることがあったとしても、それらの柱11に取付けられる外壁パネル20の取付高さ位置の調整により、それらの柱11のずれを吸収する。これにより、離し置きされた建物ユニット10の各柱11に跨るように取付けられた外壁パネル20の横模様(タイル目地等)が、離し置きの一方側の建物ユニット10の外壁面に設けられている一方側の外壁パネル20Aの横模様と、離し置きの他方側の建物ユニット10の外壁面に設けられている他方側の外壁パネル20Bの横模様のそれぞれに対するずれを解消し、ユニット建物1の外壁面の外観を向上する。
(1)外壁パネル100を、相隣る2個の建物ユニット10、10の相隣る柱11、11の間に吊り込み、外壁パネル100の裏面の左右に設けてある各引掛け金具110の取付溝110Aを、相隣る各柱11、11の横面に設けてあるねじ120の首に上方から引っ掛けて仮取付けする(図17、図18)。
(a)外壁パネル100を相隣る各柱11に取付けるに際し、外壁パネル100の裏面に設けてある引掛け金具110を相隣る各柱11の外側面に設けてあるねじ120の首に引っ掛け、外壁パネル100を各柱11の外側面に仮取付けすることになる。これにより、各柱11に対する外壁パネル100の取付高さ位置をねじ120の首により容易に定めることができ、取付位置の高精度を図ることができる。そして、外壁パネル100に設けてある引掛け金具110をねじ120の首に引っ掛けた後は、重機を用いずに人手で、外壁パネル100の取付位置を微調整し、本固定でき、取付作業時間を短縮できる。また、外壁パネル100の本固定時に、外壁パネル100は引掛け金具110とねじ120の首との引っ掛かりにより静止保持され、風力や重機の状態に左右されず、安定的に施工できる。
10A、10B 建物ユニット
11 柱
11A 外面
11B 横面
103、201 固定片
104 上金具
110 引掛け金具
120 ねじ
200 外壁パネル
Claims (20)
- 離し置きされた2個の建物ユニットの相隣る各柱に跨るように外壁パネルを取付けてなるユニット建物において、
前記外壁パネルの裏面に、相隣る各柱の少なくとも一方の柱の横面に設けてあるねじの首に引っ掛けて取付けられる引掛け金具が設けられ、
前記引掛け金具は外壁パネルの一端側に設けられ、該外壁パネルの他端側に設けられている固定片が他方の建物ユニットの柱の横面に当接され、該外壁パネルの一端側に設けられている固定片が一方の建物ユニットの柱に固定されてなることを特徴とするユニット建物。 - 前記外壁パネルの引掛け金具が柱の横面に添設され、該柱の横面に倣って該外壁パネルの上下方向の取付位置を調整可能にされる請求項1に記載のユニット建物。
- 前記外壁パネルが引掛け金具の取付溝をねじの首に引っ掛けて仮取付けされる請求項1又は2に記載のユニット建物。
- 前記引掛け金具は、上記ねじの首に上方から引っ掛け可能になる下向き開口の取付溝を備え、上記柱の横面に倣って外壁パネルの上下方向の取付位置を調整可能にする請求項1〜3のいずれかに記載のユニット建物。
- 前記外壁パネルの裏面の下端部が、柱に固定されている下金具に添設されてなる請求項1〜4のいずれかに記載のユニット建物。
- 前記外壁パネルの裏面の下端部が、シール部材を介して、下金具に添設される請求項5に記載のユニット建物。
- 前記外壁パネルの裏面の上端部に上金具が設けられてなる請求項5又は6に記載のユニット建物。
- 上階に設けた外壁パネルの下金具が下階に設けた外壁パネルの上金具に対し、シール部材を介して当接されてなる請求項7に記載のユニット建物。
- 前記外壁パネルは、離し置きされた2個の建物ユニットが形成する入隅に取付けられる請求項1〜8のいずれかに記載のユニット建物。
- 離し置きされた2個の建物ユニットの相隣る各柱に跨るように取付けられる外壁パネルにおいて、
前記外壁パネルの裏面に、相隣る各柱の少なくとも一方の柱の横面に設けてあるねじの首に引っ掛けて取付けられる引掛け金具が設けられ、
前記引掛け金具は外壁パネルの一端側に設けられ、該外壁パネルの他端側に設けられている固定片が他方の建物ユニットの柱の横面に当接され、該外壁パネルの一端側に設けられている固定片が一方の建物ユニットの柱に固定されてなることを特徴とする外壁パネル。 - 前記外壁パネルの引掛け金具が柱の横面に添設され、該柱の横面に倣って該外壁パネルの上下方向の取付位置を調整可能にされる請求項10に記載の外壁パネル。
- 前記外壁パネルが引掛け金具の取付溝をねじの首に引っ掛けて仮取付けされる請求項10又は11に記載の外壁パネル。
- 前記引掛け金具は、上記ねじの首に上方から引っ掛け可能になる下向き開口の取付溝を備え、上記柱の横面に倣って外壁パネルの上下方向の取付位置を調整可能にする請求項10〜12のいずれかに記載の外壁パネル。
- 前記外壁パネルの裏面の下端部が、柱に固定されている下金具に添設されてなる請求項10〜13のいずれかに記載の外壁パネル。
- 前記外壁パネルの裏面の下端部が、シール部材を介して、下金具に添設される請求項14に記載の外壁パネル。
- 前記外壁パネルの裏面の上端部に上金具が設けられてなる請求項14又は15に記載の外壁パネル。
- 上階に設けた外壁パネルの下金具が下階に設けた外壁パネルの上金具に対し、シール部材を介して当接されてなる請求項16に記載の外壁パネル。
- 前記外壁パネルは、離し置きされた2個の建物ユニットが形成する入隅に取付けられる請求項10〜17のいずれかに記載の外壁パネル。
- 請求項1に記載のユニット建物の施工方法において、
外壁パネルの引掛け金具を柱の外側面に設けてあるねじに相対するように吊り込み、
外壁パネルの引掛け金具を柱の外側面に設けてあるねじに引っ掛けて仮置きし、
外壁パネルの取付高さ位置を調整するユニット建物の施工方法。 - 請求項19に記載のユニット建物の施工方法において、
離し置きされた2個の建物ユニットによって入隅を形成するユニット建物の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011136242A JP4891452B2 (ja) | 2010-04-01 | 2011-06-20 | ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010085567 | 2010-04-01 | ||
JP2010085567 | 2010-04-01 | ||
JP2011136242A JP4891452B2 (ja) | 2010-04-01 | 2011-06-20 | ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011068156A Division JP4801226B1 (ja) | 2010-04-01 | 2011-03-25 | ユニット建物及びユニット建物の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011226263A JP2011226263A (ja) | 2011-11-10 |
JP4891452B2 true JP4891452B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=44946833
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011068156A Active JP4801226B1 (ja) | 2010-04-01 | 2011-03-25 | ユニット建物及びユニット建物の施工方法 |
JP2011136235A Active JP4945000B2 (ja) | 2010-04-01 | 2011-06-20 | ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 |
JP2011136242A Active JP4891452B2 (ja) | 2010-04-01 | 2011-06-20 | ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011068156A Active JP4801226B1 (ja) | 2010-04-01 | 2011-03-25 | ユニット建物及びユニット建物の施工方法 |
JP2011136235A Active JP4945000B2 (ja) | 2010-04-01 | 2011-06-20 | ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP4801226B1 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501387B2 (ja) * | 1991-12-16 | 1996-05-29 | ミサワセラミックス株式会社 | 壁パネル下部の取付金具 |
JP3174619B2 (ja) * | 1992-05-01 | 2001-06-11 | ミサワホーム株式会社 | パネルの取付方法 |
JPH08239926A (ja) * | 1995-03-02 | 1996-09-17 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 組立大型パネルの取付構造 |
JPH09125646A (ja) * | 1995-11-07 | 1997-05-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 外壁パネルの取付構造 |
JP2001032424A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-06 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | 外 壁 |
JP2002322753A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | カーテンウォールの支持構造 |
JP3893061B2 (ja) * | 2002-01-08 | 2007-03-14 | ミサワホーム株式会社 | ユニット式建物 |
JP5128313B2 (ja) * | 2008-03-03 | 2013-01-23 | ミサワホーム株式会社 | ユニット式建物 |
-
2011
- 2011-03-25 JP JP2011068156A patent/JP4801226B1/ja active Active
- 2011-06-20 JP JP2011136235A patent/JP4945000B2/ja active Active
- 2011-06-20 JP JP2011136242A patent/JP4891452B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011226262A (ja) | 2011-11-10 |
JP4801226B1 (ja) | 2011-10-26 |
JP2011226263A (ja) | 2011-11-10 |
JP4945000B2 (ja) | 2012-06-06 |
JP2011226253A (ja) | 2011-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI768065B (zh) | 建築物的壁結構、安裝裝置以及板材的施工方法 | |
WO2020143222A1 (zh) | 一种装配式吊顶结构及其安装方法 | |
KR20200142351A (ko) | 마감패널 고정브라켓 및 이를 구비한 외벽마감장치 | |
KR102123459B1 (ko) | 건축 외장용 기능성 판넬 | |
KR101717746B1 (ko) | 건축물의 외장패널 고정장치 | |
JP4891452B2 (ja) | ユニット建物、外壁パネル及びユニット建物の施工方法 | |
KR20130012422A (ko) | 벽면에 내/외장재로 시공되는 조립식 패널 구조체 및 그 시공방법 | |
JP6080788B2 (ja) | ブラケット足場用踏板 | |
KR20110108902A (ko) | 건축물의 외장재 고정장치 | |
JP4255407B2 (ja) | 庇の取付け構造 | |
JP4258936B2 (ja) | 改装窓 | |
CN207017511U (zh) | 一种带防水板安装的陶板幕墙连接系统 | |
KR101115411B1 (ko) | 건축물의 패널 고정장치 및 이의 설치구조 | |
KR20100119021A (ko) | 천장 패널 고정용 행거의 시공 방법 | |
JPS5830946Y2 (ja) | 取替サツシ用アンカ−構造 | |
KR20090003786A (ko) | 상인방 벽돌 조적용 가설 지지대 및 이를 이용한 상인방벽돌 조적 방법 | |
EP3249146B1 (en) | An installation comprising a fastening device and method | |
JPH02217561A (ja) | 建物における板状建材の取付構造 | |
KR102339689B1 (ko) | 창호 시공용 안전보호망 조립체 및 이를 이용한 창호 시공방법 | |
JP3193466U (ja) | 隅金具、止金物、耐震装置 | |
JP7533891B2 (ja) | ガスケット仮止めクリップとガスケットの取り付け方法 | |
JP6906344B2 (ja) | 胴縁取付用金具 | |
JP5427059B2 (ja) | コーナ用壁パネルの取付方法及び取付構造 | |
JPH0460041A (ja) | 仕上げユニットパネル及びタイル貼りカーテンウォール | |
JP4329121B2 (ja) | 庇体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20110810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111122 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111215 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4891452 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |