JP4889879B2 - パネル押さえユニット、化粧壁体、化粧パネルの施工方法 - Google Patents

パネル押さえユニット、化粧壁体、化粧パネルの施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば腰壁等の、建物躯体壁部に化粧パネルを組み付けるためのパネル押さえユニット、化粧壁体、化粧パネルの施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物内装にあっては、例えば腰壁に代表されるように、化粧パネルを壁面に組み付ける手法が種々提案されている。周知の通り、前記腰壁は、化粧パネルや巾木、縦・横の見切縁などを用いて、壁の下端部から腰当たりまでを仕上げるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、建物内装では、優れた美観、良好な施工性、化粧パネル等の造作部材の固定状態の安定性等が確保されることが重要であるが、これら全ての条件を満たす適切な技術は少ない。
例えば、特開平8−177196に記載されている腰壁材は、化粧パネル、巾木、見切縁を規格化し、ユニットとしたものであるが、巾木や見切縁を壁面に取り付けるビスを、これら巾木や見切縁の表面から捩じ込むようになっているため、ビスの頭が露出してしまい、美観に悪影響を与えるという問題がある。
また、特開平8−254006、特開2000−240271などでは、壁面に固定した取り付け部品を利用して巾木や見切縁等の造作材を取り付けることが提案されている。しかし、前述の特開平8−254006、特開2000−240271に開示されている内容は、巾木や見切縁等の造作材の取り付け自体は簡単になるものの、これら造作材近傍の化粧パネルの施工性等や、腰壁等の壁体のトータルな施工性等の面で充分と言えるものでは無い。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、優れた美観、良好な施工性、化粧パネル等の造作部材の固定状態の安定性等を確保できるパネル押さえユニット、化粧壁体、化粧パネルの施工方法を提供することを目的とする。
【0005】
請求項1記載の発明は、壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体の横方向端部に上下に延在して組み立てられて、横並びの配列の端部に位置する化粧パネルを前記壁面に押え込むパネル押さえユニットであって、前記壁面に固定される取り付け部品と、係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される長尺プレート状の化粧縦材とを有し、前記取り付け部品において、前記壁面の横方向における一端部から、前記化粧パネルを壁面に押え込む押さえ片が突出され、前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体の隣り合う化粧パネル間に上下に延在して組み立てられるパネル押さえユニットであって、前記壁面に固定される取り付け部品と、係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される長尺プレート状の化粧縦材とを有し、前記取り付け部品から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う化粧パネルの一方を前記壁面に押え込む第一の押さえ片が突出され、前記化粧縦材から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う他方の化粧パネルを前記壁面に押え込む第二の押さえ片が突出され、前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体において、壁の出隅に設けられて、この出隅の両側の前記壁面に対して化粧パネルを押え込むパネル押さえユニットであって、前記出隅の壁面に固定されるL字プレート状の取り付け部品と、係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される断面L字形の長尺な化粧縦材とを有し、前記取り付け部品において、前記L字の屈曲部を介して両側に延びる各固定板部の先端から、前記化粧パネルを壁面に押え込む押さえ片がそれぞれ突出され、前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体において、壁の入り隅に設けられて、この入り隅の両側の前記壁面に対して化粧パネルを押え込むパネル押さえユニットであって、前記入り隅の壁面に固定されるL字プレート状の取り付け部品と、係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される断面L字形の長尺な化粧縦材とを有し、前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられ、前記取り付け部品において、前記L字の屈曲部を介して両側に延びる一対の固定板部の内の一方の先端から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う化粧パネルの一方を壁面に押え込む第一の押さえ片が突出され、前記化粧縦材から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う化粧パネルの他方を壁面に押え込む第二の押さえ片が突出されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体の各化粧パネルの上端部を前記壁面に対して押え込むパネル押さえユニットであって、前記壁面に横方向に延在させて固定される長尺プレート状の取り付け部品と、係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて横方向に延在配置される長尺プレート状の化粧横材とを有し、前記取り付け部品から、該取り付け部品の下側に配置されている前記化粧パネルの上端部を壁面に押え込む押さえ片が突出され、前記化粧横材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される下段化粧壁体と、前記下段化粧壁体の上側にて壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される上段化粧壁体との間にて横方向に延在させて前記壁面に取り付けられることで、上下の化粧壁体間の中見切を構成するパネル押さえユニットであって、前記壁面に横方向に延在させて固定される長尺プレート状の取り付け部品と、係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて横方向に延在配置される長尺プレート状の化粧横材とを有し、前記取り付け部品から、前記下段化粧壁体の化粧パネルの上端部を壁面に押え込む第一の押さえ片が突出され、前記化粧横材から、前記上段化粧壁体の化粧パネルの下端部を壁面に押え込む第二の押さえ片が突出され、前記化粧横材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成された化粧壁体であって、前記壁面の横方向に離間された2箇所にて上下方向に延在して設けられた縦枠ユニットと、前記縦枠ユニット間にて前記壁面に沿って横並びに配列された複数枚の化粧パネルと、前記化粧パネル間にて上下に延在して設けられた接続ユニットと、を有し、前記接続ユニットは、前記壁面に固定された取り付け部品と、係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下方向に延在配置された長尺プレート状の化粧縦材とを有し、前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられ、前記取り付け部品から一方の前記縦枠ユニットに向けて突出された第一の押さえ片によって、前記取り付け部品を挟んで隣り合う一方の前記化粧パネルの端部を前記壁面に押え込むとともに、前記化粧縦材から他方の前記縦枠ユニットに向けて突出された第二の押さえ片によって、前記取り付け部品を挟んで隣り合う他方の前記化粧パネルの端部を前記壁面に押え込んでいることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項2又は4記載のパネル押さえユニットを用いて、複数枚の化粧パネルを壁面の横方向に接続しつつ、前記壁面の横方向に延在するパネル施工領域の延在方向一端である開始位置から延在方向他端である終了位置に向かって横並びに配列する化粧パネルの施工方法であって、前記壁面に前記取り付け部品を固定して、前記壁面に配置されている化粧パネルの前記終了位置側の端部を前記第一の押さえ片によって前記壁面に押え込む工程と、前記化粧縦材を前記取り付け部品に係合又は嵌合させて前記取り付け部品を完全に被覆するようにその外面側に組み付けて、前記取り付け部品によって前記壁面に押え込まれた化粧パネルと前記取り付け部品を挟んで隣り合う位置に配置された化粧パネルの前記開始位置側の端部を前記第二の押さえ片によって前記壁面に押え込む工程とを備えることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、壁面に横方向に延在された巾木と、この巾木よりも上方にて前記壁面に横方向に延在された上見切との間に、横方向に延在する請求項6記載のパネル押さえユニットが1又は上下に複数設けられ、前記パネル押さえユニットの上下にそれぞれ複数枚の化粧パネルが横並びに配列状態に設けられている化粧壁体であって、前記取り付け部品から下方に突出された前記第一の押さえ片によって、前記パネル押さえユニットの下側の前記化粧パネルの上端部が前記壁面に押え込まれ、前記化粧横材から上方に突出された前記第二の押さえ片によって、前記パネル押さえユニットの上側の前記化粧パネルの下端部が前記壁面に押え込まれており、前記化粧横材が前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項6記載のパネル押さえユニットを用いた化粧壁体の施工方法であって、前記壁面に沿って複数枚の前記化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構築された化粧壁体の上側に前記取り付け部品を横方向に延在させて、前記第一の押さえ片によって前記化粧壁体の各化粧パネルの上端部を前記壁面に押え込む工程と、前記化粧横材を前記取り付け部品に係合又は嵌合させて前記取り付け部品を完全に被覆するようにその外面側に組み付けるとともに、前記第一の押さえ片によって前記壁面に押え込まれた化粧パネルの上側に配置された化粧パネルの下端部を前記第二の押さえ片によって前記壁面に押え込む工程とを備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2、3、4記載のパネル押さえユニットは、請求項8記載の化粧壁体の接続ユニットとして適用可能である。
【0007】
請求項1〜11記載の発明では、取り付け部品と化粧材(化粧縦材又は化粧横材)とを有するパネル押さえユニットの前記取り付け部品を先行して壁面に固定し、この取り付け部品の押さえ片によって化粧パネルを壁面に押え込んだ後、取り付け部品の外面側に係合又は嵌合によって化粧材を組み付けるようになっている。したがって、取り付け部品の押さえ片によって化粧パネルを壁面に押え込作業を、化粧材と干渉すること無く、効率良く行えるといった利点がある。
特に、請求項2、4、9記載の発明では、パネル押さえユニット又は接続ユニットの施工位置に対する横方向一側の化粧パネルを取り付け部品の押さえ片によって壁面に押え込んだ後、取り付け部品の外面側に化粧縦材を組み付けるようになっており、横方向他側の化粧パネルは、化粧縦材から突出されている押さえ片によって壁面に押え込むようになっているので、取り付け部品の押さえ片による壁面への化粧パネルの押え込みを、化粧縦材や横方向他側の化粧パネル等との干渉を避けて非常に効率良く行える。
【0008】
請求項7、10、11記載の発明では、パネル押さえユニット(以下「中見切ユニット」と称する場合がある)の施工位置に対する下側の化粧パネルの上端部を、中見切ユニットの取り付け部品の押さえ片によって壁面に押え込んだ後、前記取り付け部品の外面側に化粧横材(中見切)を組み付けるようになっている。この中見切ユニットでは、化粧横材から突出されている押さえ片によって、中見切ユニットの上側の化粧パネルの下端部を壁面に押え込めるようになっている。したがって、中見切ユニットの下側の化粧パネルの上端部を取り付け部品の押さえ片によって壁面に押え込む作業を、この中見切ユニットの化粧横材と干渉すること無く効率良く行える。
【0009】
請求項3記載のパネル押さえユニットのように、壁の出隅では、出隅の両側の壁面に配置された化粧パネルを1部材によって一括して押え込むことが、施工性の向上等の面で好ましい。すなわち、出隅では、該出隅を介して両側の壁面に配置される各化粧パネルや、両化粧パネル間を接続するように設けられる化粧縦材等の納まりが難しく、美観に与える影響も大きいため、出隅の両側の壁面に配置された化粧パネルを1部材によって一括して押え込む構成によって、各化粧パネルや化粧縦材の納まりを良好する。請求項3記載のパネル押さえユニットは、取り付け部品の対向する両端に形成されている押さえ片によって、出隅を介して両側の壁面に化粧パネルを押え込むものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の1実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図3は本発明に係る実施の形態の化粧壁体1を示す図であって、図1は平断面図、図2は側断面図、図3は正面図である。
図中、符号2、3は縦枠ユニット、4、5、6は接続ユニット、7は巾木ユニット、8は上見切ユニット、9は化粧パネル、10は建物躯体の壁面(以下「壁面」)である。
【0011】
図1〜図3において、前記化粧壁体1は、壁面10の横方向の離間された2箇所に上下に延在して組み立てられた縦枠ユニット2、3と、壁面10の横方向に延在させて一対の縦枠ユニット2、3の下端間を接続するようにして組み立てられた巾木ユニット7と、この巾木ユニット7の上方にて壁面10にその横方向に延在させて一対の縦枠ユニット2、3の上端間を接続するようにして組み立てられた上見切ユニット8とを有し、これら縦枠ユニット2、3と巾木ユニット7と上見切ユニット8とによって囲まれる内側の壁面10(パネル施工領域11)を、横並びに配列された複数枚の化粧パネル9と、壁面10の横方向の複数箇所にて上下に延在して設けられて横方向に隣り合う化粧パネル9間を接続する接続ユニット4、5、6とによって覆った構成になっている。
【0012】
図1に示すように、前記パネル施工領域11の壁面10には、出隅10aと入り隅10bとが存在している。前記接続ユニット4、5、6には、壁面10の平坦部分に組み立てられた接続ユニット4と、前記出隅10aに組み立てられた接続ユニット5(以下「出隅ユニット5」と称する場合がある)と、前記入り隅10bに組み立てられた接続ユニット6(以下「入り隅ユニット6」と称する場合がある)の3種類が存在する。
接続ユニット4は請求項2のパネル押さえユニット、出隅ユニット5は請求項3のパネル押さえユニット、入り隅ユニット6は請求項4のパネル押さえユニットに相当する。また、縦枠ユニット2、3は請求項1記載のパネル押さえユニット、巾木ユニット7は請求項5記載のパネル押さえユニット、上見切ユニット8は請求項6のパネル押さえユニットに相当する。なお、後述の巾木ユニット160、170も請求項5記載のパネル押さえユニットに相当する。
【0013】
パネル施工領域11に配置された化粧パネル9は、全て同寸法の長方形板状に形成されており、表側の面、すなわち壁面10の逆側に向けられた面が、意匠面になっている。なお、以下、化粧パネル9の壁面10の横方向に沿った左右方向の端部を「端部」又は「側端部」、上側の端部を上端部、下側の端部を下端部と称する場合がある。また、左右両側の側端部の内、一方の縦枠ユニット2側を一側部(図3における正面視右側の側端部)、他方の縦枠ユニット3側を他側部(図3における正面視左側の側端部)と称する場合がある。
縦枠ユニット2、3、各接続ユニット4、5、6、巾木ユニット7、上見切ユニット8も、外面側が化粧材(化粧縦材や化粧横材)の意匠面になっている。この化粧壁体1では、これら縦枠ユニット2、3、各接続ユニット4、5、6、巾木ユニット7、上見切ユニット8の化粧材外面の意匠面と、各化粧パネル9の意匠面とが連続されており、優れた美観が得られている。
【0014】
図1、図3、図4に示すように、縦枠ユニット2、3は、壁面10に固定された取り付け部品21と、この取り付け部品21に係合してその外面21a(詳細には後述の固定板部23の外面)側に組み付けることで上下に延在させて設けられた長尺プレート状の化粧縦材22とを有しており、それぞれ、前記取り付け部品21から突出された押さえ片24によって、パネル施工領域11の横方向端部に配置された化粧パネル9の側端部を壁面10に押え込むようになっている。
【0015】
前記取り付け部品21は、具体的には金属板を加工した小片であり、図3に示すように、壁面10の上下に複数連設して固定される。図4、図5に示すように、前記取り付け部品21は、前記壁面10に固定されるプレート状の固定板部23と、この固定板部23の一端部から前記外面21a側に立ち上げられるとともに前記パネル施工領域11を介して相手側の縦枠ユニットに向けて延出されたL字形の前記押さえ片24と、前記固定板部23の他端側から外面21a側に立ち上げられるとともに前記押さえ片24と同じく前記パネル施工領域11を介して相手側の縦枠ユニットに向けて延出されたL字形の係止片25とを有している。この取り付け部品21は、固定板部23の穴29(図5(a)参照)を貫通させて壁12に打ち込んだ釘やビスによって壁面12に固定される。
【0016】
前記化粧縦材22は、長尺プレート状の化粧材本体部26の前記取り付け部品21に装着される装着面26aの中央部から立ち上げられて前記化粧材本体部26に沿わせるようにして延出された係合片27を有しており、係合片27の係止片25に対する係合によって取り付け部品21の外面21a側に組み付けられ、断面長手方向(図4左右)が前記壁面10に沿うようにして固定されている。
また、化粧縦材22は、前記化粧材本体部26の断面長手方向一端部(パネル施工領域11を介して相手側の縦枠ユニットに向けられる端部)を延長するようにして突出された押さえ片28を有しており、この押さえ片28が、各取り付け部品21の押さえ片24の前記取り付け部品21からの突出先端近傍にて前記取り付け部品21の押さえ片24と干渉すること無く化粧パネル9に当接されている。前記押さえ片28は具体的には、取り付け部品21からの突出先端に、該化粧縦材22の長手方向全長にわたって延在する突条28aを有しており、この突条28aが取り付け部品21の押さえ片24の前記取り付け部品21からの突出先端を覆うようにして、化粧パネル9に当接される。化粧縦材22は、係合片27を取り付け部品21の係止片25に係合させると、係合片27が取り付け部品21の固定板部23と係止片25との間に嵌合状態に押え込まれるため、取り付け部品21に対してぐらつくことなく安定に固定され、また、これにより、押さえ片28が、若干の付勢力を以って化粧パネル9の側端部を壁面10に押え込むようになっている。
【0017】
化粧縦材22の係合片27や押さえ片28は、化粧材本体部26の長手方向に沿ってその全長にわたって延在形成されている。化粧縦材22の後述する当接片30以外の部分は合成樹脂によって一体成形されている。この化粧縦材22は、各取り付け部品21の外面側に組み付けることで上下に延在するようにして配置され、各取り付け部品21を押さえ片24を含んで覆うようになっている。複数の取り付け部品21に対する化粧縦材22の係合は、壁面10に沿った横方向のスライド移動によって係合片27を取り付け部品21の係止片25に係合するが、係合状態の確認等に鑑みて、壁面10に固定された各取り付け部品21に対する上方または下方からの挿入も可能である。特に、硬質樹脂から形成される化粧縦材22の場合は、係合作業性や係合状態の確認等に鑑みて、壁面10に固定された各取り付け部品21に対する上方又は下方からの挿入を基本とする。
【0018】
化粧縦材22は、前記化粧材本体部26の断面長手方向他端部に該化粧材本体部26の長手方向全長にわたって固定されているフィン状の当接片30を有しており、この当接片30によって前記壁面10に垂直の壁面13と前記化粧材本体部26の断面長手方向他端部との間の隙間31が塞がれる。この当接片30はゴム等の柔軟な素材からなり、前記壁面10に垂直の壁面13と前記化粧材本体部26の断面長手方向他端部との間の隙間31の寸法に幅広く対応できる。
なお、前記壁面13が存在しない場合は、前記化粧材本体部26の断面長手方向他端部と壁面10との間の隙間を覆う形状の当接片を採用することも可能である。また、壁面13と化粧材本体部26との間の隙間31が非常に狭い場合には、当接片30を省略できる。
【0019】
図3、図6〜図8に示すように、接続ユニット4は、壁面10に固定された取り付け部品41と、この取り付け部品41に係合してその外面41a(詳細には後述の固定板部45の外面)側に組み付けることで上下に延在配置された長尺プレート状の化粧縦材42とを有し、該接続ユニット4から一方の縦枠ユニット2側に配置されている化粧パネル9の側端部(一側部)を、前記取り付け部品41から一方の縦枠ユニット2に向けて突出されている押さえ片43によって壁面10に押え込み、他方の縦枠ユニット3側に配置されている化粧パネル9の側端部(他側部)を、前記化粧縦材42から他方の縦枠ユニット3に向けて突出されている押さえ片44によって壁面10に押え込んでいる。
取り付け部品41は、金属板材を加工した小片であり、図8に示すように、壁面10に対して上下に複数連設され、前記化粧縦材42は、これら各取り付け部品41の外面側に組み付けられることで、これら複数の取り付け部品41を覆うように設けられている。
【0020】
前記取り付け部品41は、壁面10に固定されるプレート状の固定板部45と、この固定板部45の一端から外面41a側に立ち上げられたL字状の前記押さえ片43と、固定板部45の他端から外面41a側に立ち上げられたL字状の係止片46とを有し、前記固定板部45の中央部の穴45bを貫通させて壁12に打ち込まれた釘やビス等によって壁面10に固定されている。前記押さえ片43と前記係止片46とは、固定板部45からの立ち上げ部分から互いに離間する方向に延出された延出部を有しており、 各延出部は、壁面10に沿ってほぼ平行になっている。
【0021】
前記化粧縦材42は、合成樹脂等から形成された一体成形品であり、長尺プレート状の化粧材本体部47の前記取り付け部品41に対する装着面42a側に突出されたL字状の係合片48を、前記取り付け部品41の係止片46に係合して、取り付け部品41の外面41a側に組み付けられている。前記化粧縦材42の係合片48は、具体的には、取り付け部品41の係止片46と壁面10との間の隙間に差し込むようにして嵌合されるようになっており、これにより、化粧縦材42は取り付け部品41に対してぐらつくことなく安定に組み付けられている。また、取り付け部品41に組み付けられた化粧縦材42は、化粧材本体部47の断面長手方向(図6左右)両端部から突出されている押さえ片44、49によって、接続ユニット4の横方向両側の化粧パネル9の側端部を壁面10に押え込んでいる。
【0022】
図1、図9、図10(a)〜(c)に示すように、出隅ユニット5は、出隅10aに固定されるL字プレート状の取り付け部品51と、この取り付け部品51に係合してその外面51a側に組み付けることで上下に延在配置される断面L字形の長尺な化粧縦材52とを有している。
前記取り付け部品51は、金属板材を加工した小片であり、前記取り付け部品51の前記L字の屈曲部51bを介して両側に延びる各固定板部53、54を出隅10aの両側の壁面10に合わせるとともに、各固定板部53、54をそれぞれ釘やビスの打ち込み等によって固定することで出隅10aに固定される。図10(a)、(b)に示すように、各固定板部53、54には、釘やビスの打ち込み用の穴53a、54aが形成されている。前記化粧縦材52は、合成樹脂から形成された一体成形品であり、出隅10aに沿って上下に複数連設された各取り付け部品51の外面51a側に組み付けられることで上下に延在配置されて、各取り付け部品51を覆うようになっている。
【0023】
取り付け部品51の各固定板部53、54の先端には、化粧パネル9を壁面に押え込む押さえ片53b、54bが突出されており、一方の縦枠ユニット2側に向けられた固定板部53先端の押さえ片53bによって、取り付け部品51の一方の縦枠ユニット2側に配置されている化粧パネル9の他側部を壁面10に押え込み、他方の縦枠ユニット3側に向けられた固定板部54先端の押さえ片54bによって、取り付け部品51の他方の縦枠ユニット3側に配置されている化粧パネル9の一側部を壁面10に押え込んでいる。
【0024】
前記化粧縦材52は、取り付け部品51の一対の固定板部53、54を外面51a側から覆う1対の側板部55、56を、L字の屈曲部52aを介して両側に有している。この化粧縦材52は、取り付け部品51の一方の固定板部54に装着するようにして設けられる一方の側板部56から該化粧縦材52の取り付け部品51に対する装着面52b側に突出された係合片56aを、前記取り付け部品51の固定板部54から外面51a側に突出されている係止片54cに係合させることで、取り付け部品51の外面51a側に組み付けられる。化粧縦材52側の係合片56aはL字状であり、取り付け部品51側の係止片54cは、押さえ片54bの固定板部54から外面51a側への立ち上げ部分から屈曲部51bに向けて突出させた部分であり、化粧縦材52の係合片56aは、取り付け部品51の係止片54cと固定板部54との間の隙間に嵌合され、取り付け部品51の係止片54cは、化粧縦材52の側板部56と係合片56aとの間の隙間に嵌合されている。さらに、化粧縦材52の両固定板部55、56の装着面52b側に突出されている当接片52cや係合片55a、56aが、取り付け部品51の外面51aに当接されている。また、取り付け部品51の他方の固定板部53から外面51a側に突出されている突片53cと、押さえ片53bの立ち上げ部分とで、化粧縦材52の固定板部55の装着面52bに突出されている係合片55aが係合されている。このため、化粧縦材52は、取り付け部品51に対して所定の姿勢で安定に組み付けられている。
なお、係合片55a、56aや当接片52cは、化粧縦材52の長手方向に沿ってその全長にわたって延在する突条になっており、化粧縦材52の補強用リブ等の役割も果たす。
【0025】
化粧縦材52の屈曲部51bから延出された両側板部55、56の先端には、化粧パネル9を壁面10に押え込む押さえ片55b、56bが突出されている。これら押さえ片55b、56bは、取り付け部品51の各押さえ片53b、54bの固定板部53、54からの突出先端よりも外側で化粧パネル9に当接して、化粧パネル9を壁面10に押え込んでいる。
【0026】
図1、図11、図12(a)〜(c)に示すように、入り隅ユニット6は、入り隅10bに固定されるL字プレート状の取り付け部品61と、この取り付け部品61に係合してその外面61a側に組み付けることで上下に延在配置される断面L字形の長尺な化粧縦材62とを有している。
前記取り付け部品61は、金属板材を加工した小片であり、L字の屈曲部61bを介して両側に延びる各固定板部63、64を入り隅10bの両側の壁面10に合わせるとともに、一方の縦枠ユニット2側に向けられた固定板部63を釘やビスの打ち込み等によって固定することで入り隅10bに固定される。図12(c)に示すように、固定板部63には、釘やビスの打ち込み用の穴63bが形成されている。前記化粧縦材62は、合成樹脂から形成された一体成形品であり、入り隅10bに沿って上下に複数連設された各取り付け部品61の外面61a側に組み付けられることで上下に延在配置されて、各取り付け部品61を覆うようになっている。
【0027】
取り付け部品61の固定板部63先端には化粧パネル9を壁面に押え込む押さえ片63aが突出されており、この押さえ片63aによって、取り付け部品61の一方の縦枠ユニット2側に配置されている化粧パネル9の他側部を壁面10に押え込んでいる。他方の固定板部64の外面61a側には、化粧縦材62の該取り付け部品61に対する装着面62b側に突出されている係合片62cと係合される係止片64aが突出されている。
【0028】
前記化粧縦材62は、L字の屈曲部62aから両側に延びる側板部65、66によって、取り付け部品61の一対の固定板部63、64を外面61a側から覆うようになっている。この化粧縦材62は、取り付け部品61の一方の固定板部64に装着するようにして設けられる一方の側板部66から装着面62b側に突出された前記係合片62cを、前記取り付け部品51の固定板部64から突出されている前記係止片64aに係合させることで、取り付け部品61の外面61a側に組み付けられる。化粧縦材62の係合片62cと取り付け部品51の係止片64とはいずれもL字状であり、安定な係合状態が得られる。化粧縦材62の係合片62cは、取り付け部品61の係止片64aと固定板部64との間の隙間に嵌合され、取り付け部品61の係止片64aは、化粧縦材62の側板部66と係合片62cとの間の隙間に嵌合されている。さらに、化粧縦材62の両側板部65、66の装着面62b側に突出されている当接片62dが、取り付け部品61の固定板部63の外面61aや、固定板部64近傍に露出する壁面10に当接されている。また、化粧縦材62の縦枠ユニット2側に向けられる側板部65から突出されている当接片62dは、取り付け部品61の固定板部63から突出されている押さえ片63aの前記固定板部63からの立ち上げ部分に対して、取り付け部品61の屈曲部61b側から当接又は近接配置されており、化粧縦材62の縦枠ユニット2側への位置ズレを防止するストッパとしての役割を果たす。このため、化粧縦材62は、取り付け部品61に対して安定に組み付けられている。
なお、係合片62cや当接片62dは、化粧縦材62の長手方向に沿ってその全長にわたって延在する突条になっており、化粧縦材62の補強用リブ等の役割も果たす。
【0029】
化粧縦材62の屈曲部61aから延出された両側板部65、66の先端には、化粧パネル9を壁面10に押え込む押さえ片65a、66aが突出されている。
縦枠ユニット2側に向けられる側板部65から突出されている押さえ片65aは、取り付け部品61の押さえ片63aの固定板部63からの突出先端よりも外側で化粧パネル9に当接して、化粧パネル9を壁面10に押え込んでいる。縦枠ユニット3側に向けられる側板部66から突出されている押さえ片66aは、取り付け部品61に対する縦枠ユニット3側に配置された化粧パネル9の一側部を壁面10に押え込んでいる。
【0030】
図2、図3、図13に示すように、巾木ユニット7は、壁面10に対してその横方向に沿って延在配置して固定された長尺の取り付け部品71と、この取り付け部品71に係合してその外面71a側に組み付けられた長尺プレート状の化粧横材72(巾木)とを有している。化粧横材72は断面長手方向(図2上下)を壁面10の上下方向にほぼ一致させて設けられ、取り付け部品71を外側から覆っている。
【0031】
取り付け部品71は、該取り付け部品71の長手方向全長にわたって延在する長尺プレート状の固定板部73の外面71a側に、前記化粧横材72の壁面10に向けられる裏面72aに突設された係合片75a、75bが係合される係止片74a、74bが立ち上げるようにして突設された構成になっており、前記係止片74a、74bを避けた位置で固定板部73を貫通させて壁12に打ち込んだ釘やビス等の固定部品によって壁面10に固定される。図13において、固定板部73に穿設された穴71bは、固定部品としての釘やビスを挿通するためのものである。
具体的には、前記取り付け部品71は金属薄板を加工したものであり、固定板部73の断面長手方向(図2上下)に離間した2箇所には、前記固定板部73から立ち上げるようにして成形した係止片74a、74bが突設されている。各係止片74a、74bは、壁面10に固定された取り付け部品71では、固定板部73から立ち上げられた立ち上げ部からほぼ直角に屈曲して固定板部73とほぼ平行に上方に延びる部分である。
【0032】
一方、化粧横材72は合成樹脂によって形成された一体成形品であり、裏面72a側に突設されたL字状の係合片75a、75bを取り付け部品71の係止片74a、74bに係合させて取り付け部品71に対して組み付けられ、断面長手方向を壁面10に沿わせるようにして配置される。化粧横材72の係合片75a、75bは、化粧横材72の裏面72aから該化粧横材72の断面長手方向に離間した2箇所に突設されてそれぞれ化粧横材72の長手方向ほぼ全長にわたって延在形成されており、化粧横材72の補強リブとしても機能する。各係合片75a、75bは、化粧横材裏面72aから立ち上げられた立ち上げ部からほぼ直角に屈曲して化粧横材72の下端72b(床15に向けられる端部)に向けて断面長手方向とほぼ平行に延出された部分である。
【0033】
化粧横材72は、壁面10に固定された取り付け部品71の係止片74a、74bに対して、上方から挿入するようにして係合片75a、75bを係合させるだけで、取り付け部品71の外面71a側に組み付けることができ、断面長手方向を壁面10に沿わせるようにして配置される。したがって、化粧横材72の施工は非常に簡単であり、巾木ユニット7の組み立てを短時間で効率良く行うことができる。また、組み立てた巾木ユニット7では、化粧横材72の係合片75a、75bが取り付け部品71の固定板部73と係止片74a、74bとの間に嵌合され、取り付け部品71の係止片74a、74bが化粧横材72のプレート状の本体部分と該本体部分から突設されている係合片75a、75bとの間に嵌合されることから、化粧横材72は取り付け部品71に対してぐらつくことなく安定に組み付けられる。しかも、化粧横材72のプレート状の本体部分と係合片75a、75bとの間に、取り付け部品71の係止片74a、74bを緩やかに屈曲又は湾曲(図2では屈曲)させた部分が挿入、嵌合され、係止片74a、74bに対して化粧横材72がぐらつかないようにしっかりと固定される。また、係止片74に対して係合、嵌合した化粧横材72は、係止片74a、74bのバネ力によって壁面10に付勢されている。
なお、この実施の形態では、互いに係合される取り付け部品の係止片と化粧横材の係合片とが2対である構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、この係止片と係合片の対の設置数は1対又は3対以上であっても良い。
【0034】
取り付け部品71に組み付けた化粧横材72は、取り付け部品71全体を覆うとともに、その下端72bが床15に近くに配置されるようにする。また、化粧横材72の下端72bに取り付けられたフィン状の塞ぎ材76によって、化粧横材下端72bと床15上面との間の隙間が塞がれるようになっているため、優れた美観が得られる。前記塞ぎ材76は、化粧横材72の長手方向全長にわたって設けられている。前記塞ぎ材76は樹脂等によって柔軟に形成されているため、化粧横材下端72bと床15上面との間の離間距離に幅広く対応でき、また、床15上面上に突起物や固定物の障害物が存在する場合にはこの障害物の外面に沿って変形するため、化粧横材下端72bと床15上面との間の隙間を確実に塞ぐことができる。
なお、塞ぎ材76は省略可能であり、また、化粧横材72に対して適宜後付けすることも可能である。
【0035】
壁面10に組み立てられた巾木ユニット7の化粧横材72の上端部に突設された押さえ片77と壁面10との間には、上方開口して化粧横材72の長手方向に沿って延在する差し込み溝78が形成される。この差し込み溝78には、該巾木ユニット7の上側の壁面10に据え付けるようにして施工される化粧パネル9の下端部が差し込まれている。化粧パネル9の下端部は、化粧横材72の押さえ片77によって壁面10に押え込まれている。
なお、化粧パネル9の下端部は、壁面10に巾木ユニット7を組み立てた後、差し込み溝78に上方から差し込むことで、簡単に壁面10に押え込むことができる。化粧パネル9下端部の差し込み溝78への差し込みは、圧入であることがことが好ましく、これにより、差し込み後、壁面10に対する押え込み状態が安定を確保できる。
【0036】
図2、図14に示すように、上見切ユニット8は、壁面10に横方向に延在させて固定される長尺プレート状の取り付け部品81と、この取り付け部品81に係合してその外面81a側に組み付けることで横方向に延在配置される長尺プレート状の化粧横材82(上見切)とを有し、前記取り付け部品81から下方に突出されている押さえ片83によって、化粧パネル9の上端部を壁面10に押え込んでいる。
【0037】
前記取り付け部品81は、具体的には金属薄板を加工したものであり、該取り付け部品81の断面長手方向(図2上下。長手方向に直交する方向)中央部に形成され取り付け部品81の長手方向全長にわたって延在されている固定板部84を釘やビス等の固定部品(図示略)によって壁面10に固定することで、壁面10に固定される。図14に示す固定板部84には、固定部品としての釘やビスの打ち込み用の穴81dが貫通されている。化粧横材82は、合成樹脂によって形成された一体成形品であり、長尺プレート状の化粧材本体部86の壁面10側に向けられる裏面86a側の上端部(図2上端)に突設された突壁86bにその下面86c側から切り込まれた嵌合溝86dを、壁面10に固定された取り付け部品81の上端部(図2上側)にその全長にわたって形成された係止片85に嵌合させることで前記取り付け部品81に対して組み付けられる。前記係止片85は、取り付け部品81の固定板部84から上側の部分を取り付け部品81の外面81a側に立ち上げた立ち上げ部81bからほぼ直角に屈曲されて上方へ延出された部分であり、前記化粧横材82は前記係止片85に上側から前記突壁86bの嵌合溝86dを嵌合することで、前記取り付け部品81に簡単に組み付けられる。また、取り付け部品81に組み付けられた化粧横材82は、前記押さえ片83を含んで取り付け部品81全体を覆うようになっている。
前記押さえ片83は、取り付け部品81の固定板部84から下側の部分を取り付け部品81の外面81a側に立ち上げた立ち上げ部81cからほぼ直角に屈曲されて下方へ延出された部分であり、壁面10に据え付けられた化粧パネル9の上端を壁面10に押さえ込んでいる。
【0038】
図1〜図3に示すように、巾木ユニット7や上見切ユニット8の取り付け部品71、81及び化粧横材72、82の長さは適宜調整され、出隅10aや入り隅10bでは、化粧横材82同士が極力隙間無く接合されるようにする。但し、専用の接続ユニットを用いて、化粧横材72同士、化粧横材82同士を接続し、出隅10aや入り隅10bでの各部材の納まり、見栄えを良好にすることがより適切である。
【0039】
図18に示すように、出隅10aにおいては、巾木ユニット7の化粧横材72同士を接続する横材接続ユニット(出隅ユニット)の化粧縦材102と、この化粧縦材102の上側にて、出隅10aの両側の壁面10にそれぞれ配置された化粧パネル9間を接続する出隅ユニット5の化粧縦材52とが、上下に略隙間無く近接配置され、上下にほぼ連続する意匠面を形成しており、優れた美観が得られている。また、図示を略すが、出隅10aを介して左右両側の上見切ユニット8の化粧横材82間の接続にも、前記横材接続ユニットが適用されており、この横材接続ユニットの化粧縦材102も、その下側の出隅ユニット5の化粧縦材52と上下に略隙間無く近接配置され、上下にほぼ連続する意匠面を形成しており、優れた美観が得られている。
【0040】
横並びに隣り合う化粧パネル9間に配置された接続ユニット4、5、6や両縦枠ユニット2、3の化粧縦材22、42、52、62は、いずれも、長手方向に直交する断面長手方向を壁面10の横方向にほぼ一致させて、巾木ユニット7の化粧横材72と上見切ユニット8の化粧横材82との間で上下に延在配置されており、上下の化粧横材72、82との間に隙間等を生じること無く、これら化粧横材72、82とほぼ連続する意匠面を形成している。また、各化粧縦材22、42、52、62や化粧横材72、82は、いずれも化粧パネル9の端部に若干ラップして、化粧パネル9との間に隙間が生じないようになっており、パネル施工領域11に施工された複数枚の化粧パネル9と連続した意匠面を形成するため、化粧壁体1では優れた美観が得られる。
【0041】
図1から図3に示す化粧壁体1を施工するには、まず、巾木ユニット7と一方の縦枠ユニット2とを組み立て、縦枠ユニット2の施工位置に隣接する壁面10位置(開始位置)に配置しておいた化粧パネル9の一側部を壁面10に固定し、以下、接続ユニット4、5、6によって化粧パネル9間を接続しつつ、化粧パネル9の施工を他方の縦枠ユニット3に向かって順次進め、他方の縦枠ユニット3によって壁面10に押え込まれる化粧パネル9の施工を完了した後、他方の縦枠ユニット3と上見切ユニット8とを組み立てる。
【0042】
図1等では図示を略しているが、図2等に示すように、一方の縦枠ユニット2と出隅ユニット5との間では、接続ユニット4を介して接続した複数枚の化粧パネル9が壁面10に組み付けられている。出隅ユニット5と入り隅ユニット6との間、入り隅ユニット6と他方の縦枠ユニット3との間でも同様に、化粧パネル9や接続ユニット4が複数存在している。
【0043】
図15(a)〜(d)は、一方の縦枠ユニット2側から出隅ユニット5に向けて、複数枚の化粧パネル9を接続ユニット4を用いて順次施工していく手順(化粧パネルの施工方法)を示す。
図15(a)は、縦枠ユニット2によって一側部が壁面10に押え込まれた化粧パネル9(この化粧パネル9の位置が開始位置)の他側部に合わせて、接続ユニット4の取り付け部品41を壁面10に固定し、この取り付け部品41の押さえ片43によって前記化粧パネル9の他側部を壁面10に押え込んだ(取り付け部品固定工程)状態を示す。次いで、図15(b)に示すように、取り付け部品41の外面41a側に化粧縦材42を組み付けて接続ユニット4を完成(化粧縦材施工工程)した後、図15(c)に示すように、化粧縦材42から出隅ユニット5側に向けて突出されている押さえ片44と壁面10との間の隙間に、出隅ユニット5側から化粧パネル9を差し込み、この化粧パネル9の一側部を前記押さえ片44によって壁面10に押え込む(パネル差し込み工程)。以下、取り付け部品固定工程と、化粧縦材施工工程と、パネル差し込み工程とを、この順で繰り返し行うことで、複数枚の化粧パネル9を接続ユニット4で接続しつつ、出隅ユニット5に向かって順次施工できる(出隅ユニット5に対して縦枠ユニット2側に隣接する化粧パネル9の施工位置が終了位置)。
【0044】
この化粧パネルの施工方法によれば、接続ユニット4を構成する取り付け部品41と化粧縦材42のうち、取り付け部品41を先行して壁面10に固定して、壁面10に配置した化粧パネル9の終了位置側の端部、つまり、出隅ユニット5側の端部を壁面10に押え込んだ後、この取り付け部品41に化粧縦材42を組み付けるので、壁面10への取り付け部品41の固定作業、この取り付け部品41の押さえ片43によって化粧パネル9の端部を壁面10へ押え込む作業を、化粧縦材42と干渉すること無く、非常に効率良く行える。
【0045】
前述の終了位置の化粧パネル9を壁面10に配置したら、壁面10の出隅10a(図1参照)を介して縦枠ユニット3側の壁面10にも出隅ユニット5に隣接する位置の化粧パネル9を配置した後、出隅ユニット5を組み立てて、この出隅ユニット5の取り付け部品51の対向する両側の押さえ片53b、54bによって、出隅ユニット5の対向する両側の化粧ユニット9をそれぞれ壁面10に押え込む。
【0046】
入り隅ユニット6の施工では、該入り隅ユニット6に対して縦枠ユニット2側に隣接する化粧パネル9が壁面10に配置された後、まず、取り付け部品61を壁面10に固定することで、この取り付け部品61の押さえ片63aによって縦枠ユニット2側の化粧パネル9を壁面10に押え込む。次に、この取り付け部品61に化粧縦材62を組み付けることで入り隅ユニット6を組み立てる。次に、この化粧縦材62から縦枠ユニット3側に突出されている押さえ片66aと壁面10との間の隙間に縦枠ユニット3側から化粧パネル9を差し込む。これにより、この化粧パネル9の入り隅ユニット6に隣接する側の端部が前記押さえ片66aによって壁面10に押え込まれる。
この入り隅ユニット6の施工方法でも、壁面10への取り付け部品61の固定による化粧パネル9の壁面10への押え込みを先行して行った後、取り付け部品61に化粧縦材62を組み付けるので、壁面10への取り付け部品61の固定作業、取り付け部品61の押さえ片63aによる化粧パネル9の壁面10への押え込みを、化粧縦材62と干渉することなく、非常に効率良く行うことができる。
【0047】
縦枠ユニット2側から縦枠ユニット3側への化粧パネル9の施工によって、縦枠ユニット3に対して縦枠ユニット2側に隣接する化粧パネル9が壁面10に配置され、この化粧パネル9の縦枠ユニット2側の端部が接続ユニットによって壁面10に押え込まれたなら、まず、前記縦枠ユニット3の取り付け部品21を壁面10に固定して、この取り付け部品21から突出されている押さえ片24によって前記化粧パネル9の縦枠ユニット3側の端部を壁面10に押え込み、次いで、前記取り付け部品21に化粧縦材22を組み付けて縦枠ユニット3を組み立てる。
【0048】
なお、両縦枠ユニット2、3間に施工される化粧パネル9は、全て、巾木ユニット7の化粧横材72(巾木)と壁面10との間の差し込み溝78(図2参照)に下端部を上方から差し込んで、壁面10を覆うようにして据え付けられる。したがって、化粧パネル9は、壁面10の横方向に沿った左右両端の内の縦枠ユニット2側の端部のみが壁面10に押え込まれた状態(例えば図15(c)の状態)であっても、壁面10に対する配置状態が比較的安定であり、例えば、縦枠ユニット3側の端部を壁面10に押え込む作業等の作業性を向上できるといった利点がある。
また、各縦枠ユニット2、3は、いずれも、壁面10への取り付け部品21の固定による化粧パネル9の壁面10への押え込みを先行して行った後、取り付け部品21に化粧縦材22を組み付けるので、壁面10への取り付け部品21の固定作業、取り付け部品21の押さえ片24によって化粧パネル9を壁面10に押え込む作業を、化粧縦材22と干渉することなく、非常に効率良く行うことができる。
縦枠ユニット2、3間に存在する全ての接続ユニット4、5、6は、壁面10に固定した取り付け部品に対して、長尺プレート状の化粧縦材を横方向のスライド移動によって係合させて、組み立てられるようになっている。
【0049】
縦枠ユニット3の組み立てが完了したら、上見切ユニット8の取り付け部品81を壁面10に固定して、この取り付け部品81から突出されている押さえ片83によって、縦枠ユニット2、3間に施工された各化粧パネル9の上端部を壁面10に押え込む。次いで、取り付け部品81に対して化粧横材82を組み付け、上見切ユニット8を組み立てる。上見切ユニット8の組み立てが完了することで、化粧壁体1全体が完成する。
上見切ユニット8の施工方法でも、壁面10への取り付け部品81の固定による化粧パネル9上端部の壁面10への押え込みを先行して行った後、取り付け部品81に化粧横材82を組み付けるので、壁面10への取り付け部品81の固定作業、取り付け部品81の押さえ片83による化粧パネル9の壁面10への押え込みを、化粧横材82と干渉することなく、非常に効率良く行うことができる。
【0050】
(中見切ユニットを用いた実施の形態)
図16、図17は、壁面10の横方向に沿って延在する中見切ユニット14の上下に、複数枚の化粧パネル9が接続ユニットを介して接続されて横並びに配列されている構成の化粧壁体を示す図であって、図16は前記化粧壁体140を示す断面図、図17は、図16の中見切ユニット14近傍を示す拡大図である。
前記中見切ユニット14は、巾木ユニット7と上見切ユニット8との間に配置されており、前記壁面10に横方向に延在させて固定された長尺プレート状の取り付け部品141と、この取り付け部品141に嵌合してその外面141a側に組み付けることで横方向に延在配置された長尺プレート状の化粧横材142(中見切)とを有し、前記取り付け部品141から下方に突出された押さえ片143によって、該中見切ユニット14の下側に配置されている化粧パネル9の上端部を壁面10に押え込み、前記化粧横材142から上方に突出された押さえ片144によって、該中見切ユニット14の上側に配置されている化粧パネル9の下端部を壁面10に押え込んでいる。
【0051】
取り付け部品141は、壁面10に固定される長尺プレート状の固定板部145と、この固定板部145の断面長手方向一端部から外面141a側に立ち上げられた係止片146と、固定板部145の断面長手方向他端部から立ち上げて、前記係止片146に対する逆側に延出された前記押さえ片143とを有しており、前記押さえ片143を下側、前記係止片146を上側として壁面10に固定される。
【0052】
化粧横材142は、合成樹脂から形成された一体成形品であり、長尺プレート状の化粧材本体部147と、この化粧材本体部147から前記化粧横材142の前記取り付け部品141に対する装着面142a側に突出された複数の突壁148、149、150と、前記化粧材本体部147の断面長手方向一端部から突出された前記押さえ片144とを有しており、前記押さえ片144を上側として、装着面142aを取り付け部品141に向けて押し込むことで、前記突壁148、149を、取り付け部品141の押さえ片143の前記固定板部145からの立ち上げ部143aや係止片146に対して嵌合させる。具体的には、化粧横材142の突壁148に形成されている嵌合溝148aを前記取り付け部品141の係止片146に押し込んで嵌合させ、前記突壁148からやや離間して化粧横材142の装着面142a側に突出されている突壁149を、取り付け部品141の押さえ片143の前記立ち上げ部143aと前記係止片146との間の凹所に押し込む。突壁149は、取り付け部品141の前記立ち上げ部143aと前記係止片146との間の離間寸法141bと、化粧横材142の突壁148、149間の離間距離との関係によって、立ち上げ部144aに対して上側から圧接される。前記立ち上げ部143aや前記係止片146の表面に形成された凹凸によって、化粧横材142側の突壁148、149の前記立ち上げ部143aや前記係止片146に対する引き抜き抵抗が充分に確保されているため、化粧横材142は取り付け部品141に対してしっかりと組み付けられる。
なお、突壁148〜150は、いずれも化粧材本体部147の長手方向全長にわたって装着面142a側に突出された突条になっており、化粧横材142の補強リブ等としても機能する。
【0053】
図16に示す化粧壁体140の施工方法としては、まず、巾木ユニット7を組み立てて、化粧横材72(巾木)と壁面10との間の差し込み溝78に下端部を挿入して壁面10に押え込んだ化粧パネル9を壁面10の横方向に沿って横並びに複数枚施工して最下段の化粧壁体140aを組み立てた後、この化粧壁体140aの上部に前記中見切ユニット14の取り付け部品141を横方向に延在させて壁面10に固定することで、前記化粧壁体140aを構成する各化粧パネル9の上端部を、前記取り付け部品141の押さえ片143によって壁面10に押え込む(ここで化粧壁体140aは下段化粧壁体)。巾木ユニット7の化粧横材72と壁面10との間は、必要に応じて接着剤を用いて固定力を補強するようにしても良い。次いで、前記取り付け部品141に対して化粧横材142を組み付けて中見切ユニット14を完成し、次いで、この中見切ユニット14の上側に、複数枚の化粧パネル9を横並びに配列状態として壁面10に組み付けて構成される化粧壁体140b(ここで化粧壁体140bは上側化粧壁体)を施工する。
中見切ユニット14を構成する取り付け部品141と化粧横材142の内、取り付け部品141の壁面10への固定を先行して行うので、この取り付け部品141から突出されている押さえ片143によって下段化粧壁体140aの各化粧パネル9の上端部を壁面10に押え込む作業を、化粧横材142と干渉すること無く効率良く行えるといった利点がある。
【0054】
なお、ここで、化粧壁体140a、140bは、図1〜図3に例示したように、接続ユニット4、5、6を用いて横方向に隣り合う化粧パネル9間を接続して、接続ユニット4、5、6と複数枚の化粧パネル9とによって、連続する意匠面を形成するものである。
【0055】
中見切ユニット14を組み立てると、前記化粧横材142の上端の押さえ片144と壁面10との間に上方開口された隙間151が形成される。前記化粧壁体140bを構成する複数枚の各化粧パネル9の下端部は、前記隙間151に挿入することで壁面10に押え込まれる。つまり、中見切ユニット14の化粧横材142の押さえ片144が、上段化粧壁体140bの各化粧パネル9の下端部を壁面10に押え込む巾木として機能するため、中見切ユニット14の上側の化粧壁体140bである上段化粧壁体140bにおける化粧パネル9の施工も、最下段の化粧壁体140aと同様に容易に行える。
【0056】
図16に例示した化粧壁体140では、中見切ユニット14の下側の下段化粧壁体140aと中見切ユニット14の上側の上段化粧壁体140bの2つの化粧壁体を有する構成になっているが、中見切ユニット14の施工と、この中見切ユニット14の上側の上段化粧壁体140bの化粧パネル9の施工とを繰り返し行うことで、中見切ユニット14の化粧横材142の押さえ片144を巾木として組み立てられた化粧壁体を上下に多段に施工できる。
上段化粧壁体140b上部の中見切ユニット14上に、上段化粧壁体14を新設する場合は、新設する上段化粧壁体14に対して中見切ユニット14を介して下側に隣り合う上段化粧壁体140bが、この新設する上段化粧壁体140bに対する下段化粧壁体として機能する。最上段の化粧壁体が完成したら、上見切ユニット8を施工して、この上見切ユニット8の取り付け部品81の押さえ片83によって、最上段の化粧壁体の各化粧パネル9の上端部を壁面10に押え込む。これにより、化粧壁体140全体を完成することができる。
【0057】
この化粧壁体140では、図18に示すように、出隅10aを介して左右両側の壁面10の巾木ユニット7の化粧横材72間の接合部の他、出隅10aを介して左右両側の中見切ユニット14の化粧横材142間の接合部、出隅10aを介して左右両側の上見切ユニット8の化粧横材82間の接合部にも、横材接続ユニットが適用され、各横材接続ユニットの化粧縦材が、それぞれ、上または下に隣接する出隅ユニット5の化粧縦材52と近接配置され、ほぼ連続する意匠面を形成しているため、出隅10aには優れた美観が確保されている。
なお、中見切ユニットの具体的構成は図17に例示したものに限定されず、各種構成が採用可能であり、例えば、接続ユニット4を中見切ユニットとして転用することも可能である。
【0058】
(巾木ユニットの別態様1)
図21、図22(a)、(b)は、巾木ユニットの別態様を示す。
この巾木ユニット160は、壁面10の上下に離間した2箇所に固定された一対の取り付け部品161、162と、この取り付け部品161、162に係合してその外面側(壁面10に対する逆側)に組み付けることで壁面10に対して固定して横方向に延在配置された長尺プレート状の化粧横材163(巾木)とを有している。前記取り付け部品161、162は、図3、図13(a)、(b)等に示す取り付け部品71と同様に長尺の部材であり、それぞれ壁面10に横方向に沿って延在させて取り付けられている。化粧横材163は断面長手方向(図21上下)を壁面10の上下方向にほぼ一致させて設けられ、取り付け部品161、162を外側から覆っている。
【0059】
壁面10に対する取り付け位置が上側の取り付け部品161は、壁面10に固定された長尺プレート状の固定板部161aと、固定板部161aの上端から外面(壁面10に取り付けられる面に対する逆側の面)側に立ち上げられて上方へ突出されたL字状の係止片161bとを有している。係止片161bは、固定板部161aの長手方向全長にわたって形成されている。
下側の取り付け部品162は、壁面10に固定される長尺プレート状の固定板部162aと、固定板部162aの壁面10に固定した際の下端となる部分から外面(壁面10に取り付けられる面に対する逆側の面)側に立ち上げられて上方へ突出されたL字状の係止片162bとを有している。係止片162bは、固定板部162aの長手方向全長にわたって形成されている。
これら取り付け部品161、162は、前記固定板部161a、162aを釘やビス164等の固定部品で壁12に固定することで、所望の向きで壁面10に固定されている。
【0060】
化粧横材163は、合成樹脂によって形成された一体成形品であり、上端部の壁面10に向けられる裏面163a側には、上側の取り付け部品161を収容する凹所165が形成されている。そして、この化粧横材163は、前記凹所165から上方に向けて該化粧横材163に切り込んだ形状の嵌合溝166を、上側の取り付け部品161の係止片161bに上方から嵌合させ、下端部から上方に向けて該化粧横材163に切り込んだ形状の嵌合溝167を、下側の取り付け部品162の係止片162bに上方から嵌合させて係合することで、上下の取り付け部品161、162に対して組み付けられる。取り付け部品161、162の係止片161b、162bに形成されている凹凸が化粧横材163の嵌合溝166、167内面に圧接されることで、取り付け部品161、162に対して化粧横材163がぐらつかないようにしっかりと固定され、しかも、係止片161b、162bに対する引き抜き抵抗も充分に確保される。また、化粧横材163は、係止片161b、162bのバネ力によって壁面10に付勢されて押し付けられることで、壁面10に対する組み付け状態が非常に安定している。
【0061】
前記凹所165aや嵌合溝166、167は、化粧横材163の長手方向全長にわたって延在する溝条になっており、この巾木ユニット160は、壁面10に対して取り付け部品161、162を固定した後、この取り付け部品161、162の係止片161b、162bに化粧横材163の嵌合溝166、167を上から挿入、嵌合することで簡単に組み立てられる。必要に応じて、化粧横材163の裏面163aに接着剤163bを塗布等によって設け、この接着剤163bの接着力によって、化粧横材163の壁面10に対する固定力を増強することも可能である。
化粧横材163の裏面163aの複数箇所には、壁面10に当接される突部163cが突出されており、化粧横材163は、これら突部163c間の凹所によって、壁面10の突出部や壁面10から突出されている釘等の障害物を回避して壁面10に対する安定設置を実現できるようになっている。前記接着剤163bは、前記突部163cの壁面10に対して当接される面に設けられる。
なお、ここでは、前記突部163cも、化粧横材163の長手方向全長にわたって延在する突条状になっており、化粧横材163の強度を確保する補強リブとしての機能も果たすようになっている。
【0062】
壁面10に組み立てられた巾木ユニット160の化粧横材163の上端部に突設された押さえ片168と壁面10との間には、上方開口して化粧横材163の長手方向に沿って延在する差し込み溝169(図22(a)、(b)参照)が形成される。巾木ユニット160の上側の壁面10に据え付けるようにして施工される化粧パネル9は、その下端部を前記差し込み溝169に上方から差し込むことで、簡単に壁面10に押え込むことができる。化粧パネル9の下端部は、化粧横材163の押さえ片168によって壁面10に押え込まれる。化粧パネル9下端部の差し込み溝169への差し込みは、圧入であることが好ましく、これにより、差し込み後、壁面10に対する押え込み状態の安定を確保できる。
【0063】
図22(a)、(b)に示すように、この巾木ユニット160では、各取り付け部品161、162の係止片161b、162bの固定板部161a、162aからの立ち上げ部161c、162c間の距離H1を、化粧横材163の各嵌合溝166、167の下端(開口部の位置)間の距離H2とほぼ一致させており、しかも、各嵌合溝166、167には各係止片161b、162bの前記立ち上げ部161c、162cから上方に延びる延出部の前記立ち上げ部161c、162cからの突出長のほぼ全長を収納可能な寸法が確保されている。したがって、この巾木ユニット160では、各係止片161b、162bの嵌合溝166、167に対する嵌合が可能な範囲で、一対の取り付け部品161、162に対する化粧横材163の相対的な組み付け高さが変更可能である。
ここで、「各係止片161b、162bの嵌合溝166、167に対する嵌合が可能な範囲」とは、各係止片161b、162bの立ち上げ部161c、162cから上方に延びる延出部の少なくとも一部が嵌合溝166、167に挿入、嵌合されて、化粧横材163をぐらつくこと無く固定でき、しかも嵌合溝166、167に対する充分な引き抜き抵抗を発現できれば良く、必ずしも、各係止片161b、162bの立ち上げ部161c、162cから上方に延びる延出部の大部分が嵌合溝166、167に挿入、嵌合された状態に限定されない。
なお、説明の便宜上、図22(a)の巾木ユニット160に符号160a、図22(b)の巾木ユニット160に符号160bを付して区別する。
【0064】
図22(a)、(b)は、不陸によってΔhの高さの違いを有する床面15a、15bに沿って複数の巾木ユニット160を施工する場合であり、図22(a)の巾木ユニット160aでは、下側の取り付け部品162の係止片162bの立ち上げ部162cを高い側の床面15aにほぼ一致する高さに設定しており、図22(b)の巾木ユニット160bでは、下側の取り付け部品162の係止片162bの立ち上げ部162cを低い側の床面15bから寸法Δhだけ高い位置に設定している。いずれの巾木ユニット160a、160bでも、化粧横材163は、下側の嵌合溝167の下端よりも下方に突出された下端当接部163dを建物の床の床面(符号15a又は15b)に当接させ、床面15a、15bとの間に隙間を生じさせないようにしている。
【0065】
図22(a)、(b)では、一対の取り付け部品161、162の壁面10に対する取り付け位置の高さは一定である。つまり、図22(a)、(b)の各巾木ユニット160a、160b間で上側の取り付け部品161は水平横方向に位置しており、下側の取り付け部品162も水平横方向に位置しており、巾木ユニット160a、160b間では、一対の取り付け部品161、162に対する化粧横材163の相対的な組み付け高さのみが異なっている。具体的には、図22(b)に示す場合の方が図22(a)の場合に比べて、一対の取り付け部品161、162に対する化粧横材163の相対的な組み付け高さがΔhだけ低くなっている。
このように、複数の巾木ユニット160で、壁面10に対する取り付け部品161、162の取り付け位置(高さ)が一定である構成では、一つの巾木ユニット160について、壁面10に対する取り付け部品161、162の取り付け位置(高さ)を位置決めすることで、複数の巾木ユニット160の取り付け部品161、162についても壁面10に対する取り付け位置(高さ)を一挙に決まるため、巾木ユニット個別に各取り付け部品161、162の取り付け位置の計測等の作業を行わなくて済む利点がある。また、このような取り付け位置(高さ)の設定であれば、床からの距離(高さ)の計測に比べて、床の不陸等の影響を受けにくい等の利点もある。
【0066】
図22(a)、(b)に例示したように、不陸による床面15a、15bの高さの違いΔhが、一対の取り付け部品161、162に対する化粧横材163の相対的な組み付け高さの変更可能範囲(各係止片161b、162bの嵌合溝166、167に対する嵌合が可能な範囲)よりも小さければ、一対の取り付け部品161、162に対する化粧横材163の相対的な組み付け高さの変更によって、化粧横材163を床面15a、15bとの間に隙間を生じさせない高さで壁面10に組み付けることができ、美観を向上できる。
また、一対の取り付け部品161、162に対する化粧横材163の相対的な組み付け高さが変更可能範囲(各係止片161b、162bの嵌合溝166、167に対する嵌合が可能な範囲)内であれば、化粧横材163の下端当接部163dと床面15a、15bとの間に挟み込むようにして、スペーサ、緩衝材、止水材等の介装物を介在させることも可能である。不陸による床面15a、15bの高さの違いΔhが大きい場合は、スペーサ等の介装物を、化粧横材163の下端当接部163dと床面15a、15bとの間に挟み込むようにして介在配置することで、Δhを実質的に、一対の取り付け部品161、162に対する化粧横材163の相対的な組み付け高さが変更可能範囲に縮小することも可能である。
【0067】
(巾木ユニットの別態様2)
図23、図24(a)、(b)に示す巾木ユニット170は、壁面10に対してその横方向に沿って延在配置して固定された長尺の取り付け部品171の外面171a側に長尺プレート状の化粧横材172(巾木)を組み付けて、前記取り付け部品171に沿わせるようにして配置した構成になっている。化粧横材172は断面長手方向(図23上下)を壁面10の上下方向にほぼ一致させて設けられ、取り付け部品171全体を外側から覆う。
【0068】
取り付け部品171は、壁面10に固定される長尺プレート状の固定板部173と、この固定板部173の断面長手方向一端から外面171a側に立ち上げられるとともに断面長手方向他端に対する逆側(図24(a)、(b)中下側)に突出されたL字状の係止片174とを有し、前記係止片174の突出先端が上方を向くようにして壁面10に固定されている。係止片174は、固定板部173の長手方向全長にわたって形成されている。
この取り付け部品171は、前記固定板部173を釘やビス171b等で壁12に固定することで、所望の向きで壁面10に固定される。図24(b)に示すように、固定板部173には、釘やビス171bの打ち込み用の穴173aが、該固定板部173の長手方向の複数箇所に連設されている。
【0069】
図23に示すように、化粧横材172は、合成樹脂によって形成された一体成形品であり、壁面10に向けられる裏面172a側に形成された凹所175に前記取り付け部品171を収容するとともに、この凹所175の上部から上方に向けて該化粧横材172に切り込んだ形状の嵌合溝176を、前記取り付け部品171の係止片174に上方から嵌合させて係合して、取り付け部品171に対して組み付けられている。しかも、取り付け部品171の係止片174に形成されている凹凸が嵌合溝176内面に圧接されることで、係止片174に対して化粧横材172がぐらつかないようにしっかりと固定されている。また、嵌合溝176によって係止片174に対して係合、嵌合した化粧横材172は、係止片174のバネ力によって壁面10に付勢されている。
なお、前記凹所175や嵌合溝176は、化粧横材172の長手方向全長にわたって延在する溝条になっており、この巾木ユニット170は、壁面10に対して取り付け部品171を固定した後、この取り付け部品171の係止片174に化粧横材172を上から嵌合することで簡単に組み立てられる。
【0070】
壁面10に組み立てられた巾木ユニット170の化粧横材172の上端部に突設された押さえ片177と壁面10との間にて上方開口して化粧横材172の長手方向に沿って延在する差し込み溝178には、該巾木ユニット170の上側の壁面10に据え付けるようにして施工される化粧パネル9の下端部が差し込まれている。化粧パネル9の下端部は、化粧横材172の押さえ片177によって壁面10に押え込まれている。
なお、化粧パネル9の下端部は、壁面10に巾木ユニット170を組み立てた後、差し込み溝178に上方から差し込むことで、簡単に壁面10に押え込むことができる。化粧パネル9下端部の差し込み溝178への差し込みは、圧入であることがことが好ましく、これにより、差し込み後、壁面10に対する押え込み状態が安定を確保できる。
【0071】
(上見切ユニットの別態様)
図25、図26(a)、(b)に示すように、上見切ユニット180は、壁面10に横方向に延在させて固定される長尺プレート状の取り付け部品181と、この取り付け部品181に係合してその外面181a側に組み付けることで横方向に延在配置される長尺プレート状の化粧縦材182(上見切)とを有し、前記取り付け部品181から下方に突出されている押さえ片183によって、化粧パネル9の上端部を壁面10に押え込んでいる。
【0072】
前記取り付け部品181は、具体的には、壁面10に固定される長尺プレート状の固定板部184と、この固定板部184の断面長手方向(図25上下、図26(a)、(b)上下)の一端から外面181a側に突出された係止片185と、固定板部184の断面長手方向他端から外面181a側に立ち上げられるとともに前記固定板部184を介して前記係止片185に対する逆側へ延出されたL字状の前記押さえ片183とを有しており、前記押さえ片183を下側、前記係止片185を上側として、前記固定板部184を釘やビス184b等によって壁面10に固定することで、壁面10に固定されるようになっている。図25、図26(a)、(b)に示すように、係止片185や押さえ片183は、固定板部184の長手方向全長にわたって延在する突条状になっている。
【0073】
化粧横材182は、合成樹脂によって形成された一体成形品であり、長尺プレート状の化粧材本体部186と、この化粧材本体部186の断面長手方向(図23上下、図25上下、図26(a)、(b)上下)の複数箇所において該化粧材本体部186から、化粧横材182の前記取り付け部品181に装着される装着面182a側に突出された突壁187、188、189とを有しており、化粧材本体部186の断面長手方向一端(図25上端)から突出されている突壁187に形成されている嵌合溝187aを、取り付け部品181の係止片185に挿入、嵌合し、別の突壁188を、取り付け部品181の押さえ片183の固定板部184からの立ち上げ部183aの側面に上側から当接することで、取り付け部品181の外面181a側に組み付けられている。化粧横材182は、化粧材本体部186の断面長手方向を壁面10の上下方向にほぼ一致させて設けられ、取り付け部品181を外側から覆うようになっている。
【0074】
突壁187の嵌合溝187aを取り付け部品181の係止片185に挿入、嵌合し、突壁188を、押さえ片183の固定板部184からの立ち上げ部183aと係合片185との間に挿入すると、立ち上げ部183aと係合片185との間の離間距離181bに対する、嵌合溝187aと突壁188との間の距離の関係によって、突壁188が取り付け部品181の押さえ片183の立ち上げ部183aの側面に圧接される。したがって、前記化粧横材182は、壁面10に固定された取り付け部品181に対してその外面側から押し込むことで、取り付け部品181に対して簡単に組み付けることができる。また、取り付け部品181に装着された化粧横材182の下端から装着面182a側に突出されている突壁189は、化粧パネル9に当接されることで化粧横材182の押し込み限界を設定し、化粧横材182を所望の姿勢に維持するストッパとしての機能を果たす。
突壁187の嵌合溝187aに取り付け部品181の係止片185が挿入、嵌合されると、係止片185表面に形成されている凹凸が嵌合溝187a内面に食い込むようになり、嵌合状態が安定に確保され、充分な引き抜き抵抗が確保される。また、押さえ片183の固定板部184からの立ち上げ部183aに圧接された突壁188も、前記立ち上げ部183a側面の凹凸によって位置ずれが防止されるとともに、引き抜き抵抗が充分に確保される。
なお、前記突壁187、188、189は、化粧材本体部186の長手方向全長にわたって延在する突条状になっており、化粧横材182の補強リブ等としての機能も果たす。
【0075】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されず、各種変更が可能であることは言うまでも無い。
例えば、パネル押さえユニットとしての、縦枠ユニットや、接続ユニット(前記実施の形態の接続ユニット4、出隅ユニット5、入り隅ユニット6に相当)、上見切ユニット、中見切ユニットの具体的構成の詳細、つまり、これらパネル押さえユニットを構成する取り付け部品や化粧材(化粧縦材や化粧横材)の具体的形状等は、適宜、変更可能である。
各パネル押さえユニット(縦枠ユニット、各接続ユニット、巾木ユニット、上見切ユニット、中見切ユニット)の取り付け部品としては、金属製のものに限定されず、例えば樹脂製や、FRP(繊維強化プラスチック)製のもの等も採用可能である。
【0076】
また、請求項7、10、11記載の発明において、中見切ユニットを用いて構成した化粧壁体の、前記中見切ユニットの下側の化粧壁体(下段化粧壁体)や、上側の化粧壁体(上段化粧壁体)としては、必ずしも、接続ユニット4、5、6を用いて化粧パネル9間を接続したものである必要は無く、各種構成が採用可能である。
例えば、図19、図20に示す化粧パネル91は、あいじゃくり用の重ね部92、93が対向する両端から突出されたものであり、一方の化粧パネル91の重ね部92に他方の化粧パネル91の重ね部93を重ね合わせることで接合できる。この化粧パネル91は、接続ユニット4、5、6や、中見切ユニット14が存在しない箇所で、化粧パネル同士を接続する場合に用いられる。前記重ね部92、93は、化粧パネル91の他の部分に比べて厚さtが薄く形成されており、両重ね部92、93同士を重ね合わせると、丁度、化粧パネル91と同じ厚さ寸法の接合部94が得られる。なお、この化粧パネル91の上端部、下端部は、巾木ユニット7や上見切ユニット8や中見切ユニット14によって、化粧パネル9と同様に壁面10に押え込むことができる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜11記載の発明によれば、取り付け部品と化粧材(化粧縦材又は化粧横材)とを有するパネル押さえユニットの前記取り付け部品を先行して壁面に固定することで、この取り付け部品の押さえ片によって化粧パネルを壁面に押え込んだ後、取り付け部品の外面側に係合又は嵌合によって化粧材を組み付けるようになっている。このため、取り付け部品の押さえ片によって化粧パネルを壁面に押え込む作業を、化粧材と干渉すること無く効率良く行え、作業性、施工能率を向上できる。
特に、請求項2、4、9記載の発明では、まず、取り付け部品の壁面への固定によって、パネル押さえユニット又は接続ユニットの施工位置に対する横方向一側の化粧パネルを取り付け部品の押さえ片によって壁面に押え込んだ後、横方向他側の化粧パネルを、取り付け部品の外面側に組み付けた化粧縦材から突出されている押さえ片によって壁面に押え込むようになっている。このため、取り付け部品の押さえ片による壁面への化粧パネルの押え込みを非常に効率良く行える。
また、請求項7、10、11記載の発明では、パネル押さえユニット(以下「中見切ユニット」と称する場合がある)の施工位置に対する下側の化粧パネルの上端部を、中見切ユニットの取り付け部品の押さえ片によって壁面に押え込んだ後、前記取り付け部品の外面側に化粧横材(中見切)を組み付けるようになっているため、中見切ユニットの下側の化粧パネルの上端部を取り付け部品の押さえ片によって壁面に押え込む作業を、この中見切ユニットの化粧横材と干渉すること無く効率良く行える。
請求項3記載のパネル押さえユニットによれば、壁の出隅では、出隅の両側の壁面に配置された化粧パネルを1部材によって一括して押え込むようになっている。このため、各化粧パネルや化粧縦材の納まりを良好することができ、しかも、優れた美観を容易に得ることができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態の化粧壁体を示す平断面図である。
【図2】 図1の化粧壁体を示す側断面図である。
【図3】 図3の化粧壁体を示す正面図である。
【図4】 図1の化粧壁体の縦枠ユニット近傍を示す平断面図である。
【図5】 図4の縦枠ユニットを構成する取り付け部品を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図6】 図1の化粧壁体の接続ユニット近傍を示す平断面図である。
【図7】 図6の接続ユニットの取り付け部品を示す側面図である。
【図8】 図6の接続ユニットの取り付け部品の壁面に対する固定状態を示す斜視図である。
【図9】 図1の化粧壁体の出隅ユニット近傍を示す平断面図である。
【図10】 図9の出隅ユニットの取り付け部品を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図11】 図1の化粧壁体の入り隅ユニット近傍を示す平断面図である。
【図12】 図11の入り隅ユニットの取り付け部品を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図13】 図1の化粧壁体の巾木ユニットの取り付け部品を示す側面図である。
【図14】 上見切ユニットの取り付け部品を示す側面図である。
【図15】 (a)〜(d)は、図6の接続ユニットを用いた化粧パネルの施工手順を示す図である。
【図16】 中見切ユニットを適用した化粧壁体を示す側断面図である。
【図17】 図16の化粧壁体の中見切ユニット近傍を示す断面図である。
【図18】 図1、図16の化粧壁体の壁の出隅の両側の巾木ユニットの化粧横材(巾木)同士を接続する接続ユニットの化粧縦材と、出隅ユニットの化粧縦材との関係を示す斜視図である。
【図19】 あいじゃくり接合用の化粧パネルを示す断面図である。
【図20】 図19の化粧パネル同士の横方向の接合部分を示す断面図である。
【図21】 別態様の巾木ユニットを示す分解断面図である。
【図22】 図21の巾木ユニットを示す断面図であって、(a)は下側の取り付け部品の係止片の立ち上げ部を床面の高さに設定した場合、(b)は下側の取り付け部品の係止片の立ち上げ部よりも床面が若干低い場合を示す。
【図23】 別態様の巾木ユニットを示す側断面図である。
【図24】 (a)は図23の化粧壁体の巾木ユニットの取り付け部品を示す側面図、(b)は(a)の取り付け部品の壁面に対する固定状態を示す斜視図である。
【図25】 図23の化粧壁体の上見切ユニットを示す断面図である。
【図26】 (a)は図25の上見切ユニットの取り付け部品を示す側面図、(b)は(a)の取り付け部品の壁面に対する固定状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…化粧壁体、2,3…パネル押さえユニット(縦枠ユニット)、4…パネル押さえユニット,接続ユニット、5…パネル押さえユニット,接続ユニット(出隅ユニット)、6…パネル押さえユニット,接続ユニット(入り隅ユニット)、7…パネル押さえユニット(巾木ユニット)、8…パネル押さえユニット(上見切ユニット)、9…化粧パネル、10…壁面、10a…出隅、10b…入り隅、11…パネル施工領域、12…壁、14…パネル押さえユニット(中見切ユニット)、21…取り付け部品、21a…取り付け部品の外面、22…化粧縦材、24…取り付け部品の押さえ片、41…取り付け部品、41a…取り付け部品の外面、42…化粧縦材、43…取り付け部品の押さえ片、44…化粧縦材の押さえ片、51…取り付け部品、51a…取り付け部品の外面、51b…屈曲部、52…化粧縦材、53,54…固定板部、53b,54b…取り付け部品の押さえ片、61…取り付け部品、61a…取り付け部品の外面、61b…屈曲部、62…化粧縦材、63,64…固定板部、63a…取り付け部品の押さえ片、66a…化粧縦材の押さえ片、71…取り付け部品、71a…取り付け部品の外面、72…化粧横材,巾木、77…取り付け部品の押さえ片、81…取り付け部品、81a…取り付け部品の外面、82…化粧横材,上見切、83…取り付け部品の押さえ片、140…化粧壁体、140a…下段化粧壁体、140b…上段化粧壁体、141…取り付け部品、141a…取り付け部品の外面、142…化粧横材、143…取り付け部品の押さえ片、144…化粧横材の押さえ片、160,160a,160b…パネル押さえユニット(巾木ユニット)、161,162…取り付け部品、163…化粧横材,巾木、168…押さえ片、170…パネル押さえユニット(巾木ユニット)、171…取り付け部品、171a…取り付け部品の外面、172…化粧横材,巾木、177…取り付け部品の押さえ片、180…パネル押さえユニット(上見切ユニット)、181…取り付け部品、181a…取り付け部品の外面、182…化粧横材,上見切、183…取り付け部品の押さえ片。

Claims (10)

  1. 壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体の横方向端部に上下に延在して組み立てられて、横並びの配列の端部に位置する化粧パネルを前記壁面に押え込むパネル押さえユニットであって、
    前記壁面に固定される取り付け部品と、
    係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される長尺プレート状の化粧縦材とを有し、
    前記取り付け部品において、前記壁面の横方向における一端部から、前記化粧パネルを壁面に押え込む押さえ片が突出され、
    前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とするパネル押さえユニット。
  2. 壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体の隣り合う化粧パネル間に上下に延在して組み立てられるパネル押さえユニットであって、
    前記壁面に固定される取り付け部品と、
    係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される長尺プレート状の化粧縦材とを有し、
    前記取り付け部品から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う化粧パネルの一方を前記壁面に押え込む第一の押さえ片が突出され、
    前記化粧縦材から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う他方の化粧パネルを前記壁面に押え込む第二の押さえ片が突出され、
    前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とするパネル押さえユニット。
  3. 壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体において、壁の出隅に設けられて、この出隅の両側の前記壁面に対して化粧パネルを押え込むパネル押さえユニットであって、
    前記出隅の壁面に固定されるL字プレート状の取り付け部品と、
    係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される断面L字形の長尺な化粧縦材とを有し、
    前記取り付け部品において、前記L字の屈曲部を介して両側に延びる各固定板部の先端から、前記化粧パネルを壁面に押え込む押さえ片がそれぞれ突出され、
    前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とするパネル押さえユニット。
  4. 壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体において、壁の入り隅に設けられて、この入り隅の両側の前記壁面に対して化粧パネルを押え込むパネル押さえユニットであって、
    前記入り隅の壁面に固定されるL字プレート状の取り付け部品と、
    係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下に延在配置される断面L字形の長尺な化粧縦材とを有し、
    前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられ、
    前記取り付け部品において、前記L字の屈曲部を介して両側に延びる一対の固定板部の内の一方の先端から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う化粧パネルの一方を壁面に押え込む第一の押さえ片が突出され、
    前記化粧縦材から、前記取り付け部品を挟んで隣り合う化粧パネルの他方を壁面に押え込む第二の押さえ片が突出されていることを特徴とするパネル押さえユニット。
  5. 壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される化粧壁体の各化粧パネルの上端部を前記壁面に対して押え込むパネル押さえユニットであって、
    前記壁面に横方向に延在させて固定される長尺プレート状の取り付け部品と、
    係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて横方向に延在配置される長尺プレート状の化粧横材とを有し、
    前記取り付け部品から、該取り付け部品の下側に配置されている前記化粧パネルの上端部を壁面に押え込む押さえ片が突出され、
    前記化粧横材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とするパネル押さえユニット。
  6. 壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される下段化粧壁体と、前記下段化粧壁体の上側にて壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成される上段化粧壁体との間にて横方向に延在させて前記壁面に取り付けられることで、上下の化粧壁体間の中見切を構成するパネル押さえユニットであって、
    前記壁面に横方向に延在させて固定される長尺プレート状の取り付け部品と、
    係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて横方向に延在配置される長尺プレート状の化粧横材とを有し、
    前記取り付け部品から、前記下段化粧壁体の化粧パネルの上端部を壁面に押え込む第一の押さえ片が突出され、
    前記化粧横材から、前記上段化粧壁体の化粧パネルの下端部を壁面に押え込む第二の押さえ片が突出され、
    前記化粧横材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とするパネル押さえユニット。
  7. 壁面に沿って複数枚の化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構成された化粧壁体であって、
    前記壁面の横方向に離間された2箇所にて上下方向に延在して設けられた縦枠ユニットと、
    前記縦枠ユニット間にて前記壁面に沿って横並びに配列された複数枚の化粧パネルと、
    前記化粧パネル間にて上下に延在して設けられた接続ユニットと、
    を有し、
    前記接続ユニットは、
    前記壁面に固定された取り付け部品と、
    係合又は嵌合により前記取り付け部品の外面側に組み付けられて上下方向に延在配置された長尺プレート状の化粧縦材とを有し、
    前記化粧縦材は、前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられ、
    前記取り付け部品から一方の前記縦枠ユニットに向けて突出された第一の押さえ片によって、前記取り付け部品を挟んで隣り合う一方の前記化粧パネルの端部を前記壁面に押え込むとともに、前記化粧縦材から他方の前記縦枠ユニットに向けて突出された第二の押さえ片によって、前記取り付け部品を挟んで隣り合う他方の前記化粧パネルの端部を前記壁面に押え込んでいることを特徴とする化粧壁体。
  8. 請求項2又は4記載のパネル押さえユニットを用いて、複数枚の化粧パネルを壁面の横方向に接続しつつ、前記壁面の横方向に延在するパネル施工領域の延在方向一端である開始位置から延在方向他端である終了位置に向かって横並びに配列する化粧パネルの施工方法であって、
    前記壁面に前記取り付け部品を固定して、前記壁面に配置されている化粧パネルの前記終了位置側の端部を前記第一の押さえ片によって前記壁面に押え込む工程と、
    前記化粧縦材を前記取り付け部品に係合又は嵌合させて前記取り付け部品を完全に被覆するようにその外面側に組み付けて、前記取り付け部品によって前記壁面に押え込まれた化粧パネルと前記取り付け部品を挟んで隣り合う位置に配置された化粧パネルの前記開始位置側の端部を前記第二の押さえ片によって前記壁面に押え込む工程と、
    を備えることを特徴とする化粧パネルの施工方法。
  9. 壁面に横方向に延在された巾木と、この巾木よりも上方にて前記壁面に横方向に延在された上見切との間に、横方向に延在する請求項6記載のパネル押さえユニットが1又は上下に複数設けられ、前記パネル押さえユニットの上下にそれぞれ複数枚の化粧パネルが横並びに配列状態に設けられている化粧壁体であって、
    前記取り付け部品から下方に突出された前記第一の押さえ片によって、前記パネル押さえユニットの下側の前記化粧パネルの上端部が前記壁面に押え込まれ、
    前記化粧横材から上方に突出された前記第二の押さえ片によって、前記パネル押さえユニットの上側の前記化粧パネルの下端部が前記壁面に押え込まれており、
    前記化粧横材が前記取り付け部品を完全に被覆するように組み付けられていることを特徴とする化粧壁体。
  10. 請求項6記載のパネル押さえユニットを用いた化粧壁体の施工方法であって、
    前記壁面に沿って複数枚の前記化粧パネルを横並びに配列状態に組み付けて構築された化粧壁体の上側に前記取り付け部品を横方向に延在させて、前記第一の押さえ片によって前記化粧壁体の各化粧パネルの上端部を前記壁面に押え込む工程と、
    前記化粧横材を前記取り付け部品に係合又は嵌合させて前記取り付け部品を完全に被覆するようにその外面側に組み付けるとともに、前記第一の押さえ片によって前記壁面に押え込まれた化粧パネルの上側に配置された化粧パネルの下端部を前記第二の押さえ片によって前記壁面に押え込む工程と、
    を備えることを特徴とする化粧パネルの施工方法。
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