JP4402929B2 - 鋼製大引用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、家屋等の床下に配置された鋼製の大引の端部開口に装着するキャップに関するものである。
住宅等の床構造として、基礎部分から起立させたターンバックル式等の束の上に鋼製大引を支持し、さらにその上に根太を固定して当該根太に床板が張られている。
特開2002−294981号公報
例えば、住宅の床下収納庫のように、床下に設置されるものの付近では、大引の端部開口と設置されるものとが非常に接近する場合がある。鋼製の大引を用いた場合には、大引の端部開口の部分が露出していると、木製のものに比べて危険なことがある。
本発明は、簡単かつ確実に取り付けることができ、安全を確保することのできる鋼製大引用キャップの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の鋼製大引用キャップは、鋼板製の大引の端部開口に装着する鋼製大引用キャップであって、上記大引は、その下側板に大引の長手方向に延びる開口部が形成され、上記開口部を挟んで対向する両側に、開口端部を内向きに屈曲することにより上板部が設けられ、上記上板部と、当該上板部に連続している上記開口部の内板と、上記内板に連続している下側板と、当該下側板に連続している横側板とにより挿入部が形成され、一方、合成樹脂製のキャップ本体が、表板と、上記表板の周縁に設けられた外壁板と、キャップ本体の左右両側部において上記外壁板と溝部を形成する間隔を隔てて対向した状態で表板と一体化された内壁板と、上記内壁板の一部から中央側に延びる受止片とによって形成され、上記受止片と上記外壁板との間に受入空間部が形成され、上記キャップ本体は、上記大引の横側板の端部が上記溝部に相対的にはまり込むのと同時に、上記挿入部が上記受入空間部内に相対的に挿入されるように、挿入部の高さと受入空間部の空間高さが設定され、上記大引の横側板がはめ込まれる上記溝部の底部に、大引の横側板が上記底部に対して底突きをしないようにする突起が設けられていることを要旨とする。
すなわち、本発明の鋼製大引用キャップは、上記大引が、その下側板に大引の長手方向に延びる開口部が形成され、上記開口部を挟んで対向する両側に、開口端部を内向きに屈曲することにより上板部が設けられ、上記上板部と、当該上板部に連続している上記開口部の内板と、上記内板に連続している下側板と、当該下側板に連続している横側板とにより挿入部が形成され、一方、合成樹脂製のキャップ本体が、表板と、上記表板の周縁に設けられた外壁板と、キャップ本体の左右両側部において上記外壁板と溝部を形成する間隔を隔てて対向した状態で表板と一体化された内壁板と、上記内壁板の一部から中央側に延びる受止片とによって形成され、上記受止片と上記外壁板との間に受入空間部が形成され、上記キャップ本体は、上記大引の横側板の端部が上記溝部に相対的にはまり込むのと同時に、上記挿入部が上記受入空間部内に相対的に挿入されるように、挿入部の高さと受入空間部の空間高さが設定され、上記大引の横側板がはめ込まれる上記溝部の底部に、大引の横側板が上記底部に対して底突きをしないようにする突起が設けられている。
このため、上記キャップ本体は、大引の横側板の端部が上記溝部に相対的にはまり込むのと同時に、上記挿入部が上記受入空間部内に相対的に挿入されるように、挿入部の高さと受入空間部の空間高さが設定されているので、キャップ本体は、左右方向の移動に対しては、上記溝部への横側板のはまり込みで規制され、上下方向の移動に対しては、上記受入空間部への挿入部のはまり込みで規制される。このようにして大引の端部開口に取り付けられたキャップ本体は、左右上下の両方向に対する移動が規制されて、確実な端部開口の封止が可能となる。また、上記のようなキャップ状態では、上記外壁板が大引の横側板と下側板の端部外側面を連続的に覆うので、上記端部開口も上記表板で覆い隠され、外観的なカバー部品として好適である。
また、大引の横側板がはめ込まれる上記溝部の底部に、大引の横側板が上記底部に対して底突きをしないようにする突起が設けられているため、大引の横側板が上記底部に対して底突きをすることによって溝部の開放部が開くのを防止して、横側板を溝部で挟みつける力を高めることができる。また、大引の横側板が上記突起に突き当たるので、突起の高さに相当する細長い空間が溝部の底部に形成される。このような空間が接着剤を併用するときの接着剤の保持空間とされ、所定量の接着剤が確保されて、接着が確実になされる。
大引とキャップ本体は、大引の横側板のキャップ本体の溝部に対するはまり込みと、大引の挿入部のキャップ本体の受入空間部に対するはまり込みにより、相対位置が正確に設定され、しかも大引に対するキャップ本体の取り付け強度を高めるのに好適である。そして、上記開口部をそのまま存在させて、この開口部を利用して束の配置位置を自由に選定し、同時に開口部の両側に挿入部が形成され、この挿入部が上記受入空間部に挿入される。したがって、束と大引との結合性を配慮して決められた大引の断面形状を利用してキャップ本体を装着することができ、大引の機能に影響を及ぼすことなくキャップ本体の装着ができる。
さらに、上記溝部は、上記表板の周縁に設けられた外壁板と、キャップ本体の左右両側部において上記外壁板と溝部を形成する間隔を隔てて対向した状態で表板と一体に成形された内壁板とによって構成されており、しかも、上記受止片は内壁板の一部を中央側に延ばした構造とされているので、溝部と受止片とが簡単な連続性のある構造物として配置できる。また、上記溝部や受止片は、表板の背後に配置することができるので、大引の端部開口はもちろんのこと、溝部や受止片も表板で隠蔽されるので、外観を向上させるキャップ部品として有効な機能が果たされる。さらに、大引の端部開口全体を上記のようなキャップで覆うこともできるので、床下の複数箇所に存在している大引の端部開口を封止して、床下での作業の安全性を確保することができる。
本発明の鋼製大引用キャップにおいて、上記受止片が、上記内壁板および表板と一体である場合には、受止片の剛性が向上し、受止片に挿入部の上板部が強く当っても撓むようなことがなく、キャップ本体と大引との一体性が確実になされる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
以下の説明では、大引の下側板に大引の長手方向に延びる開口部が形成され、上記開口部を挟んで対向する両側に、開口端部を内向きに屈曲することにより上板部が設けられ、上記上板部と、当該上板部に連続している上記開口部の内板と、上記内板に連続している下側板と、当該下側板に連続している横側板とにより挿入部が形成され、一方、合成樹脂製のキャップ本体が、表板と、上記表板の周縁に設けられた外壁板と、キャップ本体の左右両側部において上記外壁板と溝部を形成する間隔を隔てて対向した状態で表板と一体化された内壁板と、上記内壁板の一部から中央側に延びる受止片とによって形成され、上記受止片と上記外壁板との間に受入空間部が形成され、上記キャップ本体は、上記大引の横側板の端部が上記溝部に相対的にはまり込むのと同時に、上記挿入部が上記受入空間部内に相対的に挿入されるように、挿入部の高さと受入空間部の空間高さが設定されている。
図1は、本発明が適用される箇所の一例を示すものである。この例は、台所等に設けられる床下収納ボックスの部分である。鋼板製の大引1は基礎部分2から起立させたターンバックル式の束3で支持され、上記大引1の上に根太4が平行に取付けられ、この根太4の上に床板5がはり付けてある。上記大引1の下側には大引1の長手方向に沿って開口部(後述する)が設けられ、ここにはめ込まれる結合部材3Aを開口部に沿って、すなわち図1の左右方向に移動させて、束3が大引1を支持する位置を選定できるようになっている。床下に配置された収納ボックス6に収納物を出し入れするために、床板5に開口部7が設けられ、その内側に枠材8が配置されている。開閉蓋9はこの枠材8の内側にはまり込むようになっている。
上記枠材8の下側に大引1の端部開口10が露出するので、この露出部分をキャップ本体11で覆うように構成されている。
図2〜図15は、本発明の鋼製大引用キャップの一実施例を示す。
まず最初に、主として大引1の構造を説明する。
図2は、図3に示されたキャップ本体11が大引1の端部開口10に装着されている状態を示す斜視図である。大引1は、鋼板をプレス成形またはロール成形することにより、断面形状が四角くて中空状に成形された長尺な強度部材である。四角い断面形状は、上側板12,左右両側の横側板13,下側板14によって形成されている。
上記下側板14の中央部には、大引1の長手方向に沿って開口部15が設けられている。このように連続した開口部15が配置されているのは、上記束3と大引1との結合箇所を自由に選定できるようにするためである。すなわち、図1に示した結合部材3Aを開口部15に沿って移動させることにより、束3の大引1に対する支持位置が選定される。
上記開口部15を挟んで対抗する両側に挿入部20が形成されている。上記挿入部20を形成するために、開口端部17を内向きに屈曲している。すなわち、このような屈曲により上板部19が設けられ、上記上板部19と、上記上板部19に連続している上記開口部15の内板16と、上記内板16に連続している下側板14と、上記下側板14に連続している横側板13とにより挿入部20が構成されている。そして、図5に示すように、寸法H1は、挿入部20の高さである。なお、この例では、内板16は束3との結合性を考慮した傾斜部とされている。
つぎに、鋼製大引用キャップすなわちキャップ本体11の構造を説明する。
キャップ本体11は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料をインジェクション成形によって製作したもので、キャップ本体11の隠蔽機能を果たす表板21は、略長方形の平坦な板状部材とされている。上記表板21の左右両横側の縁部21Aと下側の縁部21Bに沿って、外壁板22が表板21と垂直になる方向に起立した状態で形成されている。また、表板21の左右両横側において、上記外壁板22と対向し、しかも外壁板22との間に所定の間隔をおいて内壁板23が表板21と垂直になる方向に起立した状態で形成されている。このように、表板21の左右両横側において、表板21から起立した外壁板22と内壁板23によって溝部24が構成されている。
上記溝部24内には、大引1の横側板13の端部がはめ込まれるので、溝部24の溝幅は横側板13の厚さよりもやや小さな寸法とされ、溝部24内に横側部13がはめ込まれたときに、横側板13が外壁板22と内壁板23によって弾性的に保持されるようにしてある。あるいは、上記溝幅を横側板13の厚さよりもやや大きく設定し、接着剤29を溝部24内に注入して、横側板13とキャップ本体11との一体化を図るようにしてもよい。さらには、上記の弾性的な挟み付けと接着剤を併用してもよい。
上記内壁板23の一部から表板21の幅方向の中央側に延びた状態で受止片25が形成されている。上記受止片25の形状は種々なものが採用できるが、この例では、内壁板23と同様な平たい板状の部材である。受止片25は、内壁板23の下端部から直角に屈曲した状態で配置され、合成樹脂成形時に内壁板23と表板21に一体化されている。また、各受止片25の左右方向の長さは、上板部19を確実に受けとめることのできる長さとされている。受止片25にはその剛性を高めるために、補強リブ26が受止片25の上面側に設けられている。
上記受止片25と外壁板22とは略平行な位置関係で配置してあり、受止片25と外壁板22との間の空間が受入空間部27とされている。そして、図5に示すように、寸法H2は、この受入空間部27の空間高さである。また、同様に、上記挿入部20の一部を形成する上板部19と下側板14も略平行な位置関係で配置されている。
上記挿入部20の高さH1は、受入空間部27の空間高さH2と略同じか、あるいは空間高さH2の方をわずかに大きく設定してある。上記のように、H2がH1と略同じに設定してある場合には、挿入部20が隙間のない状態で受入空間部27内に挿入される。また、H2がH1よりもわずかに大きく設定してある場合には、挿入部20の挿入が容易になる。
図6および図7に示すように、溝部24の底部24Aには突起28が設けてあり、大引1の横側板13が上記底部24Aに対して底突きをしないようにしてある。このようにするのは、底突きによって溝部24の開放部が開くのを防止して、横側板13を溝部24で挟みつける力を高めるためである。また、大引1の横側板13が上記突起28に突き当たるので、突起28の高さに相当する細長い空間30が溝部24の底部24Aに形成される。このような空間が接着剤29を併用するときの接着剤29の保持空間とされ、所定量の接着剤が確保されて、接着が確実になされる。図7に示すように、上記突起28を2つまたはそれ以上とすることにより、上記空間30の断面が均一になり、接着剤29の保持空間として好適である。
なお、前述の枠材8は、図2において2点鎖線で図示されている。このように、大引1の端部開口10は、本発明のキャップ本体11と枠材8によって閉塞されている。図1,図2に示すような位置に枠材8が配置されていない場合には、キャップ本体11を上方に大きくして、端部開口10全体を覆うようにしてもよい。
さらに、図8〜図15は鋼製大引用キャップすなわちキャップ本体11の形状を単品状態で示したもので、図8は正面図,図9は平面図,図10は右側面図,図11は左側面図,図12は背面図,図13は底面図,図14は図12のA−A断面図,図15は図12のB−B断面図である。
つぎに、キャップ本体11を大引1の端部開口10に装着する動作について説明する。
上記挿入部20を受入空間部27内に挿入することができ、それと同時に、横側板13を溝部24内にはめ込むことができる位置にキャップ本体11をセットする。その後、キャップ本体11を大引1の長手方向に押し込むと、挿入部20が相対的に受入空間部27内に進入し、同時に溝部24内に横側板13がはまり込む。
上記の装着動作において、横側部13が溝部24内で外壁板22と内壁板23で弾性的に強く圧迫され、しかも挿入部20が隙間なく受入空間部27内に進入している場合には、このキャップ本体11の溝部24と受入空間部27における摩擦力で、キャップ本体11が大引1の端部開口10にしっかりと装着される。また、上記のような摩擦力が得られないような溝部24の溝幅であったり、受入空間部27の空間高さH2が挿入部20の高さH1よりも大きい場合には、接着剤29をあらかじめ溝部24内や受入空間部27内にに注入しておいてから、上記の場合と同様の装着動作を行ない、接着力でキャップ本体11の装着状態が維持される。
上記の実施例1の構成による作用効果を列記すると、次のとおりである。
上記キャップ本体11は、大引1の横側板13の端部が上記溝部24に相対的にはまり込むのと同時に、上記挿入部20が上記受入空間部27内に相対的に挿入されるように、挿入部20の高さH1と受入空間部27の空間高さH2が設定されているので、キャップ本体11は、左右方向の移動に対しては、上記溝部24への横側板13のはまり込みで規制され、上下方向の移動に対しては、上記受入空間部27への挿入部20のはまり込みで規制される。このようにして大引1の端部開口10に取り付けられたキャップ本体11は、左右上下の両方向に対する移動が規制されて、確実な端部開口10の封止が可能となる。また、上記のようなキャップ状態では、上記外壁板22が大引1の横側板13と下側板14の端部外側面を連続的に覆うので、上記端部開口10も上記表板21で覆い隠され、外観的なカバー部品として好適である。
大引1とキャップ本体11は、大引1の横側板13のキャップ本体11の溝部24に対するはまり込みと、大引1の挿入部20のキャップ本体11の受入空間部27に対するはまり込みにより、相対位置が正確に設定され、しかも大引1に対するキャップ本体11の取り付け強度を高めるのに好適である。そして、上記開口部15をそのまま存在させて、この開口部15を利用して束3の配置位置を自由に選定し、同時に開口部15の両側に挿入部20が形成され、この挿入部20が上記受入空間部27に挿入される。したがって、束3と大引1との結合性を配慮して決められた大引1の断面形状を利用してキャップ本体11を装着することができ、大引1の機能に影響を及ぼすことなくキャップ本体11の装着ができる。
さらに、上記溝部24は、上記表板21の周縁に設けられた外壁板22と、キャップ本体11の左右両側部において上記外壁板22と溝部24を形成する間隔を隔てて対向した状態で表板21と一体に成形された内壁板23とによって構成されており、しかも、上記受止片25は内壁板23の一部を中央側に延ばした構造とされているので、溝部24と受止片25とが簡単な連続性のある構造物として配置できる。また、上記溝部24や受止片25は、表板21の背後に配置することができるので、大引1の端部開口10はもちろんのこと、溝部24や受止片25も表板21で隠蔽されるので、外観を向上させるキャップ部品として有効な機能が果たされる。さらに、大引1の端部開口10全体を上記のようなキャップで覆うこともできるので、床下の複数箇所に存在している大引1の端部開口10を封止して、床下での作業の安全性を確保することができる。
図16、本発明の鋼製大引用キャップの第2の実施例を示す。
この実施例は、受止片25の剛性を高めるもので、図16に示した例は、前述の補強リブ26の長さを長くした長尺補強リブ31であり、上記長尺補強リブ31は、受止片25の略中央部において表板21と一体化されている。それ以外は、上記実施例と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
上記構成により、キャップ本体11における受止片25の結合剛性が向上するので、受止片25に挿入部20が圧接されても、受止片25の付根付近に過大な応力が集中することがなく、受止片25は安定した状態で外壁板22と協働して、受入空間部27の機能を確実に果たすことができる。それ以外は、上記実施例と同様の作用効果を奏する。
キャップ本体に、大引の開口端部がはまり込む溝部と、大引の挿入部が挿入される受入空間部とを一体的に形成し、大引本来の断面形状を利用して上記キャップ本体を簡単な動作で大引の端部に装着できる。したがって、家屋の床の支持構造部における大引の開口端部を簡単な構造と装着作業で覆うことができ、多くの需要に応えることができる。
本発明が適用される床構造部の断面図である。 キャップ本体が大引に装着された状態を示す斜視図である。 キャップ本体単品の斜視図である。 キャップ本体が装着された大引の端部の断面状態を示す断面図である。 収容空間部を拡大して示す断面図である。 図4の〔6〕−〔6〕断面図である。 図6の〔7〕−〔7〕断面図である。 キャップ本体単品の正面図である。 キャップ本体単品の平面図である。 キャップ本体単品の右側面図である。 キャップ本体単品の左側面図である。 キャップ本体単品の背面図である。 キャップ本体単品の底面図である。 図12のA−A断面図である。 図12のB−B断面図である。 第2の実施例を示すキャップ本体の背面図である。
符号の説明
1 大引
2 基礎部分
3 束
3A 結合部材
4 根太
5 床板
6 収納ボックス
7 開口部
8 枠材
9 開閉蓋
10 端部開口
11 キャップ本体
12 上側板
13 横側板
14 下側板
15 開口部
16 内板
17 開口端部
18 傾斜部
19 上板部
20 挿入部
21 表板
21A 縁部
21B 縁部
22 外壁板
23 内壁板
24 溝部
24A 底部
25 受止片
26 補強リブ
27 受入空間部
28 突起
29 接着剤
30 空間
31 長尺補強リブ
H1 挿入部の高さ寸法
H2 受入空間部の空間高さ寸法

Claims (2)

  1. 鋼板製の大引の端部開口に装着する鋼製大引用キャップであって、
    上記大引は、その下側板に大引の長手方向に延びる開口部が形成され、上記開口部を挟んで対向する両側に、開口端部を内向きに屈曲することにより上板部が設けられ、上記上板部と、当該上板部に連続している上記開口部の内板と、上記内板に連続している下側板と、当該下側板に連続している横側板とにより挿入部が形成され、
    一方、合成樹脂製のキャップ本体が、表板と、上記表板の周縁に設けられた外壁板と、キャップ本体の左右両側部において上記外壁板と溝部を形成する間隔を隔てて対向した状態で表板と一体化された内壁板と、上記内壁板の一部から中央側に延びる受止片とによって形成され、
    上記受止片と上記外壁板との間に受入空間部が形成され、
    上記キャップ本体は、上記大引の横側板の端部が上記溝部に相対的にはまり込むのと同時に、上記挿入部が上記受入空間部内に相対的に挿入されるように、挿入部の高さと受入空間部の空間高さが設定され
    上記大引の横側板がはめ込まれる上記溝部の底部に、大引の横側板が上記底部に対して底突きをしないようにする突起が設けられていることを特徴とする鋼製大引用キャップ。
  2. 上記受止片は、上記内壁板および表板と一体である請求項1記載の鋼製大引用キャップ。
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