JP4888794B2 - 鋳物工場における廃棄物処理方法 - Google Patents

鋳物工場における廃棄物処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4888794B2
JP4888794B2 JP2009055788A JP2009055788A JP4888794B2 JP 4888794 B2 JP4888794 B2 JP 4888794B2 JP 2009055788 A JP2009055788 A JP 2009055788A JP 2009055788 A JP2009055788 A JP 2009055788A JP 4888794 B2 JP4888794 B2 JP 4888794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
sand
classified
less
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009055788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010207698A (ja
Inventor
寛之 天野
榮宣 池野
真希 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP2009055788A priority Critical patent/JP4888794B2/ja
Publication of JP2010207698A publication Critical patent/JP2010207698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4888794B2 publication Critical patent/JP4888794B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、鋳物を製造する鋳造ラインから発生する廃棄物中に含まれる重金属やハロゲンなどの有害物質を、不溶化処理する廃棄物処理方法に関する。
従来、鋳物工場から排出される廃棄物である、こぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂は、セメント原料および路盤材原料として再利用されてきた。しかしながら、近年の土壌を含めた環境浄化の規制強化により、環境省告示46号に示される重金属・ハロゲンなどの有害物質が溶出基準値を超えないようにする、有害物質の溶出防止技術のひとつである、不溶化処理をする必要が生じてきた。
不溶化処理に使用する不溶化剤は、多くの種類があるが、その殆どが処理物に対して重量比数パーセント添加して加湿混練する必要がある。この場合、不溶化剤の消費量がランニングコストの殆どを占めることになる。従って、不溶化剤消費量の低減が課題となる(特許文献1参照)。
特開2005−324083号公報
これまでの鋳物工場においての廃棄物である、こぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂の不溶化処理は、図5に示すように、工場の各鋳造工程から発生する廃棄砂を1箇所に集約したのち、まとめて不溶化処理するのが通例である。
この処理方法では、不溶化処理の対象砂量が膨大となり、不溶化処理のために使用する不溶化剤を多量に必要とするため、ランニングコストが高いという問題がある。
本発明は、鋳造ラインから発生する廃棄物に含まれる化学物質や重金属を不溶化処理する工程において、不溶化剤の消費量を低減できる廃棄物処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の鋳物工場における廃棄物処理方法は、鋳造ラインから発生する廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を150μm以下、150から300μmおよび300μm以上の3つに分級する工程と、前記150μm以下に分級された廃棄砂を更に50μm以下、50から100μmおよび100μm以上の3つに分級する工程と、該分級した廃棄物毎に不溶化剤を各々添加し混練して水和反応させる工程とを有することを特徴とする。
さらに、本発明の鋳物工場における廃棄物処理方法は、前記化学物質や重金属は、カドミウム、六価クロム、水銀、セレン、鉛、砒素、フッ素、ホウ素等、土壌汚染対策法の第2種特定有害物質であり、そのうちの少なくとも1つを選択したものであることを特徴とする。
また、本発明の鋳物工場における廃棄物処理方法は、前記廃棄物が鋳造ラインの発生地点から各々分別収集されることを特徴とする。
本発明によれば、鋳造ラインから発生する廃棄物に含まれる化学物質や重金属を処理するための廃棄物処理方法において、前記廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を150μm以下、150から300μmおよび300μm以上の3つに分級し、前記150μm以下に分級された廃棄砂を更に50μm以下、50から100μmおよび100μm以上の3つに分級してから不溶化処理することで、不溶化剤の消費量を低減できるばかりでなく、限りある地球資源を節約できるという効果を得られる。
本発明の廃棄物処理方法の一実施例の模式図である。 本発明の廃棄物処理方法の一実施例における分級後の廃棄物への不溶化剤添加量とフッ素溶出量の関係を示すグラフである。 本発明の廃棄物処理方法の別の実施例の模式図である。 本発明の廃棄物処理方法の別の実施例における分級後の廃棄物への不溶化剤添加量とフッ素溶出量の関係を示すグラフである。 従来の廃棄物処理方法の一実施例のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本発明は、鋳造ラインから発生する廃棄物を2つ以上に分級する工程と、該分級した廃棄物毎に不溶化剤を各々添加し混練して水和反応させる工程とを有するものである。
廃棄物は、鋳造ラインからのこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂である。前記廃棄砂は鋳型の造型時に破砕されたり、粘結剤等が溶湯の影響を受けて焼結したことにより使用不可となった鋳物砂である。
前記こぼれ砂とは、鋳物砂やバラシ砂が搬送されるベルトコンベヤや振動コンベヤなどから溢れたり飛び散ったりして、鋳造ラインの搬送装置外に蓄積した砂をいう。
前記廃棄物は、その分級度合いにより「細」、「中」及び「粗」に分類される。基本的には、「細」に分類された廃棄物は集塵ダストが主となり、「粗」に分類された廃棄物は廃棄砂およびこぼれ砂が主となり、「中」に分類された廃棄物は廃棄砂、こぼれ砂の細かいものおよび集塵ダストの粗いものの混合となる。
鋳物を製造する鋳造ラインから発生する廃棄物に含まれる化学物質や重金属を不溶化処理するための廃棄物処理方法において、廃棄物が鋳造ラインの発生地点から各々分別収集する手段としては、各鋳造工程の砂や鋳物の搬送コンベヤ下にこぼれ砂を受けるシュート等を設置し、その下方にこぼれ砂の収集用のベルトコンベヤを設置してこぼれ砂を各不溶化処理工程に搬送するものがある。また、その他床面等に蓄積したこぼれ砂については、人力で収集し、各不溶化処理工程に搬送する必要がある。
また、集塵ダストについては、集塵装置を鋳造ラインの発生地点ごとに配置することにより、捕集した集塵ダストを各不溶化処理工程に搬送することができる。
本発明である前記鋳物を製造する鋳造ラインから発生する廃棄物に含まれる化学物質や重金属を処理するための廃棄物処理方法の例を図1および図2を用いて以下に説明する。
図1に示すように、鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂をベルトコンベヤ等の搬送手段1で貯槽2まで搬送し、貯留する。また、床面などに蓄積したこぼれ砂は人力で収集し、貯槽2に貯留する。
さらに廃棄物である集塵ダストは各発生源に設置された集塵装置にて捕集され、搬送手段1で貯槽2に搬送されて貯留する。
その後、前記廃棄物は貯槽2より分級機3に供給され、分級される。各粒度ごとに分級された廃棄物は、それぞれ粒度別貯槽(細、中、粗)4a,4b,4cに貯留される。
該粒度別貯槽4a,4b,4cに貯留された廃棄物を粒度ごと個別に混練機5に投入し、必要量の不溶化剤を不溶化剤ホッパ6より添加して予備混練を行なう。その後、必要量の水を加え最終混練を行なう。混練機より排出された廃棄物は不溶化処理砂として廃棄する。
前記こぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を各鋳造工程から貯槽2に搬送する搬送手段1は、ベルトコンベヤ、空気輸送、ニーダ、ホッパによる搬送等、その方法は問わない。
本実施例では、鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物をまとめて貯槽2に貯留しているが、鋳造ラインにおいて廃棄物の発生地点から各々分別収集され、別々の貯槽に貯留した後、各々不溶化処理を行うようにしてもよい。
また、図2は本実施例における分級後の廃棄物への不溶化剤添加量とフッ素溶出量の関係を示すグラフである。廃棄物を分級機のふるい目で150μm以下(細)、150から300μm(中)および300μm以上(粗)に分級した場合及び分級前の廃棄物について各々に不溶化剤を添加した場合の添加量別のフッ素の溶出量を示している。
なお、グラフ上に示された基準値は、土壌汚染対策法の第2種特定有害物質に指定される化学物質や重金属のうち、フッ素の溶出基準値(0.8mg/L)を示している。
表1は、鋳物を製造する鋳造ラインから発生する廃棄物を分級機のふるい目で150μm以下、150から300μmおよび300μm以上に分級した場合及び分級前の廃棄物についての不溶化剤必要量の一例を示す。
まず、表1より、分級前の廃棄物重量は1000kg、廃棄物から出るフッ素溶出量は1.8mg/Lである。この廃棄物のフッ素溶出量を、前記フッ素の溶出基準値以下にするために添加すべき不溶化剤の添加量は、図2より0.8wt%となる。また、該廃棄物の不溶化処理に必要な不溶化剤は8.0kgとなる。
さらに、廃棄物を分級機のふるい目で150μm以下(細)、150から300μm(中)および300μm以上(粗)に分級した場合は、表1より、廃棄物重量は150、550、300kg、廃棄物から出るフッ素溶出量は5.0、1.7、0.6mg/Lである。この各々の廃棄物のフッ素溶出量を、前記フッ素の溶出基準値以下にするために該廃棄物に添加すべき不溶化剤の必要量は、図2より、
分級機のふるい目が150μm以下(細)では、2.0wt%、3.0kgであり、
分級機のふるい目が150から300μm(中)では、0.7wt%、3.9kgである。
また、分級機のふるい目が300μm以上(粗)については、フッ素溶出量が前記フッ素の溶出基準値以下であるため、不溶化処理が不要であった。
上記の説明から明らかなように、鋳物を製造する鋳造ラインから発生する廃棄物を不溶化処理する前に分級をした場合は、分級をしない場合に比べて不溶化剤必要量を8.0kgから6.9kg(3.0+3.9+0kg)に低減することができる。
仮に年間に鋳造ラインから発生する廃棄物の排出量が4500トンとすれば、不溶化剤必要量は、分級しない場合は4500トン×0.8wt%=36トンであるのに対し、分級した場合は(150kg×4500×2.0wt%+550kg×4500×0.7wt%)/1000=30.8トンに低減することができ、鋳造ラインからの廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を分級して不溶化処理する本発明の効果があることが判る。
前記実施例においては、鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂においてこぼれ砂と集塵ダストは同じ貯槽2に搬送されて貯留されて、その貯留した廃棄物を分級していた。この各粒度ごとに分級された廃棄物は、それぞれ粒度別貯槽(細、中、粗)4a,4b,4cに貯留されている。
しかし、分級機のふるい目が150μm以下で集塵ダストが主となる貯槽4aに分級され貯留された廃棄物(細)は粒度が細かいため比表面積が大きく、重量あたりのフッ素の付着量が廃棄砂に比べ大量である場合が多い。この廃棄物(細)をさらに細かく分級することにより、不溶化剤の必要量を削減できるのではないかと発明者は考え、以下の実験を行なった。
本実施例は、実施例1にて分級機のふるい目が150μm以下の貯槽に貯留された廃棄物(細)をさらに分級し、不溶化処理を行なった場合を図3および図4を用いて説明する。
前記実施例1の図1に示すように、鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂をベルトコンベヤ等の搬送手段1で貯槽2まで搬送し、貯留する。
その後、前記廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを除いた廃棄砂は貯槽2aより分級機3に供給され、分級される。各粒度ごとに分級された廃棄物は、それぞれ粒度別貯槽(細、中、粗)4a,4b,4cに貯留される。
次に、図3に示すように、前記分級機のふるい目が150μm以下の貯槽4aに貯留された廃棄物(細)を分級機3に供給し、分級する。各粒度ごとに分級された廃棄物は、それぞれ粒度別貯槽(細´、中´、粗´)4d,4e,4fに貯留される。
該粒度別貯槽4d,4e,4fに貯留された廃棄物を粒度ごと個別に混練機5に投入し、必要量の不溶化剤を不溶化剤ホッパ6より添加して予備混練を行なう。その後、必要量の水を加え最終混練を行なう。混練機より排出された廃棄物は不溶化処理砂として廃棄する。
また、図4は本実施例における分級後の廃棄物への不溶化剤添加量とフッ素溶出量の関係を示すグラフである。前記廃棄物を分級機のふるい目で50μm以下(細´)、50から100μm(中´)および100μm以上(粗´)に分級した場合及び分級前の集塵ダストについて各々に不溶化剤を添加した場合の添加量別のフッ素の溶出量を示している。
なお、グラフ上に示された基準値は、土壌汚染対策法の第2種特定有害物質に指定される化学物質や重金属のうち、フッ素の溶出基準値(0.8mg/L)を示している。
表2は、実施例1で鋳物を製造する鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を搬送手段1で貯槽2まで搬送し、分級された廃棄物のうち、前記分級機のふるい目が150μm以下の貯槽4aに貯留された廃棄物(細)をさらに分級機のふるい目で50μm以下、50から100μmおよび100μm以上に分級した場合及び分級前の廃棄物についての不溶化剤必要量の一例を示す。
まず、表2より、分級前の前記分級機のふるい目が150μm以下の廃棄物(細)重量は150kg、廃棄物から出るフッ素溶出量は5.0mg/Lである。この廃棄物のフッ素溶出量を、前記フッ素の溶出基準値以下にするために添加すべき不溶化剤の添加量は、図4より2.0wt%となる。また、該集塵ダストの不溶化処理に必要な不溶化剤は3.00kgとなる。
さらに、廃棄物を分級機のふるい目で50μm以下(細´)、50から100μm(中´)および100μm以上(粗´)に分級した場合は、表2より、廃棄物重量は30、50、70kg、集塵ダストから出るフッ素溶出量は10.0、4.7、3.1mg/Lである。この各々の集塵ダストのフッ素溶出量を、前記フッ素の溶出基準値以下にするために該集塵ダストに添加すべき不溶化剤の必要量は、図4より、
分級機のふるい目が50μm以下(細´)では、3.3wt%、0.99kgであり、
分級機のふるい目が50から100μm(中´)では、1.8wt%、0.90kgであり、
分級機のふるい目が100μm以上(粗´)では、1.3wt%、0.91kgである。
上記の説明から明らかなように、実施例1で鋳物を製造する鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を搬送手段1で貯槽2まで搬送し、分級された廃棄物のうち、前記分級機のふるい目が150μm以下の貯槽4aに貯留された廃棄物(細)を不溶化処理する前にさらに分級をした場合は、分級をしない場合に比べて不溶化剤必要量を3.00kgから2.80kg(0.99+0.90+0.91kg)に低減することができる。
仮に年間に鋳造ラインから発生する廃棄物の排出量が4500トンとすれば、分級機のふるい目が150μm以下の廃棄物(細)の総量は、150kg×4500/1000=675トンとなる。
さらに、廃棄物を分級機のふるい目で50μm以下(細´)、50から100μm(中´)および100μm以上(粗´)に分級した場合の廃棄物重量は、
分級機のふるい目が50μm以下(細´)では、675トン×30/150=135トンであり、
分級機のふるい目が50から100μm(中´)では、675トン×50/150=225トンであり、
分級機のふるい目が100μm以上(粗´)では、675トン×70/150=315トンである。
また、不溶化剤必要量は、分級しない場合は675トン×2.0wt%=13.5トンであるのに対し、分級した場合は(30kg×675×3.3wt%+50kg×675×1.8wt%+70kg×675×1.3wt%)/150=12.6トンに低減することができ、実施例1で鋳物を製造する鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を搬送手段1で貯槽2まで搬送し、分級された廃棄物のうち、前記分級機のふるい目が150μm以下の貯槽4aに貯留された廃棄物(細)を不溶化処理する前にさらに分級をして不溶化処理する本発明の効果があることが判る。
本実施例では、鋳物を製造する鋳造ラインの各鋳造工程にて発生した廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を2回にわたり分級した後、不溶化処理を行なっているが、分級機のふるい目が150μm以下の廃棄物(細)は集塵ダストが主となるため、集塵ダストを各発生源に設置された集塵装置にて捕集した集塵ダストを、本実施例のように分級することでもよい。
本発明は、土壌の重金属汚染対策として利用されることが考えられる。土壌を分級して、各粒子径ごとに不溶化処理を行うことで不溶化剤処理量を低減できると考えられる。
1 搬送手段
2 貯槽
3 分級機
4 粒度別貯槽
5 混練機
6 不溶化剤ホッパ

Claims (3)

  1. 鋳物を製造する鋳造ラインから発生する廃棄物に含まれる化学物質や重金属を処理するための廃棄物処理方法であり、
    鋳造ラインから発生する廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を150μm以下、150から300μmおよび300μm以上の3つに分級する工程と、
    前記150μm以下に分級された廃棄砂を更に50μm以下、50から100μmおよび100μm以上の3つに分級する工程と、
    該分級した廃棄物毎に不溶化剤を各々添加し混練して水和反応させる工程と
    を有することを特徴とする鋳物工場における廃棄物処理方法。
  2. 前記化学物質や重金属は、カドミウム、六価クロム、水銀、セレン、鉛、砒素、フッ素、ホウ素等、土壌汚染対策法の第2種特定有害物質であり、そのうちの少なくとも1つを選択したものであることを特徴とする請求項1記載の鋳物工場における廃棄物処理方法。
  3. 前記廃棄物が鋳造ラインの発生地点から各々分別収集されることを特徴とする請求項1から請求項に記載の鋳物工場における廃棄物処理方法。
JP2009055788A 2009-03-10 2009-03-10 鋳物工場における廃棄物処理方法 Active JP4888794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055788A JP4888794B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 鋳物工場における廃棄物処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055788A JP4888794B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 鋳物工場における廃棄物処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010207698A JP2010207698A (ja) 2010-09-24
JP4888794B2 true JP4888794B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=42968480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009055788A Active JP4888794B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 鋳物工場における廃棄物処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4888794B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435364B2 (ja) * 2010-07-27 2014-03-05 新東工業株式会社 鋳造ラインで発生する有害物質の処理方法および処理システム
JP6113957B2 (ja) * 2012-01-13 2017-04-12 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 スラグ混じり土の処理方法
JP6885681B2 (ja) * 2016-06-22 2021-06-16 太平洋セメント株式会社 掘削ずりの最大粒度の決定方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117115A (en) * 1974-08-01 1976-02-10 Kubota Ltd Imonosunahaishano haikishorihoho
JPS57115684A (en) * 1981-01-07 1982-07-19 Hitachi Ltd Heat exchanger and manufacture thereof
JPH08206776A (ja) * 1994-12-07 1996-08-13 Komatsu Ltd 鋳物ダストの処理方法及びその再利用方法
JPH08267046A (ja) * 1995-03-29 1996-10-15 Komatsu Ltd 廃棄物の処理方法
JP3403914B2 (ja) * 1997-03-17 2003-05-06 株式会社東芝 処理装置
JP2005324083A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Hitachi Constr Mach Co Ltd 汚染土壌処理方法及び汚染土壌処理システム
JP4191199B2 (ja) * 2006-03-16 2008-12-03 カワサキプラントシステムズ株式会社 廃棄物焼却灰の処理方法及びその処理方法によって得た砂代替材並びに砕石代替材
JP2008200541A (ja) * 2006-05-19 2008-09-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 汚染土壌の処理システム及び処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010207698A (ja) 2010-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6806615B2 (ja) 被処理物の処理方法
JP2012035239A (ja) 石膏廃材再生原料化装置
JP4888794B2 (ja) 鋳物工場における廃棄物処理方法
JPH0144113B2 (ja)
JP2006167653A (ja) 軽量搬送物の選別装置
JP5316888B2 (ja) 鋳型砂中の有害物質の処理方法および処理システム
KR102022605B1 (ko) 폐석고의 친환경적 재활용 공정 및 이를 이용한 시멘트 응결지연제
CN102836778A (zh) 一种不锈钢渣湿式处理工艺
JP4736067B2 (ja) 鋳物工場における廃棄物処理方法
JP2019019346A (ja) 焼却灰からの貴金属回収方法
JP2009125610A (ja) 汚染土壌の浄化方法
CN110937835A (zh) 一种垃圾焚烧炉渣资源化利用的方法
CN206912171U (zh) 一种散落砂回收系统
JP4644101B2 (ja) 無水石膏の取扱方法
CN112427124B (zh) 一种建筑垃圾资源化处置方法及设备
JP6663296B2 (ja) 岩ずりの不溶化システム、トンネル掘削システムおよびトンネル施工方法
JP2008137842A (ja) 建設廃棄物を用いた人工骨材の製造方法
JP5435364B2 (ja) 鋳造ラインで発生する有害物質の処理方法および処理システム
CN209968608U (zh) 一种石灰石加工系统
CN112453030A (zh) 一种装修垃圾分类处理系统及方法
JP3659876B2 (ja) 焼却底灰の分級海面埋立方法
WO2013035435A1 (ja) 鋳物工場における廃棄物処理方法及び鋳型砂中の有害物質の処理システム
KR200218201Y1 (ko) 시멘트블록, 인터러킹블록, 레미콘 및 아스콘용폐주물사의 재생처리장치
CN218394653U (zh) 一种旧研磨钢球处理及球磨机钢球补加装置
CN216655739U (zh) 一种资源化处理系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4888794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250