JP4888686B2 - ミシンの押さえ棒保持構造 - Google Patents
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Description
アーム機枠は、押さえ棒の長さ方向の上端部および下端部が揺動可能となるように押さえ棒の長さ方向の中間部を揺動可能に保持する揺動支持部と、揺動させた押さえ棒をその揺動位置でアーム機枠に固定する固定部とを具備し、揺動支持部は軸受であり、前記軸受は、前記アーム機枠に設けられた被支持面に揺動可能に支持され且つ断面で円弧凸状に形成されている揺動外壁面を備えていることを特徴とする。
本発明に係る保持構造によれば、押さえ棒の長さ方向の中間部を揺動可能に保持する揺動支持部は軸受である。この軸受は、アーム機枠に形成されている被支持面に揺動可能に支持され且つ断面で円弧凸状に形成されている揺動外壁面を備えている。ここで、揺動支持部の揺動外壁面は断面で円弧凸状で形成されており、アーム機枠の被支持面は、揺動支持部の揺動外壁面を揺動可能に支持する。
本発明によれば、揺動支持部は軸受であり、軸受は、アーム機枠に設けられた被支持面に揺動可能に支持され且つ断面で円弧凸状に形成されている揺動外壁面を備えている。このため押さえ棒の揺動操作は容易である。
・揺動支持部は軸受である。また、アーム機枠に形成されている被支持面に揺動可能に支持され且つ断面で円弧凸状に形成されている揺動外壁面を備えている。ここで、揺動支持部の揺動外壁面は三次元状をなす球状凸面で形成されており、アーム機枠の被支持面は、揺動支持部の揺動外壁面を揺動可能に支持する三次元状をなす球状凹面で形成されている。三次元状をなす球状凸面が採用されているため、押さえ棒が良好に揺動する。
・固定部は、押さえ棒のうち揺動支持部よりも上部に設けられ押さえ棒の揺動に伴いアーム機枠に対して揺動する可動ブラケットと、揺動させた可動ブラケットをアーム機枠に固定する固定具とを備えている。この場合、可動ブラケットおよび固定具は互いに別部品である。可動ブラケットはブラケット状にできる。固定具は可動ブラケットをアーム機枠に固定する機能をもてば良く、一般的には螺子部材が例示される。この場合、可動ブラケットおよびアーム機枠のうちの一方は、押さえ棒を揺動させる方向に延設された長孔をもつ。そして固定具は、可動ブラケットをアーム機枠に固定できるように可動ブラケットの長孔に挿入されている。この場合、可動ブラケットは長孔の長さ方向に沿って揺動できる。
・アーム機枠は第1開口を有しており、可動ブラケットは、アーム機枠の第1開口に挿入されて第1開口に係合可能な第1係合部を有している。そして、第1開口と第1係合部との係合により可動ブラケットの回り止めがなされている。押さえ棒の揺動方向に対して直交する方向に沿って、可動ブラケットの移動は阻止される。従って押さえ棒の所定の揺動方向以外の揺動は阻止される。
・押さえ棒と一体的に取り付けられた押さえ棒抱きが設けられており、アーム機枠には第2開口が設けられている。そして、押さえ棒抱きは、アーム機枠の第2開口に挿入されて第2開口に係合可能な第2係合部を有しており、第2開口と第2係合部との係合により押さえ棒抱きの回り止めがなされている。この場合、押さえ棒の所定の揺動方向以外の揺動は、更に阻止される。
・押さえ棒の押さえ部と揺動支持部(軸受)との距離をL1とし、押さえ棒の上端部と揺動支持部(軸受)との距離をL2とすると、L2はL1よりも長く設定されている(L2>L1)。これにより押さえ部(押さえ棒の下端部)の変位量よりも、押さえ棒の上端部の揺動変位量を増加させることができる。この場合、押さえ棒の上端部を揺動させれば、押さえ部(押さえ棒の下端部)の変位量を微調整するのに有利となる。
・固定具は、押さえ棒のうち、揺動支持部と押さえ棒の上端部との間の長さの中央よりも上端部側を固定する。この場合、固定具の締結力によるモーメントが増加するため、所望の揺動位置に固定されている押さえ棒の揺動位置を固定させるのに有利である。
Claims (10)
- 針板の針穴に挿入される針を保持可能で且つ上下方向に沿って延設された針棒と、
前記針板の前記針穴に対面する針挿入空間をもつと共に前記針板上の被縫製物を押さえる押さえ部を保持可能で且つ上下方向に沿って延設された押さえ棒と、
ミシンの機体に取り付けられ前記押さえ棒を保持すると共に前記針棒を針棒保持部を介して保持するアーム機枠とをもつミシンの押さえ棒保持構造において、
前記アーム機枠は、
前記押さえ棒の長さ方向の上端部および下端部が揺動可能となるように前記押さえ棒の長さ方向の中間部を揺動可能に保持する揺動支持部と、
揺動させた前記押さえ棒をその揺動位置で前記アーム機枠に固定する固定部とを具備し、
前記揺動支持部は軸受であり、前記軸受は、前記アーム機枠に設けられた被支持面に揺動可能に支持され且つ断面で円弧凸状に形成されている揺動外壁面を備えていることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。 - 請求項1において、前記揺動支持部の前記揺動外壁面は三次元状をなす球状凸面で形成されており、前記アーム機枠の前記被支持面は、前記揺動支持部の前記揺動外壁面を揺動可能に支持する三次元状をなす球状凹面で形成されていることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項1または2において、前記固定部は、前記押さえ棒のうち前記揺動支持部よりも上部に設けられ前記押さえ棒の揺動に伴い前記アーム機枠に対して揺動する可動ブラケットと、揺動させた前記可動ブラケットを前記アーム機枠に固定する固定具とを具備しており、前記可動ブラケットおよび前記固定具は互いに別部品であることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項3において、前記固定具は、前記押さえ棒のうち、前記揺動支持部と前記押さえ棒の上端部との間の長さの中央よりも前記上端部側を固定することを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項1〜4のうちのいずれか一項において、前記押さえ棒の前記押さえ部と前記揺動支持部との距離をL1とし、前記押さえ棒の上端部と前記揺動支持部との距離をL2とすると、L2はL1よりも長く設定されている(L2>L1)ことを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項3〜5のうちのいずれか一項において、前記可動ブラケットおよび前記アーム機枠のうちの一方は、前記押さえ棒を揺動させる方向に延設された長孔をもち、前記固定具は、前記可動ブラケットを前記アーム機枠に固定できるように前記一方の長孔に挿入されていることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項3〜6のうちのいずれか一項において、前記アーム機枠は第1開口を有しており、前記可動ブラケットは、前記アーム機枠の前記第1開口に挿入されて前記第1開口に係合可能な第1係合部を有しており、前記第1開口と前記第1係合部との係合により前記可動ブラケットの回り止めがなされていることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項7において、前記第1開口から前記可動ブラケットの外壁面よりも露出する前記第1係合部には、ミシン部品要素が取り付けられていることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項1〜8のうちのいずれか一項において、前記押さえ棒と一体的に取り付けられた押さえ棒抱きが設けられており、前記アーム機枠には第2開口が設けられており、前記押さえ棒抱きは、前記アーム機枠の前記第2開口に挿入されて前記第2開口に係合可能な第2係合部を有しており、前記第2開口と前記第2係合部との係合により前記押さえ棒抱きの回り止めがなされていることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
- 請求項1〜9のうちのいずれか一項において、前記アーム機枠には前記針棒を保持する針棒保持部が設けられていることを特徴とするミシンの押さえ棒保持構造。
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