JP4886440B2 - 低温靭性に優れた高強度溶接金属 - Google Patents
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Description
まず、本発明の溶接金属を特徴付けるAl−Si−Ti−Mn系酸化物(以下、単に、酸化物と呼ぶ場合がある。)について説明する。
Cは、溶接金属の強度を確保するために重要な元素である。このような作用を有効に発揮させるため、C量の下限を0.02%とする。しかし、C量が過剰になると、硬質組織の生成が増加し、低温靭性の劣化を招くので、C量の上限を0.12%とする。C量の下限は0.05%であることが好ましく、0.06%であることがより好ましい。一方、C量の上限は0.10%であることが好ましい。
Siは、アシキュラーフェライトの生成核となる酸化物を構成する元素である。また、Siは、脱酸作用を有し、溶接金属を清浄化するほか、溶接金属内に歩留まった場合はフ
ェライトを固溶強化させる作用を有している。このような効果を有効に発揮させるため、Si量の下限を0.1%とする。しかし、Si量が過剰になると、溶接金属の強度が過度に上昇するほか、硬質組織の生成が増加して低温靭性の低下を招く恐れがあるため、Si量の上限を1.00%とする。Si量は、0.2%以上0.8%以下であることが好ましい。
Mnは、アシキュラーフェライトの生成核となる酸化物を構成する元素であり、主に、全姿勢溶接時のビード形状の改善に寄与していると考えられる(後記する実施例を参照)。また、Mnは、溶接金属の強度および低温靭性を確保するために有用な元素である。このような作用を有効に発揮させるため、Mn量の下限を0.5%とする。しかし、Mn量が過剰になると、焼入性の上昇または偏析によって低温靭性が劣化するため、Mn量の上限を3.0%とする。Mn量の下限は0.8%であることが好ましく、1.0%であることがより好ましい。一方、Mn量の上限は2.5%であることが好ましい。
Alは、アシキュラーフェライトの生成核となる酸化物を構成する元素であり、再熱部のアシキュラーフェライトの生成に大きく寄与する元素である。このような作用を有効に発揮させるため、Al量の下限を0.008%とする。ただし、Al量が過剰になると、酸化物の粗大化を招き、低温靭性が低下するため、上限を0.05%とする。Alの含有量は、0.010%以上0.040%以下であることが好ましい。
Tiは、アシキュラーフェライトの生成核となる酸化物を構成する元素であるが、再熱部のアシキュラーフェライトの生成には殆ど寄与しないと考えられるため、少ない方が良い。また、Ti量が過剰になると、粗大なTiCなどの介在物が析出し、低温靭性が低下するため、Ti量の上限を0.04%とする。ただし、Tiが含まれないとアシキュラーフェライトが生成されないため、Ti量の下限を0.005%とする。Tiの含有量は、0.010%以上0.030%以上であることが好ましい。
Oは、アシキュラーフェライトの生成核となる酸化物を構成する元素であり、溶接金属の低温靭性改善に寄与している。このような作用を有効に発揮させるため、O量の下限を0.04%とする。O量は0.045%以上であることが好ましい。しかし、O量が過剰になると、酸化物の粗大化を招き、低温靭性が却って劣化するため、O量の上限を0.10%とする。O量は、0.08%以下であることが好ましく、0.07%以下であることがより好ましい。
Nは、溶接金属内に固溶し、歪時効効果により低温靭性を劣化させるため、極力抑える方が良く、上限を0.0050%とした。N量は少ないほど良く、0.0045%以下であることが好ましい。
これらの元素は、いずれも、溶接金属の低温靭性を損なうことなく強度を高めることができる元素である。このような作用を有効に発揮させるため、Cuを0.40%以上、Niを0.5%以上とすることが好ましい。
これらの元素は、いずれも、溶接金属の焼入性を高めて強度を向上させる元素である。このうち、CrおよびMoは、溶接金属の組織微細化作用を有しており、その結果、低温靭性も改善されるようになる。このような作用を有効に発揮させるため、Crを0.10%以上、Moを0.2%以上、Nbを0.010%以上、Vを0.020%以上とすることが好ましい。
Bは、溶接金属中に固溶したNを固定する作用、および粒界から粗大なフェライトが生成するのを抑制する作用を有しており、その結果、低温靱性の向上に寄与している。このような作用を有効に発揮させるため、Bを0.0010%以上とすることが好ましい。
次に、上記の溶接金属を得る方法について説明する。
Al2O3:4.0〜5.5%(より好ましくは4.5〜5.0%)
MnO:1.0〜3.0%(より好ましくは1.5〜2.5%)
Al2O3+MnO:5.5〜7.5%(より好ましくは6.0〜7.0%)
TiO2:1.0%未満(より好ましくは0.5%未満、0%を含む)
以下に詳述するように、表1、表2に示すフラックス入りワイヤW1〜W40(残部:鉄および不可避不純物)を用い、図2に示す鋼材1同士をガスシールドアーク溶接して溶接金属3(表3、表4に示す溶接金属No.1〜40)を形成した。
1.溶接金属の組成
溶接金属の組成は、溶接金属の中央部分について調べた。
溶接金属の中央部分から、溶接線方向に引張試験片(JIS Z3111 A1号)を採取し、引張試験を実施した。詳細には、YSまでは15N/mm2/secの引張速度で実施し、それ以降破断までは20mm/minの引張速度で実施した(JIS Z2241に準拠)。引張試験片は3本ずつ採取し、これらの平均値を引張強度(TS)、降伏応力(YS)とした。
本実施例では、YS≧690MPaのものを高強度溶接金属と評価した。
図4に示すように、原質部(図中、A)及び再熱部(図中、B)の2ヶ所からシャルピー衝撃試験片(JIS Z3111 4号)を採取し、シャルピー衝撃試験を実施した。
再熱部A:パス会合部(再熱部を多量に含み、再熱部の割合が増加している部分)
原質部B:パス会合部から3mmずらした部分
(原質部を多量に含み、再熱部の割合が低下している部分)
シャルピー衝撃試験片は3本ずつ採取し、これらの平均値をシャルピー衝撃値(vE−40)とした。シャルピー衝撃値は、−40℃での吸収エネルギーを測定したときの値である。
本実施例では、原質部および再熱部のいずれにおいても、vE−40≧69Jのものを「低温靭性に優れる」と評価した。
再熱部(前述した図4中、B)に含まれるアシキュラーフェライトを、SEM−EBSP(後方散乱電子線回折像)を用いて測定した。本実施例では、結晶方位差15°の境界を粒界として結晶粒界を測定し、円相当径が20μm以下のベイナイト組織を「アシキュラーフェライト」とみなし、再熱部中央部に含まれるアシキュラーフェライトを測定した。測定方法の詳細は、以下のとおりである。
測定装置として、EBSP検出器を備えたSEM(JEOL社製「JSM−5410」)を用い、検出、測定、解析等、EBSPに関するハードウエア及びソフトウエアはすべて、テクセムラボラトリーズ社(TSL)製OIM(Orientation Imaging MicroscopyTM)を採用した。測定に当たっては、測定試料を電解研磨した後、表層部(最表面部)を直ちに観察した(測定間隔は0.5μm)。
図3(a)に示すように立向上進溶接を実施した後のビード形状を肉眼で観察した。溶接条件は、以下のとおりである。
溶接電流:220A、アーク電圧:23V、溶接速度:14cm/min、予熱・パス間温度:150℃±10℃とし、6層12パスのガスシールドアーク溶接を行なった。シールドガスとしては、CO2とArを体積比で20体積%:80体積%で混合した混合ガスを用いた。
H/L≦0.15:○(ビード形状が良好である)
H/L>0.15:×(ビード形状が不良である)
これらの結果を表6、表7にまとめて示す。
2 裏当金
3 溶接金属
Claims (4)
- 再熱部と原質部とを含む多層構造を有しており、
質量%で、
C :0.02〜0.12%、
Si:0.1〜1.00%、
Mn:0.5〜3.0%、
Al:0.008〜0.05%、
Ti:0.005〜0.04%、
O :0.045〜0.10%、
N :0.0050%以下(0%を含まない)、
Cu:0.40〜2.0%、および/またはNi:0.5〜3.5%、並びに
Cr:2.0%以下(0%を含まない)、Mo:1.0%以下(0%を含まない)、Nb:0.03%以下(0%を含まない)、およびV:0.08%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種
を含有し、
残部:鉄および不可避不純物であり、
再熱部に含まれるアシキュラーフェライトは、体積率で50%以上であり、
溶接金属に含まれる最大径1.0〜5.0μmのAl−Si−Ti−Mn系酸化物を構成する金属元素の比率は、Al:5〜50原子%、Si:40原子%以下(0原子%を含む)、Ti:0.5〜10原子%、Mn:30〜90原子%の範囲内である(ただし、Al+Si+Ti+Mn=100原子%とする)ことを特徴とする低温靭性に優れた高強度溶接金属。 - 前記Al−Si−Ti−Mn系酸化物の個数は50〜300個/mm2である請求項1に記載の溶接金属。
- 更に、B:0.010%以下(0%を含まない)
を含有する請求項1または2に記載の溶接金属。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の溶接金属を含む溶接構造体。
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