JP4885470B2 - 乾燥換気機能付きシューズボックス - Google Patents

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Description

本発明は、シューズボックスに関する。
シューズボックス内は、半密閉状態にあり、湿気がたまりやすく、臭いがこもりやすい。そのため、シューズボックスの扉に、通気用のガラリや小さな開口が備えられているものも提供されているが、シューズボックス内の空気の動きは悪く、湿気対策や臭いのこもりを解消する機能を充分に果たしうるものとはいえない。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、内部から湿気と臭いを効果的に除去することができ、しかも、それを簡素な機構で効果的に実現することができるシューズボックスを提供することを課題とする。
上記の課題は、低所に給気口が設けられると共に、高所に排気口が設けられ、内部の少なくとも低所にヒーターが設けられ、
ヒーターの発熱による内部空気の温度差上昇によって、低所の給気口から外気が取り入れられ、高所の排気口から内部の空気が排出されるようになされていることを特徴とするシューズボックスによって解決される。
このシューズボックスでは、内部の低所に備えられたヒーターがファンの代わりになって、内部の空気を上に向けて積極的に動かし、低所の給気口から外気を取り入れ、高所の排気口から内部の空気を排出するので、その換気作用によって、内部の湿気と臭いを効果的に除去することができる。
しかも、換気のために空気を動かす駆動源として、ヒーターを用いているので、上記のような換気が行われながら、内部に乾燥作用も及ぼされ、内部を効果的に乾燥させることができる。また、シューズボックス内にHCOH,VOC等の有害化学物質が貯まっている場合には、その除去も早期のうちに行われてしまう。
このように、本発明のシューズボックスは、ヒーターを唯一の駆動源として、内部の換気と乾燥を行うものであり、内部からの湿気と臭いの排除を簡素な機構で効果的に実現することができる。
上記のシューズボックスにおいて、内部の靴棚に上下の室を連通する通気用連通部が備えられている場合は、ヒーターの駆動による内部空気の温度差上昇を促進することができる。
特に、通気用連通部が各棚の端部に千鳥配置で備えられることによって内部に空気の蛇行経路が形成されている場合は、小さなヒーターで内部の隅々にまで空気を効率良く行き渡らせることができ、多くの靴が内部に収納されていても、それらの靴の臭いを効果的に除去し、しかも、乾燥させることができる。
上記のシューズボックスにおいて、排気口に消臭フィルターが設置され、内部の空気が該消臭フィルターを通過して外に排出されるようになされている場合には、内部の臭いが外に放散されてしまうのを防ぐことができると共に、排気口への設置によって、内部の臭い成分を小さな消臭フィルターで効率良く捕獲することができる。
また、内部に調湿材が設けられている場合は、シューズボックス内では飽和して機能しなくなりやすい調湿材の放湿再生をヒーターが促し、ヒーターと調湿材の組み合わせによって、調湿材の機能を引き出し、内部を好適な湿度環境にすることができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、内部から湿気と臭いを効果的に除去することができ、しかも、それを簡素な機構で効果的に実現することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す第1実施形態のシューズボックス1は、天板2、底板3、両側板4,4、背板5及び正面側の扉6によって、扉6を閉じた状態にすると、内部が半密閉状態になり、扉6を開いた内部には、靴棚7…が上下方向に複数段備えられ、底板3には脚8…が設けられて、底板3と床面15との間に空間スペースが形成されるようになされている。
そして、低所である底板3の幅方向の一側には最下の靴収容空間10に面して給気口9が設けられると共に、一方の側板4には、高所である最上段の靴収容空間10に面して排気口11が設けられている。
また、底板3と靴棚7…と天板2とに挟まれた上下方向の各靴収容空間10…は、各靴棚7…の奥行き方向の中間部に設けられた通気用連通部16…によって互いに連通され、各靴棚7…には通気用連通部16が一つづつ、靴棚7の端部の前後方向中間部に設けられた切欠き17によって、各靴棚7の端部に上下方向に千鳥配置となるようにして備えられている。なお、靴棚7は、端部の切欠き17を挟む前後をピン18…に支承させることによって、シューズボックス1の内部に脱着可能に設置されている。
そして、最下の靴棚7の通気用連通部16のある側とは反対側の側板4の内面部には、面状の電気ヒーター12が取り付けられ、該ヒーター12に通電して駆動すると、図2に示すように、最下の靴収容空間10内の空気がヒーター12で暖められ、それが、同空間10内に拡がっていき、その暖められた空気が、直上の靴棚7の、ヒーター12とは反対の側に備えられている通気用連通部16を通じて、温度差上昇作用によって上の靴収容空間10内に送り込まれ、同様に各通気用連通部16…を通じて温度差上昇作用により上の靴収容空間10…部へと蛇行しながらすべての靴収容空間10を端から端まで巡り、上記の温度差上昇作用によって、最下の給気口9から内部に外気が取り込まれ、排気口11を通じて最上の靴収容空間10の空気が外に排出されるようになされている。
また、排気口11には消臭フィルター13が設置され、上記のような空気経路を移動してきた内部の空気が消臭フィルター13を通過して外に排出されるようになされている。
上記のシューズボックス1では、このように、ヒーター12が内部の空気を暖めて空気の温度差上昇を生じさせ、ファンの代わりになって、内部の空気を上に向けて積極的に動かし、低所の給気口9から外気を取り入れ、高所の排気口11から内部の空気を排出するようになされているので、その換気作用によって、内部の湿気と臭いを効果的に除去することができる。
しかも、換気のための空気を動かす駆動源として、ヒーター12が用いられているので、上記のような換気が行われながら、内部に熱による乾燥作用も及ぼされ、内部を、自然乾燥ではなく、積極乾燥によって効果的に乾燥させることができて、シューズボックス内にHCOH,VOC等の有害化学物質が貯まっている場合にはその除去も早期のうちに達せられる。
そして、本実施形態では、内部の靴棚7…に上下の靴収容空間10…を連通する通気用連通部16…が備えられているので、ヒーター12の駆動による内部空気の温度差上昇を促進することができ、また、各通気用連通部16…が各靴棚7…の端部に千鳥配置で備えられているので、温度差上昇作用で動かされる内部の空気を、各靴収容空間10…内の端から端まで巡らせることができて、小さなヒーター12で内部の隅々にまで空気を効率良く行き渡らせることができ、多くの靴が内部に収納されていても、それらの靴の臭いを効果的に除去し、乾燥させることができる。
また、排気口11に設置された消臭フィルター13によって、内部の臭いが換気作用によって外に放散されてしまうのが防がれ、排気口11への消臭フィルター13の設置によって、内部の臭い成分を小さな消臭フィルターで効率良く捕獲することができる。
図3(イ)に示す第2実施形態のシューズボックス1は、面状電気ヒーター12…が、低所から高所にわたるすべての靴棚7…の下面部のそれぞれに、靴棚7の幅方向のほぼ全長にわたって延びるように備えられたものであり、内部の換気と乾燥を、第1実施形態のシューズボックス1の場合よりも効果的に行うことができる。その他は第1実施形態の同様である。
図3(ロ)に示す第3実施形態のシューズボックス1は、第1実施形態のシューズボックス1において、調湿材14が、低所から高所にわたるすべての靴棚7…の下面部のそれぞれに、靴棚7の幅方向のほぼ全長にわたって延びるように設けられており、シューズボックス1内では飽和して機能しなくなりやすい調湿材の放湿再生をヒーター12が促し、ヒーター12と調湿材14…の組み合わせによって、調湿材14の機能を引き出し、内部を好適な湿度環境にすることができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、給気口を設ける低所の具体的位置や、排気口を設ける高所の具体的位置、また、ヒーターを設ける低所の具体的位置に制限はなく、都合の良い位置を選択して備えられていればよく、その数についても制限はいない。
また、靴棚に備えられる通気用連通部の位置についても、上記のような蛇行形式によらなくてもよいし、一つの靴棚に備えられる通気用連通部の数についても制限はないし、靴棚の通気用連通部を省略して、靴棚と正面扉との間の上下方向に連通する隙間を空気の温度差上昇経路にしてもよい。また、消臭フィルターや調湿材の採用は任意である。
図(イ)は第1実施形態のシューズボックスを示す断面正面図、図(ロ)は靴棚の斜視図、図(ハ)は同シューズボックスの斜視図である。 同シューズボックスの作動状態を示す断面正面図である。 図(イ)は第2実施形態のシューズボックスを示す断面正面図、図(ロ)は第3実施形態のシューズボックスを示す断面正面図である。
符号の説明
1…シューズボックス
7…靴棚
9…給気口
11…排気口
12…ヒーター
13…消臭フィルター
14…調湿材
16…通気用連通部

Claims (2)

  1. 天板、底板、両側板、背板及び正面側の扉が備えられると共に、内部に靴棚が上下方向に複数段、設けられ、
    低所である最下の靴収容空間に面して給気口が設けられ、
    高所である最上段の靴収容空間に面して排気口が設けられ、
    低所である最下の靴収容空間にヒーターが設けられ、
    各靴棚に上下の室を連通する通気用連通部が設けられ、該通気用連通部は各棚の端部に千鳥配置で備えられて内部に空気の蛇行経路が形成され、
    前記ヒーターの発熱による内部空気の温度差上昇によって、前記給気口から外気が取り入れられると共に、内部の空気が前記蛇行経路を下から上へと巡って前記排気口から排出され、それにより、内部が換気されると共に、前記ヒーターの熱によって内部が乾燥されるようになされており、かつ、
    内部の各靴棚の下面部のそれぞれに調湿材が設けられ、該調湿材は、前記ヒーターの熱による温度差上昇によって前記蛇行経路を下から上へと巡る空気の熱で放湿再生され、該調湿材から放出された湿気が前記換気作用によって排気口から排出されるようになされていることを特徴とするシューズボックス
  2. 排気口に消臭フィルターが設置され、内部の空気が該消臭フィルターを通過して外に排出されるようになされている請求項に記載のシューズボックス。
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