JP2001054431A - 収納庫 - Google Patents

収納庫

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JP2001054431A
JP2001054431A JP11231894A JP23189499A JP2001054431A JP 2001054431 A JP2001054431 A JP 2001054431A JP 11231894 A JP11231894 A JP 11231894A JP 23189499 A JP23189499 A JP 23189499A JP 2001054431 A JP2001054431 A JP 2001054431A
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dehumidifier
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Teruji Fukuda
輝士 福田
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】収納庫の高さが高くなっても、各小区画に除湿
された空気を十分に循環させることができ、しかも収納
庫の奥行きが小さい収納庫を提供する。 【解決手段】履き物用の収納庫1の収納室2は棚板5に
より区画されている。収納室2の奥の両隅のスリット状
の開口部10a、10bを有する板8a、8b、側面及
び背面で囲われた部分にて、第一の送風通路9a及び第
二の送風通路9bが構成されている。台輪3の内部に除
湿装置11、送風装置12及び水平送風管13a、13
bが設けられている。除湿装置11にて除湿された空気
は、送風装置12により第一の送風通路9aに送り出さ
れ、開口部10aから各小区画6へ吹き出される。第二
の送風通路9bの開口部10bへは、各小区画6の空気
が吸い込まれ、除湿装置11にて除湿され、再び送風装
置12にて送り出される。従って、収納室2の各区画6
に除湿された空気を循環できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿装置を備えた
収納庫に係り、詳しくは内部が小区画に区画された収納
室を備えた収納庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】履き物用の収納庫内部の空気を除湿装置
により除湿し、除湿した空気を循環させる技術が、例え
ば、特開平2―156904号公報に開示されている。
図5に示すように、履き物用の収納庫21内部の収納室
22は棚板23で小区画24に区画されている。収納庫
21の前面には、扉25が備えられている。収納室22
内部において、最下段の小区画24の下には殺菌装置2
6が設けられ、最上段の小区画24の上には除湿装置2
7が設けられ、さらに上部にはエアフィルター28が設
けられている。
【0003】棚板23と扉25との間に設けられた隙間
は空気流通路29aとなっている。各小区画24の奥に
は、第一の垂直仕切板30が、各棚板23と当接するよ
うに取り付けられ、第一の垂直仕切板30と収納庫21
の背面との間に、第二の垂直仕切板31が配設されてい
る。第一の垂直仕切板30と第二の垂直仕切板31の間
は空気流通路29bとなっており、第一の垂直仕切板3
0は各小区画24を空気流通路29bに連通させる孔3
2を有している。第二の垂直仕切板31と収納庫21の
背面との間は空気流通路29cとなっている。空気流通
路29cの途中に、送風装置33が設けられている。
【0004】送風装置33により送り出される空気は、
空気流通路29cを下降し、殺菌装置26にて、殺菌さ
れ、空気流通路29aを上方に流れ、各小区画24へ流
入する。各小区画24の空気は、第一の垂直仕切板30
の孔32を通り、空気流通路29bへ入り、空気流通路
29bを上方に流れ、除湿装置27に至る。さらに空気
はエアフィルター28を経由し、空気流通路29cを流
れ、再び送風装置33に達する。
【0005】また、特開平7―241214号公報には
送風装置を収納室の奥の上部に設けたものが開示されて
いる。図6に示すように、履き物用の収納庫41内部の
収納室42は棚板43で小区画44に区画されている。
収納庫41の前面には、扉45が備えられている。
【0006】棚板43と扉45との間に設けられた隙間
は空気流通路46aとなっている。収納庫41の背面の
板と棚板43との間の隙間は空気流通路46bとなって
いる。収納庫41の奥には、除湿装置47が設けられて
いる。また、収納室42内の奥の上部には送風装置48
が設けられている。
【0007】送風装置48から送り出された空気は、空
気流通路46bを下降し、途中の除湿装置47にて除湿
される。空気流通路46bを下降する空気は、棚板43
により区画された最上段を除く各小区画44に流れ込ん
でゆく。各小区画44の空気は、空気流通路46aに抜
け出て、上昇してゆき、最上段の小区画44に達し、奥
へ流れ、再び送風装置48に達する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術での
二例の収納庫において、前者では、前面側には空気が上
昇する空気流通路29aが1つ、背面側には空気が上昇
する空気流通路29bと空気が下降する空気流通路29
cの2つ、合せて3つの空気流通路が必要であった。後
者では、同様に、前面側に1つの空気流通路46aと、
背面側に1つの空気流通路46bの、合せて2つの空気
流通路が必要であった。家屋室内に設置する収納庫にお
いては、設置スペースが限られるため、収納庫の寸法が
制限される。寸法が制限された収納庫内に、上記空気流
通路を設けると、収納のためのスペースが少なくなって
いた。
【0009】また、後者の収納庫において、全高が低い
場合は各小区画への空気の循環は十分に得られるが、家
屋の床面から天井高さに達するような、全高が2000
mm以上と高い場合、送風装置48から離れた下部の小
区画では十分な空気の循環が得られなかった。
【0010】一方、前者の収納庫では送風装置33から
送り出された空気が各小区画24を経て再び、送風装置
33に戻るように、空気流通路29a、29b、29c
が設けられているため、収納庫21の高さが高くなって
も、空気の循環は良好に得られる。しかし、空気流通路
29a、29b、29cの占めるスペースが大きくな
り、収納庫の奥行きが大きくなるという問題がある。
【0011】本発明は、前記の問題に鑑みてなされたも
のであって、その目的は収納庫の高さが高くなっても、
各小区画に除湿された空気を十分に循環させることがで
き、しかも収納庫の奥行きが小さい収納庫を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、前面に扉を有する箱状の
収納室が台輪の上に設置され、前記収納室は1つ以上の
仕切板で小区画に区画され、前記収納室の空気の除湿を
行う除湿装置及び収納室の空気の循環を行う送風装置を
備えた収納庫において、前記除湿装置及び前記送風装置
の全て若しくは一部を前記台輪内に収容し、前記除湿装
置にて除湿された空気を前記各小区画へ誘導するととも
に、空気を吹き出す開口部を前記各小区画と対応する箇
所に備えた第一の送風通路と、前記除湿装置へ送られる
空気を前記各小区画から誘導するとともに、空気を吸い
込む開口部を前記各小区画と対応する箇所に備えた第二
の送風通路とを、前記収納室の奥に設けた。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記両送風通路を、前記収納室の奥の
隅に備えた。請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記両送風通路の開口部
を、前記仕切板に対し直交方向に延びるスリット状の孔
とした。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれか一項に記載の発明において、前記収納庫
は、収納庫内の湿度に基づいて、前記除湿装置及び前記
送風装置を制御する制御手段を備えている。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の発明において、前記収納庫
は、履き物用の収納庫である。従って、請求項1に記載
の発明によれば、除湿装置にて除湿され、送風装置から
送り出される空気が第一の送風通路の開口部から各小区
画に吹き出される。また、第二の送風通路の開口部へ各
小区画内の空気が吸い込まれ、除湿装置へ誘導される。
従って、各小区画の空気が除湿されて十分に循環され
る。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加え、収納室内の両送風通路を奥
の隅に配置することにより、両送風通路が各小区画に収
納される物品と干渉しにくくなる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の作用に加え、仕切板の取付
け位置に依らず、各小区画の空気が十分に循環される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の発明の作用に加え、収納室内の空気は
所定の湿度に保たれる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、履き物用
の収納庫において、請求項1〜請求項4のいずれかに記
載の発明の作用が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を履き物用の収納庫
に具体化した一実施の形態を図1(a),(b),
(c)及び図2に従って説明する。
【0020】図1(a)に示すように、履き物用の収納
庫1は箱状の収納室2が台輪3の上に設置されされるこ
とによって構成されている。収納室2は、前面に扉4を
備えている。収納室2の内部は仕切板としての三枚の棚
板5により小区画6に区画され、各棚板5上面に履き物
を置くことで、複数の履き物を収納することができる。
収納室2の両側壁内面には、孔(図示せず)が所定ピッ
チで、上下方向に2列に設けられ、該孔に基端側が差し
込まれた支持部材7により棚板5が支持されている。支
持部材7は、棚板1枚につき4つ取り付けられ、収納す
る履き物に応じ、支持部材7を差し込む孔を変更するこ
とにより、棚板5の取付け位置が変更可能となってい
る。
【0021】図1(a),(b)に示すように、収納室
2の奥の両隅には、収納室2の内寸分の高さを有する板
8a、8bが、収納庫1の側面と背面とに当接した状態
で取り付けられている。板8a、側面及び背面で囲われ
た部分にて、第一の送風通路9aが構成される。同様
に、板8b、側面及び背面で囲われた部分にて、第二の
送風通路9bが構成されている。棚板5は、板8a、8
bと干渉しないように、奥の両角が切り欠かれて構成さ
れている。
【0022】板8a、8bには垂直に延びるスリット状
の孔としての開口部10a、10bが設けられている。
開口部10a、10bの縦方向の長さは、棚板5の板厚
より長くなっている。
【0023】図2に示すように、台輪3の内部には除湿
装置11、送風装置12及び水平送風管13a、13b
が設けられている。除湿装置11の下流側に、送風装置
12が設けられ、送風装置12の吹き出し側に第一の水
平送風管13aが連結され、除湿装置11の吸い込み側
に第二の水平送風管13bが連結されている。除湿装置
11は、ペルチェ素子と冷却フィンを備えている。
【0024】収納室2の底板には、送風通路9a、9b
と同じ大きさの貫通孔14が設けられている。貫通孔1
4を通じて、第一の水平送風管13aの下流側は、第一
の送風通路9aへ連結され、第二の水平送風管13bの
上流側は、第二の送風通路9bへ連結されている。
【0025】最下段の小区画6の奥には、収納室2内の
湿度を検知する湿度センサ15が設けられている。台輪
3の内部には、検知した湿度に基づいて除湿装置11及
び送風装置12を制御する制御手段としての制御装置1
6が設けられている。制御装置16には、除湿装置11
及び送風装置12の運転を制御するための所定の湿度の
上限及び下限が設定されている。
【0026】なお、図1(a)に示す収納庫1は、図示
の都合上、3枚の棚板5により4つの小区画6に区画さ
れる全高の低い構成としているが、例えば、玄関横に床
面から天井まで延びるように設置される全高の高い収納
庫も、高さに対応して棚板5の数を増やすことで同様に
構成できる。
【0027】次に、前記のように構成された履き物用の
収納庫1の作用を説明する。湿度センサ15により、制
御装置16に設定された湿度の上限以上の湿度が検出さ
れたとき、制御装置16により除湿装置11及び送風装
置12のスイッチが入り、運転が開始される。
【0028】除湿装置11にて除湿された空気は、送風
装置12により、第一の水平送風管13aを経由し、第
一の送風通路9aに送り出される。送り出された空気は
第一の送風通路9aの開口部10aから収納室2の各小
区画6へ吹き出される。第二の送風通路9bの開口部1
0bへは、各小区画6の空気が吸い込まれる。各小区画
6から第二の送風通路9bに吸い込まれた空気は第二の
水平送風管13bを経由して、除湿装置11に吸入され
る。吸入された空気は、除湿装置11の内部のペルチェ
素子にて露点以下に冷却された冷却フィンを通過し、除
湿される。除湿された空気は再び送風装置12にて、第
一の水平送風管13aに送り出される。これら一連の流
れにより、収納室2内の空気が循環される。
【0029】湿度センサ15により下限以下の湿度が検
出されたとき、制御装置16により除湿装置11及び送
風装置12のスイッチが切られ、運転が停止し、空気の
循環も止まる。
【0030】履き物は一般に先細りの形状をしているた
め、履き物を収納したときに、収納室2の奥の隅は、履
き物と干渉しにくい場所である。収納室2の奥の隅に取
り付けられているため、板8a、8bは、履き物と干渉
しにくくなっている。
【0031】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1)両送風通路9a、9bを、収納室2の奥に配設し
た。従って、棚板の手前及び奥の両方に送風通路を配設
する従来の構成に比べ、収納庫1の奥行きを小さくする
ことができる。
【0032】(2)収納室2の各小区画6に対応して、
両送風通路9a、9bに開口部10a、10bを備え
た。従って、家屋の床面から天井に達するような全高の
高い収納庫において、送風装置12を設けた台輪3より
離れた上部の小区画6についても、十分な空気の循環量
を得ることができる。
【0033】(3)両送風通路9a、9bを、収納する
履き物と干渉しにくい収納室2の奥の隅に構成した。従
って、制限された収納庫寸法で、より多くの収納のため
のスペースを確保することができる。
【0034】(4)両送風通路9a、9bは、縦の長さ
が棚板5の板厚より長いスリット形状の開口部10a、
10bを備えた。従って、棚板5の取付け位置を変更し
た場合においても、各小区画に必要な空気の循環量を得
ることができる。
【0035】(5)除湿装置11及び送風装置12を収
納庫1の台輪3内に収容した。従って、台輪3以外に除
湿装置11及び送風装置12の設置場所を必要とせずに
収納庫1を製作できる。
【0036】(6)湿度センサ15を収納室2の内部に
備えるとともに、検出される湿度に基づいて、除湿装置
11及び送風装置12を運転、停止する制御手段を備え
た。従って、所定の範囲超えた湿度になることを防ぎ、
また不必要に除湿装置11及び送風装置12が運転され
て電力を消費することを防ぐことができる。
【0037】(7)両送風通路9a、9bはそれぞれ一
部が収納室2の壁面で構成されているため、材料が少な
くて済む。なお、実施の形態は前記に限定されるもので
なく、例えば、次のように具体化してもよい。
【0038】○ 両送風通路9a、9bの位置は収納室
2の奥の隅に限らず、収納室2の奥であれば、意匠や製
作の都合に応じて、送風通路の位置を、中央付近など、
隅以外に設けてもよい。
【0039】○ 両送風通路9a、9bの開口部10
a、10bは、送風通路の長手方向に延びるスリット状
の孔に限らず、図3(a)に示すように、送風通路に対
して直交方向に延びるスリット状の孔として設けてもよ
い。また、開口部は円形、三角又は四角の形状の孔とし
て設けてもよい。この場合、開口部は製作に都合のよ
い、又は、収納庫の意匠に応じた孔形状で構成できる。
【0040】○ 両送風通路9a、9bの開口部10
a、10bは、同じ大きさの孔に限らず、上部寄りの孔
を大きく、下部寄りの孔を小さく設けてもよい。この場
合、送風装置12からの距離の違いによって生じる各孔
における空気の流通量の違いが少なくなり、収納室2内
において、上部寄りの小区画6と下部寄りの小区画6と
の空気の循環量の違いを少なくできる。
【0041】○ 図3(b)に示すように送風通路9
a、9bは断面は三角に限らず、四角、若しくは、円形
などの他の形状であってもよい。 ○ 送風通路は、収納室の内壁と、板で構成されるので
はなく、収納庫とは別体の管で構成されてもよい。
【0042】○ 第一の送風通路及び第二の送風通路を
隣接して配設する構成の場合、第一の送風通路と第二の
送風通路を一体の部品として構成し、また、第一の水平
送風管と第二の水平送風管を一体の部品として構成して
もよい。この場合、部品点数が減ることにより、取付け
の手間を低減できる。
【0043】○ 除湿装置はペルチェ素子による冷却効
果で除湿する構成以外に、シリカゲルなどの乾燥材に空
気を通して除湿する構成としてもよい。この場合、除湿
装置は電力が不要な構成で実現できる。
【0044】○ 除湿装置及び送風装置の制御手段は、
所定の湿度範囲の上限及び下限に基づく制御に限らず、
湿度センサが所定の湿度を超えた湿度を検出したとき、
除湿装置及び送風装置のスイッチが入って、運転が開始
され、所定時間経過後、同スイッチが切られ、運転が停
止される制御であってもよい。この場合、湿度センサは
所定の湿度を超えているかどうかを検知すればよく、よ
り簡素な湿度センサで構成できる。
【0045】○ 除湿装置11及び送風装置12は全体
が台輪3内に収容される構成に限らず、一部が台輪3内
に収容される構成としてもよい。 ○ 除湿及び空気循環の構成は履き物用の収納庫以外
に、衣類、食品、書籍又は雑貨などの収納庫に適用して
もよい。この場合、これら物品を適度な乾燥状態で収納
・保管できる。
【0046】○ 送風通路を収納室の奥の左右の隅に設
ける構成に限らず、図4に示すように、垂直の間仕切板
17にて、横に並ぶ小区画6に区画される構成の履き物
以外の収納を目的とした収納庫において、第一の送風通
路9a及び第二の送風通路9bを奥の上下の隅にそれぞ
れ配設してもよい。奥の上に設けられた第一の送風通路
9aと、台輪3内の送風管13aとは、垂直送風管18
にて連結される。この場合、小区画が横に並ぶ収納庫に
おいて、収納庫全体に除湿した空気を十分に循環させる
ことができる。前記実施の形態から把握され、特許請求
の範囲に記載されていない技術的思想を、その効果とと
もに以下に記載する。 (1)請求項4に記載の発明において、前記制御手段
は、前記湿度センサにより下限以下の湿度が検出された
とき、前記除湿装置及び前記送風装置の運転を停止させ
るものである。この場合、前記収納室の湿度が十分に低
いときは、除湿装置の運転が停止されることにより、収
納室の湿度が過度に低下することを防止できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、収納庫の高さが高くなっても、各小区画に
除湿された空気を十分に循環させることができ、しかも
収納庫の奥行きを小さくできる。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加え、寸法が制限された収納庫内に、空
気流通路を設けても、収納のためのスペースを多く確保
できる。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2の発明の効果に加え、仕切板の取り付け位
置を自由に設定することができる。請求項4に記載の発
明によれば、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載
の発明の効果に加え、収納庫内を適度な湿度に維持で
き、かつ、送風装置や除湿装置が消費する電力を節約で
きる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、履き物用
の収納庫において、請求項1〜請求項4のいずれか一項
に記載の発明の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は一実施の形態を示す模式斜視図、
(b)は平断面図、(c)はその部分拡大図。
【図2】 台輪部の模式断面図。
【図3】 (a)は別の実施の形態を示す部分斜視図、
(b)は別の実施の形態を示す模式断面図。
【図4】 別の実施の形態を示す模式斜視図。
【図5】 従来技術における収納庫を説明するための模
式断面図。
【図6】 従来技術における収納庫を説明するための模
式断面図。
【符号の説明】
1…収納庫、2…収納室、3…台輪、4…扉、5…仕切
板としての棚板、6…小区画、9a…第一の送風通路、
9b…第二の送風通路、10a,10b…開口部、11
…除湿装置、12…送風装置、16…制御手段としての
制御装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に扉を有する箱状の収納室が台輪の
    上に設置され、前記収納室は1つ以上の仕切板で小区画
    に区画され、前記収納室の空気の除湿を行う除湿装置及
    び収納室の空気の循環を行う送風装置を備えた収納庫に
    おいて、前記除湿装置及び前記送風装置の全て若しくは
    一部を前記台輪内に収容し、前記除湿装置にて除湿され
    た空気を前記各小区画へ誘導するとともに、空気を吹き
    出す開口部を前記各小区画と対応する箇所に備えた第一
    の送風通路と、前記除湿装置へ送られる空気を前記各小
    区画から誘導するとともに、空気を吸い込む開口部を前
    記各小区画と対応する箇所に備えた第二の送風通路と
    を、前記収納室の奥に設けた収納庫。
  2. 【請求項2】 前記両送風通路を、前記収納室の奥の隅
    に備えた請求項1に記載の収納庫。
  3. 【請求項3】 前記両送風通路の開口部を、前記仕切板
    に対し直交方向に延びるスリット状の孔とした請求項1
    又は請求項2に記載の収納庫。
  4. 【請求項4】 前記収納庫は、収納庫内の湿度に基づい
    て、前記除湿装置及び前記送風装置を制御する制御手段
    を備えている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の収
    納庫。
  5. 【請求項5】 前記収納庫は、履き物用の収納庫である
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載の収納庫。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004286386A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Matsushita Electric Works Ltd 収納庫の収納量検出装置および収納庫
JP2005230324A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp 下足箱
JP2007296263A (ja) * 2006-05-08 2007-11-15 Takao Hayashi 送風靴
KR102116945B1 (ko) * 2019-11-19 2020-05-29 주식회사 정강에스아이 다기능 신발장
JP2020110552A (ja) * 2019-01-16 2020-07-27 合同会社デンネツ・エルド 消臭装置

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