JP2008055421A - 生ごみ乾燥器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造であって乾燥効率の優れた生ごみ乾燥器10を提供する。
【解決手段】底面と平行な網状板28が内部に設置され、網状板28より低い位置に流入口30と吐出口32が設置されたごみ収納容器14と、ごみ収納容器14を着脱可能に収容するハウジング16と、ハウジング16の上部一側に配置され、前記ハウジングに連通してハウジング内の空気を循環させる送風機18と、送風機18に連通して前記ハウジング16の上部の他側に設置され、ハウジング16内の空気を、排気口27と連通する排出通路22と、電熱ヒーター26が配置された通孔25を介してごみ収納容器14の上部と連通する第1循環通路24aと、ごみ収納容器14の流入口30と連通する第2循環通路24bと、に分割して送風するダクト20と、を含むことを特徴とする生ごみ乾燥器10。
【選択図】図1

Description

本発明は生ごみ乾燥器に係り、特に家庭用に好適に使用可能な構造の生ごみ乾燥器に関するものである。
一般に、家庭で使用される生ごみ乾燥器は、多量の水分を含む生ごみを乾燥させて軽量化し、使用者がごみを容易にに廃棄することができるようにするという機能を有する。
特許文献1には、ヒーターによって加熱された空気が送風ファンによって強制的に収納容器の上側空間を循環してから排出される構造の生ごみ乾燥器が報告されている(例えば特許文献1参照)。
この生ごみ乾燥器は比較的単純な構造なので、製造するのは経済的に有利である。しかし、高温の空気がごみ収納容器の上側のみを循環して排出されるので、ごみの上層部は乾燥されるが中層部や下層部は乾燥が悪くなるという、ごみの乾燥効率の面での問題があった。
他の例において、本体下部に多数の電熱線又はヒーターを配置した構造のごみ収納容器が開示されている。このごみ収納容器の場合、生ごみの上側部と下側部とを加熱することによって、乾燥効率の向上を期待することができるが、複雑な構造による製作費用の増大と、大量の電力を消費するという経済的な問題点を有すると共に、頻繁な故障を引き起こすという問題もあった。
大韓民国実用新案登録第397143号明細書
本発明は前記従来技術による生ごみ乾燥器の問題点を解決するためになされたものであって、具体的には、前記特許文献1に開示された生ごみ乾燥器を改良したものである。
本発明の目的は、簡単な構造であって乾燥効率の優れた生ごみ乾燥器を提供することである。
本発明の目的は、送風機18によって循環される加熱空気がごみ収納容器14の上部及び下部を同時に循環するようにすることによって達成される。
本発明による生ごみ乾燥器10は、底面と平行な網状板28が内部に設置され、網状板28より低い位置に流入口30と吐出口32が設置されたごみ収納容器14と、ごみ収納容器14を着脱可能に収容するハウジング16と、ハウジング16の上部一側に配置され、前記ハウジング16に連通してハウジング16内の空気を循環させる送風機18と、送風機18に連通して前記ハウジング16の上部の他側に設置され、ハウジング16内の空気を、排気口27と連通する排出通路22と、電熱ヒーター26が配置された通孔25を介してごみ収納容器14の上部と連通する第1循環通路24aと、ごみ収納容器14の流入口30と連通する第2循環通路24bと、に分割して送風するダクト20と、を含むことを特徴とする。
本発明の生ごみ乾燥器は、送風機によって循環される高温の空気が生ごみの上側部と下側部を通過することにより、生ごみの上側部と下側部を同時に加熱するので、生ごみの乾燥効率が向上すると共に、下側部の加熱のための他の付加的な手段を必要としないので比較的簡単な構造にすることができる。
本発明の特徴、作用及び効果を添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1は本発明の実施例による生ごみ乾燥器10の構成を示す分解斜視図であり、図2は図1の本体12の詳細斜視図であり、図3は図1のダクト20内部の詳細斜視図である。
図1によれば、本発明の生ごみ乾燥器10は、左右の側板1、2と、背板3と、各種スイッチが配置される上板4と、本体12と、ごみ収納容器14と、を含む。
前記ごみ収納容器14は、内部に底面と平行な網状板28が設置され、前記網状板28より下部の側面に流入口30と吐出口32が設置される。
図2によれば、前記本体12は、前記ごみ収納容器14を着脱可能に収容するハウジング16と、前記ハウジング16の上部一側に連通して配置される送風機18と、前記送風機18に連通して空気を循環、排出させるためのダクト20と、からなる。
前記ハウジング16は、前方に出入開放口が形成され、この開放口を通じてごみ収納容器14がハウジング16内に着脱される。符号17はごみ収納容器14の円滑な出入りのためのガイドレールである。
前記送風機18はハウジング16の上部に配置され、通気孔(図示せず)を通じてハウジング16に連通されている。
前記ダクト20はハウジング16の上部に配置され、送風機18と連通している。
更に詳細には、第3図によれば、前記ダクト20は、一つの排出通路22と二つの循環通路24a、24bを有する。そして、排出通路22は排気口27と連通し、第1循環通路24aは、電熱ヒーター26が設置された通孔25を通じてごみ収納容器14の上側空間に延長され、第2循環通路24bは連結管23を介してごみ収納容器14の流入口30に連結される。
本実施例において、吐出口32を通過した高温の空気は送風機18によって循環するようにしたものであるが、他の実施例においては、排出管(図示せず)を連結して外部に排出するようにすることもできる。
前記ごみ収納容器14に適量の生ごみを収容し、ハウジング16の内部に装着すれば、生ごみ乾燥器10の動作を開始することができる。
生ごみが含む水分中の相当量は網状板28を通過してごみ収納容器14の底面に落ちて溜る。すなわち、網状板28は生ごみ中の残物と汚水を分離する機能を有する。
この状態で、生ごみ乾燥器10の電源を入れれば、ハウジング16の内部空気は送風機18によって強制的に循環される。空気はダクト20を通過しながら3分割され、一部は排出通路22を、他の一部は循環通路24a、24bを通る。
前記排出通路22を通る空気は排気口27から外部へ排気される。
前記第1循環通路24aを通る空気は通孔25に設置された電熱ヒーター26を通過して加熱され、ごみ収納容器14の上側空間に供給され、ごみ収納容器14内の生ごみを上側部から加熱乾燥させた後、送風機18によって再びダクト20に戻る。
前記第2循環通路24bを通過した空気は、連結管23及び流入口30を介してごみ収納容器14の網状板28の下部に供給される。ごみ収納容器14の網状板28の下部に供給された空気は、ごみ収納容器14内の網状板28下側部から生ごみを加熱乾燥させると同時に、ごみ収納容器14の底面に溜った汚水を加熱乾燥させた後、吐出口32を介して前記ハウジング内に放出され、送風機18によって再びダクト20に戻る。
他の実施例に於いて、前記吐出口32を多孔性部材によって形成することで、前記吐出口32からの空気の放出量を減少させて、加熱空気が前記ごみ収納容器14に長く溜るようにすることができる。
本発明による生ごみ乾燥器10において、ごみ収納容器14に投入された生ごみは、網状板28によって、生ごみ中の残物と汚水に分離される。そして、生ごみの上側部と下側部が同時に加熱乾燥されると同時に汚水も加熱乾燥される。したがって、従来技術による生ごみ乾燥器に比べ、本発明の生ごみ乾燥器10は高い乾燥効率を得ることができる。
本発明は、家庭用に好適に使用可能な構造の生ごみ乾燥器に適用可能である。
本発明による生ごみ乾燥器10の構成を示す分解斜視図である。 図1の本体12の詳細斜視図である。 図1のダクト20内部の詳細斜視図である。
符号の説明
10 生ごみ乾燥機
12 本体
14 ごみ収納容器
16 ハウジング
18 送風機
20 ダクト
22 排出通路
23 連結管
24a、24b 循環通路
25 通孔
26 電熱ヒーター
27 排気口
28 網状板
30 流入口
32 吐出口

Claims (4)

  1. 底面と平行な網状板28が内部に設置され、前記網状板28より低い位置に流入口30と吐出口32が設置されたごみ収納容器14と、
    前記ごみ収納容器14を着脱可能に収容するハウジング16と、
    前記ハウジング16の上部一側に配置され、前記ハウジング16に連通してハウジング16内の空気を循環させる送風機18と、
    前記送風機18に連通して前記ハウジング16の上部の他側に設置され、前記ハウジング16内の空気を、排気口27と連通する排出通路22と、電熱ヒーター26が配置された通孔25を介して前記ごみ収納容器14の上部と連通する第1循環通路24aと、前記ごみ収納容器14の流入口30と連通する第2循環通路24bと、に分割して送風するダクト20と、
    を含むことを特徴とする生ごみ乾燥器。
  2. 前記ごみ収納容器14の吐出口32は外部排出管に連結されることを特徴とする請求項1に記載の生ごみ乾燥器。
  3. 前記ダクト20の第2循環通路24bと前記流入口30とは連結管23によって連結されることを特徴とする請求項1又は2に記載の生ごみ乾燥器。
  4. 前記ごみ収納容器14の吐出口32は多孔性部材によって形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の生ごみ乾燥器。
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