JP4884100B2 - ハードウェアデバイス制御装置とその処理データの設定管理方法および画像処理装置 - Google Patents
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Description
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、デジタル信号処理に必要な処理データのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスを向上させることを目的とする。
請求項3の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にて管理するものである。
請求項5の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにて管理するものである。
請求項7の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にて管理するものである。
請求項9の発明による画像処理装置は、請求項1〜8のいずれかのハードウェアデバイス制御装置を備え、該ハードウェアデバイス制御装置によって画像処理用のハードウェアデバイスを制御させるようにするものである。
〔第1実施形態〕
まず、この発明の第1実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。
より具体的には、例えば、外部のスキャナが原稿を読み取って得た画像データや、撮像手段により被写体を撮像して得た画像データを入力し、その画像データに対してフィルタ,色補正(γ補正、誤差拡散等),変倍等の画像処理を施し、外部のコントローラボードに出力して、蓄積,プリント,FAX送信等の処理に供するような構成が考えられる。
これらの場合、例えばスキャナ,プリンタ,デジタル複写機,ファクシミリ装置,これらの機能を備えたデジタル複合機(MFP),デジタルカメラ等の画像処理装置における、IPU(イメージプロセシングユニット)ボードとして構成することができる。
ハードウェアデバイス1は、DSP又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)であり、設定されたレジスタデータに従い、入力するデジタル信号(画像データ等)を処理して出力する機能を有する。
設定部11,12,13は、デジタル信号の処理(以下単に「処理」ともいう)に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式でハードウェアデバイス1に転送して設定する設定手段である。
設定部11は、処理に必要なレジスタデータを第1の転送方式である1レジスタ単位(通常のCPUアクセス性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定する。この場合の転送速度は、例えば100ns/レジスタとなる。
設定部12は、処理に必要なレジスタデータを第2の転送方式である1ブロック単位(通常DMA転送の性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定する。この場合の転送速度は、例えば10ns/レジスタとなる。
なお、各設定部11,12,13の転送単位は上述の各単位に限らない。また、設定部は2個又は4個以上でもよく、それらの転送単位もそれぞれ異なる単位であれば何でもよい。
データイメージ差分管理部15は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
そして、要求データイメージは、外部から処理を要求された場合に、その要求された処理に必要なレジスタデータに応じて作成することができる。なお、各種処理に必要なレジスタデータは、予め図示しないメモリに格納されている。
前者の方法では、必要になった時点で直接情報を取得するので、情報の正確性が高いという利点があり、後者の方法では、予め設定データイメージを用意しておけるので、差分の管理を高速に行うことができるという利点がある。
また、設定データイメージを常にアップデートして管理しておくようにしてもよい。
それによって、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部が各設定部11,12,13の中から最適化部14によって選択されるため、その選択された設定部が、メモリに格納されている処理に必要なレジスタデータのうちの上記差分に対応するレジスタデータをハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの上記差分に対応するレジスタデータの位置に設定(上書き)する。
図3は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
データイメージ差分管理部15は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにてチェックし、その差分チェック結果(管理状況)を設定管理部16に通知する(ステップS3)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS4)。このとき、データイメージ差分管理部15から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分(設定が依頼された1ブロック単位のレジスタデータと一致する部分)の位置に設定する(ステップS9)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図4に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックがデータイメージに応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
差分チェック結果から図4に示すエリアA1上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータ(1ブロック以上)の設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式である1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。
次に、この発明の第2実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図5〜図7を参照して説明する。
図5は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第2実施形態では、ハードウェアデバイス制御部20に、要求処理項目差分管理部25を備えている。その要求処理項目差分管理部25は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
図6は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
要求処理項目差分管理部25は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS13)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS14)。このとき、要求処理項目差分管理部25から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS19)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図7に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが要求処理項目に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
要求処理項目が「濃い」又は「薄い」の場合には、要求処理項目に差分がないため、対応する図7に示すエリアB3上のレジスタデータの転送・設定は行われない。
次に、この発明の第3実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図8〜図10を参照して説明する。
図8は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第3実施形態では、ハードウェアデバイス制御部30に、使用機能差分管理部35を備えている。その使用機能差分管理部35は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
図9は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
使用機能差分管理部35は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS23)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS24)。このとき、使用機能差分管理部35から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS29)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図10に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが使用機能に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分がないため、対応する図10に示すエリアC3上のレジスタデータの転送・設定は行われない。
次に、この発明の第4実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図11〜図13を参照して説明する。
図11は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第4実施形態では、ハードウェアデバイス制御部40に、モード別データイメージ差分管理部45を備えている。そのモード別データイメージ差分管理部45は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
図12は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
モード別データイメージ差分管理部45は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS33)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS34)。このとき、モード別データイメージ差分管理部45から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS39)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図13に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応するデータイメージに応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
次に、この発明の第5実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図14〜図16を参照して説明する。
図14は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第5実施形態では、ハードウェアデバイス制御部50に、モード別要求処理項目差分管理部55を備えている。そのモード別要求処理項目差分管理部55は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
図15は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
モード別要求処理項目差分管理部55は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS43)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS44)。このとき、モード別要求処理項目差分管理部55から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS49)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図16に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応する要求処理項目に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
次に、この発明の第6実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図17〜図19を参照して説明する。
図17は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第6実施形態では、ハードウェアデバイス制御部60に、モード別使用機能差分管理部65を備えている。そのモード別使用機能差分管理部65は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
図18は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
モード別使用機能差分管理部65は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS53)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS54)。このとき、モード別使用機能差分管理部65から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS59)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図19に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応する使用機能に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
次に、この発明の第7実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図20〜図22を参照して説明する。
図20は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第7実施形態では、ハードウェアデバイス制御部70に、モード別使用機能・データイメージ差分管理部75を備えている。そのモード別使用機能・データイメージ差分管理部75は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
図21は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
モード別使用機能・データイメージ差分管理部75は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS63)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS64)。このとき、モード別使用機能・データイメージ差分管理部75から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS69)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図22に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応する使用機能に対応するデータイメージに応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
次に、第1実施形態〜第7実施形態のいずれかのハードウェアデバイス制御部を備える信号処理装置を画像処理装置のIPUボードとして構成した場合の主要部分の一例について、図23を参照して説明する。
図23は、そのIPUボードの主要部分の構成例を示すブロック図であり、図1,図5,図8,図11,図14,図17,図20と対応するハードウェアデバイスには同一符号を付している。
DMAコントローラ101は、設定部12に相当するものであり、RAM(メモリ)105上の処理に必要なレジスタデータ(処理データ)を第2の転送方式である1ブロック単位(通常DMA転送の性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定することができる。
CPU103は、ROM104内のプログラムに従って画像処理装置全体を統括的に制御する中央処理装置であり、レジスタデータを第1の転送方式である1レジスタ単位(通常のCPUアクセス性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定する設定部11の機能を有している。なお、設定部11に相当するDMAコントローラを備えても構わない。
さらに、上述した各実施形態を矛盾しない範囲で組み合わせて適用することも可能である。
10,20,30,40,50,60,70,80:ハードウェアデバイス制御部
11,12,13:設定部 14:最適化部 15:データイメージ差分管理部
16:設定管理部 25:要求処理項目差分管理部 35:使用機能差分管理部
45:モード別データイメージ差分管理部 55:モード別要求処理項目差分管理部
65:モード別使用機能差分管理部
75:モード別使用機能・データイメージ差分管理部
101,102:DMAコントローラ 103:CPU 104:ROM
105:RAM
Claims (10)
- デジタル信号を処理するハードウェアデバイスを制御するハードウェアデバイス制御装置であって、
前記処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる転送単位で前記ハードウェアデバイスに転送して設定する複数の設定手段と、
該複数の設定手段のうち、前記処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定手段を選択する最適化手段と、
前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を管理する差分管理手段と、
該差分管理手段の管理状況に基づいて前記最適化手段に設定最適化を依頼することにより前記処理に必要なレジスタデータの設定を管理する設定管理手段とを設け、
前記設定管理手段は、前記最適化手段に設定最適化を依頼する際に、前記管理状況の通知も行う手段であり、
前記最適化手段は、前記設定管理手段から前記設定最適化の依頼を受けた場合に、該設定最適化の依頼と共に受けた前記管理状況に対応する前記処理に必要なレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、前記差分の発生箇所を含むように区分されたデータの量に応じた設定手段を選択することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のハードウェアデバイス制御装置を備え、該ハードウェアデバイス制御装置によって画像処理用のハードウェアデバイスを制御させるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
- デジタル信号を処理するハードウェアデバイスを制御するハードウェアデバイス制御装置におけるレジスタデータの設定管理方法であって、
前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を管理し、その管理状況に基づいて、前記処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる転送単位で前記ハードウェアデバイスに転送して設定する複数の設定手段のうち、前記処理に必要なレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、前記差分の発生箇所を含むように区分されたデータの量に応じた設定手段を選択することにより、該レジスタデータの設定を管理することを特徴とするレジスタデータの設定管理方法。
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