JP4884100B2 - ハードウェアデバイス制御装置とその処理データの設定管理方法および画像処理装置 - Google Patents

ハードウェアデバイス制御装置とその処理データの設定管理方法および画像処理装置 Download PDF

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Description

この発明は、デジタル信号を処理するハードウェアデバイスを制御するハードウェアデバイス制御装置、それを備えたデジタル複写機,プリンタ装置,ファクシミリ装置等の画像形成装置やスキャナ装置などの画像処理装置、および上記ハードウェアデバイス制御装置における処理データの設定管理方法に関する。
従来から、デジタル信号を処理するハードウェアデバイスとしてのデジタルシグナルプロセッサ(以下「DSP」と略称する)を利用したシステムのリソース管理については、例えば特許文献1に見られるように、3個のDSPが共通通信バスを介して外部メモリ等の共用リソースに対してアクセスを選択的に要求し、制御ユニットが各DSPへのバスの割り当てを制御し、バスをデフォルトで制御ユニットに割り当てるようにしたものが知られている。
また、特許文献2に見られるように、DSPの制御管理を、レジスタリソースやメモリリソースや固有ハードリソースの情報を用いて管理するものも知られている。
特表平10−505925号公報 特開2002−279417号公報
しかしながら、ハードウェアデバイスへのプログラムやレジスタデータ(レジスタに格納するデータ)の設定のパフォーマンスを考慮した場合、上記の文献に記載の技術では、まだ最適な制御構造を得ることができていないという問題があった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、デジタル信号処理に必要な処理データのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスを向上させることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、ハードウェアデバイス制御装置、それを備えた画像処理装置、およびハードウェアデバイス制御装置におけるレジスタデータの設定管理方法を提供する。
請求項1の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、デジタル信号を処理するハードウェアデバイスを制御するハードウェアデバイス制御装置であって、上記処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる転送単位で上記ハードウェアデバイスに転送して設定する複数の設定手段と、該複数の設定手段のうち、上記処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定手段を選択する最適化手段と、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を管理する差分管理手段と、該差分管理手段の管理状況に基づいて上記最適化手段に設定最適化を依頼することにより上記処理に必要なレジスタデータの設定を管理する設定管理手段とを設け、上記設定管理手段を、上記最適化手段に設定最適化を依頼する際に、上記管理状況の通知も行う手段とし、上記最適化手段が、上記設定管理手段から上記設定最適化の依頼を受けた場合に、該設定最適化の依頼と共に受けた上記管理状況に対応する上記処理に必要なレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、上記差分の発生箇所を含むように区分されたデータの量に応じた設定手段を選択するものである。
請求項2の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにて管理するものである。
請求項3の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にて管理するものである。
請求項4の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にて管理するものである。
請求項5の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにて管理するものである。
請求項6の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にて管理するものである。
請求項7の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にて管理するものである。
請求項8の発明によるハードウェアデバイス制御装置は、請求項1のハードウェアデバイス制御装置において、上記差分管理手段が、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにて管理するものである。
請求項9の発明による画像処理装置は、請求項1〜8のいずれかのハードウェアデバイス制御装置を備え、該ハードウェアデバイス制御装置によって画像処理用のハードウェアデバイスを制御させるようにするものである。
請求項10の発明による設定管理方法は、デジタル信号を処理するハードウェアデバイスを制御するハードウェアデバイス制御装置におけるレジスタデータの設定管理方法であって、上記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を管理し、その管理状況に基づいて、上記処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる転送単位で上記ハードウェアデバイスに転送して設定する複数の設定手段のうち、上記処理に必要なレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、上記差分の発生箇所を含むように区分されたデータの量に応じた設定手段を選択することにより、該レジスタデータの設定を管理するものである。
この発明によれば、ハードウェアデバイス制御装置が、デジタル信号を処理するハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと上記処理に必要なレジスタデータとの差分を管理し、その管理状況に基づいて、上記処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる転送単位で上記ハードウェアデバイスに転送して設定する複数の設定手段のうち、その処理に必要なレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、上記差分の発生箇所を含むように区分されたデータの量に応じた設定手段を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、上記処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスを向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔第1実施形態〕
まず、この発明の第1実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。
この信号処理装置は、外部から入力するデジタル信号を処理し、外部へ出力する装置である。
より具体的には、例えば、外部のスキャナが原稿を読み取って得た画像データや、撮像手段により被写体を撮像して得た画像データを入力し、その画像データに対してフィルタ,色補正(γ補正、誤差拡散等),変倍等の画像処理を施し、外部のコントローラボードに出力して、蓄積,プリント,FAX送信等の処理に供するような構成が考えられる。
あるいは、HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶部に記憶している画像データを入力し、信号処理を施した後のデータを、再蓄積,プリント,FAX送信等の処理に供するような構成も考えられる。
これらの場合、例えばスキャナ,プリンタ,デジタル複写機,ファクシミリ装置,これらの機能を備えたデジタル複合機(MFP),デジタルカメラ等の画像処理装置における、IPU(イメージプロセシングユニット)ボードとして構成することができる。
この信号処理装置は、ハードウェアデバイス1と、ハードウェアデバイス制御部10とを備えている。
ハードウェアデバイス1は、DSP又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)であり、設定されたレジスタデータに従い、入力するデジタル信号(画像データ等)を処理して出力する機能を有する。
ハードウェアデバイス制御部10は、ハードウェアデバイス制御装置に該当し、3つの設定部11,12,13と、最適化部14と、データイメージ差分管理部15と、設定管理部16とを備えている。
設定部11,12,13は、デジタル信号の処理(以下単に「処理」ともいう)に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式でハードウェアデバイス1に転送して設定する設定手段である。
図2は、設定部11,12,13における連続転送単位と転送速度との関係の一例を示す線図である。
設定部11は、処理に必要なレジスタデータを第1の転送方式である1レジスタ単位(通常のCPUアクセス性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定する。この場合の転送速度は、例えば100ns/レジスタとなる。
設定部12は、処理に必要なレジスタデータを第2の転送方式である1ブロック単位(通常DMA転送の性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定する。この場合の転送速度は、例えば10ns/レジスタとなる。
設定部13は、処理に必要なレジスタデータを第3の転送方式である全ブロック単位(高速DMA転送の性能)で、つまり全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する。この場合の転送速度は、例えば1ns/レジスタとなる。
なお、各設定部11,12,13の転送単位は上述の各単位に限らない。また、設定部は2個又は4個以上でもよく、それらの転送単位もそれぞれ異なる単位であれば何でもよい。
最適化部14は、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する最適化手段である。
データイメージ差分管理部15は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
この差分管理は、例えば、メモリのどの位置(アドレス)にどのレジスタデータが記憶されているか(又はされるべきか)を示すデータイメージ(データマップ)を、既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータの双方について作成し、これらを比較することによって行うことができる。ここでは、前者を設定データイメージ、後者を要求データイメージとする。
そして、要求データイメージは、外部から処理を要求された場合に、その要求された処理に必要なレジスタデータに応じて作成することができる。なお、各種処理に必要なレジスタデータは、予め図示しないメモリに格納されている。
設定データイメージは、データイメージ差分管理部15がハードウェアデバイス1にアクセスして現在設定されているレジスタデータの情報を取得し、この情報に基づいて作成することができる。あるいは、常に設定データイメージを管理しておき、ハードウェアデバイス1にレジスタデータを設定する度にこれを改変していくことによっても、設定データイメージを作成することができる。
前者の方法では、必要になった時点で直接情報を取得するので、情報の正確性が高いという利点があり、後者の方法では、予め設定データイメージを用意しておけるので、差分の管理を高速に行うことができるという利点がある。
また、設定データイメージを常にアップデートして管理しておくようにしてもよい。
設定管理部16は、データイメージ差分管理部15の管理状況に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼することによりレジスタデータの設定を管理する。
それによって、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部が各設定部11,12,13の中から最適化部14によって選択されるため、その選択された設定部が、メモリに格納されている処理に必要なレジスタデータのうちの上記差分に対応するレジスタデータをハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの上記差分に対応するレジスタデータの位置に設定(上書き)する。
次に、このように構成された信号処理装置における外部からデジタル信号である画像データの処理を要求する画像処理要求が発行された場合の動作例について、図3,図4を参照して説明する。なお、画像データ以外のデジタル信号の処理の要求が発行された場合の動作も同様であり、これについては後述する第2実施形態以降でも同様である。
図3は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
設定管理部16は、外部(操作部等)から画像処理要求を受け付けると(ステップS1)、データイメージ差分管理部15に差分管理を依頼する(ステップS2)。
データイメージ差分管理部15は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにてチェックし、その差分チェック結果(管理状況)を設定管理部16に通知する(ステップS3)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS4)。このとき、データイメージ差分管理部15から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
最適化部14は、設定管理部16から設定最適化の依頼を受けると、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する(ステップS5,S6,S7)。つまり、設定最適化の依頼と共に受けた差分チェック結果に対応するメモリ上のレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、その区分したレジスタデータのうち、メモリ上のレジスタデータの差分個所である差分発生レジスタデータの設定を設定部11に、差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定を設定部12にそれぞれ依頼する。あるいは、全ブロックのレジスタデータの設定を設定部13に依頼する。
設定部11は、最適化部14から差分発生レジスタデータの設定が依頼された場合には、その差分発生レジスタデータのみを1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分(設定が依頼された差分発生レジスタデータと一致する部分)の位置に設定する(ステップS8)。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分(設定が依頼された1ブロック単位のレジスタデータと一致する部分)の位置に設定する(ステップS9)。
設定部13は、最適化部14から全ブロックのレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する(ステップS10)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図4に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックがデータイメージに応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
すなわち、差分チェック結果から図4に示す4個の差分発生レジスタデータの設定が設定部11に依頼されることにより、それらの差分発生レジスタデータが第1の転送方式である1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。
差分チェック結果から図4に示すエリアA1上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータ(1ブロック以上)の設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式である1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。
このように、ハードウェアデバイス制御部10が、ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにて管理し、その管理状況(差分チェック結果)つまりデータイメージ差分の発生箇所と量に基づいて、各設定部(処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式で設定する部分)のうち、そのレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスを向上させることができる。つまり、データイメージ差分のチェック結果と設定部の有効性を考慮し、効果的な高速転送を実現することができる。特に、データイメージの差分を用いることにより、データ列の転送に有利なDMA等の高速転送を用いることも有効である。
〔第2実施形態〕
次に、この発明の第2実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図5〜図7を参照して説明する。
図5は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第2実施形態では、ハードウェアデバイス制御部20に、要求処理項目差分管理部25を備えている。その要求処理項目差分管理部25は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
この差分管理は、今回の処理要求時の要求処理項目を、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータを設定した時の要求処理項目とを比較することによって行うことができる。要求処理項目の情報は、外部から処理を要求された場合にメモリに書き込んで保存しておけばよい。各種の処理項目(シャープ/ソフト,濃い/薄い,低解像度/高解像度など)に関するメモリ上の各レジスタデータの位置は決まっているので、それらの情報もメモリに予め書き込んで保存しておけば、処理要求時に要求処理項目に関する位置情報を取得することにより、メモリ上の差分発生レジスタデータを含む可能性があるレジスタデータの位置を特定することができる。
次に、このように構成された信号処理装置における外部からデジタル信号である画像データの処理を要求する画像処理要求が発行された場合の動作例について、図6,図7を参照して説明する。
図6は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
設定管理部16は、外部から画像処理要求を受け付けると(ステップS11)、要求処理項目差分管理部25に差分管理を依頼する(ステップS12)。
要求処理項目差分管理部25は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS13)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS14)。このとき、要求処理項目差分管理部25から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
最適化部14は、設定管理部16から設定最適化の依頼を受けると、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する(ステップS15,S16,S17)。つまり、設定最適化の依頼と共に受けた差分チェック結果に対応するメモリ上のレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、その区分したレジスタデータのうち、メモリ上のレジスタデータの差分個所である差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定を設定部11に、差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定を設定部12にそれぞれ依頼する。あるいは、全ブロックのレジスタデータの設定を設定部13に依頼する。
設定部11は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS18)。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS19)。
設定部13は、最適化部14から全ブロックのレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する(ステップS20)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図7に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが要求処理項目に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
すなわち、要求処理項目が「低解像度」又は「高解像度」の場合には、差分チェック結果から図7に示すエリアB1上の4個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータ(1ブロックに満たない)の設定が設定部11に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第1の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。なお、図7の斜線を施して示す要求処理項目は、差分が発生しているものを示している。これは、後述する実施形態で使用する図面でも同様とする。
要求処理項目が「シャープ」又は「ソフト」の場合には、差分チェック結果から図7に示すエリアB2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。
要求処理項目が「濃い」又は「薄い」の場合には、要求処理項目に差分がないため、対応する図7に示すエリアB3上のレジスタデータの転送・設定は行われない。
このように、ハードウェアデバイス制御部20が、ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にて管理し、その管理状況(差分チェック結果)つまり要求処理項目差分の発生箇所と量に基づいて、各設定部(処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式で設定する部分)のうち、そのレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスを向上させることができる。つまり、要求処理項目差分のチェック結果と設定部の有効性を考慮し、効果的な高速転送を実現することができる。特に、要求処理項目差分を用いることにより、差分管理を高速化することができ、連続動作の場合に効果的である。
〔第3実施形態〕
次に、この発明の第3実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図8〜図10を参照して説明する。
図8は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第3実施形態では、ハードウェアデバイス制御部30に、使用機能差分管理部35を備えている。その使用機能差分管理部35は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
この差分管理は、今回の処理要求時の使用機能を、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータを設定した時の使用機能とを比較することによって行うことができる。使用機能の情報は、外部から処理を要求された場合にメモリに書き込んで保存しておけばよい。各種の機能(フィルタ,色補正,変倍など)に関するメモリ上の各レジスタデータの位置は決まっているので、それらの情報もメモリに予め書き込んで保存しておけば、処理要求時に使用機能に関する位置情報を取得することにより、メモリ上の差分発生レジスタデータを含む可能性があるレジスタデータの位置を特定することができる。
次に、このように構成された信号処理装置における外部からデジタル信号である画像データの処理を要求する画像処理要求が発行された場合の動作例について、図9,図10を参照して説明する。
図9は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
設定管理部16は、外部から画像処理要求を受け付けると(ステップS21)、使用機能差分管理部35に差分管理を依頼する(ステップS22)。
使用機能差分管理部35は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS23)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS24)。このとき、使用機能差分管理部35から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
最適化部14は、設定管理部16から設定最適化の依頼を受けると、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する(ステップS25,S26,S27)。つまり、設定最適化の依頼と共に受けた差分チェック結果に対応するメモリ上のレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、その区分したレジスタデータのうち、メモリ上のレジスタデータの差分個所である差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定を設定部11に、差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定を設定部12にそれぞれ依頼する。あるいは、全ブロックのレジスタデータの設定を設定部13に依頼する。
設定部11は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS28)。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS29)。
設定部13は、最適化部14から全ブロックのレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する(ステップS30)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図10に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが使用機能に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
すなわち、使用機能が「変倍」の場合には、差分チェック結果から図10に示すエリアC1上の4個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータの設定が設定部11に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第1の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。なお、図10の斜線を施して示す使用機能は、差分が発生しているものを示している。これは、後述する実施形態で使用する図面でも同様とする。
使用機能が「フィルタ」の場合には、差分チェック結果から図10に示すエリアC2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。
使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分がないため、対応する図10に示すエリアC3上のレジスタデータの転送・設定は行われない。
このように、ハードウェアデバイス制御部30が、ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にて管理し、その管理状況(差分チェック結果)つまり使用機能の差分の発生箇所と量に基づいて、各設定部(処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式で設定する部分)のうち、そのレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスを向上させることができる。つまり、使用機能の差分のチェック結果と設定部の有効性を考慮し、効果的な高速転送を実現することができる。特に、使用機能の差分を用いることにより、使用機能毎にハードウェアデバイスが存在する場合に、必要なハードウェアデバイスへの設定に効果的である。
〔第4実施形態〕
次に、この発明の第4実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図11〜図13を参照して説明する。
図11は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第4実施形態では、ハードウェアデバイス制御部40に、モード別データイメージ差分管理部45を備えている。そのモード別データイメージ差分管理部45は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
この差分管理は、第1実施例と同様に、例えば、メモリのどの位置(アドレス)にどのレジスタデータが記憶されているか(又はされるべきか)を示すデータイメージを、既に設定されているレジスタデータ(設定データイメージ)と、これから実行させる処理に必要なレジスタデータ(要求データイメージ)の双方について作成し、これらの設定モードに対応する個所を比較することによって行うことができる。設定モードの情報は、外部から処理を要求された場合にメモリに書き込んで保存しておけばよい。各種のモード(文字モード,写真モード,文字/写真モードなど)に関するメモリ上の各レジスタデータの位置は決まっているので、それらの情報もメモリに予め書き込んで保存しておけば、処理要求時に設定モードに関する位置情報を取得することにより、メモリ上の差分発生レジスタデータを含む可能性があるレジスタデータの位置を特定することができる。
次に、このように構成された信号処理装置における外部からデジタル信号である画像データの処理を要求する画像処理要求が発行された場合の動作例について、図12,図13を参照して説明する。
図12は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
設定管理部16は、外部から画像処理要求を受け付けると(ステップS31)、モード別データイメージ差分管理部45に差分管理を依頼する(ステップS32)。
モード別データイメージ差分管理部45は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS33)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS34)。このとき、モード別データイメージ差分管理部45から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
最適化部14は、設定管理部16から設定最適化の依頼を受けると、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する(ステップS35,S36,S37)。つまり、設定最適化の依頼と共に受けた差分チェック結果に対応するメモリ上のレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、その区分したレジスタデータのうち、メモリ上のレジスタデータの差分個所である差分発生レジスタデータの設定を設定部11に、差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定を設定部12にそれぞれ依頼する。あるいは、全ブロックのレジスタデータの設定を設定部13に依頼する。
設定部11は、最適化部14から差分発生レジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータのみを1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS38)。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS39)。
設定部13は、最適化部14から全ブロックのレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する(ステップS40)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図13に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応するデータイメージに応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
すなわち、「文字モード」に対応するレジスタデータが図13に示すエリアD1上の4個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータとエリアD2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータであれば、設定モードが「文字モード」の場合には、差分チェック結果からエリアD1上の4個の差分発生レジスタデータの設定が設定部11に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第1の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。また、エリアD2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。
「写真モード」に対応するレジスタデータが図13に示すエリアD2上のレジスタデータとエリアD3上の差分発生レジスタデータを含まないレジスタデータであれば、設定モードが「写真モード」の場合には、差分チェック結果からエリアD2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。エリアD3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、それらのレジスタデータの転送・設定は行われない。
「文字/写真モード(文字と写真が混在するモード)」に対応するレジスタデータが図13に示すエリアD1,D2,D3上のレジスタデータであれば、設定モードが「文字/写真モード」の場合には、差分チェック結果からエリアD1上のレジスタデータの設定が設定部11に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第1の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。また、エリアD2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。エリアD3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、それらのレジスタデータの転送・設定は行われない。
このように、ハードウェアデバイス制御部40が、ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータの差分を設定モードに対応するデータイメージにて管理し、その管理状況(差分チェック結果)つまり設定モードに対応するデータイメージ差分の発生箇所と量に基づいて、各設定部(処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式で設定する部分)のうち、そのレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、設定モードに対応するレジスタデータのうちデータイメージ差分がない個所の転送・設定は行う必要がなくなり、また設定モードが変化していない個所のデータイメージの差分は管理する必要がないため、処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスをより向上させることができる。つまり、設定モードに対応するデータイメージ差分のチェック結果と設定部の有効性を考慮し、より効果的な高速転送を実現することができる。特に、データイメージの差分を用いることにより、データ列の転送に有利なDMA等の高速転送を用いることも有効である。
〔第5実施形態〕
次に、この発明の第5実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図14〜図16を参照して説明する。
図14は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第5実施形態では、ハードウェアデバイス制御部50に、モード別要求処理項目差分管理部55を備えている。そのモード別要求処理項目差分管理部55は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
この差分管理は、今回の処理要求時の設定モードに対応する要求処理項目を、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータを設定した時の設定モードに対応する要求処理項目とを比較することによって行うことができる。設定モードに対応する要求処理項目の情報は、外部から処理を要求された場合にメモリに書き込んで保存しておけばよい。各種のモードにそれぞれ対応する要求処理項目に関するメモリ上の各レジスタデータの位置は決まっているので、それらの情報もメモリに予め書き込んで保存しておけば、処理要求時に設定モードに対応する要求処理項目に関する位置情報を取得することにより、メモリ上の差分発生レジスタデータを含む可能性があるレジスタデータの位置を特定することができる。
次に、このように構成された信号処理装置における外部からデジタル信号である画像データの処理を要求する画像処理要求が発行された場合の動作例について、図15,図16を参照して説明する。
図15は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
設定管理部16は、外部から画像処理要求を受け付けると(ステップS41)、モード別要求処理項目差分管理部55に差分管理を依頼する(ステップS42)。
モード別要求処理項目差分管理部55は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS43)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS44)。このとき、モード別要求処理項目差分管理部55から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
最適化部14は、設定管理部16から設定最適化の依頼を受けると、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する(ステップS45,S46,S47)。つまり、設定最適化の依頼と共に受けた差分チェック結果に対応するメモリ上のレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、その区分したレジスタデータのうち、メモリ上のレジスタデータの差分個所である差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定を設定部11に、差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定を設定部12にそれぞれ依頼する。あるいは、全ブロックのレジスタデータの設定を設定部13に依頼する。
設定部11は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS48)。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS49)。
設定部13は、最適化部14から全ブロックのレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する(ステップS50)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図16に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応する要求処理項目に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
すなわち、「文字モード」に対応するレジスタデータが図16に示すエリアE2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータとエリアE3上の差分発生レジスタデータを含まないレジスタデータであれば、設定モードが「文字モード」でそれに対応する要求処理項目が「シャープ」又は「ソフト」の場合には、差分チェック結果からエリアE2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「文字モード」でそれに対応する要求処理項目が「濃い」又は「薄い」の場合には、要求処理項目に差分がなく、エリアE3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、それらのレジスタデータの転送・設定は行われない。
「写真モード」に対応するレジスタデータが図16に示すエリアE2,E3上のレジスタデータであれば、設定モードが「写真モード」でそれに対応する要求処理項目が「シャープ」又は「ソフト」の場合には、差分チェック結果からエリアE2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「写真モード」でそれに対応する要求処理項目が「濃い」又は「薄い」の場合には、要求処理項目に差分がなく、エリアE3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、そのレジスタデータの転送・設定は行われない。
「文字/写真モード」に対応するレジスタデータが図16に示すエリアE1上の4個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータとエリアE2,E3上のレジスタデータであれば、設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する要求処理項目が「シャープ」又は「ソフト」の場合には、差分チェック結果からエリアE2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。また、設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する要求処理項目が「低解像度」又は「高解像度」の場合には、差分チェック結果からエリアE1上のレジスタデータの設定が設定部11に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第1の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する要求処理項目が「濃い」又は「薄い」の場合には、要求処理項目に差分がなく、エリアE3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、そのレジスタデータの転送・設定は行われない。
このように、ハードウェアデバイス制御部50が、ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にて管理し、その管理状況(差分チェック結果)つまり設定モードに対応する要求処理項目の差分の発生箇所と量に基づいて、各設定部(処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式で設定する部分)のうち、そのレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、設定モードに対応するレジスタデータのうち要求処理項目差分がない個所の転送・設定は行う必要がなくなり、また設定モードが変化していない個所の要求処理項目の差分は管理する必要がないため、処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスをより向上させることができる。つまり、設定モードに対応する要求処理項目の差分のチェック結果と設定部の有効性を考慮し、より効果的な高速転送を実現することができる。特に、要求処理項目の差分を用いることにより、差分管理を高速化することができ、連続動作の場合に効果的である。
〔第6実施形態〕
次に、この発明の第6実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図17〜図19を参照して説明する。
図17は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第6実施形態では、ハードウェアデバイス制御部60に、モード別使用機能差分管理部65を備えている。そのモード別使用機能差分管理部65は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
この差分管理は、今回の処理要求時の設定モードに対応する使用機能を、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータを設定した時の設定モードに対応する使用機能とを比較することによって行うことができる。設定モードに対応する使用機能の情報は、外部から処理を要求された場合にメモリに書き込んで保存しておけばよい。各種のモードにそれぞれ対応する使用機能に関するメモリ上の各レジスタデータの位置はそれぞれ決まっているので、それらの情報もメモリに予め書き込んで保存しておけば、処理要求時に設定モードに対応する使用機能に関する位置情報を取得することにより、メモリ上の差分発生レジスタデータを含む可能性があるレジスタデータの位置を特定することができる。
次に、このように構成された信号処理装置における外部からデジタル信号である画像データの処理を要求する画像処理要求が発行された場合の動作例について、図18,図19を参照して説明する。
図18は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
設定管理部16は、外部から画像処理要求を受け付けると(ステップS51)、モード別使用機能差分管理部65に差分管理を依頼する(ステップS52)。
モード別使用機能差分管理部65は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS53)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS54)。このとき、モード別使用機能差分管理部65から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
最適化部14は、設定管理部16から設定最適化の依頼を受けると、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する(ステップS55,S56,S57)。つまり、設定最適化の依頼と共に受けた差分チェック結果に対応するメモリ上のレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、その区分したレジスタデータのうち、メモリ上のレジスタデータの差分個所である差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定を設定部11に、差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定を設定部12にそれぞれ依頼する。あるいは、全ブロックのレジスタデータの設定を設定部13に依頼する。
設定部11は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロックに満たないレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS58)。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む可能性がある1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS59)。
設定部13は、最適化部14から全ブロックのレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する(ステップS60)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図19に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応する使用機能に応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
すなわち、「文字モード」に対応するレジスタデータが図19に示すエリアF2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータとエリアF3上の差分発生レジスタデータを含まないレジスタデータであれば、設定モードが「文字モード」でそれに対応する使用機能が「フィルタ」の場合には、差分チェック結果からエリアF2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「文字モード」でそれに対応する使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分がなく、エリアF3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、それらのレジスタデータの転送・設定は行われない。
「写真モード」に対応するレジスタデータが図19に示すエリアF2,F3上のレジスタデータであれば、設定モードが「写真モード」でそれに対応する使用機能が「フィルタ」の場合には、差分チェック結果からエリアF2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「写真モード」でそれに対応する使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分がなく、エリアF3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、そのレジスタデータの転送・設定は行われない。
「文字/写真モード」に対応するレジスタデータが図19に示すエリアF1上の4個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータとエリアF2,F3上のレジスタデータであれば、設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する使用機能が「フィルタ」の場合には、差分チェック結果からエリアF2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。また、設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する使用機能が「変倍」の場合には、差分チェック結果からエリアF1上のレジスタデータの設定が設定部11に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第1の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分がなく、エリアF3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、そのレジスタデータの転送・設定は行われない。
このように、ハードウェアデバイス制御部60が、ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にて管理し、その管理状況(差分チェック結果)つまり設定モードに対応する使用機能の差分の発生箇所と量に基づいて、各設定部(処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式で設定する部分)のうち、そのレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、設定モードに対応するレジスタデータのうち使用機能に差分がない個所の転送・設定は行う必要がなくなり、また設定モードが変化していない個所の使用機能の差分は管理する必要がないため、処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスをより向上させることができる。つまり、設定モードに対応する使用機能の差分のチェック結果と設定部の有効性を考慮し、より効果的な高速転送を実現することができる。特に、使用機能の差分を用いることにより、使用機能毎にハードウェアデバイスが存在する場合に、必要なハードウェアデバイスへの設定に効果的である。
〔第7実施形態〕
次に、この発明の第7実施形態であるハードウェアデバイス制御装置について、図20〜図22を参照して説明する。
図20は、そのハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
第7実施形態では、ハードウェアデバイス制御部70に、モード別使用機能・データイメージ差分管理部75を備えている。そのモード別使用機能・データイメージ差分管理部75は、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと、これから実行させる処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにてチェック(管理)する機能を有する差分管理手段である。
この差分管理は、第1実施例と同様に、例えば、メモリのどの位置(アドレス)にどのレジスタデータが記憶されているか(又はされるべきか)を示すデータイメージを、既に設定されているレジスタデータ(設定データイメージ)と、これから実行させる処理に必要なレジスタデータ(要求データイメージ)の双方について作成し、これらの設定モードに対応する使用機能に対応する個所を比較することによって行うことができる。設定モードに対応する使用機能の情報は、外部から処理を要求された場合にメモリに書き込んで保存しておけばよい。各種のモードにそれぞれ対応する使用機能に関するメモリ上の各レジスタデータの位置はそれぞれ決まっているので、それらの情報もメモリに予め書き込んで保存しておけば、処理要求時に設定モードに対応する使用機能に関する位置情報を取得することにより、メモリ上の差分発生レジスタデータを含む可能性があるレジスタデータの位置を特定することができる。
次に、このように構成された信号処理装置における外部からデジタル信号である画像データの処理を要求する画像処理要求が発行された場合の動作例について、図21,図22を参照して説明する。
図21は、この信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
設定管理部16は、外部から画像処理要求を受け付けると(ステップS61)、モード別使用機能・データイメージ差分管理部75に差分管理を依頼する(ステップS62)。
モード別使用機能・データイメージ差分管理部75は、その依頼を受けると、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにてチェックし、その差分チェック結果を設定管理部16に通知する(ステップS63)。
設定管理部16は、その差分チェック結果に基づいて最適化部14に設定最適化を依頼する(ステップS64)。このとき、モード別使用機能・データイメージ差分管理部75から受けた差分チェック結果の通知も最適化部14に対して行う。
最適化部14は、設定管理部16から設定最適化の依頼を受けると、設定部11,12,13のうち、処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択する(ステップS65,S66,S67)。つまり、設定最適化の依頼と共に受けた差分チェック結果に対応するメモリ上のレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、その区分したレジスタデータのうち、メモリ上のレジスタデータの差分個所である差分発生レジスタデータの設定を設定部11に、差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定を設定部12にそれぞれ依頼する。あるいは、全ブロックのレジスタデータの設定を設定部13に依頼する。
設定部11は、最適化部14から差分発生レジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータのみを1レジスタ単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS68)。
設定部12は、最適化部14から差分発生レジスタデータを含む1ブロック単位のレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを1ブロック単位でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定する(ステップS69)。
設定部13は、最適化部14から全ブロックのレジスタデータの設定が依頼された場合には、そのレジスタデータを全ブロック一括でハードウェアデバイス1に転送して設定する(ステップS70)。
例えば、メモリ上のこれから実行させる処理に必要なレジスタデータのうち、ハードウェアデバイス1に既に設定されているレジスタデータとの差分に相当する部分である差分発生レジスタデータが図22に斜線を施して示す部分とした場合、その差分チェックが設定モードに対応する使用機能に対応するデータイメージに応じて行われることにより、レジスタデータの設定が次のように行われる。
すなわち、「文字モード」に対応するレジスタデータが図22に示すエリアG2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータとエリアG3上の差分発生レジスタデータを含まないレジスタデータであれば、設定モードが「文字モード」でそれに対応する使用機能が「フィルタ」の場合には、差分チェック結果からエリアG2上の64個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「文字モード」でそれに対応する使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分はあるが、データイメージに差分がなく、エリアG3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、それらのレジスタデータの転送・設定は行われない。
「写真モード」に対応するレジスタデータが図22に示すエリアG2,G3上のレジスタデータであれば、設定モードが「写真モード」でそれに対応する使用機能が「フィルタ」の場合には、差分チェック結果からエリアG2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「写真モード」でそれに対応する使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分はあるが、データイメージに差分がなく、エリアG3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、そのレジスタデータの転送・設定は行われない。
「文字/写真モード」に対応するレジスタデータが図22に示すエリアG1上の4個の差分発生レジスタデータを含むレジスタデータとエリアG2,G3上のレジスタデータであれば、設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する使用機能が「フィルタ」の場合には、差分チェック結果からエリアG2上のレジスタデータの設定が設定部12に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第2の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。また、設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する使用機能が「変倍」の場合には、差分チェック結果からエリアG1上の4個の差分発生レジスタデータの設定が設定部11に依頼されることにより、それらのレジスタデータが第1の転送方式でハードウェアデバイス1に転送して既に設定されているレジスタデータのうちの該当部分の位置に設定される。設定モードが「文字/写真モード」でそれに対応する使用機能が「色補正」の場合には、使用機能に差分はあるが、データイメージに差分がなく、エリアG3上のレジスタデータには差分発生レジスタデータがないため、そのレジスタデータの転送・設定は行われない。
このように、ハードウェアデバイス制御部70が、ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにて管理し、その管理状況(差分チェック結果)つまり設定モードに対応する使用機能とデータイメージの差分の発生箇所と量に基づいて、各設定部(処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる方式で設定する部分)のうち、そのレジスタデータの高速設定に最適な設定部を選択することにより、そのレジスタデータの設定を管理するので、次のような効果を得られる。つまり、設定モードに対応するレジスタデータのうち使用機能とデータイメージに差分がない個所の転送・設定は行う必要がなくなり、また設定モードが変化していない個所の使用機能とデータイメージの差分は管理する必要がないため、処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスをより一層向上させることができる。つまり、設定モードに対応する使用機能とデータイメージの差分のチェック結果と設定部の有効性を考慮し、より一層効果的な高速転送を実現することができる。
〔第8実施形態〕
次に、第1実施形態〜第7実施形態のいずれかのハードウェアデバイス制御部を備える信号処理装置を画像処理装置のIPUボードとして構成した場合の主要部分の一例について、図23を参照して説明する。
図23は、そのIPUボードの主要部分の構成例を示すブロック図であり、図1,図5,図8,図11,図14,図17,図20と対応するハードウェアデバイスには同一符号を付している。
このIPUボードは、ハードウェアデバイス制御部80に、2つのDMAコントローラ101,102と、CPU103,ROM104,RAM105とを備えている。
DMAコントローラ101は、設定部12に相当するものであり、RAM(メモリ)105上の処理に必要なレジスタデータ(処理データ)を第2の転送方式である1ブロック単位(通常DMA転送の性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定することができる。
DMAコントローラ102は、設定部13に相当するものであり、RAM105上のレジスタデータを第3の転送方式である全ブロック単位(高速DMA転送の性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定することができる。
CPU103は、ROM104内のプログラムに従って画像処理装置全体を統括的に制御する中央処理装置であり、レジスタデータを第1の転送方式である1レジスタ単位(通常のCPUアクセス性能)でハードウェアデバイス1に転送して設定する設定部11の機能を有している。なお、設定部11に相当するDMAコントローラを備えても構わない。
このように構成した画像処理装置において、例えば多数枚の原稿画像を処理する際には、1枚目の画像を処理する際の設定と、2枚目の画像を処理する際の設定とは同じことが多い。そして、このような場合には、1枚目の処理時と2枚目の処理時にレジスタデータの差分が発生しないため、レジスタデータの設定制御を省略でき、設定制御のパフォーマンスを向上させることができる。一方で、設定が変わる場合には、設定が変わらない場合と同じ制御でレジスタデータの差分を設定できるので、設定の変更に柔軟に対応可能である。
また、データイメージを利用すれば、実際の転送データの差分を把握することができるので、レジスタデータを管理番号を用いて管理するような場合よりも、無駄なデータの転送を減らすことができる。また、データの転送にDMAのような連続的な高速転送技術も適用可能であり、転送速度の面でもパフォーマンスを向上させることができる。
さらに、上述したようなハードウェアデバイス制御部を、スキャナ,プリンタ,デジタル複写機、ファクシミリ装置、これらの機能を備えたMFP、デジタルカメラ等の各種の画像処理装置に設け、ハードウェアデバイスに対するレジスタデータの転送・設定を制御させるようにすれば、装置全体として、制御のパフォーマンスを向上させることができる。
また、変形例として、ハードウェアデバイスによる処理対象のデータが、画像データ以外のデータであってもよい。そして、このようにする場合、画像処理装置以外の電子装置にハードウェアデバイス制御部を設けることも考えられる。また、ハードウェアデバイス制御部を信号処理部の外部に設ける構成も妨げられない。
さらに、上述した各実施形態を矛盾しない範囲で組み合わせて適用することも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、この発明のハードウェアデバイス制御装置又は画像処理装置によれば、デジタル信号処理に必要なレジスタデータのハードウェアデバイスへの設定のパフォーマンスを向上させることができる。したがって、この発明を適用すれば、ハードウェアデバイスを高速に動作させることができる。
この発明の第1実施形態であるハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1の設定部11,12,13における連続転送単位と転送速度との関係の一例を示す線図である。 図1に示した信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの第1例を示す図である。 図1のデータイメージ差分管理部15による差分管理と設定部11,12による異なる転送方式でのレジスタデータの設定との関係を説明するための図である。 この発明の第2実施形態であるハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。
図5に示した信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図5の要求処理項目差分管理部25による差分管理と設定部11,12による異なる転送方式でのレジスタデータの設定との関係を説明するための図である。 この発明の第3実施形態であるハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 図8に示した信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図8の使用機能差分管理部35による差分管理と設定部11,12による異なる転送方式でのレジスタデータの設定との関係を説明するための図である。
この発明の第4実施形態であるハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 図11に示した信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図11のモード別データイメージ差分管理部45による差分管理と設定部11,12による異なる転送方式でのレジスタデータの設定との関係を説明するための図である。 この発明の第5実施形態であるハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 図14に示した信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
図14のモード別要求処理項目差分管理部55による差分管理と設定部11,12による異なる転送方式でのレジスタデータの設定との関係を説明するための図である。 この発明の第6実施形態であるハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 図17に示した信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図17のモード別使用機能差分管理部65による差分管理と設定部11,12による異なる転送方式でのレジスタデータの設定との関係を説明するための図である。 この発明の第7実施形態であるハードウェアデバイス制御装置を備える信号処理装置の構成例を示すブロック図である。
図20に示した信号処理装置における外部から画像処理要求が発行された場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図20のモード別使用機能・データイメージ差分管理部75による差分管理と設定部11,12による異なる転送方式でのレジスタデータの設定との関係を説明するための図である。 この発明の第8実施形態であるハードウェアデバイス制御部を備える画像処理装置のIPUボードの主要部分の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1:ハードウェアデバイス
10,20,30,40,50,60,70,80:ハードウェアデバイス制御部
11,12,13:設定部 14:最適化部 15:データイメージ差分管理部
16:設定管理部 25:要求処理項目差分管理部 35:使用機能差分管理部
45:モード別データイメージ差分管理部 55:モード別要求処理項目差分管理部
65:モード別使用機能差分管理部
75:モード別使用機能・データイメージ差分管理部
101,102:DMAコントローラ 103:CPU 104:ROM
105:RAM

Claims (10)

  1. デジタル信号を処理するハードウェアデバイスを制御するハードウェアデバイス制御装置であって、
    前記処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる転送単位で前記ハードウェアデバイスに転送して設定する複数の設定手段と、
    該複数の設定手段のうち、前記処理に必要なレジスタデータの高速設定に最適な設定手段を選択する最適化手段と、
    前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を管理する差分管理手段と、
    該差分管理手段の管理状況に基づいて前記最適化手段に設定最適化を依頼することにより前記処理に必要なレジスタデータの設定を管理する設定管理手段とを設け、
    前記設定管理手段は、前記最適化手段に設定最適化を依頼する際に、前記管理状況の通知も行う手段であり、
    前記最適化手段は、前記設定管理手段から前記設定最適化の依頼を受けた場合に、該設定最適化の依頼と共に受けた前記管理状況に対応する前記処理に必要なレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、前記差分の発生箇所を含むように区分されたデータの量に応じた設定手段を選択することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  2. 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
    前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分をデータイメージにて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  3. 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
    前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を要求処理項目にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  4. 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
    前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を使用機能にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  5. 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
    前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応するデータイメージにて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  6. 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
    前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する要求処理項目にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  7. 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
    前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能にて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  8. 請求項1記載のハードウェアデバイス制御装置において、
    前記差分管理手段は、前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を設定モードに対応する使用機能とデータイメージにて管理することを特徴とするハードウェアデバイス制御装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のハードウェアデバイス制御装置を備え、該ハードウェアデバイス制御装置によって画像処理用のハードウェアデバイスを制御させるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  10. デジタル信号を処理するハードウェアデバイスを制御するハードウェアデバイス制御装置におけるレジスタデータの設定管理方法であって、
    前記ハードウェアデバイスに既に設定されているレジスタデータと前記処理に必要なレジスタデータとの差分を管理し、その管理状況に基づいて、前記処理に必要なレジスタデータをそれぞれ異なる転送単位で前記ハードウェアデバイスに転送して設定する複数の設定手段のうち、前記処理に必要なレジスタデータを高速設定に最適なように区分し、前記差分の発生箇所を含むように区分されたデータの量に応じた設定手段を選択することにより、該レジスタデータの設定を管理することを特徴とするレジスタデータの設定管理方法。
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