JP2008217172A - 画像処理制御装置、画像処理制御方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理制御装置、画像処理制御方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の設定要求に対する処理の高速化を実現する。
【解決手段】まず、外部からプロセス管理部2に対して設定の要求がある。プロセス管理部2は、設定要求をレジスタに順次登録すると共に、データイメージ差分管理部3に処理データの差分管理を依頼する。データイメージ差分管理部3は、データイメージによる差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、データイメージの差分を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番づける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。このように、データイメージ差分管理を行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明はディジタルの複写機、スキャナ、プリンタ等の画像形成装置で利用されるプログラムデバイス等の画像処理装置を制御する画像処理制御装置、方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)を利用したシステムのリソース管理については、例えば特許文献1に示されるバス管理システムのように、プロセッサを共同通信バスとして接続する技術が提案されている。
特表平10−505925号公報
しかしながら、実際のシステム構成においては、共同通信バスを形成することはコストがかかり、必要最低限の資源構成ができにくい場合がある。また、DSPのプログラムやデータ等の制御管理についてもバス制御との関連が発生し、複雑化している。ディジタル複写機等で、複数のDSPを接続するシステムが商品化されつつある。しかし、DSPサのプログラムやデータ等のパフォーマンスを考慮した場合、最適な制御構造にはなっていない。また、処理データの差分管理を行い、設定項目を限定することにより、高速化を図っているが、複数の要求にまたがって高速化が図れていない。
本発明は上記に実情に鑑みなされたもので、複数の設定要求の処理の高速化を実現することを課題とする。
請求項1の発明による画像処理制御装置は、ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御装置であって、複数の設定要求を管理するプロセス管理手段と、前記設定要求に応じて処理するデータをデータイメージで差分管理する差分管理手段と、前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定する設定管理手段とを備えたものである。
請求項2の発明による画像処理制御装置は、ディジタル画像の処理を行う画像処理装で用いられる画像処理制御装置であって、複数の設定要求を管理するプロセス管理手段と、前記設定要求に応じて処理するデータを要求項目で差分管理する差分管理手段と、前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定する設定管理手段とを備えたものである。
請求項3の発明による画像処理制御装置は、ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御装置であって、複数の設定要求を管理するプロセス管理手段と、
前記設定要求に応じて処理するデータを機能で差分管理する差分管理手段と、前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定する設定管理手段とを備えたものである。
請求項4の発明による画像処理制御装置は、請求項1において、前記差分管理手段は、モードに対応するデータイメージで差分管理することを特徴とするものである。
請求項5の発明による画像処理制御装置は、請求項2において、前記差分管理手段は、モードに対応する要求項目で差分管理することを特徴とするものである。
請求項6の発明による画像処理制御装置は、請求項3において、前記差分管理手段は、モードに対応する機能で差分管理することを特徴とするものである。
請求項7の発明による画像処理制御装置は、請求項4,6において、前記差分管理手段は、モードに対応する機能とデータイメージで差分管理することを特徴とするものである。
請求項8の発明による画像処理制御方法は、ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御方法であって、複数の設定要求を管理するステップと、前記設定要求に応じて処理するデータをデータイメージで差分管理するステップと、前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定するステップとを有するものである。
請求項9の発明による画像処理制御方法は、ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御方法であって、複数の設定要求を管理するステップと、前記設定要求に応じて処理するデータを要求項目で差分管理するステップと、前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定するステップとを有するものである。
請求項10の発明による画像処理制御方法は、ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御方法であって、複数の設定要求を管理するステップと、前記設定要求に応じて処理するデータを機能で差分管理するステップと、前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定するステップとを有するものである。
請求項11の発明による画像処理制御方法は、請求項8において、前記差分管理するステップは、モードに対応するデータイメージで差分管理することを特徴とするものである。
請求項12の発明による画像処理制御方法は、請求項9において、前記差分管理するステップは、モードに対応する要求項目で差分管理することを特徴とするものである。
請求項13の発明による画像処理制御方法は、請求項10において、前記差分管理するステップは、モードに対応する機能で差分管理することを特徴とするものである。
請求項14の発明による画像処理制御方法は、請求項11,13において、前記差分管理するステップは、モードに対応する機能とデータイメージで差分管理することを特徴とするものである。
本発明によるプログラムは、請求項8〜14記載の画像処理制御方法をコンピュータに実行させるものである。
本発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項15記載のプログラムを記載したものである。
請求項1,8の発明によれば、処理データをデータイメージにより差分管理し、差分の調査状況を考慮して要求の順番づけを行うことにより、効果的な高速化を実現することができる。特に、データイメージ差分を用いることにより、転送データそのものに着目した高速化をすることができる。
請求項2,9の発明によれば、処理データを要求項目により差分管理し、差分の調査状況を考慮して要求の順番づけを行うことにより、効果的な高速化を実現することができる。特に、要求項目差分を用いることにより、差分管理を高速化することができ、画像の連続動作の場合に効果的である。
請求項3,10の発明によれば、処理データを機能により差分管理し、差分の調査状況を考慮して要求の順番づけを行うことにより、効果的な高速化を実現することができる。
特に、機能差分を用いることにより、機能ごとにハードデバイスが点在する場合に、必要なデバイスの設定として効果的である。
請求項4,11の発明によれば、処理データをモードに対するデータイメージにより差分管理し、差分の調査状況を考慮して要求の順番づけを行うことにより、効果的な高速化を実現することができる。特に、データイメージ差分を用いることにより、転送データそのものに着目した高速化をすることができる。さらに、モードに対応して差分管理を行うので、モードが変化していない箇所のデータイメージの差分を管理する必要がなくなり、差分管理の高速化を図ることができる。
請求項5,12の発明によれば、処理データをモードに対する要求項目により差分管理し、差分の調査状況を考慮して要求の順番づけを行うことにより、効果的な高速化を実現することができる。特に、要求項目差分を用いることにより、差分管理を高速化することができ、画像の連続動作の場合に効果的である。さらに、モードに対応して差分管理を行うので、モードが変化していない箇所のデータイメージの差分を管理する必要がなくなり、差分管理の高速化を図ることができる。
請求項6,13の発明によれば、処理データをモードに対する機能により差分管理し、差分の調査状況を考慮要求の順番づけを行うことにより、効果的な高速化を実現することができる。特に、機能差分を用いることにより、機能ごとにハードデバイスが点在する場合に、必要なデバイスの設定として効果的である。さらに、モードに対応して、差分管理を行うので、モードが変化していない箇所のデータイメージの差分を管理する必要がなくなり、差分管理の高速化を図ることができる。
請求項7,14の発明によれば、処理データをモードに対する機能とデータイメージの差分にて差分管理し、差分の調査状況を考慮して要求の順番づけを行うことにより、効果的な高速化を実現することができる。特に、モードに対応して機能とデータイメージの差分管理を行うので、モードが変化していない箇所の機能とデータイメージ分の差分を管理する必要がなくなり、差分管理の高速化を図ることができる。
以下、本発明の第1〜7の実施の形態を図面と共に説明する。各実施の形態は、いずれもディジタル画像をDSP等のハードウエアデバイスを用いて画像処理を行う画像処理装置において、同時に複数の設定要求がなされた場合に、それらの設定要求の完了がより高速に行われるように、処理の順番を設定して設定要求全体のデータ量を最小にすることにより、最適な設定を管理するようにしたものである。
第1の実施の形態を説明する。
上記のように処理の順番を設定するために、本実施の形態では、設定要求に応じて設定する処理データをデータイメージにより差分管理を行うことで、必要最低限の設定を行うようにしたものである。
図1は本実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。
図1において、1はハードウエアデバイスである画像処理部、2は複数の設定要求を管理するプロセス管理部、3は設定要求に基づいて設定する処理データをデータイメージで差分管理するデータイメージ差分管理部、4は設定処理データが最小になるようにプロセス処理順番を管理する設定管理部である。
次に動作について説明する。
まず、外部からプロセス管理部2に対して設定の要求がある。プロセス管理部2は、設定要求をレジスタに順次登録すると共に、データイメージ差分管理部3に処理データの差分管理を依頼する。データイメージ差分管理部3は、データイメージによる差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、データイメージの差分を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番づける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。
本実施の形態によれば、上記のように1つのハードウエアデバイスに対してプロセス管理とデータイメージ差分管理を行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
図2は本実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。
図2は3つの設定要求1,2,3があったものとし、それぞれ23個、18個、50個のレジスタで差分が発生した場合を示す。ここで考えられる設定順序は図示のように設定順序1,2,3つである。設定順序1では、処理すべきレジスタ数の合計は132個、設定順序2では、118個、設定順序3では、86個となる。従って、レジスタ数が最小となるのは設定順序2である。このように、データイメージにより差分管理し、その差分の発生箇所と量に応じて効果的な設定を行うことにより、複数の要求全体で高速化を図ることができる。
第2の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、設定する処理データを差分管理するが、要求項目差分に基づく差分管理を行うことにより、必要最低限の設定を行うことができる画像処理制御装置である。
図3は本実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は省略する。
図3において、5は要求項目の差分管理を行う要求項目差分管理部である。
次に動作について説明する。
まず、外部からプロセス管理部2に対して設定の要求がある。プロセス管理部2は、設定要求をレジスタに順次登録すると共に、要求項目差分管理部5に処理データの差分管理を依頼する。要求項目差分管理部5は、要求項目に基づいて差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、要求項目について差分を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番づける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。
本実施の形態によれば、差分管理を要求項目について行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
図4は本実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。
図4は画像の品質に関することを要求項目とする3つの設定要求1,2,3があった場合を示し、ここでは設定要求1について差分が発生したレジスタ群をデータイメージとして示す。ここで考えられる設定順序は図示のように設定順序1,2,3つである。設定順序1では、処理すべきレジスタ数の合計は7個、設定順序2では、6個、設定順序3では、3個となる。従って、レジスタ数が最小となるのは設定順序3である。このように、要求項目により差分管理し、その差分の発生箇所と量に応じて効果的な設定を行うことにより、複数の要求全体で高速化を図ることができる。
第3の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、設定する処理データを差分管理するが、機能に基づく差分管理を行うことにより、必要最低限の設定を行うことができる画像処理制御装置である。
図5は本実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は省略する。
図5において、6は機能差分の差分管理を行う要求項目差分管理部である。
次に動作について説明する。
外部からプロセス管理部2に対して設定の要求があると、プロセス管理部2は、設定要求をレジスタに順次登録すると共に、機能差分管理部5に処理データの差分管理を依頼する。機能差分管理部5は、機能差分の差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、機能差分を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番づける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。
本実施の形態によれば、差分管理を機能差分について行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
図6は本実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。
図6はフィルタ処理、色補正処理、変倍処理等の機能に関する3つの設定要求1,2,3があった場合を示し、ここでは設定要求1について差分が発生したレジスタ群をデータイメージとして示す。考えられる設定順序は設定順序1,2、3つであり、それぞれ処理すべきレジスタ数の合計は8個、6個、5個である。従って、レジスタ数が最小となるのは設定順序3である。このように、機能差分を管理し、その差分の発生箇所と量に応じて効果的な設定を行うことにより、複数の要求全体で高速化を図ることができる。
第4の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、設定する処理データをモードに対応するデータイメージにより差分管理することにより、必要最低限の設定を行うことができる画像処理制御装置である。
図7は本実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は省略する。
図7において、7は処理データをモードに対応するデータイメージにより差分管理するモード対応データイメージ差分管理部である。
次に動作について説明する。
プロセス管理部2は、設定の要求があると、設定要求をレジスタに順次登録すると共に、モード対応データイメージ差分管理部7に処理データの差分管理を依頼する。モード対応データイメージ差分管理部7は、モードに対応するデータイメージにより差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、差分結果を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番付ける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。
本実施の形態によれば、差分管理をモードに対応するデータイメージにより行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
図8は本実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。
図8は文字モード、写真モード、文字/写真モードに関する3つの設定要求1,2,3があった場合を示し、ここでは設定要求1について差分が発生したレジスタ群をデータイメージとして示す。考えられる設定順序1,2,3において、処理すべきレジスタ数の合計は、設定順序1では、3個、設定順序2では、3個、設定順序3では、2個である。従って、レジスタ数が最小となるのは設定順序3である。このように、モードに対応するデータイメージにより差分管理し、その差分の発生箇所と量に応じて効果的な設定を行うことにより、複数の要求全体で高速化を図ることができる。
第5の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、設定する処理データをモードに対応する機能差分により差分管理することにより、必要最低限の設定を行うことができる画像処理制御装置である。
図9は本実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は省略する。
図9において、8は処理データをモードに対応する要求項目により差分管理するモード対応要求項目差分管理部である。
次に動作について説明する。
プロセス管理部2は、設定の要求があると、設定要求をレジスタに順次登録すると共に、モード対応要求項目差分管理部8に処理データの差分管理を依頼する。モード対応要求項目差分管理部8は、モードに対応する要求項目により差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、差分結果を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番づける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。
本実施の形態によれば、差分管理をモードに対応する要求項目により行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
図10は本実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序づけの様子を示す。
図10は各モードに関する3つの設定要求1,2,3があった場合を示し、ここでは設定要求1について差分が発生したレジスタ群をデータイメージとして示す。考えられる設定順序1,2、3において、処理すべきレジスタ数の合計は、設定順序1では、3個、設定順序2では、3個、設定順序3では、2個である。従って、レジスタ数が最小となるのは設定順序3である。このように、モードに対応する要求項目により差分管理し、その差分の発生箇所と量に応じて効果的な設定を行うことにより、複数の要求全体で高速化を図ることができる。
第6の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、設定する処理データをモードに対応する要求項目により差分管理することにより、必要最低限の設定を行うことができる画像処理制御装置である。
図11は本実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は省略する。
図11において、9は処理データをモードに対応する機能差分により差分管理するモード対機能差分管理部である。
次に動作について説明する。
プロセス管理部2は、外部からの設定の要求をレジスタに順次登録すると共に、モード対応機能差分管理部9に処理データの差分管理を依頼する。モード対応機能差分管理部9は、モードに対応する機能差分により差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、差分結果を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番づける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。
本実施の形態によれば、差分管理をモードに対応する機能差分により行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
図12は本実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序づけの様子を示す。
図12は各モードに対応する画像品質に関する3つの設定要求1,2,3があった場合を示し、ここでは設定要求1について差分が発生したレジスタ群をデータイメージとして示す。考えられる設定順序1,2、3において、処理すべきレジスタ数の合計は、設定順序1では、3個、設定順序2では、3個、設定順序3では、2個である。従って、レジスタ数が最小となるのは設定順序3である。このように、モードに対応する機能差分により差分管理し、その差分の発生箇所と量に応じて効果的な設定を行うことにより、複数の要求全体で高速化を図ることができる。
第7の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、設定する処理データをモードに対応する機能差分とデータイメージ差分の差分により差分管理することにより、必要最低限の設定を行うことができる画像処理制御装置である。
図13は本実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図であり、図1と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は省略する。
図13において、10は処理データをモードに対応する機能差分とデータイメージにより差分管理するモード対機能・データイメージ差分管理部である。
次に動作について説明する。
プロセス管理部2は、外部からの設定の要求をレジスタに順次登録すると共に、モード対応機能・データイメージ差分管理部10に処理データの差分管理を依頼する。モード対応機能・データイメージ差分管理部9は、モードに対応する機能差分とデータイメージにより差分管理を行い、差分管理結果を設定管理部4に渡す。設定管理部4は、差分結果を調査し、調査状況に応じてプロセス管理部2に登録された複数の設定要求を処理データが最小になるように順番づける。画像処理部1は、設定された順番に設定処理を実行する。
本実施の形態によれば、差分管理をモードに対応する機能差分とデータイメージにより行い、差分の調査状況を考慮することにより、複数の設定要求に対する必要な処理を効率的に高速に行うことができる。
図12は本実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。
図12は各モードに対応するフィルタ処理等に関する3つの設定要求1,2,3があった場合を示し、ここでは設定要求1について差分が発生したレジスタ群をデータイメージとして示す。考えられる設定順序1,2、3において、処理すべきレジスタ数の合計は、設定順序1では、3個、設定順序2では、3個、設定順序3では、2個である。従って、レジスタ数が最小となるのは設定順序3である。このように、モードに対応する機能差分とデータイメージにより差分管理し、その差分の発生箇所と量に応じて効果的な設定を行うことにより、複数の要求全体で高速化を図ることができる。
次に、本発明によるプログラムおよび記録媒体について説明する。
上述した各実施形態の画像処理装置を構成する各機能をプログラム化し、予めROMなどの記録媒体に書き込んでおき、このROMを画像処理装置に搭載して、画像処理装置に搭載したマイクロプロセッサでROM内のプログラムを実行することによって、本発明の目的を達成することができる。なお、記録媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステム等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、前記プログラムをサーバコンピュータのHDD等の記憶装置に格納しておき、ネットワークで接続された利用者のコンピュータからダウンロードして頒布する場合、また、サーバコンピュータから配信して頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明による記録媒体に含まれる。このように、本発明の機能をプログラムして、記録媒体に記録し頒布することによって、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。 第1の実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。 本発明の第2の実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。 第2の実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。 本発明の第3の実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。 第3の実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。 本発明の第4の実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。 第4の実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。 本発明の第5の実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。 第5の実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。 本発明の第6の実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。 第6の実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序付けの様子を示す。 本発明の第7の実施の形態による画像処理制御装置を示すブロック図である。 第7の実施の形態による差分管理の概念と、それに基づく設定要求の順序づけの様子を示す。
符号の説明
1 画像処理部
2 プロセス管理部
3 データイメージ差分管理部
4 設定管理部
5 要求項目差分管理部
6 機能差分管理部
7 モード対応データイメージ差分管理部
8 モード対応要求項目差分管理部
9 モード対応機能差分管理部
10 モード対応機能・データイメージ差分管理部

Claims (16)

  1. ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御装置であって、
    複数の設定要求を管理するプロセス管理手段と、
    前記設定要求に応じて処理するデータをデータイメージで差分管理する差分管理手段と、
    前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定する設定管理手段とを備えた画像処理制御装置。
  2. ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御装置であって、
    複数の設定要求を管理するプロセス管理手段と、
    前記設定要求に応じて処理するデータを要求項目で差分管理する差分管理手段と、
    前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定する設定管理手段とを備えた画像処理制御装置。
  3. ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御装置であって、
    複数の設定要求を管理するプロセス管理手段と、
    前記設定要求に応じて処理するデータを機能で差分管理する差分管理手段と、
    前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定する設定管理手段とを備えた画像処理制御装置。
  4. 前記差分管理手段は、モードに対応するデータイメージで差分管理することを特徴とする請求項1記載の画像処理制御装置。
  5. 前記差分管理手段は、モードに対応する要求項目で差分管理することを特徴とする請求項2記載の画像処理制御装置。
  6. 前記差分管理手段は、モードに対応する機能で差分管理することを特徴とする請求項3記載の画像処理制御装置。
  7. 前記差分管理手段は、モードに対応する機能とデータイメージで差分管理することを特徴とする請求項4又は6記載の画像処理制御装置。
  8. ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御方法であって、
    複数の設定要求を管理するステップと、
    前記設定要求に応じて処理するデータをデータイメージで差分管理するステップと、
    前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定するステップとを有する画像処理制御方法。
  9. ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御方法であって、
    複数の設定要求を管理するステップと、
    前記設定要求に応じて処理するデータを要求項目で差分管理するステップと、
    前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定するステップとを有する画像処理制御方法。
  10. ディジタル画像の処理を行う画像処理装置で用いられる画像処理制御方法であって、
    複数の設定要求を管理するステップと、
    前記設定要求に応じて処理するデータを機能で差分管理するステップと、
    前記複数の設定要求全体の処理データが最小になるように、前記差分管理状況に応じて前記処理の順番を設定するステップとを有する画像処理制御方法。
  11. 前記差分管理するステップは、モードに対応するデータイメージで差分管理することを特徴とする請求項8記載の画像処理制御方法。
  12. 前記差分管理するステップは、モードに対応する要求項目で差分管理することを特徴とする請求項9記載の画像処理制御方法。
  13. 前記差分管理するステップは、モードに対応する機能で差分管理することを特徴とする請求項10記載の画像処理制御方法。
  14. 前記差分管理するステップは、モードに対応する機能とデータイメージで差分管理することを特徴とする請求項11又は13記載の画像処理制御方法。
  15. 請求項8〜14記載の画像処理制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  16. 請求項15記載のプログラムを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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