JP4881806B2 - 配線シートの製造方法 - Google Patents
配線シートの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4881806B2 JP4881806B2 JP2007191774A JP2007191774A JP4881806B2 JP 4881806 B2 JP4881806 B2 JP 4881806B2 JP 2007191774 A JP2007191774 A JP 2007191774A JP 2007191774 A JP2007191774 A JP 2007191774A JP 4881806 B2 JP4881806 B2 JP 4881806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- conductive polymer
- poly
- wiring
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
Description
π共役系導電性高分子は単独では不溶であるため、通常、ポリアニオンを可溶化剤として水溶液化されている。また、この水溶液から形成した膜も溶解しにくいものであり、エッチング剤を用いたケミカルエッチングを適用して配線を形成することは困難であった。そのため、π共役系導電性高分子を用いて配線を形成する方法としては、π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性高分子溶液を、所定のパターンに塗布または印刷する方法が広く検討されている。
例えば、インクジェットプリント装置を用いて、導電性高分子溶液を基材の表面に印刷して、配線を形成する方法が知られている。インクジェットプリントの方法としては、特許文献1に記載の方法などが適用される。
特許文献2には、基材上に、フォトリソグラフィ法により感放射線樹脂組成物によるパターンを形成した後、その上から導電性高分子溶液を塗布して導電性薄膜を形成し、その後、前記感放射性樹脂組成物のパターンをアルカリ溶液により除去して、配線を形成する方法が記載されている。
また、特許文献2に記載の方法において、アルカリ溶液により感放射性樹脂組成物のパターンを除去する工程はウェットプロセスであるため、煩雑で手間を要した。その上、アルカリ溶液によって配線の電気特性を低下させることがあった。
したがって、π共役系導電性高分子を導電成分とした配線は実用化されにくいのが実情であった。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、π共役系導電性高分子を含む配線を基材表面に簡便に形成できる配線シートの製造方法を提供することを目的とする。
[1] π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性材料で、基材の片面または両面に、所定のパターンに配線する配線シートの製造方法であって、
基材の片面または両面に、前記所定のパターンと反対のパターンで、剥離樹脂成分を含む剥離性薄膜を形成して、剥離性薄膜形成シートを得る工程と、
該剥離性薄膜形成シートの剥離性薄膜を形成した側の面に、π共役系導電性高分子、ポリアニオン及び溶媒を含有する導電性高分子溶液を塗布する工程と、
導電性高分子溶液塗布後に、基材から剥離性薄膜を引き剥がして剥離する工程とを有することを特徴とする配線シートの製造方法。
[2] 剥離樹脂成分が、アクリル樹脂粉末と可塑剤とを含有することを特徴とする[1]に記載の配線シートの製造方法。
本実施形態例の配線シートの製造方法は、π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性材料を、所定のパターンで基材の片面に配線する方法であって、基材の片面に、前記所定のパターンと反対のパターン(以下、逆パターンという。)で剥離性薄膜を形成して剥離性薄膜形成シートを得る工程(以下、第1の工程という。)と、該剥離性薄膜形成シートの剥離性薄膜を形成した側の面に導電性高分子溶液を塗布する工程(以下、第2の工程という。)と、導電性高分子溶液塗布後に基材から剥離性薄膜を剥離する工程(以下、第3の工程という。)とを有する方法である。
第1の工程にて、図1に示すように、基材11の片面に剥離性薄膜12を形成する方法としては、例えば、剥離樹脂成分を逆パターンで印刷する方法、剥離樹脂成分の膜を基材の片面に積層し、フォトリソグラフィ法等により剥離樹脂成分の膜の一部を除去して逆パターンを形成する方法などが挙げられる。
パターンの形成に際しては、例えば、スクリーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷等を適用してもよいし、ディスペンサを用いて剥離樹脂成分を塗布してもよい。
剥離樹脂成分は、剥離可能なものであり、具体的には、アクリル樹脂粉末またはポリ塩化ビニル粉末と可塑剤とを含有するものである。ただし、塩素フリーである点で、アクリル樹脂粉末と可塑剤とを含有するものが好ましい。
アクリル樹脂粉末としては、メチルメタクリレート(MMA)を主成分とする単独重合体あるいは共重合体の粉末が用いられ、中でも、剥離性薄膜12の強度と保存安定性の点から、分子量が高いものが好ましい。
アクリル樹脂粉末の市販品としては、日本ゼオン社製商品名ゼオンアクリルレジンFシリーズが挙げられ、具体的には、ゼオンアクリルレジンF301(エポキシ含有PMMA、粒径;約2μm、Tg;約100℃)、F303(改質PMMA、粒径;約2μm)、F320(PMMA、粒径;約1μm、Tg;約107℃、質量平均分子量;300万)、F325(PMMA、粒径;約1μm、Tg;107℃、質量平均分子量;40万)、F340(MMA共重合体、粒径;約1μm、Tg;約90℃、質量平均分子量;300万)などが挙げられる。アクリル樹脂粉末は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
粒径が0.5μmより小さいと低温でも可塑剤への溶解性が高くなり、アクリル樹脂ゾル組成物としての安定性が損なわれる傾向にある。一方、100μmを超えると、粒子間の融着が不安定となり、特に低い熱処理条件ではゲル化しにくい傾向にある。また、Tgが50℃未満であると、ゲル化した皮膜に粘着性が残ったり、ゲル化した膜の強度が低くなることがある。また、質量平均分子量が10万以下では、ゲル化した膜の強度が低く、アクリル樹脂ゾル組成物としての安定性が損なわれる傾向にある。
可塑剤としては、成膜性、熱安定性、保存安定性の点から、リン酸エステル、安息香酸エステルが好ましい。
リン酸エステルとしては、例えば、トリフェニルフォスフェート、トリクレジルフォスフェート、トリキシレニルフォスフェート、クレジルジフェニルフォスフェート、レゾルシノールビス(ジフェニルフォスフェート、ビスフェノールAビス(ジフェニルフォスフェート)、ビスフェノールAビス(ジクレジルフォスフェート)等が挙げられる。
安息香酸エステルとしては、例えば、ジエチレングリコールジベンゾエート、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ポリエチレングリコールジベンゾエート、ポリプロピレングリコールジベンゾエート等が挙げられる。
剥離樹脂成分には、必要に応じて、炭酸カルシウム、タルク、硫酸バリウム、シリカ、アルミナのような無機系フィラーあるいはシリコーン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィンなどの有機系フィラー、アエロジルや有機ベントナイトのようなチキソトロピー性付与剤、シラン系、アルミ系またはチタン系各種カップリング剤のような密着性付与剤、シリコーン油やアクリル樹脂系の消泡剤や分散剤や帯電防止剤のための非イオン系界面活性剤、着色のための顔料などが配合されてもよい。
さらに、剥離樹脂成分には、例えば、エポキシ樹脂及びその硬化剤、フェノール樹脂、ウレタン樹脂など熱硬化性樹脂、アクリル系オリゴマー、アクリル系モノマー、光重合開始剤などからなる感光性樹脂成分が含まれてもよい。
基材11としては、例えば、樹脂フィルム、ガラス板などを用いられるが、透明性及び可撓性が高い配線シートが得られることから、透明樹脂フィルムが好ましい。
透明樹脂フィルムを構成する樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアクリル、ポリカーボネート、ポリフッ化ビニリデン、ポリアリレート、スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマーなどが挙げられる。これらの樹脂材料の中でも、強度等の点から、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
なお、本発明における透明とは、可視光を透過させたときの光線透過率が75%以上のことである。
プライマー処理としては、ポリエステル系、ポリアクリル系またはウレタン系の高分子を含み、必要に応じてシリカや酸化チタンなどのフィラーを含むプライマー液を塗布する方法などが挙げられる。
表面処理により基材表面に極性基を導入することで、π共役性導電性高分子及びポリアニオンと基材との密着性が高くなり、断線等の起こりにくい配線が得られる。また、剥離樹脂成分と基材との密着性が低くなり、剥離性を向上させることができる。
第2の工程にて、剥離性薄膜形成シート14の剥離性薄膜12を形成した側の面14a(図2参照)に塗布する導電性高分子溶液は、π共役系導電性高分子と、ポリアニオンと、溶媒とを含有する溶液である。
[π共役系導電性高分子]
π共役系導電性高分子としては、主鎖が共役系で構成されている有機高分子であれば特に制限されず、例えば、ポリピロール類、ポリチオフェン類、ポリアセチレン類、ポリフェニレン類、ポリフェニレンビニレン類、ポリアニリン類、ポリアセン類、ポリチオフェンビニレン類、及びこれらの共重合体等が挙げられる。空気中での安定性の点からは、ポリピロール類、ポリチオフェン類及びポリアニリン類が好ましい。
π共役系導電性高分子は無置換のままでも、充分な導電性を得ることができるが、導電性をより高めるためには、アルキル基、カルボキシ基、スルホ基、アルコキシ基、ヒドロキシ基等の官能基を導電性高分子に導入することが好ましい。
ポリアニオンとしては、例えば、置換若しくは未置換のポリアルキレン、置換若しくは未置換のポリアルケニレン、置換若しくは未置換のポリイミド、置換若しくは未置換のポリアミド、置換若しくは未置換のポリエステルであって、アニオン基を有する構成単位のみからなるポリマー、アニオン基を有する構成単位とアニオン基を有さない構成単位とからなるポリマーが挙げられる。
ポリイミドとしては、ピロメリット酸二無水物、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2’−[4,4’−ジ(ジカルボキシフェニルオキシ)フェニル]プロパン二無水物等の酸無水物と、オキシジアミン、パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン、ベンゾフェノンジアミン等のジアミンとからのポリイミドを例示できる。
ポリアミドとしては、ポリアミド6、ポリアミド6,6、ポリアミド6,10等を例示できる。
ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等を例示できる。
ヒドロキシ基としては、ポリアニオンの主鎖に直接又は他の官能基を介在して結合したヒドロキシ基が挙げられ、他の官能基としては、炭素数1〜7のアルキル基、炭素数2〜7のアルケニル基、アミド基、イミド基などが挙げられる。ヒドロキシ基は、これらの官能基の末端又は中に置換されている。
アミノ基としては、ポリアニオンの主鎖に直接又は他の官能基を介在して結合したアミノ基が挙げられ、他の官能基としては、炭素数1〜7のアルキル基、炭素数2〜7のアルケニル基、アミド基、イミド基などが挙げられる。アミノ基は、これらの官能基の末端又は中に置換されている。
フェノール基としては、ポリアニオンの主鎖に直接又は他の官能基を介在して結合したフェノール基が挙げられ、他の官能基としては、炭素数1〜7のアルキル基、炭素数2〜7のアルケニル基、アミド基、イミド基などが挙げられる。フェノール基は、これらの官能基の末端又は中に置換されている。
ポリアルケニレンの具体例としては、プロペニレン、1−メチルプロペニレン、1−ブチルプロペニレン、1−デシルプロペニレン、1−シアノプロペニレン、1−フェニルプロペニレン、1−ヒドロキシプロペニレン、1−ブテニレン、1−メチル−1−ブテニレン、1−エチル−1−ブテニレン、1−オクチル−1−ブテニレン、1−ペンタデシル−1−ブテニレン、2−メチル−1−ブテニレン、2−エチル−1−ブテニレン、2−ブチル−1−ブテニレン、2−ヘキシル−1−ブテニレン、2−オクチル−1−ブテニレン、2−デシル−1−ブテニレン、2−ドデシル−1−ブテニレン、2−フェニル−1−ブテニレン、2−ブテニレン、1−メチル−2−ブテニレン、1−エチル−2−ブテニレン、1−オクチル−2−ブテニレン、1−ペンタデシル−2−ブテニレン、2−メチル−2−ブテニレン、2−エチル−2−ブテニレン、2−ブチル−2−ブテニレン、2−ヘキシル−2−ブテニレン、2−オクチル−2−ブテニレン、2−デシル−2−ブテニレン、2−ドデシル−2−ブテニレン、2−フェニル−2−ブテニレン、2−プロピレンフェニル−2−ブテニレン、3−メチル−2−ブテニレン、3−エチル−2−ブテニレン、3−ブチル−2−ブテニレン、3−ヘキシル−2−ブテニレン、3−オクチル−2−ブテニレン、3−デシル−2−ブテニレン、3−ドデシル−2−ブテニレン、3−フェニル−2−ブテニレン、3−プロピレンフェニル−2−ブテニレン、2−ペンテニレン、4−プロピル−2−ペンテニレン、4−プロピル−2−ペンテニレン、4−ブチル−2−ペンテニレン、4−ヘキシル−2−ペンテニレン、4−シアノ−2−ペンテニレン、3−メチル−2−ペンテニレン、4−エチル−2−ペンテニレン、3−フェニル−2−ペンテニレン、4−ヒドロキシ−2−ペンテニレン、ヘキセニレン等から選ばれる一種以上の構成単位を含む重合体を例示できる。
また、このアニオン基は、隣接して又は一定間隔をあけてポリアニオンの主鎖に配置されていることが好ましい。
溶媒としては、例えば、水、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチレンホスホルトリアミド等の極性溶媒、クレゾール、フェノール、キシレノール等のフェノール類、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、ギ酸、酢酸等のカルボン酸、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボネート化合物、ジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル化合物、エチレングリコールジアルキルエーテル、プロピレングリコールジアルキルエーテル、ポリエチレングリコールジアルキルエーテル、ポリプロピレングリコールジアルキルエーテル等の鎖状エーテル類、3−メチル−2−オキサゾリジノン等の複素環化合物、アセトニトリル、グルタロジニトリル、メトキシアセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル化合物等が挙げられる。これらの溶媒は、1種を単独で用いてもよいし、2種類以上の混合物としてもよいし、他の有機溶媒との混合物としてもよい。
導電性高分子溶液は、得られる配線13の導電性が向上することから、(メタ)アクリルアミド化合物を含有することが好ましい。
(メタ)アクリルアミド化合物としては、例えば、N−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミド、N−アルコキシアルキル(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
N−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドとしては、例えば、N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド(N−メチロール(メタ)アクリルアミド)、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシブチルアクリルアミド等が挙げられる。
N−アルコキシアルキル(メタ)アクリルアミドとしては、例えば、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。
これらの化合物は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記(メタ)アクリルアミド化合物を含有する場合、導電性高分子溶液は、不飽和二重結合を2つ以上有する多官能アクリルをさらに含有することが好ましい。多官能アクリルは導電性塗膜形成時に重合し、かつ、架橋する。そのため、多官能アクリルを含むと、得られる配線13の耐摩耗性、耐水性、耐アルコール性が高くなる。
多官能アクリルとしては、例えば、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ジメチロールジシクロペンタジ(メタ)アクリレート、PEG400ジ(メタ)アクリレート、PEG300ジ(メタ)アクリレート、PEG600ジ(メタ)アクリレート、N,N’−メチレンビスアクリルアミド等の2官能アクリル、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエトキシトリ(メタ)アクリレート、グリセリンプロポキシトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等の3官能アクリル、ペンタエリスリトールエトキシテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(ペンタ)(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート等の4官能アクリル、ソルビトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート等の5官能、ジペンタエリスチロールヘキサアクリレート、ソルビトールヘキサアクリレート、アルキレンオキサイド変性ヘキサアクリレート、カプトラクトン変性ジペンタエリスチトールヘキサアクリレート等の6官能、2官能以上のウレタンアクリレートが挙げられる。
ただし、多官能アクリルがウレタンアクリレートの場合には、イソシアネート基とポリオール(ヒドロキシ基)によりウレタン結合が充分に形成されて、溶媒溶解性、耐摩耗性に優れ、収縮性が低くなることから、分子量1000以下が好ましい。
さらに、導電性高分子溶液が多官能アクリルを含有する場合には、重合を促進するために、光重合開始剤を含有することが好ましい。光重合開始剤としては、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミロキシムエステル、テトラメチルチウラムモノサルファイド、チオキサントン類などが挙げられる。さらに、光増感剤として、n−ブチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン等を混合できる。
また、カチオン重合型の光重合開始剤として、アリールジアゾニウム塩類、ジアリールハロニウム塩類、トリフェニルスルホニウム塩類、シラノール/アルミニウムキレート、α−スルホニルオキシケトン類等が挙げられる。
光源としては、高圧水銀灯、メタルハライドランプ等が光重合開始剤の吸収波長に応じて適宜使用される。
また、導電性高分子溶液は、導電性がより高くなることから、2つ以上のヒドロキシ基を有するヒドロキシ基含有芳香族化合物を含有することが好ましい。
ヒドロキシ基含有芳香族化合物としては、例えば、1,4−ジヒドロキシベンゼン、1,3−ジヒドロキシベンゼン、2,3−ジヒドロキシ−1−ペンタデシルベンゼン、2,4−ジヒドロキシアセトフェノン、2,5−ジヒドロキシアセトフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,6−ジヒドロキシベンゾフェノン、3,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、3,5−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフォン、2,2’,5,5’−テトラヒドロキシジフェニルスルフォン、3,3’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフォン、ヒドロキシキノンカルボン酸及びその塩類、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ安息香酸、1,4−ヒドロキノンスルホン酸及びその塩類、4,5−ヒドロキシベンゼン−1,3−ジスルホン酸及びその塩類、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1,6−ジヒドロキシナフタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレン−2,6−ジカルボン酸、1,6−ジヒドロキシナフタレン−2,5−ジカルボン酸、1,5−ジヒドロキシナフトエ酸、1,4−ジヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニルエステル、4,5−ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸及びその塩類、1,8−ジヒドロキシ−3,6−ナフタレンジスルホン酸及びその塩類、6,7−ジヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸及びその塩類、1,2,3−トリヒドロキシベンゼン(ピロガロール)、1,2,4−トリヒドロキシベンゼン、5−メチル−1,2,3−トリヒドロキシベンゼン、5−エチル−1,2,3−トリヒドロキシベンゼン、5−プロピル−1,2,3−トリヒドロキシベンゼン、トリヒドロキシ安息香酸、トリヒドロキシアセトフェノン、トリヒドロキシベンゾフェノン、トリヒドロキシベンゾアルデヒド、トリヒドロキシアントラキノン、2,4,6−トリヒドロキシベンゼン、テトラヒドロキシ−p−ベンゾキノン、テトラヒドロキシアントラキノン等が挙げられる。
ヒドロキシ基含有芳香族化合物の中でも、導電性の点からは、π共役系導電性高分子にドーピングしうる、スルホ基及び/又はカルボキシ基を有する化合物がより好ましい。
導電性高分子溶液には、ドーパントが含まれてもよい。ドーパントとしては、π共役系導電性高分子へのドープ・脱ドープにおいてπ共役系導電性高分子中の共役電子の酸化還元電位を変化させることができれば、ドナー性のものでもよいし、アクセプタ性のものでもよい。
特にドーピング効果の高いことから、アクセプタ性の無機酸、有機酸、ポリアニオンが有効に使用できる。
さらに、ハロゲン化合物としては、例えば、塩素(Cl2)、臭素(Br2)、ヨウ素(I2)、塩化ヨウ素(ICl)、臭化ヨウ素(IBr)、フッ化ヨウ素(IF)等が挙げられる。
ルイス酸としては、例えば、PF5、AsF5、SbF5、BF5、BCl5、BBr5、SO3等が挙げられる。
有機シアノ化合物としては、共役結合に二つ以上のシアノ基を含む化合物が使用できる。例えば、テトラシアノエチレン、テトラシアノエチレンオキサイド、テトラシアノベンゼン、テトラシアノキノジメタン、テトラシアノアザナフタレン等が挙げられる。
また、導電性高分子溶液には、必要に応じて、各種添加剤が含まれてもよい。添加剤としては、例えば、界面活性剤、消泡剤、カップリング剤、中和剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などを使用できる。
界面活性剤としては、カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤;アミン塩、4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤;カルボキシベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリウムベタイン等の両性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド等の非イオン界面活性剤等が挙げられる。
消泡剤としては、シリコーン樹脂、ポリジメチルシロキサン、シリコーンレジン等が挙げられる。
カップリング剤としては、ビニル基、アミノ基、エポキシ基等を有するシランカップリング剤等が挙げられる。
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、糖類、ビタミン類等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、ベゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、サリシレート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、オギザニリド系紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤、及びベンソエート系紫外線吸収剤等が挙げられる。
また、酸化防止剤と紫外線防止剤を併用することもできる。
導電性高分子溶液を塗布する方法としては、例えば、スピンコーティング、ロールコーティング、ディップコーティング、スプレーコーティングなどが挙げられる。塗布後、必要に応じて、乾燥、露光して、塗膜を硬化することができる。
この塗布によって、基材11の上及び剥離性薄膜12の上に導電性高分子溶液の塗膜を形成する。基材11の上に直接形成した導電性高分子溶液の塗膜は配線13になるものである。
剥離性薄膜12は剥離樹脂成分を含み、剥離性が高いため、図3に示すように、基材11から容易に剥離することができ、その結果、π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性材料からなる配線13が得られる。
基材11から剥離性薄膜12を剥離する方法としては、例えば、剥離性薄膜12の一端をつまんで引き剥がす方法などが挙げられる。
また、アルカリ溶液を用いてパターンを形成しないため、配線13の導電性に優れる。その上、上記製造方法にて形成された配線13は、π共役系導電性高分子が導電成分であるため、透明性が高い。
(製造例1)ポリスチレンスルホン酸の合成
1000mlのイオン交換水に206gのスチレンスルホン酸ナトリウムを溶解し、80℃で攪拌しながら、予め10mlの水に溶解した1.14gの過硫酸アンモニウム酸化剤溶液を20分間滴下し、この溶液を2時間攪拌した。
これにより得られたスチレンスルホン酸ナトリウム含有溶液に10質量%に希釈した硫酸を1000mlと10000mlのイオン交換水を添加し、限外ろ過法を用いてポリスチレンスルホン酸含有溶液の約10000ml溶液を除去し、残液に10000mlのイオン交換水を加え、限外ろ過法を用いて約10000ml溶液を除去した。上記の限外ろ過操作を3回繰り返した。
さらに、得られたろ液に約10000mlのイオン交換水を添加し、限外ろ過法を用いて約10000ml溶液を除去した。この限外ろ過操作を3回繰り返した。
限外ろ過条件は下記の通りとした(他の例でも同様)。
限外ろ過膜の分画分子量:30K
クロスフロー式
供給液流量:3000ml/分
膜分圧:0.12Pa
得られた溶液中の水を減圧除去して、無色の固形状のポリスチレンスルホン酸を得た。
14.2gの3,4−エチレンジオキシチオフェンと、製造例1で得た36.7gのポリスチレンスルホン酸を2000mlのイオン交換水に溶かした溶液とを20℃で混合した。
これにより得られた混合溶液を20℃に保ち、掻き混ぜながら、200mlのイオン交換水に溶かした29.64gの過硫酸アンモニウムと8.0gの硫酸第二鉄の酸化触媒溶液とをゆっくり添加し、3時間攪拌して反応させた。
得られた反応液に2000mlのイオン交換水を添加し、限外ろ過法を用いて約2000ml溶液を除去した。この操作を3回繰り返した。
そして、上記ろ過処理が行われた処理液に200mlの10質量%に希釈した硫酸と2000mlのイオン交換水を加え、限外ろ過法を用いて約2000mlの処理液を除去し、これに2000mlのイオン交換水を加え、限外ろ過法を用いて約2000mlの液を除去した。この操作を3回繰り返した。
さらに、得られた処理液に2000mlのイオン交換水を加え、限外ろ過法を用いて約2000mlの処理液を除去した。この操作を5回繰り返し、約1.5質量%の青色のポリスチレンスルホン酸ドープポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)水溶液(PEDOT−PSS水溶液)を得た。
アクリル樹脂粉末ゼオンアクリルレジンF301(日本ゼオン社製)100gと、ビスフェノールAビス(ジクレジルフォスフェート)120gと、グリセリルトリアセチルリシノート10gと、アエロジル200(日本アエロジル社製)2gと混合した。これにより得た混合物を、ロール分散、真空脱泡して、剥離樹脂成分Aを得た。
剥離強度:JIS K6760に準拠して剥離試験を行なったところ、8N/mmであった。
引張破断伸度:JIS K6760に準拠して測定したところ、120%であった。
引張破断強度:JIS K6251に準拠して測定したところ、40N/mm2であった。
剥ぎ残り評価:剥離樹脂成分Aの皮膜を、プライマー処理が施されたポリエチレンテレフタレートフィルムからなる基材上に形成し、該皮膜を基材から剥離した後の、剥ぎ残り状態を目視により観察した。その結果、剥ぎ残りは見られなかった。
ソルビトールヘキサアクリレート15gとイルガキュア1175(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)0.1gとジメチルスルホキシド(DMSO)50gとをエタノール500gに添加して、アクリル化合物溶液を得た。次いで、この溶液と、製造例2で得たPEDOT−PSS水溶液500gとを混合して、導電性高分子溶液(1)を得た。
トリメチロールプロパンエトキシトリメタクリレート20gとイミダゾール5gとイルガキュア2959(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)0.1gとをエタノール500gに添加して、アクリル化合物溶液を得た。次いで、この溶液と、製造例2で得たPEDOT−PSS水溶液とを混合して、導電性高分子溶液(2)を得た。
プライマー処理が施されたポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムという。)の片面に、製造例3で得た剥離樹脂成分Aを、100メッシュポリエステル板を用いてスクリーン印刷により、目的とする配線パターンの逆パターンで印刷した。次いで、130℃で5分間乾燥し、膜厚100μm、ライン/スペース=1000μm/1000μmの格子状の剥離性薄膜を形成して、剥離性薄膜形成シートを得た。
次いで、この剥離性薄膜形成シートの、剥離樹脂成分Aを印刷した側の面に、導電性高分子溶液(1)をスプレーコーティングし、100℃で2分間乾燥した後、240mJ/cm2の紫外線照射を行った。その後、PETフィルムから剥離性薄膜を剥離し、幅1000μmの配線を形成して、配線シートを得た。
得られた配線シートの全光線透過率、配線の表面抵抗率、体積抵抗率を以下のように測定した。測定結果を表1に示す。
日本電色工業社製NDH 500を用い、JIS K7150に準じて測定した。
[表面抵抗率及び体積抵抗率]
三菱化学社製ロレスタMCP−T600を用い、JIS K7194に準じて測定した。
プライマー処理が施されたPETフィルムの片面に、剥離樹脂成分B((株)アサヒ化学研究所製#503B−SH)を、100メッシュポリエステル板を用いてスクリーン印刷により、目的とする配線パターンの逆パターンで印刷した。次いで、130℃で5分間乾燥し、膜厚80μm、ライン/スペース=100μm/500μmの格子状の剥離性薄膜を形成して、剥離性薄膜形成シートを得た。
次いで、この剥離性薄膜形成シートの、剥離樹脂成分Bを印刷した側の面に、導電性高分子溶液(2)をスピンコート(2000回転/分、2分間)し、100℃で2分間乾燥した後、240mJ/cm2の紫外線照射を行った。その後、PETフィルムから剥離性薄膜を剥離し、幅500μmの配線を形成して、配線シートを得た。
得られた配線シートの全光線透過率、配線の表面抵抗率、体積抵抗率を実施例1と同様に測定した。測定結果を表1に示す。
11 基材
12 剥離性薄膜
13 配線
14 剥離性薄膜形成シート
Claims (2)
- π共役系導電性高分子及びポリアニオンを含む導電性材料で、基材の片面または両面に、所定のパターンに配線する配線シートの製造方法であって、
基材の片面または両面に、前記所定のパターンと反対のパターンで、剥離樹脂成分を含む剥離性薄膜を形成して、剥離性薄膜形成シートを得る工程と、
該剥離性薄膜形成シートの剥離性薄膜を形成した側の面に、π共役系導電性高分子、ポリアニオン及び溶媒を含有する導電性高分子溶液を塗布する工程と、
導電性高分子溶液塗布後に、基材から剥離性薄膜を引き剥がして剥離する工程とを有することを特徴とする配線シートの製造方法。 - 剥離樹脂成分が、アクリル樹脂粉末と可塑剤とを含有することを特徴とする請求項1に記載の配線シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007191774A JP4881806B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 配線シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007191774A JP4881806B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 配線シートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009027119A JP2009027119A (ja) | 2009-02-05 |
JP4881806B2 true JP4881806B2 (ja) | 2012-02-22 |
Family
ID=40398615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007191774A Expired - Fee Related JP4881806B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 配線シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4881806B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101095097B1 (ko) * | 2009-12-23 | 2011-12-20 | 삼성전기주식회사 | 투명 전극 필름 및 이의 제조 방법 |
JP6646393B2 (ja) * | 2015-09-24 | 2020-02-14 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤレス給電用シートユニット、受電シート、送電シート、電気機器、及び、乗物 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003309346A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-31 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | プリント基板高速作成方法 |
JP4122889B2 (ja) * | 2002-08-08 | 2008-07-23 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 導電路又は電極、およびそれらの形成方法 |
JP2006160900A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いた被覆体 |
JP4611800B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2011-01-12 | 信越ポリマー株式会社 | 導電性回路及びその形成方法 |
-
2007
- 2007-07-24 JP JP2007191774A patent/JP4881806B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009027119A (ja) | 2009-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4772347B2 (ja) | 帯電防止塗料の製造方法および帯電防止性ハードコート層の製造方法 | |
JP4823542B2 (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP4611834B2 (ja) | 導電性高分子塗料、導電性塗膜 | |
JP4987267B2 (ja) | 帯電防止性粘接着剤の製造方法および保護材の製造方法 | |
JP2018135471A (ja) | 導電性ポリマー複合体及び基板 | |
JP6148988B2 (ja) | 導電性高分子分散液及び導電性塗膜 | |
JP5111011B2 (ja) | 撥水性導電性高分子塗料及び撥水性導電性塗膜 | |
JP5036997B2 (ja) | タッチパネル用透明導電シート並びにその製造方法、及びタッチパネル | |
JP6452265B2 (ja) | 導電性高分子分散液及び導電性塗膜 | |
JP5055027B2 (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP6401134B2 (ja) | 導電性ポリマー複合体及び基板 | |
JP2008115216A (ja) | 導電性高分子塗料並びにその製造方法、導電性塗膜 | |
JP4975403B2 (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP2016056346A (ja) | 導電性ポリマー複合体及び基板 | |
JP4916740B2 (ja) | 導電性塗膜 | |
JP2007211215A (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP4925985B2 (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP4881806B2 (ja) | 配線シートの製造方法 | |
JP4916804B2 (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP5456072B2 (ja) | 導電性塗膜 | |
JP2005076016A (ja) | 導電性組成物及びその製造方法 | |
JP5143462B2 (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP5143446B2 (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP2007204704A (ja) | 導電性高分子溶液及び導電性塗膜 | |
JP6450661B2 (ja) | 導電性ポリマー複合体及び基板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4881806 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |