JP4875625B2

JP4875625B2 - シート、特に、自動車シートの構造要素、前記構造要素を備えたシート構造体および構造要素またはシート構造体を備えたシート

Info

Publication number: JP4875625B2
Application number: JP2007541937A
Authority: JP
Inventors: コーネルラブウィ、; イェルクザイト、; ベルントグロス、
Original assignee: ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー
Priority date: 2004-11-17
Filing date: 2005-11-14
Publication date: 2012-02-15
Anticipated expiration: 2025-11-14
Also published as: EP1814757A1; DE102004055535B3; WO2006053863A1; US20080122277A1; JP2008520493A

Description

本発明は、シート、特に、自動車シートの構造要素と、構造要素を備えたシート構造体並びに構造要素またはシート構造体を備えたシートに関するものである。

車両産業、特に、自動車産業における顧客の要求に合わせるため、車両の部品、特に、内部部品は、特にモデルに適合され、また、同じモデルシリーズ内で顧客の要求に適合される。それ故、車両の生産中に部品数をできる限り少なく保持することは重要であり、貯蔵費はできる限り安くなり、部品のバッチが大きくなり、それにより、貯蔵と部品が安価となる。

本発明の目的は、非常に多くの異なる仕方で使用でき、特に、異なる車両モデルまたは同じ車両または車両モデルの異なる要求に使用でき、安価に生産および組立ができる構造要素、特に自動車シートの構造要素である。

この課題は、シート、特に、自動車シートの構造要素により達成され、構造要素は、好ましくは、シートの高さ調整のため、選択的に調整手段が設けることができる複数の位置決めモジュールを含む。本発明による構造要素は複数の位置決めモジュールを有し、本発明によると、それらのモジュールの内の１つは、調整手段を配置するために選択できるので、前記構造要素に適合する必要がなく、同じ車両または異なるモデルシリーズでの異なる要求に応じて同じ構造要素を使用できる。それ故、構造要素は非常に大きいバッチで生産でき、複数の異なる構造要素を異なる要求のために貯蔵する必要がない。結果として、購入および貯蔵が安価である。

好ましくは、各位置決めモジュールは、それぞれ、調整手段の調整駆動装置を固定するための少なくとも１つの固定手段を含み、
調整駆動装置は容易で迅速に組立ができる。

好ましくは、構造要素は実質的に２次元に広がり、前面と後面とを有する。それで、構造要素は実質的に２次元に広がる材料、例えば、鋼板から生産できる。当業者は、部品が耐えることができるスロットの剛性および／または生産を増加するために、構造要素に縁、ビードおよび／または浮出部を備えることができることを分かっている。金属板の加工は従来の手段により安価に実行できる。

好ましい実施例では、位置決めモジュールは、特に、好ましくは前面から後面へ調整手段の調整出力要素を通過する少なくとも部分的に１以上の凹所を含む。好ましくは、例えば、調整駆動装置と調整出力要素が構造要素の前面か、構造要素の後面に設けてあれば、凹所のない実施例も可能である。

好ましくは、構造要素が他の構造要素および／または車体上でロッカーにより配置できるように、特に好ましくは、ロッカーを配置するために、構造要素は少なくとも１つの第１手段と、少なくとも１つの第２手段とを含む。

好ましくは、位置決めモジュールは少なくとも部分的に位置決め手段を有し、特に好ましくは取付部分を配置する位置決め手段を有する。

また、好ましくは、位置決めモジュールは少なくとも部分的に配置手段を含み、特に好ましくは制限手段を配置するための配置手段を有する。位置決め手段および／または配置手段の配置により、構造要素は多くの異なる仕方で、異なる要求に適合できる。

好ましくは、固定手段、凹所、第１手段および／または第２手段、位置決め手段および／または配置手段は、同一直径または異なる直径および／または異なる断面を備えた孔である。これらの孔に、また、ねじ山を設けることができる。２次元に広がる材料内での孔の挿入は安価であり、従来の方法により可能である。

好ましくは、構造要素は、例えば、他の構造要素に配置し、または、別の機能のために使用できる特別な凹所、孔および／またはスロット内に別の要素を含む。

好ましい実施例では、位置決めモジュールは、少なくとも部分的に同じ固定手段および／または配置手段を有し、または、位置決めモジュールの固定手段は別の位置決めモジュールの配置手段である。結果として、固定手段および／または配置手段の数は減少し、生産費は低くなる。

本発明による構造要素は、実質的に２次元に延びる材料、例えば、金属板から安価に生産でき、複数の位置決めモジュールと、手段および／または要素、別の部分および部品を配置するための特に、孔を備える。結果として、本発明による構造要素は、異なる車両モデル、異なる車両モデルの異なる要求、異なる車両または同じ車両に使用できる。本発明による構造要素は、従来の方法により生産でき、その柔軟な応用可能性により貯蔵費を減少する。低い貯蔵費と大きいバッチにより、車両の生産費は減少される。

本発明の別の主題は、調整手段を備えた本発明による少なくとも１つの構造要素を含むシート構造体であり、構造要素はシート方向に対して実質的に平行に配置される。本発明による構造要素の使用により、シート構造体は、シートおよび／または車両に特定される要求に容易に適合でき、非常に多くの異なる仕方で使用できる。

好ましくは、シート構造体は複数のロッカーを含み、各ロッカーは、それぞれ、第１端部と第２端部を含み、第１端部は、それぞれ、車体および／または別のシート構造要素上に回転可能に配置され、第２端部は、それぞれ、手段上に回転可能に配置される。ロッカーは、車体および／または別のシート構造要素に対する構造要素および／またはシート構造体の相対位置の調整を許容する。

好ましくは、調整手段は複数の位置決めモジュールの内の１つに配置される。調整手段により、車体および／または、さらにシート構造要素に対する相対位置は調整できる。特に好ましくは、調整手段は構造要素および／またはシート構造体を上昇および低下するために高さ調整体を調整する。また、好ましくは、調整手段はシートの傾斜を調整する。

１つの好ましい実施例では、調整手段は前面および／または後面上に配置され、固定要素により位置決めモジュールの固定手段上に配置される調整駆動装置を含む。全く特に好ましくは、調整駆動装置は高さ調整ポンプである。当業者は、他の調整駆動装置、例えば、電動機も使用できることを理解している。

好ましくは、調整手段は少なくとも１つの調整出力要素、特に好ましくは軸を含む。好ましくは、調整出力要素は位置決めモジュールの凹所を通して案内される。

好ましくは、調整出力要素は、少なくとも部分的に取付部分の第２の積極的連結手段および／または消極的連結手段と係合する第１の積極的連結手段および／または消極的連結手段を含み、取付部分は位置決め手段上で回転可能に配置される。それ故、調整出力要素を回転すると、第２の積極的連結手段および／または消極的連結手段は第１の積極的連結手段および／または消極的連結手段上で転動し、取付部分は回転される。好ましくは、第１および第２の積極的連結手段および／または消極的連結手段は歯であり、調整は均一に実行される。

１つの好ましい実施例では、位置決めモジュールの配置手段上に配置される制限手段は取付部分の回転を制限する。制限手段は車体に対する構造要素および／またはシート構造体の相対位置の調整を制限する。特に好ましくは、制限手段は取付部分の凹所に係合するカムまたはピンである。また、好ましくは、制限手段は取付部分のカムまたはピンが係合するスロットである。

１つの好ましい実施例では、取付部分は一方のロッカーの第２端部に対する回転に関して固定連結され、または、第２端部と一体である。それ故、出力手段を回転すると、取付部分は回転され、それにより、ロッカーが回転され、それにより、構造要素および／またはシート構造体は上昇または下降できる。一方のロッカーの取付部分の回転に対する固定連結は、好ましくは接続手段により実行される。

好ましくは、シート構造体は作動手段、特に好ましくはレバーまたはハンドルを含み、作動手段により調整手段を調整できる。全く特に好ましくは、作動手段はシート方向で前に配置され、作動手段は使用者のために容易に接近できる。

本発明の更なる主題は、本発明による構造要素または本発明によるシート構造体を含み、特に車両および特に自動車のシートである。結果として、シートはシートおよび／または車両および・またはシートの相対位置、特にシートの高さに対する特殊な要求に容易に適合でき、車体に対して容易に変更できる。シートは安価に製造できる。

本発明は、以後、図面を参照して開示される。図面は例としてのみ与えられており、全体の発明思想を制限しない。

図１は、本発明による構造要素１を示す。構造要素１は第１位置モジュール２と、第２位置決めモジュール２′並びに第３位置決めモジュール２″とから成り、各位置決めモジュール２、２′、２″は、それぞれ、少なくとも１つの調整手段６、６″の内の少なくとも１つの調整駆動装置６０、６０″を固定する固定手段３、３′、３″並びに、少なくとも１つの調整手段６、６″の少なくとも１つの調整出力要素６００、６００″を通すための凹所４、４′、４″とを含む。構造要素１は実質的に２次元に広がり、前面Ｖと後面Ｒと含み、図１は構造要素１の前面Ｖを示す。位置決めモジュール２、２′、２″は、さらに、好ましくは取付部分６１、６１″を配置するために少なくとも部分的に位置決め手段１２、１２′、１２″並びに好ましくは制限手段１３、１３′を配置するために少なくとも部分的に配置手段５、５′とを含み、取付部分６１、６１″および制限手段１３、１３′は図２、図３で示される。構造要素１は、さらに、好ましくはロッカー１１１、１１１′を配置するための第１手段１０と第２手段１０′を含み、ロッカーにより、車体８に対する構造要素１の相対位置は調整できる（図２乃至図４を参照）。

図２は、図１の構造要素１と２つの調整手段６、６″を備えたシート構造体１００の細部であり、２つの調整手段６、６″の内の一方はシートの高さ調整のための調整手段であり、第２位置決めモジュール２′内に配置され、以後、「高さ調整体」６と呼ばれ、２つの調整手段６、６″の内の他方はシートの傾斜調整のための調整手段であり、第３位置決めモジュール２″内に配置され、以後、「傾斜調整体」６″と呼ばれ、２つのそれぞれの図面ａ、ｂで示す。図面ａは、図面内において、構造要素１の前面Ｖが可視であるシート構造体１００を示し、図面ｂは、図面内において、構造要素１の後面Ｒが可視であるシート構造体１００を示す。構造要素１はシート方向９に対して実質的に平行に配置される。両方の調整手段６、６″は、それぞれ、前面Ｖに配置され、
固定要素６２、６２″により位置決めモジュール２′、２″の固定手段３、３″上に配置される１つの調整駆動装置６０、６０″を含む。構造要素１の第１手段１０上には第１ロッカー１１１が配置され、構造要素１の第２手段１０′上には第２ロッカー１１１′が、それぞれ、第２端部１１１１、１１１１′を備えて配置される。ロッカー１１１、１１１′の第１端部１１１０、１１１０′は、それぞれ、車体８上に回転可能に配置される。シート構造体１００は、ここでは、図示されていない第３ロッカーと第４ロッカーとを含み、第３ロッカーは第１ロッカー１１１に対して実質的に平行に配置され、第４ロッカーは第２ロッカー１１１′に対して実質的に平行に配置され、シート方向９に対して実質的に横断して配置される連結手段１１３、１１４により、それぞれ、第２端部１１１１、１１１１′と連結される。第１ロッカー１１１と第２ロッカー１１１′は、それらの第２端部１１１１、１１１１′により、それぞれ、連結手段１１３、１１４の内の一方と連結され、高さ調整体６の連結手段１１４は、好ましくは、第２ロッカー１１１′に対して溶接され、または、第２ロッカー１１１′に対する回転に関して固定連結され、構造要素１上に回転可能に配置され、傾斜調整体６″の連結手段１１３は、好ましくは、傾斜調整体６″の取付部分６１″上で回転に関して固定配置され、取付部分６１″は第１ロッカー１１１を配置するために第１手段１０上に回転可能に配置され、第２端部１１１１、１１１１′を備えた第１ロッカー１１１と第２ロッカー１１１′は、それぞれ、構造要素１上で回転可能に配置される。調整手段６、６″は、それぞれ、調整出力要素６００、６００″を含み、この場合、１つのそれぞれの軸であり、それぞれ、位置決めモジュール２′、２″の凹所４′、４″を通して案内される。それ故、以後、用語「軸」６００、６００″は用語「調整出力要素」の代わりに使用される。２つの調整手段６、６″の各々の軸６００、６００″は、それぞれ、第１の積極的連結手段および／または消極的連結手段６０１、６０１″を含み、それらの連結手段は、それぞれ、取付部分６１、６１″の第２の積極的連結手段および／または消極的連結手段６１１、６１１″と係合され、高さ調整体６の取付部分６１は第２ロッカー１１１′と一体であり、両方の取付部分６１、６１″は後面Ｒに配置される。それ故、高さ調整体６の取付部分６１を配置するための構造要素１の位置決め手段１２′は、第２ロッカー１１１′を配置する第２手段１０′であり、他方、傾斜調整体６″の取付部分６１″を配置するための位置決め手段１２″は、第１ロッカー１１１を配置する第１手段１０である。高さ調整体の取付部分６１は、制限手段１３′、この場合、構造要素１の配置手段５′上に配置されるピンが係合し、取付部分６１の回転を制限する凹所６１２を含む。

この実施例では、第２ロッカー１１１′は軸６００により直接に駆動され、高さ調整体６の調整駆動装置６０の力は、第２ロッカー１１１′に直接に伝達され、それ故、力の流れは非常に良い。

傾斜調整体６″は高さ調整体６に追加して設けない例も可能である。

図３は、図２のシート構造体１００の細部であり、高さ調整体６は、図２と対照的に第１位置決めモジュール２内に配置され、２つのそれぞれの図面ａ、ｂで示す。図２と類似して、図面ａは構造要素１の前面Ｖでシート構造体１００を示し、図面ｂは構造要素１の後面Ｒでシート構造体１００を示す。この実施例では、第２ロッカー１１１′は、また、高さ調整体６により調整されるが、取付部分６１は第２ロッカー１１１′と一体ではなくて、第１位置決めモジュール２の配置手段５上に配置され、接続ロッド６３により第２ロッカー１１１′の第２端部１１１１′に回転に関して固定連結される。

高さ調整体６の調整駆動装置６０の力は、第２ロッカー１１１′に間接的に伝達され、すなわち、接続ロッド６３を介して伝達され、接続ロッド６３は力の流れの中にあり、衝突の場合に力を吸収する。

また、高さ調整体のこの位置では、傾斜調整体を高さ調整体に追加して設けることがない実施例が可能である。

図４は、作動手段６４により調整できる調整手段６を含むシート構造体１００の細部を、それぞれ２つの図面ａ、ｂで示す。図２と類似して、図面ａは構造要素１の前面Ｖでシート構造体１００を示し、図面ｂは構造要素１の後面Ｒでシート構造体１００を示す。調整手段６は高さ調整体６であり、図２と類似して第２位置決めモジュール２上に配置され、取付部分６１と一体である第２ロッカー１１１′を直接的に駆動する。作動手段６４はレバーと接続ロッドを含み、接続ロッドは調整駆動装置６０の上に配置される。それ故、作動手段６４による作動はシート方向９で前に変位され、それ故、調整手段６は使用者にとって一層容易に操作できる。

調整駆動装置６０からロッカー１１１′への力伝達は、図２と同様に直接的に実行され、作動手段６４の接続ロッドは力の流れの中に配置されず、それ故、また、衝突の場合に任意の力を吸収しない。

シート構造体１００は傾斜調整体６″を備えておらず、第１ロッカー１１１は第１端部１１１１を備え、連結手段１１３上で回転に関して固定連結され、好ましくは溶接されることにより、構造要素１上で回転可能に配置され、連結手段１１３は構造要素１上で回転可能に配置される。

本発明の構造要素を示す。図１の構造要素と、それぞれ、１つの位置決めモジュール内に配置される２つの調整手段を備えたシート構造体の細部を、２つのそれぞれの図面ａ、ｂで示す。図２のシート構造体と、異なる位置決めモジュール内に配置される２つの調整手段の内の一方の細部を、２つのそれぞれの図面ａ、ｂで示す。作動手段により調整できる調整手段を含むシート構造体の細部を、２つのそれぞれの図面ａ、ｂで示す。

符号の説明

１構造要素、１０、１０′ 手段、１２、１２′、１２″ 位置決め手段、１３、１３′ 制限手段、１００シート構造体、１１１、１１１′ ロッカー、
１１１０、１１１０′ ロッカーの第１端部、
１１１１、１１１１′ ロッカーの第２端部、
１１３、１１４連結手段、
２、２′、２″ 位置決めモジュール、
３、３′、３″ 位置決めモジュールの固定手段、
４、４′、４″ 位置決めモジュールの凹所、
５、５′ 位置決めモジュールの配置手段、
６、６″ 調整手段、６００、６００″ 調整出力要素、
６０１、６０１″ 調整出力要素の第１の積極的連結手段および／または消極的連結手段、
６１、６１″ 取付部分、
６１１、６１１″ 取付部分の第２の積極的連結手段および／または消極的連結手段、
６１２取付部分の凹所、６２、６２″ 固定要素、
６３接続手段、６４作動手段、８車体、
９シート方向、Ｖ前面、Ｒ後面。

Claims

自動車シートのための構造要素（１）において、シートの高さ調整のために調整手段（６、６″）を選択的に設けることができる複数の位置決めモジュール（２、２′、２″）を含むことを特徴とする前記構造要素（１）。
各位置決めモジュール（２、２′、２″）は、それぞれ、調整手段（６、６″）の調整駆動装置（６０、６０″）を固定するための少なくとも１つの固定手段（３、３′、３″）を含むことを特徴とする請求項１に記載の構造要素（１）。
構造要素は実質的に２次元に広がり、前面（Ｖ）と後面（Ｒ）を有することを特徴とする前記請求項１ないし２の内の１項に記載の構造要素（１）。
位置決めモジュール（２、２′、２″）は、前面（Ｖ）から後面（Ｒ）へ、調整手段（６、６″）の調整出力要素（６００、６００″）を通過する少なくとも部分的に１以上の凹所（４、４′、４″）を含むことを特徴とする前記請求項１ないし３の内の１項に記載の構造要素（１）。
構造要素は、ロッカー（１１１、１１１′）を配置するための少なくとも１つの第１手段（１０）と１つの第２手段（１０′）を含むことを特徴とする前記請求項１ないし４の内の１項に記載の構造要素（１）。
位置決めモジュール（２、２′、２″）は、取付部品（６１、６１″）を配置するための少なくとも部分的に１つの位置決め手段（１２、１２′、１２″）を有することを特徴とする前記請求項１ないし５の内の１項に記載の構造要素（１）。
位置決めモジュール（２、２′、２″）は、制限手段（１３、１３′）を配置するための少なくとも部分的に配置手段（５、５′）を含むことを特徴とする前記請求項１ないし６の内の１項に記載の構造要素（１）。
位置決めモジュール（２、２′、２″）は、少なくとも部分的に、同じ固定手段（３、３′、３″）および／または配置手段（５、５′）を有し、または、位置決めモジュール（２、２′、２″）の固定手段は、別の位置決めモジュール（２、２′、２″）の配置手段（５、５′）であることを特徴とする前記請求項１ないし７の内の１項に記載の構造要素（１）。
シート構造体は、調整手段（６、６″）を備えた前記請求項１ないし８の内の１項に記載の少なくとも１つの構造要素（１）を含み、構造要素（１）はシート方向（９）と実質的に平行に配置されることを特徴とするシート構造体（１００）。
調整手段（６、６″）は複数の位置決めモジュール（２、２′、２″）の内の１つに配置されることを特徴とする請求項９に記載のシート構造体（１００）。
シート構造体は、シート方向（９）で前に作動手段（６４）を含み、作動手段により調整手段（６、６″）は調整できることを特徴とする請求項９乃至１０の内の１項に記載のシート構造体（１００）。
調整手段（６、６″）は、前面（Ｖ）および／または後面（Ｒ）上に配置され、固定要素（６２、６２″）により位置決めモジュール（２、２′、２″）の固定手段（３、３′、３″）上に配置される調整駆動装置（６０、６０″）を含むことを特徴とする請求項９乃至１１の内の１項に記載のシート構造体（１００）。
調整手段（６、６″）は、軸である少なくとも１つの調整出力要素（６００、６００″）を含むことを特徴とする請求項９乃至１２の内の１項に記載のシート構造体（１００）。
調整出力要素（６００、６００″）は、少なくとも部分的に取付部品（６１、６１″）の第２の積極的連結手段および／または消極的連結手段（６１１、６１１″）と係合する第１の積極的連結手段および／または消極的連結手段（６０１、６０１″）を含み、取付部品（６１、６１″）は、位置決め手段（１２、１２′、１２″）上に回転可能に配置されることを特徴とする請求項９乃至１３の内の１項に記載のシート構造体（１００）。
位置決めモジュール（２、２′）の配置手段（５、５′）上に配置される制限手段（１３）は、取付部品（６１、６１″）の回転を制限することを特徴とする請求項９乃至１４の内の１項に記載のシート構造体（１００）。
シート構造体は複数のロッカーを含み、各ロッカー（１１１、１１１′）は、それぞれ、第１端部（１１１０、１１１０′）と第２端部（１１１１、１１１１′）を含み、第１端部（１１１０、１１１０′）は、それぞれ、車体（８）上で回転可能に配置され、第２端部（１１１１、１１１１′）は、それぞれ、手段（１０、１０′）上で回転可能に配置されることを特徴とする請求項９乃至１５の内の１項に記載のシート構造体（１００）。
取付部品（６１、６１″）はロッカー（１１１、１１１′）の内の一方の第２端部（１１１１、１１１１′）に対して、回転に関して固定連結され、または、第２端部と一体であり、調整出力要素（６００、６００″）の回転により、第２の積極的連結手段および／または消極的連結手段（６１１、６１１″）は第１の積極的連結手段および／または消極的連結手段（６０１、６０１″）上で転動し、取付部品（６１、６１″）は回転し、それにより、ロッカー（１１１、１１１′）は回転でき、シートは上昇または下降ができることを特徴とする請求項９乃至１６の内の１項に記載のシート構造体（１００）。
請求項１乃至８の内の１項に記載の構造要素（１）または請求項９乃至１７の内の１項に記載のシート構造体（１００）を含むことを特徴とする車両のためのシート。