JP4875215B1 - 粘着性材を設けた袋の口開け具 - Google Patents

粘着性材を設けた袋の口開け具 Download PDF

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Abstract

【課題】
密着した袋の口を挟み、挟んだ指の力を抜くことにより、粘着性材が作動して、素早く簡単に、密着した袋の口を開け離すことができる袋の口開け具とする。
【解決手段】
例えばV形状で、一対の作動片(1、1)の先端側(1B)の内面に、開けたい袋の口縁(5A)を入れ挟み、一対の作動片(1、1)の先端側(1B)の外面に当たっている指の力を抜くことにより、一対の作動片(1、1)は、基端側(1A)が連結した構成にしてあり、薄い板状は可撓性を有しているので、元の状態に戻り、押し当てられた袋の口縁(5A)は、一対の作動片(1、1)の先端側(1B)の内面に設けられている粘着性材(2)にくっついて袋の両外側へ引っ張られて、袋の口が開け離されるという構成になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばV形状で、その自由端となる先端側の内面の夫夫に粘着性材である、例えばジェルのようなゼリー状のものを設けることで、密着した袋の口を開け離すことができる袋の口開け具に関する。
密着しているビニールや紙の袋の口を開けるためのものとして、指に脱着するタイプ、クリーム状で塗るタイプ、テープ状で貼るタイプ、濡れタオル等がある。又、両手の平で擦る、指を舐める等の行動が一般的である。
上記の従来技術には、以下の欠点や問題点がある。
・ 指に脱着するタイプは、指が蒸れたり、別の作業に移る時、脱着する手間がかかる。
・ クリーム状で塗るタイプは、作業が終わった後、ベタベタ感が残り拭き取る手間がかかる。
・ テープ状で貼るタイプは、別の作業に移る時、テープを剥がす手間と、剥がしたテープは、再利用不可能で、不経済である。
・ 濡れタオルは、スーパーマーケット等で、ロールに巻かれたサービス用ビニール袋の下に、指を濡らすためや、台を拭くために用意されているが、誰でも使用し、しかも台を拭いたりして、雑菌等が心配で、触れる気がしなく、不衛生である。
・ 自分の指を舐めて袋の口を開けるのは、雑菌の心配もあり、見た目にもスマートでなく、不衛生である。
・ 両手の平で、擦るのは、静電気も起きて、なかなか袋の口は開かずに、イライラして精神衛生上よろしくない。
・ 本のページ等を捲るものは、多々あるが、これらのものでは、密着した袋の口を
開けることはできない。
本発明は、このような従来技術の欠点や問題点に鑑み発明されたもので、片手に持ち、袋の口を挟み、挟んだ指の力を抜くだけで、素早く簡単に密着している袋の口を開け離すことができ、しかも軽くて小さく携帯にも便利な袋の口開け具を提供する。
上記の目的を達成するために構成した本発明の手段は、押動することにより先端側が当接可能で、一対の作動片からなり、該一対の作動片は基端側が連結し、自由端となる先端側の内面の夫夫に粘着性材を設けてある。
又、一対の作動片が連結している基端側に、一対の作動片の夫夫が、外側方向への開き過ぎを防止するリングを設け、持って作動させるために指が当接する一対の作動片の外面の夫夫に、指が滑るのを防止するための防滑面を設けてある。
・ 本発明の袋の口開け具は、片手に持ち、袋の口を挟み、挟んだ指の力を抜くだけで、素早く簡単に、密着した袋の口を開け離すことができます。
・ 従来技術による、指に脱着したり、塗ったり、貼ったりと手間が、かからず、指に何も付けること無く作動できるので、素早く次の作業へ移ることができる。
・ 指を濡らしたり舐めたりすることも無いので、衛生的である。
・ 両手の平で擦ることも無いので、時間もかからず、イライラすることがなくなる。
・ 紙片捲りや本のページ捲りのものは、従来多々あるが、これらのものでは、密着した袋の口を開けることはできない。
しかし、本発明の袋の口開け具は、密着した袋の口を、素早く簡単に開け離すことができる。
袋の口開け具の斜視図である。 袋の口開け具に、袋の口縁を挟んでいる参考図である。 袋の口開け具の先端側の外面に当たっている指の力を抜くことにより、一対の作動片が、元の状態に戻り、袋の口縁の外側面は、夫夫に粘着性材にくっついて袋の口が開け離されている参考図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
本実施の形態による袋の口開け具は、一対の作動片(1、1)からなり、該一対の作動片(1、1)は、基端側(1A)が連結し、その基端側(1A)に、一対の作動片(1、1)の夫夫が、外側方向への開き過ぎを防止するリング(3)を設けて、自由端となる先端側(1B)の内面を粘着性材(2)として構成してある。
一対の作動片(1、1)を指で持って作動する時、一対の作動片(1、1)の夫夫の外面に当接している指が滑って作動できなくなることを防止するために、一対の作動片(1、1)の外面の夫夫の指の当接する部分に防滑面(4)を設けてある。
上述の袋の口開け具は、袋の口縁(5A)に、一対の作動片(1、1)の先端側(1B)の内面を当てて挟み、一対の作動片(1、1)の先端側(1B)の外面に当たっている指の力を抜くことにより、先端側(1B)の内面の粘着性材(2)が、作動して、袋の口縁(5A)の外側面は、夫夫に粘着性材(2)にくっついて、密着している袋の口(5)を、素早く簡単に開け離すことができる。
一対の作動片(1、1)を押動しても、基端側(1A)が連結した構成にしてあり、薄い板状は、可撓性を有しているので、元の状態に戻ることができる。しかも、基端側(1A)に設けてあるリング(3)により、一対の作動片(1、1)は、外側方向へ開き過ぎることがない。
・ 作動片
1A、基端側
1B、先端側
・ 粘着性材
・ リング
・ 防滑面
・ 袋の口
5A、袋の口縁

Claims (2)

  1. 押動することにより先端側が当接可能な一対の作動片からなり、該一対の作動片は、
    期端側が連結し、自由端となる先端側の内面の夫夫に粘着性材を設け、且つ、該一対
    の作動片は、外側方向への開き過ぎを防止するリングが両基端側に一体に挿嵌してある事を特徴とする袋の口開け具。
  2. 前記一対の作動片は、外面の夫夫に防滑面を設けてあることを特徴とする請求項1
    記載の袋の口開け具。
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