JP4874617B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4874617B2
JP4874617B2 JP2005290980A JP2005290980A JP4874617B2 JP 4874617 B2 JP4874617 B2 JP 4874617B2 JP 2005290980 A JP2005290980 A JP 2005290980A JP 2005290980 A JP2005290980 A JP 2005290980A JP 4874617 B2 JP4874617 B2 JP 4874617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
power supply
operation request
control device
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005290980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007099065A (ja
Inventor
嘉人 守谷
晴行 漆畑
昭彦 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005290980A priority Critical patent/JP4874617B2/ja
Priority to US11/519,804 priority patent/US7564145B2/en
Priority to DE102006000498.1A priority patent/DE102006000498B4/de
Publication of JP2007099065A publication Critical patent/JP2007099065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4874617B2 publication Critical patent/JP4874617B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/14Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
    • H02J7/1438Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle in combination with power supplies for loads other than batteries
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J1/00Circuit arrangements for dc mains or dc distribution networks
    • H02J1/14Balancing the load in a network

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

この発明は、車両の制御装置に関し、特に電源装置から共通して電力供給を受けて動作する複数の負荷装置を含む車両の制御装置に関する。
近年、車両は、さまざまな電子制御機器を搭載するようになってきている。しかし、電力消費容量の異なる複数のデバイスを同時に作動させようとすると、電圧降下が発生し、全体の作動が遅くなってしまうという問題がある。その対策のために、大きな発電機を搭載したり、あるいはバッテリの容量を大きくしたりする必要などが生じていた。
特開2003−189696号公報(特許文献1)には、複数のデバイスに優先順位を付けて優先順位の高いデバイスを駆動させる必要が生じた際は、優先順位が低いデバイスへの駆動電力の供給を停止することにより発電機の小型化を図る技術が開示されている。
特開2003−189696号公報
しかしながらデバイスへの駆動電力の供給を停止すると、そのデバイスは動作停止状態となる。このような停止状態が長く続くと問題が生ずる場合がある。また、動作停止をさせたデバイスは、その分動作目標を達成するのに時間がかかる。
この発明の目的は、複数の負荷装置の動作をなるべく維持しつつ適切に動作させることが可能な車両の制御装置を提供することである。
この発明は、要約すると、車両の制御装置であって、車両は、電源装置と、電源装置から共通して電力供給を受けて動作する複数の負荷装置とを含み、制御装置は、複数の負荷装置に対して同時に作動要求があった場合には、各作動要求に対して予め定められた優先順位に基づき、優先する作動要求と非優先の作動要求とを定め、優先する作動要求に対しては要求通りに対応する負荷装置を動作させ、非優先の作動要求に対しては作動要求の動作よりも消費電力が少ない動作に制限して対応する負荷装置を動作させる。
好ましくは、制御装置は、電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも小さいときに、非優先の作動要求に対する動作の制限を行ない、電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも大きいときには、非優先の作動要求に対する動作の制限を行なわない。
好ましくは、車両は、内燃機関をさらに含み、複数の負荷装置に対する作動要求は、予め複数のグループに分類される。複数のグループ間では優先順位が異なり、各グループ内では優先順位が同じである。
より好ましくは、複数の負荷装置のうちの1つは、内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、複数のグループのうちの1つは、可変バルブタイミング装置の作動要求が属するグループであり、複数のグループのうちの他の1つは、可変バルブタイミング装置の作動要求よりも優先順位が高い。
より好ましくは、複数の負荷装置のうちの1つは、内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、複数のグループのうちの1つは、可変バルブタイミング装置の作動要求が属するグループであり、複数のグループのうちの他の1つは、可変バルブタイミング装置の作動要求よりも優先順位が低い。
より好ましくは、複数の負荷装置のうちの1つは、内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、複数のグループのうちの1つは、可変バルブタイミング装置の始動時の作動要求が属するグループであり、複数のグループのうちの他の1つは、可変バルブタイミング装置の始動時の作動要求よりも優先順位が低い可変バルブタイミング装置の始動後の作動要求が属するグループである。
この発明の他の局面に従うと、車両の制御装置であって、車両は、電源装置と、電源装置から共通して電力供給を受けて動作する複数の負荷装置とを含み、制御装置は、複数の負荷装置に対して同時に作動要求があった場合には、各複数の負荷装置に対して予め定められた優先順位に基づき、優先する負荷装置と非優先の負荷装置とを定め、優先する負荷装置に対しては制限を加えない電力を電源装置に供給させ、非優先の負荷装置に対しては制限された電力を電源装置に供給させる。
好ましくは、制御装置は、電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも小さいときに、電源装置に非優先の負荷装置に対する電力供給の制限を行なわせ、電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも大きいときには、電源装置に非優先の負荷装置に対する電力供給の制限を行なわせない。
好ましくは、車両は、内燃機関をさらに含み、複数の負荷装置は、予め複数のグループに分類され、複数のグループ間では優先順位が異なり、各グループ内では優先順位が同じである。
より好ましくは、複数の負荷装置のうちの1つは、内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、複数のグループのうちの1つは、可変バルブタイミング装置が属するグループであり、複数のグループのうちの他の1つは、可変バルブタイミング装置よりも優先順位が高い。
より好ましくは、複数の負荷装置のうちの1つは、内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、複数のグループのうちの1つは、可変バルブタイミング装置が属するグループであり、複数のグループのうちの他の1つは、可変バルブタイミング装置よりも優先順位が低い。
本発明によれば、優先順位の高いデバイスに必要な電力が供給されるためその作動を妨げることなく制御することができる。併せて、優先順位の低いデバイスに全く電力が供給されないのではなく、低減された電力で動作を維持するので、これらのデバイスにおいてもより目標に早く達することができる。
以下、本発明について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両100の構成を示した図である。
図1を参照して、車両100は、内燃機関2とバッテリ4とオルタネータ6と、制御回路8と、電圧センサ10と、アクセルセンサ11とを含む。
内燃機関2は、シリンダブロック内に設けられたシリンダ30と、シリンダ30内を往復運動するピストン32と、ピストン32とクランクシャフト36とを接続するコネクティングロッド34とを含む。
内燃機関2は、さらに、クランクシャフト36と、インテークカムシャフト20と、インテークカムシャフト20に取付けられたカム26と、インテークカムシャフト20の回転に応じてカム26に押し下げられて開閉するエアバルブである吸気バルブ28と、インテークカムシャフト20のクランクシャフト36に対する回転位相を変更し、吸気バルブ28の回転タイミングを変更するバルブタイミング変更部とを含む。
インテークカムシャフト20は、クランクシャフト36の回転に応じて回転する。カム26は、インテークカムシャフト20に固着され、吸気バルブ28の開度をインテークカムシャフト20の回転軸からの外周の距離に応じて決定する。
内燃機関2は、可変バルブタイミング機構(VVT:Variable Valve Timing)を搭載している。バルブタイミング変更部は、インテークカムシャフト20のクランクシャフト36に対する回転位相のタイミング制御信号SCに基づいて変更することによって、吸気バルブ28の開閉タイミングを変更する。
バルブタイミング変更部は、VVT(VVT:Variable Valve Timing)モータ14と、進角機構16とを含む。クランクシャフトに取付けられたスプロケットホイール38の力はチェーン40によってスプロケットホイール18に伝達されて進角機構16が回転される。VVTモータ14は、バッテリ4からの電力によって回転する。進角機構16は、VVTモータ14の回転軸15から与えられるトルクおよびスプロケットホイール18から与えられるトルクに応じてインテークカムシャフト20を回転させる。
内燃機関2は、さらに、インテークカムシャフト20に設けられた突起の回転を検出することによりインテークカムシャフト20の回転角を検知するカム角センサ22と、クランクシャフト36の回転角を検知するクランク角センサ24とを含む。なお図示しないが内燃機関2は、ダブルオーバヘッドカムシャフト(DOHC)エンジンであり、図示しないエキゾーストカムシャフトおよび排気弁も含んでいる。
制御回路8は、カム角センサ22から位相情報θCAを受け、クランク角センサ24から位相情報θCRおよびエンジン回転数Neを受けて、制御信号SCによって基本的にはVVTモータ14の回転軸15がスプロケットホイール18と同じ位相で回転するように回転数を制御する。
そしてアクセルセンサ11の出力およびエンジン回転数に基づいて定められる要求VVT進角量を参照して、この進角量がカム角センサ22の出力およびクランク角センサ24の出力の位相差に反映されるまで、制御回路8はVVTモータ14の回転数を僅かに速めたり遅くしたりする。
VVTモータ14は、急速に作動させる場合には大きな電力を消費する。このため車両100は、他の車両負荷を優先順位を付けて分類をしてこの優先順位に応じて分類したグループ毎に制御を行なっている。
車両100は、さらに、VVTモータ14よりも優先順位の高い車両負荷グループ50と、VVTモータ14よりも非優先だが、消費電力の大きい負荷グループ60と、VVTモータ14よりも非優先でかつ消費電力の小さい負荷グループ70とを含む。
負荷グループ50は、たとえば、ヘッドライト52と、テールランプ54と、エアバッグセンサ56と、電動パワーステアリング58とを含む。これらの負荷は、重要度の高い車両の走行に関する負荷である。
負荷グループ60は、シートヒータ61と、リアウインドウに埋込まれた熱線のデフォッガ62と、空調ブロアファン63と、エアコン凝縮機に送風を行なうファン64と、ラジエーターに送風を行なうファン65とを含む。これらの負荷は、主として乗員の快適性に関する負荷のうち消費電力の大きいものである。
負荷グループ70は、カーナビゲーションシステム71と、ルームランプ72とを含む。これらの負荷は、主として乗員の快適性に関する負荷のうち消費電力の小さいものである。
すなわち、車両100は、電源装置であるバッテリ4およびオルタネータ6と、電源装置から共通して電力供給を受けて動作する複数の車両負荷グループ50,60,70とを含む。制御回路8は、複数の負荷装置に対して同時に作動要求があった場合には、各作動要求に対して予め定められた優先順位に基づき、優先する作動要求と非優先の作動要求とを定め、優先する作動要求に対しては要求通りに対応する負荷装置を動作させ、非優先の作動要求に対しては作動要求の動作よりも消費電力が少ない動作に制限して対応する負荷装置を動作させる。各作動要求に対応する優先順位は、分類されて制御回路8が内蔵するメモリ9に予め記憶されている。
図2は、図1の制御回路8がVVTモータ作動要求を受けたときに実行するプログラムの制御構造を示したフローチャートである。
なおこのフローチャートは、アクセルセンサ11の操作または負荷の変動等によりVVTの作動要求があった場合にメインルーチンから呼出されて実行される。
図1、図2を参照して、まず処理が開始されると、制御回路8は、VVT作動要求は急速作動か否かをステップS1において判断する。たとえばアクセルセンサ11の出力を観測し、アクセルの踏込み量が急に増加した場合や路面の勾配等の変化により負荷や回転数が急に変化した場合にVVTの進角量の目標値が急に変化する。
この目標値に対して現状の進角量の差が大きいとこの差に対して比例制御が行なわれるので、VVT作動要求が急速作動であると判断される。
ステップS1の条件が成立した場合にはステップS2に処理が進み、成立しない場合にはステップS8に処理が進む。
ステップS2においては優先デバイスの急速作動要求の有無が判断される。ここで優先デバイスとは、図1の負荷グループ50に属する負荷装置であり、たとえばヘッドライト52やテールランプ54やエアバッグセンサ56や電動パワーステアリング58などが含まれる。
ステップS2において優先デバイスの急速作動要求があった場合、たとえばヘッドライト52を点灯した場合や電動パワーステアリング58が急なハンドル操作によって作動した場合に、優先デバイスの急速作動要求があると判断される。この場合にはステップS7に処理が進み優先デバイスの作動制御が実施される。一方、VVTモータ14に対してはアクセルセンサ11および車両負荷によって定まる要求値に対してこれを比例制御で実行させる場合のゲインを低減させる制御が行なわれる。
一方ステップS2において優先デバイスの急速作動要求がないと判断された場合にはステップS3に処理が進む。
ステップS3においては、非優先大容量デバイスの作動要求があるかどうかが判断される。ここで非優先大容量デバイスとは、VVTに対して優先して作動させる必要がないが、消費電力は大きいため動作させると電圧降下が生じ得るものをいう。たとえば80W以上の消費電力がある負荷が非優先大容量デバイスに該当する。
ステップS3において非優先大容量デバイスの作動要求があると判断された場合にはステップS6に処理が進む。一方、非優先大容量デバイスの作動要求がないと判断された場合にはステップS4に処理が進む。
ステップS4では非優先小容量デバイスの作動要求があるかどうかが判断される。ここで非優先小容量デバイスとは、図1の負荷グループ70に属する負荷たとえばカーナビゲーションシステム71やルームランプ72などが該当する。また、作動要求がある場合とは、たとえばカーナビゲーションシステム71において検索ボタンが押された場合やルームランプ72が点灯された場合が該当する。
ステップS4において非優先小容量デバイスの作動要求があると判断された場合にはステップS5に処理が進み、作動要求がないと判断された場合にはステップS8に処理が進む。
ステップS5においては電源ラインBLの電圧が電圧センサ10によってモニタされて制御回路8に取込まれ、この値が設定値(たとえば10V)以下であるか否かが判断される。ステップS5において電源電圧が設定値以下である場合にはステップS6に処理が進みステップS5において電源電圧が設定値より大きい場合にはステップS8に処理が進む。
ステップS8に処理が進む場合は、VVT作動要求は急速作動でない場合すなわちあまり消費電力が大きくない場合、VVT作動要求が急速作動であっても他の負荷回路に作動要求がない場合、または作動要求があってもそれが非優先の小容量デバイスでありかつバッテリ4およびオルタネータ6によって定まる電源ラインBLの電圧が十分に高い場合である。このような場合には優先制御を非実施として、どの作動要求に対しても特に制限は行なわない通常制御が行なわれる。
一方、ステップS6に処理が進む場合は、VVT作動要求が急速作動であり、かつ、非優先大容量デバイスの作動要求がある場合、または非優先小容量デバイスの作動要求がありかつ電源ラインBLの電源電圧が設定値以下となった場合である。
このような場合にはVVTの優先作動制御を実施し、他の非優先デバイスの作動制御のゲインを低減させる。たとえばシートヒータ61に流す電流値を要求値の半分としたり、エアコンファン64,ラジエーターファン65および空調ブロアファン63の回転数を低く抑えて運転させたりする。なお、VVTの急速作動によりVVTモータ14に大電流が流れるのは、約1秒程度であり、たとえば空調が効かないと乗員が感じることはあまり考えられない。
また、たとえば非優先小容量デバイスに該当するカーナビゲーションシステム71は、操作パネルから目的地までの経路探索の要求操作が入力された場合であっても、制御回路8からの指令に従い、VVTの急速作動が完了する程度の所定時間(およそ1秒以内)は、経路探索を行なわずに消費電力が低い状態を維持し、所定時間経過後に経路探索を行なうようにする。
ステップS6,S7およびS8のいずれかの処理が終了したら処理はステップS9に進み制御はメインルーチンに戻される。
図3は、図2のフローチャートに従って制御が行なわれた場合の電流変化の一例を示す動作波形図である。
図3を参照して、まず時刻t1において、アクセルが踏込まれてアクセル開度θthが上昇を開始する。これに応じて制御回路8が内部で演算するVVT目標進角量θevvttも急激に上昇する。この目標進角量に追従させるために制御回路8は制御信号SCによってVVTモータ14の駆動デューティdを急上昇させる。その結果モータ駆動デューティdはしきい値dthを超える。なお、モータ駆動デューティdが大きくなるとVVTモータ14で消費される電流も大きくなる。
モータ駆動デューティdがしきい値dthを超えたことに応じて、制御回路8はシートヒータ61の電流ihおよびエアコンファン64の電流ifを変化させる。ヒータ電流ihについては電流値i1からi2に減少させ、ファン電流ifについてはi3からi4に減少させて、時刻t1〜t2においてこれらの負荷の運転が維持される。
つまり時刻t1〜t2の間はヒータやファンよりもVVTモータの動作が優先されて制御が行なわれる。
そして時刻t2においてVVTモータ駆動デューティdがしきい値dthを下回ると、ヒータ電流ihは制限された電流であるi2から要求通りの電流値i1に再び復帰し、ファン電流ifにおいても制限された電流値i4から要求通りの電流値i3に電流値が復帰する。
このように、本実施の形態においては、急速に作動させる場合に大きな電力を送出するVVTモータを車両等の電力システムにおいて使用する場合に、他の車両負荷を、予めVVTモータと同様に電力を消費するデバイスについてより優先動作をさせる負荷、非優先だが容量大の負荷、非優先かつ小容量の負荷に分類しておくとともに、VVT急速作動時において電源電圧状態も含めて判断し、優先度を付けて作動制御を実施する。
これにより電源システムに過度な余裕を持たせる必要がなくなり、電源システムの小型化に寄与すると共に、適切なVVT装置の制御を実現することができる。
[変形例1]
VVTは、アクセル開度や車両負荷に応じて吸気弁等の開閉タイミングを変化させることにより燃費の向上を図るものであるが、始動時には吸気弁の閉じタイミングを遅くし過ぎると燃焼室内の吸気の圧縮不足によりエンジン始動が不可能となってしまう場合がある。
このため始動時には、VVTモータ14を優先動作させて予め適切な閉じタイミングにしてから、エンジンの点火を行なわなければならない。さもないと、エンジンが始動しない。すなわち、始動時のVVTの制御は、他の時のVVTの制御よりも優先的に行なわれる必要性がある。
図4は、第1の変形例で実行される制御の制御構造を示すフローチャートである。
図4を参照して、まずステップS11において、制御回路8はVVT作動要求が始動時に生じたか否かを判断する。たとえばクランク角センサ24の出力を観測することによりエンジンが既に回転しているか否かを見て判断してもよいし、エンジンの始動要求と同時にVVT作動要求が生じたか否かを見て判断してもよい。
ステップS11において、VVT作動要求が始動時であった場合にはステップS12に処理が進み、始動時でなかった場合にはステップS14に処理が進む。
ステップS12においては、制御回路8は他の負荷の制限可能な作動要求があるかどうかを判断する。
たとえばルームランプやエアコンファンなどに対する作動要求があるかどうか、また作動要求を受けてこれらが作動中かどうかが判断される。ステップS12において他の負荷の作動要求があると判断された場合にはステップS13に処理が進み、制御回路8は他の負荷を制限して作動させる。ステップS13の処理が終了するとステップS14に処理が進む。
一方ステップS12において他の負荷の作動要求がないと判断された場合にはステップS14に処理が進む。
ステップS14ではvvt作動の制御が実施される。そしてステップS15に処理が進み制御はメインルーチンに戻される。このような処理を実行することにより、すべてのVVT作動要求を非優先負荷に対して優先順位を高く設定するのではなく、制御内容毎に優先順位を定めることによりより適切な制御を行なうことができる。
[変形例2]
図5は、変形例2に係る車両200の構成を示した図である。
図5を参照して、車両200は、電源装置102と、車両負荷であるヘッドライト110,VVTモータ112,エアコンファン114およびシートヒータ116と、エンジンECU118と、エアコンECU120とを含む。
電源装置102は、バッテリ104と、オルタネータ105と、電流制限部106,108とを含む。バッテリ104の充電状態とオルタネータ105の発電状態と各負荷による消費電流の状態とによって、電源ラインBLの電圧が定まる。
ここで、VVTモータ112に対して非優先のデバイスであるエアコンファン114やシートヒータ116ついては、電源ラインBLとの間に電流制限部106,108がそれぞれ設けられている。
エンジンECU118は、VVTモータ112の制御を行ないバルブ進角量をコントロールするとともに電流制限部106,108についても電流制限の制御を行なう。
このような構成とすれば、エアコンECU120によって独立にエアコンファン114とシートヒータ116に対して作動要求が行なわれたときに、エアコンECU120をそのままとしてエンジンECU118の制御内容および電流制限部106,108の追加変更によってVVTの優先作動を実現することができる。つまり、エアコンECU120に特に変更を加えずにVVTの優先作動を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態においては、優先順位の高いデバイスに必要な電力が供給されるためその作動を妨げることなく制御することができる。
併せて、優先順位の低いデバイスに全く電力が供給されないのではなく、低減された電力で動作を維持するので、これらのデバイスにおいてもより目標に早く達することができる。
また、優先順位をデバイス毎に設定するのではなく制御内容とすれば、より細かな制御を適切に実現することができる。
さらに電源の電圧状態に併せて作動制限を行なうことで、たとえば、電圧状態が良好にも拘らず不必要に作動制限がかかることなどを避けることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る車両100の構成を示した図である。 図1の制御回路8がVVTモータ作動要求を受けたときに実行するプログラムの制御構造を示したフローチャートである。 図2のフローチャートに従って制御が行なわれた場合の電流変化の一例を示す動作波形図である。 第1の変形例で実行される制御の制御構造を示すフローチャートである。 変形例2に係る車両200の構成を示した図である。
符号の説明
2 内燃機関、4,104 バッテリ、6,105 オルタネータ、8 制御回路、9 メモリ、10 電圧センサ、11 アクセルセンサ、14,112 VVTモータ、15 回転軸、16 進角機構、18,38 スプロケットホイール、20 インテークカムシャフト、22 カム角センサ、24 クランク角センサ、26 カム、28 吸気バルブ、30 シリンダ、32 ピストン、34 コネクティングロッド、36 クランクシャフト、40 チェーン、50,60,70 車両負荷グループ、52,110 ヘッドライト、54 テールランプ、56 エアバッグセンサ、58 電動パワーステアリング、61,116 シートヒータ、62 デフォッガ、63 空調ブロアファン、64,114 エアコンファン、65 ラジエーターファン、71 カーナビゲーションシステム、72 ルームランプ、100,200 車両、102 電源装置、106,108 電流制限部、118 エンジンECU、120 エアコンECU、BL 電源ライン。

Claims (6)

  1. 内燃機関を有する車両の制御装置であって、
    前記車両は、
    電源装置と、
    前記電源装置から共通して電力供給を受けて動作する複数の負荷装置とを含み、前記複数の負荷装置のうちの1つは、前記内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、
    前記制御装置は、前記複数の負荷装置に対して同時に作動要求があった場合には、各前記作動要求に対して予め定められた優先順位に基づき、優先する作動要求と非優先の作動要求とを定め、優先する作動要求に対しては要求通りに対応する負荷装置を動作させ、非優先の作動要求に対しては作動要求の動作よりも消費電力が少ない動作に制限して対応する負荷装置を動作させ
    前記複数の負荷装置に対する作動要求は、予め複数のグループに分類され、
    前記複数のグループ間では前記優先順位が異なり、各グループ内では前記優先順位が同じであり、
    前記複数のグループのうちの1つは、前記可変バルブタイミング装置の作動要求が属するグループであり、
    前記複数のグループのうちの他の1つは、前記可変バルブタイミング装置の作動要求よりも前記優先順位が高い、車両の制御装置。
  2. 前記制御装置は、前記電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも小さいときに、前記非優先の作動要求に対する動作の制限を行ない、前記電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも大きいときには、前記非優先の作動要求に対する動作の制限を行なわない、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 内燃機関を有する車両の制御装置であって、
    前記車両は、
    電源装置と、
    前記電源装置から共通して電力供給を受けて動作する複数の負荷装置とを含み、前記複数の負荷装置のうちの1つは、前記内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、
    前記制御装置は、前記複数の負荷装置に対して同時に作動要求があった場合には、各前記作動要求に対して予め定められた優先順位に基づき、優先する作動要求と非優先の作動要求とを定め、優先する作動要求に対しては要求通りに対応する負荷装置を動作させ、非優先の作動要求に対しては作動要求の動作よりも消費電力が少ない動作に制限して対応する負荷装置を動作させ、
    前記複数の負荷装置に対する作動要求は、予め複数のグループに分類され、
    前記複数のグループ間では前記優先順位が異なり、各グループ内では前記優先順位が同じであり、
    前記複数のグループのうちの1つは、前記可変バルブタイミング装置の始動時の作動要求が属するグループであり、
    前記複数のグループのうちの他の1つは、前記可変バルブタイミング装置の始動時の作動要求よりも前記優先順位が低い前記可変バルブタイミング装置の始動後の作動要求が属するグループである、車両の制御装置。
  4. 前記制御装置は、前記電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも小さいときに、前記非優先の作動要求に対する動作の制限を行ない、前記電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも大きいときには、前記非優先の作動要求に対する動作の制限を行なわない、請求項3に記載の車両の制御装置。
  5. 内燃機関を有する車両の制御装置であって、
    前記車両は、
    電源装置と、
    前記電源装置から共通して電力供給を受けて動作する複数の負荷装置とを含み、前記複数の負荷装置のうちの1つは、前記内燃機関の吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング装置であり、
    前記制御装置は、前記複数の負荷装置に対して同時に作動要求があった場合には、各前記複数の負荷装置に対して予め定められた優先順位に基づき、優先する負荷装置と非優先の負荷装置とを定め、優先する負荷装置に対しては制限を加えない電力を前記電源装置に供給させ、非優先の負荷装置に対しては制限された電力を前記電源装置に供給させ、
    前記複数の負荷装置は、予め複数のグループに分類され、
    前記複数のグループ間では前記優先順位が異なり、各グループ内では前記優先順位が同じであり、
    前記複数のグループのうちの1つは、前記可変バルブタイミング装置が属するグループであり、
    前記複数のグループのうちの他の1つは、前記可変バルブタイミング装置よりも前記優先順位が高い、車両の制御装置。
  6. 前記制御装置は、前記電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも小さいときに、前記電源装置に前記非優先の負荷装置に対する電力供給の制限を行なわせ、前記電源装置の出力電圧が所定のしきい値よりも大きいときには、前記電源装置に前記非優先の負荷装置に対する電力供給の制限を行なわせない、請求項に記載の車両の制御装置。
JP2005290980A 2005-10-04 2005-10-04 車両の制御装置 Expired - Fee Related JP4874617B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005290980A JP4874617B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 車両の制御装置
US11/519,804 US7564145B2 (en) 2005-10-04 2006-09-13 Vehicle control apparatus
DE102006000498.1A DE102006000498B4 (de) 2005-10-04 2006-10-02 Fahrzeugsteuerungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005290980A JP4874617B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007099065A JP2007099065A (ja) 2007-04-19
JP4874617B2 true JP4874617B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=37905424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005290980A Expired - Fee Related JP4874617B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 車両の制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7564145B2 (ja)
JP (1) JP4874617B2 (ja)
DE (1) DE102006000498B4 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5115846B2 (ja) * 2008-01-10 2013-01-09 スズキ株式会社 エンジンの制御装置
JP4771178B2 (ja) * 2008-03-24 2011-09-14 トヨタ自動車株式会社 車両用作動制御装置
US8706367B2 (en) 2010-03-09 2014-04-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine
JP2012200100A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Omron Automotive Electronics Co Ltd 電源制御装置および方法、並びに、電力管理システム
US9834194B2 (en) * 2011-08-08 2017-12-05 Ford Global Technologies, Llc Method and system for enabling electrical loads during an engine auto start
TWI453154B (zh) * 2011-12-09 2014-09-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 廢棄物清運監控系統及方法
JP5858775B2 (ja) * 2011-12-27 2016-02-10 ダイハツ工業株式会社 制御装置
DE102014209680B4 (de) * 2014-05-21 2021-11-25 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kaskadierte Energiesteuerung elektrischer Größen von fahrdynamischen Regelsystemen zur Fahrzustandsstabilisierung eines Kraftfahrzeuges
US10288058B2 (en) * 2014-09-25 2019-05-14 General Electric Company Method and system for an instrumented piston assembly
KR102403353B1 (ko) 2017-09-22 2022-06-02 현대자동차주식회사 차량 및 전력 관리 장치
JP7364429B2 (ja) * 2019-11-01 2023-10-18 ローム株式会社 スイッチ装置
KR20210102736A (ko) * 2020-02-12 2021-08-20 삼성전자주식회사 서버 및 그 제어 방법

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261750A (ja) * 1984-06-11 1985-12-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用負荷駆動制御装置
US4639609A (en) * 1985-02-26 1987-01-27 United Technologies Automotive, Inc. Load current management system for automotive vehicles
JPH03190534A (ja) * 1989-12-19 1991-08-20 Nippondenso Co Ltd 車両用電力制御装置
JP3463834B2 (ja) 1995-06-30 2003-11-05 日野自動車株式会社 バス車両用負荷制御装置
DE19838248A1 (de) 1998-08-22 2000-03-02 Volkswagen Ag Verfahren zur Ansteuerung elektrischer Verbraucher
DE19857916A1 (de) 1998-12-15 2000-06-21 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung von elektrischen Verbrauchern in einem Fahrzeug
JP3624831B2 (ja) 2000-12-28 2005-03-02 株式会社デンソー 車両用電源装置及びエンジン駆動規制支援装置
AU2002333556A1 (en) * 2001-09-10 2003-03-24 Johnson Controls Technology Company Energy management system for vehicle
US7043650B2 (en) * 2001-10-31 2006-05-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for intelligent control of power consumption of distributed services during periods when power consumption must be reduced
JP2003189696A (ja) 2001-12-20 2003-07-04 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関駆動機械の電装品負荷駆動用電源装置
DE10251347A1 (de) 2002-07-11 2004-03-11 Ina-Schaeffler Kg Regelstruktur für den Verstellmotor eines elektrischen Nockenwellenverstellers
JP4066781B2 (ja) * 2002-10-25 2008-03-26 株式会社デンソー 車両用負荷駆動制御装置
US7173347B2 (en) * 2002-10-15 2007-02-06 Denso Corporation Method and apparatus for driving and controlling on-vehicle loads
JP4165210B2 (ja) * 2002-12-25 2008-10-15 トヨタ自動車株式会社 エンジン制御装置およびその方法
JP2005218171A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk バッテリーから負荷への給電方法及び給電制御装置並びに自動車

Also Published As

Publication number Publication date
DE102006000498B4 (de) 2022-12-01
US20070075584A1 (en) 2007-04-05
DE102006000498A1 (de) 2007-04-26
JP2007099065A (ja) 2007-04-19
US7564145B2 (en) 2009-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4874617B2 (ja) 車両の制御装置
JP4473453B2 (ja) 負荷装置をスイッチオンまたはオフする方法
US7099768B2 (en) Automatic shutdown control for vehicular internal combustion
US7290525B1 (en) Methods and apparatus for an engine speed controller using generator torque load
JP4520362B2 (ja) エンジン自動停止始動装置および方法、ならびにエンジン制御システム
JPH09195812A (ja) リーンバーンエンジン車両の制御装置
KR20070089205A (ko) 자동차 및 그 제어 방법
US20080066457A1 (en) Catalyst heating control method of parallel type hybrid vehicle
JP2000204999A (ja) ハイブリッド車のエンジン始動装置
EP2721268B1 (en) Cooling apparatus for internal combustion engine
JP6223038B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP7396263B2 (ja) 車両制御装置
JP2008174051A (ja) 車両用空調装置およびその制御方法
JP4329487B2 (ja) 車両のエンジン補機制御装置
JP2006275048A (ja) 車両用エンジンの制御方法
JP6224897B2 (ja) 車両の走行制御装置
JP6809178B2 (ja) 車両の空調制御装置
JP6881366B2 (ja) 車両の制御システム
JP2005307757A (ja) ハイブリッド車の制御装置
JP4293164B2 (ja) ハイブリッド車両
JP2016079819A (ja) エンジン冷却装置
JP6107781B2 (ja) 車両の制御装置
JP2021037957A (ja) 車両の空調制御装置
JPH11336646A (ja) ハイブリッド車の内燃機関の始動判別装置
JP2022002922A (ja) 車両制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4874617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees