JP4874519B2 - 燃料電池用プレート - Google Patents

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Description

本発明は、流体またはその活性成分または特性の標的部域へのおよび標的部域からの均等な分配のためのフローフィールド(流れ場)に関する。該流れ場は、燃料電池といった電気化学電池内の触媒膜の反対側への反応物質の分配およびそこからの製品の除去のために使用される流れ場プレートまたはバイポーラプレートといったような流れ場装置の形で実施され得る。
米国特許第4,686,159号;同第4,988,583号;同第5,108,849号;同第5,252,410号;同第5,683,828号;同第5,750,281号;同第5,773,160号;同第5,846,668号;同第5,858,567号;同第5,858,569号;同第5,945,232号;同第6,071,635号および同第6,099,984号を含む数多くの参考文献が、流路の連続したセグメントが平行である蛇行流路をもつ流れ場について記載している。
米国特許第5,683,828号;同第5,750,281号;同第5,773,160号;同第5,804,326号;同第5,840,438号;同第5,858,567号;同第5,998,055号;同第6,071,635号および同第6,093,502号を含む数多くの参考文献が、各流路の連続したセグメントが平行である多数の交互配置された蛇行流路を有する流れ場について記載している。
米国特許第5,252,410号;同第5,641,586号および同第6,207,312号を含む数多くの参考文献が、櫛形の流れ場について記載している。櫛形の流れ場においては、入口はあるものの出口の無い流路が、出口はあるものの入口の無い流路と交互になっている。
さらに、例えば、米国特許第4,855,193号;同第5,798,187号;同第6,037,072号および同第6,207,310号の中では、流れ場としての金属スクリーンの使用が教示されてきた。
米国特許第5,922,485号は、直線の蛇行流路と共に同心円形セグメントから成る蛇行流路をもつ流れ場について記載している。
米国特許第5,686,199号は、基本的に平行なセグメントから成る直列−並列配置について記載している。
米国特許第6,048,634号は、流路の連続したセグメントが平行である蛇行したパターンおよびらせん形パターンを内含する、隣接する流路対が相対する方向に流れを運ぶ流れ場パターンについて記載している。
米国特許第4,631,239号および同第4,853,301号は、流路の連続したセグメントが平行であり、セグメントがバイポーラプレートの境界との関係においておよび/またはバイポーラプレートの反対側の面上の流れ場との関係において歪曲されている、蛇行した流れ場について記載している。
米国特許第4,292,379号は、プレートの反対側の面によって作り上げられた不均等な分配に整合する不均等な分配を作り上げるべく平行な流路の深さおよび/または分離が変動させられる、バイポーラプレートのいずれかの側の流れ場について記載している。
米国特許第4,324,844号は、変動する表面積および間隔どりを有する冷却液流通路を内含する電気化学電池に関する。
簡略に言うと、本発明は、流れ場設計が、それを利用する流れ場装置と共に提供されている。流れ場を有する流れ場装置および流れ場装置と標的部域との間に配置された流体輸送層、を含んで成る流体分配アセンブリにおいて、少なくとも1つの有限のゼロでない流量および流体輸送層内の流体の活性成分または特性の少なくとも1つの使用率について、該活性成分または特性の側方流束が、前記流体輸送層の全ランド上部分の少なくとも90%を通して35%以下しか変動しない、流体分配アセンブリを提供している。1つの実施形態においては、流れ場装置は、平行でない連続した主要セグメントを含む、蛇行流路を含む流れ場を含んで成る。さらなる1実施形態においては、蛇行流路の連続した主要セグメントの間の角度は漸進的に変動する。
もう1つの態様においては、少なくとも1つの蛇行流路を含む流れ場を有する流れ場装置において、該流路の少なくとも2つの連続した主要セグメントが平行でない、流れ場装置を提供している。
もう1つの態様においては、本発明は、1本の流路を含む流れ場を有する流れ場装置において、流路の連続した主要セグメントの類似の部分の間の間隔が、入口からの距離と共に単調に減少するか、または主要セグメントを分離するランド部域のサイズが入口からの距離と共に減少する流れ場装置を提供している。
当該技術分野においてこれまで記載されたことがなくかつ本発明によって提供されているのは、特に「ジグザグ」蛇行または「漸進的」流路を使用することにより流体輸送層を通して均等な側方流束を提供するように設計された流れ場である。
本出願において、
「流れ場」とは、標的部域へおよびそこからの流体の進入および退出を可能にする流体分配システムの1構成要素の形で実施された1以上の流路のパターンを意味する。
「標的部域」とは、電気化学装置の電気化学的に活性な電極部域といったような、流体分配システムにより供給される少なくとも2次元の有意な広がりをもつ部域を意味する。
「活動部域」とは、標的部域の上に重なって存在するとともに標的部域を補助する流れ場の部域を意味する。
「活性成分」とは、例えば空気中に存在する酸素、改質油気体混合物中に存在する水素などの、標的部域でまたは標的部域と併せて用いるべき流体の1成分を意味する。
「活性特性」とは、例えば冷却材の熱エネルギー含有量、溶剤の溶媒和能力などの、標的部域でまたは標的部域と併せて用いるべき流体の特性を意味する。
「蛇行」とは、流れ方向の方向性といったような方向性が交番しかつ方向転換点で遭遇するかまたは方向転換セグメントにより連結される連続して連結された主要セグメントを含んで成る流れ場内の1流路のパターンといったようなパターンを意味する。
「ランド」または「ランド部域」とは、流れ場の流路または流路の一部分の間の部域を意味する。
「主要セグメント」とは、方向転換点でまたは比較的短かい方向転換セグメントを通して直接先行または後続する主要セグメントに連結されている、直接先行または後続する主要セグメントの幾何学的方向性とは全く異なる幾何学的方向性をもつ、流れ場内の1流路のパターンといったような、1パターンの1セグメントを意味する。
「流束」とは、kg/秒/m2の単位を表わすことのできる気体または液体といったような流体の輸送、またはkg/秒/m2単位で表わすことのできる一定の与えられた部域を通しての空気中に存在する酸素といった流体の1成分の輸送、または例えばワット/m2の単位で表わすことのできる熱エネルギーといったような流体の特性の輸送を意味する。
「流量」とは、気体または液体といったような流体の輸送または例えば空気中に存在する酸素といった流体の1成分の輸送を意味し、単位時間あたり質量単位(例えばkg/秒)または単位時間あたりの標準条件下での体積(例えば分あたりの標準立方センチメートル(sccm)または分あたりの標準リットル(slm))で表わすことができる。
「流体輸送層」とは、流体輸送を可能にする層、標準的には、多孔質のまたはその他の形で流体透過性の構造的材料の層のみならず、機械的に維持された空隙を内含する層も意味する。
流れ場と共に使用される流体輸送層の「ランド上部分」は、流れ場流路全体にわたる流体輸送層の部分または流れ場の活動部域上を通過しない部分を除外した流れ場の活動部域内部でランド部域上を通過する流体輸送層の部分である。
流体輸送層といったような層を介した流体の「側方流束」とは、層の平面に対し直交する流束でありうる層内へ向かうまたは層外へ向かう流束とは区別される、層内部にある、一般的には層の平面内部の流束を意味する;
「流れ場装置」とは、流れ場を有する流体分配システムの1構成要素、標準的には、i)流れ場プレートまたは ii)中にスタンピング、成形またはカットされた流れ場のパターンを保持するべく充分頑丈なものである流体輸送層のいずれかであるものの、より標準的には流れ場プレートであり、標準的には多孔質またはより標準的には非多孔質の材料で作製され好ましくは導電性材料で作製されているバイポーラプレートである、電気化学電池内の流体分布システムの一構成要素を意味する。
電気化学電池内でさらに効率が良く安定しかつ持続性のある機能を提供することのできる、標的部域全体にわたり流体またはその活性成分をきわめて均等に分配する能力をもつ流れ場および流れ場装置を提供することが、本発明の1つの利点である。
本発明は、標的部域へおよび標的部域からの流体またはその活性成分または特性の均等な分配のための流れ場を提供する。該流れ場は、燃料電池といったような電気化学電池内の触媒膜の反対側に反応物質を分配しそこから生成物を除去するのに用いられる流れ場プレートまたはバイポーラプレートの形で実施することができる。
本発明による流れ場は標準的には、流体輸送層により標的部域から標準的に分離されている流れ場装置の形で実施される。本発明による流れ場は、輸送されている流束のための標的部域から流れ場を分離する流体輸送層を通してきわめて均等な側方流束を提供することにより、標的部域への流体またはその活性成分または特性のより均等なアクセスを提供している。
本発明による流れ場は、燃料電池といったような電気化学電池のためのバイポーラプレート(BPP)といったような流れ場装置の形で実施することができる。電気化学電池としては、燃料電池、センサー、電解槽および電気化学反応装置が含まれる。燃料電池は、電流を生成するために、水素といった燃料および酸素といった酸化剤を利用する。2つの化学的反応物質すなわち燃料および酸化剤は、触媒を含む2つの隔離された電極で別々に反応する。イオン交換要素が、2つの反応物質の直接的化学反応を防止し、イオンを伝導するため電極の間に位置設定されている。標準的水素燃料電池の場合、イオン交換要素はイオン伝導性膜(ICM)である。このICMは、水素電極から酸素電極まで陽子(H+)を伝導する。電子は、別々の外部電気経路をたどり、電流を生成する。ICMと電極の組合せは、一般に「膜電極アセンブリ」またはMEAと呼ばれる。触媒電極材料は、触媒被覆膜を形成するべくICM上に直接コーティングされてもよいしまたは、以下で論述する流体輸送層上にコーティングされてもよい。
従来の燃料電池においては、MEAは、バイポーラプレート(BPP)としても知られている剛性で導電性あるプレートによって分離されたスタックの形に配置される。バイポーラプレートは、MEA(単複)に面する表面(単複)内に彫刻、フライス削り、成形またはスタンピングされた1以上の流体伝導流路を有する。プレートの片側の流体伝導流路は1つのMEAの陽極まで燃料を導き、一方反対の側にある流路は酸化剤をスタック内の次のMEAの陰極まで導く。バイポーラプレートは、スタック全体を通って各MEA内で生成された電流を導く。本書で使用されている「バイポーラプレート」というのは、片側のみでバイポーラプレートの機能を果たしスタックの最初と最後のMEAにサービス提供する1つのスタックのエンドプレートを内含するものと理解すべきである。単一のMEAをもつスタックは、2枚のエンドプレートしかもたず、これらのエンドプレートは両方共、本書で用いられている「バイポーラプレート」という語に包含されている。
MEAの活性触媒部位とバイポーラプレートの間には、付加的な流体輸送層が位置づけされている。燃料電池の中で、これはディフューザ/カレントコレクタ(DCC)、気体拡散層、または電極裏打ち層と呼ばれていることもある。(DCCという語が本書で用いられているものの、本発明に照らし合わせると、拡散以外のプロセスによる気体の輸送がDCCの動作にとって重要であることが明らかとなった。)DCCは、MEAの一部である。バイポーラプレートと同様、DCCは、MEAの触媒表面におよびそこから流体および電気を伝導しなければならない。バイポーラプレートと異なり、標準的DCCは、全体が多孔質であり、構造部材としては機能しない。DCCは標準的に炭素繊維紙、不織布巻取り製品またはELATTM電極裏打ち材料(イーテック株式会社、マサチューセッツ州ナティック(E−tek,Inc,Natick,MA))といった標準的には厚み約0.4mmの布を含んで成る。もう1つの標準的材料としては、さらに炭素粒子分散でコーティングされうる、標準的に厚み約0.2mmの東レカーボンペーパー(Toray Carbon Paper)(日本国東京、東レ株式会社(Toray Industries,Inc.Tokyo,Japan))である。
燃料電池内の触媒電極全体にわたる燃料および酸化剤の均等な分配は、結果としてより均等な触媒の利用をもたらし、その結果、より優れた性能、安定性および持続性が得られるはずである。その上、これは、より均等な電流密度(Amps/cm2)の分布および廃熱生成をもたらすと期待されている。こうして熱的に関連する劣化メカニズムは削減され、より優れた耐久性およびより長い寿命が導かれるはずである。このとき、標的部域の表面全体にわたり最も均等に反応物質気体を分配する方法を発見することが望ましい。
理論により束縛されることを望むわけではないが、燃料電池の電極内の任意の与えられた点における触媒の表面での燃料および酸化剤の部分圧は、上述のDCC内の気体の側方流束の速度に直接関係していると考えられている。気体は、拡散と対流の組合せにより触媒表面に輸送される。触媒表面に最も近いところでは、気体が、フィックの法則に従って、拡散により到着すると予想すべきである。この拡散に支配されているゾーン内の輸送率は、濃度勾配によって左右される。触媒表面からさらに離れたところでは、気体は、拡散と対流の組合せによって輸送される。拡散ゾーン内の勾配は、上述のゾーン内での対流による気体補給率によって左右されることから、DCCを通るより大きくより均等な側方流束は、触媒表面に対する反応物質気体のより大きくより均等な流束を結果としてもたらすはずである。
ここでも又理論により束縛されることを望まないものの、対流ならびに拡散の重要性は、ランド部域の中心までの質量輸送のためのペクレ数を考慮することにより、例示することができる。ペクレ数は、拡散輸送に対し対流輸送の相対的重要性を比較する1つの方法である。それは、速度×距離÷拡散係数として定義される。1という値について、対流および拡散は同等に寄与する。以下で考慮する例からの値を使用すると、1本の流路から標準的ランドの中央までのY方向の運動についてのペクレ数は(0.1m/秒)・(0.001m)/(1.5e−5m2/秒)=6.6であり、これは、対流が支配的である傾向にあり、対流と拡散の両方がDCC内で重要であることを示している。
さらに、DCC内のより大きくより均等な側方流束は、燃料電池内の水管理を改善すると考えられている。陰極における水の蓄積が、酸素拡散を阻害することによって反応速度の低減を導く可能性がある、ということがわかっている。この条件は「フラッディング」と呼ばれる。均等な側方流束が陰極で生成された水を均等に運び去ることができることから、本発明は、低流束部域を無くすることによって高いフラッディングの局所的部域を削除することができる、と考えられている。
流れ場の活動部域に流路が密に詰められている米国特許第5,840,438号に記されているタイプの流れ場とは対照的に、本発明による流れ場は、有利にもかなりのランド部域を内含する。標準的には、本発明による流れ場の活動部域の40%以上、より標準的には50%以上、さらに標準的には60%以上、より標準的には70%以上がランド部域である。
本発明による流れ場は、任意の数の流路を含むことができる。本発明による流れ場は、標準的には、単一の流路で構成されているが、代替的には、図18に描かれているような実際には互いに平行な多数の行程で構成された1本の流路で構成されていてもよい。流れ場の活動部域は、矩形、方形、多角形、円形、楕円形および不規則形状を含め任意の適切なサイズおよび形状のものであってよい。標準的には、活動部域は、矩形、方形、多角形、円形、楕円形および不規則な形状を含めた任意の適切なサイズおよび形状のものであり得る。活動部域は、標的部域の別々の部分を補助しかつ単一の流路または多数の行程から成る1本の流路により補助される単一の標的部域として各部分を扱う別々のゾーンの形に細分されてもよい。
流れ場流路は、矩形および勾配つきの辺をもつ横断面を含めた、適切な任意の横断面を有することができる。流路は、米国特許出願第09/557,712号および同第09/430,568号の中で開示されているような、微細流路または微細構造の特長を含むことができる。流路は、標準的には単一の開口部であるものの多数の開口部でもあり得る1つの入口の中で片端で終結し、マニホルドの中に開放するかまたはマニホルドを含んでいてよい。標準的には、流路は、標準的に単一の開口部であるものの多数の開口部でもあり得る出口の中でもう1方の端部で終結し、マニホルド内に開放するかまたはマニホルドを含むことができる。流れ場内への気体流全体が流体輸送層を通って消費または除去されるべきである場合、出口は全く不要である。
本発明による流れ場を用いて分配される流体は、気体、液体、超臨界流体またはそれらの組合せを含めた任意の流体であり得る。流体は、活性成分を含むかまたは、以上で定義した活性特性をもつ。燃料電池においては、活性成分は、電池の陰極側に供給される空気の酸素含有量または電池の陽極側に供給される改質油燃料ガスの水素含有量でありうる。純粋水素源が用いられる場合、活性成分は流体全体である。水素または酸素の場合、活性成分は、電気化学反応の中で部分的または完全に消費されることから、使い果たされる。使用率というのは、標的部域内での消費のために輸送層の中で流体から活性成分が引き出される割合である。もう1つの利用分野においては、本発明による流れ場を、燃料電池またはその他の何らかのデバイスの中での冷却流体の均等な分配のために使用することができる。その場合、活性特性は、冷却材の熱エネルギー含有量である。燃料電池においては、空気および流れ場はそれ自体冷却用流体として機能しうる。使用率は、熱エネルギーが活動部域から輸送層内の流体の中へひき出される熱エネルギーの割合である。もう1つの利用分野は、本発明による流れ場を、溶剤の均等な分配のために使用することができ、その場合、活性特性は、流体の溶媒和能力であり、使用率は、溶質が活動部域から輸送層内の流体の中に溶解される割合である。もう1つの利用分野では、本発明による流れ場は、平面空気軸受内の空気の均等な分配のために使用することができ、その場合、活性成分は気体全体であり、使用率は、空気が軸受から漏出する割合である。
本発明による流れ場は、流れ場装置の形で実施される。流れ場装置は、適切な任意の材料で作製することができるが、輸送される流体および使用条件に対し安定していなくてはならない。燃料電池内で使用するための本発明による流れ場プレートまたはバイポーラプレートは、標準的には、チタンおよびステンレス鋼を含めた金属または黒鉛または炭素複合材といった導電性炭素材料などの導電性材料で作製されている。代替的には、メッキされた、真空コーティングされたまたは湿式方法、真空方法または適切なあらゆる方法で導電性腐食防止層が他の形でコーティングされている材料を使用することもできる。流れ場の流路は、適切な任意の方法で流れ場装置の形に、カット、成形、スタンピングまたはその他の形で形成される。本発明のバイポーラプレートは、ジョンストンら(Johnston et al)に対する米国特許第5,728,446号および係属米国特許出願第09/099,269号、同第09/557,712号および同第09/430,568号の中で記載されている方法を内含する適切なあらゆる方法によって作製することができる。
本発明の1実施形態においては、流れ場は、流体輸送層を含む材料の中でカット、成形、スタンピングまたはその他の要領で形成されている。隣接する「バイポーラプレート」はこのとき実質的に平坦であってもよく、または付加的な流れ場流路を支持することもできる。
本発明による流れ場は有利には、i)本発明による流れ場を有する流れ場装置、およびii)流れ場の活動部域と標的部域の間に配置された流体輸送層を含む流体分配アセンブリの中で使用される。
以上で定義された流体輸送層は、上述の燃料電池のDCCでありうる。流体輸送層は、適切な任意の多孔質または浸透性材料で作製されていてよい。燃料電池内で使用するためには、該材料は標準的には、導電性炭素ベースの材料である。流体輸送層の厚みは、適切な任意のものであってよい。燃料電池内で使用するためには、流体輸送層は標準的に1mm未満、より標準的には500ミクロン未満であり、300ミクロン未満でもあり得る。流体輸送層は、少なくとも厚みが50ミクロンである。流体輸送層は、気体に対して適切な任意の面内浸透率をもつことができるが、標準的には、1×10-52、標準的には、1×10-8cm2および1×10-132、より標準的には、1×10-102と1×10-122の間である。
本発明による流体分配アセンブリは、標的部域から流れ場を分離する流体輸送層を通してきわめて均等な側方流束を提供することによって、標的部域への流体のさらに均等なアクセスを提供している。本発明の目的では、流体流束は、計算流体力学(CFD)計算を用いた流れ場設計分析によって決定することができる。CFDは、流体流の複雑なシステムを分析するための調査手段として充分確立されており、従って信頼性の高いあらゆるCFDコードを使用することができる。好ましくは、CFDコード「フルーエント(Fluent)」(バージョン5.5、フルーエント社製、米国ニューハンプシャー州レバノン(ver.5.5,Fluent Inc,Lebanon,New Hampshire))が使用される。これは、恒常な粘度および温度をもつ定常層流という仮定を用いて電池圧力および流体速度を計算するためSIMPLE方法の形態を用いる汎用有限体積コードである。標準的には、気体は理想気体とみなすことができる。流体輸送層といったような多孔質媒質は、ダルシーの法則を用いてモデリングされ、これについての圧力降下は、粘度および流速に正比例し、浸透率に反比例する。(ジーケー・バチェラー、流体力学入門(G.K. Batchelor、“An introduction to Fluid Mechanics”)224P(ケンブリッジ大学出版、英国ケンブリッジ(Cambridge University Press, Cambridge, Great Britain) 1967)、(ダルシー・アッシュ(Darcy, H)1856,ディジョン市公共噴水(Les Fontaines Publique de la Ville de Dijon)、p.590、ヴィクトール・ダルモン、パリ(Victor Dalmont, Paris))。
本発明による流体分配アセンブリは、標準的には、流体輸送層のランド上部分の少なくとも90%を通って35%以下だけ活性成分の側方流束が変動するという程度まで均等性を提供する。より標準的には、活性成分の側方流束は、流体輸送層の全ランド上部分の少なくとも90%にわたって30%以下、より標準的には25%以下、そしてより標準的には20%以下だけ変動する。当然のことながら、あらゆる流れ場が流れゼロの均等な静止状態にあることから、流れ場の入口内への流体のゼロでない流量は存在しないと仮定される。以下でおよび本書の例中により完全に記載されているように、例えば酸素消費の1つの割合などの流体の活性成分の少なくとも1つの使用率について所望の均等性を達成することが可能であると仮定される。
流体輸送層のランド上部分を通しての均等な流束を提供する適切なあらゆる流れ場設計を使用することが可能である。標準的には、平行でない連続する流路セグメントをもつ設計が使用される。流体の活性成分の使用率がゼロより大きい場合、標準的に漸進的設計が用いられ、ここで、連続した主要セグメントの類似した部分の間の距離は流れ場流路の片端に向かって漸進的に近くなるか、または、主要セグメントを分離するランド部域は入口からの距離と共に漸進的にサイズが減少する。
平行でない連続した流路セグメントをもつ設計には、図3に描かれ又図2には概略的に描かれているもののような平行でない連続した主要セグメントを有する少なくとも1本の蛇行流路を含んで成る「ジグザグ」の蛇行設計が含まれる。主要セグメントは彎曲していてもよいが、標準的には直線セグメントである。方向転換セグメントは、彎曲したセグメントまたは1以上の直線セグメントで作製されていてよい。代替的には主要セグメントは、1点で遭遇していてもよい。
漸進的設計においては、連続した主要セグメントの類似の部分の間の距離は、流路に沿って測定された入口からの距離と共に単調に減少する。同様にして、連続した主要セグメントを分離するランド部域のサイズは、流路に沿って測定された入口からの距離、特定的には、幾何学的面積または「面積サイズ」として測定されたサイズと共に単調に減少する。漸進的設計には、隣接する流路セグメントの間隔が図10に描かれかつ図9で概略的に描かれているような流れ場流路の片端に向かって漸進的に近くなる「ジグザグ」設計を含む、「漸進的ジグザグ」設計が含まれる。図13に描かれているように、平行セグメント蛇行部分を漸進的なものにすることができる。図14〜17に描かれているように、漸進的らせん設計も同様に考慮されている。図14〜16の設計には、流れ場と同一平面内にない出口が必要である。
以下の例で使用されているようなCFD方法は、本発明による流れ場のさらに完全な表現を提供しうるが、一定の与えられた流れ場設計のための設計パラメータは同様に、以下で本発明によるジグザグ流れ場の場合について実証されているように、幾何およびダルシーの法則を応用して決定することが可能である。動作電流密度および質量流量の好ましい1つの動作条件のために、1つの燃料電池スタックを設計することができる。この場合、これらの動作条件のために最適化された流れ場を得るのが好都合である。一定の与えられた流れ場設計およびサイズについて、入口と出口の間の圧力降下は、合計質量流量と共に変動することになる。好ましい動作条件においては、流量は、固定され、かくして全体的圧力降下が流れ場のために固定されることになる。
図2は、本発明による単一のジグザグ流れ場の幾何形状およびパラメータを定義している。ループの半頂角、ループの数およびサイズそしてDCC浸透率は、ランド部の上を流れる気体速度の均等性および規模と圧力降下の間のトレードオフを最適化するべく変動させることができる。ここで展開されている式は、これらのパラメータの選択に対する1次的指針を与える。該式は、次に、気体の消費が存在するケースの取扱いを可能にするべく適合させることができる。
図2は、ジグザグ流れ場の幾何形状およびパラメータを定義している。単一ループは、幅wの端部で最小の流路間隔を有し、幅Hのもう1方の端部で最大の間隔を有している。ループ端部間の流路脚部の長さは、Lである。気体は主として流路内を流れるが、面内浸透率KLをもつDCCを通ってランド上をも流れる。座標xは、点xでランドを横切るy方向の速度Uy(x)について1つの式を導出したい点を特定している。ダルシーの法則から、速度は、
Figure 0004874519
というように、気体圧力の勾配と関係づけされる。なお、式中、μは気体速度であり、KLはX−Y平面内の多孔質DCC材料の平面内浸透率である。
流路内の気体流は、ランドを横切ってDCCを通って流れる気体流よりも一般にはるかに大きいことから、DCCを横断する任意の点での圧力は、DCCではなく流路内の流れによって決定される、という仮定がなされる。我々は又、流路の下方に行くに従って圧力が線形的に減少し、そのためN個の同一のループが存在する場合、合計圧力降下はΔP=Pinlet−Poutletであり、このとき任意の個々のループのまわりの圧力降下はΔP/Nとなる、という仮定をも行なう。
0の任意の値でのランド全体にわたる圧力勾配はかくして、座標(x0、−y0/2)および(x0、y0/2)の間のループ流路に沿った圧力降下を距離y0で除したものによって決定される。位置x0におけるyに沿ったランドを横断する圧力降下は、流路に沿って測定された座標(x0、−y0/2)および(x0、y0/2)の間の部分距離に正比例する。すなわち、以上の図2でcosθ=x0/gであることから、
Figure 0004874519
である。
同じく、図2より、y0=2・x0 tanθ+wである。式(2)中のy0にこれを代入すると、(1)より、以下の関係が得られる。
Figure 0004874519
角度θがゼロに近づくにつれて、(3)は平行な蛇行流路のケースについての同等の式に帰着する。
等式(3)は、パラメータθの異なる値について位置xの関数としての速度を計算するために使用できる。(3)を使用するためには、圧力はパスカル単位で、粘度はkg/m・秒単位で、浸透率はm2の単位で表わされ、全ての寸法はメートル単位、速度はm/秒単位で表わされている。以下の例2の流れ場については、1L/分までの流量で、入口から出口までの圧力降下は約5psigまたは34,500Paである。ループの狭い端部のためには、w=0.080″=0.002mをとる。半頂角θが変化するにつれて、画定された電極部域Aの内部にはめ込まれ得るループの数が変化する。従って、Nを固定しかつ電極の部域A(または矩形長)を変化させること、またはループの数がθと共に変化して面積Aが固定されるかのいずれかが可能である。部域Aが固定されている場合には、図2を参照して、側方長A1/2について、この側方長内にはめ込まれる完全ループの数Nは、N=A1/2/2(Lsinθ+ω)の最小の整数値であることがわかる。Nについてのこの値は、このケースについて上述の等式(3)に代入することができる。しかしながら、この例を単純にするため、我々は、NがN=21のループに固定されるものとみなし、方形である場合にはA=50cm2となると思われる電極部域の幅L=0.071mをとる。最終的には、K=12×10-122の面内浸透率を用いて、等式(3)は次のようになる。
Figure 0004874519
なお0≦x≦Lcosθとする。
図6は、θ=0、1、2、5、10および15度の値についての等式(4)のプロットを示す。ランド上の流速の不均等性は、ジグザグの角度が増加するにつれてきわめて急速に降下する。基本的に、変動は、すでにθ=5度について、ループの頂点近くを除き過ぎ去っている。等式(3)によって予測されているような、ループ間の小さい角度に伴う気体流量均等性のこの劇的な改善は、角度がわずか1.29度まで(〜arctan[(H/2−W/2)/L]=arctan[(1.8−.2)/71])である上述の例2に示されているCFD計算で見られた均等性の劇的変化と完全に一貫性をもつものである。実際には、このような単純なモデルについて例えばUy<〜0.2m/秒というθ>1度における流れの規模は、流路圧力がランドを横断する流れとは独立したものであるという単純化のための仮定を行なわない以下の例2中のCFDモデルにおいて見られる〜0.13m/秒という値にきわめて近いものである。
DCCを通る気体速度の規模は、等式(3)により示されるようにその浸透率Kによって制御され得る。気体速度は、DCC浸透率の上昇に伴って増大する。流速がθの増大と共に均等(一定の%以内)となる流量は、流れ場パラメータwおよびLが、等式(3)中のコサインおよびタンジェントの項の合計および係数の中に入ることから、これらのパラメータにより左右される。流れ場の全体的幾何形状も同じく重要であると思われる。例えば、それが方形でなく4という縦横比をもつつまり幅よりも長さが4倍長かったとすると、その部域全体にわたりどのように流路がジグザグになっていたかが重要であったと思われる。部域が、長い方向に対しほぼ平行に走る、数はより少ないものの長いループによってカバーされた場合、ループあたりの圧力降下は、より多くのさらに短かいループが直交して方向づけされている場合に比べ大きくなったと思われる。
図8が示す通り、活性成分例えば酸素の消費はさらなる不均等性を作り出す可能性がある。本発明による「漸進的ジグザグの」流れ場は、流れ場出口に近づくにつれて頂角を漸進的に狭くすることにより消費に起因する酸素分圧の損失を部分的に補償するように設計可能である。
ここで、1つのループからもう1つのループまで、流路の下に向かって均等な酸素流束を有するケースを考慮する。入口から出口までの均等な局所的電流密度J(X、Y)は、触媒電位および触媒の表面までの酸素流束によって左右されることから、これは、この電流密度を維持する上で一助となる。触媒表面に近いこの酸素流束は、上述のように、表面における濃度および流れ場にさらに近いDCC内の酸素濃度によって左右される。
該アプローチは、ジグザグの角度θが入口から出口まで減少するケースを考慮することにある。図6を見ればわかるように、一定の与えられた角度についての平均流速は、この角度が減少するにつれて増大する。各ループ i=1〜i=Nが流路頂点wi、側方長Li、および角度θiの異なる値を有する図9に例示されているケースを考慮する。
上記(3)より、各ループについてこのとき均等な速度は次の式から求められる。
Figure 0004874519
目的は、ループからループへの均等なO2質量流量のための条件を決定することにあるため、例えば各ループの最も幅の広い部分におけるx=Li・cos(θi)である場合の値といった各ループ上の同じ点での流れを比較することができる。以降のもののためには(5)に対する近似を用いるのが最も有用である。θiは小さいことから、全てのループについてcos(θi)〜1およびLi・cos(θi)≒Liである。
同様に、x=Liにおいて、(wi+Li)≒Liである。従って(5)は、
Figure 0004874519
に通分されて、これら3つのパラメータの適正な値の場合にそうであるように、2Lisinθi≫wiであるときに成立する。このことは、下流側ループ間均等性について、変動するθiが変化すべき最も有効な変数であることを示している。
我々は、以上で、触媒表面全体にわたる酸素分圧を流路から下に均等に保つ上での第1段階として、触媒より上のDCCを通して質量流量を均等に保つことが有用であると主張してきた。位置x≒Liにおけるランド上の単位面積あたりの酸素の質量流量差は、その位置で進入する酸素の流束であり、単純にループiのその点における酸素密度とその速度の積ρi(O2)=Ρi,o2・Mw/RTである。
Figure 0004874519
なお式中、Mwは酸素の分子量、Rは気体定数であり、dA=hdLは、厚みhのDCC内を気体が流れているときに通る部域の要素である。
△ΡiおよびΡi,o2についての式は、以下のように得ることができる。我々は等式(2)より上で、合計圧力が流路に沿って線形的に変動し、従って圧力降下は単純に経路長に正比例しているということを仮定した。我々は、これが、電流も同様に生成される場合の合計圧力についても成立することを仮定している。i番目のループの前後の経路長は2Li+wi〜2Liである。合計流れ場流路長がCである場合には、
Figure 0004874519
である。
Ρi,o2については、消費に起因してループ指数が増大するにつれて酸素分圧が、減少することを指摘しておく。これら2つの間の何らかの関係を仮定する必要があり、従って単純さを期して、Pin(O2)が入口酸素分圧である場合、流路を下への距離に正比例してかまたはループ指数iに正比例して酸素が除去されるような形で、線形関係を仮定することになる。ηが化学量論的流量比である場合には、1/ηは、酸素利用率であり、従って、
Figure 0004874519
である。
(7)中で(8)および(9)を用いると、最終的に以下の式が得られる。
Figure 0004874519
全てのループ中、例えば特に最初のものと最後のもの(i=1およびN)の中の均等な酸素質量流束は、(10)の右側がiの両方の値について同じになることを要求することで得られ、又N≫1であるため、
Figure 0004874519
である。
従って、各ループのDCCを通した酸素の均等な質量流量を得るためには、まず得られた近似の効果に対し、ジグザグ流路の角度は、ループ指数が気体出口に向かって増大するにつれて減少すべきである。一般ループ指数(i)について、初期ループ角度θ1に関しては、以下の式が成り立つ。
Figure 0004874519
η=2は燃料電池の空気化学量論についての標準的な所望の値であることから、ループ角度が第1のループについて5度であり、図6が示すことになるように優れた均等性を与える場合には、最後のループは、sinθN=1/2sin5°=0.0436だけ小さいループ角を有するべきであり、これはθN=2.5°であることを意味している。さらに小さい角度まで進むと、図6に示されているように第1のループに比べ最後のループ内の均等性が減少する傾向がもたらされることから、おそらくはループ内とループ間の均等性の間の幾分かの妥協が必要であるが、この例は、平行で均等に間隔どりされた流路を有する単純な蛇行した流れ場で得ることのできるより均等な全体的電流密度を潜在的に得るためのこのようなトレードオフが可能であることを示している。
本発明は、燃料電池といったような電気化学電池を製造する上で有用である。
本発明の目的および利点は、以下の例によってさらに例示されるが、これらの例の中で記される特定の材料およびその量ならびにその他の条件および詳細は、本発明を不当に制限するものとみなされるべきではない。
以下の実施例の全てにおいて、流れ場設計は、計算流体力学(CFD)の計算のため、「フルーエント(Fluent)」(バージョン5.5、フルーエント社製、米国ニューハンプシャー州レバノン(ver.5.5,Fluent Inc,Lebanon,New Hampshire))を用いて分析された。これは、電池の圧力および速度を計算するためにSIMPLE方法の一形態を用いる汎用有限体積コードである。
使用される気体密度および速度は、空気流が電池に酸素を提供する、燃料電池の空気(陰極)側で遭遇するものをモデリングした。陽極側についての類似のモデルを、水素燃料流についての気体密度と粘度を使用して構築することができた。これらのモデルにおいて使用された仮定は、恒常な速度(2.1×10-5kg/m・秒)と温度(75℃)を伴う定常状態層流であった。指摘された通りの酸素消費を除き、いかなる反応または気体消費も内含されなかった。酸素消費量を内含するモデルは、標的部域全体にわたる恒常かつ均等な酸素消費率を仮定している。気体は、理想気体とみなされ、これは、密度が圧力と正比例して変化することを意味している。FTLの多孔質媒質は、ダルシーの法則を用いてモデリングされており、これについての圧力降下は、粘度、浸透率および流速に対する一次的依存性を有する。各ケースにおいて、流れ場入口内への空気流量は、800sccmであり、出口圧力は253,000パスカル(2.5気圧)であった。
実施例1C; 平行セグメントの蛇行流れ場、ゼロ消費(比較例)
各々幅0.8mmで深さ1.0mmで2.0mmの離隔距離(ランド幅)をもつ25の平行なセグメント(24のループを形成する)から成る、50cm2の活動部域の燃料電池のための平行な隣接したセグメントで構成された単一の蛇行流路を有する比較用流れ場のためのCFDモデルを構築した。この流れ場が122ミクロン(4.8ミル)の厚みおよびK=12×10-122という面内浸透率をもつDCCと密に接触するCFDモデルを構築した。このKの値は、動作中の燃料電池内のDCCについての標準値を代表するように選択された。800sccmの空気流量および酸素消費無しのケースについて、CFDモデル計算を行なった。
図1は、比較用流れ場を描いており、DCC内でY方向にランド上を流れる計算上の気体速度を、表示されたグレースケールで示している。速度は、0.2m/秒を超える速度を表わす最も明るい部域から、最も明るい部域のものの1/4未満の速度を表わす暗い部域までのスペクトルに沿って、分布している。流れ場流路の各ループの片側からもう1方の側まで、ランド部域全体にわたり気体速度には著しい不均等性が存在する。
実施例2〜4;「ジグザグ」流路蛇行流れ場、ゼロ消費
実施例2〜4では、流路の任意の与えられたループが図2に定義されているような半頂角θを有するような形で、蛇行した流れ場の隣接する流路セグメントが互いとの関係においてわずかに角度を成している本発明による流れ場のためのCFDモデリングを構築した。実施例1に適切に匹敵する状態にとどまるように、実施例2の流れ場は同様に、各々幅0.8mm×深さ1.0mmの25の流路セグメントで構成されていた。活動部域は50cm2で、全体的流路長は実施例1のものとほぼ同じであった。25本の流路は長さ71mmで幅0.8mmであることから、これらは、50cm2の活動部域の28.4%にあたる14.2cm2をカバーし、71.6%のランド部域を残す。厚み122ミクロン(4.8ミル)、面内浸透率K=12×10-122である同じDCCを使用した。合計空気質量流量は800sccmであった。
実施例2については半頂角は約1.29度であり、ランド幅は0.4mmから3.6mmまで変動した。図3は、流れ場を描いており、図1と同じグレースケールでDCC内のランド上のY方向に流れる計算上の気体速度を示している。ランド上の活動部域の約90%について、速度は約0.13m/秒である。入口および出口の穴の近くには幾つかのさらに高い速度が見られる。これらは、実施例1Cに比べた均等性の大幅な改善を表わしている。
図4は、実施例2および比較用の実施例1の流れ場についての質量流量の一関数としての入口対出口圧力降下のグラフである。これらは、同じ圧力降下を有し、従って、圧力降下は平行セグメントの蛇行からジグザグ蛇行設計への変化により中断されなかったということがわかる。
実施例3および4は、半頂角θがそれぞれ0.89および2.10度という、さらに低いおよびさらに高い値に変更されたという点を除いて、実施例2と類似していた。最も幅の広い部分(H)における蛇行流路の連続したセグメントの間の離隔距離は、実施例3、2および4についてそれぞれ2.6mm、3.6mmおよび5.6mmであった。半頂角の変化に起因して、実施例3の流れ場は、31のセグメント(30ループ)を有し、実施例4の流れ場は、19のセグメント(18ループ)を有し、従って合計流路長および圧力降下は実施例3についてさらに大きく、実施例4について比較的小さいものであった。同じくその結果として、ランド部域は実施例3についてより少なく、実施例4についてより大きいものであった。図5は、実施例2〜4および比較例1の各々についての、ランド特長に沿った側方位置の一関数としての(すなわち図1および図3に描かれているようなX方向の)標準的ランド特長を横断するY方向の気体速度のグラフである。実施例2〜4の各々の中の気体速度は、比較例1の場合よりも均等であるが、実施例2は実施例3および4よりも最適であると思われる。
図5のプロットは同様に、半頂角が増大するにつれて、平均速度の規模が低減されることをも示している。上に詳細に示したように、この効果はDCCの浸透率Kの変化によって相殺され得る。
実施例5Cおよび6;非ゼロ消費
実施例5Cでは、平行な隣接する流路から成る単一の蛇行流路をもつ実施例1Cの比較用流れ場のためのCFDモデルを、2.0という化学量論的流量比ηでモデルに対し酸素消費が付加されるという修正を加えた上でランさせた。化学量論的流量比は、消費された酸素に供給された酸素の比である。図7は、主としてY方向である。結果として得た面内酸素流束を描いている。
実施例6では、単一の「ジグザグ」蛇行流路をもつ、実施例2の流れ場のためのCFDモデルを、2.0という化学量論的流量比ηでモデルに対し酸素消費が付加されるという修正を加えた上でランさせた。図8は、主としてY方向である。結果として得た面内酸素流束を描いている。
図7および8は、酸素消費が開始された時点で不均等性が増幅されることを実証している。「ジグザグ」蛇行は、均等性がはるかに大きい。
実施例7;「漸進的ジグザグ」蛇行流れ場
図9で定義した通りの半頂角θが入口の1.75度から出口の0.80度まで漸進的に狭くなっているという点で異なっているものの2.0という化学量論的流量比(η)での酸素消費を含めて実施例6に類似した流れ場のためのCFDモデルを構築した。ランドの小さな端部は、0.4mmで固定され、一方大きい端部は4.8mmから2.4mmまでで変動している。平均的な大きい端部が3.6mmであり実施例2と整合し、流路セグメントの数も25であり同じく実施例2と整合するという点に留意されたい。この「漸進的ジグザグ」流れ場は同様に各々幅0.8mm×深さ1.0mmの流路セグメントを含み、50cm2の活動部域を形成し、流路長全体およびランド部域は実施例2とほぼ同じであった。122ミクロン(4.8ミル)の厚みおよびK=12×10-122の面内浸透率および800sccmの合計空気質量流量を有する同じDCCを使用した。
図10および11は、この漸進的ジグザグ流れ場についてのY方向での面内酸素流束およびY方向での気体速度を実証している。漸進的に狭くなっている頂角は、流れ場の下流側のランド上気体速度を増大させ、かくして、消費によりひき起こされる酸素の漸進的に減少する分圧を補償する。
図12は、実施例5C、6および7の流れ場を比較している。本発明によるジグザグ蛇行した流れ場は、比較用の平行セグメントの蛇行部分に比べてはるかに均等な酸素流束を示し、漸進的ジグザグがさらに一層優れた均等性を示すということは明らかである。
当業者にとっては、本発明の範囲および原則から逸脱することなくそのさまざまな修正および変更が明らかとなることと思われ、本発明が以上で記した例示的実施形態に正当に制限すべきものでないということを理解する必要がある。
表示されたグレースケールに従って表わされた計算上の気体速度を伴い、平行な連続した流路から成る単一の蛇行流路を有する、実施例1Cの比較用流れ場の計算流体力学(CFD)モデルの図である。 本文中に論述されているパラメータを描いた、本発明による「ジグザグ」蛇行流れ場の概略図である。 図1と同じグレースケールである表示されたグレースケールに従って表わされた計算上の気体速度を伴う、実施例2の本発明による「ジグザグ」に蛇行する流れ場のCFDモデルの図である。 実施例2および比較例1の流れ場についての入口から出口への圧力降下と質量流量の関係を表わすグラフである。 実施例2〜4および比較例1の各々についてのランド形状に沿った側方位置とランド特長を横断する気体速度の関係を示すグラフである。 前出の等式4に従った、多数の半頂角θの各々についてのランド形状に沿った側方位置とランド形状を横断する気体速度の関係を示すグラフである。 表示されたグレースケールに従って表わされた計算上の酸素流束を伴う、酸素消費の付加を除き実施例1Cの比較用流れ場と同一である、実施例5Cの比較用流れ場のCFDモデルの図である。 図7と同じグレースケールである表示されたグレースケールに従って表わされた計算上の酸素流束を伴う、均等な酸素消費の付加を除いて実施例2の流れ場と同一である、実施例6の本発明による「ジグザグ」蛇行した流れ場のCFDモデルの図である。 本文中に論述されているパラメータを描いた、本発明による変動する半頂角θを伴う「漸進的ジグザグ」蛇行する流れ場の概略図である。 図7と同じグレースケールである表示されたグレースケールに従って表わされた計算上の酸素流束を伴う、実施例7の本発明による「漸進的ジグザグ」蛇行した流れ場の、酸素消費を含むCFDモデルの図である。 表示されたグレースケールに従って表わされた計算上の気体速度を伴う、実施例7の本発明による「漸進的ジグザグ」蛇行した流れ場の、酸素消費を含むCFDモデルの図である。 流れ場の左側から流れ場の幅の約22%のX位置で取った、実施例6、7および比較例5Cの各々についてのY方向の位置とY方向でランド形状を横断する酸素流束の関係を表わすグラフである。 本発明による変動するセグメント間隔どりを伴う漸進的蛇行流れ場の概略図である。 本発明による漸進的らせん流れ場の概略図である。 本発明による漸進的らせん流れ場の概略図である。 本発明による漸進的らせん流れ場の概略図である。 本発明による漸進的らせん流れ場の概略図である。 多数の行程を有する本発明による「漸進的ジグザグ」蛇行する流れ場の概略図である。

Claims (1)

  1. 燃料電池において使用されるプレートであって、活性成分を含む流体を流すための、複数のループからなる1つの蛇行流路を有し、前記複数のループの各々は台形形状を有し、各ループの2つの斜辺によって画定される前記蛇行流路の頂角が該蛇行流路の出口に近づくにつれて漸進的に狭くなっている、プレート
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