JP4873172B2 - 被記録媒体トレイ用スタッカ装置及び記録装置 - Google Patents

被記録媒体トレイ用スタッカ装置及び記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、前記スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体(例えばCD等)トレイ用のスタッカ本体とを備えた被記録媒体トレイ用スタッカ装置、及び該被記録媒体トレイ用スタッカ装置を備えた記録装置に関する。
以下、記録装置の一例としてインクジェットプリンタを例に採って説明する。インクジェットプリンタ等の記録装置には、通常の印刷に用いられる普通紙で代表される撓み変形容易な用紙の他に、高剛性で撓み変形しにくい厚紙や、コンパクトディスク(CD)やDVD(Digital Versatile Disc)等で代表される光ディスクのラベル面に対して記録を実行することができるものが存在する。そして、例えばCD等のラベル面に対して記録を実行する場合には、専用のCDトレイが使用される。CD等の光ディスクはプレート形状を成す専用トレイに保持され、当該専用トレイに保持された状態でインクジェットプリンタ内の搬送経路を搬送され、そして記録が実行される。
このCD等への記録を可能にするためインクジェットプリンタには、当該CDトレイを案内するCDトレイ用のスタッカ本体やCDトレイを記録実行のために搬送経路に供給するための送り機構あるいは記録ヘッドとプラテン間のギャップを拡げたり、排出用従動ローラをレリース状態にするための機構等、種々の複雑な機構が設けられていた。
この内、CDトレイ用のスタッカ本体は、従来、下記の特許文献1に示すように、記録実行後の用紙を排出する排出用スタッカとは別体の部材として設けられていた。しかし、排出用スタッカの他に別体のCDトレイ用のスタッカ本体(特許文献1におけるアダプタ50)を設けると部品点数が増大し、製品のコストアップにつながってしまう。
更に、このスタッカ本体は、該スタッカ本体を記録装置本体に手動で装着する着脱式の構造である。この構造の場合、スタッカ本体を記録装置本体の装着部にユーザが手動で装着することになるため、その装着の完全性の点で不十分になりやすい傾向がある。もし、不完全な装着状態のままで、CDトレイを該スタッカ本体上の搬送経路に沿って押し込んだり、或いは搬送手段を作動させて搬送を開始してしまうと、被記録媒体であるCDを損傷する問題がある。すなわち、CDは、CDトレイが正しくセットされない状態で無理に押し込まれると、搬送経路にレリースされずに存在する排出用従動ローラ(通常、歯付きローラ)が接触することによって、その記憶されたデータが壊れる問題がある。
そこで、下記の特許文献2に示すように、CDトレイ用のスタッカ本体を排出用スタッカで兼用させた兼用スタッカが発案され、部品点数を減らす試みが既に実施されている。しかし、特許文献2では前記兼用スタッカを記録装置本体に対して当初から組み付ける構成であるため、該兼用スタッカをCDトレイ使用時の位置と排出用スタッカとして使用する時の位置との間で大きく移動しなければならなかった。兼用スタッカを上記2つのポジション間で移動させるために、ラック・ピニオンやリンクを使用した複雑な機構が特許文献2では設けられていた。
特開2003−211759号公報 特開2004−130774号公報
本発明の目的は、CDトレイ等の被記録媒体トレイ用のスタッカ本体が記録装置本体に着脱式であって、ユーザが記録装置本体に対してスタッカ本体の着脱操作を行う構造であっても、当該スタッカ本体が不完全な装着状態で装着される虞を低減し、不完全装着状態のままCDトレイ等の被記録媒体トレイを押し込んで当該CD等を損傷する問題の発生を無くした被記録媒体トレイ用スタッカ装置及び該スタッカ装置を備えた記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の一つの態様は、記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、前記スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備え、前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部に前記被記録媒体トレイの搬送方向に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記被記録材トレイの搬送方向に沿う姿勢に移行することによって被記録媒体トレイを搬送可能にする構成であり、前記スタッカ本体は、該スタッカ本体の回動基端部が、前記回動時に、前記記録装置本体内に設けられている排出用駆動ローラと排出用従動ローラの対で構成される排出用ローラ、及び前記排出用従動ローラを保持する可動保持フレームの内の可動保持フレームに当接することで、該排出用従動ローラを排出用駆動ローラから退避させてレリース状態にするように構成されていることを特徴とする被記録媒体トレイ用スタッカ装置である。
本発明の他の一つの態様は、記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、前記スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備え、前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部に前記被記録媒体トレイの搬送方向に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記被記録材トレイの搬送方向に沿う姿勢に移行することによって被記録媒体トレイを搬送可能にする構成であり、前記スタッカ本体は、該スタッカ本体の回動基端部が、該スタッカ本体の挿入時に、前記記録装置本体内に設けられている排出用駆動ローラと排出用従動ローラの対で構成される排出用ローラ、及び前記排出用従動ローラを保持する可動保持フレームの内の可動保持フレームに当接することで、該排出用従動ローラを排出用駆動ローラから退避させてレリース状態にする又はレリース状態に満たない退避量の一部レリース状態にするように構成されていることを特徴とする被記録媒体トレイ用スタッカ装置である。
更に本発明の第1の態様に係る被記録媒体トレイ用スタッカ装置は、記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、前記スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備え、前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部に前記被記録媒体トレイの搬送方向に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記被記録材トレイの搬送方向に沿う姿勢に移行することによって被記録媒体トレイを搬送可能にする構成であることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記被記録媒体トレイ用のスタッカ本体は、前記スタッカ装着部への挿入時の姿勢(方向)と、CDトレイ等の被記録媒体トレイを搬送する使用時の姿勢(方向)とが異なる。すなわち、本態様は当該被記録媒体トレイ用のスタッカ本体を記録装置本体に対して装着する過程で、挿入時の姿勢(傾斜)から使用時の姿勢(通常水平)に移行させることにより当該スタッカ本体が正しくセットされて初めて前記被記録媒体トレイ(CDトレイ等)を搬送可能にする構成である。
従って、CDトレイ等の被記録媒体トレイ用のスタッカ本体が記録装置本体に着脱式であって、ユーザが記録装置本体に対してスタッカ本体の着脱操作を行う構造であっても、当該スタッカ本体が不完全な装着状態で装着される虞を低減することができる。それにより、当該スタッカ本体が正しくセットされない状態で被記録媒体トレイ(CDトレイ等)を該スタッカ本体上の搬送経路に沿って無理に押し込む、或いは搬送手段を作動させて搬送を開始してしまうことによって、被記録媒体(CD等)を損傷する問題の発生を低減することができる。
本発明の第2の態様に係る被記録媒体トレイ用スタッカ装置は、前記第1の態様の被記録媒体トレイ用スタッカ装置において、前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部への挿入経路において回動可能位置を有し、該回動可能位置まで挿入されないと前記回動を行えない構成であることを特徴とするものである。
本態様によれば、スタッカ本体はその挿入経路において回動可能位置まで挿入しないと前記回動を行えない構成である。従って、ユーザが当該スタッカ本体を前記スタッカ装着部に挿入し、更に回動できる位置までしっかり挿入し、その状態でその位置で回動させるたけで、当該スタッカ本体が不完全な装着状態で装着される虞を低減することができる。それにより、ユーザが特に意識しなくても、単に挿入動作とそれに続く回動動作を行うだけで、当該スタッカ本体を正しくセットすることが可能となり、被記録媒体(CD等)損傷の問題の発生を確実に防止することができる。
本発明の第3の態様に係る被記録媒体トレイ用スタッカ装置は、前記第1の態様又は第2の態様の被記録媒体トレイ用スタッカ装置において、前記スタッカ本体の回動基端部には、前記回動時に、排出用従動ローラの可動保持フレームに当接することで該排出用従動ローラを排出用駆動ローラから退避させてレリース状態にする押圧面が設けられていることを特徴とするものである。
本態様によれば、スタッカ本体を前記挿入後に回動させて正しいセット位置に移行する際に、当該被記録媒体用トレイの搬送経路に位置する排出用従動ローラを退避させてレリース状態とするので、自動的に被記録媒体トレイ搬送のための準備が整い、被記録媒体(CD等)損傷の問題の発生を構造簡単にして確実に防止することができる。
スタッカ本体を挿入後に回動させて被記録材トレイの搬送方向に沿う姿勢にするが、その姿勢が水平である場合は、前記回動に際して当該スタッカ本体の自重もその回動のための力として利用でき、その自重分だけ小さい力で回動することが可能となる。また、スタッカ本体の回動動作に際してユーザは違和感なく小さな力でスタッカ本体を回動することができる。
本発明の第4の態様に係る被記録媒体トレイ用スタッカ装置は、前記第1の態様又は第2の態様の被記録媒体トレイ用スタッカ装置において、前記スタッカ本体の回動基端部には、該スタッカ本体の挿入時に、排出用従動ローラの可動保持フレームに当接することで該排出用従動ローラを排出用駆動ローラから退避させてレリース状態にする又はレリース状態に満たない退避量の一部レリース状態にする当接面が形成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、スタッカ本体の前記挿入時に、当該被記録媒体用トレイの搬送経路に位置する排出用従動ローラを少なくとも一部退避させてレリース状態とするので、前記挿入動作に続く前記回動時に前記排出用従動ローラを完全に退避させて完全にレリース状態にする際の負荷を分散することができる。従って、前記第3の態様と同様にスタッカ本体を正しい姿勢にセットする過程で、小さい負荷で自動的に被記録媒体トレイ搬送のための準備が整い、被記録媒体(CD等)損傷の問題の発生を構造簡単にして確実に防止することができる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、記録装置本体と、前記記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、該スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備えた被記録媒体トレイ用スタッカ装置と、前記スタッカ装着部とは別に前記記録装置本体に設けられ、前記被記録媒体とは別種の被記録材用の排出用スタッカが装着される、他のスタッカ装着部とを備えた記録装置であって、前記スタッカ本体は、前記他のスタッカ装着部に着脱自在に装着することによって前記排出用スタッカを兼用するように構成され、前記被記録媒体トレイ用スタッカ装置は前記第1の態様から第4の態様のいずれか1つに記載の被記録媒体トレイ用スタッカ装置であることを特徴とするものである。
インクジェットプリンタ等の記録装置は、そのほとんどが普通紙で代表される撓み変形容易な被記録材に対して記録を実行し、記録済みの前記被記録材を排出用スタッカ上に排出するように構成させている。
本態様によれば、前記被記録媒体トレイ用のスタッカ本体は、排出用スタッカの装着部に着脱自在に装着することによって前記排出用スタッカを兼用するように構成されているので、単一のスタッカ本体を被記録媒体(CD等)トレイ用のスタッカ本体と排出用スタッカ用のスタッカ本体とに使い分けることができ、部品点数を減らすことができ、コストダウンに寄与することができる。また保管中のスタッカ本体の紛失が防止される。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、前記第5の態様の記録装置において、前記スタッカ本体は、前記他のスタッカ装着部に前記排出用スタッカの使用時の姿勢に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記使用時の姿勢に移行する構成であることを特徴とするものである。
本態様によれば、スタッカ本体を被記録媒体トレイ用のスタッカ装着部に装着する場合と、排出用スタッカ用の他のスタッカ装着部に装着する場合とで、共に同じ操作手順によって装着できるから、ユーザは特に注意を払わなくても自然に当該操作を実行できるようになる。また、排出用スタッカ用の前記他のスタッカ装着部は記録装置本体の下部に設けられることが多いから、スタッカ本体を傾斜させた状態で排出用スタッカ用のスタッカ装着部に挿入できることにより、ユーザは無理無くスタッカ本体の挿入を行うことができる。
本発明の第7の態様に係る記録装置は、前記第5の態様又は第6の態様の記録装置において、前記スタッカ装着部と前記他のスタッカ装着部とが設けられている記録装置本体における前面開口部に開閉蓋が設けられており、該開閉蓋は、前記スタッカ本体が前記スタッカ装着部に装着されている状態では閉塞不可能であり、前記スタッカ本体が前記他のスタッカ装着部に装着されている状態では閉塞可能であることを特徴とするものである。
本態様によれば、スタッカ本体を被記録材(CD等)トレイ用のスタッカ装着部に装着した状態で記録の実行を終了して開閉蓋を閉塞する事態が防止されるので、常に記録装置の起動時には排出用スタッカ使用モードで記録の実行を開始することができる。
以下、本願発明に係る被記録媒体トレイ用スタッカ装置及び該被記録媒体トレイ用スタッカ装置を備えた記録装置について説明する。最初に本願発明の記録装置を実施するための最良の形態としてインクジェットプリンタ100を取り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。以下では、被記録媒体としてCDRを取り上げ、被記録媒体トレイをCDRトレイと記載して説明する。
図1はCDRトレイ使用時のインクジェットプリンタの外観を示す斜視図である。図2はCDRトレイ使用時のインクジェットプリンタの内部構造の概略を示す側断面図である。尚、ここで説明するインクジェットプリンタ100は、例えばA4サイズ以下の被記録材P(普通紙で代表される撓み変形容易な用紙で、以下単に用紙Pともいう)を対象にした比較的コンパクトなタイプのインクジェットプリンタであるが、このサイズに限定されないことは勿論である。
記録装置本体の一例であるプリンタ本体3の前面パネル6の中央部には、下部に排出用スタッカ用のスタッカ装着部8が設けられ、上部にCDRトレイ用のスタッカ装着部9が設けられた前面開口部7が設けられている。また、該前面開口部7には開閉蓋21が設けられている。該開閉蓋21は、プリンタを使用しない状態では前面開口部7を閉塞するように下部基端を支点に上下に回動自在に設けられている。そして、上記排出用スタッカ用のスタッカ装着部8とCDRトレイ用のスタッカ装着部9に対して後述するスタッカ本体11が選択的に装着できるようになっている。
プリンタ本体3の上面の後部寄りには、用紙Pを自動給送装置2に供給するための上面開口部4が設けられている。該上面開口部4の下方のプリンタ本体3の内部には、用紙Pを連続して自動給送するための給送用ローラ14やホッパ16を備える自動給送装置2における駆動系の構成部材が設けられている。一方、上面開口部4の上方には給送用トレイ5やエッジガイド15を備える自動給送装置2における案内系の構成部材が斜め後方上部に向けて延びるように設けられている。
給送用ローラ14の用紙搬送方向の下流位置には、搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラとの一対のニップローラによって構成されている搬送用ローラ19が設けられている。また、当該搬送用ローラ19の用紙搬送方向の下流位置には記録実行手段である記録ヘッド13、該記録ヘッド13の用紙幅方向への往復移動手段であるキャリッジ10、用紙Pの下面を支え、記録ヘッド13との間のギャップPGを規定するプラテン28とが設けられている。
また、上記記録ヘッド13やプラテン28が設けられている記録ポジションにおける用紙搬送方向の下流位置には、記録実行後の用紙Pを前記前面開口部7に導く排出用ローラ20が設けられている。該排出ローラ20によって、前記用紙Pは排出用スタッカ用のスタッカ装着部8に装着されている状態のスタッカ本体11の載置面30上に排出される。尚、当該排出用ローラ20は、排出用駆動ローラ22と排出用従動ローラ23とからなる一対のニップローラによって構成されている。このうち排出用従動ローラ23は歯付きローラであり、上下方向に所定ストローク移動し得る可動保持フレーム24によって自由回転可能な状態で保持されている。
また、可動保持フレーム24には、CDRレバー25が回動可能な状態で設けられており、該CDRレバー25の一部には自由回転可能な状態で押圧ローラ26が設けられている。そして、上記可動保持フレーム24は、CDRトレイ12の使用時に上記排出用従動ローラ23を上方に所定ストローク押し上げて当該排出用従動ローラ23を前記排出用駆動ローラ22に対してレリース状態にする。このレリース状態でCDRトレイ12を該CDRトレイ12の搬送経路に押し込むと、CDRトレイ12の上面測辺部に設けられている当接作用部がCDRレバー25の先端部に当接する。続いて該CDRレバー25が当該押し込み方向に回転して押圧ローラ26をCDRトレイ12の上面に当接させる。そして、上記排出用駆動ローラ22と当該押圧ローラ26とによる挟圧送り作用によってCDRトレイ12の搬送を実行し得るようになっている。
[実施例1]
次に、このようなインクジェットプリンタ100のプリンタ本体3における前面開口部7に設けられている排出用スタッカ用のスタッカ装着部8と、CDRトレイ用のスタッカ装着部9と、これら2つのスタッカ装着部8、9に対して選択的に装着されるスタッカ本体11の構成について図面に基づいて具体的に説明する。
図3は開閉蓋を取り除いた状態のプリンタ本体を示す正面図である。図4はスタッカ本体をCDRトレイ用のスタッカ装着部に装着する場合の挿入時の状態を示す図3中のA−A断面図、図5は挿入後の回動セット時の状態を示す図3中のA−A断面図である。図6は回動セット後のCDRトレイ押し込み挿入時の状態を示す図3中のA−A断面図、図7はCDRトレイ押し込み完了時の状態を示す図3中のA−A断面図である。図8はスタッカ本体を排出用スタッカ用のスタッカ装着部に装着する場合の挿入時の状態を示す図3中のA−A断面図、図9は挿入後の回動セット時の状態を示す図3中のA−A断面図である。図10はスタッカ本体を示す斜視図、図11はCDRトレイを示す斜視図である。
排出用スタッカ用のスタッカ装着部8は、プリンタ本体3の前面開口部7における左右の側面の下部に対向するように設けられている。排出用スタッカ用のスタッカ装着部8は、スタッカ本体11の挿入を案内する奥部下方に向けて傾斜した挿入案内溝31と、該挿入案内溝31の奥部側に拡がっている回動許容スペース32と、スタッカ本体11のセット時の傾斜姿勢を設定する上記回動許容スペース32の上部に形成された係合凹部33とを備えている。
CDRトレイ用のスタッカ装着部9は、プリンタ本体3の前面開口部7における左右の側面の上部に対向するように設けられている。CDRトレイ用のスタッカ装着部9は、前記排出用スタッカ用のスタッカ装着部8と同様に構成されている。即ち、スタッカ本体11の挿入を案内する奥部下方に向けて傾斜した挿入案内溝34と、該挿入案内溝34の奥部側に拡がっている回動許容スペース35と、スタッカ本体11のセット時の水平姿勢を設定する上記回動許容スペース35の上部に形成された係合凹部36とを備えている。即ち、スタッカ本体11は、前記スタッカ装着部9への挿入経路において回動可能位置を有している構成であり、該回動可能位置まで挿入されないと前記回動を行えない構成である。そして、上記挿入案内溝34の傾斜角度は、上記排出用スタッカ用のスタッカ装着部8における挿入案内溝31の傾斜角度より緩やかに形成されている。
スタッカ本体11は、上記2つのスタッカ装着部8、9に対して選択的に装着される。そして、該スタッカ本体は、その上面に設けられる左右一対のCDRトレイガイド37と、前記スタッカ本体11の回動基端寄りの左右の側面に設けられている2本の回動軸38と、該回動軸38の更に回動基端寄りに設けられている2本の係合セット軸39とを備えている。スタッカ本体11は射出成形等によって成形される矩形平板状のプラスチック成形部品である。そして、スタッカ本体11は、その上面が後述するように排出用スタッカとして使用した場合の記録実行後の用紙Pにおける載置面30になっている。
また、スタッカ本体11の回動基端部には、回動時に排出用従動ローラ23の可動保持フレーム24の一部に当接することで、前記排出用従動ローラ23を上方に押し上げて前記排出用駆動ローラ22から退避させた完全レリース状態にする押圧面43が設けられている。
CDRトレイガイド37は、上記載置面30に対して一例として正面視で左寄りの上面に左右一対、対向するように設けられている(図1及び図10)。CDRトレイガイド37は、載置面30から上方に立ち上げられたリブ状の側面ガイド部40と、該側面ガイド部40の上部において内側に庇状に張り出すように設けられている上面ガイド部41とを備える断面形状が逆L字状をした部材である。また、前記一対のCDRトレイガイド37は、CDRトレイ12の搬送方向に延びるように平行に形成されている。前記側面ガイド部40の前後両端部には、当該スタッカ本体11を排出用スタッカとして使用した場合に用紙Pの排出を円滑にする案内傾斜面42が形成されている。また、図10中、右側に位置するCDRトレイガイド37における側面ガイド部40の前端部は、外方に拡がるように傾斜した状態で設けられており、CDRトレイ12の円滑な挿入を可能にしている。
回動軸38は、スタッカ本体11を回動する場合に回動支点となる軸部材である。具体的には、当該回動軸38は、スタッカ本体11をそれぞれのスタッカ装着部8、9に挿入してセット方向に回動させる際の回動支点となる。更に、それぞれのスタッカ装着部8、9にセットされているスタッカ本体11を取り外すためにそれぞれの挿入案内溝31、34に沿う方向に回動させる際の回動支点となっている。また、スタッカ本体11を排出用スタッカ用のスタッカ装着部8に装着した場合には、該スタッカ本体11を上方に折り畳むことが可能に構成されている。そして、該折畳み方向にスタッカ本体11を回動させたり、折畳み状態のスタッカ本体11を手前に回動させて、排出用スタッカ使用モードにする場合の回動支点としても前記回動軸38は機能している。
係合セット軸39は、スタッカ本体11をそれぞれの挿入案内溝31、34に完全に挿入した状態でそれぞれの回動許容スペース32、35に至り、スタッカ本体11の手前への回動に伴って前記回動許容スペース32、35内を回動しながら移動するように構成されている。そして、上記係合セット軸39は、スタッカ本体11が排出用スタッカ使用モードあるいはCDRトレイ使用モードの位置に達したところで係合凹部33あるいは係合凹部36に係合し、スタッカ本体11の前記2つの使用モードにおける当該スタッカ本体11の姿勢を保持する機能を有している。
次に、このように構成される本発明の被記録媒体(CDR)トレイ用スタッカ装置の作動態様を、(1)CDRトレイ用スタッカとして使用する場合と、(2)排出用スタッカとして使用する場合に分けて説明する。
(1)CDRトレイ用スタッカとして使用する場合(図4〜図7参照)
本発明のスタッカ本体11をCDRトレイ用スタッカとして使用する場合には、スタッカ本体11を、図4に示すように、上方に位置するCDRトレイ用のスタッカ装着部9に挿入する。尚、該スタッカ本体11は、CDRトレイ用のスタッカ装着部9に完全に挿入された状態にならないと、当該スタッカ本体11の回動基端部側の前記係合セット軸39が回動許容スペース35に到達しないため、水平になる方向に回動できないようになっている。
スタッカ本体11をCDRトレイ用のスタッカ装着部9に完全に挿入したら、図5に示すように、スタッカ本体11は、CDRトレイ12の搬送方向と平行になるように回動軸38を中心にして回動し、CDRトレイ使用モードに移行する。尚、この場合、スタッカ本体11の前記回動は、ユーザが該スタッカ本体11の先端部を持って手動でスタッカ本体11を手前に倒すことにより行われるが、スタッカ本体11の自重が当該回動に貢献するようになっている。尚、スタッカ本体11の自重だけで前記回動が行われるように構成することも可能である。そして、スタッカ本体11の回動に伴ってスタッカ本体11の押圧面43が可動保持フレーム24の一部に当接し、上方に可動保持フレーム24を押し上げ、可動保持フレーム24に保持されている排出用従動ローラ23を完全レリース状態にする。
即ち、スタッカ本体11は、スタッカ装着部9への挿入経路において回動可能位置を有し、該回動可能位置まで挿入されないと前記回動を行えない構成である。この「回動可能位置」は、スタッカ本体11をその位置まで挿入して初めて回動可能となり、そしてその位置で回動させたときにCDRトレイ12の搬送経路の構成部材が該トレイ12の搬送のための配置に移行(排出用従動ローラ23が排出用駆動ローラ22からレリース)して搬送準備が整うように構成されている。
次に、記録を実行するCDRをラベル面を上にしてCDRトレイ12上に保持させ、CDRが保持されたCDRトレイ12をスタッカ本体11の上面に形成されているCDRトレイガイド37に合わせて挿入する。そして、図6に示すように、CDRレバー25に接触する位置まで当該CDRトレイ12を押し込む。更に、CDRトレイ12を押し込むと前記CDRレバー25がCDRトレイ12によってその挿入方向に回動する。そして、図7に示すように、CDRトレイ12の上面に押圧ローラ26が接触した状態に至る。これ以後は、CDRトレイ12使用時の記録実行モードに従って排出用駆動ローラ22が逆転方向及び正転方向に回転し、押圧ローラ26との挟圧送り作用によってCDRトレイ12を記録ポジションに向けて搬送し、記録実行後、元の位置に戻す。
(2)排出用スタッカとして使用する場合(図8、図9参照)
本発明のスタッカ本体11を排出用スタッカとして使用する場合には、該スタッカ本体11を、図8に示すように、下方に位置する排出用スタッカ用のスタッカ装着部8に挿入する。尚、当該スタッカ本体11は、排出用スタッカ用のスタッカ装着部8に完全に挿入された状態にならないと、当該スタッカ本体11の回動基端部側の前記係合セット軸39が回動許容スペース32に到達しないため、手前に回動できないようなっている。
スタッカ本体11を排出用スタッカ用のスタッカ装着部8に完全に挿入したら、図9に示すように、スタッカ本体11の先端部を持って手前に倒し、スタッカ本体11の先端部が幾分上方に持ち上げられた傾斜姿勢の排出用スタッカ使用モードに移行させる。そして、当該スタッカ本体11に対して図示しない延長スタッカ等が設けられている場合には、当該延長スタッカ等を引き出して展開状態にする。それ以後は、通常の用紙Pに対する記録実行モードに従って記録を実行された用紙Pがスタッカ本体11の載置面30上に順次排出されてスタックされて行く。
また、すべての用紙Pに記録が実行されて記録動作が終了した後は、スタッカ本体11の載置面30上から当該用紙Pを取り除き、開閉蓋21を上方に回動させてプリンタ本体3の前面開口部7を閉塞する。ここで、上記開閉蓋21の回動に伴って、上記排出用スタッカ使用モードに位置していたスタッカ本体11も上方に向けて回動し、上方に折り畳まれた状態になる。一方、スタッカ本体11が上部のCDRトレイ用のスタッカ装着部9に装着されている場合には、スタッカ本体11は挿入案内溝31に沿った位置まで回動できるが、それ以上は回動できないため、上記開閉蓋21を完全に閉めることができないように構成されている。
[実施例2]
図12は実施例1とは異なる本発明の他の実施例2を示し、スタッカ本体をCDRトレイ用のスタッカ装着部に装着する場合の挿入時の状態を示す図3中のA−A断面図である。図12に示すように、スタッカ本体11の回動基端部に当接面44が設けられている。この当接面は、CDRトレイ用のスタッカ装着部9にスタッカ本体11を挿入する際、可動保持フレーム24の一部に当接することで排出用従動ローラ23を上方に押し上げて完全レリース状態または完全レリース状態に満たない一部レリース状態にする。因みに、このような当接面44を設けた場合には、スタッカ本体11を手前に回動させる際の負荷が小さくなり、スタッカ本体11の上記回動が更に円滑になる。
[実施例3]
前記実施例1または実施例2においては、スタッカ本体11は、記録装置本体3の下方に位置する排出用スタッカ用のスタッカ装着部8に装着したときは排出用スタッカとして使用でき、上方に位置するCDRトレイ用のスタッカ装着部9に装着したときはCDRトレイ用スタッカとして使用できる兼用構造のものとして説明したが、この兼用構造に限定されないことは勿論である。排出用スタッカがCDRトレイ用スタッカとは別個独立に専用の排出用スタッカとして設けられている構造であってもよい。
本願発明に係るCDRトレイ用スタッカ装置及び該CDRトレイ用スタッカ装置を備えた記録装置100は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
CDRトレイ使用時のインクジェットプリンタの外観を示す斜視図。 インクジェットプリンタの内部構造の概略を示す側断面図。 開閉蓋を取り除いた状態のプリンタ本体を示す正面図。 CDRトレイ使用時のスタッカ本体の挿入時の状態を示す側断面図。 CDRトレイ使用時のスタッカ本体の回動セット時の状態を示す側断面図。 CDRトレイ使用時のスタッカ本体のCDRトレイ挿入時の状態を示す側断面図。 CDRトレイ使用時のスタッカ本体のCDRトレイセット完了時の状態を示す側断面図。 排出用スタッカ使用時のスタッカ本体の挿入時の状態を示す側断面図。 排出用スタッカ使用時のスタッカ本体の回動セット時の状態を示す側断面図。 CDRトレイ用スタッカ装置を示す斜視図。 CDRトレイを示す斜視図。 スタッカ本体の回動基端部に当接面を設けた他の実施例を示すCDRトレイ使用時のスタッカ本体の挿入時の状態を示す側断面図。
符号の説明
2 自動給送装置、3 プリンタ本体(記録装置本体)、4 上面開口部、5 給送用トレイ、6 前面パネル、7 前面開口部、8 (排出用スタッカ用の)スタッカ装着部、9 (CDRトレイ用の)スタッカ装着部、10 キャリッジ、11 スタッカ本体、12 CDRトレイ、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、15 エッジガイド、16 ホッパ、19 搬送用ローラ、20 排出用ローラ、21 開閉蓋、22 排出用駆動ローラ、23 排出用従動ローラ、24 可動保持フレーム、25 CDRレバー、26 押圧ローラ、28 プラテン、30 載置面、31 挿入案内溝、32 回動許容スペース、33 係合凹部、34 挿入案内溝、35 回動許容スペース、36 係合凹部、37 CDRトレイガイド、38 回動軸、39 係合セット軸、40 側面ガイド部、41 上面ガイド部、42 案内傾斜面、43 押圧面、44 当接面、100 インクジェットプリンタ(記録装置)、P 用紙(被記録材)、PG ギャップ

Claims (7)

  1. 記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、
    前記スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備え、
    前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部に前記被記録媒体トレイの搬送方向に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記被記録材トレイの搬送方向に沿う姿勢に移行することによって被記録媒体トレイを搬送可能にする構成であり
    前記スタッカ本体は、該スタッカ本体の回動基端部が、前記回動時に、前記記録装置本体内に設けられている排出用駆動ローラと排出用従動ローラの対で構成される排出用ローラ、及び前記排出用従動ローラを保持する可動保持フレームの内の可動保持フレームに当接することで、該排出用従動ローラを排出用駆動ローラから退避させてレリース状態にするように構成されていることを特徴とする被記録媒体トレイ用スタッカ装置。
  2. 記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、
    前記スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備え、
    前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部に前記被記録媒体トレイの搬送方向に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記被記録材トレイの搬送方向に沿う姿勢に移行することによって被記録媒体トレイを搬送可能にする構成であり
    前記スタッカ本体は、該スタッカ本体の回動基端部が、該スタッカ本体の挿入時に、前記記録装置本体内に設けられている排出用駆動ローラと排出用従動ローラの対で構成される排出用ローラ、及び前記排出用従動ローラを保持する可動保持フレームの内の可動保持フレームに当接することで、該排出用従動ローラを排出用駆動ローラから退避させてレリース状態にする又はレリース状態に満たない退避量の一部レリース状態にするように構成されていることを特徴とする被記録媒体トレイ用スタッカ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の被記録媒体トレイ用スタッカ装置において、
    前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部への挿入経路において回動可能位置を有し、該回動可能位置まで挿入されないと前記回動を行えない構成であることを特徴とする被記録媒体トレイ用スタッカ装置。
  4. 記録装置本体と、
    前記記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、該スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備えた被記録媒体トレイ用スタッカ装置と、
    前記スタッカ装着部とは別に前記記録装置本体に設けられ、前記被記録媒体とは別種の被記録材用の排出用スタッカが装着される、他のスタッカ装着部と、を備えた記録装置であって、
    前記スタッカ本体は、前記他のスタッカ装着部に着脱自在に装着することによって前記排出用スタッカを兼用するように構成され、
    前記被記録媒体トレイ用スタッカ装置は
    記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、
    前記スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備え、
    前記スタッカ本体は、前記スタッカ装着部に前記被記録媒体トレイの搬送方向に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記被記録材トレイの搬送方向に沿う姿勢に移行することによって被記録媒体トレイを搬送可能にする構成であることを特徴とする記録装置。
  5. 記録装置本体と、
    前記記録装置本体に設けられたスタッカ装着部と、該スタッカ装着部に装着される着脱自在な被記録媒体トレイ用のスタッカ本体とを備えた被記録媒体トレイ用スタッカ装置と、
    前記スタッカ装着部とは別に前記記録装置本体に設けられ、前記被記録媒体とは別種の被記録材用の排出用スタッカが装着される、他のスタッカ装着部と、を備えた記録装置であって、
    前記スタッカ本体は、前記他のスタッカ装着部に着脱自在に装着することによって前記排出用スタッカを兼用するように構成され、
    前記被記録媒体トレイ用スタッカ装置は請求項1〜3のいずれか1項に記載の被記録媒体トレイ用スタッカ装置であることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5に記載の記録装置において、
    前記スタッカ本体は、前記他のスタッカ装着部に前記排出用スタッカの使用時の姿勢に対して傾斜した姿勢で挿入され、挿入後に該スタッカ本体を回動させて前記使用時の姿勢に移行する構成であることを特徴とする記録装置。
  7. 請求項5または6に記載の記録装置において、
    前記スタッカ装着部と前記他のスタッカ装着部とが設けられている記録装置本体における前面開口部に開閉蓋が設けられており、
    該開閉蓋は、前記スタッカ本体が前記スタッカ装着部に装着されている状態では閉塞不可能であり、前記スタッカ本体が前記他のスタッカ装着部に装着されている状態では閉塞可能であることを特徴とする記録装置。
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