本発明は、印刷システムおよび印刷要求装置および印刷制限プログラムに関する。
複数のユーザが共有するネットワークに接続された印刷装置において、ユーザからの印刷要求を、ユーザごとに適切に制限を行う印刷システムとして、先行技術としては、特許文献1乃至3に記載されたものがある。
特許文献1には、ユーザがクライアントコンピュータ上で出力したいプリンタ装置を選択し、ユーザ名等のパラメータを取得して利用者制限サーバに印刷可否の問い合わせを行い、利用者制限サーバは、送信されてきたユーザ名をキーにしてユーザ管理テーブルを参照して印刷可否の判定を行って、登録されていると、指定のプリンタ装置に対してクライアントコンピュータのアクセス権の追加要求を行い、クライアントコンピュータは、利用者制限サーバの印刷可否判定結果が印刷可であると、プリンタ装置に接続要求を発行し、プリンタ装置は、クライアントコンピュータのIPアドレスがアクセス制御リストに登録されているかで接続の可否を判定を行う構成が記載されている。
特許文献2には、プリンタ装置の各ユーザの使用権限は印刷枚数毎、用紙種別毎、特殊印刷機能毎にセキュリティデータベースに設定され、サーバコンピュータに保持され、クライアントコンピュータからの印刷要求から印刷枚数、用紙種別、特殊印刷の有無等の印刷要求情報を取得し、セキュリティデータベースに保持されている該当ユーザの制限と使用状況との統計情報からプリンタ装置の使用の許可ないし不許可を決定し、印刷が許可され、印刷が行われた後にセキュリティデータベースの使用状況の情報を更新する構成が記載されている。
特許文献3には、コンピュータおよび印刷装置と、それらを管理する1台の印刷制限サーバとをネットワークで接続し、ユーザの認証情報を登録した1台の認証サーバ備えており、ユーザが印刷装置を利用する際、この印刷装置の属する印刷制限サーバを経由して認証サーバへ問い合わせてから、印刷制限サーバを経由して印刷ジョブを発行し、終了するときにはログアウトを通知し、印刷制限サーバは、認証サーバから送信されたユーザの認証情報をもとに、送信される印刷ジョブの印刷可否を判定する構成が記載されている。
特開2002−63008号公報
特開2003−330686号公報
特開平10−161823号公報
本発明は、印刷の出力制限の上限値に達するより前に、代替印刷を提案することで、印刷出力を継続することができるようにするとともに、上限値に達した場合は、代替案を提示することで利用者の利便性を確保した印刷システムおよび印刷要求装置および印刷制限プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明の印刷システムは、印刷装置と、前記印刷装置に対して印刷要求を行う印刷要求装置とを具備し、前記印刷装置は、前記印刷要求係わる印刷出力を許可する上限値および前記印刷要求装置に対して代替印刷提案を要求する閾値を含む出力制限情報を利用者に対応して記憶管理する出力制限情報管理手段と、前記印刷要求装置からの前記利用者による印刷要求に係わる印刷の計数情報を管理する計数情報管理手段と、前記計数情報の計数値が前記閾値に達した場合は、前記出力制限情報管理手段により管理される前記出力制限情報を前記印刷要求装置に送信する出力制限情報送信手段とを具備し、前記印刷要求装置は、前記出力制限情報送信手段により送信された前記出力制限情報に基づき前記印刷要求に係わる代替印刷を前記利用者に提示する代替印刷提示手段を具備し、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報のそれぞれに対応する費用を、該印刷設定項目に対応する基準設定情報に対応する費用の比率として管理する管理手段と、前記管理手段により管理される比率に基づき前記設定情報の各組合せに対応する印刷出力の費用を基準印刷出力に対する比率で計算する計算手段と、前記計算手段で計算された比率に基づき前記代替印刷を前記利用者に提示する提示手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の組合せによる印刷の中で、費用が最も安い印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の組合せによる印刷の中で、前記上限値の範囲内の印刷を費用が高い順に前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の組合せによる印刷の中で、前記上限値の範囲内で、前記印刷要求に係わる印刷要求で設定した優先度の高い設定情報を優先した組合せによる印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の優先度を利用者に問い合わせる手段をさらに具備し、前記各設定情報の印刷の中で、前記上限値の範囲内で、前記優先度の高い設定情報を優先した組合せによる印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記代替印刷提示手段は、
前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の優先度を利用者に問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段手段による問合せの履歴を管理する履歴管理手段とをさらに具備し、前記各設定情報の印刷の中で、前記上限値の範囲内で、前記履歴管理手段により管理された問合せの履歴により学習的に決定した優先度の高い設定情報を優先した組合せによる印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの発明において、前記出力制限情報管理手段は、前記閾値を複数段階の複数の閾値で記憶管理し、前記代替印刷提案要求手段は、各閾値に対応して前記代替印刷の提案を前記印刷要求装置に対して要求し、前記代替印刷提示手段は、前記閾値に対応して前記代替印刷を前記利用者に提示する。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかの発明において、前記印刷要求装置は、前記代替印刷提示手段により提示された前記代替印刷に基づき前記印刷装置に対して代替印刷要求を行う代替印刷要求手段と、前記代替印刷要求手段に係わる印刷設定情報を利用者に提示する印刷設定情報提示手段とを更に具備する。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかの発明において、前記印刷装置は、前記計数情報の計数値が前記上限値に達した場合は、前記上限値に達したことを前記印刷要求装置に通知する通知手段を更に具備し、前記印刷要求装置は、前記通知手段による通知に際して前記印刷要求に対する印刷の代替案を前記利用者に提示する代替案提示手段を具備する。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれかの発明において、前記印刷装置は、前記計数情報の計数値が前記上限値に達した場合は、前記上限値に達したことを前記印刷要求装置に通知する通知手段を更に具備し、前記印刷要求装置は、前記通知手段による通知に際して前記印刷要求に対する印刷の代替案を前記利用者に提示する代替案提示手段を具備する。
また、請求項11の発明の印刷システムは、印刷装置と、前記印刷装置に対して印刷要求を行う印刷要求装置と、前記印刷装置における印刷を管理する印刷管理装置とを具備し、前記印刷管理装置は、前記印刷要求係わる印刷出力を許可する上限値および前記印刷要求装置に対して代替印刷提案を要求する閾値を含む出力制限情報を利用者に対応して記憶管理する出力制限情報管理手段と、前記印刷要求装置からの前記利用者による印刷要求に係わる印刷の計数情報を管理する計数情報管理手段と、前記計数情報の計数値が前記閾値に達した場合は、前記出力制限情報管理手段により管理される前記出力制限情報を前記印刷要求装置に送信する出力制限情報送信手段とを具備し、前記印刷要求装置は、前記出力制限情報送信手段により送信された前記出力制限情報に基づき前記印刷要求に係わる代替印刷を前記利用者に提示する代替印刷提示手段とを具備し、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報のそれぞれに対応する費用を、該印刷設定項目に対応する基準設定情報に対応する費用の比率として管理する管理手段と、前記管理手段により管理される比率に基づき前記設定情報の各組合せに対応する印刷出力の費用を基準印刷出力に対する比率で計算する計算手段と、前記計算手段で計算された比率に基づき前記代替印刷を前記利用者に提示する提示手段とを具備する。
また、請求項12の発明は、請求項11の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の組合せによる印刷の中で、費用が最も安い印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項13の発明は、請求項11の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の組合せによる印刷の中で、前記上限値の範囲内の印刷を費用が高い順に前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項14の発明は、請求項11の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の組合せによる印刷の中で、前記上限値の範囲内で、前記印刷要求に係わる印刷要求で設定した優先度の高い設定情報を優先した組合せによる印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項15の発明は、請求項11の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の優先度を利用者に問い合わせる手段をさらに具備し、前記各設定情報の印刷の中で、前記上限値の範囲内で、前記優先度の高い設定情報を優先した組合せによる印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項16の発明は、請求項11の発明において、前記代替印刷提示手段は、前記印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報の優先度を利用者に問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段手段による問合せの履歴を管理する履歴管理手段とをさらに具備し、前記各設定情報の印刷の中で、前記上限値の範囲内で、前記履歴管理手段により管理された問合せの履歴により学習的に決定した優先度の高い設定情報を優先した組合せによる印刷を前記代替印刷として前記利用者に提示する。
また、請求項17の発明は、請求項11乃至16のいずれかの発明において、前記出力制限情報管理手段は、前記閾値を複数段階の複数の閾値で記憶管理し、前記代替印刷提案要求手段は、各閾値に対応して前記代替印刷の提案を前記印刷要求装置に対して要求し、前記代替印刷提示手段は、前記閾値に対応して前記代替印刷を前記利用者に提示する。
また、請求項18の発明は、請求項11乃至17のいずれかの発明において、前記印刷要求装置は、前記代替印刷提示手段により提示された前記代替印刷に基づき前記印刷装置に対して代替印刷要求を行う代替印刷要求手段と、前記代替印刷要求手段に係わる印刷設定情報を利用者に提示する印刷設定情報提示手段とを更に具備する。
また、請求項19の発明は、請求項11乃至18のいずれかの発明において、前記印刷管理装置は、前記計数情報の計数値が前記上限値に達した場合は、前記上限値に達したことを前記印刷要求装置に通知する通知手段を更に具備し、前記印刷要求装置は、前記通知手段による通知に際して前記印刷要求に対する印刷の代替案を前記利用者に提示する代替案提示手段を具備する。
また、請求項20の発明は、請求項11乃至19のいずれかの発明において、利用者に対応して前記印刷装置の使用実績を蓄積する蓄積手段を更に具備し、前記印刷要求装置は、前記蓄積手段に蓄積された前記印刷装置の使用実績に基づき前記代替印刷利用の提案を前記利用者に対して行う代替印刷利用提案手段を更に具備する。
また、請求項21の発明の印刷要求装置は、印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報のそれぞれに対応する費用を、該印刷設定項目に対応する基準設定情報に対応する費用の比率として管理する管理手段と、前記管理手段により管理される比率に基づき前記設定情報の各組合せに対応する印刷出力の費用を基準印刷出力に対する比率で計算する計算手段と、前記計算手段で計算された比率に基づき代替印刷を前記利用者に提示する提示手段とを具備する。
また、請求項22の発明の印刷制限プログラムは、コンピュータを、印刷要求に係わる印刷設定情報の各印刷設定項目に対応する各設定情報のそれぞれに対応する費用を、該印刷設定項目に対応する基準設定情報に対応する費用の比率として管理する管理手段、前記管理手段により管理される比率に基づき前記設定情報の各組合せに対応する印刷出力の費用を基準印刷出力に対する比率で計算する計算手段、前記計算手段で計算された比率に基づき代替印刷を前記利用者に提示する提示手段として機能させる。
請求項1の発明によれば、印刷の出力制限の上限値に達するより前に、代替印刷を印刷要求装置で提案することができ、印刷出力を継続することができる。また、基準印刷出力の費用に対する比率に基づき決定された設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項2の発明によれば、費用が最も安い印刷を代替印刷として利用者に提示することができ、印刷の出力制限が上限値に達するまでの時間を長くすることができる。
請求項3の発明によれば、費用が高い順に代替印刷として利用者に提示することができ、利用者の要求に即した代替印刷の選択が可能になる。
請求項4の発明によれば、利用者の要求に即した設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項5の発明によれば、利用者への問合せ結果に即した設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項6の発明によれば、利用者への問合せ結果の履歴から学習的に決定した設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項7の発明によれば、出力制限が上限値に達するまで、段階的に決定された設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項8の発明によれば、代替印刷要求に係わる印刷設定情報を利用者に提示することができる。
請求項9の発明によれば、出力制限が上限値に達した場合に、印刷に対する代替案を利用者に提示することができる。
請求項10の発明によれば、印刷装置の使用実績に基づき代替印刷利用の提案を利用者に対して行うことができる。
請求項11の発明によれば、印刷の出力制限の上限値に達するより前に、代替印刷を印刷要求装置で提案することができ、印刷出力を継続することができる。また、基準印刷出力の費用に対する比率に基づき決定された設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項12の発明によれば、費用が最も安い印刷を代替印刷として利用者に提示することができ、印刷の出力制限が上限値に達するまでの時間を長くすることができる。
請求項13の発明によれば、費用が高い順に代替印刷として利用者に提示することができ、利用者の要求に即した代替印刷の選択が可能になる。
請求項14の発明によれば、利用者の要求に即した設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項15の発明によれば、利用者への問合せ結果に即した設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項16の発明によれば、利用者への問合せ結果の履歴から学習的に決定した設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項17の発明によれば、出力制限が上限値に達するまで、段階的に決定された設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項18の発明によれば、代替印刷要求に係わる印刷設定情報を利用者に提示することができる。
請求項19の発明によれば、出力制限が上限値に達した場合に、印刷に対する代替案を利用者に提示することができる。
請求項20の発明によれば、印刷装置の使用実績に基づき代替印刷利用の提案を利用者に対して行うことができる。
請求項21の発明によれば、基準印刷出力の費用に対する比率に基づき決定された設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
請求項22の発明によれば、基準印刷出力の費用に対する比率に基づき決定された設定情報の組合せによる印刷を代替印刷として利用者に提示することができる。
以下、本発明に係わる印刷システムおよび印刷要求装置および印刷制限プログラムの実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係わる印刷システムおよび印刷要求装置および印刷制限プログラムは、例えば、利用者毎若しくは複数の利用者を含む部門毎にこのシステムの印刷装置での印刷による利用可能な累積課金額が制限されている環境において、印刷要求装置からの印刷要求に係わる印刷による累積課金額が利用可能な累積課金額の上限値を超えないようにするための代替印刷案を利用者に提示することにより、累積課金額が上限値に達して利用者が印刷できなくなる状況を可及的に回避するとともに、上限値に達した場合は、その際の実施可能な救済代替案を利用者に提示することにより、印刷要求された印刷データの破棄等を防止するものである。
図1は、本発明が適用される印刷システムの実施例1の全体構成を示すブロック図である。
図1に示す実施例1の印刷システム100は、複数の印刷装置10−1〜10−nと、複数の印刷装置10−1〜10−nに対して印刷要求を行う複数の印刷要求装置20−1〜20−mとを、ネットワーク30に接続して構成される。
印刷装置10−1〜10−nは、課金情報管理部11と印刷可否判断部12をそれぞれ具備し、印刷要求装置20−1〜20−mは、代替印刷情報生成部21と代替印刷案提示部22とをそれぞれ具備する。
課金情報管理部11は、この印刷システム100に関する課金情報を管理するもので、この印刷システム100の各利用者別若しくは複数の利用者をそれぞれ含む各部門別の累積課金額を管理するとともに、各利用者別若しくは各部門別の累積課金額のそれぞれの上限値および各利用者に対して代替印刷案の提示を促すための閾値を各利用者若しくは各部門に対応して設定して管理する。
印刷可否判断部12は、印刷要求装置20(20−1〜20−m)からの印刷要求に係わる印刷の可否の判断を含む印刷制限に関する判断を行う。例えば、印刷要求装置20からの印刷要求に係わる印刷により該当利用者の累積課金額が上記閾値を超える場合は、該利用者に対して代替印刷案の提示を促すための印刷制限情報を印刷要求装置20に送信する。
代替印刷情報生成部21は、印刷装置10(10−1〜10−n)からの印刷制限情報に基づき、代替印刷情報を生成する。この代替印刷情報は、該当利用者の累積課金額がその上限値を超えないようにするため若しくは上限値を超えるのを回避するための代替印刷案に対応するもので、例えば、印刷要求により片面印刷が指定されている場合は、両面印刷を指定する代替印刷案、印刷要求により普通紙がしてされている場合は、再生紙を指定する代替印刷案、印刷要求により高速機がしてされいる場合は、中速機若しくは低速機を指定する代替印刷案に対応する情報である。
代替印刷情報提示部22は、代替印刷情報生成部21で生成した代替印刷情報に基づく代替印刷案を利用者に提示するもので、利用者は、この代替印刷情報提示部22により提示された代替印刷案に基づきこの代替印刷案で印刷を行うか否か若しくは代替印刷を止めるか、他の代替印刷を選択するか等の判断を行う。
ここで、上記印刷制限情報は、代替印刷案の提示を促す情報のみでよいが、上記利用者の累積課金額、閾値情報等を含み、代替印刷情報生成部21は、これらの情報にもとづいて利用者の利用状況等に応じた最適な代替印刷案に対応する代替印刷情報を生成するようにしてもよい。
図2は、図1に示した印刷システムにおける各印刷要求装置の処理を説明するフローチャートである。
図2に示すフローチャートにおいて、印刷要求装置20は、印刷装置10に対して、印刷要求を送信し(ステップ201)、これに応答して印刷装置10から印刷制限情報を受信すると(ステップ202でYES)、代替印情報生成部21でこの印刷制限情報に基づき代替印刷情報を生成する(ステップ203)。この代替印情報の詳細については後に詳述する。
代替印刷案提示部22は、代替印情報生成部21で生成した代替印刷情報に基づき代替印刷案を印刷要求装置20の利用者に提示する(ステップ204)。
次に、代替印刷を行うか、すなわち、代替印刷案提示部22により提示された代替印刷案により代替印刷を行うか否かが利用者により指示されたかを調べる(ステップ205)。ここで、代替印刷が指示されると(ステップ205でYES)、この代替印刷が可能か否かを印刷装置10に問い合わせる(ステップ206)。
この問合せにより印刷装置から印刷可の応答があると(ステップ207でYES)、この代替印刷に係わる代替印刷要求の印刷可の応答があった印刷装置10に送信し(ステップ208)、印刷要求装置20の処理を終了する。
なお、印刷装置10のいずれからも印刷可の応答がなかった場合は(ステップ207でNO)、この代替印刷要求は行わず、この印刷要求装置20の処理を終了する。
また、ステップ202で、印刷制限情報の受信でないと判断されると(ステップ202でNO)、次に、印刷装置10からの上限値通知、すなわち、この使用者の累積課金額が上記閾値を超えたことを示す上限値通知であるかを調べる(ステップ209)。ここで、上限値通知であると判断された場合は(ステップ209でYES)、代替印刷によってはこの状態の回避はできないので、代替印刷に代わる代替案をこの印刷要求装置20の利用者に提示して(ステップ210)、この印刷要求装置20の処理を終了する。なお、代替印刷に代わる代替案については後に詳述する。
また、ステップ209で上限値通知でないと判断された場合は(ステップ209でNO)、上記印刷要求が印刷装置10で受け付けられ、正常の印刷が行われたとして、この印刷要求装置20の処理を終了する。
図3は、図1に示した印刷システムにおける各印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
図3に示すフローチャートにおいて、印刷装置10は、印刷要求装置20から印刷要求を受信すると(ステップ301でYES)、印刷可否判断部12は、課金情報管理部11で管理される課金情報を参照して、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が、この利用者に対応して設定されている上限値に達しているかを調べる(ステップ302)。ここで、上限値に達していない場合は(ステップ302でNO)、次に、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が、利用者に対して代替印刷案の提示を促すための閾値に達しているかを調べる(ステップ303)。ここで、累積課金額が閾値に達していると判断されると(ステップ303でYES)、印刷要求装置20に対して、印刷制限情報を送信する(ステップ304)。
次に、印刷要求装置20から代替印刷要求受信かを調べ(ステップ305)、代替印刷要求を受信すると(ステップ305でYES)、代替印刷を実行し(ステップ306)、課金情報管理部11で管理されるこの利用者の課金額を更新して(ステップ307)、この印刷装置10の処理を終了する。
また、ステップ303で、累積課金額が閾値に達していないと判断された場合は(ステップ303でNO)、この印刷要求に係わる印刷を実行し(ステップ308)、ステップ307へ進む。この場合、ステップ307では、課金情報管理部11で管理されるこの利用者の累積課金額がステップ308で実行した印刷に対応して更新される。
また、ステップ302で、この利用者の累積課金額が、この利用者に対応して設定されている上限値に達していると判断されると(ステップ302でYES)、印刷要求装置20に対して上限値通知を行い(ステップ309)、この印刷装置10の処理を終了する。
なお、ステップ305で、代替印刷要求を受信しない場合は(ステップ305でNO)、印刷要求に対応した通常の印刷を行って(ステップ308)この印刷装置10の処理を終了する。
図4は、図1に示した印刷システムにおける代替印刷の一例を示すシーケンスチャートである。このシーケンスチャートにおいては、印刷要求を行った印刷装置と同一の印刷装置に対して代替印刷が要求される場合を示している。
印刷要求装置は、印刷装置(1)に対して印刷要求を送信する(ステップ401)。印刷装置(1)は、印刷要求装置から印刷要求を受け、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が代替印刷の提示促すための閾値に達している場合は(ステップ402)、印刷要求装置に対して印刷制限情報を送信する(ステップ403)。
印刷要求装置は、印刷装置(1)から印刷制限情報を受信すると、この印刷制限情報に基づき代替印刷情報を生成し(ステップ404)、この生成した代替印刷情報に基づき代替印刷案を利用者に提示する(ステップ406)。
そして、上記代替印刷案により代替印刷を行う印刷装置が、印刷装置(1)と決定されると(ステップ406)、代替印刷要求を印刷装置(1)に対して送信する(ステップ407)。
代替印刷要求を受信した印刷装置(1)は、代替印刷を実行し(ステップ408)、この代替印刷に対応する対価で課金情報管理部11で管理されるこの利用者の累積課金額を更新する課金情報の更新処理を行う(ステップ409)。
図5は、図1に示した印刷システムにおける代替印刷の他の例を示すシーケンスチャートである。このシーケンスチャートにおいては、印刷要求を行った印刷装置と異なる印刷装置に対して代替印刷が要求される場合を示している。
印刷要求装置は、印刷装置(1)に対して印刷要求を送信する(ステップ501)。印刷装置(1)は、印刷要求装置から印刷要求を受け、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が閾値に達している場合は(ステップ502)、印刷要求装置に対して印刷制限情報を送信する(ステップ503)。
印刷要求装置は、印刷装置(1)から印刷制限情報を受信すると、代替印刷情報を生成し(ステップ504)、この生成した代替印刷情報に基づき代替印刷案を利用者に提示する(ステップ506)。
利用者により代替印刷を行う印刷装置が印刷装置(2)と決定されると(ステップ506)、印刷装置(2)に対して代替印刷要求を送信する(ステップ507)。
代替印刷要求を受信した印刷装置(2)は、代替印刷を実行し(ステップ508)、この代替印刷に対応する対価で課金情報管理部11で管理されるこの利用者の累積課金額を更新し(ステップ509)、この更新に対応する課金更新情報を印刷装置(1)に送信する。
この課金更新情報を受信した印刷装置(1)は、この課金更新情報に基づき印刷装置(1)の課金情報管理部11で管理されるこの利用者の累積課金額を更新する(ステップ511)。
次に、代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示に関する具体例について説明する。
図6は、代替印刷案の提示に用いるコスト比較テーブルの一例を示す図である。代替印刷案は、図6に示したコスト比較テーブルを参照して自動的に提示される。
図6に示したコスト比較テーブルには、(1)カラーモード、(2)画面、(3)Nアップ、(4)用紙サイズ、(5)用紙種類、(6)印刷装置種別のそれぞれの項目に対応して設定したコスト比率が示されている。
例えば、(1)カラーモード(カラー/白黒)に関しては、「フルカラー」を基準として、「フルカラー」の場合のコスト比率を「1」、「トナーセーブカラー」の場合のコスト比率を「0.8」、「2色カラー」の場合のコスト比率を「0.6」、「単色カラー」の場合のコスト比率を「0.4」、「白黒」の場合のコスト比率を「0.2」、「トナーセーブ白黒」の場合のコスト比率を「0.1」と設定されている。
また、(2)画面に関しては、「片面」を基準として、「片面」の場合のコスト比率を「1」、「両面」の場合のコスト比率を「0.5」と設定されている。
また、(3)Nアップ(一枚の頁にN頁の内容を集約印刷する場合の種別)に関しては、「しない」を基準として、「しない」の場合のコスト比率を「1」、「2アップ」の場合のコスト比率を「0.5」、「4アップ」の場合のコスト比率を「0.3」、「8アップ」の場合のコスト比率を「0.2」、「16アップ」の場合のコスト比率を「0.1」と設定されている。
また、(4)用紙サイズ(サイズ)に関しては、「A4」を基準として、「A3」の場合のコスト比率を「1.2」、「A4」の場合のコスト比率を「1」、「レター」の場合のコスト比率を「0.9」、「B5以下」の場合のコスト比率を「0.8」と設定されている。
また、(5)用紙種類(紙質)に関しては、「普通紙」を基準として、「普通紙」の場合のコスト比率を「1」、「再生紙」の場合のコスト比率を「0.8」、「うら紙」の場合のコスト比率を「0.5」と設定されている。
また、(6)印刷装置種別(装置)に関しては、「普及機(中)」を基準として、「上位機(高)」の場合のコスト比率を「1.2」、「普及機(中)」の場合のコスト比率を「1」、「下位機(低)」の場合のコスト比率を「0.5」と設定されている。
代替印刷案の提示は、上記コスト比較テーブルを元に、全ての項目の組合せに対してコスト比率を計算し、この計算したコスト比率に基づき代替印刷案を自動的に提示する。
この図6に示したコスト比較テーブルを元に計算される代替印刷のコスト比率は、例えば、各項目に対しての基準の組合せ、「フルカラー」+「Nアップしない」+「片面」+「A4」+「普通紙」+「普及機」の場合は「1」となり、例えば、「トナーセーブカラー」+「2アップ」+「片面」+「A4」+「再生紙」+「普及機」の場合は「0.32」となる。
図7は、代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の一例を説明する図で、図7においては、図6に示したコスト比較テーブルを元に計算される各項目「カラー/白黒」、「Nアップ」、「画面」、「サイズ」、「紙質」、「装置」の全ての組合せの中で代替印刷の候補となる一覧の一例を示している。
代替印刷案の提示は、上記図7に示した組合せの中から自動提示する。その提示の手法としては、
1)最もコスト比率が小さい(安い)ものを代替印刷案として提示する
2)累積課金額の上限値を超えない範囲内でコスト比率が大きい(高い)ものから順に代替印刷案を提示する
があり、このどちらの手法を採用するからこの印刷システムの管理者によって予め設定されてる。
例えば、1)最もコスト比率が小さい(安い)ものを代替印刷として提示するという手法が設定された場合、図7の代替印刷候補の一覧においては、「トナーセーブ白黒」+「16アップ」+「両面」+「B5」+「再生紙」+「下位機(低)」の組合せが最もコスト比率が小さくなるので、この組合せが代替印刷案として自動提示される。
また、2)の累積課金額の上限値を超えない範囲内でコスト比率が大きい(高い)ものから順に提示する手法が設定された場合は、図7に示した代替印刷候補の一覧の中のランクが高い順に代替印刷案が自動提示される。
図8は、代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の他の例を説明する図である。この図8の例では、利用者が印刷要求で指示した設定とできるだけ近い設定を保持した代替印刷案を提示する手法の一例を示している。
この代替印刷案の提示手法においては、利用者が印刷要求で指示した設定の項目に対して優先度を設定し、この優先度にしたがって代替印刷案を提示する。すなわち、図6に示したコスト比較テーブルを元に計算される項目の全ての組合せの中で利用者が印刷要求で指示した設定の項目の優先度の低い項目から順に変更して代替印刷案を提示する。
すなわち、図8の場合は、優先度の低い項目、すなわち、「装置」、「紙質」、「画面」、「Nアップ」の順でその内容を変更することで、代替印刷案を順に提示する。
図9は、代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の更に他の例を説明する図である。この図9の例では、代替印刷案提示の閾値を複数段階に設定し、累積課金額が上限値に近くなる閾値に対してはその中で課金額の節約効果が大きい代替印刷案を提示する。
図9の場合では、代替印刷案提示の閾値を上限値の40%の閾値1、60%の閾値2、80%の閾値3の3段階に設定し、閾値1に対する代替印刷案としては、コスト比率が「0.12」の「フルカラー」+「2アップ」+「両面」+「A4」+「再生紙」+「下位機(低)」の組合せの出力物に影響の少ない代替印刷案を提示し、閾値2に対する代替印刷案としては、コスト比率が「0.12」の「フルカラー」+「2アップ」+「両面」+「A4」+「再生紙」+「下位機(低)」の組合せの利用者の設定に応じた代替印刷案を提示し、閾値3に対する代替印刷案としては、コスト比率が「0.01」の「トナーセーブ白黒」+「2アップ」+「両面」+「B5」+「再生紙」+「下位機(低)」の組合せのコスト比率を優先した代替印刷案を提示する。
図10は、代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の更に他の例を説明する図である。この図10の例では、利用者の優先度(希望)を利用者との対話形式で入力させ、この利用者の優先度(希望)にしたがった代替印刷案を提示する。
図10の(A)は、利用者の優先度(希望)を入力させるための質問画面例を示し、図10の(B)のその結果提示される代替印刷案の一例を示す。図10の(A)において、質問1001は、「装置」に対する優先度を問う質問であり、質問1002は、「紙質」に対する優先度を問う質問であり、質問1003は、「Nアップ」に対する優先度を問う質問であり、質問1004は、「カラー/白黒」に対する優先度を問う質問である。
図10の(B)においては、図10の(A)の質問により、「カラー/白黒」、「紙質」が重視され、その他は重視されなかったので、コスト比率が「0.12」の「フルカラー」+「2アップ」+「両面」+「A4」+「再生紙」+「下位機(低)」の組合せの代替印刷案が提示される。
図11は、代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の更に他の例を説明する図である。この図11の例では、利用者の優先度(希望)の入力を繰り返して行わせることによって、利用者の嗜好を学習させ、この学習にしたがって代替印刷案を提示する。
図11においては、1回目から3回目の全ての利用者希望で「フルカラー」が重視され、2回目、3回目の利用者希望で「装置」が重視され、「Nアップ」、「画面」、「サイズ」に関しては、2回目の利用者希望で、「紙質」に関しては、1回目の利用者希望それぞれ1回重視されただけなので、学習結果は、「カラー/白黒」、「装置」を重視し、「Nアップ」、「画面」、「サイズ」、「紙質」は重視しないとなり、その結果、「カラー/白黒」、「装置」を重視する、コスト比率が「0.12」の「フルカラー」+「2アップ」+「両面」+「B5」+「再生紙」+「同装置」の組合せの代替印刷案が提示される。
図12は、図1に示した代替印刷案提示部22により利用者に対して代替印刷案を提示するための画面の一例を示す図である。図12においては、印刷要求によって使用者によって指定された設定と、代替印刷案によって変更された設定とが対応付けて示されている。
すなわち、図12の場合、代替印刷案において、「カラーモード(カラー/白黒)」は、「フルカラー」のまま変更されず、「Nアップ」は、「しない」から「2アップ」に変更され、「両面(画面)」は、「片面」から「両面」に変更され、「用紙サイズ(サイズ)」は、「A4」のまま変更されず、「紙質」は、「普通紙」から「再生紙」に変更され、「デバイス(装置)」は、「デバイス100」から「デバイス200」に変更されたことを示している。
この代替印刷案提示部22による代替印刷案の提示は、例えば、ポップアップ画面により印刷要求装置20の画面に表示させてもよく、またメール通知により印刷要求装置20の利用者に提示するようにしてもよい。
図13は、利用者の累積課金額がその上限値を超えてしまった場合の代替案の提示の一例を示す図である。
図13に示す例においては、利用者の累積課金額がその上限値を超えてしまった場合に、その印刷情報を強制的に破棄するのではなく、その救済代替案を提示する。この代替案としては、
1)印刷データを、一旦、印刷装置10で蓄積しておき、利用者の使用累積課金額が再計算され、印刷が可能になる翌月等の時点で印刷する
2)印刷データを配布先に電子メール等で送信し、利用者自らが印刷せずに、使用累積課金額が上限値に達していない他の利用者等によって印刷してもらう
等がある。なお、図13において、質問1301は、1)の手法の選択を問うものであり、質問1302は、2)の手法の選択を問うものである。
図14は、各利用者に対して代替印刷の予測値や案内を提示する画面の一例を示す図である。
すなわち、利用者毎に数ヶ月単位で使用状況の統計をとり、その状況に応じて、次月度の代替印刷の必要の予測値や案内を利用者に提示する。例えば、統計的に累積課金額が上限値を超える月が多い利用者に対しては、累積課金額が少ない段階で代替印刷を提示する。
また、統計的に累積課金額が上限値を超える月がないまたは少ない利用者に対しては、累積課金額がある程度上限値に近づいてから代替印刷を提示する。
例えば、Aさんは、3月から6月まで連続して累積課金額が上限値を超えているので、代替印刷の利用を提案し、Bさんの場合は、1月から6月まで全て累積課金額が上限値内に収まっているので、特に代替印刷の利用の提案は行わず、Cさんの場合は、1月から4月までは累積課金額が上限値内に収まっているが、5月、6月は、累積課金額が連続して上限値を超えているので、注意を促す案内を提示する。
実施例1の印刷システム100においては、各印刷装置に課金情報管理部11および印刷可否判断部12を設けて代替印刷のための印刷制限を行うようにしたが、実施例2の印刷システムにおいては、印刷管理装置を設けて、印刷管理装置に課金情報管理部および印刷可否判断部を設けることにより、代替印刷のための印刷制限を行う。なお、印刷要求装置における代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示および代替案の提示および代替印刷の予測値や案内の提示は、図6乃至図14で説明した手法と同様である。
図15は、本発明が適用される印刷システムの実施例2の全体構成を示すブロック図である。
図15に示す実施例2の印刷システム1500は、複数の印刷装置1510−1〜1510−nと、複数の印刷要求装置1520−1〜1520−mと、印刷管理装置1530とを、ネットワーク1540に接続して構成される。
印刷管理装置1530は、課金情報管理部1531と印刷可否判断部1532を具備し、印刷要求装置1520−1〜1520−mは、代替印刷情報生成部1521と代替印刷案提示部1522とをそれぞれ具備する。
この実施例2においては、印刷要求装置1520(1520−1〜1520−m)が印刷装置1510(1510−1〜1510−n)に対して印刷要求を送信し、印刷装置1510は、印刷管理装置1530に対して問い合わせることにより、代替印刷のための印刷制限を行う。
課金情報管理部1531は、この印刷システム1500に関する課金情報を管理するもので、この印刷システム1500の各利用者別若しくは複数の利用者をそれぞれ含む各部門別の累積課金額を管理するとともに、各利用者別若しくは各部門別の累積課金額のそれぞれの上限値および各利用者に対して代替印刷案の提示を促すための閾値を各利用者若しくは各部門に対応して設定して管理する。
印刷可否判断部1332は、印刷装置1510からの問合せに基づき、印刷要求装置1520からの印刷要求に係わる印刷の可否の判断を含む印刷制限に関する判断を行う。例えば、印刷要求装置1510からの印刷要求に係わる印刷により該当利用者の累積課金額が上記閾値を超える場合は、該利用者に対して代替印刷案の提示を促すための印刷制限情報を印刷装置1510に送信する。
代替印刷情報生成部1521は、印刷装置1510からの印刷制限情報に基づき、代替印刷情報を生成する。この代替印刷情報は、該当利用者の累積課金額がその上限値を超えないようにするため若しくは上限値を超えるのを回避するための代替印刷案に対応するものであり、例えば、印刷要求により片面印刷が指定されている場合は、両面印刷を指定する代替印刷案、印刷要求により普通紙がしてされている場合は、再生紙を指定する代替印刷案、印刷要求により高速機がしてされいる場合は、中速機若しくは低速機を指定する代替印刷案に対応する情報である。
代替印刷情報提示部1522は、代替印刷情報生成部1521で生成した代替印刷情報に基づく代替印刷案を利用者に提示するもので、利用者は、この代替印刷情報提示部1522により提示された代替印刷案に基づきこの代替印刷案で印刷を行うか否か若しくは代替印刷を止めるか、他の代替印刷を選択するか等の判断を行う。
ここで、上記印刷制限情報は、代替印刷案の提示を促す情報のみでよいが、上記利用者の累積課金額、閾値情報等を含み、代替印刷情報生成部1521は、これらの情報にもとづいて利用者の利用状況等に応じた最適な代替印刷案に対応する代替印刷情報を生成するようにしてもよい。
図16は、図15に示した印刷システムにおける各印刷要求装置の処理を説明するフローチャートである。
図16に示すフローチャートにおいて、印刷要求装置1520は、印刷装置1510に対して、印刷要求を送信し(ステップ1601)、これに応答して印刷装置1510から印刷制限情報を受信すると(ステップ1602でYES)、代替印情報生成部1521でこの印刷制限情報に基づき代替印刷情報を生成する(ステップ1603)。この代替印情報の詳細については、図6乃至図12で説明したとおりである。
代替印刷案提示部1522は、代替印情報生成部1521で生成した代替印刷情報に基づき代替印刷案を印刷要求装置1520の利用者に提示する(ステップ1604)。
次に、代替印刷を行うか、すなわち、代替印刷案提示部1522により提示された代替印刷案により代替印刷を行うか否かが利用者により指示されたかを調べる(ステップ1605)。ここで、代替印刷が指示されると(ステップ1605でYES)、この代替印刷が可能か否かを印刷装置1510に問い合わせる(ステップ1606)。
この問合せにより印刷装置1510から印刷可の応答があると(ステップ1607でYES)、この代替印刷に係わる代替印刷要求の印刷可の応答があった印刷装置1510に送信し(ステップ1608)、印刷要求装置1520の処理を終了する。
なお、印刷装置1510のいずれからも印刷可の応答がなかった場合は(ステップ1607でNO)、この代替印刷要求は行わず、この印刷要求装置1520の処理を終了する。
また、ステップ1602で、印刷制限情報の受信でないと判断されると(ステップ1602でNO)、次に、印刷装置1510からの上限値通知、すなわち、この使用者の累積課金額が上記閾値を超えたことを示す上限値通知であるかを調べる(ステップ1609)。ここで、上限値通知であると判断された場合は(ステップ1609でYES)、代替印刷によってはこの状態の回避はできないので、代替印刷に代わる代替案をこの印刷要求装置20の利用者に提示して(ステップ1610)、この印刷要求装置1520の処理を終了する。なお、代替印刷に代わる代替案については、図13で説明したとおりである。
また、ステップ1609で上限値通知でないと判断された場合は(ステップ1609でNO)、上記印刷要求が印刷装置1510で受け付けられ、正常の印刷が行われたとして、この印刷要求装置1520の処理を終了する。
図17は、図15に示した印刷システムにおける各印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
図17に示すフローチャートにおいて、印刷装置1510は、印刷要求装置1520から印刷要求を受信すると(ステップ1701でYES)、この印刷要求に係わる印刷の可否を印刷管理装置1530に対して問い合わせる(ステップ1702)。
この問合せに応答して、印刷管理装置1530から印刷制限情報を受信すると(ステップ1703でYES)、この印刷制限情報を印刷要求装置1520へ送信する(ステップ1704)。
次に、印刷要求装置1520から代替印刷可否の問合せがあると(ステップ1705でYES)、この代替印刷が可かを判断し(ステップ1706)、可であると(ステップ1706でYES)、代替印刷可を印刷要求装置1520へ通知する(ステップ1707)。
そして、印刷要求装置1520から代替印刷要求があると(ステップ1708でYES)、代替印刷を実行し(ステップ1709)、印刷管理装置1530に対して課金情報変更要求を送信し(ステップ1710)、この印刷装置1510の処理を終了する。
なお、ステップ1706で代替印刷が否と判断された場合(ステップ1706でNO)、若しくはステップ1708で代替印刷要求を受信しない場合は(ステップ1708でNO)、この印刷装置1510の処理を終了する。
また、ステップ1703で印刷制限情報を受信しない場合は(ステップ1703でNO)、次に、印刷管理装置1530から上限通知があるかを調べ(ステップ1711)、上限通知がある場合は(ステップ1711でYES)、この上限通知を印刷要求装置1520に対して行い(ステップ1712)、この印刷装置1510の処理を終了する。
また、ステップ1711で上限通知がないと判断された場合は(ステップ1711でNO)、次に、印刷管理装置1530から印刷可通知があるかを調べ(ステップ1703)、印刷可通知がある場合は(ステップ1713でYES)、この印刷可通知を印刷要求装置1520に対して行い(ステップ1714)、この印刷装置1510の処理を終了する。
図18は、図15に示した印刷システムにおける印刷管理装置の処理を説明するフローチャートである。
図18に示すフローチャートにおいて、印刷管理装置1530は、まず、印刷装置1510から印刷可否の問合せがあるか否かを調べ(ステップ1801)、印刷可否の問合せがあると(ステップ1801でYES)、課金情報管理部1531で管理される課金情報を参照して、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が、この利用者に対応して設定されている上限値に達しているかを調べる(ステップ1802)。ここで、上限値に達していない場合は(ステップ1802でNO)、次に、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が、利用者に対して代替印刷案の提示を促すための閾値に達しているかを調べる(ステップ1803)。ここで、累積課金額が閾値に達していると判断されると(ステップ1803でYES)、印刷装置1510に対して、印刷制限情報を送信する(ステップ1804)。
次に、印刷装置1510から課金情報更新要求受信かを調べ(ステップ1805)、課金情報更新要求を受信すると(ステップ1805でYES)、課金情報管理部1531で管理されるこの利用者の課金額を更新して(ステップ1806)、この印刷管理装置1530処理を終了する。
また、ステップ1803で、累積課金額が閾値に達していないと判断された場合は(ステップ1803でNO)、印刷装置1510に対して印刷可通知を行い(ステップ1807)この印刷管理装置1530処理を終了する。
また、ステップ1802で、累積課金額が上限値に達したと判断された場合は(ステップ1802でYES)、印刷装置1510に対して上限値通知を行い(ステップ1808)この印刷管理装置1530処理を終了する。
図19は、図15示した印刷システムにおける代替印刷の一例を示すシーケンスチャートである。
印刷要求装置1520は、印刷装置1510に対して印刷要求を送信する(ステップ1901)。印刷装置1510は、印刷要求装置から印刷要求を受けると、この印刷要求に係わる印刷の可否を印刷管理装置1530に介して問い合わせる(ステップ1902)。 印刷管理装置1530は、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が代替印刷の提示を促すための閾値に達している場合は(ステップ1903)、印刷装置1510に対して印刷制限情報を送信する(ステップ1904)。
印刷装置1510は、印刷管理装置1530から印刷制限情報を受信すると、この印刷制限情報を印刷要求装置1520に対して送信する(ステップ1905)。
印刷要求装置1520は、印刷装置1510から印刷制限情報を受信すると、この印刷制限情報に基づき代替印刷情報を生成し(ステップ1906)、この生成した代替印刷情報に基づき代替印刷案を利用者に提示する(ステップ1907)。
そして、上記代替印刷案により代替印刷を行う印刷装置1510に対して代替印刷可否の問合せを行い(ステップ1908)、この問合せに応答して印刷装置1510から代替印刷可が返送されると(ステップ1909)、印刷装置1510に対して代替印刷要求を送信する(ステップ1910)。
代替印刷要求を受信した印刷装置1510は、代替印刷を実行し(ステップ1911)、この代替印刷に対応する課金情報更新要求を印刷管理装置1530に対して送信し(ステップ1912)、印刷管理装置1530は、この課金情報更新要求に基づきこの利用者の累積課金額を更新する課金情報の更新処理を行う(ステップ1913)。
実施例2の印刷システム1500においては、印刷要求装置1520(1520−1〜1520−m)が印刷装置1510(1510−1〜1510−n)に対して印刷要求を送信し、印刷装置1510は、印刷管理装置1530に対して問い合わせることにより、代替印刷のための印刷制限を行うように構成したが、実施例3においては、印刷要求装置1520(1520−1〜1520−m)が印刷管理装置1530に対して印刷要求を送信することにより、代替印刷のための印刷制限を行う。なお、この実施例3における印刷システムのシステム構成は図15に示したものと同様である。
図20は、実施例3の印刷システムにおける各印刷要求装置の処理を説明するフローチャートである。
図20に示すフローチャートにおいて、印刷要求装置1520は、印刷管理装置1530に対して、印刷要求を送信し(ステップ2001)、これに応答して印刷管理装置1530から印刷制限情報を受信すると(ステップ2002でYES)、代替印情報生成部1521でこの印刷制限情報に基づき代替印刷情報を生成する(ステップ2003)。この代替印情報の詳細については、図6乃至図12で説明したとおりである。
代替印刷案提示部1522は、代替印情報生成部1521で生成した代替印刷情報に基づき代替印刷案を印刷要求装置1520の利用者に提示する(ステップ2004)。
次に、代替印刷を行うか、すなわち、代替印刷案提示部1522により提示された代替印刷案により代替印刷を行うか否かが利用者により指示されたかを調べる(ステップ2005)。ここで、代替印刷が指示されると(ステップ2005でYES)、この代替印刷が可能か否かを印刷装置1510に問い合わせる(ステップ2006)。
この問合せにより印刷装置1510から印刷可の応答があると(ステップ2007でYES)、この代替印刷に係わる代替印刷要求の印刷可の応答があった印刷装置1510に送信し(ステップ2008)、印刷要求装置1520の処理を終了する。
なお、印刷装置1510のいずれからも印刷可の応答がなかった場合は(ステップ2007でNO)、この代替印刷要求は行わず、この印刷要求装置1520の処理を終了する。
また、ステップ2002で、印刷制限情報の受信でないと判断されると(ステップ2002でNO)、次に、印刷要求装置1530からの上限値通知、すなわち、この使用者の累積課金額が上記閾値を超えたことを示す上限値通知であるかを調べる(ステップ2009)。ここで、上限値通知であると判断された場合は(ステップ2009でYES)、代替印刷によってはこの状態の回避はできないので、代替印刷に代わる代替案をこの印刷要求装置20の利用者に提示して(ステップ2010)、この印刷要求装置1520の処理を終了する。なお、代替印刷に代わる代替案については、図13で説明したとおりである。
また、ステップ2009で上限値通知でないと判断された場合は(ステップ2009でNO)、上記印刷要求が印刷管理装置1530で受け付けられ、正常の印刷が行われたとして、この印刷要求装置1520の処理を終了する。
図21は、実施例3の印刷システムにおける印刷管理装置の処理を説明するフローチャートである。
図21に示すフローチャートにおいて、印刷管理装置1530は、印刷要求装置1520から印刷要求を受信すると(ステップ2101でYES)、課金情報管理部1531で管理される課金情報を参照して、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が、この利用者に対応して設定されている上限値に達しているかを調べる(ステップ2102)。ここで、上限値に達していない場合は(ステップ2102でNO)、次に、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が、利用者に対して代替印刷案の提示を促すための閾値に達しているかを調べる(ステップ2103)。ここで、累積課金額が閾値に達していると判断されると(ステップ2103でYES)、印刷要求装置1520に対して、印刷制限情報を送信する(ステップ2104)。
次に、印刷要求装置1520から代替印刷可否の問合せがあると(ステップ2105でYES)、この代替印刷が可かを判断し(ステップ2106)、可であると(ステップ2106でYES)、代替印刷可を印刷要求装置1520へ通知する(ステップ2107)。なお、ステップ2106で、この代替印刷が否であると(ステップ2106でNO)、印刷要求装置1520に対して、代替印刷否通知を行う(ステップ2110)。
次に、印刷装置1510から課金情報更新要求受信かを調べ(ステップ2108)、課金情報更新要求を受信すると(ステップ2108でYES)、課金情報管理部1531で管理されるこの利用者の課金額を更新して(ステップ2106)、この印刷管理装置1530処理を終了する。
また、ステップ2103で、累積課金額が閾値に達していないと判断された場合は(ステップ2103でNO)、印刷装置1510に対して印刷要求信号を送信し(ステップ2111)この印刷管理装置1530処理を終了する。
また、ステップ2102で、累積課金額が上限値に達したと判断された場合は(ステップ2102でYES)、印刷要求装置1520に対して上限値通知を行い(ステップ2112)、この印刷管理装置1530処理を終了する。
図22は、実施例3の印刷システムにおける印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
図22に示すフローチャートにおいて、印刷装置1510は、まず、印刷管理装置1530から印刷要求受信かを調べ(ステップ2210)、印刷要求を受信すると(ステップ2201でYES)、この印刷要求に係わる印刷を実行し(ステップ2202)、この印刷要求に係わる印刷の実行による課金情報更新要求を印刷管理装置1530に送信し(ステップ2203)、この印刷装置1510の処理を終了する。
また、ステップ2201で、印刷要求受信でないと判断されると(ステップ2201でNO)、印刷装置1510からの代替印刷要求の受信かを調べる(ステップ2204)。ここで、代替印刷要求の受信であると判断されると(ステップ2204でYES)、代替印刷要求に係わる代替印刷を実行し(ステップ2205)、この印刷装置1510の処理を終了する。
図23は、実施例3の印刷システムにおける代替印刷の一例を示すシーケンスチャートである。
印刷要求装置1520は、印刷管理装置1530に対して印刷要求を送信する(ステップ2301)。印刷管理装置1530は、この印刷要求に係わる利用者の累積課金額が代替印刷の提示を促すための閾値に達している場合は(ステップ2302)、印刷要求装置1520に対して印刷制限情報を送信する(ステップ2303)。
印刷要求装置1520は、印刷管理装置1530から印刷制限情報を受信すると、この印刷制限情報に基づき代替印刷情報を生成し(ステップ2304)、この生成した代替印刷情報に基づき代替印刷案を利用者に提示する(ステップ2305)。
そして、上記代替印刷案により印刷管理装置1530に対して代替印刷可否の問合せを行い(ステップ2306)、この問合せに応答して印刷管理装置1530から代替印刷可が返送されると(ステップ2307)、印刷装置1510に対して代替印刷要求を送信する(ステップ2308)。
代替印刷要求を受信した印刷装置1510は、代替印刷を実行し(ステップ2309)、この代替印刷に対応する課金情報更新要求を印刷管理装置1530に対して送信し(ステップ2310)、印刷管理装置1530は、この課金情報更新要求に基づきこの利用者の累積課金額を更新する課金情報の更新処理を行う(ステップ2311)。
以上が本発明の代表的な実施形態の一例であるが、本発明は、上記実施例及び図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
また、上記代替印刷を用いた印刷制限処理は、記憶装置に記憶された印刷制限プログラムに基づき中央演算処理装置で処理することによっても行うことができる。
また、上記印刷制限プログラムは、ネットワーク等の通信手段により提供することは勿論、CD−ROM、DVD等の外部記録媒体に記録して提供することも可能である。
なお、上記実施例においては、利用者毎若しくは複数の利用者を含む部門毎にこのシステムの印刷装置での印刷による利用可能な累積課金額が制限されている環境において、代替印刷案および救済代替案を累積課金額を指標として提示するように構成したが、その他の指標、例えば、各項目に対応する累積枚数等を指標として代替印刷案および救済代替案の提示を行うように構成してもよい。
本発明が適用される印刷システムの実施例1の全体構成を示すブロック図である。
図1に示した印刷システムにおける各印刷要求装置の処理を説明するフローチャートである。
図1に示した印刷システムにおける各印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
図1に示した印刷システムにおける代替印刷の一例を示すシーケンスチャートである。
図1に示した印刷システムにおける代替印刷の他の例を示すシーケンスチャートである。
代替印刷案の提示に用いるコスト比較テーブルの一例を示す図である。
代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の一例を説明する図である。
代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の他の例を説明する図である。
代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の更に他の例を説明する図である。
代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の更に他の例を説明する図である。
代替印刷情報の生成および代替印刷案の提示の更に他の例を説明する図である。
図1に示した代替印刷案提示部により利用者に対して代替印刷案を提示するための画面の一例を示す図である。
利用者の累積課金額がその上限値を超えてしまった場合の代替案の提示の一例を示す図である。
各利用者に対して代替印刷の予測値や案内を提示する画面の一例を示す図である。
本発明が適用される印刷システムの実施例2の全体構成を示すブロック図である。
実施例2の印刷システムにおける各印刷要求装置の処理を説明するフローチャートである。
実施例2の印刷システムにおける各印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
実施例2の印刷システムにおける印刷管理装置の処理を説明するフローチャートである。
実施例2の印刷システムにおける代替印刷の一例を示すシーケンスチャートである。
実施例3の印刷システムにおける各印刷要求装置の処理を説明するフローチャートである。
実施例3の印刷システムにおける印刷管理装置の処理を説明するフローチャートである。
実施例3の印刷システムにおける各印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
実施例3の印刷システムにおける代替印刷の一例を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
10、10−1〜10−n 印刷装置
20、20−1〜20−m 印刷要求装置
30 ネットワーク
100 印刷システム
1500 印刷システム
1510、1510−1〜1510−n 印刷装置
1520、1520−1〜1520−m 印刷要求装置
1530 印刷管理装置
1540 ネットワーク