JP2002108589A - 課金装置、画像形成装置及びサーバーコンピュータ - Google Patents

課金装置、画像形成装置及びサーバーコンピュータ

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JP2002108589A
JP2002108589A JP2000304960A JP2000304960A JP2002108589A JP 2002108589 A JP2002108589 A JP 2002108589A JP 2000304960 A JP2000304960 A JP 2000304960A JP 2000304960 A JP2000304960 A JP 2000304960A JP 2002108589 A JP2002108589 A JP 2002108589A
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Shigeo Ogino
繁夫 荻野
Katsuhide Sakai
克英 酒井
Takahiro Tsujimoto
隆浩 辻本
Hiroyuki Yoshikawa
博之 吉川
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーの処理枠の延命を図ることができる
課金装置、および該課金装置を備えた画像形成装置並び
にサーバーコンピュータを提供する。 【解決手段】 ユーザーが指定する処理に対する課金値
の合計が、第1の課金上限値N1を下回る第2の課金上
限値N2に達したことが判定手段35で判定された場合
には、制約手段35により、ユーザーが指定可能な処理
が制約される。このため、例えば許容処理数が増えるよ
うに、ユーザーが指定可能な処理を制約することで、ユ
ーザーの処理枠に対する延命を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザーが指定
する処理に対して課金を行う課金装置、および該課金装
置を備えた画像形成装置並びにサーバーコンピュータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザーが指定する印刷処理を実
行するととともに、その印刷処理に応じて課金していく
課金装置を備えたプリンタが知られている。また、最近
では、プリンタとユーザーの端末装置とがネットワーク
を介して接続され、ユーザーは自己の端末装置からプリ
ンタに対して印刷処理を実行させ、その処理に応じて課
金がなされるようにしたものも知られている。
【0003】ところで、上述のように印刷処理に応じて
課金を行う場合、ユーザーの投入金額等に基づいて、各
ユーザーごとに印刷処理枠として課金可能な最大値であ
る一つの課金上限値が設定されるのが通常であり、各ユ
ーザーは、その課金上限値の範囲内において、プリンタ
による印刷処理が可能となされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように一つの課金上限値のみが設定されている場合、ユ
ーザーが十分に注意していないと、課金値の合計がいつ
の間にかその課金上限値に到達し、プリンタが急に印刷
を中止してしまい不便であるという問題がある。
【0005】そこで、ユーザーの処理枠の残りに応じて
許容プリント枚数を表示することによって、ユーザーに
注意を促すことも行われているが、許容プリント枚数が
増えるわけではなく、ユーザーの印刷処理枠に対する延
命を図るものではなかった。
【0006】また、このような問題点は、プリンタによ
る印刷処理のみならず、翻訳処理や、音楽配信処理、写
真処理など、ユーザーが指定する処理に対して課金を行
う場合にも同様に生じるものであった。
【0007】この発明は、上述の技術背景に鑑みてなさ
れたものであって、ユーザーの処理枠に対する延命を図
ることができる課金装置、および該課金装置を備えた画
像形成装置並びにサーバーコンピュータの提供を課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1の課金
上限値の範囲内で、処理装置にユーザーが指定する処理
を実行させる制御手段と、前記処理に対する課金値の合
計が、前記第1の課金上限値を下回る第2の課金上限値
に達したか否かを判定する判定手段と、判定手段によ
り、課金値の合計が前記第2の課金上限値に達したこと
が判定された場合には、ユーザーが指定可能な処理を制
約する制約手段と、を備えたことを特徴とする課金装置
によって解決される。
【0009】この課金装置では、ユーザーが指定する処
理に対する課金値の合計が、第1の課金上限値を下回る
第2の課金上限値に達したことが判定された場合には、
ユーザーが指定可能な処理が制約される。このため、例
えば許容処理数が増えるように、ユーザーが指定可能な
処理を制約することで、ユーザーの処理枠に対する延命
を図ることができる。
【0010】特に、制約手段は、課金単価の高い処理を
禁止する構成とすることで、課金単価の低い処理のみが
可能となり、許容処理枚数が増え、ユーザーの処理枠に
対する延命をより効果的に図ることができる。
【0011】また、判定手段により、課金値の合計が前
記第2の課金上限値に達したことが判定された場合に
は、警告表示を行う警告手段を更に備えている構成とし
ても良い。この場合には、ユーザーは自己の許容処理枠
の残りが少なくなっていることを認識することができ
る。
【0012】また、上記課題は、画像形成手段と、第1
の課金上限値の範囲内で、前記画像形成手段にユーザー
が指定する画像形成処理を実行させる制御手段と、前記
処理に対する課金値の合計が、前記第1の課金上限値を
下回る第2の課金上限値に達したか否かを判定する判定
手段と、判定手段により、課金値の合計が前記第2の課
金上限値に達したことが判定された場合には、ユーザー
が指定可能な処理を制約する制約手段と、を備えたこと
を特徴とする画像形成装置によっても解決される。
【0013】この画像形成装置では、ユーザーが指定す
る処理に対する課金値の合計が、第1の課金上限値を下
回る第2の課金上限値に達したことが判定された場合に
は、ユーザーが指定可能な処理が制約される。このた
め、例えば許容処理枚数が増えるように、カラープリン
トを禁止してモノクロプリントのみを許容したり、印刷
する用紙のサイズに制限を加える等、ユーザーが指定可
能な処理を制約することで、ユーザーの処理枠に対する
延命を図ることができる。
【0014】また、上記課題は、第1の課金上限値の範
囲内で、処理装置にユーザーが指定する処理をネットワ
ークを介して実行させる制御手段と、前記処理に対する
課金値の合計が、前記第1の課金上限値を下回る第2の
課金上限値に達したか否かを判定する判定手段と、判定
手段により、課金値の合計が前記第2の課金上限値に達
したことが判定された場合には、ユーザーが指定可能な
処理を制約する制約手段と、を備えたことを特徴とする
サーバーコンピュータによっても解決される。
【0015】このサーバーコンピュータでは、ユーザー
が指定する処理に対する課金値の合計が、第1の課金上
限値を下回る第2の課金上限値に達したことが判定され
た場合には、ネットワークを介してユーザーが処理装置
に対して指定可能な処理が制約される。このため、例え
ば、課金単価の高い処理を禁止する等、ユーザーが指定
可能な処理を制約することで、ユーザーの処理枠に対す
る延命を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1において、201は、ユーザーの汎用
コンピュータ(以下、パソコンという)、101、10
2、103は、ユーザーが指定する印刷処理を実行する
複数の画像形成装置(以下、プリンタという)、301
は、各プリンタ101、102、103を統括的に制御
するとともに、実行された印刷処理に対してユーザーに
課金するサーバーコンピュータ(以下、課金サーバーと
いう)であり、それぞれネットワークを介して接続され
ている。
【0018】前記パソコン201は、CRT(ブラウン
管)やLCD(液晶)等の表示部とともにキーボードや
マウスなどを有し、ユーザーは必要に応じてプリンタ1
01、102、103のいずれかを選択し、所定の操作
により印字データをネットワークを介して送信する。
【0019】前記プリンタ101、102、103はそ
れぞれ、図2に示すように、ネットワーク上のデータを
送受信する通信部11と、印字データを一時的に記憶す
る印字データ記憶部12と、該印字データに基づいて印
刷を実行する画像形成部13を備えてなり、それぞれ制
御部を備えた制御部14により統括的に制御される。
【0020】各プリンタ101、102、103は、前
記制御部14の制御に基づき、通信部11においてユー
ザーのパソコン201からネットワークを介して送信さ
れてきた印字データを通信部11で受信し、該印字デー
タを印字データ記憶部12に一時的に記憶したあと、画
像形成部13において該印字データの印刷を実行する。
【0021】また、各プリンタ101、102、103
は、前記制御部14の制御に基づいて、画像形成部13
において1枚の印刷が終了するごとに、プリント情報を
課金サーバー301に送信する。このプリント情報は、
印刷された用紙のペーパーサイズに関する情報、印刷を
実行したユーザーに関する情報、印刷が実行されたプリ
ンタに関する情報などからなる。
【0022】さらに、各プリンタ101、102、10
3は、前記制御部14の制御に基づき、前記課金サーバ
ー301からの命令に応じて、画像形成部13における
印刷のペーパーサイズを変更したり、あるいは印字デー
タ記憶部12に記憶されている未印字の印字データを、
指示された他のプリンタ101、102、103に送信
できるようになっている。
【0023】前記課金サーバー301は、図3に示すよ
うに、ネットワーク上のデータを送受信する通信部31
と、前記ペーパーサイズや印刷モード等に応じて印刷料
金が設定されている印刷料金設定テーブル32と、各ユ
ーザーの課金値を記憶する課金値記憶部33と、各ユー
ザーについて二段階に設定されている課金上限値を記憶
する課金上限値記憶部34と、判定部36とを備えてな
り、これらはCPUを備えた制御部35により統括的に
制御される。
【0024】前記印刷料金設定テーブル32には、各プ
リンタ101、102、103ごとに、ペーパーサイズ
やプリントモードに応じた印刷料金(課金単価)が設定
されている。この実施形態では、プリンタ101はカラ
ープリンタで、A4以下:50円/枚、B4以上:10
0円/枚の印刷料金、プリンタ102はモノクロプリン
タで、A4以下:10円/枚、B4以上:20円/枚の
印刷料金、プリンタ103はカラープリンタで、A4以
下:40円/枚、B4以上:80円/枚の印刷料金にそ
れぞれ設定されている。
【0025】前記課金値記憶部33は、各ユーザーにつ
いてユーザーが指定した印刷処理に対する課金値を積算
して記憶するものである。つまり、前記制御部35にお
いて、送信されてきたプリント情報と前記印刷料金設定
テーブルに基づいてユーザーの1枚当たりの印刷料金を
算出し、その印刷料金を積算的に記憶してユーザーの課
金値とするものである。例えば、ユーザーが、プリンタ
101を最初に選択し、B4サイズを8枚印刷した状態
では、制御部35により1枚当たりの印刷料金が100
円と算出され、その印刷料金(100円)が課金値記憶
部33に積算的に記憶され、800円(100円×8
枚)がそのユーザーに対する課金値の合計となる。な
お、ユーザーがこの印刷を実行する前に印刷を実行した
ことがあり、課金値記憶部33にユーザーの課金値の合
計が既に記憶されている場合は、その課金値の合計に上
述の800円を加算したものがユーザーの新たな課金値
の合計となる。
【0026】前記課金上限値記憶部34は、各ユーザー
ごとに二段階に設定された課金上限値を記憶するもので
ある。つまり、各ユーザーが、自己に与えられた課金可
能な最大値(プリンタ処理枠)である第1課金上限値
(N1)に対して、その第1課金上限値(N1)を下回
る第2課金上限値(N2)を任意に設定し、前記課金上
限値記憶部34が、それら第1課金上限値(N1)およ
び第2課金上限値(N2)を記憶する。なお、第1課金
上限値(N1)および第2課金上限値(N2)は、ユー
ザーのパソコン201により入力され、ネットワークを
介して課金サーバー301に送信されてもよいし、ある
いは課金サーバー301に直接入力されるものであって
もよい。あるいは、第2課金上限値(N2)は、第1課
金上限値(N1)が設定されると、第1課金上限値(N
1)の例えば8割というように決めておいて、自動的に
設定されるものとしても良い。
【0027】前記判定部36は、課金されるごとに、課
金値記憶部33に記憶されたユーザーについての課金値
の合計が、課金上限値記憶部34に記憶された第2課金
上限値(N2)または第1課金上限値(N1)に到達し
ているか否かを判定するものである。
【0028】前記制御部35は、第1課金上限値(N
1)の範囲内で、所定のプリンタ101,102,10
3にユーザーが指定する処理を実行させる制御手段とし
て機能するほか、前記判定部36の判定結果に応じて通
常モード、延命モード、印刷不可モードのいずれかのモ
ードに移行して、ユーザーが指定可能な各プリンタ10
1、102、103の印刷処理を制約する制約手段とし
て機能し、かつまた、課金値の合計が第2課金上限値
(N2)に到達した場合にユーザーのパソコン201に
警告表示を行わせる警告手段としても機能する。
【0029】前記通常モードとは、図4に示すように、
ユーザーに対する課金値の合計が第2課金上限値(N
2)より小さい場合のモードである。具体的には、各プ
リンタ101、102、103が、制約を受けることな
くすべてのペーパーサイズにて印刷可能なモードであ
り、このモードでは、制御部35は、1枚の印刷が終了
するごとにユーザーの印刷料金を課金値として算出し、
該課金値を課金値記憶部33に積算的に記憶していく。
【0030】延命モードとは、図4に示すように、課金
値の合計が第2課金上限値(N2)以上で第1課金上限
値(N1)より小さい場合のモードである。具体的に
は、課金値の合計が第2課金上限値(N2)に達したと
きに、制御部35は、ユーザーのパソコン201に対し
て、該ユーザーに対する課金値の合計が第2課金上限値
(N2)に達したことを知らせる警告表示を行うととも
に、プリンタ101、102、103による印刷に制約
を加える。
【0031】例えば、あるユーザーの第1課金上限値
(N1)が1000円、第2課金上限値(N2)が80
0円と設定されているとする。この場合、そのユーザー
がプリンタ102を最初に選択し、B4サイズを8枚印
刷した状態では、該ユーザーに対する課金値の合計は8
00円(100円×8枚)となり第2課金上限値(N
2)に到達しているので、課金サーバー301は、ユー
ザのパソコン201の表示部に「第2課金上限値に到達
しました。以降の印刷は以下の制約の下で印刷が可能と
なります。制約事項1:プリンタ102のみ使用可能で
す。制約事項2:印刷可能なペーパーサイズはA4以下
です。」という表示を行うことでユーザーの注意を促
す。また、課金サーバー301の制御部35は、その表
示された制約の下で印刷が行われるように、プリンタ1
02による印刷の実行を制御する。なお、このときの印
刷は、注意を促されたユーザーから承認を得た後で実行
するものとしてもよいし、あるいはユーザーから承認を
得ることなく自動的に実行するものとしてもよい。
【0032】このような構成とすることによって、ユー
ザーに対する課金値の合計が第2課金上限値(N2)に
到達したときは、プリンタ102でA4以下のモノクロ
印刷が行われ、このモノクロ印刷は1枚当たりの印刷料
金が10円であるから、残り200円分で20枚の印刷
が可能となる。従来のように、通常モードのままプリン
タ103にてB4以上のカラー印刷を行った場合、残り
200円分では2枚だけしか印刷できないことに比べる
と、枚数の点において18枚の延命が可能となる。
【0033】また、前記印刷不可モードとは、ユーザー
に対する課金値の合計が第1課金上限値(N1)以上の
場合のモードである。具体的には、課金値の合計が各ユ
ーザーに与えられたプリンタ処理枠である第1課金上限
値(N1)以上であるため、課金サーバー301が、ユ
ーザーから各プリンタ101、102、103への印刷
指示を強制的にキャンセルする。
【0034】このように、この実施形態では、課金サー
バー301は課金装置を内蔵した構成となされている。
【0035】次に、前記課金サーバー301による各プ
リンタ101、102、103の制御手順について、図
5のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の説
明および図面では、ステップをSと略記する。
【0036】まず、S101にて、課金サーバー301
の制御部35は、ユーザーにより第2課金上限値(N
2)が設定されているか否かの判定を行う。第2課金上
限値(N2)が設定されていると判定した場合は(S1
01でYES)、S201に進み、さらに第2課金上限
値(N2)とユーザーに対する課金値の合計との差が0
以下であるか否の判定を行う。0以下である場合つまり
課金値の合計が第2課金上限値(N2)に達したと判定
した場合は(S201でYES)、S701に進む。
【0037】S701では、第1課金上限値(N1)と
課金値の合計との差が0以下であるか否かの判定を行
い、0以下であると判定した場合は(S701でYE
S)、課金値の合計が第1課金上限値(N1)に達して
いるため、印刷不可モード(S401)に入り、制御部
35は、ユーザーから各プリンタ101、102、10
3への印刷指示を強制的にキャンセルする。一方、0以
下でないと判定した場合は(S701でNO)、課金値
の合計が第2課金上限値(N2)と第1課金上限値(N
1)の間にあるため、延命モード(S801)に入り、
制御部35は、ユーザーのパソコン201に対して、課
金値の合計が第2課金上限値(N2)に到達したことを
知らせる警告表示を行うとともに、所定の制約の下でプ
リンタ101、102、103に印刷を実行させる。
【0038】一方、上述のS101の処理において、第
2課金上限値(N2)が設定されていないと判定した場
合や(S101でNO)、上述のS201の処理におい
て、第2課金上限値(N2)とユーザーの課金値との差
が0以下でないと判定した場合は(S201でのN
O)、S301に進む。
【0039】S301では、S701と同様に、第1課
金上限値(N1)と課金値の合計との差が0以下である
か否かの判定を行い、0以下であると判定した場合は
(S301でYES)、課金値の合計が第1課金上限値
(N1)に達しているため、印刷不可モード(S50
1)に入る一方、0以下でないと判定した場合は(S3
01でNO)、課金値の合計が第2課金上限値(N2)
を下回っている状態であるか、あるいは第2課金上限値
が存在せず従来と同様に第1課金上限値(N1)のみの
設定であって、課金値の合計が第1課金上限値(N1)
を下回っている状態であるため、通常モード(S60
1)に入り、1枚の印刷が終了するごとに制御部35は
ユーザーの印刷料金を算出し、該印刷料金を課金値記憶
部33に積算的に記憶していく。
【0040】これら印刷不可モード(S401、S50
1)、延命モード(S801)、通常モード(S60
1)の各モードにおける処理が終了すると、リターンす
る。
【0041】このように、ユーザーに対する課金値の合
計が第2課金上限値に達すると、指定されたカラープリ
ントをモノクロプリントに変更したり、プリントサイズ
を変更したり、あるいは使用可能なプリンタをより課金
単価の低いプリンタに変更する等、処理に制約を加える
ので、各ユーザーのプリンタ処理枠を延命することがで
きる。
【0042】なお、この実施形態では、ネットワークに
3台のプリンタを接続するものとしが、1台、2台、あ
るいは4台以上のプリンタを接続してもよい。
【0043】また、課金上限値を二段階に設定するもの
としたが、三段階以上に設定してもよい。
【0044】また、印刷に用いるプリンタを指定した
り、ペーパーサイズを指定する制約を加えたが、その他
の制約を加えるものであってもよい。例えば、印字密度
(100、200、300、400、600DPIな
ど)、印刷ペーパーの種類(普通紙、カラーペーパ、再
生紙、OHP、第2原図など)、フィニッシャ機能付き
の場合はステープル・パンチ・紙折り機能の有無などに
関する制約が挙げられる。
【0045】また、1回のプリントごとに課金値が課金
値記憶部33に積算的に記憶されていくものとしたが、
1回のプリントごとに課金値を第1課金上限値N1から
減算して課金値記憶部33に記憶していき、その記憶値
に基づいて、結果的に課金値の合計が第2課金上限値N
2や第1課金上限値N1に達したか否かを判別するよう
にしても良い。
【0046】また、課金装置を課金サーバー301に内
蔵するものとしたが、プリンタに内蔵するものとしても
よい。
【0047】また、ユーザーのパソコン201とプリン
タ101、102、103をネットワークを介して接続
し、ユーザーがパソコン201を用いてプリンタに印刷
を指示するものとしたが、ユーザーがネットワークを介
さずに直接プリンタを操作するものとしてもよい。この
場合、課金値の合計が第2課金値(N1)に到達したこ
との警告表示は、プリンタにおいて行われるようにすれ
ばよい。
【0048】また、処理装置がプリンタである場合につ
いて示したが、複写機やFAXなどプリンタ以外の画像
形成装置や、翻訳処理、音楽配信処理、写真処理などを
行うその他の処理装置に適用してもよい。
【0049】図6は、料金投入部を備えたベンダー式の
複写機に本発明を適用した場合を例示したものである。
この複写機400は、複写機本体401とベンダー部4
02とを備えている。
【0050】複写機本体は、公知の複写機の構成を有し
ており、画像形成部40と図示しない原稿読み取り部を
備え、原稿読み取り部で読み取った原稿の画像データを
画像形成部40で用紙に印字する。
【0051】ベンダー部402は、ユーザーが料金を投
入する料金投入部46、複写機本体401とケーブル4
7を介して通信を行う通信部41、制御部45、ペーパ
ーサイズやコピーモード等に応じて印刷料金(課金単
価)が設定されているコピー料金設定テーブル42、ユ
ーザーに対する課金値の合計を記憶する課金値記憶部4
3、複数段階の課金上限値を記憶する課金上限値記憶部
44、課金値記憶部43に記憶された課金値の合計が、
課金上限値記憶部44に記憶された各課金上限値に達し
たか否かを判定する判定部48を有している。なお、こ
の実施形態では、料金投入部46に投入された料金が、
処理可能な最大値である第1課金上限値N1となる。
【0052】図6に示した複写機400では、ユーザー
がコピーするごとに課金され、その課金値の合計が課金
値記憶部43に積算的に記憶される。制御部45は、課
金値記憶部43に記憶された課金値の合計が、課金上限
値記憶部44に記憶されている第2課金上限値N2(N
2<N1)に達したか否かを判定し、達していると判定
された場合には、複写機本体401における用紙サイズ
やコピーモード等に制約を加えて、課金単価の高いコピ
ー処理を禁止し、ユーザーの処理枠に対する延命を図
る。
【0053】なお、この場合も、ベンダー部402にお
いて課金装置を構成する印刷料金設定テーブル42、課
金値記憶部43、課金上限値記憶部44、制御部45等
は複写機本体401に内蔵しても良い。
【0054】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ユーザー
が指定する処理に対する課金値の合計が、第1の課金上
限値を下回る第2の課金上限値に達したことが判定され
た場合には、ユーザーが指定可能な処理が制約される。
このため、例えば許容処理数が増えるように、ユーザー
が指定可能な処理を制約することで、ユーザーの処理枠
に対する延命を図ることができる。
【0055】請求項2に係る発明によれば、制約手段は
課金単価の高い処理を禁止するから、課金単価の低い処
理のみが可能となり、許容処理枚数が増え、ユーザーの
処理枠に対する延命をより確実にかつ効果的に図ること
ができる。
【0056】請求項3に係る発明によれば、警告手段に
よる警告表示によって、ユーザーは自己の許容処理枠の
残りが少なくなっていることを認識することができる。
【0057】請求項4に係る発明によれば、ユーザーが
指定する処理に対する課金値の合計が、第1の課金上限
値を下回る第2の課金上限値に達したことが判定された
場合には、ユーザーが指定可能な処理が制約されるか
ら、例えば許容処理枚数が増えるように、ユーザーが指
定可能な処理を制約することで、ユーザーの処理枠に対
する延命を図ることができる画像形成装置となし得る。
【0058】請求項5に係る発明によれば、ユーザーが
指定する処理に対する課金値の合計が、第1の課金上限
値を下回る第2の課金上限値に達したことが判定された
場合には、ネットワークを介してユーザーが処理装置に
対して指定可能な処理が制約されるから、ユーザーが指
定可能な処理を制約することで、ユーザーの処理枠に対
する延命を図ることができるサーバーコンピュータとな
しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る課金サーバーを含
む課金システム全体の概略図である。
【図2】図1のプリンタの電気的構成を示すブロック図
である。
【図3】図1の課金サーバーの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】課金値の合計と印刷可能枚数の相対関係を示す
図である。
【図5】前記課金サーバーによるプリンタの制御手順を
示すフローチャートである。
【図6】この発明の他の実施形態を示すもので、課金装
置を備えた複写機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101、102、103・・・プリンタ(処理装置) 201・・・・パソコン 301・・・・課金サーバー 400・・・・複写機(画像形成装置) 35、45・・・制御部(制御手段、制約手段) 36、48・・・判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 332 G06F 17/60 336 336 G03G 21/00 390 (72)発明者 辻本 隆浩 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 吉川 博之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP10 HH01 HH03 HJ10 HK11 HK23 HN02 HN15 HQ17 HV01 HV32 2H027 DA45 EE07 EJ06 EJ08 GA30 GA47 GB01 ZA07 5B021 AA01 EE02 NN16 5B049 BB00 CC36 DD01 EE01 FF02 FF03 FF04 GG04 GG07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の課金上限値の範囲内で、処理装置
    にユーザーが指定する処理を実行させる制御手段と、 前記処理に対する課金値の合計が、前記第1の課金上限
    値を下回る第2の課金上限値に達したか否かを判定する
    判定手段と、 判定手段により、課金値の合計が前記第2の課金上限値
    に達したことが判定された場合には、ユーザーが指定可
    能な処理を制約する制約手段と、 を備えたことを特徴とする課金装置。
  2. 【請求項2】 制約手段は、課金単価の高い処理を禁止
    する請求項1に記載の課金装置。
  3. 【請求項3】 判定手段により、課金値の合計が前記第
    2の課金上限値に達したことが判定された場合には、警
    告表示を行う警告手段を更に備えている請求項1または
    2に記載の課金装置。
  4. 【請求項4】 画像形成手段と、 第1の課金上限値の範囲内で、前記画像形成手段にユー
    ザーが指定する画像形成処理を実行させる制御手段と、 前記処理に対する課金値の合計が、前記第1の課金上限
    値を下回る第2の課金上限値に達したか否かを判定する
    判定手段と、 判定手段により、課金値の合計が前記第2の課金上限値
    に達したことが判定された場合には、ユーザーが指定可
    能な処理を制約する制約手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 第1の課金上限値の範囲内で、処理装置
    にユーザーが指定する処理をネットワークを介して実行
    させる制御手段と、 前記処理に対する課金値の合計が、前記第1の課金上限
    値を下回る第2の課金上限値に達したか否かを判定する
    判定手段と、 判定手段により、課金値の合計が前記第2の課金上限値
    に達したことが判定された場合には、ユーザーが指定可
    能な処理を制約する制約手段と、 を備えたことを特徴とするサーバーコンピュータ。
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