JP2019161282A - 画像出力量の管理装置、画像出力システムおよびプログラム - Google Patents

画像出力量の管理装置、画像出力システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像出力量の累計量が所定量に達する前後において画像出力量の算出基準を変更できるようにする。【解決手段】管理装置100は、ユーザからユーザ装置200を介して得られる画像の出力要求に応じて、画像出力装置300に対して画像の出力を指示する。また、管理装置100は、出力要求を受けた画像の画像出力量を管理する。管理装置100は、印刷の出力要求の場合に、画像出力量の累計量が所定量に達する前の第1算出基準として、印刷枚数(用紙枚数)をベースとした算出基準を利用して画像出力量(印刷量)を管理し、画像出力量の累計量が所定量に達した後の第2算出基準として、印刷面数をベースとした算出基準を利用して画像出力量(印刷量)を管理する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像出力量の管理装置、画像出力システムおよびプログラムに関する。
印刷などにより出力される画像の出力量(画像出力量)を管理して、その出力量に応じて課金を行うシステムや装置が知られている。
例えば、特許文献1には、ジョブ解析手段による解析結果に基づいてジョブの実行に対する予想課金情報を算出し、予想課金情報が有効残高内の場合にジョブの実行を許可する印刷システムが記載されている。
また、特許文献2には、出力要求に対する出力枚数の累計値が上限値に到達して出力が中止された場合に中止履歴情報を生成し、上限値の更新を検知した場合に中止履歴情報に基づいて未出力分の出力を継続する情報処理装置が記載されている。
特開2002−049472号公報 特開2015−060307号公報
例えば、画像出力量を管理するにあたって、画像出力量を何らかの算出基準に従って算出する場合がある。算出基準に従った画像出力量の算出に係る改良技術の登場が期待されている。
本発明の目的は、画像出力量の累計量が所定量に達する前後において画像出力量の算出基準を変更できるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、画像出力量を管理する管理装置であって、出力要求を受けた画像の画像出力量の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力量を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力量を算出することを特徴とする画像出力量の管理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の管理装置において、ユーザから出力要求を受けた画像の画像出力量を前記第1算出基準に従って算出する出力量算出手段と、前記ユーザに割り当てられた前記所定量の割り当て量から前記ユーザの出力済み画像の画像出力量を差し引いた割り当て残量を管理する残量管理手段と、前記第1算出基準に従って算出された画像出力量が前記割り当て残量を超える場合に、前記割り当て残量を超える不足分の画像出力量を前記第2算出基準に従って算出する不足量算出手段と、を有することを特徴とする画像出力量の管理装置である。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の管理装置において、前記出力量算出手段は、ユーザから印刷の出力要求を受けた画像の画像出力量を、印刷枚数をベースとした前記第1算出基準に従って算出し、前記不足量算出手段は、印刷枚数をベースとした前記第1算出基準に従って算出された画像出力量が前記割り当て残量を超える場合に、印刷面数をベースとした前記第2算出基準に従って前記割り当て残量を超える不足分の画像出力量を算出することを特徴とする画像出力量の管理装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置において、複数の画像出力機能についての画像出力量を管理するにあたり、複数の画像出力機能のうちの一部の画像出力機能において、画像出力量の累計量に応じて前記第1算出基準から前記第2算出基準に算出基準を変更して画像出力量を算出し、複数の画像出力機能のうちの特定の画像出力機能において、画像出力量の累計量に依存しない固定的な算出基準に従って画像出力量を算出することを特徴とする画像出力量の管理装置である。
請求項5に係る発明は、画像出力の料金により画像出力量を管理する管理装置であって、出力要求を受けた画像に係る画像出力の料金の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力の料金を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力の料金を算出する、ことを特徴とする画像出力量の管理装置である。
請求項6に係る発明は、出力要求を受けた画像を出力する画像出力装置と、出力要求を受けた画像の画像出力量の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力量を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力量を算出することにより、画像出力量を管理する管理装置と、を備えることを特徴とする画像出力システムである。
請求項7に係る発明は、コンピュータに、出力要求を受けた画像の画像出力量の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力量を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力量を算出する機能を実現させるプログラムである。
請求項1に係る発明により、画像出力量の累計量が所定量に達する前後において画像出力量の算出基準を変更できるようになる。
請求項2に係る発明により、第1算出基準に従って算出された画像出力量が割り当て残量を超える場合に、割り当て残量を超える不足分の画像出力量を第2算出基準に従って算出できるようになる。
請求項3に係る発明により、印刷枚数をベースとした第1算出基準から印刷面数をベースとした第2算出基準への変更が実現される。
請求項4に係る発明により、特定の画像出力機能において、画像出力量の累計量に依存しない固定的な算出基準に従った画像出力量の算出が実現される。
請求項5に係る発明により、画像出力の料金の累計量が所定量に達する前後において画像出力の料金の算出基準を変更できるようになる。
請求項6に係る発明により、画像出力量の累計量が所定量に達する前後において画像出力量の算出基準を変更する画像出力システムが実現される。
請求項7に係る発明により、画像出力量の累計量が所定量に達する前後において画像出力量の算出基準を変更するプログラムが提供される。
画像出力量の管理装置を備えた管理システムの具体例を示す図である。 算出基準の具体例であるプリント単価表を示す図である。 画像出力量を管理する管理処理の具体例1を示す図である。 画像出力量を管理する管理処理の具体例2を示す図である。
図1は、本発明の具体的な実施態様の一例を示す図である。図1には、画像出力量の管理装置100を備えた管理システムの具体例が図示されている。
図1に示す具体例の管理システムは、管理装置100と1台以上のユーザ装置200と1台以上の画像出力装置300を備えている。管理装置100とユーザ装置200と画像出力装置300は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)などの通信回線を介して互いに接続されてデータを遣り取りする。また、図1に示す具体例では、画像出力装置300に課金装置400が接続されているが、課金装置400を利用しない管理システムが実現されてもよい。
管理装置100は、ユーザからユーザ装置200を介して得られる画像の出力要求に応じて、画像出力装置300に対して画像の出力を指示する。また、管理装置100は、出力要求を受けた画像の画像出力量を管理する。画像出力量は、出力される画像の多少を示す量である。例えば、画像出力が印刷であれば、印刷による画像の出力量(印刷ページ数または印刷枚数等)が画像出力量となり、画像出力がコピーであれば、コピーによる画像の出力量が画像出力量となり、画像出力がスキャンであれば、スキャンによる画像の出力量が画像出力量となる。また、例えば、画像の出力に要する料金(画像出力の料金)やポイントなどにより画像出力量を示すようにしてもよいし、出力される画像のデータ量などにより画像出力量を示すようにしてもよい。
ユーザ装置200は、ユーザ(エンドユーザ)が利用する装置である。ユーザ装置200の具体例の一つがパーソナルコンピュータである。なお、ユーザ装置200は、スマートホンやタブレットなどの情報端末装置であってもよい。
画像出力装置300は、ユーザ装置200から管理装置100を介して指示された画像を出力する。画像出力装置300の具体例の一つが印刷機能を備えたプリンタである。なお、画像出力装置300は、例えば印刷機能とスキャナ機能とコピー機能などの複数の画像出力機能を備えた複合型の装置であってもよい。
図1に示す具体例において、管理装置100は、ジョブ受信部10と画像出力量算出部20と残量管理調整部30とデータ記憶部40と不足量算出部50とジョブ送信部60と料金通知部70を備えている。
ジョブ受信部10は、ユーザが利用するユーザ装置200から出力される画像出力ジョブを受信する。これにより、ユーザからの画像の出力要求が受け付けられる。画像出力量算出部20は、ジョブ受信部10が受信した画像出力ジョブを解析して、その画像出力ジョブに対応した画像出力量を算出する。
残量管理調整部30は、ユーザ装置200を利用するユーザに割り当てられた割り当て量から、そのユーザの出力済み画像の画像出力量を差し引いた割り当て残量を管理する。データ記憶部40には、残量管理調整部30によって管理される割り当て残量のデータなどが記憶される。
不足量算出部50は、画像出力量が割り当て残量を超える場合に、割り当て残量を超える不足分の画像出力量(不足量)を算出する。ジョブ送信部60は、ジョブ受信部10が受信した画像出力ジョブを画像出力装置300へ送信する。そして、料金通知部70は、画像出力量算出部20において算出される画像出力量の料金や、不足量算出部50において算出される不足量の料金などをユーザ装置200のユーザに通知する。
図1に示す具体例の管理装置100は、例えばコンピュータを利用して実現することができる。そのコンピュータは、CPU等の演算デバイス、メモリやハードディスク等の記憶デバイス、インターネット等の通信回線を利用する通信デバイス、光ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体からデータを読み取りデータを書き込むデバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、ユーザから操作を受け付ける操作デバイス等のハードウェア資源を備えている。
そして、例えば、図1に例示する管理装置100が備える符号を付した複数部分のうちの少なくとも一部の機能に対応したプログラム(ソフトウェア)がコンピュータに読み込まれ、そのコンピュータが備えるハードウェア資源と読み込まれたソフトウェアとの協働により、管理装置100の少なくとも一部の機能がコンピュータにより実現される。そのプログラムは、例えば、インターネット等の通信回線を介してコンピュータ(管理装置100)に提供されてもよいし、光ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体に記憶されてコンピュータ(管理装置100)に提供されてもよい。
図1に例示する管理システムの全体構成は以上のとおりである。次に、図1に示す具体例の管理システムにより実現される機能等について詳述する。なお、図1に示した構成(部分)については以下の説明において図1の符号を利用する。
図1の管理装置100は、ユーザ装置200から出力要求を受けた画像の画像出力量を管理する。管理装置100は、出力要求を受けた画像の画像出力量の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力量を算出し、累計量が所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力量を算出する。
例えば、企業や学校などの組織において、その組織に属するエンドユーザ(企業であれば社員、学校であれば教師や学生など)による画像の印刷量(プリント量)を管理する場合に、印刷結果として出力される用紙の枚数で印刷量を制限する場合がある。これは、用紙のコストの割合が比較的大きいためであり、例えば、組織の管理者がその組織のエンドユーザに対して所定の枚数までプリントを許可する。
一方で、例えば、管理者が設定した印刷量の上限である所定の枚数を超えると、エンドユーザがコストを負担することで印刷を継続できるようにする場合もある。例えば、エンドユーザがコストを負担する場合には、プリンタなどに接続された課金装置(コインキットやICカード端末装置など)から印刷料金を徴収することが考えられる。課金装置により印刷料金を徴収する場合には、用紙の枚数よりも印刷の面数でコストを計算することが一般的である。
このように、例えば、企業や学校などの組織においてその組織のエンドユーザの印刷量(印刷ページ数または印刷枚数等)を管理する場合に、所定の上限量までは印刷枚数(用紙の枚数)で印刷量を管理し、その上限量を超えた後は印刷面数で印刷量を管理したい場合がある。
そこで、図1に例示する管理装置100は、例えば、印刷(プリント)の出力要求の場合に、画像出力量の累計量が所定量に達する前の第1算出基準として、印刷枚数(用紙枚数)をベースとした算出基準を利用して画像出力量(印刷量)を管理し、画像出力量の累計量が所定量に達した後の第2算出基準として、印刷面数をベースとした算出基準を利用して画像出力量(印刷量)を管理する。
図2は、算出基準の具体例を示す図である。図2には、印刷枚数をベースとする算出基準の具体例である枚数ベースのプリント単価表(1)と、印刷面数をベースとする算出基準の具体例である面数ベースのプリント単価表(2)が図示されている。
枚数ベースのプリント単価表(1)では、印刷の単価として一枚ごとのポイントが規定されている。図2に示す具体例では、例えば、用紙サイズA4のカラー印刷の場合における単価が20ポイントに設定されており、また、用紙サイズA3のカラー印刷の場合における単価が100ポイントに設定されている。
そして、例えば、枚数ベースのプリント単価表(1)に従って集計されるポイントの累計値に応じて料金が決定される。なお、枚数ベースのプリント単価表(1)において、印刷の単価として通貨単位(円やドルなど)が規定されてもよい。
一方、面数ベースのプリント単価表(2)では、印刷の単価として一面ごとのポイントが規定されている。図2に示す具体例では、例えば、用紙サイズA4のカラー印刷の場合における単価が10ポイントに設定されている。したがって、例えば、用紙サイズA4の片面(一面)へのカラー印刷に10ポイントが必要となり、用紙サイズA4の両面(二面)へのカラー印刷には20ポイントが必要になる。
そして、例えば、面数ベースのプリント単価表(2)に従って集計されるポイントの累計値に応じて料金が決定される。なお、面数ベースのプリント単価表(2)において、印刷の単価として通貨単位(円やドルなど)が規定されてもよい。
また、図2に示す具体例では、単価表に含まれるプリント設定項目の具体例として、用紙サイズ、カラー/白黒を例示したが、例えば、両面/片面、Nアップ、ホチキス留めなどのプリント設定項目を追加した単価表が利用されてもよい。
また、図2に示す具体例では、第1算出基準に対応した枚数ベースのプリント単価表(1)と第2算出基準に対応した面数ベースのプリント単価表(2)とを使い分ける具体例を例示したが、例えば、第1算出基準と第2算出基準で同じ単価表を用いて算出式を異ならせるようにしてもよい。
図1の管理装置100は、例えば、画像の出力要求が印刷である場合に、図2に例示する単価表を利用して印刷量を管理する。そして、図1の管理装置100は、例えば、割り当て残高と上乗せ残高と課金徴収によって印刷量を制限する。
割り当て残高は、割り当て量の残高である。例えば、組織に属する各エンドユーザに対して、標準的な印刷量として、その組織から割り当て量が与えられる。例えば、各エンドユーザに対して、割り当て量として1ヶ月で1000ポイントなどが付与される。なお、複数のエンドユーザからなる各グループに対して割り当て量が付与されてもよい。各エンドユーザ(または各グループ)ごとの割り当て量と割り当て残高は、例えばデータ記憶部40に記憶されて管理される。
上乗せ残高は、上乗せ量の残高である。例えば、組織に属する各エンドユーザの追加的な印刷量として、その組織から又はそのエンドユーザ自身により、割り当て量に対して上乗せ量が追加される。なお、複数のエンドユーザからなる各グループに対して上乗せ量が追加的に付与されてもよい。各エンドユーザ(または各グループ)ごとの上乗せ量と上乗せ残高は、例えばデータ記憶部40に記憶されて管理される。
課金徴収は、各エンドユーザが印刷時に個別的に負担する料金の徴収である。図1に例示する管理システムでは、例えば、画像出力装置300に接続された課金装置400により、各エンドユーザから料金が徴収される。なお、各エンドユーザから徴収された料金の情報が例えばデータ記憶部40に記憶されて管理されてもよい。
図3は、画像出力量を管理する管理処理の具体例1を示す図である。図3には、図1の管理装置100が実行する管理処理の具体例1に対応したフローチャートが図示されている。
エンドユーザが利用するユーザ装置200から出力される画像出力ジョブをジョブ受信部10が受信すると(S1)、画像出力量算出部20は、ジョブ受信部10が受信した画像出力ジョブを解析し、その画像出力ジョブに対応した画像出力量を算出する(S2)。画像出力量算出部20は、第1算出基準に従って画像出力量を算出する。
例えば、画像出力ジョブが印刷による出力要求の場合に、画像出力量算出部20は、図2に例示する枚数ベースのプリント単価表(1)に従って、画像出力ジョブに対応した画像の料金(ポイント)を算出する。
なお、画像出力量算出部20は、第1算出基準として、図2に示す枚数ベースのプリント単価表(1)の代わりに、枚数ベースの算出式を利用してもよい。例えば、用紙サイズの値(A4,A3,その他のいずれか)とカラー/白黒の値(カラーまたは白黒)と用紙の枚数から料金(ポイント)を導出する算出式が利用される。
また、例えば、図2に例示するプリント単価表のうち、面数ベースのプリント単価表(2)のみが規定され、画像出力量算出部20が面数ベースのプリント単価表(2)を利用して枚数ベースの料金(ポイント)を算出してもよい。その場合には、例えば、画像出力ジョブが示す面数を2で割算して端数を切り上げることにより、その画像出力ジョブに関する枚数を算出することができる。
画像出力量算出部20によって画像出力量が算出されると、算出された画像出力量が割り当て残高を超えているか否かが確認される(S3)。割り当て残高は、データ記憶部40に記憶されており、残量管理調整部30によって管理される。残量管理調整部30は、ユーザ装置200を利用するエンドユーザに割り当てられた割り当て量から、そのエンドユーザが過去に出力した画像の画像出力量を差し引いた割り当て残高を管理する。
S3の処理では、S1において受信した画像出力ジョブに対応したエンドユーザの割り当て残高が参照され、そのエンドユーザの割り当て残高とS2において算出された画像出力量(料金)が比較される。
S3において画像出力量が割り当て残高を超えていなければ、残量管理調整部30は、S1において受信した画像出力ジョブに対応したエンドユーザの割り当て残高から、S2において算出された画像出力量を減算する(S4)。これにより、そのエンドユーザの割り当て残高が更新される。
そして、S1において受信した画像出力ジョブがジョブ送信部60により画像出力装置300に送信され(S9)、画像出力装置300がその画像出力ジョブに対応した画像を出力(印刷)する。また、料金通知部70は、S2において算出された画像出力量の料金(ポイント)をエンドユーザに通知する(S10)。例えば、画像出力装置300が備える表示パネルなどに画像出力量の料金(ポイント)が表示される。
一方、S3において画像出力量が割り当て残高を超えていれば、まず、S1において受信した画像出力ジョブに対応したエンドユーザの割り当て残高から、S2において算出された画像出力量が減算される(S5)。S5の処理では、画像出力量が割り当て残高を超えているため、割り当て残高を超える不足量が発生する。そこで、不足量算出部50がその不足量を算出する(S6)。不足量算出部50は、第2算出基準に従って不足量を算出する。
例えば、画像出力ジョブが印刷による出力要求の場合に、不足量算出部50は、図2に例示する面数ベースのプリント単価表(2)に従って、割り当て残高を超える不足分の料金(ポイント)を算出する。
なお、不足量算出部50は、第2算出基準として、図2に示す面数ベースのプリント単価表(2)の代わりに、面数ベースの算出式を利用してもよい。例えば、用紙サイズの値(A4,A3,その他のいずれか)とカラー/白黒の値(カラーまたは白黒)と印刷の面数から料金(ポイント)を導出する算出式が利用される。
また、例えば、図2に例示するプリント単価表のうち、枚数ベースのプリント単価表(1)のみが規定され、不足量算出部50が枚数ベースのプリント単価表(1)を利用して面数ベースの料金(ポイント)を算出してもよい。例えば、図2に示す具体例のプリント単価表であれば、枚数ベースのプリント単価表(1)における単価を2で割算することにより、面数ベースのプリント単価が算出されるため、その面数ベースのプリント単価に基づいて面数ベースの料金(ポイント)を算出することができる。
不足量算出部50によって不足量が算出されると、算出された不足量が上乗せ残高を超えているか否かが確認される(S7)。上乗せ残高は、データ記憶部40に記憶されており、残量管理調整部30によって管理される。残量管理調整部30は、ユーザ装置200を利用するエンドユーザに割り当てられた上乗せ量から、そのエンドユーザが過去に出力した画像によって発生した不足量を差し引いた上乗せ残高を管理する。
S7の処理では、S1において受信した画像出力ジョブに対応したエンドユーザの上乗せ残高が参照され、そのエンドユーザの上乗せ残高とS6において算出された不足量が比較される。
S7において不足量が上乗せ残高を超えていなければ、残量管理調整部30は、S1において受信した画像出力ジョブに対応したエンドユーザの上乗せ残高から、S6において算出された不足量を減算する(S8)。これにより、そのエンドユーザの上乗せ残高が更新される。
そして、S1において受信した画像出力ジョブがジョブ送信部60により画像出力装置300に送信され(S9)、画像出力装置300がその画像出力ジョブに対応した画像を出力(印刷)する。また、料金通知部70は、S6において算出された不足量の料金(ポイント)をエンドユーザに通知する(S10)。例えば、画像出力装置300が備える表示パネルなどに不足量として徴収した料金(ポイント)が表示される。
なお、S7において不足量が上乗せ残高を超えている場合には、画像出力ジョブの送信(S9)と料金の通知(S10)が行われずに図3のフローチャートが終了する。画像出力ジョブの送信(S9)が行われなった場合には、料金の不足で印刷ができないことをエンドユーザに通知するようにしてもよい。
図4は、画像出力量を管理する管理処理の具体例2を示す図である。図4には、図1の管理装置100が実行する管理処理の具体例2に対応したフローチャートが図示されている。図4のフローチャートにおけるS1からS6までの各処理は、図3のフローチャートにおけるS1からS6までの各処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
図4のS3において画像出力量が割り当て残高を超えていなければ、S4における処理の後に、S1において受信した画像出力ジョブがジョブ送信部60により画像出力装置300に送信される(S8)。これにより、画像出力装置300がその画像出力ジョブに対応した画像を出力(印刷)する。また、料金通知部70は、S2において算出された画像出力量の料金(ポイント)をエンドユーザに通知する(S9)。例えば、画像出力装置300が備える表示パネルなどに画像出力量の料金(ポイント)が表示される。
一方、図4のS3において画像出力量が割り当て残高を超えていれば、S5における処理の後に、S6において不足量算出部50が不足量を算出する。不足量算出部50によって不足量が算出されると、図4の具体例2では、算出された不足量が課金装置400に通知される(S7)。
そして、S1において受信した画像出力ジョブがジョブ送信部60により画像出力装置300に送信される(S8)。また、料金通知部70は、S6において算出された不足量の料金(ポイント)をエンドユーザに通知する(S9)。例えば、画像出力装置300が備える表示パネルなどに不足量の料金(ポイント)が表示される。
図4の具体例2では、画像出力量が割り当て残高を超えている場合に、エンドユーザが不足量の料金を課金装置400に支払うまで、画像出力ジョブに対応した画像が出力(印刷)されない。エンドユーザが不足量の料金を課金装置400に支払うと、画像出力装置300が画像出力ジョブに対応した画像を出力(印刷)する。
なお、図3の具体例1では割り当て残高と上乗せ残高により画像出力量が管理され、図4の具体例2では割り当て残高と課金徴収により画像出力量が管理される。図1の管理装置100は、例えば図3の具体例1と図4の具体例2を組み合わせて、割り当て残高と上乗せ残高と課金徴収により画像出力量を管理してもよい。
例えば、図3のS7において不足量が上乗せ残高を超えている場合に、図4のS7の処理が実行されて、不足量が課金装置400に通知される。そして、エンドユーザが不足量の料金を課金装置400に支払った場合に、画像出力装置300が画像出力ジョブに対応した画像を出力(印刷)するようにしてもよい。
また、図1の管理装置100は、複数の画像出力機能についての画像出力量を管理してもよい。例えば、印刷機能に加えてコピー機能やスキャナ機能などの画像出力量が管理されてもよい。複数の画像出力機能についての画像出力量を管理する場合には、一部の画像出力機能において、画像出力量の累計量に応じて第1算出基準から第2算出基準に算出基準を変更して画像出力量が算出され、特定の画像出力機能において、画像出力量の累計量に依存しない固定的な算出基準に従って画像出力量が算出されてもよい。
例えば、印刷機能とコピー機能において、枚数ベースから面数ベースに算出基準を変更して画像出力量が算出され(図3,図4参照)、スキャナ機能においては、枚数ベースまたは面数ベースのいずれか一方の算出基準を固定的に利用して画像出力量を算出するようにしてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
10 ジョブ受信部、20 画像出力量算出部、30 残量管理調整部、40 データ記憶部、50 不足量算出部、60 ジョブ送信部、70 料金通知部、100 管理装置、200 ユーザ装置、300 画像出力装置、400 課金装置。

Claims (7)

  1. 画像出力量を管理する管理装置であって、
    出力要求を受けた画像の画像出力量の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力量を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力量を算出する、
    ことを特徴とする画像出力量の管理装置。
  2. 請求項1に記載の管理装置において、
    ユーザから出力要求を受けた画像の画像出力量を前記第1算出基準に従って算出する出力量算出手段と、
    前記ユーザに割り当てられた前記所定量の割り当て量から前記ユーザの出力済み画像の画像出力量を差し引いた割り当て残量を管理する残量管理手段と、
    前記第1算出基準に従って算出された画像出力量が前記割り当て残量を超える場合に、前記割り当て残量を超える不足分の画像出力量を前記第2算出基準に従って算出する不足量算出手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする画像出力量の管理装置。
  3. 請求項2に記載の管理装置において、
    前記出力量算出手段は、ユーザから印刷の出力要求を受けた画像の画像出力量を、印刷枚数をベースとした前記第1算出基準に従って算出し、
    前記不足量算出手段は、印刷枚数をベースとした前記第1算出基準に従って算出された画像出力量が前記割り当て残量を超える場合に、印刷面数をベースとした前記第2算出基準に従って前記割り当て残量を超える不足分の画像出力量を算出する、
    ことを特徴とする画像出力量の管理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置において、
    複数の画像出力機能についての画像出力量を管理するにあたり、
    複数の画像出力機能のうちの一部の画像出力機能において、画像出力量の累計量に応じて前記第1算出基準から前記第2算出基準に算出基準を変更して画像出力量を算出し、
    複数の画像出力機能のうちの特定の画像出力機能において、画像出力量の累計量に依存しない固定的な算出基準に従って画像出力量を算出する、
    ことを特徴とする画像出力量の管理装置。
  5. 画像出力の料金により画像出力量を管理する管理装置であって、
    出力要求を受けた画像に係る画像出力の料金の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力の料金を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力の料金を算出する、
    ことを特徴とする画像出力量の管理装置。
  6. 出力要求を受けた画像を出力する画像出力装置と、
    出力要求を受けた画像の画像出力量の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力量を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力量を算出することにより、画像出力量を管理する管理装置と、
    を備える、
    ことを特徴とする画像出力システム。
  7. コンピュータに、
    出力要求を受けた画像の画像出力量の累計量が所定量に達する前は第1算出基準に従って画像出力量を算出し、前記累計量が前記所定量に達した後は第2算出基準に従って画像出力量を算出する機能、
    を実現させるプログラム。
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