JP2008276496A - プリントシステム、プリントサーバ、印刷管理プログラム、情報管理システム - Google Patents

プリントシステム、プリントサーバ、印刷管理プログラム、情報管理システム Download PDF

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泰典 藤野
Nobuaki Tsukamoto
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Abstract

【課題】必要に応じてユーザに対する制限及び制限解除を容易に行うことができるプリントシステム、プリントサーバ、印刷管理プログラム、情報管理システムを提供する。
【解決手段】ユーザが用いるユーザ端末UとプリントサーバSとプリンタPとを備え、ユーザ端末から送信された印刷用データを印刷するネットワークプリントシステム1において、ユーザ端末Uは、印刷用データを各ユーザ毎に付与されたユーザIDとともにプリントサーバSに送信し、プリントサーバSは、ユーザに対応する印刷モードを所定範囲で印刷を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定し、印刷データを受信した際に、ユーザIDに関連付けられた印刷モードを検出し、印刷モードが制限解除モードである場合に、ユーザIDを、印刷制限を解除した無制限IDに変換してプリンタPに送信し、印刷モードが制限モードである場合に、該ユーザIDに応じた印刷制限を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリントシステム、プリントサーバ、印刷管理プログラム、情報管理システムに関する。
近年、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ等が広く普及するに伴い、オフィスや大学、専門学校といった教育機関等に設置されるプリンタ台数も増加する傾向にある。一例として、教育機関では、端末が設置された教室に1台又は複数台のプリンタを設置し、教師が学生に配布する資料を教室で印刷したり、学生が授業中に作成したファイルを印刷することも積極的に行われている。
従来の印刷課金システムでは、ユーザは、予め購入したプリペイドカードや現金をプリンタの近傍に設置された課金装置に挿入することで印刷料金を支払うことが多いが、最近の教育機関では、学生に印刷料金を課金しないプリントシステムが導入されている。
しかし、印刷料金を課金しないシステムでは、ユーザが自由に印刷を行うため、印刷コストが膨大となる。このため、過剰な印刷を抑制するために、ユーザ毎に所定期間内で印刷できる印枚数の上限を設定することが対策として考えられる。尚、このように印刷制限を行うシステムとしては、特許文献1のようなシステムがある。
特開2004−178249号公報
ところが、ユーザに対して印刷枚数を制限する場合、学生の累計印刷枚数が上限値に達すると、授業中に印刷が必要であるにも関わらず印刷できない事態が生じる。このため、授業が行われている間は、教室に設置されたプリンタの印刷制限を一時的に解除することも考えられる。しかし、この場合には、複数のプリンタが設置されている際に、一台ずつ印刷制限解除の設定を行わなければならず、教師等のユーザに手間がかかる。また、一台ずつ解除を行うと、印刷解除状況下で生成された印刷ログが、印刷制限下で印刷が行われた印刷ログと区別がつかず、授業中の印刷状態を管理し難い問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、必要に応じてユーザに対する制限及び制限解除を容易に行うことができるプリントシステム、プリントサーバ、印刷管理プログラム、情報管理システムを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、ログを効率よく管理できるプリントシステム、プリントサーバ、印刷管理プログラム、情報管理システムを提供することにある。
本発明は、ユーザが用いるユーザ端末と、プリントサーバと、プリンタとを備え、前記ユーザ端末からの印刷要求に基づき印刷を行うプリントシステムにおいて、前記ユーザ端末は、印刷要求を前記各ユーザ毎に付与されたユーザ識別子とともに前記プリントサーバに送信する要求送信手段を備え、前記プリントサーバは、前記各ユーザの印刷モードを、所定範囲で印刷を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定し、該印刷モードを前記各ユーザの前記ユーザ識別子とともに一時記憶する権限設定手段と、印刷要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、印刷要求とともに
送信された前記ユーザ識別子に関連付けられた前記印刷モードを検出する権限検出手段と、前記印刷モードが前記非制限モードである場合に、印刷要求に付与された前記ユーザ識別子を、印刷制限を解除した無制限識別子に変換して前記プリンタによる印刷を許可し、前記印刷モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた印刷制限を行う制限手段とを備えた。
この発明によれば、印刷が実行される際に、プリントサーバに予め設定された印刷モードに応じてユーザ識別子を無制限識別子に変換する。このため、印刷制限により印刷コストを抑制しながら、必要に応じて印刷制限の解除を容易に行うことができる。
このプリントシステムにおいて、前記プリントサーバは、前記各ユーザの前記印刷モードを、該ユーザが属する各グループ毎に記憶する。
この発明によれば、プリントサーバは、各ユーザの印刷モードは、グループ毎に記憶されているため、一つのグループに対して印刷制限又は制限解除の設定を一度行うだけで、複数のユーザに対して印刷制限又は制限解除を設定することができる。
このプリントシステムにおいて、前記プリンタの出力履歴を示す印刷ログデータを、前記非制限モードで出力した場合には無制限識別子とともに記憶し、前記制限モードで出力した場合には前記ユーザ識別子とともに記憶する印刷ログデータ記憶手段をさらに備えた。
この発明によれば、ユーザ識別子を含んだ状態で印刷ログデータが記憶されるので、ユーザ識別子が通常の識別子であるか無制限識別子であるかによって、制限解除時に印刷された枚数等を把握することができる。
このプリントシステムにおいて、前記プリントサーバは、前記ユーザ毎に所定期間内の印刷枚数を累積した各印刷実績データをそれぞれ記憶する印刷実績データ記憶手段をさらに備え、前記プリントサーバの前記制限手段は、前記印刷モードが前記制限モードである場合に、印刷要求を行ったユーザに対応する前記印刷実績データを検出し、該ユーザの前記累積印刷枚数が所定枚数以下であるか否かを判断し、該累積印刷枚数が所定枚数以下である場合には、印刷ジョブを前記プリンタに送信し、該累積印刷枚数が所定枚数超である場合には、印刷ジョブを前記プリンタに送信しない。
この発明によれば、制限モードである場合には、ユーザ毎に所定期間内の印刷枚数を制限するので、制限モード下では印刷コストを抑制することができる。
本発明は、ユーザ端末からの印刷要求に基づき印刷ジョブをプリンタに送信するプリントサーバにおいて、前記ユーザ識別子に関連付けられた印刷モードを、所定範囲で印刷を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定する権限設定手段と、印刷要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、前記ユーザ識別子に関連付けられた前記印刷モードを検出する権限検出手段と、前記印刷モードが前記非制限モードである場合に、印刷要求に付与された前記ユーザ識別子を、印刷制限を解除した無制限識別子に変換して前記プリンタによる印刷を許可し、前記印刷モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた印刷制限を行う制限手段とを備えた。
この発明によれば、印刷が実行される際に、プリントサーバに予め設定された印刷モードに応じてユーザ識別子を無制限識別子に変換する。このため、印刷制限により印刷コストを抑制しながら、必要に応じて印刷制限の解除を容易に行うことができる。
本発明は、ユーザが用いるユーザ端末と、プリントサーバと、プリンタとを用いて、前記ユーザ端末からの印刷要求に基づき印刷を行うための印刷管理プログラムにおいて、前
記プリントサーバを、前記ユーザ識別子に関連付けられた印刷モードを、所定範囲で印刷を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定する権限設定手段と、印刷要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、前記ユーザ識別子に関連付けられた前記印刷モードを検出する権限検出手段と、前記印刷モードが前記非制限モードである場合に、印刷要求に付与された前記ユーザ識別子を、印刷制限を解除した無制限識別子に変換して前記プリンタによる印刷を許可し、前記印刷モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた印刷制限を行う制限手段として機能させる。
この発明によれば、印刷管理プログラムに従い、印刷が実行される際に、プリントサーバに予め設定された印刷モードに応じてユーザ識別子を無制限識別子に変換する。このため、印刷制限により印刷コストを抑制しながら、必要に応じて印刷制限の解除を容易に行うことができる。
本発明は、ユーザが用いるユーザ端末と、制限対象データを管理する情報管理サーバとを備え、前記ユーザ端末からの情報利用要求に基づき該制限対象データを指定端末に送信する情報管理システムにおいて、前記ユーザ端末は、情報利用要求を前記各ユーザ毎に付与されたユーザ識別子とともに前記情報管理サーバに送信する要求送信手段を備え、前記情報管理サーバは、前記ユーザ識別子に関連付けられたモードを、情報の利用範囲を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定する権限設定手段と、情報利用要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、前記ユーザ識別子に関連付けられたモードを検出する権限検出手段と、前記モードが前記非制限モードである場合に、前記ユーザ識別子を制限を解除した無制限識別子に変換して前記制限対象データの送信を許可し、前記モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた制限を行う制限手段とを備えた。
この発明によれば、サーバに予め設定されたモードに応じてユーザ識別子を無制限識別子に変換する。このため、制限対象データの利用範囲を制限しながら、必要に応じて制限の解除を容易に行うことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図12に従って説明する。本実施形態では、ネットワークプリントシステム1を、大学、専門学校、高等学校等の教育機関で用いられるシステムとして説明する。
まず図1に従って、ネットワークプリントシステム1の概略を説明する。ネットワークプリントシステム1は、ネットワーク印刷サービスを提供し、各教室Rにそれぞれ設置されたユーザ端末U、指定端末としてのプリンタP、管理者端末Aと、プリントサーバSを備えている。ユーザ端末U、プリンタP、管理者端末Aは、各種データをLAN等を介して互いに送受信可能に接続されている。
ユーザ端末Uは、学生(以下、ユーザという)が入力操作する端末であって、各教室R内に複数台設置されている。本実施形態では、各ユーザ毎に学内で印刷可能な枚数が、所定期間(例えば1年)中に所定枚数(例えば500枚)にそれぞれ制限されている。ユーザ端末Uは、グラフィック又は文書作成用のアプリケーションを記憶し、該アプリケーションにより作成された印刷用データは、プリントサーバSに送信される。
プリントサーバSは、ユーザ端末Uから送信された印刷用データに対し、予め記憶されたプリンタドライバ等を用いてフォーマットし、フォーマットしたデータと各種コードを用いて印刷ジョブを生成する。また、生成した印刷ジョブを所定のスプール領域にスプー
ルする。また、プリントサーバSは、各ユーザが所定期間内に印刷した枚数を累積し、ユーザの印刷枚数が印刷可能な枚数の上限を超えた場合には、そのユーザが用いるユーザ端末Uから印刷要求があっても、印刷を実行しない。ユーザの印刷枚数が所定枚数以下の場合には、印刷ジョブをユーザが指定したプリンタPに出力する。
プリンタPは、各教室Rに設置されたレーザプリンタ、又はインクジェットプリンタである。図1では、教室R1に2台、教室R2に1台、教室R3に3台設置しているが、設置台数は特に限定されない。プリンタPは、プリントサーバSから割り振られた印刷ジョブをビットマップデータに変換し、印刷ジョブに添付されたヘッダに含まれる印刷属性に基づき印刷を行う。
管理者端末Aは、教師等(以下、管理者という)が入力操作する端末であって、ユーザの印刷モードを設定することができる。実際には、管理者端末A自体に権限が割り当てられるのではなく、教師用のログイン名及びパスワードを管理者端末Aに入力して学内ドメインにログインすると、管理者にモードを設定する権限が割り当てられた状態になる。
本実施形態では、印刷モードは、制限モード、制限解除モード(非制限モード)を有し、プリントサーバSに登録されている。通常時には、制限モードに設定され、ユーザが印刷を行う度に印刷枚数が累積枚数に加算され、上記したように累積枚数が所定枚数を超えた場合には印刷が制限される。
一方、授業等で、ユーザに対して設定された印刷制限を解除したい場合には、管理者は、管理者端末Aを用いてユーザの印刷モードを制限解除モードに変更することができる。制限解除モードに設定されると、設定が継続している間は、印刷枚数が累積枚数に加算されず、制限を受けること無く印刷を行うことができる。また、授業が終了した場合には、管理者端末Aは、上記モードを制限モード等に変更し、印刷制限を復帰させることができる。
次に、プリントサーバSのハードウェア構成について、図2に従って説明する。プリントサーバSは、権限設定手段、権限検出手段、制限手段としてのCPU10、RAM11、ROM12、通信インターフェース(I/F)13を有している。また、印刷実績データ記憶手段としての印刷実績記憶部15、権限設定手段を構成する設定モード記憶部16、印刷ジョブ記憶部17、印刷ログデータ記憶手段としての印刷ログ記憶部18を有している。
RAM11は、各処理を司るCPU10の作業領域として機能する。ROM12は、印刷管理プログラム等の各種制御プログラムを記憶している。通信I/F13は、管理者端末A、ユーザ端末U、プリンタPを接続するネットワークに接続するためのデバイスである。
印刷実績記憶部15は、プリントサーバSが備えるハードディスク等に確保されたメモリ領域であって、印刷実績データ15Aが記憶されている。図3に示すように、印刷実績データ15Aは、学籍番号151、累積印刷枚数としての累積枚数152、印刷可能枚数153、期間154を有している。学籍番号151は、各ユーザ毎に割り振られた番号である。累積枚数152は、そのユーザが印刷した枚数を累積した枚数を示すデータであって、印刷可能枚数153は、ユーザの専攻等に応じて予め決定された印刷可能な枚数の上限を示すデータである。期間154は、累積枚数152を計数する所定期間を示す。
設定モード記憶部16は、プリントサーバSが備えるハードディスク等に確保されたメモリ領域であって、設定モードデータ16Aが記憶されている。図4に示すように、設定
モードデータ16Aは、各教室Rに対して設定されたモードを示すデータであって、教室名161、設定モード162、授業開始時間163、授業終了時間164を有している。教室名161は、ユーザ端末UやプリンタPが設置された教室の名前や識別子が記憶されている。設定モード162は、制限モードか制限解除モードのいずれかのモードが記憶されている。授業開始時間163は、授業が開始される日時が記憶されている。授業終了時間164は、授業が終了する日時が記憶されている。
また、プリントサーバSは、印刷ジョブ記憶部17を有している。印刷ジョブ記憶部17は、DLL(Dynamic Link Library)等とともにスプーラを構成し、ユーザ端末Uから受信した印刷ジョブを一時記憶(スプール)する。
図5に示すように印刷ジョブJは、ヘッダJHと、フォーマットされたイメージデータJIとを有している。ヘッダJHは、その印刷ジョブJの属性を示し、ジョブID、ユーザ識別子としてのユーザID、コンピュータ名(又はIPアドレス)、ファイル名称、作成日時、フォーマット形式、用紙サイズ、指定プリンタ等を有している。ユーザIDは、本実施形態ではユーザがユーザ端末Uを使用して学内ドメインにログインしたときのユーザIDを用いており、学籍番号等が用いられる。ジョブIDは、印刷ジョブJ毎に割り振られた番号である。コンピュータ名は、その印刷ジョブJを作成した端末のコンピュータ名(又はIPアドレス)、作成日時は印刷ジョブJを作成した日時、フォーマット形式は「txt」、「rtf」、「pdf」等、送信時のファイル形式を示す。用紙サイズは、ユーザにより指定された用紙サイズである。指定プリンタは、ユーザが印刷用データを生成する際に指定したプリンタPの名前を示すデータである。
プリントサーバSのCPU10は、ユーザ端末Uから印刷ジョブJを受信すると、スプールされたスプール名から教室Rを判断する。さらに、設定モード記憶部16の設定モードデータ16Aを読み出して、該教室Rの設定モード162が、制限モードであるか、制限解除モードであるかを判断する。
設定モード162が、制限モードである場合、プリントサーバSは、印刷ジョブJを作成したユーザの累積印刷枚数に応じて印刷を許可するか否かを判断する。具体的には、プリントサーバSのCPU10は、受信した印刷ジョブJのヘッダJHに含まれるユーザIDを読み出す。ユーザIDは上記したように、ユーザの学籍番号151と同じデータであるため、プリントサーバSは、印刷実績記憶部15内において、ユーザIDと同じ学籍番号151を有する印刷実績データ15Aを検索する。該当する印刷実績データ15Aが検出されると、その印刷実績データ15Aの累積枚数152と印刷可能枚数153とを読み出し、それらを比較する。
累積枚数152が、印刷可能枚数153以下である場合、これまでに印刷した枚数が、そのユーザに割り当てられた印刷可能な枚数の上限に達していないので、印刷を許可し、印刷ジョブJを指定のプリンタPにLAN等を介して送信する。印刷が完了すると、印刷実績データ15Aの累積枚数152をインクリメントする。また、累積枚数152が、印刷可能枚数153に等しい場合、これまでに印刷した枚数が、ユーザに割り当てられた印刷可能な枚数の上限に既に達しているので、印刷ジョブJを破棄する。
一方、設定モード162が例えば「授業中」といった制限解除モードである場合、プリントサーバSは、ヘッダJHのユーザIDを、無制限識別子としての無制限IDに変更し、印刷制限を行わない。無制限IDは、例えば「ユーザID_Free」といった任意のユーザ識別子であって、印刷枚数が制限されない権限を有する。この無制限IDを用いて印刷を行うと、プリントサーバSは、印刷実績データ15Aの累積枚数152をインクリメントしない。
また、プリントサーバSは、印刷ログ記憶部18を備えている。印刷ログ記憶部18は、各ユーザ毎又はプリンタP毎に印刷ログデータ18Aを記憶している。印刷ログデータ18Aは、図6に示すように、ユーザID181、プリンタ182、状態183、枚数184、終了時刻185を有している。ユーザID181は、印刷を実行したユーザのIDを示す。ユーザID181が学籍番号になっている印刷ログデータ18Aは、制限モードで印刷した履歴であり、ユーザID181が「ユーザID_Free」等の無制限IDである印刷ログデータ18Aは、制限解除モードで印刷した履歴である。このため、印刷ログデータ18Aを統計することにより、無制限IDで印刷された枚数を把握することができる。プリンタ182は、印刷に使用されたプリンタであって、状態183は、「完了」、「中断」等の印刷状態を示す。枚数184は、一つのジョブで印刷された枚数、終了時刻185は、印刷を終了した時刻を示す。
次に、管理者端末A及びユーザ端末Uのハードウェア構成を、図7に従って説明する。管理者端末A及びユーザ端末Uは、要求送信手段としてのCPU20、RAM21、ROM22、要求送信手段としての通信I/F23、入出力I/F24、ディスプレイコントローラ25を備えている。RAM21は、CPU20の作業領域であって、ROM22には、印刷用データを作成するアプリケーションプログラムや、その他の各種プログラムが格納されている。通信I/F23は、管理者端末A、ユーザ端末U、プリンタPを接続するネットワークに接続するためのデバイスである。
入出力I/F24は、例えばマウスMやキーボードKに対する入出力を制御する。ディスプレイコントローラ25は、ディスプレイDへの出力を制御する。
以下、本実施形態の処理手順について、図8〜図10に従って説明する。まず、管理者が、教室Rの印刷モードを設定する手順について図8に従って説明する。管理者端末Aは、管理ユーザの入力操作に応じて、図11に示す制限管理画面30をディスプレイDに表示する(ステップS1−1)。制限管理画面30には、各教室Rのリスト31が表示されている。リスト31には、教室名32毎に、教室の状態33、授業開始時間34、終了時間35が表示されている。教室の状態33には、「授業中(印刷解除中)」、「印刷制限中」のいずれかが表示されている。授業開始時間34及び終了時間35には、教室の状態33が「授業中」である場合に授業を開始する時間及び終了する時間がそれぞれ記憶されている。
教室名32には、図12に示す編集画面36に遷移するリンクが貼られている。ユーザが教室名32をマウスM等で操作すると、編集画面36がディスプレイDに出力される。管理者端末Aは、管理者の入力操作に基づいて編集画面36で印刷モードを設定する。
編集画面36には、教室名37、モード設定部38、制限状態39、授業開始時間設定部40、授業終了時間設定部41、設定実行部43、キャンセル実行部44が表示されている。モード設定部38は、プルダウンメニュー形式で表示され、「授業中」、「印刷制限中」等が選択可能になっている。
授業中である場合には、管理者は、教室Rの管理者端末Aを操作して、モード設定部38のプルダウンメニューの中から「授業中」を選択する。さらに、プルダウンメニュー形式で表示された授業開始時間設定部40及び授業終了時間設定部41を操作して、授業開始時間及び授業終了時間を設定し、設定実行部43を押釦操作する。設定実行部43が操作されると、管理者端末AはプリントサーバSに教室Rに対する印刷モードの設定を指示するデータを送信する(ステップS1−2)。このとき、教室名、授業開始時間、授業終了時間等のデータも同時に送信される。
プリントサーバSのCPU10は、ROM12等に記憶された印刷管理プログラムに従って、管理者端末Aから送信されたモードを受信するとともに、送信元の管理者端末Aが設置された教室Rを判断し、その教室Rの設定モードデータ16Aを更新する(ステップS1−3)。これにより、教室Rが「授業中」である場合には、設定モードデータ16Aの設定モード162が制限解除モードに設定され、それ以外の場合には制限モードに設定される。従って、教室R内の各ユーザ端末U毎又は各プリンタP毎に印刷制限又は制限解除の設定をする必要がなく、教室R毎に設定すればよいので、管理者は、設定を容易に行うことができる。
次に、ユーザの印刷手順について、図9及び図10に従って説明する。ユーザ端末Uにより作成されたファイルを印刷する場合には、ユーザ端末Uに記憶されたアプリケーションは、ユーザの入力操作に従って、印刷対象のデータを作成する(ステップS2−1)。このとき、ユーザ端末Uは、ユーザ端末Uに予めインストールされたプリンタドライバ等と協働して該データを印刷用のデータにフォーマットする。また、ユーザによって印刷が実行される際、ユーザは印刷設定画面において、出力するプリンタPを選択する。
さらにユーザ端末Uは、プリントサーバSに対し、データ送信が可能であるか否か問い合わせする。プリントサーバSは、印刷ジョブJを受信可能な状態である場合に、問い合わせを行ったユーザ端末Uに応答する。ユーザ端末Uは、プリントサーバSから応答を受信すると、TCP/IP等の予め指定されたプロトコルによって印刷対象のデータをプリントサーバSに送信する(ステップS2−2)。このとき、ユーザ端末Uは、ユーザが学内ドメインにログインする際に入力されたユーザIDをRAM11等から読み出し、印刷用のデータとともに送信する。また他にも、RAM11等に記憶されたユーザ端末Uのコンピュータ名、データの名称、作成日時、フォーマット形式、用紙サイズ、指定プリンタ等も送信する。
プリントサーバSは、ユーザ端末Uから送信されたデータを受信すると、プリントサーバSに予めインストールされたプリンタドライバを用いて、印刷ジョブJを生成する(ステップS2−3)。このとき、印刷ジョブを完全にフォーマットしてイメージデータJIを作成するとともに、受信したユーザIDやジョブID等をヘッダJHとして添付する。
印刷ジョブJを生成すると、プリントサーバSのCPU10は、生成した印刷ジョブJを印刷ジョブ記憶部17にスプールする(ステップS2−4)。
また、プリントサーバSのCPU10は、印刷管理プログラムに従い、ヘッダJHに含まれるユーザID等を用いて、印刷ログデータ18Aを新たに生成し(ステップS2−5)、印刷ログ記憶部18に追加する。このとき、「ユーザID_Free」等の無制限IDが印刷ジョブJのヘッダJHに含まれている場合には、ユーザID181が無制限IDになった印刷ログデータ18Aが生成される。学籍番号が印刷ジョブJのヘッダJHに含まれている場合には、ユーザID181が学籍番号になった印刷ログデータ18Aが生成されている。
さらに、プリントサーバSのCPU10は、印刷制限判定処理を行う(ステップS2−6)。この印刷制限判定処理について、図10に従って説明する。例えば印刷制限判定処理は、プリントサーバSの印刷処理用のプログラムとは別のプログラムにより実行され、印刷制限を解除したいケースがある場合に、印刷処理用のメインプログラムとは別に後からインストールすることができる。
図10に示すように、プリントサーバSは、スプール名から、印刷ジョブJの送信元であるユーザ端末Uが設置された教室Rを判断し、その教室Rに対する印刷モードを参照する(ステップS3−1)。
教室Rを特定すると、プリントサーバSは、設定モード記憶部16から該教室Rに対応する設定モードデータ16Aを検出し、該設定モードデータ16Aに含まれる設定モード162を読み出す。さらに、プリントサーバSは、該教室Rが、制限解除モードであるか否かを判断する(ステップS3−2)。設定モード162が「授業中(制限解除)」である場合には、制限解除モードであると判断して(ステップS3−2においてYES)、ステップS3−3に進む。設定モード162が「印刷制限中」である場合には(ステップS3−2においてNO)、ステップS3−5に進む。
まず、印刷制限が解除された場合について説明する。ステップS3−3では、プリントサーバSは、印刷ジョブJのヘッダJHに含まれるユーザIDを変更する。ユーザ端末Uから送信された際には、上記したようにユーザIDはユーザの学籍番号になっているが、この学籍番号を「ユーザID_Free」等の所定の無制限IDに変更する。
ユーザIDを変更すると、プリントサーバSは、プリンタPにデータ送信の可否を問う問い合わせを行い、プリンタPから受信可能の応答を受信した場合には、ヘッダJHに含まれる指定プリンタを参照し、そのプリンタPに対して印刷ジョブJを送信する(ステップS3−4)。印刷ジョブJを受信したプリンタPは、その印刷ジョブJをビットマップデータに変換して印刷する。このように、管理者端末Aにより「授業中」に設定された教室Rでは、ユーザは制限を受けたり、課金されることなく印刷を行うことができる。
一方、ステップS3−2において、設定モード162が「印刷制限中」である場合には、プリントサーバSのCPU10は、印刷実績記憶部15の印刷実績データ15Aを参照する(ステップS3−5)。即ち、印刷ジョブJのヘッダJHに含まれるユーザIDに基づき、ユーザIDと同じ学籍番号151を有し、且つその時点に対応する期間154の印刷実績データ15Aを検出する。さらに、検出した印刷実績データ15Aに含まれる累積枚数152と印刷可能枚数153とを比較する。
さらに、プリントサーバSは、累積枚数152が印刷可能枚数153以下であるか否かを判断する(ステップS3−6)。累積枚数152が印刷可能枚数153以下である場合には(ステップS3−6においてYES)、印刷ジョブJをユーザが指定したプリンタPに送信する(ステップS3−4)。
一方、累積枚数152が印刷可能枚数153よりも大きい場合には(ステップS3−6においてNO)、受信した印刷ジョブJを破棄して(ステップS3−7)、プリンタPに送信しない。このとき、プリントサーバSは、送信元のユーザ端末Uにエラー通知を送信するようにしてもよい。このため、授業以外の印刷では印刷制限を設けることで、過剰な印刷を防ぎ、印刷コストを抑制することができる。
印刷制限判定処理を終了すると、図9に示すように、プリントサーバSのCPU10は、印刷のための各プロセスが完了したか否かを判断する(ステップS2−7)。プリントサーバSが印刷ジョブJを送信したか、或いは印刷ジョブJを破棄した場合には、各プロセスが完了したと判断し(ステップS2−7においてYES)、印刷ログデータ18Aの状態183を「完了」又は「中断」にして、印刷ログデータ18Aを更新する(ステップS2−8)。印刷ログデータ18Aは、ユーザID181を参照することによって授業中に生成された印刷ジョブであるか否かが判るので、授業中に無制限IDで印刷された枚数を簡単に把握することができる。
各プロセスが完了していない場合には(ステップS2−7)、印刷ジョブJをスプールしたままタイムアウトとなったか否かを判断する(ステップS2−9)。例えば、待機時
間が所定時間(例えば10分)以上であるか否かを判断し、所定時間以上となった場合には(ステップS2−9においてYES)、印刷ジョブJを破棄し(ステップS2−10)、ユーザ端末Uにエラー通知を送信する。
タイムアウトとならない場合には(ステップS2−9においてNO)、ステップS2−7に戻り、プロセスの完了を待機する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、プリントサーバSは、ユーザ端末Uから印刷用データを受信した際に、印刷用データに付与されたヘッダJH等に基づき、ユーザ端末Uが設置された教室Rの印刷モードを検出する。さらに、印刷モードが非制限モードである場合に、ユーザIDを印刷制限を解除した無制限IDに変換してプリンタPに送信する。また、印刷モードが制限モードである場合に、該ユーザIDに応じた印刷制限を行う。このため、授業が行われていない教室Rでは、印刷制限を設定して印刷コストを抑制しながら、必要に応じて印刷制限の解除を容易に行うことができる。また、一つの教室Rに対して印刷制限又は制限解除の設定を一度行うだけで、複数のユーザ端末Uに対して印刷制限又は制限解除を設定することができる。
(2)上記実施形態では、プリントサーバSは、ユーザIDを含む印刷ログデータ18Aを印刷ログ記憶部18に記憶するため、ユーザIDが通常の学籍番号であるか無制限IDであるかによって、授業中に印刷された枚数等を把握することができる。
(3)上記実施形態では、印刷実績記憶部15に記憶された印刷実績データ15Aに、累積枚数152と印刷可能枚数153とを記憶する。また、ユーザ端末Uから印刷用データを受信し、設定モードデータ16Aの設定モード162が制限モードである場合に、累積枚数152と印刷可能枚数153とを比較し、累積枚数152が印刷可能枚数153以下である場合に印刷を許可し、累積枚数152が印刷可能枚数153超である場合に、印刷を中断するようにした。このため、授業以外では、ユーザ毎に印刷枚数を制限し、印刷コストを抑制することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、プリントサーバSにスプールされた印刷ジョブJのスプール名から各教室Rを判断するようにしたが、これ以外の方法により教室Rを判断するようにしてもよい。例えば、印刷ジョブJのヘッダJHに含まれるコンピュータ名に基づき教室Rを判断するようにしてもよい。
・上記実施形態では、システムをネットワークプリントシステム1として説明したが、印刷を行うシステム以外のシステムとして具体化してもよい。例えば、図13に示すように、例えば機密情報を扱うシステム等、ソフトウェアの使用制限を行う情報管理システム100に具体化してもよい。管理端末102は、情報管理サーバ、情報登録サーバとしてのサーバ101に記憶され、ユーザ(ユーザ端末103)に対して設定されたモードを制限モード、制限解除モードのいずれかに設定する。指定端末としてのユーザ端末103は、ユーザの操作に従って、サーバ101に記憶された制限対象データとしてのソフトウェアの閲覧要求、編集要求等の要求を、ユーザIDとともにサーバ101に対して送信する。サーバ101は、使用制限の対象となるソフトウェアを記憶している。制限が設定されているユーザIDを受信すると、サーバ101は、内蔵するメモリに記憶されたモードを参照し、モードが「制限モード」である場合には、使用回数、使用時間等を制限する。或いは、ユーザの使用可能範囲を「閲覧」のみに制限するようにしてもよい。また、モードが「制限解除モード」である場合には、ユーザ(ユーザ端末103)に対して無制限IDを付与し、サーバ101のソフトウェアを無制限に使用可能にする。このようにすると、
例えば、通常時は特定の情報を閲覧のみ許可し、所定のグループに含まれるユーザ端末Uに対してのみ編集、コピー、印刷等を一時的に許可することができる。このようにすると、ソフトウェアの不正コピー、機密情報の漏洩等を防止するとともに、制限の設定を容易に行うことができる。
・上記実施形態では、教室R毎に印刷制限又は制限解除の設定を行うようにしたが、ユーザ(ユーザID)毎に印刷制限又は制限解除の設定を行うようにしてもよい。このとき例えば、プリントサーバSは、各ユーザが出席する授業を示すテーブルを予め格納し、ユーザ端末Uから取得したログインID等に基づき、そのユーザが授業中であるか否かを判断する。
・上記実施形態では、印刷実績記憶部15、設定モード記憶部16、印刷ログ記憶部18をプリントサーバSに設けたが、その他のサーバに別設してもよい。
本実施形態のネットワークプリントシステムの概略図。 プリントサーバのハードウェア構成を示すブロック図。 印刷実績データの説明図。 設定モードデータの説明図。 印刷ジョブのデータ構成の説明図。 印刷ログデータの説明図。 ユーザ端末及び管理者端末のハードウェア構成を示すブロック図。 本実施形態の処理手順のフローチャート。 本実施形態の処理手順のフローチャート。 印刷制限判定処理のフローチャート。 制限管理画面の画面図。 編集画面の画面図。 別例の情報管理システムの概略図。
符号の説明
1…プリントシステムとしてのネットワークプリントシステム、10…権限設定手段、権限検出手段、制限手段としてのCPU、15…印刷実績データ記憶手段としての印刷実績記憶部、15A…印刷実績データ、16…権限設定手段を構成する設定モード記憶部、18A…印刷ログデータ、19…印刷ログデータ記憶手段としての印刷ログ記憶部、20…要求送信手段としてのCPU、23…要求送信手段としての通信I/F、100…情報管理システム、101…情報管理サーバ、情報登録サーバとしてのサーバ、152…累積印刷枚数としての累積枚数、J…印刷ジョブ、P…指定端末としてのプリンタ、S…プリントサーバ、U,103…指定端末としてのユーザ端末。

Claims (7)

  1. ユーザが用いるユーザ端末と、プリントサーバと、プリンタとを備え、前記ユーザ端末からの印刷要求に基づき印刷を行うプリントシステムにおいて、
    前記ユーザ端末は、
    印刷要求を前記各ユーザ毎に付与されたユーザ識別子とともに前記プリントサーバに送信する要求送信手段を備え、
    前記プリントサーバは、
    前記各ユーザの印刷モードを、所定範囲で印刷を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定し、該印刷モードを前記各ユーザの前記ユーザ識別子とともに一時記憶する権限設定手段と、
    印刷要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、印刷要求とともに送信された前記ユーザ識別子に関連付けられた前記印刷モードを検出する権限検出手段と、
    前記印刷モードが前記非制限モードである場合に、印刷要求に付与された前記ユーザ識別子を、印刷制限を解除した無制限識別子に変換して前記プリンタによる印刷を許可し、前記印刷モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた印刷制限を行う制限手段と
    を備えたことを特徴とするプリントシステム。
  2. 請求項1に記載のプリントシステムにおいて、
    前記プリントサーバは、前記各ユーザの前記印刷モードを、該ユーザが属する各グループ毎に記憶することを特徴とするプリントシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のプリントシステムにおいて、
    前記プリンタの出力履歴を示す印刷ログデータを、前記非制限モードで出力した場合には無制限識別子とともに記憶し、前記制限モードで出力した場合には前記ユーザ識別子とともに記憶する印刷ログデータ記憶手段をさらに備えたことを特徴とするプリントシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリントシステムにおいて、
    前記プリントサーバは、
    前記ユーザ毎に所定期間内の印刷枚数を累積した各印刷実績データをそれぞれ記憶する印刷実績データ記憶手段をさらに備え、
    前記プリントサーバの前記制限手段は、
    前記印刷モードが前記制限モードである場合に、印刷要求を行ったユーザに対応する前記印刷実績データを検出し、該ユーザの前記累積印刷枚数が所定枚数以下であるか否かを判断し、該累積印刷枚数が所定枚数以下である場合には、印刷ジョブを前記プリンタに送信し、該累積印刷枚数が所定枚数超である場合には、印刷ジョブを前記プリンタに送信しないことを特徴とするプリントシステム。
  5. ユーザが用いるユーザ端末からの印刷要求に基づき印刷ジョブをプリンタに送信するプリントサーバにおいて、
    前記各ユーザ毎に付与されたユーザ識別子に関連付けられた印刷モードを、所定範囲で印刷を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定する権限設定手段と、
    印刷要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、前記ユーザ識別子に関連付けられた前記印刷モードを検出する権限検出手段と、
    前記印刷モードが前記非制限モードである場合に、印刷要求に付与された前記ユーザ識別子を、印刷制限を解除した無制限識別子に変換して前記プリンタによる印刷を許可し、
    前記印刷モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた印刷制限を行う制限手段と
    を備えたことを特徴とするプリントサーバ。
  6. ユーザが用いるユーザ端末と、プリントサーバと、プリンタとを用いて、前記ユーザ端末からの印刷要求に基づき印刷を行うための印刷管理プログラムにおいて、
    前記プリントサーバを、
    前記各ユーザ毎に付与されたユーザ識別子に関連付けられた印刷モードを、所定範囲で印刷を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定する権限設定手段と、
    印刷要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、前記ユーザ識別子に関連付けられた前記印刷モードを検出する権限検出手段と、
    前記印刷モードが前記非制限モードである場合に、印刷要求に付与された前記ユーザ識別子を、印刷制限を解除した無制限識別子に変換して前記プリンタによる印刷を許可し、前記印刷モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた印刷制限を行う制限手段として機能させることを特徴とする印刷管理プログラム。
  7. ユーザが用いるユーザ端末と、制限対象データを管理する情報管理サーバとを備え、前記ユーザ端末からの情報利用要求に基づき該制限対象データを指定端末に送信する情報管理システムにおいて、
    前記ユーザ端末は、
    情報利用要求を前記各ユーザ毎に付与されたユーザ識別子とともに前記情報管理サーバに送信する要求送信手段を備え、
    前記情報管理サーバは、
    前記ユーザ識別子に関連付けられたモードを、情報の利用範囲を制限する制限モード、又は制限を行わない非制限モードに設定する権限設定手段と、
    情報利用要求を前記ユーザ端末から受信した際に、前記権限設定手段に基づき、前記ユーザ識別子に関連付けられたモードを検出する権限検出手段と、
    前記モードが前記非制限モードである場合に、前記ユーザ識別子を制限を解除した無制限識別子に変換して前記制限対象データの送信を許可し、前記モードが前記制限モードである場合に、該ユーザ識別子に応じた制限を行う制限手段と
    を備えたことを特徴とする情報管理システム。
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