JP2014228965A - 情報処理装置、データ処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、データ処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷量の上限値の管理をユーザ毎に適切に実行する。【解決手段】画像形成装置が画像形成可能な形式の出力データをユーザ識別情報と対応付けて記憶するデータ記憶部35と、画像形成装置からの出力データの取得要求に応じて、画像形成装置を操作するユーザのユーザ識別情報と対応付いてデータ記憶部に記憶された出力データを送信するデータ管理部34と、ユーザに対応して登録された印刷量の上限値を超える出力データの取得要求を受けた場合に、出力データの出力を制限する上限管理処理を実行する上限管理部36と、ユーザの属性毎に上限管理処理をするか否かを示す情報を記憶する上限管理情報記憶部37と、を備え、上限管理部は、画像形成装置を操作するユーザの属性を取得し、取得した属性に応じて上限管理処理を実行するか否かを切り替える情報処理装置を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷をするための情報処理装置、データ処理方法およびプログラムに関する。
従来より、プリントサーバが印刷データを蓄積しておき、画像形成装置がプリントサーバへとアクセスして蓄積されている印刷データを取得し、印刷を実行するプルプリントシステムが知られている。また、このようなプルプリントシステムは、大学等でも実現されている。
大学でプルプリントシステムを実現する場合、それぞれの学生に対して例えば1年間や半年間といった期間内に印刷できる用紙数等の印刷量の上限値を定めておき、その学生の印刷量が上限値に達するまで現金課金といった課金をその場でしなくても自由に印刷をすることができるシステムを構築することができる。一方、大学で実現されたプルプリントシステムは、学生のみならず、教員も利用する。教員がこのプルプリントシステムを利用する場合には、業務で利用するので、印刷量の上限値を設定せずに無制限に印刷できることが望ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷量の上限値の管理をユーザ毎に適切に実行することができる情報処理装置、データ処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、画像形成装置が画像形成可能な形式の出力データをユーザ識別情報と対応付けて記憶するデータ記憶部と、前記画像形成装置からの出力データの取得要求に応じて、前記画像形成装置を操作するユーザのユーザ識別情報と対応付いて前記データ記憶部に記憶された出力データを送信するデータ管理部と、前記ユーザに対応して登録された印刷量の上限値を超える出力データの取得要求を受けた場合に、前記出力データの出力を制限する上限管理処理を実行する上限管理部と、ユーザの属性毎に前記上限管理処理をするか否かを示す情報を記憶する上限管理情報記憶部と、を備え、前記上限管理部は、前記画像形成装置を操作する前記ユーザの属性を取得し、取得した属性に応じて前記上限管理処理を実行するか否かを切り替える。
本発明によれば、印刷量の上限値の管理をユーザ毎に適切に実行することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る印刷システム10の構成を示す図である。 図2は、第1実施形態のプリントサーバ22、画像形成装置23および認証サーバ24の機能ブロック構成を示す図である。 図3は、第1実施形態の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。 図4は、第1実施形態のプリントサーバ22が記憶する上限管理マッピング情報のデータ構成例を示す図である。 図5は、第1実施形態のプリントサーバ22が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。 図7は、プリントサーバ22による上限管理処理の処理フローを示す図である。 図8は、第1実施形態の第1変形例の印刷システム10の構成を示す図である。 図9は、第1実施形態の第1変形例のプリントサーバ22、画像形成装置23、認証サーバ24および課金装置51のブロック構成を示す図である。 図10は、第1実施形態の第1変形例のプリントサーバ22が記憶する課金方式情報のデータ構成例を示す図である。 図11は、第1実施形態の第1変形例に係る印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。 図12は、第1実施形態の第2変形例のプリントサーバ22が記憶する割引情報のデータ構成例を示す図である。 図13は、第1実施形態の第2変形例に係る印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。 図14は、第2実施形態に係る印刷システム10の構成を示す図である。 図15は、第2実施形態の、データ管理サーバ62、プリントサーバ22、画像形成装置23および認証サーバ24のブロック構成を示す図である。 図16は、第2実施形態の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。 図17は、第2実施形態のデータ管理サーバ62が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。 図18は、第2実施形態に係る印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。 図19は、第2実施形態の第1変形例の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。 図20は、第2実施形態の第1変形例のデータ管理サーバ62が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。 図21は、第2実施形態の第1変形例のプリントサーバ22の処理フローを示す図である。 図22は、第2実施形態の第2変形例の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。 図23は、第2実施形態の第2変形例のデータ管理サーバ62が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。 図24は、第2実施形態の第2変形例のプリントサーバ22の処理フローを示す図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る印刷システム10の構成を示す図である。印刷システム10は、ファイアウォール21と、少なくとも1つのプリントサーバ22と、少なくとも1つの画像形成装置23と、認証サーバ24と、少なくとも1つのクライアント端末25と、少なくとも1つの携帯端末26とを備える。
印刷システム10は、学内ネットワーク20に設けられた画像形成装置23に対して、プルプリントを可能としたシステムである。学内ネットワーク20は、学校に適用されるネットワークであって、外部ネットワークの機器からのアクセスを制限する。すなわち、学内ネットワーク20に設けられた機器からは、学内ネットワーク20の外部のサーバ等にはアクセスができるが、外部の機器から学内ネットワーク20に設けられた機器への自由なアクセスはできない。また、本例は、学内ネットワーク20を例にとって説明するが、企業内ネットワーク等であってもよい。
印刷システム10では、学校に属するユーザ(例えば学生、教員、事務員等のスタッフ)がクライアント端末25から出力データをプリントサーバ22に送信すると、出力データがユーザIDに対応付けてプリントサーバ22に蓄積される。また、印刷システム10では、ユーザが画像形成装置23に対して認証情報(ユーザIDおよびパスワード)を入力すると、画像形成装置23がプリントサーバ22を介して認証情報を認証サーバ24に送信し、認証サーバ24が受信した認証情報と予め登録されているユーザ情報とを照合してユーザ認証をする。続いて、印刷システム10では、ユーザ認証が成功すると、ユーザによる操作に応じて、画像形成装置23がそのユーザのユーザIDに対応付けて蓄積された出力データをプリントサーバ22から取得し、取得した出力データを印刷する。
ここで、出力データとは、画像形成装置23が画像形成可能な形式のデータであって、例えば、画像形成装置23用のプリンタドライバにより印刷用データに変換された後のデータである。また、クライアント端末25は、出力データに代えて、アプリケーションプログラム等により作成されたファイル形式のデータをプリントサーバ22に送信してもよい。この場合、プリントサーバ22は、ファイル形式のデータを、画像形成装置23により印刷可能な形式の出力データに変換して蓄積する。
ファイアウォール21は、学内ネットワーク20に設けられた機器に対する外部の機器からのアクセスを制限する。すなわち、ファイアウォール21は、学内ネットワーク20に設けられた機器からは外部の機器にアクセスできるが、外部の機器からは学内ネットワーク20に設けられた機器へ自由にアクセスできないように制限する。
プリントサーバ22は、出力データを蓄積するデータ蓄積装置の一例であって、学内ネットワーク20に設けられる。プリントサーバ22は、1以上の情報処理装置から構成される。
プリントサーバ22は、クライアント端末25から出力データを受信して、クライアント端末25を使用するユーザのユーザIDに対応付けて、出力データを蓄積する。また、プリントサーバ22は、ユーザ認証がされたユーザが操作する画像形成装置23から出力データの取得要求を受けると、要求がされた出力データを画像形成装置23に送信する。
また、プリントサーバ22は、ユーザのロール(属性)毎に、そのロール(属性)のユーザからの出力データの取得要求に対して、上限管理処理をするか否かを示す上限管理マッピング情報を記憶する。ここで、上限管理処理とは、出力データの取得要求を受信した場合にその出力データを印刷するとユーザに対応して予め登録された印刷量の上限値を超えるか否かを判断し、ユーザに対応して予め登録された印刷量の上限値を超える出力データの取得要求を受けた場合に出力データの送信を禁止等の出力を制限する処理をいう。なお、制限の方法は、禁止の他にも、一時停止して印刷を続行するために課金を促す表示をする方法や、強制的にモノクロ印刷、両面印刷、集約印刷といった印刷コストが抑制される設定で印刷させる等があり、どのような制限を行うかは管理者が運用で決めればよい。
プリントサーバ22は、上限管理処理をすることが示されたロール(属性)のユーザにより操作された画像形成装置23から出力データの取得要求を受けた場合には、上限管理処理を実行する。また、プリントサーバ22は、上限管理処理をしないことが示されたロール(属性)のユーザにより操作された画像形成装置23から出力データの取得要求を受けた場合には、上限管理処理を実行しない。
画像形成装置23は、学内ネットワーク20に設けられる。画像形成装置23は、印刷機能および学内ネットワーク20に接続する機能を有する装置である。画像形成装置23は、印刷機能とともに、スキャナ機能、ファクシミリ機能およびコピー機能のうちの少なくとも1つを有する複合機であってもよい。
画像形成装置23は、ユーザから認証情報(ユーザIDおよびパスワード)の入力を受け付けて、プリントサーバ22を介して認証情報を認証サーバ24に送信し、認証サーバ24にユーザ認証をさせる。画像形成装置23は、ユーザ認証が成功した場合、ユーザのユーザIDが対応付けられた出力データの一覧をプリントサーバ22から取得して表示する。そして、画像形成装置23は、一覧からユーザの操作により選択された出力データをプリントサーバ22から取得し、取得した出力データを印刷する。なお、画像形成装置23から直接認証サーバ24にユーザ認証を要求し、ユーザ認証が成功したことによって認証サーバ24から得られたユーザIDをプリントサーバ22に送信して出力データの一覧を取得するようにしてもよい。
認証サーバ24は、学内ネットワーク20に設けられる。プリントサーバ22は、1以上の情報処理装置から構成される。認証サーバ24は、それぞれのユーザについて、認証情報(ユーザIDおよびパスワード)と、ロール(属性)と、ユーザ名と、印刷が可能な印刷量の上限を示す上限値、現時点までの印刷量を示す現在値とを対応付けて管理する。
ここで、上限値および現在値が示す印刷量は、用紙サイズ、印刷枚数、および、カラーおよびモノクロの区別等から算出される印刷コストを表す値であって、金銭の値であってもよいし、印刷コストから換算されるポイントであってもよい。
また、上限値は、予め登録されている。これに対して、現在値は、例えば初期値が0であり、対応するユーザが印刷をする毎にそのときの印刷量が加算されて更新される。また、上限値および現在値は、一例として、デポジットとしての金銭が支払われる毎(例えば、学費が支払われる毎)、リセットがされてもよいし、必要に応じてユーザが金銭を支払うことで、都度支払った金銭に応じた上限値の更新(増加)を行うようにしてもよい。
クライアント端末25は、ユーザにより利用されるコンピュータ等の端末である。クライアント端末25は、プルプリントをする場合には、出力データをプリントサーバ22に送信する。
携帯端末26は、ユーザにより利用される携帯電話、スマートフォンおよびタブレット端末等である。携帯端末26は、クライアント端末25の一例であって、管理者に承認されていれば、クライアント端末25と同様に用いることができる。なお、クライアント端末25および携帯端末26は、学内ネットワークの外部に接続されてもよい。
なお、プリントサーバ22および認証サーバ24は、まとめて1台の情報処理装置および複数台の情報処理装置により実現されていてもよい。
図2は、第1実施形態のプリントサーバ22、画像形成装置23および認証サーバ24の機能ブロック構成を示す図である。
プリントサーバ22は、出力データ取得部31と、認証受付部32と、ユーザ情報取得部33と、データ管理部34と、データ記憶部35と、上限管理部36と、上限管理情報記憶部37とを有する。
出力データ取得部31は、クライアント端末25から、出力データをユーザIDと対応付けて取得する。なお、ここでは、クライアント端末25から送信された出力データおよびユーザIDを受信することも、プリントサーバ22からクライアント端末25や他の装置に取りに行くことも、便宜上まとめて取得と呼ぶ。そして、出力データ取得部31は、取得した出力データをユーザIDと対応付けてデータ記憶部35に記憶させる。
認証受付部32は、画像形成装置23に対して入力された認証情報(ユーザIDおよびパスワード)を受け取り、受け取った認証情報を認証サーバ24に転送し、認証サーバ24にユーザ認証をさせる。なお、画像形成装置23が直接認証サーバ24にユーザ認証尾要求する場合には、認証受付部32は不要である。
ユーザ情報取得部33は、ユーザ認証が成功した場合、認証サーバ24からユーザ情報(ユーザID、ロール(属性)、上限値および現在値)を取得する。
データ管理部34は、認証がされたユーザが操作する画像形成装置23から、データリストの取得要求を受け取る。データ管理部34は、データリストの取得要求に応じて、認証されたユーザのユーザIDに対応付けてデータ記憶部35に記憶された出力データのリストを、画像形成装置23に送信する。
また、データ管理部34は、認証がされたユーザが操作する画像形成装置23から、出力データの取得要求を受け取る。データ管理部34は、出力データの取得要求に応じて、データ記憶部35に記憶された対応する出力データを、画像形成装置23に送信する。
データ記憶部35は、出力データ取得部31により取得された出力データをユーザIDと対応付けて記憶する。
上限管理部36は、認証がされたユーザが、上限管理処理をするロール(属性)のユーザであるか、上限管理処理をしないロールのユーザであるかを判断する。上限管理部36は、上限管理処理をするロール(属性)のユーザである場合、画像形成装置23から出力データの取得要求を受けると、上限管理処理を実行する。また、プリントサーバ22は、上限管理処理をしないロール(属性)のユーザである場合、画像形成装置23から出力データの取得要求を受けても、上限管理処理を実行しない。
上限管理情報記憶部37は、ユーザのロール毎(属性毎)に、そのロール(属性)のユーザに対して上限管理処理をするか否かを示す上限管理マッピング情報を記憶する。
画像形成装置23は、認証処理部41と、取得部42と、出力部43とを有する。認証処理部41は、ユーザからの認証情報(ユーザIDおよびパスワード)の入力を受け付けて、プリントサーバ22を介して認証サーバ24に対してユーザ認証を要求する。認証情報の受け付けについては、ユーザ入力の他にも、ユーザが携帯所持するICカードや、ユーザの生体情報等、種々のものを採用することができ、認証サーバ24は採用する認証情報に応じたユーザの認証情報を記憶すればよい。取得部42は、ユーザ認証が成功したことに応じて、認証されたユーザの出力データのデータリスト(一覧)をプリントサーバ22に要求して、取得する。さらに、取得部42は、出力データの一覧から選択された出力データを、プリントサーバ22に要求して取得する。出力部43は、取得部42が取得した出力データを印刷出力する。
認証サーバ24は、認証部44と、ユーザ情報記憶部45とを有する。認証部44は、プリントサーバ22を介した画像形成装置23からの要求に応じて、ユーザ認証を行う。具体的には、認証部44は、画像形成装置23に対して入力された認証情報(ユーザIDおよびパスワード)が、ユーザ情報記憶部45に記憶されている何れかのユーザの認証情報に一致するか否かを認証する。ユーザ情報記憶部45は、それぞれのユーザのユーザ情報(認証情報(ユーザIDおよびパスワード)、ロール(属性)、ユーザ名、上限値および現在値)を記憶する。
図3は、第1実施形態の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。認証サーバ24は、一例として、図3に示すようなユーザ情報を記憶する。すなわち、認証サーバ24は、ユーザIDと、パスワードと、ロールと、ユーザ名と、上限値と、現在値とを対応付けたユーザ情報を、ユーザ毎に記憶する。
図4は、第1実施形態のプリントサーバ22が記憶する上限管理マッピング情報のデータ構成例を示す図である。プリントサーバ22は、一例として、図4に示すような、上限管理マッピング情報を記憶する。すなわち、プリントサーバ22は、マッピングIDと、ロールと、上限管理フラグとを対応付けた上限管理マッピング情報を、ロール毎に記憶する。
なお、上限管理フラグのONは、上限管理処理をすることを示す。また、上限管理フラグのOFFは、上限管理処理をしないことを示す。
なお、ロールには、一例として、「学生」、「教員」または「スタッフ」が示される。ロールが学生の場合、上限管理フラグはONとされる。また、ロールが教員の場合、上限管理フラグはOFFとされる。また、ロールがスタッフの場合、上限管理フラグはONとされる。
図5は、第1実施形態のプリントサーバ22が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。プリントサーバ22は、一例として、図5に示すような出力データ管理情報を記憶する。すなわち、プリントサーバ22は、出力データIDと、ユーザIDと、書誌情報とを対応付けた出力データ管理情報を、出力データ毎に記憶する。なお、プリントサーバ22は、出力データIDにより出力データの実体の格納場所を特定できる。
図6は、第1実施形態に係る印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。まず、画像形成装置23は、ユーザからユーザIDおよびパスワードの入力を受け付けると、認証要求をプリントサーバ22に送信する(S111)。続いて、プリントサーバ22は、画像形成装置23から受信した認証要求を認証サーバ24に転送する(S112)。なお、画像形成装置23は、プリントサーバ22を介さずに認証サーバ24に認証要求を送信してもよい。
認証サーバ24は、認証要求に応じてユーザIDおよびパスワードを認証する(S113)。続いて、認証サーバ24は、認証が成功すると、認証結果およびユーザ情報をプリントサーバ22に送信する(S114)。続いて、プリントサーバ22は、認証結果を画像形成装置23に送信する(S115)。
続いて、画像形成装置23は、ユーザの操作に応じて、出力データのリストの取得要求をプリントサーバ22に送信する(S116)。プリントサーバ22は、出力データのリストの取得要求を受け取ると、ユーザ情報に含まれるユーザIDに対応した出力データのリストを取得する(S117)。続いて、プリントサーバ22は、取得したリストを画像形成装置23に送信する(S118)。
続いて、画像形成装置23は、ユーザの操作に応じて、取得したリストの中の何れかの出力データの選択を受け付ける(S119)。続いて、画像形成装置23は、選択された出力データの取得要求をプリントサーバ22に送信する(S120)。
続いて、プリントサーバ22は、出力データの取得要求を受信すると、上限管理処理をするか否かを判断する(S121)。
上限管理処理をしない場合には、プリントサーバ22は、要求された出力データを画像形成装置23に送信する(S122)。続いて、画像形成装置23は、受信した出力データを印刷して、本シーケンスを終了する(S123)。
一方、上限管理処理をする場合には、プリントサーバ22は、取得要求のあった出力データを印刷するとそのユーザに対応して予め登録された印刷量の上限値を超えるか否かを判断する(S124)。上限値を超えないと判断した場合には、プリントサーバ22は、要求された出力データを画像形成装置23に送信する(S125)。続いて、画像形成装置23は、受信した出力データを印刷する(S126)。続いて、画像形成装置23は、完了通知をプリントサーバ22に送信する(S127)。続いて、プリントサーバ22は、今回の出力データの印刷量を認証サーバ24に通知して、ユーザの現時点までの印刷量を示す現在値を更新して、本シーケンスを終了する(S128)。
上限値を超えると判断した場合には、プリントサーバ22は、利用制限を実行する(S129)。具体的には、プリントサーバ22は、画像形成装置23に対する出力データの送信を禁止する。また、プリントサーバ22は、一例として、画像形成装置23に上限値を超えているので印刷ができない旨の表示をさせてもよい。そして、プリントサーバ22は、利用制限処理を終了すると、本シーケンスを終了する。
図7は、プリントサーバ22による上限管理処理の処理フローを示す図である。プリントサーバ22は、画像形成装置23から出力データの取得要求があった場合、図7に示すステップS201からの処理を実行する。
まず、ステップS201において、プリントサーバ22は、認証サーバ24から取得したユーザ情報の中からユーザのロールを取得する。本例の場合、プリントサーバ22は、ユーザのロールとして、学生、教員またはスタッフの何れかを取得する。
続いて、ステップS202において、プリントサーバ22は、上限管理マッピング情報における、取得したロールに対応する上限管理フラグを読み出し、上限管理処理をするか否かを判断する。本例の場合、プリントサーバ22は、取得したロールが教員であれば上限管理処理をしないと判断し、取得したロールが学生またはスタッフであれば上限管理処理をすると判断する。
プリントサーバ22は、上限管理処理をしない場合(ステップS202のNo)、ステップS203において、取得要求のあった出力データを画像形成装置23に送信し、本フローの処理を終了する。
プリントサーバ22は、上限管理処理をする場合(ステップS202のYes)、ステップS204において、認証サーバ24から取得したユーザ情報の中から、上限値および現在値を取得する。
続いて、ステップS205において、プリントサーバ22は、取得要求のあった出力データを印刷するとそのユーザに対応して予め登録された印刷量の上限値を超えるか否かを判断する。より具体的には、プリントサーバ22は、ユーザ情報から読み出した現在値と、取得要求がされた出力データの印刷量とを加算した値が、ユーザ情報から読み出した上限値を超えるか否かを判断する。
ここで、取得要求がされた出力データの印刷量は、用紙サイズ、印刷枚数、および、カラーおよびモノクロの区別等から算出される印刷コストを表す値であって、上限値および現在値と同一単位の値である。プリントサーバ22は、一例として、用紙のサイズ、カラーおよびモノクロの区別等を画像形成装置23から取得して、出力データの印刷量を算出する。
上限値を超える出力データの取得要求を受けていないと判断した場合(ステップS205のNo)、プリントサーバ22は、ステップS206において、取得要求のあった出力データを画像形成装置23に送信する。続いて、ステップS207において、プリントサーバ22は、取得要求がされた出力データの印刷量を認証サーバ24に通知して、認証サーバ24に現在値を更新させて、本フローの処理を終了する。
上限値を超える出力データの取得要求を受けたと判断した場合(ステップS205のYes)、プリントサーバ22は、ステップS208において、出力データの送信を禁止して、利用制限を実行する。また、プリントサーバ22は、画像形成装置23に通知をして、上限値を超えているので印刷することができない旨を画像形成装置23に表示させてもよい。そして、プリントサーバ22は、ステップS208の処理を終了すると、本フローの処理を終了する。
以上のように、第1実施形態に係る印刷システム10によれば、プリントサーバ22を用いたプルプリントシステムにおいて、印刷量の上限値の管理をユーザ毎に適切に実行することができる。例えば、印刷システム10によれば、学生に対しては印刷量の上限管理処理をし、教員に対しては印刷量の上限管理処理をしないといった切り替えを自動的にすることができる。
(第1実施形態の第1変形例)
つぎに、第1実施形態の第1変形例について説明する。第1実施形態の第1変形例は、図1から図7を参照して説明した第1実施形態の基本構成と略同一の機能および構成を有するので、略同一の機能および構成を有する部材については同一の符号を付けて、相違点を中心に説明をする。
図8は、第1実施形態の第1変形例の印刷システム10の構成を示す図である。第1実施形態の第1変形例の印刷システム10は、課金装置51をさらに備える。課金装置51は、学内ネットワーク20に接続された情報処理端末であり、画像形成装置23を用いた印刷に対する対価をユーザに対して課金する。
課金装置51は、一例として、コインラックを制御して、コインラックに投入された現金に対して課金を行う。また、課金装置51は、電子マネーを管理するカードのリーダライタを制御して、電子マネーに対して課金を行ってもよい。また、課金装置51は、従業員カード等のリーダを制御して、その従業員の給与等に対して後払いによる課金をしてもよい。
図9は、第1実施形態の第1変形例のプリントサーバ22、画像形成装置23、認証サーバ24および課金装置51のブロック構成を示す図である。
課金装置51は、課金受付部52と、課金方式表示部53と、課金制御部54とを有する。課金受付部52は、プリントサーバ22からの課金方式リストを受け取り、課金方式リストに対するユーザの課金方式の選択を受け付ける。
課金方式表示部53は、プリントサーバ22から受け取った課金方式リストを表示する。課金制御部54は、ユーザが選択した課金方式で課金処理を実行する。
図10は、第1実施形態の第1変形例のプリントサーバ22が記憶する課金方式情報のデータ構成例を示す図である。プリントサーバ22は、一例として、図10に示すような、課金方式情報を記憶する。すなわち、プリントサーバ22は、課金方式IDと、ロール(属性)と、課金方式とを対応付けた課金方式情報を、ロール毎且つ課金方式毎に記憶する。
図11は、第1実施形態の第1変形例の印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。上限管理処理をする場合であって、且つ、取得要求のあった出力データを印刷したときの印刷量が上限値を超えると判断した場合、印刷システム10では、利用制限処理として、ステップS311からの処理を実行する。
まず、プリントサーバ22は、課金方式情報から、認証されたユーザのロールに対応する全ての課金方式を抽出し、課金方式リストを生成する(S311)。例えば、プリントサーバ22は、図10に示した課金方式情報を記憶している場合、ユーザが学生であれば、現金と電子マネーとを含む課金方式リストを生成する。また、ユーザがスタッフであれば給与天引きと現金とを含む課金方式リストを生成する。
続いて、プリントサーバ22は、課金方式リストを課金装置51に送信する(S312)。続いて、課金装置51は、課金方式リストを表示して、ユーザによる課金方式の選択を受け付ける(S313)。続いて、課金装置51は、ユーザにより選択された課金方式で課金が可能な場合、プリントサーバ22に課金可能な旨を通知する(S314)。
続いて、プリントサーバ22は、要求された出力データを画像形成装置23に送信する(S315)。続いて、画像形成装置23は、受信した出力データを印刷する(S316)。続いて、画像形成装置23は、完了通知をプリントサーバ22に送信する(S317)。続いて、プリントサーバ22は、今回の出力データの印刷量を課金装置51に送信する(S318)。続いて、課金装置51は、受信した印刷量に応じた金額を、ユーザにより選択された課金方式で課金し、本シーケンスを終了する(S319)。
以上のように、第1実施形態の第1変形例の印刷システム10によれば、印刷量が上限値を超える場合に、ユーザにより選択された課金方式で課金して印刷を実行させることができる。
(第1実施形態の第2変形例)
つぎに、第1実施形態の第2変形例について説明する。第1実施形態の第2変形例は、図1から図7を参照して説明した第1実施形態の基本構成と略同一の機能および構成を有するので、略同一の機能および構成を有する部材については同一の符号を付けて、相違点を中心に説明をする。
図12は、第1実施形態の第2変形例のプリントサーバ22が記憶する割引情報のデータ構成例を示す図である。プリントサーバ22は、一例として、図12に示すような、割引情報を記憶する。すなわち、プリントサーバ22は、印刷方式IDと、印刷方式と、第1割引量(デポジット課金の場合)と、第2割引量(現金課金の場合)とを対応付けた課金方式情報を、印刷方式毎に記憶する。
ここで、印刷方式には、例えば、普通方式と、割引印刷方式とがある。割引印刷方式の場合には、印刷した用紙に広告等が付加される。
第1割引量は、認証サーバ24で管理される現在値を更新する場合に、割り引かれる量を示す。例えば、第1割引量には、印刷量を実際の印刷枚数よりも5枚割り引くこと、または、実際の印刷枚数が5枚に達していない場合には全枚数を割り引くことが示されている。
第2割引量は、現金課金等をする場合に、割り引く金額を示す。例えば、第2割引量には、実際の利用金額から50円を割り引くこと、または、実際の利用金額が50円に達していない場合には、利用金額の全額を割り引くことが示されている。
図13は、第1実施形態の第2変形例に係る印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。第2変形例では、ステップS119において、画像形成装置23は、出力データの選択を受け付けるとともに、印刷方式の指定を受け付ける。画像形成装置23は、一例として、普通方式または割引印刷方式の何れかの指定を受け付ける。
割引印刷方式が指定された場合、プリントサーバ22は、上限値を超えているか否かの判定(S124)の処理に先立って、ステップS411において、取得要求がされた出力データの印刷量から予め登録された割引量を割り引く。例えば、プリントサーバ22は、出力データの印刷枚数から、割引情報に示された第1割引量の値を減算する。そして、プリントサーバ22は、ステップS124において、割引後の出力データの印刷量に基づき、上限値を超えるか否かを判定する。
以上のように、第1実施形態の第2変形例の印刷システム10によれば、割引後の印刷量が上限値を超えるか否かを判断することができる。
(第2実施形態)
図14は、第2実施形態に係る印刷システム10の構成を示す図である。第2実施形態は、第1実施形態と略同一の機能および構成を有するので、略同一の機能および構成を有する部材については同一の符号を付けて、相違点を中心に説明をする。
印刷システム10は、メールサーバ61と、データ管理サーバ62とをさらに備える。
第2実施形態に係る印刷システム10は、画像形成装置23に対して、電子メールを用いてプルプリントを可能としたシステムである。すなわち、印刷システム10では、学校に属するユーザ(例えば学生、教員)がクライアント端末25から対象データを添付した電子メールをメールサーバ61に送信すると、その対象データがデータ管理サーバ62によって印刷可能な出力データに変換される。続いて、印刷システム10では、データ管理サーバ62から出力データがプリントサーバ22に転送され、プリントサーバ22が出力データを蓄積する。そして、印刷システム10では、画像形成装置23が、ユーザの操作に応じて、プリントサーバ22に蓄積された印刷可能な出力データを取得して印刷する。
クライアント端末25は、電子メールを用いてプルプリントをする場合には、電子メールを、メールサーバ61の予め設定されたアドレスに送信する。この場合、クライアント端末25は、学内ネットワーク20に接続していてもよいし、学内ネットワーク20の外部のインターネットに接続していてもよい。
ここで、クライアント端末25から送信される電子メールは、印刷対象となる対象データとユーザを特定するユーザ特定情報とを含む。対象データは、一例として、添付ファイルとして電子メールに含まれる。対象データは、アプリケーションプログラム等により作成されたファイル形式のデータであり、プリンタドライバにより印刷用データに変換される前のデータである。対象データは、例えば、ワードプロセッサ用アプリケーションプログラムにより作成されたファイル、表計算アプリケーションプログラムにより作成されたファイル、または、プレゼンテーションプログラムにより作成されたファイル等である。
ユーザ特定情報は、学内ネットワーク20のユーザを一意に識別する番号であって、秘匿性の無い(つまり、他のユーザも知ることが可能な)番号である。本例においては、ユーザ特定情報は、学内ネットワーク20が利用される学校の学生のそれぞれに一意に割り当てられる学籍番号である。また、学籍番号は、学修番号と呼ばれたり、学生番号と呼ばれたりもする。
ユーザ特定情報は、電子メール内の予め定められた位置に、テキストで含まれる。例えば、ユーザ特定情報は、電子メールの件名に含まれる。
メールサーバ61は、学内ネットワーク20の外部のインターネット上に設けられる。メールサーバ61は、クライアント端末25から予め設定されているアドレスへと送信された電子メールを受信して、蓄積する。
データ管理サーバ62は、学内ネットワーク20の外部のインターネット上に設けられる。データ管理サーバ62は、1以上の情報処理装置から構成される。
データ管理サーバ62は、メールサーバ61から対象データおよびユーザ特定情報を含む電子メールを定期的に取得する。そして、データ管理サーバ62は、対象データを、画像形成装置23により印刷可能な形式の出力データに変換して、変換後の出力データおよびユーザ特定情報を対応付けて記憶する。
メールサーバ61およびデータ管理サーバ62は、まとめて1台の情報処理装置または複数台の情報処理装置により実現されていてもよい。
認証サーバ24は、それぞれのユーザについて、認証情報(ユーザIDおよびパスワード)とユーザ特定情報(学籍番号)とを対応付けて管理する。
ここで、認証情報とは、画像形成装置23等を利用するための情報であって、そのユーザが他のユーザに対して秘匿して管理すべき情報である。例えば、認証情報には、ユーザを識別するためのユーザ識別情報(ユーザID)およびパスワードが含まれる。
プリントサーバ22は、データ管理サーバ62から、出力データをユーザ特定情報と対応付けて取得する。続いて、プリントサーバ22は、認証サーバ24に対してユーザ特定情報(学籍番号)を送信して、取得したユーザ特定情報により特定される認証情報を取得し、認証情報に含まれるユーザを識別するためのユーザ識別情報(ユーザID)を取得する。そして、プリントサーバ22は、データ管理サーバ62から取得した出力データを、対応するユーザ識別情報に対応させて蓄積する。
図15は、第2実施形態のデータ管理サーバ62、プリントサーバ22、画像形成装置23および認証サーバ24のブロック構成を示す図である。
データ管理サーバ62は、メール取得部71と、データ変換部72と、第1管理部73と、第1記憶部74とを有する。メール取得部71は、対象データおよびユーザを特定するユーザ特定情報を含む電子メールを、メールサーバ61から取得する。この場合において、メール取得部71は、一定期間毎に電子メールを取得する。
データ変換部72は、電子メールに含まれる対象データを、画像形成装置23により出力可能な形式の出力データに変換する。データ変換部72は、一例として、電子メールから添付ファイルを抽出し、ファイル形式等を判断して変換処理を実行する。
第1管理部73は、電子メールに含まれていたユーザ特定情報を検出する。例えば、第1管理部73は、電子メールの件名に含まれる学籍番号を検出する。そして、第1管理部73は、データ変換部72により変換された出力データと検出したユーザ特定情報(学籍番号)とを対応付けて第1記憶部74に記憶させて、管理する。第1記憶部74は、出力データおよびユーザ特定情報(学籍番号)を記憶する。
プリントサーバ22は、出力データ取得部31と、ユーザ情報取得部33と、第2管理部75と、第2記憶部76と、上限管理部36と、上限管理情報記憶部37とを有する。出力データ取得部31は、第1実施形態と同様の機能を有し、これに加えて、データ管理サーバ62から出力データをユーザ特定情報と対応付けて取得する。出力データ取得部31は、一例として、定期的に出力データを取得する。
ユーザ情報取得部33は、第1実施形態と同様の機能を有し、これに加えて、出力データ取得部31により出力データが取得された場合、認証サーバ24にアクセスして、出力データに対応付けられたユーザ特定情報(学籍番号)に対応するユーザ情報を取得する。
第2管理部75は、第1実施形態のデータ管理部34と同様の機能を有する。これに加えて、第2管理部75は、取得したユーザ情報から、出力データに対応付けられたユーザ特定情報(学籍番号)に対応する認証情報を取得する。続いて、第2管理部75は、取得した認証情報に含まれるユーザ識別情報(ユーザID)を特定する。そして、第2管理部75は、出力データ取得部31が取得した出力データを、ユーザ情報取得部33が認証サーバ24から取得したユーザ識別情報に対応付けて第2記憶部76に記憶させて、管理する。
第2記憶部76は、第1実施形態のデータ記憶部35と同様の機能を有する。これに加えて、第2記憶部76は、出力データおよびユーザ識別情報を対応付けて記憶する。
認証サーバ24は、認証部44と、ユーザ情報記憶部45とを有する。ユーザ情報記憶部45は、それぞれのユーザのユーザ情報(認証情報(ユーザIDおよびパスワード)およびユーザ特定情報(学籍番号))を記憶する。
図16は、第2実施形態の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。第2実施形態の認証サーバ24は、図16に示すような、ユーザIDと、パスワードと、ロールと、学籍番号と、教員ユーザ名と、上限値と、現在値とを対応付けたユーザ情報を、ユーザ毎に記憶する。
学生番号および教員ユーザ名は、ユーザ特定情報の一例である。学籍番号は、例えば任意桁の数字である。また、教員ユーザ名は、教員毎に一意に定まる文字列である。ユーザが教員である場合には、学籍番号は空欄(図中では横棒線で示される)となる。また、ユーザが学生である場合には、教員ユーザ名は、空欄(図中では横棒線で示される)となる。なお、ユーザIDは、学生と教員とで記述形式は変わらない。
図17は、第2実施形態のデータ管理サーバ62が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。データ管理サーバ62は、図17に示すような、出力データIDと、ユーザ特定情報と、書誌情報とを対応付けた出力データ管理情報を、出力データ毎に記憶する。なお、ユーザ特定情報は、学生と教員とで記述形成が異なる。
図18は、第2実施形態に係る印刷システム10の処理シーケンスを示す図である。
まず、クライアント端末25は、対象データおよび学籍番号を含む電子メールをメールサーバ61に送信する(S511)。ここでは、クライアント端末25は、対象データを電子メールの添付ファイルに含め、学籍番号を電子メールの件名に含める。
続いて、データ管理サーバ62のメール取得部71は、メールサーバ61に対して電子メールの取得を要求する(S512)。続いて、メールサーバ61は、要求に応じて現在までに蓄積されている電子メールをデータ管理サーバ62に返信する(S513)。
続いて、データ管理サーバ62のデータ変換部72は、取得した電子メールから添付ファイル(対象データ)を抽出する(S514)。続いて、データ管理サーバ62のデータ変換部72は、抽出した対象データのデータ形式を変換して、出力データを生成する(S515)。
続いて、データ管理サーバ62の第1管理部73は、取得した電子メールの件名からユーザ特定情報(学籍番号または教員ユーザ名)を取得する(S516)。続いて、データ管理サーバ62の第1管理部73は、出力データを記録する(S517)。続いて、データ管理サーバ62の第1管理部73は、学籍番号または教員ユーザ名を含む出力データ管理情報を生成して、出力データに対応付けて記録する(S518)。
続いて、プリントサーバ22の出力データ取得部31は、データ管理サーバ62の第1管理部73に対して出力データの取得を要求する(S519)。続いて、データ管理サーバ62の第1管理部73は、要求に応じて現在までに蓄積されている出力データおよび出力データ管理情報をプリントサーバ22の出力データ取得部31に返信する(S520)。
続いて、プリントサーバ22のユーザ情報取得部33は、ユーザ特定情報から学籍番号または教員ユーザ名を特定して、特定した学籍番号または教員ユーザ名を認証サーバ24に送信してユーザ情報の取得を要求する(S521)。続いて、認証サーバ24は、要求に応じて、学籍番号または教員ユーザ名に対応するユーザ情報をプリントサーバ22のユーザ情報取得部33に返信する(S522)。
続いて、プリントサーバ22の第2管理部75は、認証サーバ24から取得したユーザ情報に基づき、学籍番号または教員ユーザ名に対応するユーザIDを特定する(S523)。続いて、プリントサーバ22の第2管理部75は、出力データおよびユーザIDを対応付けて記憶する(S524)。
そして、以後の処理は、図6に示した第1実施形態のステップS111からの処理と同様である。
以上のように第2実施形態に係る印刷システム10によれば、メールサーバ61に電子メールを送信することにより、外部からのアクセスが制限されている学内ネットワーク20内の画像形成装置23に印刷をさせることができる。これにより、印刷システム10によれば、学内ネットワーク20の外部のクライアント端末25から送信した対象データを、学内ネットワーク20内の画像形成装置23に印刷をさせることができる。また、印刷システム10によれば、対象データを電子メールに含めればよいので、クライアント端末25にプリンタドライバ等を含まなくてもよい。
(第2実施形態の第1変形例)
つぎに、第2実施形態の第1変形例について説明する。第2実施形態の第1変形例は、図14から図18を参照して説明した第2実施形態の基本構成と略同一の機能および構成を有するので、略同一の機能および構成を有する部材については同一の符号を付けて、相違点を中心に説明をする。
図19は、第2実施形態の第1変形例の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。第1変形例に係る認証サーバ24は、教員ユーザ名に代えて、カードIDを含むユーザ情報を記憶する。
カードIDは、教員またはスタッフのそれぞれが保有するカードの番号を示す。また、カードIDは、例えば、学籍番号とは異なる形式で記述されており、例えば先頭の予め定められた文字範囲に特定の文字列(Card)を含む。
図20は、第2実施形態の第1変形例のデータ管理サーバ62が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。第1変形例では、教員が電子メールを用いたメール印刷を利用する場合、電子メールの予め定められた位置にカードIDを含める。これにより、データ管理サーバ62の出力データ管理情報には、ユーザ特定情報として、教員ユーザ名に代えて、カードIDが記述される。
図21は、第2実施形態の第1変形例のプリントサーバ22の処理フローを示す図である。第1変形例のプリントサーバ22は、データ管理サーバ62から出力データを受信した場合に、以下のステップS611からの処理を実行する。
まず、ステップS611において、プリントサーバ22は、出力データおよび出力データ管理情報を受信する。続いて、ステップS612において、プリントサーバ22は、ロールが学生であるか、否かを判断する。プリントサーバ22は、一例として、ユーザ特定情報の先頭の予め定められた範囲の文字に特定の文字列(例えば、Card)が含まれるか否かを判断して、ロールが学生であるか否かを判断する。
ロールが学生である場合(ステップS612の学生)、ステップS613において、プリントサーバ22は、ユーザ情報の学籍番号の欄をキーとしてユーザIDを特定する。一方、ロールが学生ではない場合(ステップS612の学生ではない)、ステップS614において、プリントサーバ22は、ユーザ情報のカードIDの欄をキーとしてユーザIDを特定する。
ステップS613またはステップS614でユーザIDを特定すると、続いて、ステップS615において、プリントサーバ22は、特定したユーザIDと出力データとを対応付けて管理して、本フローを終了する。
以上のように第2実施形態の第1変形例に係る印刷システム10によれば、教員およびスタッフのユーザ特定情報をカードIDとすることにより、プリントサーバ22でのユーザIDの特定を簡易にすることができる。
(第2実施形態の第2変形例)
つぎに、第2実施形態の第2変形例について説明する。第2実施形態の第2変形例は、図14から図18を参照して説明した第2実施形態の基本構成と略同一の機能および構成を有するので、略同一の機能および構成を有する部材については同一の符号を付けて、相違点を中心に説明をする。
図22は、第2実施形態の第2変形例の認証サーバ24が記憶するユーザ情報のデータ構成例を示す図である。図23は、第2実施形態の第2変形例のデータ管理サーバ62が記憶する出力データ管理情報のデータ構成例を示す図である。
例えば、学籍番号は、一部分が定型情報である場合がある。例えば、図22の場合、学籍番号は、先頭の3文字が“P00”の定型情報となっており、4文字目以降が学生を一意に識別する番号となっている。このような場合、第2変形例のデータ管理サーバ62の第1管理部73は、図23に示されるように、ユーザ特定情報における少なくともユーザを識別できる一部の情報と、対象データと対応付けて管理する。
さらに、第2変形例のプリントサーバ22は、電子メールの件名に含まれているユーザ特定情報が、定型情報を付加した状態の学籍番号であっても、定型情報を除いた後の学籍番号であっても、ユーザ情報を取得可能となっている。
図24は、第2実施形態の第2変形例に係るプリントサーバ22の処理フローを示す図である。
まず、ステップS711において、プリントサーバ22は、出力データおよび出力データ管理情報を受信する。続いて、ステップS712において、プリントサーバ22は、出力データ管理情報のユーザ特定情報に、定型情報(例えば“P00”)を付加する。続いて、ステップS713において、プリントサーバ22は、定型情報を付加したユーザ特定情報に対応するユーザ情報を、認証サーバ24から取得する。
続いて、ステップS714において、プリントサーバ22は、定型情報を付加したユーザ特定情報をキーとしてユーザ情報を取得できたか否かを判断する。定型情報を付加したユーザ特定情報をキーとしてユーザ情報を取得できた場合(ステップS714のYes)、ステップS715において、プリントサーバ22は、取得したユーザ情報からユーザIDを特定する。そして、ステップS716において、プリントサーバ22は、特定したユーザIDと出力データとを対応付けて管理して、本フローを終了する。
一方、プリントサーバ22は、定型情報を付加したユーザ特定情報をキーとしてユーザ情報を取得できない場合(ステップS714のNo)、ステップS717において、プリントサーバ22は、定型情報を付加しないユーザ特定情報に対応するユーザ情報を認証サーバ24から取得する。続いて、ステップS718において、プリントサーバ22は、定型情報を付加しないユーザ特定情報をキーとしてユーザ情報を取得できたか否かを判断する。定型情報を付加しないユーザ特定情報をキーとしてユーザ情報を取得できた場合(ステップS718のYes)、ステップS715において、プリントサーバ22は、取得したユーザ情報からユーザIDを特定する。そして、ステップS716において、プリントサーバ22は、特定したユーザIDと出力データとを対応付けて管理して、本フローを終了する。
定型情報を付加しないユーザ特定情報をキーとしてユーザ情報を取得できない場合(ステップS718のNo)、ステップS719において、プリントサーバ22は、エラー処理をして(例えば、対応する出力データを削除して)、本フローを終了する。
以上のように第2実施形態の第2変形例に係る印刷システム10によれば、学籍番号の一部が定型情報である場合、電子メールに定型情報を除いた学籍番号を入力した場合も、定型情報を付加した学籍番号を入力した場合も、印刷をさせることができる。
以上のような第1および第2実施形態のプリントサーバ22およびデータ管理サーバ62は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
プリントサーバ22およびデータ管理サーバ62で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、プリントサーバ22およびデータ管理サーバ62で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、プリントサーバ22およびデータ管理サーバ62で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、このプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第1の実施形態のプリントサーバ22で実行されるプログラムは、上述した各部(出力データ取得部31、認証受付部32、ユーザ情報取得部33、データ管理部34および上限管理部36)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、出力データ取得部31、認証受付部32、ユーザ情報取得部33、データ管理部34および上限管理部36が主記憶装置上に生成されるようになっている。なお、出力データ取得部31、認証受付部32、ユーザ情報取得部33、データ管理部34および上限管理部36は、一部または全部がハードウェアにより構成されていてもよい。
また、第2の実施形態のプリントサーバ22で実行されるプログラムは、上述した各部(出力データ取得部31、ユーザ情報取得部33、第2管理部75および上限管理部36)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、出力データ取得部31、ユーザ情報取得部33、第2管理部75および上限管理部36が主記憶装置上に生成されるようになっている。なお、出力データ取得部31、ユーザ情報取得部33、第2管理部75および上限管理部36は、一部または全部がハードウェアにより構成されていてもよい。
また、データ管理サーバ62で実行されるプログラムは、上述した各部(メール取得部71、データ変換部72および第1管理部73)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、メール取得部71、データ変換部72および第1管理部73が主記憶装置上に生成されるようになっている。メール取得部71、データ変換部72および第1管理部73は、一部または全部がハードウェアにより構成されていてもよい。
なお、本発明は、好適な実施の形態として、プリントを利用用途とした説明をしたが、本発明はプリントに限らず適用することができる。つまり、例えばユーザの自宅PCや携帯端末から学内ネットワークに対するアクセスが制限されているような環境において、学内ネットワークの装置が、外部ネットワークに存在する特定の装置に対してアクセスし、情報を取得することで、アクセスが制限されているPCや携帯端末等は特定の装置にデータを送信すれば学内ネットワークの装置にそのデータを取得させることができるようになる(実施形態においては、データを取得、蓄積、送信する装置としてプリントサーバ22が該当する)。印刷用途に限らず、WordファイルやPDFファイル等、自宅PCやタブレット端末等で作成したデータを、学内ネットワークの特定の装置(MFPやLP、プリンタ等の画像形成装置、PC、タブレット端末等の端末装置、プロジェクタ等の投影装置、電子黒板装置、サイネージ等の電子広告装置、実験機器等の実験装置等、データを利用する装置(データ利用装置)の種類については種々のものが考えられる。)から利用したいという場合にも本発明は適用できる。またさらに、ネットワークシステムにおいて用いた学内や企業内といった言葉に限定されるものでもなく、上述したようなネットワークシステム構成でなければ適用できないものでもない。
10 印刷システム
20 学内ネットワーク
21 ファイアウォール
22 プリントサーバ
23 画像形成装置
24 認証サーバ
25 クライアント端末
26 携帯端末
31 出力データ取得部
32 認証受付部
33 ユーザ情報取得部
34 データ管理部
35 データ記憶部
36 上限管理部
37 上限管理情報記憶部
41 認証処理部
42 取得部
43 出力部
44 認証部
45 ユーザ情報記憶部
51 課金装置
52 課金受付部
53 課金方式表示部
54 課金制御部
61 メールサーバ
62 データ管理サーバ
71 メール取得部
72 データ変換部
73 第1管理部
74 第1記憶部
75 第2管理部
76 第2記憶部
特開2009−181275号公報

Claims (9)

  1. 画像形成装置が画像形成可能な形式の出力データをユーザ識別情報と対応付けて記憶するデータ記憶部と、
    前記画像形成装置からの出力データの取得要求に応じて、前記画像形成装置を操作するユーザのユーザ識別情報と対応付いて前記データ記憶部に記憶された出力データを送信するデータ管理部と、
    前記ユーザに対応して登録された印刷量の上限値を超える出力データの取得要求を受けた場合に、前記出力データの出力を制限する上限管理処理を実行する上限管理部と、
    ユーザの属性毎に前記上限管理処理をするか否かを示す情報を記憶する上限管理情報記憶部と、
    を備え、
    前記上限管理部は、前記画像形成装置を操作する前記ユーザの属性を取得し、取得した属性に応じて前記上限管理処理を実行するか否かを切り替える
    情報処理装置。
  2. 前記上限管理部は、前記画像形成装置による印刷が完了した場合、前記ユーザの現時点までの印刷量を示す現在値を更新する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記上限管理部は、前記現在値と、前記取得要求がされた出力データの印刷量とを加算した値が前記上限値を超える場合に、前記出力データの送信を禁止する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像形成装置を操作する前記ユーザが所定の印刷方式を選択した場合、前記上限管理部は、前記取得要求がされた出力データの印刷量から予め定められた量を割り引く
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記上限管理部は、前記ユーザに対応して登録された印刷量の上限値を超える出力データの取得要求を受けた場合に、前記ユーザに対して課金方式の選択を要求し、選択された課金方式により課金可能な場合に前記出力データを送信させる
    請求項1から4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像形成装置および前記情報処理装置は、外部の機器からのアクセスを制限するファイアウォールが接続された学校内のネットワークに接続される
    請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. それぞれのユーザに学生または教員の属性が割り当てられ、
    前記上限管理部は、前記ユーザの属性が学生である場合に前記上限管理処理を実行し、前記ユーザの属性が教員である場合に前記上限管理処理を実行しない
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 画像形成装置が画像形成可能な形式の出力データをユーザ識別情報と対応付けて蓄積する情報処理装置のデータ処理方法であって、
    前記画像形成装置からの出力データの取得要求に応じて、前記画像形成装置を操作するユーザのユーザ識別情報と対応付いて記憶された出力データを送信するデータ管理ステップと、
    前記ユーザに対応して登録された印刷量の上限値を超える出力データの取得要求を受けた場合に、前記出力データの出力を制限する上限管理処理を実行する上限管理ステップと、
    ユーザの属性毎に前記上限管理処理をするか否かを示す情報を記憶する上限管理情報記憶ステップと、
    を含み、
    前記上限管理ステップは、前記画像形成装置を操作する前記ユーザの属性を取得し、取得した属性に応じて前記上限管理処理を実行するか否かを切り替える
    データ処理方法。
  9. 画像形成装置が画像形成可能な形式の出力データをユーザ識別情報と対応付けて蓄積する情報処理装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記画像形成装置からの出力データの取得要求に応じて、前記画像形成装置を操作するユーザのユーザ識別情報と対応付いて記憶された出力データを送信するデータ管理ステップと、
    前記ユーザに対応して登録された印刷量の上限値を超える出力データの取得要求を受けた場合に、前記出力データの出力を制限する上限管理処理を実行する上限管理ステップと、
    ユーザの属性毎に前記上限管理処理をするか否かを示す情報を記憶する上限管理情報記憶ステップと、
    を含み、
    前記上限管理ステップは、前記画像形成装置を操作する前記ユーザの属性を取得し、取得した属性に応じて前記上限管理処理を実行するか否かを切り替える
    プログラム。
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