JP4872864B2 - 部品実装装置及び部品実装装置の情報書き込み方法 - Google Patents

部品実装装置及び部品実装装置の情報書き込み方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品実装装置において、テープフィーダを介して装置本体に供給される部品の識別情報とテープフィーダの識別情報を装置本体が備える本体側メモリに書き込む機能を備えた部品実装装置及び部品実装装置の情報書き込み方法に関するものである。
装置本体に着脱自在に装着される着脱モジュールを介して装置本体に供給物を供給し、その供給物を用いて基板に対する所要の作業を行う部品実装関連装置としては、テープリールを装填したテープフィーダから装置本体に部品を供給して基板への部品の実装を行う部品実装装置や、半田ペーストの収容カートリッジを装填したスキージヘッドから装置本体に半田ペーストを供給して基板への半田ペーストの塗布を行う印刷装置等が知られている。このような部品実装関連装置では、制御装置が供給物の識別情報を把握して装置本体を作動させる制御(例えば部品の種類に応じた実装手順の制御や半田ペーストの種類に応じたスキージ速度の制御など)を行う。
制御装置が供給物の識別情報を把握できるようにするためには、供給物の識別情報を装置本体に設けられた本体側メモリに書き込んでおく必要がある。着脱モジュールがテープフィーダの場合、通常、部品の識別情報はテープリールに貼付されたバーコードに記録されており、作業者は、テープリールが装填されたテープフィーダを装置本体に装着する前に、バーコードリーダによってバーコードをスキャンして識別情報を読み取り、本体側メモリに送信する作業を行う。これにより識別情報は本体側メモリに書き込まれ、制御装置は部品の識別情報に基づいて装置本体を作動させる制御を行うことができるようになる。
また、上記のように供給物の識別情報を本体側メモリに直接書き込むものでは、供給物の識別情報は本体側メモリのみが把握した状態となるため、着脱モジュールを装置本体から取り外して他の装置本体に装着したときには、その新たな装置本体に対して改めて識別情報の読み取り及び送信作業を行わなければならなくなり、作業効率が悪い。このため近年では、着脱モジュールにモジュール側メモリを設け、バーコードリーダ等の識別情報読み取り手段により読み取った識別情報を一旦モジュール側メモリに送信して書き込み、着脱モジュールが装置本体に装着された状態でモジュール側メモリから本体側メモリに識別情報が伝送されて書き込まれるようにしたものが考案されている。このように識別情報をモジュール側メモリ経由で本体側メモリに書き込むものでは供給物の識別情報がモジュール側メモリにも記憶されるので、着脱モジュールを装置本体から取り外して他の装置本体に装着したときでも、作業者は改めて識別情報の読み取り作業を行う必要がない。
特開平10−256783号公報
しかしながら、従来では識別情報読み取り手段により読み取った識別情報が本体側メモリに書き込まれるまでの情報伝送形態は有線伝送によっており、供給物の読み取りを行う際には、識別情報読み取り手段が有線によって繋がった専用の治具に着脱モジュールを載置し、着脱モジュールと(モジュール側メモリと)と治具とを電気的に接続したうえで識別情報読み取り手段による識別情報の読み取りを行う必要があったため、作業性が悪かった。ここで、識別情報の情報伝送形態を有線伝送から無線伝送に代えると、着脱モジュールを治具に載置する作業等が省かれるため、識別情報読み取り手段による識別情報の読み
取り作業は容易になるものの、モジュール側メモリに記憶された識別情報が本体側メモリに伝送される際に、装置本体或いは隣接する他のモジュール等から発生するノイズによって伝送ミスが生じるおそれが生じるという新たな問題が発生してしまう。
そこで本発明は、識別情報の読み取り作業の作業性の向上とフィーダ側メモリから本体側メモリへ伝送される識別情報の伝送信頼性の向上との両立を図ることができる部品実装装置及び部品実装装置の情報書き込み方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装装置は、供給された部品を用いて基板に対する所要の作業を行う装置本体と、装置本体に着脱自在に装着され、装填されたテープリールから部品を取り出して装置本体に供給するテープフィーダと、装置本体に設けられ、部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報が書き込まれる本体側メモリと、装置本体に設けられ、本体側メモリに書き込まれたテープフィーダごとの部品の識別情報に基づいて装置本体を作動させる制御を行う制御手段とを備えた部品実装装置であって、テープフィーダに設けられ、そのテープフィーダの識別情報を記憶するフィーダ側メモリと、テープフィーダが装置本体に装着される前にテープリールに貼付された部品識別バーコードに記録されている部品の識別情報を読み取ってテープフィーダの外部からテープフィーダに設けられたフィーダ側メモリに無線送信するバーコードリーダと、テープフィーダに設けられ、バーコードリーダによってテープフィーダの外部から線送信された部品の識別情報を受信してフィーダ側メモリに書き込む無線書き込み手段と、テープフィーダに設けられ、テープフィーダが装置本体に装着された状態で、フィーダ側メモリに書き込まれている部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を読み出して装置本体側に有線送信する有線送信手段と、装置本体に設けられ、装置本体側に有線送信された部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を受信して本体側メモリに書き込む有線書き込み手段とを備えた。
請求項に記載の部品実装装置の情報書き込み方法は、供給された部品を用いて基板に対する所要の作業を行う装置本体と、装置本体に着脱自在に装着され、装填されたテープリールから部品を取り出して装置本体に供給するテープフィーダと、装置本体に設けられ、部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報が書き込まれる本体側メモリと、装置本体に設けられ、本体側メモリに書き込まれたテープフィーダごとの部品の識別情報に基づいて装置本体を作動させる制御を行う制御手段とを備えた部品実装装置において、部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を本体側メモリに書き込む部品実装装置の情報書き込み方法であって、テープフィーダを装置本体に装着する前にバーコードリーダによってテープリールに貼付された部品識別バーコードに記録されている部品の識別情報を読み取ってテープフィーダの外部からテープフィーダに設けられたフィーダ側メモリに無線送信する情報読み取り工程と、テープフィーダの外部からバーコードリーダによって無線送信された部品の識別情報を受信してフィーダ側メモリに書き込む無線書き込み工程と、テープフィーダが装置本体に装着された状態で、フィーダ側メモリに書き込まれている部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を読み出して装置本体側に有線送信する有線送信工程と、装置本体側に有線送信された部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を受信して本体側メモリに書き込む有線書き込み工程とを含む。
本発明では、部品の識別情報をフィーダ側メモリに書き込む際の情報伝送形態は識別情報の読み取り作業を容易なものとすることができる無線伝送とする一方、フィーダ側メモリに書き込まれた部品の識別情報の本体側メモリへの情報伝送は装置本体或いは隣接する他のモジュール等から発生するノイズの影響を受けにくい有線伝送としているので、識別情報の読み取り作業の作業性の向上とフィーダ側メモリから本体側メモリへ伝送される識別情報の伝送信頼性の向上との両立を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装装置の平面図、図2は本発明の一実施の形態における部品実装装置の正面図、図3は本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系を示すブロック図、図4は本発明の一実施の形態における部品実装装置の部分分解正面図、図5は本発明の一実施の形態における部品実装装置の情報伝送径路を示す図である。
図1及び図2において、部品実装関連装置の一例である部品実装装置1は装置本体2と装置本体2に着脱自在に装着される着脱モジュールとしての複数のテープフィーダ20を備える。装置本体2は、基台3上に水平面内の一の方向(X軸方向)に延びた基板搬送路4を有しており、基板搬送路4の上方にはX軸方向と直交する水平面内の方向(Y軸方向)に延びたY軸テーブル5が設けられている。Y軸テーブル5にはY軸テーブル5に一端が支持された2つのX軸テーブル6がX軸方向に延びて設けられており、各X軸テーブル6にはX軸テーブル6に沿ってX軸方向に移動自在な移動ステージ7が設けられている。各移動ステージ7には移載ヘッド8が取り付けられており、基板搬送路4の側方領域には複数のテープフィーダ20がX軸方向に並んで設けられている。各テープフィーダ20は移載ヘッド8の基台3に対する移動可能領域R内に部品供給口21を位置させている。各移載ヘッド8には複数の吸着ノズル9が下方に延びて設けられており、各吸着ノズル9の下端にはテープフィーダ20がその部品供給口21に供給した部品Pを吸着してピックアップすることができるようになっている。
図3において、部品実装装置1の装置本体2には、基板搬送路4を駆動する搬送路駆動機構11a、各X軸テーブル6をY軸テーブル5に沿って移動させるX軸テーブル移動機構11b、各移動ステージ7をX軸テーブル6に沿って移動させる移動ステージ移動機構11c、各吸着ノズル9を個別に昇降及び上下軸(Z軸)回りに回転させるノズル駆動機構11d及び各吸着ノズル9に吸着動作を行わせるノズル吸着機構11eが備えられている。この部品実装装置1に備えられた制御装置12は、搬送路駆動機構11aの作動制御を行って基板10の搬送と基台3に対する所定位置への位置決めを行い、X軸テーブル移動機構11b、移動ステージ移動機構11c、ノズル駆動機構11d及びノズル吸着機構11eの作動制御を行ってテープフィーダ20の部品供給口21からピックアップした部品Pを基板10に搭載する部品実装動作を含む移載ヘッド8の作動制御を行う。
図1において、移載ヘッド8には撮像面を下に向けた基板カメラ13が設けられており、基台3上には撮像面を上に向けた部品カメラ14が設けられている。これら基板カメラ13及び部品カメラ14は制御装置12によりその作動制御がなされる(図3)。
制御装置12は予め記憶した実装プログラムを実行して部品Pを基板10へ実装する制御を行う。部品Pの基板10への実装は、先ず、基板搬送路4を作動させて実装の対象となる基板10を基台3上の所定位置に搬送・位置決めし、移載ヘッド8を基板10の上方に移動させて基板カメラ13により基板10の隅に設けられた位置決めマーク(図示せず)を画像認識させる。基板カメラ13が画像認識した位置決めマークの画像情報は制御装置12に送られ、制御装置12はこの基板カメラ13から送られた画像情報に基づいて位置ずれ検出用マークが予め定められた基準の位置からどれだけずれているかの判断を行い、基板10の位置ずれを検出する。
制御装置12は、基板10の位置ずれを検出したら移載ヘッド8をテープフィーダ20の上方に移動させ、吸着ノズル9によりテープフィーダ20の部品供給口21に供給されている部品Pを吸着させる。そして、吸着ノズル9に吸着された部品Pが部品カメラ14の上方(部品カメラ14の視野内)を通過するように移動させ、部品カメラ14に部品Pの下面の画像認識(撮像)を行わせる。この部品カメラ14の画像認識によって得られた部品Pの下面の画像情報は制御装置12に送られ(図3)、制御装置12はこの部品カメラ14から送られた画像情報に基づいて各部品Pが吸着ノズル9に対してどれだけずれているかの判断を行い、部品Pの吸着ノズル9に対するずれ(吸着ずれ)を検出する。
制御装置12は、上記のように基板10の位置ずれと部品Pの吸着ずれを検出したら、吸着ノズル9に吸着されている部品Pをその部品Pに対して与えられている搭載位置データに基づいて基板10上に搭載する。このとき制御装置12は検出された基板10の位置ずれと部品Pの位置ずれが修正されるように搭載位置データの補正を行うので、部品Pは基板10上の正しい位置に搭載される。
図4において、テープフィーダ20を介して装置本体2に供給される部品P(供給物)はその容器(供給物容器)としてのテープリール30に巻き付けられたテープ31に一定間隔おきに保持されており、テープリール30がテープフィーダ20に装填されることによって部品Pもテープフィーダ20に装填される(図4及び図5中に示す矢印A)。ここで、各テープリール30にはそのテープリール30に保持された部品Pの識別情報(例えば部品サイズやロット番号など)が記録された情報記録媒体としての部品識別バーコード32が貼付されており、各テープフィーダ20にはそのテープフィーダ20の識別情報(例えばテープフィーダの識別番号や種別など)が記録された情報記録媒体としてのフィーダ識別バーコード22が貼付されている。各テープフィーダ20はテープリール30が装填された後、それぞれ装置本体2に設けられたフィーダベース2aの所定位置に装着される(図4及び図5中に示す矢印B)。
図2及び図3において、部品実装装置1の装置本体2には制御装置12とデータのやり取りが可能な本体側メモリ15が設けられており、各テープフィーダ20にはそれぞれのテープフィーダ20(着脱モジュール)の識別情報を記憶するフィーダ側メモリ(モジュール側メモリ)23が設けられている。ここで本体側メモリ15は、必要に応じて識別情報と関連付けられた詳細情報(メーカー、製造年月日、エラー履歴など)を記憶している。
図5に示すように、本体側メモリ15は装置本体2内に設けられた有線書き込み装置16(有線書き込み手段)と接続(有線接続)されており、この有線書き書き込み装置16は、装置本体2内に設けられてフィーダベース2aの近傍に開口した複数の本体側コネクタ17と接続(有線接続)されている。本体側コネクタ17はフィーダベース2aに装着可能なテープフィーダ20に対応した数だけ設けられている。
各テープフィーダ20に設けられたフィーダ側メモリ23は有線送信装置24(有線送信手段)と接続(有線接続)されており、その有線送信装置24はテープフィーダ20内に設けられたフィーダ側コネクタ25と接続(有線接続)されている。テープフィーダ20をフィーダベース2aの所定位置に装着すると、そのテープフィーダ20に設けられたフィーダ側コネクタ25が対応する本体側コネクタ17と水平方向に嵌合し、フィーダ側メモリ23は有線送信装置24、フィーダ側コネクタ25、本体側コネクタ17及び有線書き込み装置16を介して本体側メモリ15と有線接続される。
また、各テープフィーダ20のフィーダ側メモリ23は、テープフィーダ20内に設け
られた無線書き込み装置(無線書き込み手段)26と接続されている。この無線書き込み装置26はテープフィーダ20の外部から無線伝送された部品Pの識別情報とテープフィーダ20の識別情報を受信してフィーダ側メモリ23に書き込む機能を有している。
次に、部品Pの識別情報とその部品Pの容器であるテープリール30が装填されるテープフィーダ20の識別情報を装置本体2に設けられた本体側メモリ15に書き込む手順を説明する。
これには先ず、作業者は、テープフィーダ20を装置本体1に装着する前、例えばテープリール30をテープフィーダ20に装填する際に、情報読み取り手段であるバーコードリーダ40によってテープリール30に貼付された部品識別バーコード32をスキャンしてそこに記録されている部品Pの識別情報を読み取る作業を行い(図5中に示す矢印C)、必要に応じてテープフィーダ20に貼付されたフィーダ識別バーコード22をスキャンしてそこに記録されているテープフィーダ20の識別情報を読み取る作業を行う(図5中に示す矢印D。情報読み取り工程)。
図5において、バーコードリーダ40が読み取った部品Pの識別情報とテープフィーダ20の識別情報はバーコードリーダ40内に設けられたバーコードリーダ内メモリ41に記憶され、作業者がバーコードリーダ40に設けられた操作部42の操作(この操作には識別情報の送信先となるテープフィーダ20の識別番号の指定が含まれる。すなわち、テープフィーダ20の識別番号は予めフィーダ側メモリ23に記憶されており、これを頼りにバーコードリーダ40が部品Pの識別情報を伝送する)を行うと、バーコードリーダ内メモリ41に記憶された部品Pの識別情報はそのテープフィーダ20の無線書き込み装置26に無線伝送される(図5中に示す矢印E)。
バーコードリーダ40から無線伝送された識別情報を受信したテープフィーダ20の無線書き込み装置26は、その受信した識別情報をフィーダ側メモリ23に書き込む(無線書き込み工程)。これによりフィーダ側メモリ23には、そのテープフィーダ20に装着される部品Pの識別情報が記憶される。
作業者は、部品Pの識別情報とテープフィーダ20の識別情報を読み取って、部品Pの識別情報をテープフィーダ20のフィーダ側メモリ23に書き込む作業を行ったら、テープリール30をテープフィーダ20に装填し、次いでそのテープフィーダ20を装置本体2(フィーダベース2a)に装着する。
テープリール30が装填されたテープフィーダ20が装置本体2に装着されてフィーダ側コネクタ25と本体側コネクタ17が水平方向に嵌合すると、これ(両コネクタ25,17の嵌合)を検知した有線送信装置24がフィーダ側メモリ23に記憶された部品Pの識別情報とテープフィーダ20の識別情報を読み出し、フィーダ側コネクタ25及び本体側コネクタ17を介して装置本体2側に有線送信する(有線送信工程)。
有線送信装置24がフィーダ側メモリ23に書き込まれている部品Pの識別情報とテープフィーダ20の識別情報を読み出して装置本体2側に有線送信すると、装置本体2に設けられた有線書き込み装置16はその送信された両識別情報(部品Pの識別情報とテープフィーダ20の識別情報)を受信し、これら両識別情報を互いに関連付けた状態で本体側メモリ15に書き込む(有線書き込み工程)。これにより本体側メモリ15にはテープフィーダ20ごとの部品Pの識別情報が記憶され、制御装置12はこの本体側メモリ15に記憶されたテープフィーダ20ごとの部品Pの識別情報を参照することによって、装置本体2を作動させる制御(例えば部品Pの種類に応じた移載ヘッド8の実装動作の制御など)を行うことができるようになる。このように制御装置12は、本体側メモリ15に書き
込まれたテープフィーダ20ごとの部品Pの識別情報に基づいて移載ヘッド8の作動制御を行う制御手段となっている。
以上述べたように、本実施の形態における部品実装装置1では、テープフィーダ20に設けられ、そのテープフィーダ20の識別情報を記憶するフィーダ側メモリ23、テープフィーダ20が装置本体2に装着される前にテープリール30に貼付された部品識別バーコード32に記録されている部品Pの識別情報を読み取ってテープフィーダ20の外部からテープフィーダ20に設けられたフィーダ側メモリ23に無線送信するバーコードリーダ40、テープフィーダ20に設けられ、バーコードリーダ40によってテープフィーダ20の外部から無線送信された部品Pの識別情報を受信してフィーダ側メモリ23に書き込む無線書き込み装置26(無線書き込み手段)、テープフィーダ20に設けられ、テープフィーダ20が装置本体2に装着された状態で、フィーダ側メモリ23に書き込まれている部品Pの識別情報及びテープフィーダ20の識別情報を読み出して装置本体2側に有線送信する有線送信装置24(有線送信手段)及び装置本体2に設けられ、装置本体2側に有線送信された部品Pの識別情報及びテープフィーダ20の識別情報を受信して本体側メモリ15に書き込む有線書き込み装置16(有線書き込み手段)を備えたものとなっている。
また、この部品実装装置1の着脱モジュールであるテープフィーダ20は、そのテープフィーダ20の識別情報を記憶するフィーダ側メモリ23と、テープフィーダ20の外部から無線送信された部品Pの識別情報を受信してフィーダ側メモリ23に書き込む無線書き込み装置26(無線書き込み手段)と、テープフィーダ20が装置本体2に装着された状態で、フィーダ側メモリ23に書き込まれている部品Pの識別情報及びテープフィーダ20の識別情報を読み出して装置本体2側に有線送信する有線送信装置24(有線送信手段)とを備えたものとなっている。
更に、この部品実装装置1において、部品Pの識別情報及びテープフィーダ20の識別情報を本体側メモリ15に書き込む情報書き込み方法では、テープフィーダ20を装置本体2に装着する前にバーコードリーダ40によって部品Pの識別情報を読み取ってテープフィーダ20の外部からテープフィーダ20に設けられたフィーダ側メモリ23に無線送信する情報読み取り工程と、テープフィーダ20の外部から無線送信された部品Pの識別情報を受信してフィーダ側メモリ23に書き込む無線書き込み工程と、テープフィーダ20が装置本体2に装着された状態で、フィーダ側メモリ23に書き込まれている部品Pの識別情報及びテープフィーダ20の識別情報を読み出して装置本体2側に有線送信する有線送信工程と、装置本体2側に有線送信された部品Pの識別情報及びテープフィーダ20の識別情報を受信して本体側メモリ15に書き込む有線書き込み工程を含むものとなっている。
このように、本実施の形態における部品実装装置1、部品実装装置1のテープフィーダ20及び部品実装装置1の情報書き込み方法では、部品Pの識別情報をフィーダ側メモリ23に書き込む際の情報伝送形態は識別情報の読み取り作業を容易なものとすることができる無線伝送とする一方、フィーダ側メモリ23に書き込まれた供給物の識別情報の本体側メモリ15への情報伝送は装置本体2或いは隣接する他のモジュール等から発生するノイズの影響を受けにくい有線伝送としているので、識別情報の読み取り作業の作業性の向上とフィーダ側メモリ23から本体側メモリ15へ伝送される識別情報の伝送信頼性の向上との両立を図ることができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、供給物である部品Pの識別情報及び着脱モジュールであるテープフィーダ20の識別情報の情報記録媒体はともにバーコード(部品識別バーコード32及びフィーダ識別バーコード22)であったが、必ずしもバーコードでなくてもよく、他の情報記録媒体、例えばIDタグであってもよい。なお、記録媒体がIDタグの場合には、識別情報読み取り手段にはIDタグに記録された識別情報を読み取ることができるもの(IDタグリーダ)を用いればよい。
識別情報の読み取り作業の作業性の向上とフィーダ側メモリから本体側メモリへ伝送される識別情報の伝送信頼性の向上との両立を図ることができる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の正面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の部分分解正面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の情報伝送径路を示す図
符号の説明
1 部品実装装
2 装置本体
10 基板
12 制御装置(制御手段)
15 本体側メモリ
16 有線書き込み装置(有線書き込み手段)
20 テープフィー
23 フィーダ側メモ
24 有線送信装置(有線送信手段)
26 無線書き込み装置(無線書き込み手段)
30 テープリー
32 部品識別バーコード
40 バーコードリー
P 部

Claims (2)

  1. 供給された部品を用いて基板に対する所要の作業を行う装置本体と、装置本体に着脱自在に装着され、装填されたテープリールから部品を取り出して装置本体に供給するテープフィーダと、装置本体に設けられ、部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報が書き込まれる本体側メモリと、装置本体に設けられ、本体側メモリに書き込まれたテープフィーダごとの部品の識別情報に基づいて装置本体を作動させる制御を行う制御手段とを備えた部品実装装置であって、
    テープフィーダに設けられ、そのテープフィーダの識別情報を記憶するフィーダ側メモリと、
    テープフィーダが装置本体に装着される前にテープリールに貼付された部品識別バーコードに記録されている部品の識別情報を読み取ってテープフィーダの外部からテープフィーダに設けられたフィーダ側メモリに無線送信するバーコードリーダと、
    テープフィーダに設けられ、バーコードリーダによってテープフィーダの外部から線送信された部品の識別情報を受信してフィーダ側メモリに書き込む無線書き込み手段と、
    テープフィーダに設けられ、テープフィーダが装置本体に装着された状態で、フィーダ側メモリに書き込まれている部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を読み出して装置本体側に有線送信する有線送信手段と、
    装置本体に設けられ、装置本体側に有線送信された部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を受信して本体側メモリに書き込む有線書き込み手段とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 供給された部品を用いて基板に対する所要の作業を行う装置本体と、装置本体に着脱自在に装着され、装填されたテープリールから部品を取り出して装置本体に供給するテープフィーダと、装置本体に設けられ、部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報が書き込まれる本体側メモリと、装置本体に設けられ、本体側メモリに書き込まれたテープフィーダごとの部品の識別情報に基づいて装置本体を作動させる制御を行う制御手段とを備えた部品実装装置において、部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を本体側メモリに書き込む部品実装装置の情報書き込み方法であって、
    テープフィーダを装置本体に装着する前にバーコードリーダによってテープリールに貼付された部品識別バーコードに記録されている部品の識別情報を読み取ってテープフィーダの外部からテープフィーダに設けられたフィーダ側メモリに無線送信する情報読み取り工程と、
    テープフィーダの外部からバーコードリーダによって無線送信された部品の識別情報を受信してフィーダ側メモリに書き込む無線書き込み工程と、
    テープフィーダが装置本体に装着された状態で、フィーダ側メモリに書き込まれている部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を読み出して装置本体側に有線送信する有線送信工程と、
    装置本体側に有線送信された部品の識別情報及びテープフィーダの識別情報を受信して本体側メモリに書き込む有線書き込み工程とを含むことを特徴とする部品実装装置の情報書き込み方法。
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